JP2004303269A - 利用料金支払いシステム、カード処理端末装置、情報記録カードおよび利用料金支払い方法 - Google Patents

利用料金支払いシステム、カード処理端末装置、情報記録カードおよび利用料金支払い方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の利便性を著しく向上させることができ、また、システム事業者のリスクを著しく軽減できる利用料金支払いシステムを提供する。
【解決手段】料金前払い式カードを用いて利用料金を決済する利用料金支払いにおいて、積増金相当額を預り金として仮受けし、カード残額が一定額以下となったら自動的に積増を行なう。そして、預り金をカードに積増した場合には、あらかじめ指定された金融機関から口座振替により預り金を充当する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば、交通機関や流通機関などにおいて、運賃や商品購入代金などの利用料金をプリペイドカードなどの料金前払い式カードを用いて決済する利用料金支払いシステムおよび利用料金支払い方法に関する。
また、本発明は、上記利用料金支払いシステムおよび利用料金支払い方法に用いられるカード処理端末装置および情報記録カード関する。
最近、たとえば、交通機関において、利用料金(運賃)をプリペイドカードなどの料金前払い式カードにより決済することが行なわれている。料金前払い式カードによる決済は、たとえば、自動改札装置にカードを投入することにより、自動的にカードの残額から利用料金を引き去るものである。このとき、料金前払い式カードの残額がなくなると、取引口座などから自動的にカードの残額が増額(積増)される。
しかしながら、従来の料金前払い式カードによる残額の積増においては、カード残額(利用可能な料金)が無くなると自動的に残額が積増される。その場合、積増額の支払い能力がないケースにおいても、カード残額が無くなると自動的に当該カードは残額が積増されるため、システム事業者による積増額(利用額)の回収ができないというリスクが生じる問題があった。
そこで、本発明は、利用者の利便性を著しく向上させることができ、また、システム事業者のリスクを著しく軽減できる利用料金支払いシステム、カード処理端末装置、情報記録カードおよび利用料金支払い方法を提供することを目的とする。
本発明の利用料金支払いシステムは、カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、この情報記録カードと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と、このカード処理端末装置と通信可能に設けられており、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置とを用いて構成される利用料金支払いシステムであって、前記情報記録カードは、カード番号およびカード残額を前記カード処理端末装置に送信し、この送信を受けて前記カード処理端末装置は、前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果に基づき新たなカード残額を求めて前記情報記録カードに送信、又は、前記情報記録カードと前記処理センタ装置に送信し、この送信を受けて前記情報記録カードは、前記カード処理端末装置から受信した新たなカード残額を記録し、前記送信を受けて前記処理センタ装置は、前記カード処理端末装置から受信した決済情報内のカード番号に基づいて前記第2の記憶手段内の利用者情報から利用者を特定し、特定した利用者の情報に基づいて所定の処理を行なうことを特徴とする。
また、本発明のカード処理端末装置は、カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置とのそれぞれと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置であって、前記情報記録カードからカード番号およびカード残額を受信し、前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、
前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果が前記積増設定額未満でないときは、前記減算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信し、前記判定結果が前記積増設定額未満であるときは、前記減算結果に前記積増額を加算し、この加算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信するとともに、当該情報記録カードに係るカード番号を含む決済情報を前記処理センタ装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の情報記録カードは、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と通信可能に設けられており、カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードであって、前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記カード処理端末装置によって無効化され、前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード処理端末装置が、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果が前記積増設定額未満でないときは、前記減算結果を新たなカード残額として受信し、前記判定結果が前記積増設定額未満であるときは、前記減算結果に前記積増額を加算した結果を新たなカード残額として受信して記録することを特徴とする。
本発明によれば、利用者の利便性を著しく向上させることができ、また、システム事業者のリスクを著しく軽減できる利用料金支払いシステム、カード処理端末装置、情報記録カードおよび利用料金支払い方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る利用料金支払いシステムの構成を概略的に示すものである。この利用料金支払いシステムは、大きく分けて、利用者が所持する携帯形情報記録媒体としての情報記録カード(以後、単にカードと略称する)1、このカード1を処理するカード処理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)2、および、このカード処理端末装置2の上位装置となるホスト装置としての処理センタ装置3などにより構成されている。
カード1は、料金前払い式カードとして用いるもので、たとえば、非接触式のICカード(いわゆる、無線カード)であり、CPUなどからなる制御部11、記憶手段としてのEEPROMなどの不揮発性のメモリ12、および、外部装置(カード処理端末装置2)との間で無線通信を行なう通信制御部13などにより構成されていて、これらはICチップ化されてカード本体内に埋設されている。
メモリ12には、カード固有の番号であるカード番号、カード種類情報(積増額)、カードの有効期限を示す有効期限情報、利用可能な料金であるカード残額、カードの利用ごとにサービスとして与えられるポイント額(所定金額)を累計した累積ポイント額、前回積増を行なった前回積増日時、積増不可情報、紛失盗難による使用不可情報、および、利用ログ情報などが記録(記憶)されている。なお、カード種類情報は、換言すれば当該カードの積増額を示すデータである。すなわち、カード1には、それぞれ積増額が異なる複数種のカードがあり、その積増額を示すデータがカード種類情報である。
カード処理端末装置2は、たとえば、鉄道関係における自動改札装置、あるいは、スーパマーケットやデパートなどの流通機関におけるPOS端末装置などであるが、以後の説明では自動改札装置を用いた場合について説明する。
カード処理端末装置2は、たとえば、全体的な制御を司るCPU21、ワークメモリとして機能するメモリ22、各種データを記憶する記憶手段としての磁気ディスク装置23、ディスプレイやプリンタなどの出力装置24、キーボードなどの入力装置25、外部装置(処理センタ装置3など)との間で通信を行なうための通信装置26、および、カード1に対してデータの読取りや書込みを行なうカード読取/書込装置27などにより構成されている。
磁気ディスク装置23には、ネガデータ(紛失盗難、積増不可)、カードの種類ごとの自動積増額、および、自動積増条件情報(自動積増設定額)などが記録(記憶)されている。
処理センタ装置3は、たとえば、全体的な制御を司るCPU31、ワークメモリとして機能するメモリ32、各種データを記憶する記憶手段としての磁気ディスク装置33、ディスプレイやプリンタなどの出力装置34、キーボードなどの入力装置35、および、外部装置(カード処理端末装置2など)との間で通信を行なうための通信装置36などにより構成されている。
磁気ディスク装置33には、カード発行情報(カード番号、カード種類情報(積増額)、氏名や住所などの連絡先情報、預り金の振替えを行なう振替口座情報など)、決済情報(引き去り、積増)、ネガデータ(紛失盗難、積増不可)、および、積増不可解除データなどが記録(記憶)されている。
次に、上記のような構成において、カード利用時のカード処理端末装置2の処理について図2〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下に説明する処理は、主にCPU21の制御によって実行される。
なお、本実施の形態においては、カード1の申込時に、預り金として所定額を利用者から預り、カード1のカード番号に対応させて、処理センタ装置3に預り金として記憶させる。そして、カード1の初回利用時に、この預り金はカード1に積増される。また、上記預り金に加え、同額をカード1に記録させるようにしてもよい。この場合には、利用者から預り金の2倍の金額を申し受ける。
まず、利用者によりカード1が提示されると、すなわち、たとえば、カード処理端末装置2におけるカード読取/書込装置27の通信部にカード1がかざされると、カード読取/書込装置27は、無線通信により、カード1からカード番号、カード種類情報(積増額)、有効期限情報、カード残額、累積ポイント額、前回積増日時、積増不可情報、および、使用不可情報をそれぞれ読取り(ステップS1)、メモリ22に一時格納する。
次に、カード1から読取った有効期限情報が有効期限内か否かをチェックし(ステップS2)、有効期限内でなければ、当該カード1は使用不可とし(ステップS3)、有効期限切れによるカード使用不可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)して(ステップS4)、処理を終了する。
ステップS2において、有効期限内であれば、カード1に紛失、盗難による使用不可情報が記録されていないか否かをチェックし(ステップS5)、使用不可情報が記録されていれば、当該カード1は使用不可とし(ステップS6)、紛失、盗難によるカード使用不可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)して(ステップS7)、処理を終了する。
ステップS5において、使用不可情報が記録されていなければ、ネガデータ(紛失盗難、積増不可)との一致チェックを行なう(ステップS8)。すなわち、ネガデータは、紛失、盗難が申告されたカード、あるいは、積増不可と判定されたカードのカード番号が登録されていて、処理センタ装置3から送信される。したがって、ステップS8では、カード1から読取ったカード番号がネガデータのカード番号と一致するか否かをチェックするものである。
ステップS8において、ネガデータとの一致が得られた場合、紛失、盗難ネガデータとの一致であるか、積増不可ネガデータとの一致であるかのチェックを行ない(ステップS9)、紛失、盗難ネガデータとの一致であれば、当該カード1は使用不可とする(ステップS10)。
次に、カード1に記録された紛失盗難による使用不可情報を「不可」にし(ステップS11)、紛失、盗難によるカード使用不可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)する(ステップS12)。次に、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信し(ステップS13)、処理を終了する。
ステップS9において、積増不可ネガデータとの一致であれば、カード1に記録された積増不可情報を「不可」にし(ステップS14)、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信する(ステップS15)。
このように、カード処理端末装置2は、処理センタ装置3から積増不可ネガデータを受信し、カード処理時に使用されるカードとの一致チェック(カード番号による)を行ない、一致したカードの積増不可情報を積増不可とし、処理センタ装置3に使用不可情報を送信する。なお、処理センタ装置3は、カード処理端末装置2から積増の決済情報を受信すると、後述する預り金を充当するため口座振替を行なう。この口座振替が不可であったとき、当該カードを積増不可のネガデータに登録するようになっている。
さて、ステップS15の処理が終了すると、あるいは、ステップS8において、ネガデータとの一致が得られなかった場合、積増不可解除データとの一致チェックを行なう(ステップS16)。すなわち、積増不可解除データは、積増不可を解除するカードのカード番号が登録されていて、処理センタ装置3から送信される。したがって、ステップS16では、カード1から読取ったカード番号が積増不可解除データのカード番号と一致するか否かをチェックするものである。
ステップS16において、積増不可解除データとの一致が得られた場合、カード1に記録された積増不可情報を「積増可」に変更し(ステップS17)、処理センタ装置3に対して使用不可解除情報を送信し(ステップS18)、積増不可解除データとの一致が得られなかった場合、上記ステップS17,S18の処理は行なわない。
このように、カード処理端末装置2は、積増不可情報が「不可」であるカードと、処理センタ装置3から受信した積増不可解除データとの一致チェック(カード番号による)を行ない、一致したカードの積増不可情報を「積増可」に変更し、使用不可解除情報を処理センタ装置3に送信する。したがって、そのカードは、以降、“積増不可”でなくなる。なお、処理センタ装置3では、後述する口座振替リトライを行ない、口座振替が終了したとき、当該カードを積増不可解除データに登録し、積増不可のネガデータから削除するようになっている。
次に、引き去りありか否かをチェックし(ステップS19)、引き去りありであれば、今回の引き去り額(今回の利用料金)をカード1から読取った累積ポイント額と比較し(ステップS20)、今回の引き去り額が累積ポイント額よりも小さければ、利用(累積ポイント額からの引き去り)を許可する(ステップS21)。
次に、カード1から読取った累積ポイント額から今回の引き去り額を引き去る演算を行ない、その演算結果を新たな累積ポイント額としてカード1に記録し(ステップS22)、このときの決済情報(カード番号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ22に格納(記録)する(ステップS23)。
ステップS20において、今回の引き去り額が累積ポイント額よりも大きければ、今回の引き去り額をカード1から読取ったカード残額と比較し(ステップS24)、今回の引き去り額がカード残額よりも小さければ、利用(カード残額からの引き去り)を許可する(ステップS25)。
次に、カード1から読取ったカード残額から今回の引き去り額を引き去る演算を行ない、その演算結果を新たなカード残額としてカード1に記録するとともに(ステップS26)、カード1から読取った累積ポイント額に今回の引き去り額に対して与えるポイント額を加算する演算を行ない、その演算結果を新たな累積ポイント額としてカード1に記録し(ステップS27)、このときの決済情報(カード番号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ22に格納(記録)する(ステップS28)。
このように、[引き去り額≦累積ポイント額]のとき、利用料金はカード残額でなく累積ポイント額から引き去りを行なう。また、[引き去り額>累積ポイント額]のときは、カード残額から引き去りを行なう。
さて、ステップS19において、たとえば、自動改札の引き去りのない入場処理で、引き去りなしの場合、あるいは、ステップS23,S28の処理が終了すると、カード1から読取ったカード残額を磁気ディスク装置23に記録された自動積増条件情報(自動積増設定額)と比較し(ステップS29)、カード残額が自動積増設定額よりも小さい場合、カード1から読取った積増不可情報が「積増不可」であるか否かをチェックする(ステップS30)。
このチェックの結果、積増不可情報が「積増不可」でなければ、カード1から読取った前回積増日時が当日か否かをチェックし(ステップS31)、前回積増日時が当日でなければ、カード1から読取ったカード種類情報に対応した自動積増額をメモリ(磁気ディスク装置23)から読出す(ステップS32)。すなわち、積増は1日1回とする。
次に、カード1から読取ったカード残額に上記自動積増額を加算する演算を行ない、その演算結果を新たなカード残額としてカード1に記録するとともに(ステップS33)、カード1内の前回積増日時を更新し(ステップS34)、このときの決済情報(カード番号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ22に格納(記録)し(ステップS35)、ステップS36に進む。
ステップS29において、カード残額が自動積増設定額よりも大きい場合、ステップS30のチェックの結果、積増不可情報が「積増不可」である場合、および、ステップS31において、前回積増日時が当日である場合、ステップS36に進む。
このように、カード残額があらかじめ決めておいた所定値(自動積増設定額)以下になったとき、カード残額の積増を自動的に行なう。積増を行なう際、オンライン照会は行なわず、下記条件により積増を行なう。
・カードの積増不可情報が「積増不可」でないこと。
・当日積増をしていないこと。
さて、ステップS24において、今回の引き去り額がカード残額よりも大きければ、カード1から読取った積増不可情報が「積増不可」であるか否かをチェックし(ステップS37)、積増不可情報が「積増不可」であれば、当該カード1は使用不可とする(ステップS38)。次に、残高不足によるカード使用不可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)し(ステップS39)、処理を終了する。
ステップS37において、積増不可情報が「積増不可」でなければ、カード1から読取った前回積増日時が当日か否かをチェックし(ステップS40)、前回積増日時が当日でなければ、カード1から読取ったカード種類情報に対応した自動積増額をメモリ(磁気ディスク装置23)から読出す(ステップS41)。
次に、カード1から読取ったカード残額に上記自動積増額を加算した結果が今回の引き去り額よりも大きいか否かチェックする(ステップS42)。このチェックの結果、今回の引き去り額が演算結果よりも小さい場合、カード1内の前回積増日時を更新し(ステップS43)、積増決済(カード残額に自動積増額を加算する演算処理)を行ない(ステップS44)、利用(カード残額からの引き去り)を許可する(ステップS45)。
次に、ステップS44における積増決済の結果(カード残額+自動積増額)から今回の引き去り額を引き去る演算を行ない、その演算結果を新たなカード残額としてカード1に記録する(ステップS46)。次に、カード1から読取った累積ポイント額に今回の引き去り額に対して与えるポイント額を加算する演算を行ない、その演算結果を新たな累積ポイント額としてカード1に記録し(ステップS47)、このときの決済情報(カード番号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ22に格納(記録)する(ステップS48)。
ステップS40において、前回積増日時が当日である場合、あるいは、ステップS42において、今回の引き去り額が演算結果よりも大きい場合、ステップS38に進み、前記同様な動作を行なう。
このように、[引き去り額>カード残額]のときは、下記条件によりオンライン照会せずに積増を自動的に行ない、その結果、[引き去り額≦カード残額]となれば、引き去りを行なう。積増不可、あるいは、積増しても[引き去り額>カード残額]であれば、残高不足で利用不可とする。
・カードの積増不可情報が「積増不可」でないこと。
・当日積増をしていないこと。
さて、ステップS36では、カード1内の積増不可情報を「不可」にしたか否かをチェックする。このチェックの結果、積増不可情報を「不可」にしていれば、引き去りを行なったか否かをチェックし(ステップS49)、引き去りを行なっていなければ、預り金の口座振替不可および積増不可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS50)、ステップS51に進む。
ステップS49において、引き去りを行なっていれば、累積ポイント額からの引き去りを行なったか否かをチェックし(ステップS52)、累積ポイント額からの引き去りを行なっていなければ(カード残額からの引き去り)、このときの引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替不可および積増不可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS53)、ステップS51に進む。
ステップS52において、累積ポイント額からの引き去りを行なっていれば、このときのポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替不可および積増不可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS54)、ステップS51に進む。
ステップS51では、メモリ22に格納された決済情報は積増の決済情報か否かをチェックする。このチェックの結果、積増の決済情報であれば、その都度、決済情報を処理センタ装置3へ送信し(ステップS55)、処理を終了する。上記チェックの結果、積増の決済情報でなければ(引き去りの決済情報)、入力装置25において、送信操作、あるいは、締切り操作などを行なうことにより、決済情報を処理センタ装置3へ送信し(ステップS56)、処理を終了する。
このように、決済情報の処理センタ装置3への送信は、積増の決済情報の場合は決済の都度、引き去りの決済情報の場合は決済の都度、あるいは、複数件分をまとめて、送信操作あるいは締切り操作により行なうものである。
ステップS36において、積増不可情報を「不可」にしていない場合、積増不可情報を「積増可」にしたか否かをチェックする(ステップS57)。このチェックの結果、積増不可情報を「積増可」にしていれば、引き去りを行なったか否かをチェックし(ステップS58)、引き去りを行なっていれば、累積ポイント額からの引き去りを行なったか否かをチェックする(ステップS59)。
このチェックの結果、累積ポイント額からの引き去りを行なっていなければ(カード残額からの引き去り)、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS60)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、このときの引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS61)、ステップS51に進む。
ステップS60において、自動積増を行なっている場合、このときの引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増可になったこと、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS62)、ステップS51に進む。
ステップS59において、累積ポイント額からの引き去りを行なっていれば、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS63)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、このときのポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS64)、ステップS51に進む。
ステップS63において、自動積増を行なっている場合、このときのポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増可になったこと、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS65)、ステップS51に進む。
ステップS58において、引き去りを行なっていない場合、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS66)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、預り金の口座振替終了および積増可になったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS67)、ステップS51に進む。
ステップS66において、自動積増を行なっていた場合、預り金の口座振替終了および積増可になったこと、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS68)、ステップS51に進む。
ステップS57において、積増不可情報を「積増可」にしていなければ、引き去りを行なったか否かをチェックし(ステップS69)、引き去りを行なっていれば、累積ポイント額からの引き去りを行なったか否かをチェックする(ステップS70)。
このチェックの結果、累積ポイント額からの引き去りを行なっていなければ(カード残額からの引き去り)、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS71)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、このときの引き去り額、カード残額、累積ポイント額を出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS72)、ステップS51に進む。
ステップS71において、自動積増を行なっている場合、このときの引き去り額、カード残額、累積ポイント額、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS73)、ステップS51に進む。
ステップS70において、累積ポイント額からの引き去りを行なっていれば、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS74)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、このときのポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント額を出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS75)、ステップS51に進む。
ステップS74において、自動積増を行なっている場合、このときのポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント額、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS76)、ステップS51に進む。
ステップS69において、引き去りを行なっていない場合、自動積増を行なったか否かをチェックする(ステップS77)。このチェックの結果、自動積増を行なっていない場合、そのままステップS51に進み、自動積増を行なっている場合、積増を行なったことを出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS78)、ステップS51に進む。
このように、処理内容に沿って各種案内を行なう。たとえば、カード残額による引き去り案内、ポイントによる引き去り案内、引き去り額、カード残額、ポイント残額、自動積増した、口座振替不可により積増不可にした、積増不可を積増可にしたなどの案内を行なうものである。
次に、処理センタ装置3における積増不可ネガデータおよび積増不可解除データの作成処理について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下に説明する処理は、主にCPU31の制御によって実行される。
カード処理端末装置2からの決済情報を受信すると(ステップS81)、積増不可と判定されたカードの決済情報か否かをチェックし(ステップS82)、積増不可カードの決済情報でなければ、積増の決済情報か否かをチェックする(ステップS83)。このチェックの結果、積増の決済情報でなければ、ステップS81に戻り、積増の決済情報であれば、磁気ディスク装置33に記録された当該カードのカード発行情報内の振替口座情報を参照することにより(ステップS84)、該当口座が開設されている金融機関へ口座振替を指示する(ステップS85)。
次に、口座振替の処理が終了したか否かをチェックし(ステップS86)、振替処理が終了すれば、ステップS81に戻り、振替処理が終了しなければ、口座振替が不可であったと判断して、当該カードのカード番号を積増不可ネガデータに登録し(ステップS87)、ステップS81に戻る。
このように、処理センタ装置3は、カード処理端末装置2から積増の決済情報を受信すると、積増額相当の預り金を充当するため口座振替を行なう。この口座振替が不可であったときは、当該カードを積増不可ネガデータに登録するものである。
さて、ステップS82において、積増不可カードの決済情報であれば、カード1から読取ったカード残額をあらかじめ設定される口座振替リトライ額と比較する(ステップS88)。この比較の結果、カード残額が口座振替リトライ額よりも大きい場合、ステップS81に戻り、カード残額が口座振替リトライ額よりも小さい場合、磁気ディスク装置33に記録された当該カードのカード発行情報内の振替口座情報を参照することにより(ステップS89)、該当口座が開設されている金融機関へ口座振替を指示する(ステップS90)。
次に、口座振替の処理が終了したか否かをチェックし(ステップS91)、振替処理が終了しなければ、口座振替が不可であったと判断して、ステップS81に戻り、振替処理が終了すれば、当該カードのカード番号を積増不可解除データに登録するとともに(ステップS92)、積増不可ネガデータから当該カードのカード番号を削除し(ステップS93)、ステップS81に戻る。
このように、口座振替が不可のとき、当該カードの残額が所定値(口座振替リトライ額)以下になると口座振替のリトライを行なう。リトライの条件は、上述のカード残額の他に、口座振替が不可になった後、n回(所定回数)の利用(引き去り)がされたときや、積増不可ネガデータをカード処理端末装置2へ配信した日の翌日などに実施する。
処理センタ装置3は、口座振替のリトライを行ない、口座振替が終了したとき、当該カードを積増不可解除データに登録し、積増不可ネガデータから削除するものである。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、いわゆる料金前払式カードのカード残額の積増を自動的に行なうことにより、利用者の利便性を著しく向上させることができる。積増には、あらかじめ積増額を預り金として仮受けし、積増後の預り金は口座振替により再度充当するものである。
このように、積増金相当額を預り金として仮受けし、カード残額が一定額以下となったら自動的に積増を行なうため、利用者の手を煩わせることなく、スピーディな処理が可能となる。そして、預り金をカードに積増した場合には、口座振替により預り金を充当するものである。
また、積増を1日1回に限定し、預り金を仮受けしているため、リスクを低く抑えることが可能である。
さらに、1日の利用総額をカードまたはカード処理端末装置または処理センタ装置で累計記憶し、この額が積増額を超えた場合には、カードの利用を禁止するようにしてもよい。これにより、1日の利用総額を抑えることができ、カードの紛失、盗難の場合にも被害を最小限にすることができる。
なお、前記実施の形態では、携帯形情報記録媒体であるカードとして非接触式のICカード(いわゆる、無線カード)を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、接触式のICカードや磁気カードなどでもよい。
本発明に係る利用料金支払いシステムの構成を概略的に示すブロック図。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 カード利用時のカード処理端末装置の処理を説明するフローチャート。 処理センタ装置における積増不可ネガデータおよび積増不可解除データの作成処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…情報記録カード(携帯形情報記録媒体)、2…カード処理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)、3…処理センタ装置(ホスト装置)、11…制御部、12…メモリ、13…通信制御部、21,31…CPU、22,32…メモリ、23,33…磁気ディスク装置、24,34…出力装置、25,35…入力装置、26,36…通信装置、27…カード読取/書込装置。

Claims (5)

  1. カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、
    この情報記録カードと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と、
    このカード処理端末装置と通信可能に設けられており、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置と、
    を用いて構成される利用料金支払いシステムであって、
    前記情報記録カードは、カード番号およびカード残額を前記カード処理端末装置に送信し、
    この送信を受けて前記カード処理端末装置は、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果に基づき新たなカード残額を求めて前記情報記録カードに送信、又は、前記情報記録カードと前記処理センタ装置に送信し、
    この送信を受けて前記情報記録カードは、前記カード処理端末装置から受信した新たなカード残額を記録し、
    前記送信を受けて前記処理センタ装置は、前記カード処理端末装置から受信した決済情報内のカード番号に基づいて前記第2の記憶手段内の利用者情報から利用者を特定し、特定した利用者の情報に基づいて所定の処理を行なう、
    ことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  2. カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、
    この情報記録カードと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と、
    このカード処理端末装置と通信可能に設けられており、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置と、
    を用いて構成される利用料金支払いシステムであって、
    前記情報記録カードは、カード番号およびカード残額を前記カード処理端末装置に送信し、
    この送信を受けて前記カード処理端末装置は、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果が前記積増設定額未満でないときは、前記減算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信し、前記判定結果が前記積増設定額未満であるときは、前記減算結果に前記積増額を加算し、この加算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信するとともに、当該情報記録カードに係るカード番号を含む決済情報を前記処理センタ装置に送信し、
    この送信を受けて前記情報記録カードは、前記カード処理端末装置から受信した新たなカード残額を記録し、
    前記送信を受けて前記処理センタ装置は、前記カード処理端末装置から受信した決済情報内のカード番号に基づいて前記第2の記憶手段内の利用者情報から利用者を特定し、特定した利用者の情報に基づいて前記決済情報に係る決済処理を行なおうとした際に当該決済処理ができなかった場合には、当該決済情報内のカード番号を前記カード処理端末装置のネガデータに記録する、
    ことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  3. カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置とのそれぞれと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置であって、
    前記情報記録カードからカード番号およびカード残額を受信し、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果が前記積増設定額未満でないときは、前記減算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信し、前記判定結果が前記積増設定額未満であるときは、前記減算結果に前記積増額を加算し、この加算結果を新たなカード残額として前記情報記録カードに送信するとともに、当該情報記録カードに係るカード番号を含む決済情報を前記処理センタ装置に送信することを特徴とするカード処理端末装置。
  4. 無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と通信可能に設けられており、カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードであって、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記カード処理端末装置によって無効化され、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード処理端末装置が、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果が前記積増設定額未満でないときは、前記減算結果を新たなカード残額として受信し、前記判定結果が前記積増設定額未満であるときは、前記減算結果に前記積増額を加算した結果を新たなカード残額として受信して記録することを特徴とする情報記録カード。
  5. カード番号およびカード残額が記録されている情報記録カードと、
    この情報記録カードと通信可能に設けられており、無効な情報記録カードのカード番号を記録するネガデータ、所定の積増額および所定の積増設定額を記録した第1の記憶手段を有するカード処理端末装置と、
    このカード処理端末装置と通信可能に設けられており、情報記録カードを所持する利用者に係る情報を記録した第2の記憶手段を有する処理センタ装置と、
    を用いて実現される利用料金支払い方法であって、
    前記情報記録カードは、カード番号およびカード残額を前記カード処理端末装置に送信し、
    この送信を受けて前記カード処理端末装置は、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効であると見なされた場合には前記情報記録カードを無効化し、
    前記第1の記憶手段内のネガデータに基づいて前記カード番号が無効でないと見なされた場合には、前記カード残額から利用料金を減算し、この減算結果が前記積増設定額未満になったか否かを判定し、この判定結果に基づき新たなカード残額を求めて前記情報記録カードに送信、又は、前記情報記録カードと前記処理センタ装置に送信し、
    この送信を受けて前記情報記録カードは、前記カード処理端末装置から受信した新たなカード残額を記録し、
    前記送信を受けて前記処理センタ装置は、前記カード処理端末装置から受信した決済情報内のカード番号に基づいて前記第2の記憶手段内の利用者情報から利用者を特定し、特定した利用者の情報に基づいて所定の処理を行なう、
    ことを特徴とする利用料金支払い方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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