JP4928223B2 - メール送信システムおよびメール送信プログラム - Google Patents

メール送信システムおよびメール送信プログラム Download PDF

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本発明は、メールアドレスを登録している顧客に対する電子メールを作成並びに配信するメール送信システムおよびメール送信プログラムに関する。
従来、会員登録において登録された当該会員の電子メールアドレスに対して、該会員の遊技した機種(パチンコ、パチスロ)や、来店頻度(常連、一般)や、遊技の熟練度(初心者、熟練者)を判定可能な遊技履歴等からなる遊技状態データを会員毎に蓄積し、該蓄積した遊技状態データを分析して、各会員を複数の会員種別に分類し、各会員種別に設定されている当該会員種別に応じた異なる情報を含む電子メールを送信するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−198688号公報(第10〜11頁、第8図)
これら特許文献1のメール発信システムにあっては、確かに、全ての会員(登録顧客)に対して同一の通知メール等を送信するよりも、会員(登録顧客)の状況に応じた情報が電子メールにて提供されるようになることから、これら電子メールへの会員(登録顧客)の関心を向上でき、よって、メールの閲覧による効果を向上できるものであるが、電子メールに含まれる情報は会員種別に応じたものとなるため、各会員(登録顧客)の詳細な遊技状況データに対応した会員(登録顧客)毎に特化された電子メールを送信することができず、これら会員(登録顧客)毎に特化された電子メールを送信して、更に、会員(登録顧客)の関心向上による効果向上を得たいとする店舗の要望に応えられないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、例えば会員等の登録顧客毎に特化された電子メールを送信することのできるメール送信システムおよびメール送信プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のメール送信システムは、
電子メールアドレスを登録している登録顧客(会員)に対して電子メールを作成、送信するメール送信システム(遊技用システム)であって、
前記登録顧客が所有するとともに当該登録顧客を特定可能な登録顧客特定情報(会員ID)が記憶された顧客用記録媒体(会員カード)を使用することにより発生する複数種類(対象項目)の使用状況データ(遊技履歴、貯蓄利用履歴)を、該使用された顧客用記録媒体に記憶されている登録顧客特定情報に対応付けて、予め設定されている該使用状況データの種類(対象項目)毎に集計する使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)と、
前記登録顧客特定情報に対応付けて、当該登録顧客の来店回数を集計する来店回数集計手段と、
前記使用状況データ集計手段にて集計された各種類毎の使用状況データの集計値を、該使用状況データに対応付けて前記来店回数集計手段に記憶されている登録顧客特定情報と同一の登録顧客特定情報に対応付けて前記来店回数集計手段にて集計された来店回数にて除したパラメータを各種類毎に算出するパラメータ算出手段と、
各種類の使用状況データのパラメータが所定値以上であることに対応したメッセージ文(短文メッセージ)を登録するためのメッセージ文登録手段(CPU122;短文設定処理)と、
前記前記パラメータ算出手段にて算出された当該登録顧客の各種類毎のパラメータが所定値以上であることに基づいて、前記メッセージ登録手段にて登録されているメッセージ文の中から、各登録顧客の各種パラメータに対応したメッセージ文を抽出するメッセージ文抽出手段(CPU122;S4)と、
前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成する電子メール作成手段(CPU122;S15)と、
前記電子メール作成手段にて作成された各電子メールを、当該登録顧客の電子メールアドレスに対して送信する電子メール送信手段(CPU122;S15)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、各種の使用状況データに対応する各メッセージ文を合成して当該登録顧客宛の電子メールが作成されて送信されるので、各登録顧客の使用状況の態様に応じた当該登録顧客に特化した電子メールを簡単に作成して送信できるので、登録顧客の関心向上による電子メールの送信効果の向上、例えば、来店者の増加や集客率の向上等を得たいとする店舗の要望に応えることができる。
本発明の請求項2に記載のメール送信システムは、請求項1に記載のメール送信システムであって、
複数の前記登録顧客(会員)向けの電子メールに共通使用する定型メッセージ文を登録するための定型メッセージ文登録手段(会員管理コンピュータ120;定型文設定画面)を備え、
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)は、前記定型メッセージ文登録手段にて登録された定型メッセージ文と、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出した各メッセージ文(短文メッセージ)を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、各登録顧客毎に定型メッセージを入力する等の必要が無く、これら定型メッセージを含む電子メールの作成労力を大幅に低減できる。
本発明の請求項3に記載のメール送信システムは、請求項1または2に記載のメール送信システムであって、
複数種類の使用状況データを1つの分類とする分類区分(種別;カテゴリ)を、複数登録するための区分登録手段(CPU122;短文設定処理)を備え、
前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)は、前記区分登録手段により区分登録された各分類区分の中から、前記使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)による集計値(カウント値)の最も高い種類(対象項目)の使用状況データに対応したメッセージ文(短文メッセージ)を抽出することを特徴としている。
この特徴によれば、各分類区分の中から集計値の最も高い種類の使用状況データ、つまり、登録顧客が各分類区分において一番嗜好が高いと思われるものに対応するメッセージ文を抽出して電子メールを合成するので、各登録顧客の嗜好により合致した電子メールを作成できるとともに、ほぼ万遍なく各分類区分のメッセージ文を含む電子メールを作成できる。
本発明の請求項4に記載のメール送信システムは、請求項3に記載のメール送信システムであって、
前記使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)は、前記各分類区分(種別;カテゴリ)に属する各使用状況データの集計値(カウント値)の合計値を集計し、
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)は、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出したメッセージ文が属する分類区分の合計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴としている。
この特徴によれば、各分類区分の合計値の高い順、つまり、登録顧客の嗜好が高いと思われる分類区分の順にメッセージ文が配列されて合成されるので、当該電子メールを受信した登録顧客の該電子メールへの関心度を向上でき、電子メールの閲覧率を向上できる。
本発明の請求項5に記載のメール送信システムは、請求項1〜3のいずれかに記載のメール送信システムであって、
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)は、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出したメッセージ文に対応する使用状況データの集計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して(CPU122;S11’)合成することを特徴としている。
この特徴によれば、集計値の高い順、つまり、登録顧客の嗜好が高いと思われる順にメッセージ文が配列されて合成されるので、当該電子メールを受信した登録顧客の該電子メールへの関心度を向上でき、電子メールの閲覧率を向上できる。
本発明の請求項6に記載のメール送信プログラムは、
インターネットに接続されたコンピュータ(会員管理コンピュータ120)を用いて、電子メールアドレスを登録している登録顧客(会員)に対して電子メールを作成、送信するメール送信プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記登録顧客が所有するとともに当該登録顧客を特定可能な登録顧客特定情報(会員ID)が記憶された顧客用記録媒体(会員カード)を使用することにより発生する複数種類(対象項目)の使用状況データ(遊技履歴、貯蓄利用履歴)を、該使用された顧客用記録媒体に記憶されている登録顧客特定情報に対応付けて、予め設定されている該使用状況データの種類(対象項目)毎に集計する使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)と、
前記登録顧客特定情報に対応付けて、当該登録顧客の来店回数を集計する来店回数集計手段と、
前記使用状況データ集計手段にて集計された各種類毎の使用状況データの集計値を、該使用状況データに対応付けて前記来店回数集計手段に記憶されている登録顧客特定情報と同一の登録顧客特定情報に対応付けて前記来店回数集計手段にて集計された来店回数にて除したパラメータを各種類毎に算出するパラメータ算出手段と、
各種類の使用状況データのパラメータが所定値以上であることに対応したメッセージ文を登録するためのメッセージ文登録手段(CPU122;短文設定処理)と、
前記パラメータ算出手段にて算出された当該登録顧客の各種類毎のパラメータが所定値以上であることに基づいて、前記メッセージ登録手段にて登録されているメッセージ文の中から、各登録顧客の各種パラメータに対応したメッセージ文を抽出するメッセージ文抽出手段(CPU122;S4)と、
前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成する電子メール作成手段(CPU122;S15)と、
前記電子メール作成手段にて作成された各電子メールを、当該登録顧客の電子メールアドレスに対して送信する電子メール送信手段(CPU122;S15)と、
して機能させることを特徴としている。
この特徴によれば、各種の使用状況データに対応する各メッセージ文を合成して当該登録顧客宛の電子メールが作成されて送信されるので、各登録顧客の使用状況の態様に応じた当該登録顧客に特化した電子メールを簡単に作成して送信できるので、登録顧客の関心向上による電子メールの送信効果の向上、例えば、来店者の増加や集客率の向上等を得たいとする店舗の要望に応えることができる。
本発明の請求項7に記載のメール送信プログラムは、請求項6に記載のメール送信プログラムであって、
前記コンピュータを、複数の前記登録顧客(会員)向けの電子メールに共通使用する定型メッセージ文を登録するための定型メッセージ文登録手段(CPU122;定型文設定処理)として機能させ
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)においては、前記定型メッセージ文登録手段にて登録された定型メッセージ文と、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出した各メッセージ文(短文メッセージ)を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成することを特徴としている。
この特徴によれば、各登録顧客毎に定型メッセージを入力する等の必要が無く、これら定型メッセージを含む電子メールの作成労力を大幅に低減できる。
本発明の請求項8に記載のメール送信プログラムは、請求項6または7に記載のメール送信プログラムであって、
前記コンピュータを、複数種類の使用状況データを1つの分類とする分類区分(種別;カテゴリ)を、複数登録するための区分登録手段(CPU122;短文設定処理)として機能させ、
前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)は、前記区分登録手段により区分登録された各分類区分の中から、前記使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)による集計値の最も高い種類の使用状況データに対応したメッセージ文を抽出することを特徴としている。
この特徴によれば、各分類区分の中から集計値の最も高い種類の使用状況データ、つまり、登録顧客が各分類区分において一番嗜好が高いと思われるものに対応するメッセージ文を抽出して電子メールを合成するので、各登録顧客の嗜好により合致した電子メールを作成できるとともに、ほぼ万遍なく各分類区分のメッセージ文を含む電子メールを作成できる。
本発明の請求項9に記載のメール送信プログラムは、請求項8に記載のメール送信プログラムであって、
前記使用状況データ集計手段(CPU122;S2、短文メッセージ対応履歴カウント処理)においては、前記各分類区分(種別;カテゴリ)に属する各使用状況データの集計値(カウント値)の合計値を集計し、
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)においては、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出したメッセージ文が属する分類区分の合計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴としている。
この特徴によれば、各分類区分の合計値の高い順、つまり、登録顧客の嗜好が高いと思われる分類区分の順にメッセージ文が配列されて合成されるので、当該電子メールを受信した登録顧客の該電子メールへの関心度を向上でき、電子メールの閲覧率を向上できる。
本発明の請求項10に記載のメール送信プログラムは、請求項6〜8のいずれかに記載のメール送信プログラムであって、
前記電子メール作成手段(CPU122;S15)においては、前記メッセージ文抽出手段(CPU122;S4)にて抽出したメッセージ文に対応する使用状況データの集計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して(CPU122;S11’)合成することを特徴としている。
この特徴によれば、集計値の高い順、つまり、登録顧客の嗜好が高いと思われる順にメッセージ文が配列されて合成されるので、当該電子メールを受信した登録顧客の該電子メールへの関心度を向上でき、電子メールの閲覧率を向上できる。
本発明の実施例を以下に説明する。尚、以下の実施例では、本発明のメール送信システムを店舗としての遊技場に設置された会員管理コンピュータに適用した例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、後述するように、これら遊技場以外の店舗においても、本発明のメール送信システムを適用できることは言うまでもない。
本発明のメール送信システムが適用された会員管理コンピュータ120を有する本実施例の遊技用システムは、図1に示すように、遊技場内に設置され、遊技場において複数配置された遊技島に並設される遊技機としてのカードリーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2に対して1対1に設置されるパチンコ機用のカードユニット3や、遊技島に並設される遊技機としてのスロットマシン1に対して1対1に設置されるスロットマシン用のカードユニット5と、当該遊技場において電子メールアドレスを含む個人情報を会員登録にて実施した本発明における登録顧客となる会員に関する情報を収集、管理する本発明のコンピュータを成す会員管理コンピュータ120と、前記カードユニット3、5にて使用されるプリペイドカードや、本発明における顧客用記録媒体である会員カードに記録されている度数{本実施例では金額を100で除算した値(100円=1度数)}の管理等を行うシステムコントローラ100と、該システムコントローラ100に通信回線11を通じて双方向にデータ通信可能に接続され、各遊技場のシステムコントローラ100から送信される売上等の営業情報や、各会員カードやプリペイドカードに残存する度数等の管理データの受信に基づいて、各遊技場にて使用される会員カードやプリペイドカードに残存する度数等のカードに関する情報を管理する、カード管理会社に設置されている管理サーバ140と、から主に構成されている。
会員管理コンピュータ120には、図1に示すように、パチンコ機2用のカードユニット3や、スロットマシン1用のカードユニット5をはじめ、会員がスロットマシン1における遊技にて獲得したメダルを計数して再度遊技や景品交換並びにワゴンサービスに使用可能とするためのメダル計数器30や、会員がパチンコ機2における遊技にて獲得したパチンコ玉を計数して再度遊技や景品交換並びにワゴンサービスに使用可能とするための玉計数器40や、景品交換に必要な玉数やメダル数を遊技にて獲得したメダル数(貯蓄メダル数)やパチンコ玉数(貯蓄玉数)から精算するためのPOSレジ端末50や、遊技場内において飲み物や食べ物等を提供するワゴンサービスのサービス者が携行し、これら飲み物や食べ物等のサービス品の提供に必要な玉数やメダル数を、遊技にて獲得したメダル数(貯蓄メダル数)やパチンコ玉数(貯蓄玉数)から精算するための無線ハンディターミナル70が、通信ケーブル8を介して接続されており、これら各装置から、会員カードの使用に伴う各種の情報が会員管理コンピュータ120に送信されるようになっている。尚、図1中の60は、無線ハンディターミナル70を通信ケーブル8によるローカルエリアネットワークに接続するための無線データ通信端末である。
まず、本実施例に用いたパチンコ機2用のカードユニット3について説明すると、本実施例のカードユニット3は、対応するパチンコ機2と直接、及び中継端末4を介して接続されており、カードユニット3と対応するパチンコ機2との間で各種信号の送受が可能とされているとともに、対応するパチンコ機2等から出力された各種遊技情報を示す信号が中継端末4を介して対応するカードユニット3に入力されるようになっており、これら入力された各信号に基づいて台データ、具体的には、始動回数、大当り回数、確変回数、打込玉数、供給玉数が会員管理コンピュータ120に送信されることで、該会員管理コンピュータ120において、各パチンコ機2の台データ並びに会員カードの受付け中に生じた台データである当該会員の遊技にて発生した遊技履歴とを記憶、管理できるようになっている。
また、各カードユニット3は、システムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120とハブ(HUB)(図3参照)並びに通信ケーブル8を介して双方向のデータ通信可能に接続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されていて、該ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されているこれら各装置には、当該装置を個々に識別可能な装置IDが付与されており、各装置が装置IDとローカルIPアドレスとが対応付けられたIPアドレステーブルを有することで、装置IDからローカルIPアドレスを特定して、当該装置IDから特定される装置との各種データの送受信を実施できるようになっている。
この本実施例のカードユニット3の前面には、図2に示すように、各種表示部と紙幣挿入口302、硬貨投入口303、硬貨返却ボタン304、突出部305、硬貨返却口308、カード挿入口309が設けられている。
カードユニット3の前面に設けられたカード挿入口309は、内蔵されるカードリーダライタ327(図3参照)のカードスロット(図示略)に連設されており、このカード挿入口309を介して会員カードやプリペイドカードをカードスロットに挿入可能とされている。
カードユニット3の前面には、前方に突出する態様にて突出部305が設けられている。突出部305において、遊技者側に向けられた面には表示部312と、メインメニュー画面を表示させるためのメニュースイッチ316と、データ画面(図示略)を表示させるためのデータスイッチ318と、会員が後述する貯蓄玉数を用いた再プレイ遊技を実施するための再プレイスイッチ319と、再プレイスイッチ319の操作が有効であることを報知するための再プレイ表示部320とが設けられている。
図3は、カードユニット3の構成を示すブロック図である。カードユニット3は、カードリーダライタ327と、表示制御基板329と、制御ユニット328と、から主に構成されており、カードリーダライタ327及び表示制御基板329は、制御ユニット328と接続され、各種データの送受が可能とされている。
カードリーダライタ327は、プリペイドカードに記録されているカードIDや、会員カードに記録されている会員カードIDや本発明における登録顧客特定情報となる会員IDや度数等の記録情報の読み出し並びに書き込みを行う。
つまり、本実施例に用いた顧客用記録媒体となる会員カードには、当該会員カードを個々に識別可能な会員カードIDとともに、本発明における登録顧客特定情報となる会員IDと、度数データとが記憶されており、これらの各情報を読み出し並びに書き換え記憶できるもの、例えば、磁気カードやICカードを好適に使用することができ、本実施例ではICカードを使用しており、上記した各データに加えて、セキュリティデータ等の情報も会員カードに記憶されている。
表示制御基板329には、前記表示部312を形成する液晶表示器313、タッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)や前述した再プレイ表示部320内に設けられた再プレイLED320a等の電子部品が接続されている。
表示制御基板329に接続されている電子部品のうちタッチパネル314、各種スイッチ類(メニュースイッチ316a、データスイッチ318a、再プレイスイッチ319a)は、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、タッチパネル314による位置検出情報や各スイッチの検出信号が制御ユニット328に入力される。また、再プレイLED320aも、表示制御基板329を介して制御ユニット328に接続されており、その点灯制御が制御ユニット328により行われる。
また、表示制御基板329は、液晶表示器313の表示駆動を行う表示駆動回路や、前記タッチパネル314からの出力信号に基づいて押圧操作された位置を特定して該特定した入力位置情報を出力する入力位置検出回路や、表示駆動回路の表示処理や画像合成処理に使用されるVRAMや、各種スイッチが接続されてスイッチからの信号が入力されるI/Oポートを含み、制御ユニット328から出力された各種画面等の表示データを液晶表示器313に表示する制御を行う。
制御ユニット328には、表示制御基板329を介して接続されたスイッチや表示器等の電子部品に加えて、紙幣識別ユニット321、硬貨識別ユニット322が接続されている。
紙幣識別ユニット321は、紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を行う。また、硬貨識別ユニット322は、硬貨投入口303より投入された硬貨の真贋並びに硬貨種別の識別を行う。
また、制御ユニット328には、特に図示しないが、接続されたパチンコ機2に設けられ、パチンコ玉の貸出に使用できる度数(遊技用価値)を表示する度数表示器や、パチンコ玉の貸出を行う際に操作される貸出ボタンの操作を検知する貸出スイッチ、受付け中の会員カードを返却させる際に操作される返却ボタンの操作を検知する返却スイッチが接続されている。
また、制御ユニット328は、各種スイッチの検出信号やタッチパネル314の位置検出情報、紙幣識別ユニット321や硬貨識別ユニット322による識別信号等を受けて、制御ユニット328に接続されているLED、カードリーダライタ327、表示コントローラ329の制御等、全体の動作制御、並びに後述する玉貸処理や払戻処理等の各種処理を実行する。
また、制御ユニット328は、通信部334並びにHUBを介して前述した遊技場内のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されており、該ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して会員管理コンピュータ120やシステムコントローラ100とデータ通信可能とされており、各種データの送受が可能とされている。また、対応するパチンコ機2とも接続されており、各種信号の送受が実施可能とされている。
この本実施例のカードユニット3において実施される各処理内容について簡潔に説明すると、まず、カードユニット3は、会員カードがカード挿入口309に挿入されたことに基づいて、該挿入された会員カードから読み出した会員IDと当該カードユニット3に固有に付与された装置IDとを含む受付け通知を会員管理コンピュータ120に送信するとともに、該受付け通知に応じて会員管理コンピュータ120から利用の可否を含む認証情報を受信することにより、カード挿入口309に挿入された会員カードに対して利用の可/不可を判別する受付処理を行う。
また、制御ユニット328は、該受付処理において受付けられた会員カードより読み出された度数が残存する場合であって、パチンコ機2に備えられる貸出ボタンの操作が検出された場合に、対応するパチンコ機2に対して貸出要求を出力し、パチンコ玉の貸出を実施させるとともに、該使用した度数と受付け中の会員カードから読み出した会員カードIDを含む使用通知をシステムコントローラに送信する貸出処理を行う。
尚、使用通知の受信に応じてシステムコントローラ100では、該使用通知に含まれる会員カードIDに対応付けて管理されている度数から、該使用通知に含まれる使用度数が減算更新される。
また、制御ユニット328は、会員カードが受付中でかつ残存する度数が0度の場合であって、紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、この識別された金額に相当する度数を、受付けられている会員カードより読み出された度数に加算する(会員カードに記憶されている度数も更新記憶する)とともに、該加算した度数と受付け中の会員カードから読み出した会員カードIDを含む追加入金通知をシステムコントローラに送信する追加入金処理を行う。
尚、追加入金通知の受信に応じてシステムコントローラ100では、該追加入金通知に含まれる会員カードIDに対応付けて管理されている度数に、該追加入金通知に含まれる加算した度数が加算更新される。
また、制御ユニット328は、会員が以前の遊技にて獲得して、玉計数器40にて計数することで貯蓄した貯蓄玉数を、会員管理コンピュータ120から入手し、この入手した貯蓄玉数を使用して、対応するパチンコ機2に対して該入手した貯蓄玉数から特定される再プレイ回数の内、1回の再プレイに対応する数のパチンコ球の払出を要求する払戻要求を出力し、所定数のパチンコ玉の払い戻しを実施させるともに、該パチンコ玉の払い戻しを実施した旨と受付け中の会員カードから読み出した会員IDとを含む再プレイ通知を会員管理コンピュータ120に送信する払戻処理を行う。
尚、再プレイ通知の受信に応じて会員管理コンピュータ120では、該再プレイ通知に含まれる会員IDに対応付けて管理している貯蓄玉数から、1回の再プレイにて払い出される玉数に所定の手数料を加えた再プレイ玉数(本実施例では、125玉に手数料10玉を加えた135玉)を減算更新するとともに、会員別貯蓄利用履歴テーブルにおける該会員IDに対応する貯蓄利用履歴として、その日の日付と、利用種別である再プレイと、利用貯蓄玉数である135玉とが登録される。
また、制御ユニット328は、カードユニット3と1対1に並設されたパチンコ機2が備える返却ボタンが遊技者により操作された場合に、受付け中の会員カードの返却を実施させるとともに、会員管理コンピュータ120に対して、返却する会員カードの会員IDと当該カードユニット3の装置IDとを含む返却通知を送信する返却処理を行う。
つまり、会員は、カードユニット3に会員カードを挿入することで、該会員カードに記憶されている度数を使用してパチンコ玉の貸出を受けて対応するパチンコ機2において遊技を実施できるとともに、後述するように、会員管理コンピュータ120にて管理されている貯蓄玉数を使用してパチンコ玉の払い出しを受けて対応するパチンコ機2において遊技を実施できるようになっている。
次に、本実施例に用いたスロットマシン1用のカードユニット5について、簡潔に説明すると、本実施例に用いたカードユニット5も、パチンコ機2用のカードユニット3と同様に、会員カードやプリペイドカードによるメダルの貸出機能と、後述するように会員管理コンピュータ120にて管理されている、挿入された会員カードを所持する会員が所有する貯蓄メダル数を払い出す貯蓄メダル払戻機能とを主に備えている。
この本実施例のカードユニット5の前面には、パチンコ機2用のカードユニット3と同様に紙幣挿入口や硬貨投入口が設けられており、所定金額である1000円または500円を投入することで、投入金額に応じた数のメダルが排出されて貸出されるようになっているとともに、貯蓄メダルの払戻時において会員から暗証番号を受付けるための操作パネルや、会員カードやプリペイドカードを挿入するためのカード挿入口、並びにメダルが払い出されるメダル取り出し口が設けられている。
本実施例のカードユニット5の内部には、カードユニット3と同様に、紙幣挿入口から挿入される紙幣の真贋や金種を識別するための紙幣識別ユニットや、硬貨投入口から挿入される硬貨の真贋や金種を識別するための硬貨識別ユニットが設けられているとともに、カード挿入口から挿入されるプリペイドカードや会員カードの記録情報の読み出し並びに書き込みを行うカードリーダライタや、内部の貯留タンク内に貯留されているメダルを計数してメダル取り出し口に排出するメダル払出ユニットや、カードユニット5の動作を制御する制御ユニット等が設けられている。
また、カードユニット5内部に設けられた制御ユニットには、会員管理コンピュータ120やシステムコントローラ100とのデータ通信を実施するための通信部が設けられており、会員カードの挿入時や返却時において、カードユニット3と同様に、受付処理や返却処理を実施するとともに、該制御ユニットは、対応するスロットマシン1の外部出力基板に接続されており、該外部出力基板から出力されるメダルイン信号やメダルアウト信号や、BB中信号、RB中信号等の各信号が入力されるようになっており、これら入力された各信号に基づいて台データ、具体的には、ゲーム回数、RB回数、BB回数、投入枚数、払出枚数が会員管理コンピュータ120に送信されることで、該会員管理コンピュータ120において、各スロットマシン1の台データ並びに会員カードの受付け中に生じた台データである当該会員の遊技にて発生した遊技履歴とを記憶、管理できるようになっている。
そして、本実施例のカードユニット5内部に設けられた制御ユニットは、会員が以前の遊技にて獲得して、メダル計数器30にて計数することで貯蓄した貯蓄メダル数を、会員管理コンピュータ120から入手し、この入手した貯蓄メダル数を使用して、所定枚数のメダルをメダル取り出し口に払い出すとともに、該メダルの払い戻しを実施した旨と受付け中の会員カードから読み出した会員IDとを含む再プレイ通知を会員管理コンピュータ120に送信する払戻処理を行う。
尚、再プレイ通知の受信に応じて会員管理コンピュータ120では、該再プレイ通知に含まれる会員IDに対応付けて管理している貯蓄メダル数から、1回の再プレイにて払い出される所定数のメダル数50枚に手数料1枚を加えた再プレイメダル数(51枚)を減算更新するとともに、会員別貯蓄利用履歴テーブルにおける該会員IDに対応する貯蓄利用履歴として、その日の日付と、利用種別である再プレイと、利用貯蓄メダル数である51メダルとが登録される。
次に、本実施例に用いた会員管理コンピュータ120について説明すると、本実施例の会員管理コンピュータ120は、図4に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス121に、該会員管理コンピュータ120が実施する各種処理等を行うCPU122、処理時の一時記憶領域等として使用されるRAM123、現在の時刻情報やカレンダ情報を出力するリアルタイムクロック(RTC)124、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置125、キーボードやマウス等の入力装置126、各種情報を表示出力する表示装置127、各種情報をプリント出力するプリンタ128、カードユニット3、5、玉計数器40、メダル計数器30、無線ハンディターミナル70、並びにシステムコントローラ100とのデータ通信を行う通信部129が接続された通常のコンピュータである。
また、記憶装置125には、会員管理コンピュータ120の処理を実施するための処理プログラムに加えて、各会員が所有する所有ポイント数を含む各会員に関する会員関連情報が記憶される会員情報テーブル(図5(a)参照)や、各会員の遊技によりスロットマシン1やパチンコ機2にて発生した当該会員の遊技情報や収支等の遊技履歴並びに貯蓄玉数や貯蓄メダル数を含む会員利用関連情報が記憶される会員別遊技履歴テーブル(図5(b)参照)や、各カードユニット3、5に受付け中の会員カードの会員IDや、各カードユニット3、5が対応するスロットマシン1やパチンコ機2の台データ等が記憶されるユニット管理テーブル(図5(c)参照)や、各会員が貯蓄玉数または貯蓄メダル数を使用した貯蓄利用履歴が記憶される会員貯蓄利用履歴テーブル(図6(a)参照)や、景品交換の商品に関する情報が記憶される商品テーブル(図6(b)参照)や、ワゴンサービスにて提供される商品に関する情報が記憶されるサービス品テーブル(図6(c)参照)や、後述する短文設定画面(図9参照)において登録される短文に関する情報が登録される登録短文テーブルと、後述する定型文設定画面(図8参照)において登録される定型文データ等の情報が記憶されている。
この本実施例の会員情報テーブルには、図5(a)に示すように、各会員を特定可能とするために、各会員に固有に付与された登録顧客特定情報となる会員IDに対応付けて、本人確認に使用される暗証番号、当該会員が所有する所有ポイント数と、当該会員がその当日において遊技に使用した度数の合計である本日総使用度数と、当該会員のその当日における来店の有無を示す本日来店と、所定期間である過去3ヶ月間における来店回数と、会員の氏名(名字並びに名前)、性別、年齢、誕生日、職業、住所、電子メールアドレスからなる会員属性情報とが記憶されている。
また、本実施例の会員別遊技履歴テーブルには、図5(b)に示すように、各会員の会員IDに対応付けて、前記玉計数器40にて計数されて再度の遊技に使用可能とされた貯蓄玉数と、前記メダル計数器30にて計数されて再度の遊技に使用可能とされた貯蓄メダル数と、会員がカードユニット3、5に会員カードを挿入してから当該会員カードを取り出す返却時点までに実施した遊技を1回の遊技として、最近3ヶ月以内の遊技履歴が記憶されている。これら遊技履歴として具体的には、各会員ID毎に、来店日、遊技を実施したスロットマシン1またはパチンコ機2の台番号並びに当該台番号のスロットマシン1またはパチンコ機2の機種名と、遊技の開始時間(会員カードの挿入時間)、遊技の終了時間(会員カードの返却時間)、開始時間と終了時間との差である遊技時間、対応するパチンコ機2における図示しない可変表示装置において可変表示が実施された回数である始動回数若しくはスロットマシン1におけるゲーム数、該対応するパチンコ機2(スロットマシン1)において発生した大当り(レギュラーボーナス)の回数である大当回数(RB回数)、対応するパチンコ機2(スロットマシン1)において発生した確変大当り(ビッグボーナス)の回数である確変回数(BB回数)、会員が遊技に消費した金額である売上金額、会員が遊技にて獲得することで遊技場が該会員に対して提供する景品と等価な金額である支出金額(最小数は100円単位)、これら売上金額から支出金額を差し引いた収支金額、遊技場の勝敗とが記憶されている。
また、本実施例のユニット管理テーブルには、図5(c)に示すように、遊技場内に設置された各カードユニット3、5を個々に識別可能とするために各カードユニット3、5に固有に付与された装置IDに対応付けて、当該カードユニット3、5が設置されている遊技島の島番号と、当該カードユニット3、5の状況(待機中または受付中)と、当該カードユニット3、5が対応するスロットマシン1またはパチンコ機2の機種名と、該対応するスロットマシン1またはパチンコ機2の台番号と、会員カードを受付け中の場合には受付け中の会員カードの会員IDが記憶される受付会員IDと、対応するスロットマシン1またはパチンコ機2における台データが記憶されており、これら台データとしては、該対応するパチンコ機2における図示しない可変表示装置における始動回数の累計である総始動回数若しくは対応するスロットマシン1におけるゲーム数や、該対応するパチンコ機2(スロットマシン1)において発生した大当り(レギュラーボーナス)の回数である大当回数(RB回数)や、該対応するパチンコ機2(スロットマシン1)において発生した確変大当り(ビッグボーナス)の回数である確変回数(BB回数)、や、当該カードユニット3、5が対応するパチンコ機2(スロットマシン1)に供給(投入)された供給玉数(投入枚数)や、当該カードユニット3、5が対応するパチンコ機2(スロットマシン1)から排出された打込玉数(払出枚数)や、打込玉数(投入枚数)から供給玉数(払出枚数)を差し引いた差玉数(差メダル数)や、各大当りが発生する間における可変表示装置における始動回数である大当間始動回数1、大当間始動回数2…、若しくはボーナスが発生する間におけるゲーム数であるボーナス間ゲーム数1、ボーナス間ゲーム数2…が記憶されている。
このユニット管理テーブルには、カードユニット3、5から会員カードの受付けに基づいて送信される前述の受付け通知の受信により、該受付け通知に含まれる会員IDが「受付会員ID」の項目に登録されることで、カードユニット3、5の装置IDから、そのカードユニット3、5に受付け中の会員カードの会員IDと、対応するスロットマシン1またはパチンコ機2の機種名や台番号を特定できるようになっているとともに、会員IDから当該会員IDの会員カードを受付け中のカードユニット3の装置IDを特定できるようになっている。また、このユニット管理テーブルにおける装置IDや設置島の島番号、対応機種名、対応台番号等の各データは、予め会員管理コンピュータ120に設定入力されることで記憶されている。
また、本実施例の会員別貯蓄利用履歴テーブルには、図6(a)に示すように、各会員の会員IDに対応付けて、貯蓄玉数若しくは貯蓄メダル数が使用された日付が格納される利用日と、貯蓄玉数若しくは貯蓄メダル数が使用された種別が格納される利用種別と、使用された貯蓄玉数が格納される利用貯蓄玉数と、使用された貯蓄メダル数が格納される利用貯蓄メダル数と、利用種別が景品交換またはワゴンサービスである場合に、該利用された景品またはサービスの商品コードが格納される商品コードの各項目が記憶されている。
また、本実施例の商品テーブルには、図6(b)に示すように、POSレジ端末50が設置されている遊技場内の景品交換カウンタにて交換可能な各景品に固有に付与された商品コードに対応付けて、その商品名と種別コードとが記憶されている。
また、本実施例のサービス品テーブルには、図6(c)に示すように、前述のワゴンサービスにて提供される飲食物の商品コードに対応付けて、その商品名と種別コードとが記憶されている。
また、本実施例の登録短文テーブルには、図7に示すように、登録される各短文に付与された固有の短文IDに対応付けて、当該短文の分類区分が格納される種別(カテゴリ)と、対応する遊技履歴の内容(種類)が格納される対象項目と、短文のテキストデータが格納される短文データの項目とが記憶されている。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、カードユニット3、5における再プレイ操作に基づいて該カードユニット3、5から送信される貯玉抽出要求の受信に基づいて、当該貯玉抽出要求に含まれる暗証番号を当該貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して前記会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と照合し、当該照合が一致した場合において、前記会員別遊技履歴テーブルに当該会員IDに対応付けて記憶されている貯蓄玉数または貯蓄メダル数をカードユニット3、5に返信して、当該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の遊技への再使用を許諾する貯蓄使用許諾処理を実施するとともに、遊技への再使用に供された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさを該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさから減算更新し、該遊技への再使用に使用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の使用履歴、具体的には、利用日の日付、利用種別として再プレイ、利用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)から成る貯蓄利用履歴を、当該会員の会員IDに対応する貯蓄利用履歴として会員別貯蓄利用履歴テーブルに記憶する。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、メダル計数器30または玉計数器40から送信される計数情報の受信に基づいて、当該受信した計数情報に含まれる会員IDに対応して前記会員別遊技履歴テーブルに記憶されている貯蓄玉数または貯蓄メダル数の大きさに、当該受信した計数情報に含まれる計数玉数若しくは計数メダル数の大きさを加算更新する貯蓄更新処理を実施する。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、カードユニット3、5に新たに会員カードが受付けられたことに基づいて、当該カードユニット3、5から送信される受付け通知の受信に基づき、当該受付け通知に含まれる新たに受付けた会員カードから読み出した会員IDに対応する前記会員別遊技履歴テーブルの今回のデータを前回のデータに、前回のデータを2回前のデータというように、それぞれの遊技履歴の回数を更新するとともに、今回の遊技履歴への記憶(更新)を開始して、当該会員の遊技において発生する遊技履歴を記憶し、前記カードユニット3、5における返却操作に基づいて、カードユニット3から送信される返却通知に前記にて記憶を開始した会員IDが含まれる場合において、今回の遊技履歴への記憶(更新)を終了し、当該遊技単位における勝敗を判定して記憶する。尚、前記した今回の遊技履歴への記憶(更新)の開始に際しては、会員管理コンピュータ120からシステムコントローラ100に対して当該更新する遊技履歴に対応する会員IDを含む使用度数情報出力要求を送信することで、システムコントローラ100から、当該送信した使用度数情報出力要求に含まれる会員IDが記録された会員カードから度数の使用があった場合に、該使用度数の情報が送信されてくることで、遊技履歴の売上金額への加算更新並びに本日使用度数への加算更新が実施されるようになっている。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、カードユニット3、5に新たに会員カードが受付けられたことにより該カードユニット3から送信される受付け通知の受信に基づき、ユニット管理テーブルにおいて当該カードユニット3、5の装置IDに対応する「状況」を更新し、受信した受付け通知に含まれる会員IDを「受付会員ID」の項目に記憶するとともに、会員情報テーブルにおいて受信した該受付け通知に含まれる会員IDに対応する所有ポイントや本日来店や来店回数の各データを更新する更新処理を実施する。具体的には、本日来店の更新は、本日来店のデータ(営業開始時前の起動時において全て「0」にリセットされている)が未来店を示す「0」である場合に「1」に更新するとともに、該「1」に更新することに伴って対応する来店回数に1を加算するとともに所定のポイント数を所有ポイントに加算更新するようになっており、一日に一回に限り来店によるポイント数の加算と来店回数の加算が実施される。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、カードユニット3、5から送信される、対応するスロットマシン1やパチンコ機2から出力される各種信号の入力状況に基づく遊技関連情報(台データ)の受信に基づいて、前記ユニット管理テーブルの各遊技関連情報(台データ)を更新するユニット管理テーブル更新処理を実施する。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、POSレジ端末50からの貯玉抽出要求の受信に基づいて、当該貯玉抽出要求に含まれる暗証番号を当該貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して前記会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と照合し、当該照合が一致した場合において、前記会員別遊技履歴テーブルに当該会員IDに対応付けて記憶されている貯蓄玉数並びに貯蓄メダル数をPOSレジ端末50に返信して、当該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の景品交換への使用を許諾するとともに、景品交換に供された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさを該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさから減算更新し、該景品交換に使用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の使用履歴、具体的には、利用日の日付、利用種別として景品交換、利用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)、交換された景品の商品コードから成る貯蓄利用履歴を、当該会員の会員IDに対応する貯蓄利用履歴として会員別貯蓄利用履歴テーブルに記憶する。
また、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、会員がワゴンサービスを利用する際に、無線ハンディターミナル70から送信される貯玉抽出要求の受信に基づいて、当該貯玉抽出要求に含まれる暗証番号を当該貯玉抽出要求に含まれる会員IDに対応して前記会員情報テーブルに記憶されている暗証番号と照合し、当該照合が一致した場合において、前記会員別遊技履歴テーブルに当該会員IDに対応付けて記憶されている貯蓄玉数並びに貯蓄メダル数を無線ハンディターミナル70に返信して、当該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)のワゴンサービスへの使用を許諾するとともに、該ワゴンサービスに供された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさを該貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の大きさから減算更新し、該ワゴンサービスに使用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)の使用履歴、具体的には、利用日の日付、利用種別としてワゴンサービス、利用された貯蓄玉数(貯蓄メダル数)、ワゴンサービスにて提供された商品の商品コードから成る貯蓄利用履歴を、当該会員の会員IDに対応する貯蓄利用履歴として会員別貯蓄利用履歴テーブルに記憶する。
以上のような各処理を本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122が実施することにより、本実施例の会員管理コンピュータ120においては、会員が店舗である遊技場内で会員カードを使用したことに伴う各種の使用状況データとなる、会員別遊技履歴テーブルにおける各種項目データや、会員別貯蓄利用履歴テーブルにおける各種項目データが収集されるようになっている。
以下、本実施例の会員管理コンピュータ120において、会員に対して、例えば、会員感謝イベントの開催を通知する電子メールを送信する場合の流れについて説明する。
まず、初めに、新たな電子メールを送信する場合において、各電子メールに共通して使用する定型文が存在する場合には、会員管理コンピュータ120において所定の操作を実施して、図8に示す定型文設定画面を表示装置127に表示部させる。
この本実施例の定型文設定画面には、図8に示すように、定型文1を入力するための定型文1入力部と、定型文2を入力するための定型文2入力部とが設けられており、各入力部に、送信する電子メールに挿入したい定型文を入力する。
また、これら各定型文入力部には、それぞれに対応して「文頭」、「文末」のチェックボックスが設けられており、これら各定型文入力部に入力した定型文を、電子メールの合成文章の文頭に配置するか、或いは文末に配置するかを指定できるようになっている。
尚、これら双方の定型文入力部のチェックボックスを、共に、文頭または文末にチックした場合には、両定型文入力部に入力された文章が、定型文1入力部の入力文章→定型文2入力部の入力文章の順に、指定された文頭または文末に配置される。
これら定型文1入力部に、例えば、「いつも当店をご利用いただきありがとうございます。当店では、来る●月○日に、会員感謝DAYイベントを行います。当日は、イベント、サービスが盛り沢山!」を入力して文頭のチェックボックスをチェックするとともに、定型文2入力部に、「スタッフ一同、ご来場を心よりお待ちしております。」の文章を入力して文末のチェックボックスをチェックした後、当該画面下部に設けられた「登録」の選択入力部を選択入力することで、定型文1入力部に入力した定型文が、電子メールの文頭に配置されるとともに、定型文2入力部に入力した定型文が、文末に配置されるように、設定、登録される。
すなわち、このように、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、図8に示す定型文設定画面を表示装置127に表示して、上述した一連の定型文設定処理を実施するようになっており、該定型文設定処理においては、複数の会員(登録顧客)向けの電子メールに共通使用する定型メッセージ文を登録しており、これら定型文設定処理によって本発明における定型メッセージ文登録ステップが形成されているとともに、該定型文設定処理を実施するCPU122によって本発明の定型メッセージ文登録手段が形成されている。
そして、これら定型文の設定を完了した後、所定操作、具体的には、表示画面の右部に設けられているサブメニュー項目の中から、短文設定のサブメニューを選択して、図9に示す短文設定画面を表示させて、電子メールに挿入する各短文メッセージの登録を行う。
本実施例の短文設定画面には、図9に示すように、入力する短文メッセージが該当する種別(カテゴリ)を選択するカテゴリ選択部と、該短文に付与される短文IDが表示される短文ID表示部と、新たな種別(カテゴリ)を設定する際に操作する新規種別作成の選択入力部と、短文のメッセージ文を入力するための短文メッセージ入力部と、当該短文メッセージが該当する同一種別(カテゴリ)において複数の短文の選択を許諾するか否かを指定するための複数選択チェックボックスと、当該短文メッセージが選出される対象とする会員カードの使用履歴(遊技履歴、貯蓄利用履歴)の項目を選択するための対象項目選択部と、対象項目選択部に対象項目が存在しない場合や、複数の対象項目を選択した新たな対象項目を作成する場合に選択操作される対象項目作成の選択入力部とが設けられている。
この短文設定画面において、例えば、今回の感謝イベントにおいては、機種名aのパチンコ台を特別開放する場合であれば、これら機種名aのパチンコ台を特別開放することを知らせる短文メッセージである「今回のイベントでは、特別に、機種名aを大開放します。普段、機種名aを利用頂いている方にとっては、ビッグチャンス!!」の文章を短文メッセージ入力部に入力するとともに、該文章が該当する種別(カテゴリ)である「パチンコ」をカテゴリ選択部にて選択する。
尚、この際、該当する種別(カテゴリ)が存在しない場合、または、その後に登録する短文のメッセージが該当する種別(カテゴリ)が予め決定している場合には、新規種別作成の選択入力部を選択入力して、例えば、スロットマシン1に対応するスロットの種別(カテゴリ)や、抽選等の各種イベントに対応するイベントの種別(カテゴリ)や、産地直送品が景品となる等の景品の種別(カテゴリ)や、ドリンク無料サービス等のサービスの種別(カテゴリ)を、作成、設定する。
そして、カテゴリ選択部における「パチンコ」の選択により、短文ID表示部には、該選択された種別(カテゴリ)であるパチンコに対応したPで始まるIDであって、該カテゴリにおいて未使用のシリアル番号に基づくIDが表示される。
そして、これら登録する短文メッセージとともに、その他に登録する短文メッセージも、同時に選択されて送信される電子メール中に含まれることを許諾する場合には、複数選択チェックボックスをチェックするとともに、対象項目選択部において、該短文メッセージが選出される対象とする使用履歴の種類(項目)となる機種名aを選択した後、該短文設定画面の下部に設けられている「登録」の選択入力部を選択入力することで、これら短文設定画面にて設定した内容が、登録短文テーブルに記憶(登録)される。
尚、本実施例では、図9に示すように、対象項目選択部において、「必須」のメニュー項目を選択可能とされており、これら「必須」のメニュー項目を選択した場合には、必ず、当該短文メッセージが電子メールに挿入されることになり、定型文の場合と同様の扱いになるが、上記した定型文は、その配置位置が文頭または文末に固定されるのに対し、この「必須」のメニュー項目に対応する短文メッセージは、後述するように、その配置位置が、会員の利用情報に応じて変化するので、これら電子メールの文中において、配置位置を変化させても良いが、必ず挿入したい文章は、これら「必須」のメニュー項目を選択して短文設定画面にて設定すれば良い。
尚、これら対象項目選択部において、例えば、機種名aの機種が、機種名dの機種の兄弟機であり、遊技に非常に類似性がある場合において、これら機種名aとともに機種名dを対象項目選択部にて選択したい場合には、対象項目作成の選択入力部を選択して、選択対象の項目として、「機種名aまたは機種名d」の項目を、図示しない対象項目作成ウインドウにおいて作成することで、該作成した「機種名aまたは機種名d」の項目を対象項目選択部において選択できるようになり、これら「機種名aまたは機種名d」を選択することで、機種名dのパチンコ機2を良く遊技している会員向けの電子メールにも、短文メッセージ入力部に入力したメッセージ文を含む電子メールが作成されて、送信されるようになる。
そして、これら短文設定画面においては、その他の機種のパチンコ機2も開放するのであれば、該開放する他の機種の短文メッセージの設定を実施するとともに、その他の種別(カテゴリ)、例えば、スロットマシン1において開放する台があれば、そのスロットマシン1の機種の短文メッセージの設定を実施し、更に、その他の種別(カテゴリ)であるイベントや、景品、サービスの各種別(カテゴリ)の短文メッセージの設定を、具体的には、図7に示すように、各種別(カテゴリ)の短文メッセージが登録されるように実施する。
すなわち、このように、本実施例の会員管理コンピュータ120のCPU122は、図9に示す短文設定画面を表示装置127に表示して、上述した一連の短文設定処理を実施するようになっており、該短文設定処理においては、使用状況データとなる遊技履歴や貯蓄利用履歴の種類となる対象項目に対応した短文メッセージ(メッセージ文)が登録されるとともに、複数種類の使用状況データとなる遊技履歴や貯蓄利用履歴の複数の対象項目を1つの分類とする種別(カテゴリ)が複数登録できるようになっており、これら短文設定処理によって本発明におけるメッセージ文登録ステップ並びに区分登録ステップが形成されているとともに、該短文設定処理を実施するCPU122によって本発明のメッセージ文登録手段並びに区分登録手段が形成されている。
このようにして、定型文の設定並びに短文メッセージの設定を実施した後に、電子メールを送信する会員の条件を設定して、電子メールの送信対象とする会員を抽出する。具体的には、所定操作、具体的には、表示画面の右部に設けられているサブメニュー項目の中から、送信会員抽出のサブメニューを選択して、図10に示す送信会員抽出画面を表示させて、電子メールの送信対象とする会員の条件を設定する。
この本実施例の送信会員抽出画面には、図10に示すように、全会員を送信対象とする場合に選択する全会員のチェックボックスと、特定の条件を満たす会員のみに送信する場合に選択する条件抽出のチェックボックスとが設けられているとともに、該条件抽出のチェックボックスの下方位置には、抽出条件となる、性別、職業、年齢、所有ポイント、来店回数(最近3ヶ月)、貯蓄玉数、貯蓄メダル数の各項目の条件を選択するための項目条件選択部が設けられており、これら各項目条件選択部において、抽出対象とする会員に関する条件を指定できるようになっている。
また、これら項目条件選択部の下方位置には、図10に示すように、条件抽出を選択して、抽出条件を指定した場合において、該指定した条件に合致する会員のリストを表示させるための抽出リスト表示選択入力部が設けられており、該抽出リスト表示選択入力部を選択入力することによって、各項目条件選択部において指定された条件を満たす会員が、会員情報テーブルから抽出されて個別のウインドウに一覧表示されることで、どの程度の会員が抽出されたのか等の抽出状況を確認できるようになっている。尚、抽出リスト表示選択入力部が選択入力されなくても、後述する「決定」の選択入力部が選択入力されることで、表示はされないが同様に抽出リストが作成されて一時記憶される。
このようにして抽出した会員(全会員のチェックボックスをチェックした場合には、全会員)に対して電子メールを送信するので良ければ、該送信会員抽出画面の下方に設けられている「決定」の選択入力部を選択入力すれば良く、該「決定」の選択入力部を選択入力することによって、図12のメール作成処理が、会員管理コンピュータ120のCPU122によって実施される。
このメール作成処理においてCPU122は、まず、図11に示すメール作成用テーブルの縦軸方向に、前記登録短文テーブルに記憶されている全ての短文IDと各短文IDに該当する種別(カテゴリ)の合計とを登録(セット)するとともに、前記送信会員抽出画面における「抽出リスト表示」または「決定」の選択入力部の選択入力により抽出された抽出リストに含まれる全ての送信対象者の電子メールアドレスと会員IDとを横軸方向に登録(セット)する(S1)。
そしてS2のステップに進み、S1のステップにおいてメール作成用テーブルにセットした各短文IDに対応する履歴カウント値並びに各種別(カテゴリ)の合計値を、各送信対象者毎に集計する短文メッセージ対応履歴カウント処理を実施する。
具体的には、例えば、短文IDP−001の短文メッセージの場合であれば、該短文メッセージは、登録短文テーブルに短文IDであるP−001に対応付けて記憶されているように、対象項目が機種名aであるので、これら機種名aの対象項目を含む利用履歴となる遊技履歴がいくつ存在するかを、カウント対象とする会員が、例えばK001−00001の会員であれば、該会員IDであるK001−00001に対応して会員別遊技履歴テーブルに記憶されている遊技履歴に、これら機種名aを含む遊技履歴がいくつ存在するか、例えば、機種名aを含む遊技履歴が3つ存在する場合であれば、3とカウントして集計し、そのカウント値である3を該短文IDP−001に対応する値として格納する。
そして、これらP−001と同様に、P−002、P−003・・とカウントしていき、該種別(カテゴリ)であるパチンコのカテゴリに属する全ての短文メッセージのカウント値を集計した場合には、当該種別(カテゴリ)に属する全ての短文メッセージのカウント値を算出して、該合計値を該種別(カテゴリ)に対応する値として格納する。
つまり、本実施例のCPU122が行う短文メッセージ対応履歴カウント処理においては、会員(登録顧客)が所有するとともに当該会員(登録顧客)を特定可能な登録顧客特定情報となる会員IDが記憶された会員カード(顧客用記録媒体)を使用することにより発生する使用状況データである遊技履歴並びに貯蓄利用履歴の複数の対象項目を、該使用された会員カード(顧客用記録媒体)に記憶されている会員IDに対応付けて、予め設定されている該使用状況データの種類である対象項目毎に集計するとともに、各種別(カテゴリ)の合計値を集計しており、該短文メッセージ対応履歴カウント処理によって本発明の使用状況データ集計ステップが形成され、該短文メッセージ対応履歴カウント処理を実施するCPU122によって本発明における使用状況データ集計手段が形成されている。
そして、上記した各短文メッセージのカウント値の集計と合計値の算出とを、全ての種別(カテゴリ)、具体的には、スロット、イベント、景品、サービスについて実施して、カウント値と合計値とを格納して行く。
尚、スロットの種別においては、カウント値のカウント対象の利用履歴が、パチンコのカテゴリの場合と同様に遊技履歴とされるが、その他のカテゴリである、イベント、景品、サービスに関しては、会員別貯蓄利用履歴テーブルに記憶された貯蓄利用履歴が対象とされてカウントが集計される。
このようにして、メール作成用テーブルにおける全ての送信対象者におけるカウント値と合計値の格納が終了した後、S3のステップに進んで、電子メールの作成対象者の電子メールアドレスを1つ、例えば、最も左位置に格納されている会員ID、K001−00001の電子メールアドレスを「taro@abc.…」を特定する。
そして、各種別(カテゴリ)毎に、最大のカウント値の短文IDを特定して抽出するとともに(S4)、これら特定した各最大のカウント値のQ値、すなわち、最大のカウント値を当該会員IDに対応して会員情報テーブルに記憶されている来店回数(最近3ヶ月)にて除した値を算出する(S5)。
つまり、本実施例のメール作成処理におけるS4のステップにおいては、本発明の使用状況データ集計ステップ(手段)となるS2のステップにて集計した各会員の各種使用状況データ、つまり、各対象項目のカウント値に基づいて、メールメッセージ登録手段となる短文登録処理にて登録されている短文メッセージ(メッセージ文)の中から、本発明の区分登録となる前述の短文設定処理にて設定された種別(カテゴリ)の中から、本発明の使用状況データ集計ステップ(手段)となるS2の短文メッセージ対応履歴カウント処理にて集計された集計値であるカウント値の最も高い対象項目に対応した短文メッセージ(メッセージ文)を抽出しており、該S4のステップによって本発明におけるメッセージ文抽出ステップが形成されているとともに、該S4のステップを実施するCPU122によってメッセージ文抽出手段が形成されている。
次に、S5のステップにて算出した各種別(カテゴリ)毎の最大のカウント値のQ値が、予め設定されている排除閾値、例えば0.3(来店3回に一回程度利用することを意味する)以下であるかを判定し、排除閾値以下である場合には、該排除閾値以下である種別(カテゴリ)の短文IDを、合成する電子メールへの挿入対象から除外する(S6)。
そして、排除されずに残った挿入対象の短文IDが属する種別(カテゴリ)の内、図9に示すように、複数選択が可能に設定されている種別(カテゴリ)を特定(S7)し、該特定した複数選択が可能に設定されている各種別(カテゴリ)における最大カウント値に次いで大きな次最大カウント値を特定して、そのQ値を算出する(S9)。
そして、これら算出した次最大カウント値のQ値が、追加閾値、例えば0.5(来店2回に一回以上利用することを意味する)であるかを判定し、追加閾値以上である場合には、該次最大カウント値に対応する短文IDを、挿入対象の短文IDに追加する(S9)。
そして、S10のステップに進んで、まず、前述した定型文設定画面にて設定されている定型文を、例えば、図10の設定例によれば、文頭と文末にセットする。
そして、S11のステップに進み、パチンコとスロットの各種別(カテゴリ)の合計値を比較し、合計値の大きい種別(カテゴリ)の短文IDを、文頭定型文に次ぐ文章となるように、文頭定型文と文末定型文の短文配置領域における最上位文としてセットする(S12)。つまり、合計値の大きいカテゴリである当該会員が良く利用しているカテゴリの短文メッセージが、上位に配置されるようになる。すなわち、パチンコ機2を良く利用している会員であれば、パチンコ機2の短文メッセージが上位に位置し、スロットマシン1を良く利用している会員であれば、スロットマシン1の短文メッセージが上位に位置するようになる。
また、前述したように、Q値が排除閾値以下である場合には、その短文IDが挿入対象から外されるので、例えば、パチンコ機2を良く遊技するのみでスロットマシン1をあまり遊技しない会員でれば、パチンコのカテゴリの短文のみを1つまたは複数含む電子メールが作成されるようになり、逆に、スロットマシン1を良く遊技するのみでパチンコ機2をあまり遊技しない会員でれば、スロットのカテゴリの短文のみを1つまたは複数含む電子メールが作成されるようになる。
そして、S13のステップに進み、遊技台のカテゴリ、つまり、パチンコとスロットのカテゴリ以外の各種別(カテゴリ)の合計値を特定し、その合計値の大きい順に、各種別(カテゴリ)に属する短文IDを、既にセットされている遊技台のカテゴリの短文の下位に順次、セットしていく。尚、Q値が排除閾値以下である短文IDはS6にて排除されているので、短文メッセージが挿入されないカテゴリも存在することになる。
そして、このようにして、セットされた定型文と短文IDのセット状態と、各定型文と短文IDのテキストデータ(文章データ)により、当該送信対象者向けの電子メールを合成して、前記S3のステップにて特定した電子メールアドレス宛に送信し、該電子メールアドレスとその該当データをメール作成用テーブルから削除する(S15)。
つまり、本実施例のS15のステップにおいては、本発明におけるメッセージ文抽出ステップ(手段)となるS4のステップにて抽出した短文IDの各メッセージ文を合成することにより、各会員(登録顧客)宛の電子メールを作成するとともに、該作成した電子メールを、当該会員(登録顧客)の電子メールアドレスに対して送信しており、該S15のステップにおいて本発明における電子メール作成ステップ並びに電子メール送信ステップとが形成されているとともに、該S15のステップを実施するCPU122によって、本発明における電子メール作成手段並びに電子メール送信手段が形成されている。
また、本実施例のS12並びにS14のステップにおいては、本発明のメッセージ文抽出ステップ(手段)となるS4のステップにて抽出した短文IDの短文メッセージが属する種別(カテゴリ)の合計値の高い順に、該抽出した短文メッセージ(短文ID)を配列して、該配列に基づいてS15のステップにおいて電子メールを合成している。
このようにして合成により作成された電子メールは、例えば、図13に示すように、電子メールの文頭と文末に、定型文が配置されるとともに、該文頭と文末の定型文の間に、受信する会員の遊技履歴や貯蓄使用履歴に応じた短文メッセージ、具体的には、良く利用する機種やその機種に遊技の類似性が高い兄弟機等に関する短文メッセージを上位文として有するとともに、当該会員が良く来場する時間に実施されているイベントに関する短文メッセージや、当該会員が良く利用する交換商品、例えば、新譜CDやDVDに関する短文メッセージや、当該会員が良く利用するワゴンサービスのサービスに関する短文メッセージが、その属するカテゴリのカウント合計値の高い順に、上位から下位へ配列されたものとなる。
そして、S16のステップに進み、電子メールが未作成の電子メールアドレスがメール作成用テーブルに残存するか否かを判定し、残存する場合には、S17のステップに進んで、次の作成対象者の電子メールアドレスを特定した後、S4のステップに移行することで、S4〜S16のステップの処理が、全ての送信対象者の電子メールが作成されるまで、繰返し実施され、全ての送信対象者の電子メールが作成された場合には、S16のステップでNoと判定されることで、当該処理を終了する。
このようにして、該メール作成処理において作成されて送信された電子メールは、例えば、図13に示すように、送信対象者の会員のコンピュータにおいて受信されて表示されるようになり、個々の会員が良く利用する機種や種別、イベントや景品やサービスに関する情報が適切に盛り込まれた、当該会員の嗜好に特化された電子メールとなるので、受信した会員は、非常に興味を抱くようになり、よって、文末まで、読み進む確立が高くなるので、これら電子メールの送信による来店者の増大等の効果を向上できるようになる。
つまり、各種の使用状況データとなる、遊技履歴や貯蓄使用履歴の各項目に対応する各短文メッセージ(メッセージ文)を合成して当該会員(登録顧客)宛の電子メールが作成されて送信されるので、各会員(登録顧客)の会員カードの使用状況の態様、つまり、どの台を遊技しているのか、どうような時間帯に遊技を実施しているのか、どのような景品やサービスを利用しているのか等に応じた当該会員(登録顧客)に特化した内容の電子メールを簡単に作成して送信できるので、会員(登録顧客)の関心向上による電子メールの送信効果の向上、例えば、来店者の増加や集客率の向上等を得たいとする遊技場(店舗)の要望に応えることができる。
また、本実施例によれば、定型文設定画面にて定型メッセージを設定できるので、各会員(登録顧客)毎に、これら定型メッセージを入力する等の必要が無く、これら定型メッセージを含む電子メールの作成労力を大幅に低減できる。
また、本実施例によれば、各分類区分となる種別(カテゴリ)の中から集計値であるカウント値の最も高い種類の対象項目の利用履歴(使用状況データ)、つまり、会員(登録顧客)が各種別(カテゴリ)において一番嗜好が高いと思われる対象項目に対応する短文メッセージ(メッセージ文)を抽出して電子メールを合成するので、各会員(登録顧客)の嗜好により合致した電子メールを作成できるとともに、ほぼ満弁なく各種別(カテゴリ)のメッセージ文を含む電子メールを作成できる。
また、本実施例によれば、合計値の高い種別(カテゴリ)の順、つまり、会員(登録顧客)の嗜好が高いと思われる種別(カテゴリ)の順に短文メッセージ(メッセージ文)が配列されて合成されるので、当該電子メールを受信した会員(登録顧客)の該電子メールへの関心度を向上でき、電子メールの閲覧率を向上できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、作成される電子メール中の短文メッセージの配列順序について、遊技機に関する種別であるパチンコとスロットの種別(カテゴリ)の短文メッセージを、その他の種別(カテゴリ)の短文メッセージの配置位置よりも上位となるように優先配置するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの優先配置を実施することなく、全ての種別(カテゴリ)の短文メッセージを同等として取り扱って、各種別(カテゴリ)における合計値に基づいて配列するようにしても良い。
また、前記実施例では、S11〜S14のステップを実施することにより、短文メッセージの配置順序を、各種別(カテゴリ)における合計値に基づいて決定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらS11〜S14のステップに代えて、図14に示すように、S11’のステップとして、挿入対象とした短文IDを、そのカウント値の大きい順に単純に配列してセットした後、S15のステップにおいて、これらセットされた定型文と短文IDのセット状態と、各定型文と短文IDのテキストデータ(文章データ)により電子メールを合成して、前記S3のステップにて特定した電子メールアドレス宛に送信するようにしても良い。すなわち、これら種別(カテゴリ)に関係なく、各短文メッセージに対応する対象項目の利用履歴のカウント値の大きさのみに基づいて、各短文メッセージを配置して電子メールを合成するようにしても良い。
つまり、このS11’のステップにおいては、本発明におけるメッセージ文抽出ステップ(手段)となるS4にて抽出した短文IDの短文メッセージを、対応する対象項目(使用状況データ)のカウント値(集計値)の高い順に、該抽出した短文IDを配列し、該配列した短文IDに基づいてS15のステップにて電子メールが合成されるようになる。
尚、前記実施例では、短文メッセージの配列順序を、カウント値に基づいて決定するよにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら配列順序の決定を実施しない構成としたり、予め、各短文メッセージに優先番号を付与しておき、これら優先番号に基づいて、利用履歴のカウント値に基づくことなく、配列順序を決定するようにしても良い。
また、前記実施例では、S5並びにS8のステップにおいて、カウント値を来店回数にて除したQ値を算出し、これらQ値と排除閾値や追加閾値に基づいて、挿入対象とするか否かを判定するようにしており、このようにすることは、例えば、これら排除閾値や追加閾値として、カウント値自体である3や5の数値を使用すると、電子メールの送信対象の会員が、会員に登録して間もない会員であって、まだ、3回程度しか来店していないが、その3回とも、同じ機種の遊技機で遊技している場合であっても、その機種の短文メッセージを含まない電子メールが作成されてしまうのに対し、この場合においてのQ値は100%となり、よって、その機種の短文メッセージを含む電子メールが作成されるようになるので、これらQ値を用いることで、登録間もない会員等における利用状況にも対応した電子メールが作成できるので好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら挿入対象とするか否かの判断に用いる数値や閾値の形態は、適宜に選択すれば良い。
また、前記実施例では、店舗として遊技場を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら店舗としては、遊技場以外の、例えば、レンタルビデオ店や飲食店や百貨店等の店舗であっても良い。例えば、レンタルビデオ店の会員であれば、レンタルした映画の種類(サスペンス、ドラマ)が使用状況データとして集計し、集計した各使用状況データに基づき、メールを作成、送信すれば良い。又、飲食店であれば利用した飲み物(お酒)の種類(ワイン、日本酒、焼酎)、食べ物の種類(中華、和食、洋食)、百貨店であれば購入した商品の種類(食品、衣類、雑貨、家具…)が使用状況データとして集計し、該集計した各使用状況データに基づき、メールを作成、送信すれば良い。
また、前記実施例では、種別(カテゴリ)であるパチンコ並びにスロットに対応する対象項目として、機種a、機種b…や、機種O…といった機種を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの対象項目として、例えば、その機種が該当するスペック(仕様)に応じた対象項目、例えば、1種、2種…や、フルスペック、ハーフスペック等のように、大当り確率の仕様や、大当り中の出玉数や、大当り後の時短や確変の付与仕様等に基づき区分された対象項目としても良い。
本発明のメール送信システムが適用された会員管理コンピュータを用いた本実施例の遊技用システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施例において用いたパチンコ機2並びにカードユニット3の正面図である。 本発明の実施例におけるカードユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータの構成を示す図である。 (a)は、本発明の実施例に用いた会員情報テーブルを示す図であり、(b)は、本発明の実施例に用いた会員別遊技履歴テーブルを示す図であり、(c)は、本発明の実施例に用いたユニット管理テーブルを示す図である。 (a)は、本発明の実施例に用いた会員別貯蓄利用履歴テーブルを示す図であり、(b)は、本発明の実施例に用いた商品テーブルを示す図であり、(c)は、本発明の実施例に用いたサービス品テーブルを示す図である。 本発明の実施例に用いた登録短文テーブルを示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて表示される定型文設定画面を示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて表示される短文設定画面を示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて表示される送信会員抽出画面を示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて作成されるメール作成用テーブルを示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて実施されるメール作成処理の処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータにおいて実施されるメール作成処理にて作成された電子メールを受信した、会員のコンピュータ画面を示す図である。 本発明のその他の形態のメール作成処理の処理内容を示すフロー図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 パチンコ機
3 カードユニット
5 カードユニット
30 メダル計数器
40 玉計数器
50 POSレジ端末
70 無線ハンディターミナル
100 システムコントローラ
120 会員管理コンピュータ
125 記憶装置
126 入力装置
127 表示装置
128 プリンタ
129 通信部

Claims (10)

  1. 電子メールアドレスを登録している登録顧客に対して電子メールを作成、送信するメール送信システムであって、
    前記登録顧客が所有するとともに当該登録顧客を特定可能な登録顧客特定情報が記憶された顧客用記録媒体を使用することにより発生する複数種類の使用状況データを、該使用された顧客用記録媒体に記憶されている登録顧客特定情報に対応付けて、予め設定されている該使用状況データの種類毎に集計する使用状況データ集計手段と、
    前記登録顧客特定情報に対応付けて、当該登録顧客の来店回数を集計する来店回数集計手段と、
    前記使用状況データ集計手段にて集計された各種類毎の使用状況データの集計値を、該使用状況データに対応付けて前記来店回数集計手段に記憶されている登録顧客特定情報と同一の登録顧客特定情報に対応付けて前記来店回数集計手段にて集計された来店回数にて除したパラメータを各種類毎に算出するパラメータ算出手段と、
    各種類の使用状況データのパラメータが所定値以上であることに対応したメッセージ文を登録するためのメッセージ文登録手段と、
    前記パラメータ算出手段にて算出された当該登録顧客の各種類毎のパラメータが所定値以上であることに基づいて、前記メッセージ登録手段にて登録されているメッセージ文の中から、各登録顧客の各種パラメータに対応したメッセージ文を抽出するメッセージ文抽出手段と、
    前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    前記電子メール作成手段にて作成された各電子メールを、当該登録顧客の電子メールアドレスに対して送信する電子メール送信手段と、
    を備えることを特徴とするメール送信システム。
  2. 複数の前記登録顧客向けの電子メールに共通使用する定型メッセージ文を登録するための定型メッセージ文登録手段を備え、
    前記電子メール作成手段は、前記定型メッセージ文登録手段にて登録された定型メッセージ文と、前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成することを特徴とする請求項1に記載のメール送信システム。
  3. 複数種類の使用状況データを1つの分類とする分類区分を、複数登録するための区分登録手段を備え、
    前記メッセージ文抽出手段は、前記区分登録手段により区分登録された各分類区分の中から、前記使用状況データ集計手段による集計値の最も高い種類の使用状況データに対応したメッセージ文を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載のメール送信システム。
  4. 前記使用状況データ集計手段は、前記各分類区分に属する各使用状況データの集計値の合計値を集計し、
    前記電子メール作成手段は、前記メッセージ文抽出手段にて抽出したメッセージ文が属する分類区分の合計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴とする請求項3に記載のメール送信システム。
  5. 前記電子メール作成手段は、前記メッセージ文抽出手段にて抽出したメッセージ文に対応する使用状況データの集計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメール送信システム。
  6. インターネットに接続されたコンピュータを用いて、電子メールアドレスを登録している登録顧客に対して電子メールを作成、送信するメール送信プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記登録顧客が所有するとともに当該登録顧客を特定可能な登録顧客特定情報が記憶された顧客用記録媒体を使用することにより発生する複数種類の使用状況データを、該使用された顧客用記録媒体に記憶されている登録顧客特定情報に対応付けて、予め設定されている該使用状況データの種類毎に集計する使用状況データ集計手段と、
    前記登録顧客特定情報に対応付けて、当該登録顧客の来店回数を集計する来店回数集計手段と、
    前記使用状況データ集計手段にて集計された各種類毎の使用状況データの集計値を、該使用状況データに対応付けて前記来店回数集計手段に記憶されている登録顧客特定情報と同一の登録顧客特定情報に対応付けて前記来店回数集計手段にて集計された来店回数にて除したパラメータを各種類毎に算出するパラメータ算出手段と、
    各種類の使用状況データのパラメータが所定値以上であることに対応したメッセージ文を登録するためのメッセージ文登録手段と、
    前記パラメータ算出手段にて算出された当該登録顧客の各種類毎のパラメータが所定値以上であることに基づいて、前記メッセージ登録手段にて登録されているメッセージ文の中から、各登録顧客の各種パラメータに対応したメッセージ文を抽出するメッセージ文抽出手段と、
    前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    前記電子メール作成手段にて作成された各電子メールを、当該登録顧客の電子メールアドレスに対して送信する電子メール送信手段と、
    して機能させることを特徴とするメール送信プログラム。
  7. 前記コンピュータを、複数の前記登録顧客向けの電子メールに共通使用する定型メッセージ文を登録するための定型メッセージ文登録手段として機能させ、
    前記電子メール作成手段は、前記定型メッセージ文登録手段にて登録された定型メッセージ文と、前記メッセージ文抽出手段にて抽出した各メッセージ文を合成することにより、各登録顧客宛の電子メールを作成することを特徴とする請求項6に記載のメール送信プログラム。
  8. 前記コンピュータを、複数種類の使用状況データを1つの分類とする分類区分を、複数登録するための区分登録手段として機能させ、
    前記メッセージ文抽出手段は、前記区分登録手段により区分登録された各分類区分の中から、前記使用状況データ集計手段による集計値の最も高い種類の使用状況データに対応したメッセージ文を抽出することを特徴とする請求項6または7に記載のメール送信プログラム。
  9. 前記使用状況データ集計手段は、前記各分類区分に属する各使用状況データの集計値の合計値を集計し、
    前記電子メール作成手段は、前記メッセージ文抽出手段にて抽出したメッセージ文が属する分類区分の合計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴とする請求項8に記載のメール送信プログラム。
  10. 前記電子メール作成手段は、前記メッセージ文抽出手段にて抽出したメッセージ文に対応する使用状況データの集計値の高い順に、該抽出したメッセージ文を配列して合成することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のメール送信プログラム。
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