JP4393095B2 - 遊技システムの制御方法及び遊技システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技システムの制御方法及び遊技システムに関し、特に、遊技媒体貸出装置に貨幣が投入されたものの遊技媒体の貸し出しが行われなかった貨幣の額(残価値)を識別媒体に関連付けて記録する遊技システムの制御方法及び遊技システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロット(パチスロ)やパチンコなどの遊技は、メダル貸出機やパチンコ玉貸出機などの遊技媒体貸出機から借り受けたメダルやパチンコ玉などの遊技媒体をスロットマシン(パチスロ台)やパチンコ台などの遊技機で使用することにより行なわれる。
【0003】
このとき、台間メダル貸出機など、高額紙幣を含む貨幣を受け付けることが可能なメダル貸出機において、貨幣を受け付けたもののメダルの貸し出しが行われずに残金が発生すると、残金の額(残価値)は、精算カードなどの記録媒体が有する識別情報(カードID)に関連付けてターミナルコンピュータ(T/C)に記憶される。
【0004】
そして、精算カードが精算機に挿入されると、精算機は、残価値に基づいて貨幣の払い出しを行い、また、他のメダル貸出機に挿入されると、精算カードが挿入されたメダル貸出機から残価値に基づいたメダルの貸し出しが行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特願2002−245995(段落「0022」〜「0023」など)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、残価値の精算期限は当日限りであり、当日の精算を忘れた遊技客と店側との間でトラブルが生じることがあった。
【0007】
また、精算期限を延長すると、保存データが膨大となり、システムの維持・管理に必要なコストが増大すると共に、残価値に基づいて貨幣の払い出しやメダルの貸し出しなどの精算処理を行う際には、残価値を示す残価値情報の読み出しに時間がかかり、迅速な処理の妨げとなる恐れがあった。
【0008】
加えて、会員登録や来店回数等にともなうメリットがないため、会員数の増加や遊技客の再来店が見込み難く、固定客の囲み込みが困難であった。
【0009】
そこで本発明では、システムの維持・管理にかかるコストの増大や精算処理の遅延を抑えつつ、固定客の囲い込みを促進することが可能な遊技システムの制御方法及び遊技システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、遊技店に設置された遊技機で使用する遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置と、前記遊技媒体貸出装置と通信可能に接続される管理装置と、前記管理装置と通信可能に接続される精算装置とを有する遊技システムの制御方法であって、前記遊技媒体貸出装置は、投入された貨幣を貨幣識別手段により識別し、前記貨幣識別手段で識別された貨幣の価値情報に基づいて前記遊技媒体の貸し出しを遊技媒体貸出制御手段により制御し、前記遊技機での遊技終了に際して挿入された前記遊技媒体を貸し出す遊技店に会員登録した会員カードから識別情報を識別情報読取手段により読み取り、前記遊技媒体貸出制御手段による前記遊技媒体の貸し出しに伴う前記価値情報の残価値情報を通知手段により前記識別情報とともに前記管理装置に通知し、前記精算装置は、挿入された前記会員カードから前記識別情報を読取手段により読み取り、前記読取手段で読み取った識別情報を前記管理装置に送信して該識別情報に対応する前記残価値情報の照会を照会手段により行い、前記管理装置は、前記通知手段により通知された前記識別情報に対応して前記残高情報を管理手段により管理し、前記識別情報により特定される情報に対応して前記残高情報の精算条件を精算条件設定手段により設定し、前記精算装置からの前記残価値情報の照会に応答して前記残価値情報に対応する前記識別情報に対応して前記精算条件設定手段により設定されている精算条件を満足するかを判断手段により判断し、前記判断手段により前記精算条件を満足すると判断された場合は、前記精算条件を満足する残価値情報を送信手段により前記精算装置に送信し、前記精算装置は、前記管理手段から送信された前記残価値情報に基づき精算金の払い出しを行う。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードの種類であり、前記精算条件設定手段は、前記会員カードの種類に対応して前記精算条件を設定する。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードに関連付けて記録された会員情報であり、前記精算条件設定手段は、前記会員情報に対応して前記精算条件を設定する。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する期限である
【0014】
また、請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する上限金額である
【0015】
また、請求項6の発明の遊技システムは、遊技店に設置された遊技機で使用する遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置と、前記遊技媒体貸出装置と通信可能に接続される管理装置と、前記管理装置と通信可能に接続される精算装置とを具備し、前記遊技媒体貸出装置は、投入された貨幣を識別する貨幣識別手段と、前記貨幣識別手段で識別された貨幣の価値情報に基づいて前記遊技媒体の貸し出しを制御する遊技媒体貸出制御手段と、前記遊技機での遊技終了に際して挿入された前記遊技媒体を貸し出す遊技店に会員登録した会員カードから識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記遊技媒体貸出制御手段による前記遊技媒体の貸し出しに伴う前記価値情報の残価値情報を前記識別情報とともに前記管理装置に通知する通知手段とを具備し、前記精算装置は、挿入された前記会員カードから前記識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った識別情報を前記管理装置に送信して該識別情報に対応する前記残価値情報の照会を行う照会手段とを具備し、前記管理装置は、前記通知手段により通知された前記識別情報に対応して前記残高情報を管理する管理手段と、前記識別情報により特定される情報に対応して前記残高情報の精算条件を設定する精算条件設定手段と、前記精算装置からの前記残価値情報の照会に応答して前記残価値情報に対応する前記識別情報に対応して前記精算条件設定手段により設定されている精算条件を満足するかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記精算条件を満足すると判断された場合は、前記精算条件を満足する残価値情報を前記精算装置に送信する送信手段とを具備し、前記精算装置は、前記管理手段から送信された前記残価値情報に基づき精算金の払い出しを行う。
【0016】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードの種類であり、前記精算条件設定手段は、前記会員カードの種類に対応して前記精算条件を設定する。
【0017】
また、請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードに関連付けて記録された会員情報であり、前記精算条件設定手段は、前記会員情報に対応して前記精算条件を設定する。
【0018】
また、請求項9の発明は、請求項請求項6乃至8のいずれかの発明において、前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する期限である
【0019】
また、請求項10の発明は、請求項請求項6乃至8のいずれかの発明において、前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する上限金額である
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技システムの制御方法及び遊技システムを添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る遊技媒体貸出システムの全体構成を示す概略図であり、投入された貨幣の額に応じてメダルの貸し出しを行うメダル貸出機10、メダル貸出機10で発生した残金の額(残価値)をメダル貸出機10に挿入された記録媒体の識別情報に関連付けてデータベースに記録するT/C(Terminal controller)やPC(personal computer)などの管理装置20、残価値を示す残価値情報に基づいて貨幣の払い出しを行う精算機30が設けられている。
【0024】
本実施の形態では、カードID(識別情報)が記録された精算カードを記録媒体として用いる。
【0025】
この精算カードには、残金が存在する状態でメダル貸出機から離れる遊技客に配布する一般カードと、会員登録を行った会員に配布する会員カードとがあり、これらのカードでは、残価値や入金日、精算期限など、精算に必要な精算情報がカードIDに関連付けてデータベースに記録され、さらに会員カードでは、これらの情報に加えて住所や氏名、来店回数、来店毎に加算される特典ポイント、遊技媒体貸出合計金額などの会員情報がカードIDに関連付けてデータベースに記録される。
【0026】
ここで、メダル貸出機10は、図示しない遊技機毎に設けられており、図2に示すように、貨幣を投入する貨幣投入口11、投入された貨幣を識別する貨幣識別部11−2、記録媒体である精算カードを挿入するカード挿入口12−1、挿入されたカードの情報を読み取るカードリーダ12、投入された貨幣の額や残価値等を表示する表示部13、精算を指示する精算ボタン14、メダルの貸し出しを指示する貸出ボタン15、収納したメダルを計数しながら繰り出すメダル繰出部16−2、繰り出されたメダルを排出するメダル貸出口16−1、カードリーダ12に挿入された精算カードの識別情報(カードID)や残価値情報等を送受信する通信インターフェイス(I/F)17、カードIDや残価値情報等を一時的に記憶するメモリ18、メダル貸出機10を制御する貸出機制御部19が設けられている。
【0027】
そして、メダル貸出機では、カードリーダに挿入された精算カードのカードIDを管理装置に送信し、管理装置から受信した残価値情報や遊技客が投入した貨幣の額に応じて一定金額分毎にメダルの貸し出しを行う。また、残価値が発生すると残価値情報として管理装置に送信する。
【0028】
図3は、管理装置の構成を示す概略ブロック図であり、図3に示すように管理装置20には、管理装置20における各種の処理を行うCPU21、CPU21で各種処理を行うためのプログラム等を格納するROM22、残価値等を記録するデータベース23、ディスプレイ等の表示部24、キーボード等の入力部25、精算カードのカードIDや残価値を示す残価値情報等を送受信する通信インターフェイス(I/F)26が設けられている。
【0029】
ここで残価値は、例えば、精算用マスタテーブルにおける未精算金額として、図4に示すように、入金日付や精算期限と共にカードIDに関連付けてデータベース23に記録される。
【0030】
カードIDは、例えば、各精算カード予め記録されている個別の識別番号であり、図4に示すように、会員カードのカードIDの先頭を‘A’とし、一般カードのカードIDの先頭を‘B’とするなど、会員カードと一般カードとを完全に区別しておくことも可能で、精算カードの種類やランク等に応じて異なるデータベースや管理装置で記録してもよい。
【0031】
また、会員カードを有する会員の情報は、例えば、会員個別マスタテーブルとして、図5に示すように、利用回数等に応じて加算される特典ポイントや任意の条件により決定されるランク(VIP会員、一般会員など)などと共にカードIDに関連付けてデータベース23に記憶される。
【0032】
ここで、精算カードの残価値を精算することが可能な精算期限など、精算に関する条件は、図6に精算期限設定画面の一例を示すように、会員カード、一般カードなど、カードの種類に応じてそれぞれ定める。
【0033】
そして、本発明に係る管理装置では、残価値情報を受信するとカードIDに関連付けて残価値をデータベースに記録し、また、精算期限などの精算条件を満たすカードIDを受信すると、カードIDを送信してきたメダル貸出機や精算機に残価値情報を送信する。
【0034】
図7は、精算機の構成を示す概略ブロック図であり、図7に示すように精算機30には、精算カードを挿入するカード挿入口31−1、挿入されたカードの情報を読み取るカードリーダ31−2、カードリーダに挿入された精算カードの残価値や払い出す金額を表示する表示部32、予め貨幣が収納される貨幣収納部34、前記貨幣収納部から貨幣を取り出す貨幣処理部33−2、取り出された貨幣を払い出す貨幣払出口33−1、カードリーダ32に挿入された精算カードのカードIDや残価値を示す残価値情報等を送受信する通信インターフェイス(I/F)35、カードIDや残価値情報等を一時的に記憶するメモリ36、必要に応じて印刷出力するプリンタ37、精算機30を制御する精算機制御部38が設けられている。
【0035】
そして、本発明に係る精算機では、精算カードが挿入されるとカードIDを管理装置に送信し、受信した残価値情報に基づいて貨幣の払い出しを行う。
【0036】
本発明における遊技媒体貸出システムでは、上記構成を用いることにより、精算カードの種類に応じて精算条件を定め、精算条件を満たす精算カードがメダル貸出機に挿入されると、当該精算カードに関連付けて記憶されている残価値に応じてメダルの貸し出しを行い、また、当該精算カードが精算機に挿入されると、残価値に応じた額の貨幣を払い出して精算を行う。
【0037】
次に、本発明に係る遊技媒体貸出方法及びそのシステムの動作の一例について、図面を用いて説明する。
【0038】
図8は、貨幣の投入によるメダルの貸し出しの流れを示すフローチャートである。
【0039】
まず、メダル貸出機に貨幣が投入される(ステップ100)と、千円分のメダルを貸し出し(ステップ101)、メダルの貸し出しを行っていない貨幣の価値(残価値)があるかの判断を行う(ステップ102)。
【0040】
そして、残価値がないと判断する(ステップ102でNO)と、処理を終了し、残価値があると判断する(ステップ102でYES)と、残価値をメダル貸出機の表示部に表示する(ステップ103)。
【0041】
ここで、メダル貸出ボタンを遊技者が押すなど、メダル貸し出しの指示を受ける(ステップ104でYES)と残価値を減算した上で千円分のメダルを貸し出し(ステップ101)、精算ボタンを遊技者が押すなど、精算の指示を受ける(ステップ104でNO)と精算カードが挿入されているかの判断を行う(ステップ105)。
【0042】
そして、精算カードが挿入されていると判断する(ステップ105でYES)と、挿入されている精算カードのカードIDを読み取り(ステップ106)、読み取ったカードIDに関連付けて管理装置に記録しているデータベースの残価値を更新し(ステップ107)、精算カードを排出する(ステップ108)。
【0043】
また、精算カードが挿入されていないと判断する(ステップ105でNO)と、精算カードを要求し(ステップ109)、精算カードが挿入される(ステップ110)と、挿入されている精算カードのカードIDを読み取り(ステップ106)、読み取ったカードIDに関連付けて管理装置のデータベースを更新し(ステップ107)、精算カードを排出する(ステップ108)。
【0044】
図9は、図8において、精算指示に応じてデーダベースを更新し、精算カードを排出する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャートである。
【0045】
まず、遊技者が精算ボタンを押すなど、メダル貸出機10において精算指示を受ける(ステップ200)と、精算カードのカードIDを読み取り(ステップ201)、読み取ったカードID及び残価値情報を管理装置20に送信する(ステップ202)。
【0046】
そして、管理装置20では、受信したカードIDに関連付けて記録されているデータベースの残価値を更新(ステップ203)し、精算カードの排出指示をメダル貸出機10に送信する(ステップ204)。
【0047】
精算カードの排出指示を受信したメダル貸出機10では、挿入されている精算カードを排出する(ステップ205)。
【0048】
図10は、精算カードによるメダル貸し出しの流れを示すフローチャートである。
【0049】
まず、メダル貸出機に精算カードが挿入される(ステップ300)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ301)、読み取ったカードIDに関連付けて記録されている残価値を管理装置で照会(ステップ302)し、受信した残価値情報をメダル貸出機の表示部に表示する(ステップ303)。
【0050】
そして、残価値があるか(“0円”ではないか)の判断を行い(ステップ304)、残価値があると判断する(ステップ304でYES)と、メダル貸し出しの指示を待ち(ステップ305)、メダル貸出ボタンを遊技者が押すなど、メダル貸し出しの指示を受ける(ステップ305でYES)と千円分のメダルを貸し出し(ステップ306)、残価値から千円分の残価値を減じた新たな残価値を表示部に表示する(ステップ303)。
【0051】
一方、残価値が無いと判断する(ステップ304でNO)と、貨幣が投入されたかの判断を行い(ステップ307)、貨幣が投入されたと判断する(ステップ307でYES)と、メダル貸し出しの指示を待ち(ステップ305)、メダル貸し出しの指示を受ける(ステップ305でYES)と千円分のメダルを貸し出し(ステップ306)、投入された貨幣の額から千円分の価値を減じた残価値を表示部に表示する(ステップ303)。
【0052】
ここで、メダル貸し出しの指示に代えて、精算ボタンを遊技者が押すなど、精算の指示を受ける(ステップ305でNO)と、挿入されている精算カードのカードIDに関連付けて管理装置に記録しているデータベースの残価値を更新し(ステップ308)、精算カードを排出する(ステップ309)。
【0053】
また、貨幣の投入に代えて、精算ボタンを遊技者が押すなど、精算の指示を受ける(ステップ307でNO)と、挿入されている精算カードのカードIDに関連付けて管理装置に記録しているデータベースの残価値を更新し(ステップ308)、精算カードを排出する(ステップ309)。
【0054】
図11は、図10において、精算カードのカードIDに関連付けてデータベースに記憶されている残価値を照会し、メダル貸出機の表示部に残価値を表示する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャートである。
【0055】
まず、メダル貸出機10に精算カードが挿入される(ステップ400)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ401)、読み取ったカードIDを管理装置20に送信する(ステップ402)。
【0056】
管理装置20では、カードIDに関連付けてデータベースに記録されている残価値を照会し(ステップ403)、照会した残価値の精算期限が経過していないか判断する(ステップ404)。
【0057】
そして、精算期限が経過していないときは、照会された残価値を残価値情報として、また、精算期限が経過しているときは、残価値が無いということを残価値情報として決定し(ステップ405)、残価値情報をメダル貸出機10に送信する(ステップ406)。
【0058】
なお、精算期限が経過している場合に、管理装置20からメダル貸出機10へ送信する情報としては、単に「残価値がない」という情報だけでなく、「精算期限を経過しているため精算できない」旨の情報を送ってもよい。
【0059】
残価値情報を受信したメダル貸出機10では、受信した残価値情報を表示部に表示する(ステップ407)。なお、「精算期限を経過しているため精算できない」旨の情報を受信した場合は、当該内容のメッセージを表示してもよい。
【0060】
図12は、精算の流れを示すフローチャートである。
【0061】
まず、精算機に精算カードが挿入される(ステップ500)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ501)、読み取ったカードIDに関連付けて記録されている残価値を管理装置で照会(ステップ502)し、残価値の精算期限が経過していないかの判断を行う(ステップ503)。
【0062】
そして、残価値が経過していないと判断する(ステップ503でNO)と残価値を精算機の表示部に表示し(ステップ504)、貨幣の払い出しを行い(ステップ505)、データベースの残価値を更新する(ステップ506)。
【0063】
一方、残価値が経過していると判断する(ステップ503でYES)と残価値が無い旨、または残価値“0”を精算機の表示部に表示し(ステップ507)、データベースの残価値を更新する(ステップ506)。
【0064】
ここで、精算カードが特典ポイントの累積や会員登録などを行う会員カードであるかの判断を行い(ステップ508)、会員カードであると判断する(ステップ508YES)と、精算カード(会員カード)を排出し(ステップ509)、会員カードでないと判断する(ステップ508NO)と、精算カード(一般カード)を回収する(ステップ510)。
【0065】
図13は、図12において、残価値に基づいて精算する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャートである。
【0066】
まず、精算機30に精算カードが挿入される(ステップ600)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ601)、読み取ったカードIDを管理装置20に送信する(ステップ602)。
【0067】
管理装置20では、カードIDに関連付けてデータベースに記録されている残価値を照会し(ステップ603)、照会した残価値の精算期限が経過していないか判断する(ステップ604)。
【0068】
そして、精算期限が経過していないときは、照会された残価値を残価値情報として、また、精算期限が経過しているときは、残価値が無いということを残価値情報として決定し(ステップ605)、残価値情報を精算機30に送信する(ステップ606)。
【0069】
残価値情報を受信した精算機30では、受信した残価値情報を表示部に表示し(ステップ607)、残価値に対応する額の貨幣の払い出しを行い(ステップ608)、残価値を‘0’とする残価値情報を管理装置20に送信する(ステップ609)。
【0070】
管理装置20では、データベースの更新を行い(ステップ610)、精算カードを排出するか回収するかの指示を精算機30に送信し(ステップ611)、精算機では、精算カードの種類に応じて精算カードの排出若しくは回収を行う(ステップ612)。
【0071】
なお、本実施の形態では、一度に千円分のメダルを貸し出しているが、一回に貸し出すメダルの額は、この金額に限られるものではなく、任意の金額分毎にメダルを貸し出してもよい。
【0072】
また、遊技媒体貸出機は、メダル貸出機に限られるものではなく、パチンコ玉を貸し出すパチンコ玉貸出機など、他の遊技媒体を貸し出す貸出機を用いてもよい。
【0073】
さらに、特典ポイントや会員のランクなどの情報をデータベースに代えて精算カード(会員カード)に記録してもよく、また、一般の遊技客が当日限りしか精算できないところ、会員が会員の特典を利用して翌日精算した場合など、一般の遊技客に比べて会員が有利な条件を利用して精算や遊技媒体の貸出を行った場合は、特典ポイントなどを一定量減じるように構成してもよい。
【0074】
加えて、本実施の形態では、精算条件として精算期限を用いているが、精算条件は精算期限のみに限られるものではない。
【0075】
このように本実施の形態では、精算カードの種類やランクに応じて精算期限等の精算条件を変化させることができるため、一般の遊技客に比べて会員を優遇することが可能で、会員登録することによるメリットを生じさせることができる。
【0076】
また、精算期限の経過によるトラブルは、再来店の際に生じるため、再来店が期待される会員の精算期限を長く設定することにより、システムの維持・管理にかかるコストの増大や精算処理の遅延を抑えつつ、精算期限が経過することによるトラブルの発生を抑えることができる。
【0077】
さらに、このようなトラブルが生じた事に起因する遊技客の店離れを防止することができるため、再来店が期待される固定客の囲い込みを促進することができる。
【0078】
ところで、上記実施の形態では、入金可能な金額の上限を定めていないが、精算カードの種類(一般カード、会員カードなど)やランクに応じて、入金可能な貨幣の額の上限を制限してもよく、以下、入金可能な貨幣の額を制限した場合の遊技媒体貸出方法及びそのシステムの動作の一例について、図面を用いて説明する。
【0079】
入金可能な制限額の設定の一例を図14に示す。会員ではない一般の遊技客(精算カードが挿入されない場合や一般カードが挿入された場合)については、1万円、通常会員(ランクが「一般」の会員カードが挿入された場合)については1万5千円、VIP会員(ランクが「VIP」の会員カードが挿入された場合)については2万円と設定される。
【0080】
図15は、メダル貸出機において貨幣の投入を受け付ける際の流れを示すフローチャートである。
【0081】
まず、メダル貸出機に貨幣が投入される(ステップ700)と、精算カードが挿入されているかの判断を行い(ステップ701)、精算カードが挿入されていると判断する(ステップ701でYES)と、挿入されている精算カードのカードIDを読み取り(ステップ702)、読み取ったカードIDに関連付けて記録されている残価値や精算カードの種類やランクに応じて設定されている入金可能な貨幣の額(制限額)を管理装置で照会し(ステップ703)、制限額を決定する(ステップ704)。
【0082】
また、精算カードが挿入されていないと判断する(ステップ701でNO)と、精算カードの挿入を要求する表示を行い(ステップ705)、精算カードが挿入されたと判断する(ステップ706でYES)と挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ702)、残価値及び制限額を管理装置で照会し(ステップ703)、制限額を決定する(ステップ704)。
【0083】
ここで、精算カードが挿入されない場合は、精算カードの挿入を要求する表示を行った(ステップ705)が、メダル貸出ボタンが押されるなど精算カードが挿入されないと判断する(ステップ706でNO)と精算カードが挿入されない場合の制限額に制限額を決定する(ステップ704)。
【0084】
そして、残価値と投入された貨幣の額を合わせた入金額が、制限額を越えているかの判断を行い(ステップ707)、制限額を越えていないと判断する(ステップ707でYES)と、入金額をメダル貸出装置の表示部に表示し(ステップ708)、また、制限額を越えていると判断する(ステップ707でNO)と、投入された貨幣を払い出す(ステップ709)。
【0085】
図16は、図15において、精算カードのカードIDから制限額を決定する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャートである。
【0086】
まず、メダル貸出機10に精算カードが挿入される(ステップ800)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ801)、読み取ったカードIDを管理装置20に送信する(ステップ802)。
【0087】
管理装置20では、カードIDに関連付けてデータベースに記録されている残価値を照会し(ステップ803)、照会した残価値の精算期限が経過していないか判断し(ステップ804)、残価値を決定する(ステップ805)。
【0088】
また、精算カードの種類やランク等から制限額を判断し(ステップ806)、残価値及び制限額をメダル貸出機10に送信する(ステップ807)。
【0089】
そして、メダル貸出機10では、残価値及び制限額から受付可能な貨幣の額を判断する(ステップ808)。具体的には、制限額から残価値を引いた差額分を受け付け可能な貨幣の上限金額とする。
【0090】
なお、本実施の形態では、精算カードを挿入されない場合は、メダル貸出機において予め定められている制限額の範囲内で投入された貨幣を受け付けるが、特定のカードIDを管理装置に送信し、管理装置から残価値‘0’、制限額n円(n:任意の金額)という情報を受信して制限額を決定してもよい。
【0091】
また、メダル貸出機に設置されている精算ボタンを押すなど、精算の指示がない限りは、管理装置から受信した残価値、制限額及びメダル管理装置における貨幣の投入額、遊技媒体貸し出しの実績等に基づいて、管理装置に照会することなく、メダル貸出機で制限額を越えているか否かの判断を行い、貨幣の受け付け若しくは払い出しを行ってもよい。
【0092】
このように本実施の形態では、精算カードの種類やランクに応じて入金可能な額を制限し、一般遊技客の制限額を低くすることにより、精算期間が短期間である精算カードに関連付けて高額の残価値が記録されることを防止し、精算期限の経過によって高額の残価値が精算不能となるトラブルを抑えることができる。
【0093】
また、会員の精算カードにおいては、一般遊技客(非会員)用の精算カードと比較して精算期間を長期化したり、入金額の上限を高額化することにより、高額貨幣の投入を促したり、再来店を期待することが可能で、固定客の囲い込みを促進することができる。なお、全ての精算カードの精算期限を長期化させるものではないので、保存データが膨大になることはない。
【0094】
第1及び第2の実施の形態では、精算条件として精算期限を用い、精算カードの種類等に応じて精算期限設定しているが、他の条件を精算条件として用いることも可能で、以下、精算条件として精算可能な貨幣の額の上限を精算カードの種類等に応じて異ならせた遊技媒体貸出方法及びそのシステムの動作の一例について、図面を用いて説明する。
【0095】
図17は、精算カードの種類に応じて精算可能な残価値の上限を定めた場合における精算の流れを示すフローチャートである。
【0096】
まず、精算機に精算カードが挿入される(ステップ900)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ901)、読み取ったカードIDに関連付けて記録されている残価値を管理装置で照会する(ステップ902)。
【0097】
そして、残価値の額が精算可能な額の上限を超過しているかの判断を行い(ステップ903)、残価値が上限額を超過していないと判断する(ステップ903でNO)と、残価値に応じて貨幣の払い出しを行い(ステップ904)、データベースの残価値を更新する(ステップ905)。
【0098】
ここで、精算カードが会員カードであるかの判断を行い(ステップ906)、会員カードであると判断する(ステップ906YES)と、精算カードを排出し(ステップ907)、会員カードでないと判断する(ステップ906NO)と、精算カードを取り込んで回収する(ステップ908)。
【0099】
一方、残価値が上限額を超過していると判断する(ステップ903でYES)と精算可能な額の上限に値する額の貨幣を払い出し(ステップ909)、払い出した額を減じた残価値若しくは、残価値がある旨を精算機の表示部に表示し(ステップ910)データベースの残価値を更新して(ステップ911)、精算カードを排出する(ステップ907)。
【0100】
図18は、図17において、精算カードのカードIDから精算可能な上限額を決定する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャートである。
【0101】
まず、精算機30に精算カードが挿入される(ステップ1000)と、挿入された精算カードのカードIDを読み取り(ステップ1001)、読み取ったカードIDを管理装置20に送信する(ステップ1002)。
【0102】
管理装置20では、カードIDに関連付けてデータベースに記録されている残価値を照会し(ステップ1003)、残価値の精算期限が経過していないか判断する(ステップ1004)。
【0103】
また、精算カードの種類やランク等から精算可能な額の上限を判断し(ステップ1005)、残価値及び上限額を精算機30に送信する(ステップ1006)。
【0104】
そして、精算機30では、残価値及び上限額から払い出す貨幣の額を決定する(ステップ1007)。
【0105】
このように本実施の形態では、精算可能な額を精算カードの種類やランクに応じて制限しているため、精算可能な額を考慮して遊技客が遊技媒体貸出機に貨幣を投入することが期待され、精算期限の経過によって残価値が精算不能となるトラブルを抑えることができる。
【0106】
なお、上述の実施の形態においては、精算カードとして、メダル貸出機や精算機の内部に取り込んで情報を読み取るタイプのカードを採用したが、機体全面にアンテナ部を設け、カードを該アンテナ部にかざすだけで情報が読み取られる非接触タイプのカードを採用してもよい。
【0107】
【発明の効果】
このように本発明では、システムの維持・管理にかかるコストの増大や精算処理の遅延を抑えつつ、固定客の囲い込みを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技媒体貸出システムの全体構成の一例を示す概略図
【図2】本発明に係るメダル貸出機の構成の一例を示す概略ブロック図
【図3】本発明に係る管理装置の構成の一例を示す概略ブロック図
【図4】精算用マスタテーブルの一例を示す図
【図5】会員個別マスタテーブルの一例を示す図
【図6】精算期限設定画面の一例を示す図
【図7】本発明に係る精算機の構成の一例を示す概略ブロック図
【図8】貨幣の投入によりメダルを貸し出す本実施の形態における流れを示すフローチャート
【図9】メダル貸出機で精算指示を受けた際の本実施の形態における遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャート
【図10】残価値に応じてメダルを貸し出す本実施の形態における流れを示すフローチャート
【図11】メダル貸出機で精算カードの残価値を取得する際の本実施の形態における遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャート
【図12】本実施の形態における精算の流れを示すフローチャート
【図13】残価値に基づいて精算する際の本実施の形態における遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャート
【図14】入金可能な制限額の設定の一例を示す図
【図15】入金額に制限を設けた際の流れを示すフローチャート
【図16】カードIDから制限額を決定する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャート
【図17】精算金額に制限を設けた際の流れを示すフローチャート
【図18】カードIDから精算可能な上限額を決定する際の遊技媒体貸出システムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10…メダル貸出機
11−1…貨幣投入口
11−2…貨幣処理部
12−1…カード挿入口
12−2…カードリーダ
13…表示部
14…精算ボタン
15…貸出ボタン
16−1…メダル貸出口
16−2…メダル繰出部
17…通信インターフェイス
18…メモリ
19…貸出機制御部
20…管理装置
21…CPU
22…ROM
23…データベース
24…表示部
25…入力部
26…通信インターフェイス
30…精算機
31−1…カード挿入口
31−2…カードリーダ
32…表示部
33−1…貨幣払出口
33−2…貨幣払出口
34…収納部
35…通信インターフェイス
36…メモリ
37…プリンタ
38…精算機制御部

Claims (10)

  1. 遊技店に設置された遊技機で使用する遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置と、前記遊技媒体貸出装置と通信可能に接続される管理装置と、前記管理装置と通信可能に接続される精算装置とを有する遊技システムの制御方法であって、
    前記遊技媒体貸出装置は、投入された貨幣を貨幣識別手段により識別し、
    前記貨幣識別手段で識別された貨幣の価値情報に基づいて前記遊技媒体の貸し出しを遊技媒体貸出制御手段により制御し、
    前記遊技機での遊技終了に際して挿入された前記遊技媒体を貸し出す遊技店に会員登録した会員カードから識別情報を識別情報読取手段により読み取り、
    前記遊技媒体貸出制御手段による前記遊技媒体の貸し出しに伴う前記価値情報の残価値情報を通知手段により前記識別情報とともに前記管理装置に通知し、
    前記精算装置は、挿入された前記会員カードから前記識別情報を読取手段により読み取り、
    前記読取手段で読み取った識別情報を前記管理装置に送信して該識別情報に対応する前記残価値情報の照会を照会手段により行い、
    前記管理装置は、前記通知手段により通知された前記識別情報に対応して前記残高情報を管理手段により管理し、
    前記識別情報により特定される情報に対応して前記残高情報の精算条件を精算条件設定手段により設定し、
    前記精算装置からの前記残価値情報の照会に応答して前記残価値情報に対応する前記識別情報に対応して前記精算条件設定手段により設定されている精算条件を満足するかを判断手段により判断し、
    前記判断手段により前記精算条件を満足すると判断された場合は、前記精算条件を満足する残価値情報を送信手段により前記精算装置に送信し、
    前記精算装置は、前記管理手段から送信された前記残価値情報に基づき精算金の払い出しを行う遊技システムの制御方法。
  2. 前記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードの種類であり、
    前記精算条件設定手段は、前記会員カードの種類に対応して前記精算条件を設定する請求項1記載の遊技システムの制御方法。
  3. 記識別情報によって特定される情報は、前記会員カードに関連付けて記録された会員情報であり、
    前記精算条件設定手段は、前記会員情報に対応して前記精算条件を設定する請求項1記載の遊技システムの制御方法。
  4. 前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する期限である請求項1乃至3記載の遊技システムの制御方法。
  5. 前記精算条件は、前記精算装置における精算を許可する上限金額である請求項1乃至3記載の遊技システムの制御方法。
  6. 遊技店に設置された遊技機で使用する遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置と、
    前記遊技媒体貸出装置と通信可能に接続される管理装置と、
    前記管理装置と通信可能に接続される精算装置と
    を具備し、
    前記遊技媒体貸出装置は、
    投入された貨幣を識別する貨幣識別手段と、
    前記貨幣識別手段で識別された貨幣の価値情報に基づいて前記遊技媒体の貸し出しを制御する遊技媒体貸出制御手段と、
    前記遊技機での遊技終了に際して挿入された前記遊技媒体を貸し出す遊技店に会員登録した会員カードから識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記遊技媒体貸出制御手段による前記遊技媒体の貸し出しに伴う前記価値情報の残価値情報を前記識別情報とともに前記管理装置に通知する通知手段と
    を具備し、
    前記精算装置は、
    挿入された前記会員カードから前記識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った識別情報を前記管理装置に送信して該識別情報に対応する前記残価値情報の照会を行う照会手段と
    を具備し、
    前記管理装置は、
    前記通知手段により通知された前記識別情報に対応して前記残高情報を管理する管理手段と、
    前記識別情報により特定される情報に対応して前記残高情報の精算条件を設定する精算条件設定手段と、
    前記精算装置からの前記残価値情報の照会に応答して前記残価値情報に対応する前記識別情報に対応して前記精算条件設定手段により設定されている精算条件を満足するかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記精算条件を満足すると判断された場合は、前記精算条件を満足する残価値情報を前記精算装置に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記精算装置は、前記管理手段から送信された前記残価値情報に基づき精算金の払い出しを行う遊技システム。
  7. 前記識別情報によって特定される情報は、
    前記会員カードの種類であり、
    前記精算条件設定手段は、
    前記会員カードの種類に対応して前記精算条件を設定する請求項6記載の遊技システム。
  8. 記識別情報によって特定される情報は、
    前記会員カードに関連付けて記録された会員情報であり、
    前記精算条件設定手段は、
    前記会員情報に対応して前記精算条件を設定する請求項6記載の遊技システム。
  9. 前記精算条件は、
    前記精算装置における精算を許可する期限である請求項6乃至8記載の遊技システム。
  10. 前記精算条件は、
    前記精算装置における精算を許可する上限金額である請求項6乃至8記載の遊技システム。
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