JP2000268234A - 付帯機能付きプリペイドカードの情報処理システム - Google Patents

付帯機能付きプリペイドカードの情報処理システム

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JP2000268234A
JP2000268234A JP11069324A JP6932499A JP2000268234A JP 2000268234 A JP2000268234 A JP 2000268234A JP 11069324 A JP11069324 A JP 11069324A JP 6932499 A JP6932499 A JP 6932499A JP 2000268234 A JP2000268234 A JP 2000268234A
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Hideo Takashima
秀男 高島
Takayuki Kamata
隆之 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録カードの記憶容量を有効に利用し
て、利用者にカードの再利用を誘導するような情報をI
Cカードに記録し再利用回数を可能な限り増やす。 【解決手段】 利用者が、予めプレミアム情報が付加さ
れている残高ゼロのICカード5と、現金10,000円6を
入金機4に挿入すると、プレミアム額の付いた10,500円
のICカード7が排出される。プレミアム額は入金機4
が読み取ったICカードの情報に基づいて、図示しない
中継装置が記憶しているプレミアム条件により決定され
る。例えば、入金機4がICカード5の再利用回数を5
回と読み取ると、中継装置は入金機4にプレミアム額50
0円と指示し、10,500円のICカード7が排出される。
ICカード7をカードの読書装置3に挿入すると、カー
ドの金額情報が相殺され遊具8が排出される。プレミア
ム額をカード発行会社(センタ)が負担する場合は読書
装置3はセンタに10,500円の請求信号を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペードカード
におけるカード媒体の記憶容量を有効に利用し、この記
憶容量に付帯機能を付加したプリペイドカードの情報処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリペードカードとしては磁気カードが
主流であったが、これらの磁気カードは一般には使い捨
てで使用されている。ところが、近年、カード媒体のコ
スト低減や資源の節約などのために、繰り返し利用する
ことのできる、ICカードなど記憶容量の大きいカード
媒体が使用されはじめている。利用者は、このようなI
Cカードなどを用いて金額情報を再チャージすれば、カ
ードを再利用することができるので、電子マネー的な利
用方法として注目されている。さらに、ICカードは磁
気カードなどに比べて記憶容量が大きいので、金額情報
だけでなく、ICカードを所持する利用者を特定するI
D情報やその他様々な情報を記録することができるの
で、セキュリティ上においても使い勝手の面において
も、極めて有用なカード媒体として利用することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなICカードなどは、カード媒体のコストが磁気カー
ドなどに比べて比較的高いため、カード媒体に金額情報
を更新して再記録しながら繰り返し使わなければ、プリ
ペイドカードとしてコスト的にも資源節約的にもメリッ
トはない。例えば、ICカードのカード媒体のコストが
磁気カードに比べて5倍であれば、少なくとも6回以上
再利用しなければコスト的メリットはない。しかし、プ
リペイドカードの利用者は、磁気カードとICカードの
区別を知る必要がなく、通常は、プリペイドカードとし
ての感覚から、使い切ったら価値のないものとして破棄
する習慣がある。このため、再利用可能なICカードで
あっても、使い棄てられるおそれも多々あり、必ずし
も、カード媒体のコスト低減や資源の節約につなげるこ
とはできない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ICカードなどの情報記録カ
ードの記憶容量を有効に利用して、利用者にカードの再
利用を誘導させるような情報をこの情報記録カードに記
録し、再利用回数を可能な限り増やすことにより、カー
ド媒体の見かけ上のコストを低減させたプリペイドカー
ドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プリペードカードとして用いられる情報
記録カード、例えばICカードの残高がゼロになったり
少なくなったとき、このICカードと現金を入金機に投
入すると、所定の金額情報が再チャージされると共に、
プレミアムが付加されたICカードが排出されるように
構成したことを特徴とする。あるいは、再利用回数や入
金額が多いプリペイドカードを使用した場合には、景品
などのサービスが得られる当たり確率を高くしたり、ま
たは、未使用や使用途中のICカードの換金ができるよ
うにしたり、割引価格でプリペイドカードを購入するこ
とができるように構成したことを特徴とする。すなわ
ち、ICカード内の余った記憶容量を有効に利用して、
このような様々な付帯機能をICカードに付加すること
により、ICカード所持者に対して、金額情報がゼロに
なったICカードと現金を再び入金機に挿入させるよう
に誘導することができ、ICカードの再利用を促進させ
ることができる。
【0006】すなわち、本発明に係るプリペイドカード
の情報処理システムは、金額情報を更新して、複数回使
用することのできるシステムであって、金銭を投入して
プリペイドカードの金額情報を更新する毎に、更新回数
に応じて定められたプレミアム額を投入金額に加算し
て、プリペイドカードに更新金額情報を記録する入金手
段と、プリペイドカードの更新回数とプレミアム額との
対応関係に基づくプレミアム条件を記憶すると共に、前
記入金手段において金額更新対象となるプリペイドカー
ドの更新回数の情報およびプレミアム条件よりプレミア
ム額を決定し、プレミアム額をさらに加算した更新金額
情報を前記プリペイドカードに記録するよう入金手段に
指示する情報管理手段とを備える。このシステムにおい
て、読書手段により金額情報が更新されたプリペイドカ
ードと金銭とを入金手段に投入すると、情報管理手段か
らの指示情報により、入金手段が、更新回数に応じたプ
レミアム額と投入金額とを加算した更新金額情報を記録
したプリペイドカードを排出する。なお、サービスの提
供や、物品の販売は、金額情報が記録されたプリペイド
カードから情報内容を読み書きして、記録された金額情
報から有料サービスの対価を相殺して金額情報の更新を
行う読書手段により行われる。
【0007】また、本発明に係るプリペイドカードの情
報処理システムは、金額情報を更新して、複数回使用す
ることのできるシステムであって、利用形態に基づくプ
リペイドカードのカード種別と、更新回数情報と、更新
金額情報とが記録されたプリペイドカードから情報内容
を読み取り、記録された更新金額情報から有料サービス
の対価を相殺すると共に、カード種別と更新回数情報と
更新金額情報とのうち、少なくとも1つの情報内容に基
づいて決定された無料サービスの得られる発生確率に基
づき、無料サービスの提供を実行する読書手段と、プリ
ペイドカードのカード種別と更新回数情報と更新金額情
報の各情報内容毎に予め設定された発生確率一覧表を記
憶し、読書手段から送信された各情報内容に基づく発生
確率を決定し、決定された発生確率による無料サービス
を実行するように、読書手段に指示する情報管理手段と
を備える。このシステムにおいて金額情報が記録された
プリペイドカードを読書手段に挿入することによって、
情報管理手段からの指示情報により、読書手段が、有料
サービスの対価を相殺すると共に、無料サービスを提供
する。なお、このシステムにおいて、金銭を投入してプ
リペイドカードの金額情報を更新する毎に、更新金額情
報と更新回数情報とをプリペイドカードに記録する入金
手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0008】また、本発明は、金銭を投入してプリペイ
ドカードに記録されれる金額情報を更新する入金機であ
って、プリペイドカードに記録されたカード情報を読み
取る手段と、前記カード情報に基づき決定されるプレミ
アム額を取得する手段と、入金機に投入された投入金額
に前記プレミアム額を加算した額より求められる更新金
額情報を前記プリペイドカードに記録する手段とを備え
る。
【0009】また、本発明は、金銭とプリペイドカード
を投入して金額情報の更新記録を行う入金機からの情報
に基づき、更新すべき金額情報の記録を実行するように
前記入金機に指示する情報管理装置であって、前記プリ
ペイドカードの更新回数とプレミアム額との対応関係に
基づくプレミアム条件を予め記憶した記憶手段と、前記
入金機において金額更新対象となるプリペイドカードの
更新回数の情報および前記プレミアム条件に基づいてプ
レミアム額を決定する手段と、前記プレミアム額をさら
に加算した更新金額情報を前記プリペイドカードに記録
するように前記入金機に指示する手段とを備える。
【0010】また、本発明は、金額情報が記録されたプ
リペイドカードから情報内容を読み書きして、記録され
た金額情報から有料サービスの対価を相殺し、プリペイ
ドカードの金額情報の更新を行う読書装置であって、利
用形態に基づくプリペイドカードのカード種別情報と、
前記プリペイドカードへの金額情報の更新回数に基づく
更新回数情報と、前記プリペイドカードへの更新金額に
基づく更新金額情報との、それぞれの情報が記録された
プリペイドカードから各情報内容を読み取る手段と、前
記カード種別情報と前記更新回数情報と前記更新金額情
報とのうち、少なくとも1つの情報内容に基づいて決定
された無料サービスの得られる発生確率に基づき前記無
料サービスの提供を実行させる手段とを備える。ここ
で、「サービス」とは、通常の意味のサービスのほか、
物品の販売、遊具の貸し出しをも含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。尚、以下の説明では、プリ
ペードカードとして用いられる情報記録カードとして、
ICカードを用いて説明する。図1は、本発明の実施の
形態に適用されるICカードの処理システムの構成図で
ある。このICカードの処理システムは、例えば、サー
ビス提供施設などに設置され、ICカードを利用して、
商品の販売(以下、物販と云う)や有料サービスの提供
(以下、サービス提供と云う)あるいは遊具の貸し出し
(以下、遊具貸しと云う)などを行う。尚、サービス提
供施設とは、デパート、スーパー、小売店、飲食店ある
いはゲームセンターなどの遊興施設など、大衆に有料サ
ービス(以下、サービスと云う)を提供する施設であ
る。
【0012】図1において、ICカードの処理システム
は、情報の中枢部である中継装置1に、少なくとも、カ
ード発券機2と、カードの情報を読み書きする読書装置
3と、カード及び現金を挿入する入金機4とが接続され
ている。中継装置1は、ICカードの金額情報をサービ
ス施設毎に決済したり、ICカードの利用回数などに応
じてプレミアムを付加するなどの付帯情報を格納してお
り、各装置にプレミアムの実行を指示するなど、情報の
総合管理を行う機能を備えている。また、カード発券機
2は、サービス提供施設を利用する一般の利用者(以
下、非会員と云う)に、金額情報などの記録されたIC
カードを有料発行する装置である。尚、予め登録してあ
る利用者(以下、会員と云う)は、金額情報などの記録
されたICカードを予め所持している。
【0013】さらに、読書装置3は、ICカードを挿入
することにより所望の物販、サービス提供あるいは遊具
貸しを行うと共に、対価に相当する金額情報をICカー
ドから相殺して、残高の金額情報をICカードに記録す
る装置である。そして、入金機4は、残高がゼロまたは
少なくなったICカードと所定の現金を投入すると、更
新した金額情報をICカードに記録すると共に、中継装
置1からの指示またはカード入金機4自身の判断で、I
Cカードの利用回数などに応じて、ICカードにプレミ
アムなどの情報を付加する機能などを備えた装置であ
る。尚、図示しないが、中継装置1は、カード発行会社
であるセンタに接続されており、このセンタが、チェー
ン店間の全ての中継装置1を通して金額情報を決済する
ことができるように構成されている。
【0014】次に、このような構成のICカードの処理
システムの動作について、幾つかの実施の形態を説明す
る。尚、以下に述べる実施の形態では、サービス提供施
設をゲームセンターなどの遊興施設を例に挙げて説明す
る。先ず、第1の実施の形態は、ICカードの再利用回
数に応じてプレミアム額を付けるシステムである。図1
において、会員/非会員が、残高が少なくなったりゼロ
になったICカードと所定の現金を入金機4に投入する
(以下、リチャージという)と、更新された金額情報と
更新回数(以下、リチャージ回数という)が記録された
ICカードが排出されると共に、入金機4に更新回数が
表示される。尚、リチャージ回数は必ずしも入金機4に
表示しなくてもよいが、会員/非会員の再利用を促進さ
せるために表示する方が望ましい。
【0015】すなわち、ICカードをリチャージする
と、入金機4により、リチャージ回数に応じてプレミア
ム額を付けた金額情報がICカードに記録される。リチ
ャージ回数nとプレミアム額Pとの関係は任意に設定で
きるようにしてある。例えば、図2のリチャージ回数と
プレミアム額との関係の一例を示す図のように、プレミ
アム額をリチャージ回数に応じて順次に増額する方法
と、段階的に増額する方法などがある。すなわち、同図
(a)のように、リチャージ回数7回のときプレミアム
額100円、8回で200円などと、リチャージ回数が増える
毎に、プレミアム額を順次に増額していってもよいし、
(b)のように、リチャージ回数10回でプレミアム額10
0円、20回で200円などと、一定のリチャージ回数毎に段
階的にプレミアム額を増やしていってもよい。この他、
種々の方法によってリチャージ回数に対してプレミアム
額を増額することもできる。
【0016】また、プレミアム額は、複数のサービス提
供施設の中継装置1における決済情報を総合的に管理す
るカード発行会社(センタ)で負担する場合と、個々の
サービス提供施設の中継装置1が管理してサービス提供
施設毎に負担する場合とがあり、中継装置1によって、
何れにするかは任意に設定することができる。図3は、
プレミアム額をカード発行会社(センタ)が負担する場
合の概念図である。すなわち、残高ゼロのICカード5
と現金10,000円6を入金機4に挿入すると、プレミアム
がついて、10,500円のICカード7が排出される。そし
て、会員/非会員は、10,500円のICカード7を読書装
置3に挿入すると、金額に相当する遊具8(ここでは、
10,500円相当の遊具となる)が排出される。そして、読
書装置3は、中継装置(図示せず)を通して、センタへ
10,500円の金額情報の請求信号を送出する。図4は、プ
レミアム額をサービス提供施設が負担する場合の概念図
である。この場合は、図3の場合と同様の方法により、
プレミアムのついた10,500円のICカード7を取得し
て、これを読書装置3に挿入すると、読書装置3は、中
継装置(図示せず)を通してセンタにプレミアム額の50
0円を除いた10,000円の請求信号を送出する。
【0017】また、上に述べた実施の形態の応用とし
て、例えば、リチャージ回数がX回のときだけプレミア
ムを付けるかどうかをくじによって設定したり、リチャ
ージ回数によってくじの当たる確率を変えたりすること
もできる。すなわち、くじで当たった場合のみ、リチャ
ージ回数が5回で500円のプレミアム額を付けたり、リ
チャージ回数5回のときは当たる確率は1/10であるが、
リチャージ回数10回のときは当たる確率は1/5にして100
0円のプレミアム額を付けるなどである。さらに、毎日
リチャージ時にプレミアムを付けるかどうかを、くじに
よって決定することも可能である。また、同じリチャー
ジ回数でも、リチャージ金額が多い程、プレミアムを付
けるくじの当選確率を高くする方法もある。
【0018】次に、本発明のICカードの処理システム
の第2の実施の形態における動作について説明する。こ
の実施の形態は、カードの種類やリチャージ回数あるい
は入金額などによって、景品などのサービスが得られる
確率(以下、発生確率と云う)を変えるようにしたシス
テムである。すなわち、読書装置3が、プリペイドカー
ドのカードデータより、『会員カード』と『非会員カー
ド』とを識別したり、リチャージ回数や入金額を読み取
って、それぞれに対応する発生確率を決定してこれを実
行する。例えば、サービスが得られる発生確率を『会員
カード』と『非会員カード』とで変えて設定する。すな
わち、発生確率を、『会員カード』の場合は1/20
0、『非会員カード』の場合は1/400などと設定し
て、『会員カード』の方が景品などのサービスが当たり
やすくしたり、同じ『会員カード』でも、リチャージ回
数5回のときは発生確率を1/500、リチャージ回数
10回のときは発生確率を1/100などとして、リチ
ャージ回数が多くなるほど当たりやすくする。入金額の
多少についても同様に発生確率を変える。
【0019】発生確率は、図1のシステムにおいて、中
継装置1からのオンラインによるダウンロードによって
設定することもできるし、読書装置3単体でも設定する
ことができる。何れの設定においても、読書装置3にI
Cカードを挿入すると、読書装置3が、ICカードのカ
ードデータから会員/非会員のカード種別やリチャージ
回数や入金額を読み取り、この情報を中継装置1に送信
する。すると、中継装置1は、予め格納されているデー
タ毎の発生確率一覧表を参照して、それぞれの場合の発
生確率を決定し、読書装置3に対して発生確率に基づく
サービスの実行を指示する。発生確率は、一般には、リ
チャージ回数や入金額が多い程高くしてあり、例えばリ
チャージ回数n回目の発生確率は1/N、他の例として
総入金額(すなわち、リチャージ回数×入金額)>規定
金額、のときの発生確率は1/Nなどと決められてい
る。
【0020】図5は、中継装置1が備える、会員/非会
員カード毎の発生確率設定機能の一覧表である。同図に
おいて、ON/OFFスイッチは、それぞれの発生確率
の設定機能を、ON(入力)したりOFF(遮断)した
りするためのスイッチであり、ONの場合はそれぞれの
設定項目の設定内容を入力し、OFFの場合は設定項目
に”0”を入力する。以下、幾つかの場合について、各
設定項目を入力して発生確率を決定する例を説明する。
【0021】先ず、会員カード(A)のときのみ発生確
率を上げるように機能設定する場合は、中継装置1が備
える演算用メモリAに『発生確率』を設定して、メモリ
B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L=0を設
定する。これによって、会員カード(A)のみが発生確
率の設定機能を有し、会員カードのリチャージ回数(B
1,B2…)、発生確率(1/C1,1/C2…)、総
入金額(D)、リチャージ回数(E)、発生確率(1/
F)及び非会員カード(G)、非会員カードのリチャー
ジ回数(H1,H2…)、発生確率(1/I1,1/I
2…)、総入金額(J)、リチャージ回数(K)、発生
確率(1/L)については、発生確率の設定機能はスイ
ッチオフされている。
【0022】次に、会員カード(A)のとき発生確率を
上げ、さらに、会員カード(A)の総入金額(D)が規
定値より多いときに発生確率を上げる場合は、Aに『発
生確率』を入力し、Dに『総入金額』を入力する。さら
に、リチャージ回数のand条件があれば、Eに『リチ
ャージ回数』を入力する。例えば、総入金額10万円、
但しリチャージ回数30回以上で発生確率を上げる場合
なら、Dに『100,000円』を入力し、Eに『リチャージ
30回』を入力し、リチャージ回数が30回以下ならば
E=0を入力する。また、Fに『発生確率』を入力す
る。それ以外は、B,C,G,H,I,J,K,L=0
を入力する。
【0023】また、会員カード(A)、非会員カード
(G)に関係なく、リチャージ回数が10回目(以上)
のときに発生確率を上げる場合は、A=0、G=0を入
力、B1に『リチャージ回数10』、H1に『リチャー
ジ回数10』を入力、C1に『発生確率』を入力し、I
1に『発生確率』を入力する。それ以外は、D,E,
F,J,K,L=0を入力する。
【0024】さらに、会員カード(A)は、リチャージ
回数5回目(以上)と10回目(以上)のときのに2段
階で発生確率を上げ、非会員カード(G)は、リチャー
ジ回数10回目(以上)と20回目(以上)のときに2
段階で発生確率を上げる場合は、B1に『リチャージ回
数5』、B2に『リチャージ回数10』を入力し、H1
に『リチャージ回数10』、H2に『リチャージ回数2
0』を入力する。さらに、C1に『発生確率1』を、C
2に『発生確率2』を、I1に『発生確率1』を、I2
に『発生確率1』を、それぞれ入力する。そして、A,
D,E,F,J,K,L=0を入力する。
【0025】また、会員カード(A)のときはリチャー
ジ回数5回で発生確率を高くし、さらに、総入金額が5
万円(但し、リチャージ回数10回以上)のときに発生
確率を高くする場合は、B1に『リチャージ回数5』を
入力し、C1に『発生確率1』を入力する。さらに、D
に『50,000円』を入力し、Eに『リチャージ回数10』
を入力し、Fに『発生確率2』を入力する。そして、
A,G,H,I,J,K,L=0を入力する。
【0026】次に、本発明のICカードの処理システム
の第3の実施の形態における動作について説明する。こ
の実施の形態は、ICカードを挿入すると現金が返却さ
れるようなシステムである。すなわち、ICカードなど
の有価証券の買い取り及び販売システムである。先ず、
ICカードの買い取りシステムについて説明する。例え
ば、図1のシステムにおいて、10,000円分のICカード
を入金機4に挿入すると、買取率によって減額されて9,
600円の現金が返却される。買取率は、入金機4単体で
ローカルに設定することもできるし、中継装置1からの
オンラインにより設定することもできる。また、買取率
はICカードの額面に応じて0〜100%の範囲で任意の
率に設定することができる。
【0027】また、満額券(すなわち、未使用券)だけ
の買い取りや、途中使用されている券の残額に応じた買
い取りについて、入金機4でローカルに設定することも
できるし、中継装置1からのオンラインで設定すること
もできる。さらに、返却現金の単位を『1万円』、『千
円』、『百円』、『十円』、『1円』単位で行うことが
できるように設定できる。例えば、返却現金の単位が
『百円』に設定されている場合は、『千円』券に対して
960円(買取率96%)であっても900円に切り下
げて返却する。また、960円の返却に対して『千円』
に切り上げることも可能である。さらに、四捨五入して
現金を返却することも可能である。これらの切り下げ、
切り上げ、四捨五入は、入金機4単体でローカル設定す
ることもできるし、中継装置1からのオンラインで設定
することもできる。
【0028】さらに、買取率、満額券/使用途中券、返
却金額単位、切り下げ/切り上げ/四捨五入は、券面額
及び残高毎のカード種類に応じて設定を行うことも可能
である。また、他店カード、自店カードに応じての返却
設定も任意に行うことができる。
【0029】さらに、ICカードを読書装置3や入金機
4に挿入すると、カード情報やカード媒体特徴の真贋判
定を行うこともできる。真贋判定は、オフライン時は入
金機4単体でのチェックのみを実施し、不正カードの場
合は入金システムの機能停止を行う。また、オンライン
時は、入金機4単体でのチェック及び中継装置1でのチ
ェックを行う。尚、オンライン時も入金機4単体だけの
チェックのみで有効にすることも可能である。なお、真
贋判定としては、入金機4において行うICカードの形
状、ICカードに印刷されたバーコード等に基づくチェ
ックがあり、中継装置1において行う中継装置1で記憶
するIDと残高額とICカードに記録されたIDと残高
額の一致、不一致によるチェックがある。
【0030】次に、真贋判定でOKの場合は、額面に対
して買取率を掛けて相当分の現金を返却する。また、途
中使用券が許可されている場合は、残額分に買取率を掛
けた現金を返却する。尚、カード券種毎の購入枚数、返
却カードデータの額などの買い取りデータを入金機4に
蓄積する。そして、必要に応じて、入金機4などのディ
スプレイに表示したり、プリンタで出力することも可能
である。さらに、オンライン時に入金機4へのカード挿
入時、カード情報及びカード媒体特徴データなどを中継
装置1に送信し、中継装置1からのOK信号を受信した
ときだけ現金を返却するようにすることも可能である。
【0031】また、真贋判定でNGの場合は、カード取
り込み及びカード返却の2つのモード設定を行うことが
できる。設定は、入金機4でローカルに行うこともでき
るし、中継装置1によるオンライン設定にすることもで
きる。尚、中継装置1から予めIDナンバーが指定され
ているICカードが挿入された場合は、不正カードと判
断してカード取り込みかカード返却の何れかの動作を行
うことができる。さらに、必要に応じて、NG情報を入
金機4のディスプレイに表示したり、プリンタで出力す
ることも可能である。尚、このときのNG情報は中継装
置1に送信する。また、NGカードの場合、入金機4に
エラー表示したり入金機4のパドランプを点灯すること
も可能である。
【0032】次に、ICカードの販売システムについて
説明する。このシステムでは、入金機4に現金を挿入す
るとICカードが返却されるが、このときプレミアムが
付いて、例えば、9,900円の現金を入金機4に挿入する
と10,000円のICカードが返却される。このとき、プレ
ミアムを付ける販売価格率は、入金機4単体でローカル
設定することもできるし、中継装置1からのオンライン
設定で行うこともできる。さらに、販売価格率は、額面
に応じて、0〜100%の範囲で任意の値に設定すること
ができる。また、満額面だけの販売や途中使用されてい
る券を含む販売を、入金機4単体でローカルに設定する
こともできるし、中継装置1からのオンラインで設定す
ることもできる。
【0033】販売金額の単位は、『1万円』、『千
円』、『百円』、『十円』、『1円』単位で行うことが
できるようにし、この設定は、入金機4単体でローカル
に行うこともできるし、中継装置1からのオンラインで
設定することもできる。さらに、販売率、満額券/使用
途中券、販売金額単位は、カード種類に応じた任意の設
定が可能である。また、買い取ったICカードを入金機
4内で販売に廻すことも可能である。さらに、販売時の
現金を、入金機4内で買い取り時の現金に廻すことも可
能である。また、ICカード券種毎の販売枚数や販売額
あるいはカードデータなどの販売データは入金機4に蓄
積され、必要に応じて入金機4のディスプレイに表示し
たり、プリンタで出力することができる。また、オンラ
イン時には、これらの販売データを中継装置1に送信す
る。
【0034】次に、会員カードの買い取り及び販売シス
テムについて説明する。このシステムでは、会員のみが
ICカードの買い取りや販売、若しくはこれらの両方を
行うことができる。この場合、会員カードを入金機4に
挿入し、若しくはパスワード入力(すなわち、会員ナン
バー入力)などを行って、会員と判定された場合だけ
に、買い取り、販売、若しくはこれらの両方が行えるよ
うにする。また、他業種のプリペードカードや商品券な
ども、同時に買い取り、販売、若しくはこれらの両方が
行えるようにする。
【0035】次に、第1の実施の形態において、ICカ
ードのリチャージ回数に応じてプレミアム額を決定する
場合の、各装置の処理の流れをフロー図を用いて説明す
る。図6は、ICカードに記録されている情報内容を示
す図である。また、図7は、第1の実施の形態で、入金
機がプレミアム額の付いたICカードを排出する処理の
流れを示すフロー図である。このフロー図は、中継装置
1がプレミアム情報を持っている場合の処理の流れを示
しているが、入金機4がプレミアム情報を持っていても
よい。
【0036】先ず、図7により入金機4の処理の流れを
説明する。ICカードには、最低限カードを特定するI
Dナンバーが記録されていればよいが、この例では、図
6に示すようにIDナンバーの他に、会員/非会員、リ
チャージ回数、カード残高情報、プレミアム額などの情
報が記録されている。そして、これらの情報が記録され
たICカードと所定の現金を入金機4に挿入すると(S
1)、入金機4は、入金額と、図6に示すようなICカ
ードの情報(ID、リチャージ回数など)を読み取り
(S2)、中継装置1にカードの正/不正のチェックを
依頼するために、これらの情報を中継装置1に送信する
(S3)。
【0037】中継装置1では、IDナンバーに基づいて
ICカードの正/不正をチェックすると共に、正当であ
れば、更新額、リチャージ回数、プレミアム額などの更
新情報を入金機4に送信する。ここで、入金機4がカー
ド情報の不正信号を受信した場合は(S4,NO)、挿
入した現金とICカードを返却して(S5)、終了す
る。一方、入金機4がカード信号の正当信号と更新情報
を受信した場合は(S4、YES)、中継装置1からの
更新情報に基づいて、ICカードのカード情報(すなわ
ち、更新額、リチャージ回数、プレミアム額など)の更
新を行う(S6)。そして、情報が更新されたICカー
ドが使用者に返却されて(S7)、終了する。
【0038】次に、中継装置1の処理の流れを説明す
る。図8は、中継装置が保有するプレミアム条件を設定
するために、中継装置が記憶している記憶情報の内容を
示す図である。すなわち、カードIDナンバー毎に、リ
チャージ回数、個々の入金額と入金日時、入金総額、個
々のプレミアム額、プレミアム総額及びカード残高など
を記憶している。また、これらの記憶情報は決済情報と
してセンタへ送信されて、センタに対して決済を依頼す
る。さらに、中継装置は図2に示すようなプレミアム額
を決定するための情報を記憶している。図9は、第1の
実施の形態で、入金機がプレミアム額の付いたICカー
ドを排出するときの、中継装置の処理の流れを示すフロ
ー図である。
【0039】先ず、中継装置1は、入金機4よりカード
のIDナンバー、入金額、カード残高、リチャージ回数
を受信する(S11)。そして、受信したIDナンバー
に基づいて、中継装置1は図8に示すような自己の保有
するデータベースを参照して、カード残高、リチャージ
回数が正しいかどうかの判定を行う(S12)。判定結
果が正しくなければ(S12、NO)、不正なカードと
判断して、入金機4にエラー信号を送信し(S13)、
終了する。一方、判定結果が正当であれば(S12、Y
ES)、図2に示すような中継装置の記憶内容を参照し
て、プレミアム条件に基づくプレミアム額を決定する
(S14)。さらに、入金機4からの情報に基づいて、
カード残高、リチャージ回数を決定する。リチャージ回
数は1回の入金によるカード使用に対して”1”を加算
する(S15)。そして、これらの決定情報に基づい
て、カード残高、プレミアム額、リチャージ回数を入金
機4に送信する(S16)。さらに、中継装置1は、自
身のデータベースの内容を更新して(S17)、終了す
る。
【0040】尚、前述のフローでは、中継装置1でプレ
ミアム額を決定したが、入金機4でプレミアム額を決定
することもできる。また、図7、図9のフロー図では、
第1の実施の形態の、リチャージ回数に応じてプレミア
ム額を決定する場合を例として説明した。第2の実施の
形態のくじなどの当たる確率を変える場合については、
読書装置3が、ICカードのデータから会員/非会員の
カード種別やリチャージ回数や入金額を読み取り、これ
を中継装置1に送信する。そして、中継装置1がデータ
毎の発生確率一覧表から発生確率を決定し、読書装置3
に対して発生確率に基づく無料サービスの実行を指示す
る。したがって、フロー図よる説明を必要とする内容で
はないのでこれを省略する。
【0041】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では、情報記録
カードとしてICカードを用いて説明したが、十分な記
録容量を有するのであれば、これ以外に、光カードや光
磁気カードなどを用いても本発明を適用できることは云
うまでもない。また、上記の実施の形態では、ゲームセ
ンタなどの遊興施設を例に挙げて説明したが、デパー
ト、スーパ、小売店、などでも適用できるし、銀行など
のATM装置にも応用することができる。また、プレミ
アム額の決定方法や、無料サービスなどが当たる発生確
率を設定する方法は、上記の実施の形態以外に様々な方
法が考えられる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるプリ
ペードカードの情報処理システムによれば、カード媒体
の余った記憶容量を有効に利用して、プレミアム情報
や、くじの当る発生確率情報などの付帯情報として使用
することにより、プリペイドカードの再利用を誘導する
ようなカード形態にしたことを特徴としている。すなわ
ち、プリペイドカードの再利用回数によって増加してゆ
くようなプレミアム額の情報や、カード種別や再利用回
数や入金額などによって、景品などのサービスの当たる
確率を変えてゆく情報などを、プリペイドカードの余っ
た記憶容量に記録させ、これらの情報を、プリペイドカ
ード使用時に利用者が有効に活用できるようにしたもの
である。
【0043】このようなカード形態によって、利用者
は、ごく自然に、プリペイドカードを何度も更新して使
用するようになる。したがって、カード媒体の単価が高
いICカードや光カードなどであっても、同じカードを
何度も更新して再利用するので、見かけ上のカードコス
トを大幅に低減させることができるし、当然、資源の節
約にも繋がる。また、プリペイドカードとしての利用形
態の応用範囲も広がり、サービス提供施設内において電
子マネー的な使い方として広く普及することが期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に適用される、ICカー
ドの処理システムの構成図である。
【図2】 リチャージ回数とプレミアム額との関係の一
例を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態において、プレミ
アム額をカード発行会社(センタ)が負担する場合の概
念図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態において、プレミ
アム額をサービス提供施設が負担する場合の概念図であ
る。
【図5】 本発明の第2の実施の形態において、中継装
置が備える、会員/非会員カード毎の発生確率設定機能
の一覧を表す図である。
【図6】 第1の実施の形態の場合の、ICカードに記
録されている情報内容を示す図である。
【図7】 第1の実施の形態で、プレミアム額の付いた
ICカードを排出する処理の流れを示す、入金機のフロ
ー図である。
【図8】 第1の実施の形態において、中継装置が保有
するプレミアム条件を設定するために、中継装置が記憶
している記憶情報の内容を示す図である。
【図9】 第1の実施の形態で、入金機がプレミアム額
の付いたICカードを排出するときの、中継装置の処理
の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1…中継装置、2…カード発券機、3…読書装置、4…
入金機、5…残高ゼロのICカード、6…現金10,000
円、7…プレミアム額のついた10,500円のICカード、
8…遊具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA02 AA05 AA06 AA09 AA20 BA01 BA02 BA06 CA04 CA06 CB01 DA01 DA03 DA06 DA10 DB02 DB05 DD01 DE01 DE03 DE04 DE07 DE10 EA03 EA20 5B058 KA08 KA40 YA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金額情報を更新して、複数回使用するこ
    とのできるプリペイドカードの情報処理システムにおい
    て、 金銭を投入して前記プリペイドカードの金額情報を更新
    する毎に、更新回数に応じて定められたプレミアム額を
    投入金額に加算して、前記プリペイドカードに更新金額
    情報を記録する入金手段と、 プリペイドカードの更新回数とプレミアム額との対応関
    係に基づくプレミアム条件を記憶すると共に、前記入金
    手段において金額更新対象となるプリペイドカードの更
    新回数の情報および、前記プレミアム条件よりプレミア
    ム額を決定し、前記プレミアム額をさらに加算した更新
    金額情報を前記プリペイドカードに記録するよう前記入
    金手段に指示する情報管理手段とを備えたことを特徴と
    するプリペードカードの情報処理システム。
  2. 【請求項2】 金額情報を更新して、複数回使用するこ
    とのできるプリペイドカードの情報処理システムにおい
    て、 利用形態に基づくプリペイドカードのカード種別と、更
    新回数情報と、更新金額情報とが記録されたプリペイド
    カードから情報内容を読み取り、記録された更新金額情
    報から有料サービスの対価を相殺すると共に、前記カー
    ド種別と前記更新回数情報と前記更新金額情報とのう
    ち、少なくとも1つの情報内容に基づいて決定された無
    料サービスの得られる発生確率に基づき、前記無料サー
    ビスの提供を実行する読書手段と、 前記プリペイドカードのカード種別と更新回数情報と更
    新金額情報の各情報内容毎に予め設定された発生確率一
    覧表を記憶し、前記読書手段から送信された前記各情報
    内容に基づく発生確率を決定し、決定された発生確率に
    よる無料サービスを実行するように、前記読書手段に指
    示する情報管理手段とを備えたことを特徴とするプリペ
    イドカードの情報処理システム。
  3. 【請求項3】 金銭を投入してプリペイドカードに記録
    されれる金額情報を更新する入金機において、 プリペイドカードに記録されたカード情報を読み取る手
    段と、 前記カード情報に基づき決定されるプレミアム額を取得
    する手段と、 入金機に投入された投入金額に前記プレミアム額を加算
    した額より求められる更新金額情報を前記プリペイドカ
    ードに記録する手段とを備えたことを特徴とする入金
    機。
  4. 【請求項4】 金銭とプリペイドカードを投入して金額
    情報の更新記録を行う入金機からの情報に基づき、更新
    すべき金額情報の記録を実行するように前記入金機に指
    示する情報管理装置において、 前記プリペイドカードの更新回数とプレミアム額との対
    応関係に基づくプレミアム条件を予め記憶した記憶手段
    と、 前記入金機において金額更新対象となるプリペイドカー
    ドの更新回数の情報および前記プレミアム条件に基づい
    てプレミアム額を決定する手段と、 前記プレミアム額をさらに加算した更新金額情報を前記
    プリペイドカードに記録するように前記入金機に指示す
    る手段とを備えたことを特徴とする情報管理装置。
  5. 【請求項5】 金額情報が記録されたプリペイドカード
    から情報内容を読み書きして、記録された金額情報から
    有料サービスの対価を相殺し、プリペイドカードの金額
    情報の更新を行う読書装置において、 利用形態に基づくプリペイドカードのカード種別情報
    と、前記プリペイドカードへの金額情報の更新回数に基
    づく更新回数情報と、前記プリペイドカードへの更新金
    額に基づく更新金額情報との、それぞれの情報が記録さ
    れたプリペイドカードから各情報内容を読み取る手段
    と、 前記カード種別情報と前記更新回数情報と前記更新金額
    情報とのうち、少なくとも1つの情報内容に基づいて決
    定された無料サービスの得られる発生確率に基づき前記
    無料サービスの提供を実行させる手段とを備えたことを
    特徴とする読書装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002133448A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Hitachi Ltd 電子切符の使用方法
JP2002279498A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Tamura Electric Works Ltd 自動販売機及び空き容器回収システム
JP2002298044A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Itochu Corp クレジット処理方法及びシステム

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