JP2686331B2 - 有料道路関連施設専用icカード - Google Patents
有料道路関連施設専用icカードInfo
- Publication number
- JP2686331B2 JP2686331B2 JP32135989A JP32135989A JP2686331B2 JP 2686331 B2 JP2686331 B2 JP 2686331B2 JP 32135989 A JP32135989 A JP 32135989A JP 32135989 A JP32135989 A JP 32135989A JP 2686331 B2 JP2686331 B2 JP 2686331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- business
- toll road
- related facilities
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有料道路関連施設専用ICカードに関する。
〔従来の技術〕 国内における多機能化を狙ったICカードの利用システ
ムについては、ICカードの発行母体が、銀行あるいは銀
行による第三者機関となる。この場合、全国銀行協会連
合会のICカード標準仕様の適用が必須条件となり、ICカ
ードおよび端末機とも、この標準仕様を満足しなければ
ならない。
ムについては、ICカードの発行母体が、銀行あるいは銀
行による第三者機関となる。この場合、全国銀行協会連
合会のICカード標準仕様の適用が必須条件となり、ICカ
ードおよび端末機とも、この標準仕様を満足しなければ
ならない。
第4図は、全国銀行協会連合会仕様のファイル構造を
示す図で、例えば、次の様な仕様となっている。
示す図で、例えば、次の様な仕様となっている。
(1) 業務の主軸は、あくまでも銀行業務であり、大
きく分けて標準業務、任意業務、領域貸与業務があり、
これらの一部のエリアとして、有料道路関連の業務が割
り当てられる。
きく分けて標準業務、任意業務、領域貸与業務があり、
これらの一部のエリアとして、有料道路関連の業務が割
り当てられる。
(2) ICカードの物理的仕様(カードの材質、形状、
寸法、端子位置など)が規定されている。
寸法、端子位置など)が規定されている。
(3) ICカードとしての基本仕様(メモリ種別、伝送
プロトコル、カードアクセス方式など)が規定されてい
る。
プロトコル、カードアクセス方式など)が規定されてい
る。
(4) ファイル構造が規定されている。
(5) セキュリティー管理については、カードのライ
フサイクル管理、本人確認の方法、暗証番号時のエラー
等の処理、取引におけるセキュリティーチェック等が詳
しく規定されている。
フサイクル管理、本人確認の方法、暗証番号時のエラー
等の処理、取引におけるセキュリティーチェック等が詳
しく規定されている。
(6) 特に、本人確認方法および取引におけるセキュ
リティーチェックについては、処理時間が長くなり、有
料道路の料金支払い処理に問題が残る。
リティーチェックについては、処理時間が長くなり、有
料道路の料金支払い処理に問題が残る。
銀行発行母体によるICカードを使用して、有料道路関
連施設への適用を考えた場合、今後の利用者サービス先
取りの必要性および問題点等が発生する。
連施設への適用を考えた場合、今後の利用者サービス先
取りの必要性および問題点等が発生する。
これらにつき下記する。
(1) 有料道路でのICカード利用システムは、通行料
金支払いだけでなく、その関連施設の利用範囲は広く、
他の一般のショッピングシステムと切り離したICカード
利用システムを考える必要がある。
金支払いだけでなく、その関連施設の利用範囲は広く、
他の一般のショッピングシステムと切り離したICカード
利用システムを考える必要がある。
(2) 国内での有料道路利用者(自動車のドライバー
あるいは、同乗者)は非常に多く、又利用回数も非常に
多い実態を踏まえれば、独自の有料道路関連施設のICカ
ード利用システムが存在したとしても、別に不思議では
なく、今後の利用者サービスへの対応が必要である。
あるいは、同乗者)は非常に多く、又利用回数も非常に
多い実態を踏まえれば、独自の有料道路関連施設のICカ
ード利用システムが存在したとしても、別に不思議では
なく、今後の利用者サービスへの対応が必要である。
(3) 有料道路関連施設に、銀行協会母体のICカード
(全国銀行協会連合会標準仕様)を使用した場合、次の
問題点が発生する。
(全国銀行協会連合会標準仕様)を使用した場合、次の
問題点が発生する。
(a) 有料道路関連施設への業務割り当てのエリアが
限定されるので、拡張業務の適用が難しい。
限定されるので、拡張業務の適用が難しい。
(b) 取引きの時に於けるセキュリティーチェックの
項目が多く、ICカードと端末機間とのデータのやりとり
および処理に時間がかかる。
項目が多く、ICカードと端末機間とのデータのやりとり
および処理に時間がかかる。
(c) 又、本人確認のための暗証番号入力にも相当の
時間がかかる。
時間がかかる。
(d) アプリケーションソフトの製作、変更等に時間
がかかる。
がかかる。
(e) 端末機およびICカード内のメモリ容量を多く必
要とするためコスト高となる。
要とするためコスト高となる。
本発明の課題は、上述に示す利用者サービスへの対応
および諸問題を解決することができる有料道路関連施設
専用ICカードを提供することである。
および諸問題を解決することができる有料道路関連施設
専用ICカードを提供することである。
本発明による有料道路施設専用ICカードは、発行者キ
ーと、有料道路関連施設用のカードであるか否かをチェ
ックするカードIDと、本人確認のための暗証番号である
利用者PINと、各利用業務に共通の情報を記録する利用
者情報エリアと、各業務の設定・管理に必要な情報を記
録する業務別管理情報エリアと、業務の種類を識別する
業務IDと、各業務の基本的な情報を記録する第1の業務
情報エリアと、各業務の取引明細および取引履歴を記録
する第2の業務情報エリアとよりなるファイル構造を具
備してなることを特徴とする。
ーと、有料道路関連施設用のカードであるか否かをチェ
ックするカードIDと、本人確認のための暗証番号である
利用者PINと、各利用業務に共通の情報を記録する利用
者情報エリアと、各業務の設定・管理に必要な情報を記
録する業務別管理情報エリアと、業務の種類を識別する
業務IDと、各業務の基本的な情報を記録する第1の業務
情報エリアと、各業務の取引明細および取引履歴を記録
する第2の業務情報エリアとよりなるファイル構造を具
備してなることを特徴とする。
即ち、本発明においては、前述の利用者サービスへの
対応および、問題点を解決するため、有料道路関連施設
での使用に限定した、専用のICカードと有料道路管理者
あるいは、有料道路管理者により設立された第三者機関
が発行し、有料道路関連施設での各利用業務毎の、業務
エリア、業務コード等を設定し、ICカード内に組み込
み、さらに、ICカード内のファイル構造は、全国銀行協
会連合会の標準仕様とは異なった、有料道路関連施設で
の使用に適したファイル構造とし、取引きにおけるセキ
ュリティーチェック(正当性の照合確認)の簡素化を図
り、決済処理のための、道路計算センタの設置を図るよ
うになされている。
対応および、問題点を解決するため、有料道路関連施設
での使用に限定した、専用のICカードと有料道路管理者
あるいは、有料道路管理者により設立された第三者機関
が発行し、有料道路関連施設での各利用業務毎の、業務
エリア、業務コード等を設定し、ICカード内に組み込
み、さらに、ICカード内のファイル構造は、全国銀行協
会連合会の標準仕様とは異なった、有料道路関連施設で
の使用に適したファイル構造とし、取引きにおけるセキ
ュリティーチェック(正当性の照合確認)の簡素化を図
り、決済処理のための、道路計算センタの設置を図るよ
うになされている。
有料道路関連施設でのICカード利用システムについて
の機能および働きは次のとおりである。
の機能および働きは次のとおりである。
(1) ICカードの発行母体となる、有料道路管理者あ
るいは、第三者機関は、ICカードの製造から発行、運
用、回収までのカードライフサイクル全体について管理
する。
るいは、第三者機関は、ICカードの製造から発行、運
用、回収までのカードライフサイクル全体について管理
する。
(2) 有料道路での多機能カードを狙って、1枚のカ
ードに、有料道路関連施設での複数の利用業務を設定
し、かつ業務毎に独立したメモリ領域を確保する構造と
する。
ードに、有料道路関連施設での複数の利用業務を設定
し、かつ業務毎に独立したメモリ領域を確保する構造と
する。
(3) 有料道路関連施設でのICカード利用システム
は、他のショッピングシステムとは異なり、概ね少額取
引が多いということに着目し、取引き時に於けるセキュ
リティーチェック(正当性の照合確認)の簡素化を図る
こととする。
は、他のショッピングシステムとは異なり、概ね少額取
引が多いということに着目し、取引き時に於けるセキュ
リティーチェック(正当性の照合確認)の簡素化を図る
こととする。
例えば、セキュリティーチェック項目は次のものを対
象とする。
象とする。
(a) カードの活性化。
(b) 本人確認(ただし通行料金支払い業務のみに関
しては、自動車の交通渋滞を防止するため、本人確認の
ための、利用者による暗証番号入力は省略できるものと
する)。
しては、自動車の交通渋滞を防止するため、本人確認の
ための、利用者による暗証番号入力は省略できるものと
する)。
(c) 利用業務の選択。
(d) 取引開始。
(e) 取引終了など。
(4) 上述の実施により、ICカード内のファイル構造
の簡素化、アプリケーションソフトの製作、変更のため
の複雑化の防止が図られる。
の簡素化、アプリケーションソフトの製作、変更のため
の複雑化の防止が図られる。
(5) 又、通行料金支払い時における、ICカードと端
末機関とのデータ伝送および処理時間が短縮され、自動
車の交通渋滞が解消される。
末機関とのデータ伝送および処理時間が短縮され、自動
車の交通渋滞が解消される。
(6) 有料道路関連施設での利用業務の料金決済につ
いては、各関連施設を起点として、料金所、管理事務
所、管理局の順で、必要な料金決済データを送信し、最
終的には、道路計算センターで集計処理を行なって、銀
行との間で料金決済に必要な処理を行なう。
いては、各関連施設を起点として、料金所、管理事務
所、管理局の順で、必要な料金決済データを送信し、最
終的には、道路計算センターで集計処理を行なって、銀
行との間で料金決済に必要な処理を行なう。
以下、本発明の一実施例として有料道路関連施設での
ICカード利用システムにつき説明する。
ICカード利用システムにつき説明する。
第1図は本発明の一実施例の有料道路関連施設専用IC
カードのファイル構造を示す概念図で、第2図は同じく
取引フロー図を、第3図は料金収受システムを示す図で
ある。
カードのファイル構造を示す概念図で、第2図は同じく
取引フロー図を、第3図は料金収受システムを示す図で
ある。
第1図に於いて、有料道路関連施設専用ICカードのフ
ァイル構造は、関連施設での使用を対象としたもので、
各利用業務毎のエリアの設定および、セキュリティー管
理の簡素化を狙った内容としている。
ァイル構造は、関連施設での使用を対象としたもので、
各利用業務毎のエリアの設定および、セキュリティー管
理の簡素化を狙った内容としている。
発行者キー1は、ICカードの発行・変更・解約時の処
理に使用するもので、有料道路管理者又は、第三者機関
が定める。
理に使用するもので、有料道路管理者又は、第三者機関
が定める。
カードID2は、有料道路関連施設で使用可能なカード
であるかどうかをチェックするためのもので、コード体
系制定による運用とする。利用者PIN3は、本人確認のた
めの暗証番号であり、各利用業務毎の暗証番号の設定あ
るいは、各利用業務の共通の暗証番号設定のどちらでも
選択できるものとする。利用業務の内、通行料金支払い
業務については、暗証番号入力操作による自動車の交通
渋滞を避けるため、この業務に限り本人確認のための利
用者PIN照合は省略するものとする。
であるかどうかをチェックするためのもので、コード体
系制定による運用とする。利用者PIN3は、本人確認のた
めの暗証番号であり、各利用業務毎の暗証番号の設定あ
るいは、各利用業務の共通の暗証番号設定のどちらでも
選択できるものとする。利用業務の内、通行料金支払い
業務については、暗証番号入力操作による自動車の交通
渋滞を避けるため、この業務に限り本人確認のための利
用者PIN照合は省略するものとする。
利用者情報エリア4は、各利用業務に共通の情報(利
用者名、住所、年齢、ICカードの使用期限など)を記録
しておくものである。業務別管理情報エリア5は、ファ
イルの管理、各業務の設定・管理に必要な情報を記録す
るものである。業務ID6は、有料道路関連施設での利用
業務の種類を識別するIDであり、具体的には通行料金支
払い業務、ガソリンスタンド業務、サービスエリアおよ
びパーキングエリア内のレストラン・売店・自動販売機
・電話・その他の諸施設に関する業務、有料道路宿泊業
務、有料道路インターチェンジ付近のレジャー施設(ホ
テル、遊戯所、駐車場など)業務、利用者医療情報業
務、自動車に関する諸情報(自動車自身の情報、車検情
報、保険情報、有料道路走行距離など)業務などを対象
とするものである。業務情報エリア(1)7は、各業務
の基本的な情報を記録するものである。上記業務として
は、例えば 1.通行料金支払い業務 2.ガソリンスタンド業務 3.サービスエリア及びパーキングエリア内のレストラン
・売店・自動販売機・電話・その他の諸設備に関する業
務 4.有料道路宿泊業務 5.有料道路インターチェンジ付近のレジャー施設業務 等があり、また、これらの各業務の基本的情報としては (a)暗証番号 (b)支払形態(クレジット、プリベード、キャッシュ
カード) (c)残金額 (d)有効期限 等がある。又、業務情報エリア(2)8は、各業務の取
引明細及び取引履歴等を記録するものである。
用者名、住所、年齢、ICカードの使用期限など)を記録
しておくものである。業務別管理情報エリア5は、ファ
イルの管理、各業務の設定・管理に必要な情報を記録す
るものである。業務ID6は、有料道路関連施設での利用
業務の種類を識別するIDであり、具体的には通行料金支
払い業務、ガソリンスタンド業務、サービスエリアおよ
びパーキングエリア内のレストラン・売店・自動販売機
・電話・その他の諸施設に関する業務、有料道路宿泊業
務、有料道路インターチェンジ付近のレジャー施設(ホ
テル、遊戯所、駐車場など)業務、利用者医療情報業
務、自動車に関する諸情報(自動車自身の情報、車検情
報、保険情報、有料道路走行距離など)業務などを対象
とするものである。業務情報エリア(1)7は、各業務
の基本的な情報を記録するものである。上記業務として
は、例えば 1.通行料金支払い業務 2.ガソリンスタンド業務 3.サービスエリア及びパーキングエリア内のレストラン
・売店・自動販売機・電話・その他の諸設備に関する業
務 4.有料道路宿泊業務 5.有料道路インターチェンジ付近のレジャー施設業務 等があり、また、これらの各業務の基本的情報としては (a)暗証番号 (b)支払形態(クレジット、プリベード、キャッシュ
カード) (c)残金額 (d)有効期限 等がある。又、業務情報エリア(2)8は、各業務の取
引明細及び取引履歴等を記録するものである。
第2図は、有料道路関連施設専用ICカードによる、代
表的な取引きフロー図を示すものである。第2図におい
て、ICカード9の発行は、有料道路管理者あるいは、第
三者機関とし、所定の必要な情報を記録した後、利用者
に発行される。利用者は、このICカードを用いて、有料
道路関連施設での複数の業務に使用できる。まず、ICカ
ード9を上記関連施設のICカード処理機(以下端末機と
いう)に挿入し、電気的接続の確認を行ない、カード活
性化の処理をする。次に、ICカードの正当性確認10のた
め、ICカードから端末機にカードID2を伝送し、端末機
に記録されているカードIDと照合し、使用可能なカード
であることを確認する。ICカードの正当性確認10が正し
ければ、本人確認のための、利用者PINの照合11に進む
ことができる。これは、利用者が暗証番号を入力し、こ
の暗証番号は端末機からICカードに伝送され、ICカード
に記録されている暗証番号と照合され、その照合結果が
正しければ次ステップの利用者情報エリア4をアクセス
することができる。ただし、通行料金支払い業務のみに
ついては、暗証番号入力操作による自動車の交通渋滞を
避けるために、上記の利用者PINの照合11は省略できる
ものとする。次に業務選択12については、業務別管理情
報エリア5へのアクセスを行ない、端末機に記録されて
いる業務IDが、ICカードに伝送され、ICカード内に存在
する該当の業務ID6を選択し、業務別キーの照合によ
り、その結果が正しければ、該当の業務情報エリア
(1)7へのアクセスを行なって、取引きに必要な取引
チェック13の処理をする。取引チェック13の結果が、正
しければ次ステップの処理14に進み、業務情報エリア
(1)7への必要なデータのライト(書き込み)あるい
は、業務情報エリア(2)8への取引明細、取引履歴等
のライト(書き込み)を行なう。
表的な取引きフロー図を示すものである。第2図におい
て、ICカード9の発行は、有料道路管理者あるいは、第
三者機関とし、所定の必要な情報を記録した後、利用者
に発行される。利用者は、このICカードを用いて、有料
道路関連施設での複数の業務に使用できる。まず、ICカ
ード9を上記関連施設のICカード処理機(以下端末機と
いう)に挿入し、電気的接続の確認を行ない、カード活
性化の処理をする。次に、ICカードの正当性確認10のた
め、ICカードから端末機にカードID2を伝送し、端末機
に記録されているカードIDと照合し、使用可能なカード
であることを確認する。ICカードの正当性確認10が正し
ければ、本人確認のための、利用者PINの照合11に進む
ことができる。これは、利用者が暗証番号を入力し、こ
の暗証番号は端末機からICカードに伝送され、ICカード
に記録されている暗証番号と照合され、その照合結果が
正しければ次ステップの利用者情報エリア4をアクセス
することができる。ただし、通行料金支払い業務のみに
ついては、暗証番号入力操作による自動車の交通渋滞を
避けるために、上記の利用者PINの照合11は省略できる
ものとする。次に業務選択12については、業務別管理情
報エリア5へのアクセスを行ない、端末機に記録されて
いる業務IDが、ICカードに伝送され、ICカード内に存在
する該当の業務ID6を選択し、業務別キーの照合によ
り、その結果が正しければ、該当の業務情報エリア
(1)7へのアクセスを行なって、取引きに必要な取引
チェック13の処理をする。取引チェック13の結果が、正
しければ次ステップの処理14に進み、業務情報エリア
(1)7への必要なデータのライト(書き込み)あるい
は、業務情報エリア(2)8への取引明細、取引履歴等
のライト(書き込み)を行なう。
尚、利用者PINの照合11および取引チェック13の照合
結果が正しくないときは、その旨のメッセージを与える
とともに、取引フローはその時点で停止する。即ち、IC
カードは使用不可となる。
結果が正しくないときは、その旨のメッセージを与える
とともに、取引フローはその時点で停止する。即ち、IC
カードは使用不可となる。
第3図は、有料道路関連施設専用ICカードによる料金
収受システムを示すものである。料金決済方法は、利用
者口座による、預金ホールド方式、後払い方式、回数券
方式等の方法がある。
収受システムを示すものである。料金決済方法は、利用
者口座による、預金ホールド方式、後払い方式、回数券
方式等の方法がある。
有料道路関連施設での、ICカード使用による諸データ
は、ICカード処理機(端末機)から、料金所、管理事務
所および管理局のデータ処理装置を経由して、第三者機
関による道路計算センタ(仮称)に伝送、集計され、各
利用者毎、各利用業務毎の決済処理を銀行との間で行な
う。
は、ICカード処理機(端末機)から、料金所、管理事務
所および管理局のデータ処理装置を経由して、第三者機
関による道路計算センタ(仮称)に伝送、集計され、各
利用者毎、各利用業務毎の決済処理を銀行との間で行な
う。
本発明によれば、次の特有効果が奏せられる。
(1) 有料道路の関連施設は、数多くの利用形態を有
しており、システム的にも大きな規模を持っており、専
用ICカードの利用システムを構築することにより、利用
者サービスへの対応が可能となる。
しており、システム的にも大きな規模を持っており、専
用ICカードの利用システムを構築することにより、利用
者サービスへの対応が可能となる。
(2) 即ち、1枚のICカードに複数の業務を組み込む
ことにより、有料道路関連施設に限定された、多機能カ
ードとしての使用が可能となる。
ことにより、有料道路関連施設に限定された、多機能カ
ードとしての使用が可能となる。
(3) 有料道路関連施設専用のICカード故、有料道路
管理者による業務拡張のための、業務エリア割当てが容
易に行なえる。
管理者による業務拡張のための、業務エリア割当てが容
易に行なえる。
(4) 銀行が発行母体となるICカード利用システムと
は切り離した独自のシステムとなるため、有料道路関連
施設のICカード利用シセテムに適応した、取引きのフロ
ー、セキュリティー管理の簡素化等を考慮することによ
り、アプリケーションソフトの複雑化防止、メモリ容量
増加の防止、ICカードと端末機間とのデータのやりとり
および処理時間の短縮化等が図られる。
は切り離した独自のシステムとなるため、有料道路関連
施設のICカード利用シセテムに適応した、取引きのフロ
ー、セキュリティー管理の簡素化等を考慮することによ
り、アプリケーションソフトの複雑化防止、メモリ容量
増加の防止、ICカードと端末機間とのデータのやりとり
および処理時間の短縮化等が図られる。
第1図は本発明の一実施例に係るICカードファイルの構
造を示す概念図、第2図は本発明の一実施例における取
引きフローを示す図、第3図は本発明の一実施例におけ
る料金収受システムのブロック図、第4図は従来のICカ
ードファイルの構造図である。 1……発行者キー、2……カードID、3……利用者PI
N、4……利用者情報エリア、5……業務別管理情報エ
リア、6……業務ID、7……業務情報エリア(1)、8
……業務情報エリア(2)。
造を示す概念図、第2図は本発明の一実施例における取
引きフローを示す図、第3図は本発明の一実施例におけ
る料金収受システムのブロック図、第4図は従来のICカ
ードファイルの構造図である。 1……発行者キー、2……カードID、3……利用者PI
N、4……利用者情報エリア、5……業務別管理情報エ
リア、6……業務ID、7……業務情報エリア(1)、8
……業務情報エリア(2)。
Claims (1)
- 【請求項1】発行者キーと、有料道路関連施設用のカー
ドであるか否かをチェックするカードIDと、本人確認の
ための暗証番号である利用者PINと、各利用業務に共通
の情報を記録する利用者情報エリアと、各業務の設定・
管理に必要な情報を記録する業務別管理情報エリアと、
業務の種類を識別する業務IDと、各業務の基本的な情報
を記録する第1の業務情報エリアと、各業務の取引明細
および取引履歴を記録する第2の業務情報エリアとより
なるファイル構造を具備してなることを特徴とする有料
道路関連施設専用ICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32135989A JP2686331B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 有料道路関連施設専用icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32135989A JP2686331B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 有料道路関連施設専用icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182990A JPH03182990A (ja) | 1991-08-08 |
JP2686331B2 true JP2686331B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=18131693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32135989A Expired - Lifetime JP2686331B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 有料道路関連施設専用icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111415426B (zh) * | 2020-04-09 | 2023-05-12 | 西安艾润物联网技术服务有限责任公司 | 基于etc天线进行车辆费用结算的方法及装置 |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP32135989A patent/JP2686331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03182990A (ja) | 1991-08-08 |
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