JP2616176B2 - カードシステム - Google Patents
カードシステムInfo
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- JP2616176B2 JP2616176B2 JP2197148A JP19714890A JP2616176B2 JP 2616176 B2 JP2616176 B2 JP 2616176B2 JP 2197148 A JP2197148 A JP 2197148A JP 19714890 A JP19714890 A JP 19714890A JP 2616176 B2 JP2616176 B2 JP 2616176B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気カードやICカード等の記憶媒体を用いる
カードシステムに関する。
カードシステムに関する。
従来、この種のカードシステムでは、公衆電話や交通
機関の切符の発売や商品の販売等におけるプリペイドカ
ードシステムやクレジットカードシステムとして個々に
実現されており、それぞれのシステムは前払い、後払い
等の各決済方式や、カードの機能内容に対応する固有の
カード処理装置や処理プログラムで構成されていた。
機関の切符の発売や商品の販売等におけるプリペイドカ
ードシステムやクレジットカードシステムとして個々に
実現されており、それぞれのシステムは前払い、後払い
等の各決済方式や、カードの機能内容に対応する固有の
カード処理装置や処理プログラムで構成されていた。
上述した従来のカードシステムでは、個々のシステム
はプリペイド（前払い）やクレジット（後払い）等の各
種の決済方式の内ただ一つの方式のみを対象とし、異な
るいくつかの方式のカードを処理しようとする場合に
は、それぞれに対応するカード処理装置や決済処理等を
行なうプログラムを開発しなければならないという欠点
がある。また、同一決済方式のカードにおいても、機能
追加等で、カード処理装置や処理プログラムを新規に開
発しリビジョンが異なった場合、既に発行されている旧
機能のカードは使用できなくなるという欠点がある。
はプリペイド（前払い）やクレジット（後払い）等の各
種の決済方式の内ただ一つの方式のみを対象とし、異な
るいくつかの方式のカードを処理しようとする場合に
は、それぞれに対応するカード処理装置や決済処理等を
行なうプログラムを開発しなければならないという欠点
がある。また、同一決済方式のカードにおいても、機能
追加等で、カード処理装置や処理プログラムを新規に開
発しリビジョンが異なった場合、既に発行されている旧
機能のカードは使用できなくなるという欠点がある。
本発明は、前払いか後払いかを示す媒体種別情報と、
前記前払いに対しては残高を前記後払いに対しては使用
限度額を示す使用情報と、前記前払いに対しては前記記
憶媒体の発行者を前記後払いに対しては前記記憶媒体の
所有者を示す媒体管理情報とを有する記憶媒体と、前記
記憶媒体における前記使用情報から取引金額を差し引い
て前記使用情報を更新する更新部と前記記憶媒体におけ
る前記媒体種別情報、前記取引金額を前記媒体管理情報
対応に媒体処理情報として記憶する記憶部とを有する媒
体処理手段と、前記前払いに対しては前記記憶媒体の発
行者対応に決済方式情報を管理し、前記後払いに対して
は前記記憶媒体の所有者対応に決済方式情報を管理する
決済情報管理部と、前記決済方式情報を基に前記記憶部
から受信する前記媒体処理情報について前記媒体管理情
報対応に決済処理を行う情報処理部とを有する情報処理
管理手段と、前記媒体処理手段における前記記憶部から
前記情報処理管理手段に前記媒体処理情報を伝達する情
報伝達手段から構成されるカードシステムにおいて、前
記記憶媒体に前記記憶媒体の機能的世代を示す媒体リビ
ジョン情報を有し、前記更新部は前記媒体リビジョン情
報と前記媒体種別情報から受付可能性をチェックし、前
記受付可能な前記記憶媒体に関して前記使用情報の前記
更新を行うことを特徴とする。
前記前払いに対しては残高を前記後払いに対しては使用
限度額を示す使用情報と、前記前払いに対しては前記記
憶媒体の発行者を前記後払いに対しては前記記憶媒体の
所有者を示す媒体管理情報とを有する記憶媒体と、前記
記憶媒体における前記使用情報から取引金額を差し引い
て前記使用情報を更新する更新部と前記記憶媒体におけ
る前記媒体種別情報、前記取引金額を前記媒体管理情報
対応に媒体処理情報として記憶する記憶部とを有する媒
体処理手段と、前記前払いに対しては前記記憶媒体の発
行者対応に決済方式情報を管理し、前記後払いに対して
は前記記憶媒体の所有者対応に決済方式情報を管理する
決済情報管理部と、前記決済方式情報を基に前記記憶部
から受信する前記媒体処理情報について前記媒体管理情
報対応に決済処理を行う情報処理部とを有する情報処理
管理手段と、前記媒体処理手段における前記記憶部から
前記情報処理管理手段に前記媒体処理情報を伝達する情
報伝達手段から構成されるカードシステムにおいて、前
記記憶媒体に前記記憶媒体の機能的世代を示す媒体リビ
ジョン情報を有し、前記更新部は前記媒体リビジョン情
報と前記媒体種別情報から受付可能性をチェックし、前
記受付可能な前記記憶媒体に関して前記使用情報の前記
更新を行うことを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図である。
第１図において、カード100はデータ記憶機能を有するI
Cカードや磁気カード等の記憶媒体であり、プリペイド
（前払い）カードや後払い方式のメンバーカードとして
用いられ、プリペイドカードに対しては額面金額あるい
は残高を、後払い方式のメンバーカードに対しては使用
限度額等の使用可能金額の情報を含むデータ記憶部110
と、プリペイドカードに対しては各カードの発行者の固
有情報を、メンバーカードに対しては所有者等の固有情
報を記憶したカード管理コード記憶部120と、各カード
の決済方法を決めるに必要な前払いか後払いかの情報を
記憶するカード種別記憶部130と、各カードの機能世代
を表わすカードリビジョンを記憶するカードリビジョン
記憶部140とを有し、カード処理手段200に挿入され使用
される毎にデータ記憶部110が更新される。
第１図において、カード100はデータ記憶機能を有するI
Cカードや磁気カード等の記憶媒体であり、プリペイド
（前払い）カードや後払い方式のメンバーカードとして
用いられ、プリペイドカードに対しては額面金額あるい
は残高を、後払い方式のメンバーカードに対しては使用
限度額等の使用可能金額の情報を含むデータ記憶部110
と、プリペイドカードに対しては各カードの発行者の固
有情報を、メンバーカードに対しては所有者等の固有情
報を記憶したカード管理コード記憶部120と、各カード
の決済方法を決めるに必要な前払いか後払いかの情報を
記憶するカード種別記憶部130と、各カードの機能世代
を表わすカードリビジョンを記憶するカードリビジョン
記憶部140とを有し、カード処理手段200に挿入され使用
される毎にデータ記憶部110が更新される。
カード処理手段200−１〜200−ｎは例えば切符の自動
券売機、タクシーの車載装置、商品の自動販売機等であ
る。カード種別認識部210はカード100挿入時に、カード
種別記憶部130より該カードのカード種別を入力し、認
識する。カードリビジョン認識部220はカード100挿入時
に、カードリビジョン記憶部140より該カードのカード
リビジョンを入力し、認識する。カードアクセス部230
は、前述のカード種別およびカードリビジョンに基ずい
て、切符の販売、運賃、料金の清算等の処理を行い、デ
ータ記憶部110に格納されている残高等の記憶情報を更
新する。
券売機、タクシーの車載装置、商品の自動販売機等であ
る。カード種別認識部210はカード100挿入時に、カード
種別記憶部130より該カードのカード種別を入力し、認
識する。カードリビジョン認識部220はカード100挿入時
に、カードリビジョン記憶部140より該カードのカード
リビジョンを入力し、認識する。カードアクセス部230
は、前述のカード種別およびカードリビジョンに基ずい
て、切符の販売、運賃、料金の清算等の処理を行い、デ
ータ記憶部110に格納されている残高等の記憶情報を更
新する。
処理情報通信部240はカードアクセス部230によって更
新されたカード100の情報、すなわちカード種別，カー
ド管理コード，カードリビジョン，料金等のカード処理
情報を記憶したカード処理情報記憶部241からこの情報
を情報伝達手段300を介してカード情報処理管理手段400
に伝達する。
新されたカード100の情報、すなわちカード種別，カー
ド管理コード，カードリビジョン，料金等のカード処理
情報を記憶したカード処理情報記憶部241からこの情報
を情報伝達手段300を介してカード情報処理管理手段400
に伝達する。
情報伝達手段300はオンライン通信ネットワークある
いはフロッピーディスク等で実現され、複数のカード処
理手段200と１つのカード情報処理管理手段400との間で
のカード処理情報の伝達に使用される。
いはフロッピーディスク等で実現され、複数のカード処
理手段200と１つのカード情報処理管理手段400との間で
のカード処理情報の伝達に使用される。
カード情報処理管理手段400は電子計算機システムで
実現され、決済情報の管理や決済処理を行なう。管理情
報通信部410は、情報伝達手段300を経由して、複数のカ
ード処理手段200から送られてくるカード処理情報を受
信する。
実現され、決済情報の管理や決済処理を行なう。管理情
報通信部410は、情報伝達手段300を経由して、複数のカ
ード処理手段200から送られてくるカード処理情報を受
信する。
決済情報管理部420はカード100の発行元や使用者ごと
に決済手段や決済日等の決済条件に関する情報を管理す
る。カード情報アクセス部430は、管理情報通信部410で
受信されたカード処理情報を受け取り、この中に含まれ
るカード管理コードおよびカード種別コードに基ずいて
決済情報管理部420を参照しながら各カード100での取引
きに関する決済処理を行なう。
に決済手段や決済日等の決済条件に関する情報を管理す
る。カード情報アクセス部430は、管理情報通信部410で
受信されたカード処理情報を受け取り、この中に含まれ
るカード管理コードおよびカード種別コードに基ずいて
決済情報管理部420を参照しながら各カード100での取引
きに関する決済処理を行なう。
第２図は、第１図の実施例における動作の流れを示す
図である。
図である。
まず、カード100がカード処理手段200−ｉに挿入され
ると、カード種別認識部210によりカード種別記憶部130
のカード種別データS1が、カードリビジョン認識部220
によりカードリビジョン記憶部140のカードリビジョン
データR1がそれぞれ認識される。ここで例えば、カード
種別データS1が決済方法として後払を表し、カードリビ
ジョンデータR1が複数業界に共通であるという機能をも
つ世代のリビジョンを表わすとする。カードアクセス部
230はカード種別データS1、カードリビジョンデータR1
およびカードの所有者を示すカード管理コード記憶部12
0の管理コードデータC1に基ずき業界に共通で後払に対
応する該カードの使用可否判断や取引金額Ｘによるデー
タ記憶部110のデータD1のデータD2への変更処理を行
う。これらカード100から得られたカード種別データS
1、カードリビジョンデータR1および管理コードデータC
1または取引金額Ｘはカード処理情報記憶部241に記憶さ
れ、情報伝達手段300を介して管理情報通信部410に伝達
される。次に、カード情報アクセス部430において決済
情報管理部420を参照し管理コードデータC1に対応する
決済情報に基ずいて決済処理を行なう。本実施例におい
ては、カード種別データS1が後払を表したので、カード
処理手段200−ｉの所有者への立て替え払いの振替およ
びカード100の所有者への請求処理が該当する。
ると、カード種別認識部210によりカード種別記憶部130
のカード種別データS1が、カードリビジョン認識部220
によりカードリビジョン記憶部140のカードリビジョン
データR1がそれぞれ認識される。ここで例えば、カード
種別データS1が決済方法として後払を表し、カードリビ
ジョンデータR1が複数業界に共通であるという機能をも
つ世代のリビジョンを表わすとする。カードアクセス部
230はカード種別データS1、カードリビジョンデータR1
およびカードの所有者を示すカード管理コード記憶部12
0の管理コードデータC1に基ずき業界に共通で後払に対
応する該カードの使用可否判断や取引金額Ｘによるデー
タ記憶部110のデータD1のデータD2への変更処理を行
う。これらカード100から得られたカード種別データS
1、カードリビジョンデータR1および管理コードデータC
1または取引金額Ｘはカード処理情報記憶部241に記憶さ
れ、情報伝達手段300を介して管理情報通信部410に伝達
される。次に、カード情報アクセス部430において決済
情報管理部420を参照し管理コードデータC1に対応する
決済情報に基ずいて決済処理を行なう。本実施例におい
ては、カード種別データS1が後払を表したので、カード
処理手段200−ｉの所有者への立て替え払いの振替およ
びカード100の所有者への請求処理が該当する。
本実施例では、カード処理手段200からカード情報処
理管理手段400への情報の転送が一つのカード100の処理
がなされる毎に行われる例を示したが、複数のカードの
情報を蓄積してからまとめて転送するようにしてもよ
い。
理管理手段400への情報の転送が一つのカード100の処理
がなされる毎に行われる例を示したが、複数のカードの
情報を蓄積してからまとめて転送するようにしてもよ
い。
以上説明したように本発明によれば、プリペイド（前
払い）やクレジット（後払い）等カードの決済方式が異
っていても、又、同一決済方式のカードであっても、機
能追加等でリビジョンが異っていても、同一のシステム
によって処理することが出来、カード処理の効率化と経
済性、及び便利性を向上させる効果がある。
払い）やクレジット（後払い）等カードの決済方式が異
っていても、又、同一決済方式のカードであっても、機
能追加等でリビジョンが異っていても、同一のシステム
によって処理することが出来、カード処理の効率化と経
済性、及び便利性を向上させる効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図
は、第１図の実施例における動作の流れを示す図であ
る。 100…カード、110…データ記憶部、120…カード管理コ
ード記憶部、130…カード種別記憶部、140…カードリビ
ジョン記憶部、200−１〜200−ｉ…カード処理手段、21
0…カード種別認識部、220…カードリビジョン認識部、
230…カードアクセス部、240…処理情報通信部、241…
カード処理情報記憶部、300…情報伝達手段、400…カー
ド情報処理管理手段、410…管理情報通信部、420…決済
情報管理部、430…カード情報アクセス部。
は、第１図の実施例における動作の流れを示す図であ
る。 100…カード、110…データ記憶部、120…カード管理コ
ード記憶部、130…カード種別記憶部、140…カードリビ
ジョン記憶部、200−１〜200−ｉ…カード処理手段、21
0…カード種別認識部、220…カードリビジョン認識部、
230…カードアクセス部、240…処理情報通信部、241…
カード処理情報記憶部、300…情報伝達手段、400…カー
ド情報処理管理手段、410…管理情報通信部、420…決済
情報管理部、430…カード情報アクセス部。
Claims (1)
- 【請求項１】前払いか後払いかを示す媒体種別情報と、
前記前払いに対しては残高を前記後払いに対しては使用
限度額を示す使用情報と、前記前払いに対しては前記記
憶媒体の発行者を前記後払いに対しては前記記憶媒体の
所有者を示す媒体管理情報とを有する記憶媒体と、前記
記憶媒体における前記使用情報から取引金額を差し引い
て前記使用情報を更新する更新部と前記記憶媒体におけ
る前記媒体種別情報、前記取引金額を前記媒体管理情報
対応に媒体処理情報として記憶する記憶部とを有する媒
体処理手段と、前記前払いに対しては前記記憶媒体の発
行者対応に決済方式情報を管理し、前記後払いに対して
は前記記憶媒体の所有者対応に決済方式情報を管理する
決済情報管理部と、前記決済方式情報を基に前記記憶部
から受信する前記媒体処理情報について前記媒体管理情
報対応に決済処理を行う情報処理部とを有する情報処理
管理手段と、前記媒体処理手段における前記記憶部から
前記情報処理管理手段に前記媒体処理情報を伝達する情
報伝達手段から構成されるカードシステムにおいて、前
記記憶媒体に前記記憶媒体の機能的世代を示す媒体リビ
ジョン情報を有し、前記更新部は前記媒体リビジョン情
報と前記媒体種別情報から受付可能性をチェックし、前
記受付可能な前記記憶媒体に関して前記使用情報の前記
更新を行うことを特徴とするカードシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197148A JP2616176B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197148A JP2616176B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カードシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0488495A JPH0488495A (ja) | 1992-03-23 |
| JP2616176B2 true JP2616176B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16369561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2197148A Expired - Fee Related JP2616176B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616176B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3552171B2 (ja) * | 1994-06-21 | 2004-08-11 | 富士通株式会社 | 料金自動精算システム並びに同システム用無線通信機能付き記憶媒体，同システム用周波数変換装置，同システム用書込装置，同システム用決済装置，同システム用入金装置および同システム用照会装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0470992A (ja) * | 1990-07-04 | 1992-03-05 | Ee C S:Kk | カードシステム |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP2197148A patent/JP2616176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0488495A (ja) | 1992-03-23 |
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Legal Events
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