JP2008287381A - 取り忘れ補償システムおよび精算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗車券類(特急券および特急券など)や釣銭などの取り忘れがあったときに、取り忘れを気付かせると共に、乗車券類の再発行および精算を行う技術を提供するものである。
【解決手段】乗車券類には乗車券類情報が付けられている。そして、乗車券類や釣銭を取り忘れて回収されたときに、取り忘れが発生する前に発券された乗車券類情報と回収情報が関連付けられて管理装置100に記憶される。したがって、精算機400aで、乗車券類の乗車券類情報が読み取られ(S544)、管理装置100に送信されると(S546)、管理装置100は、取り忘れの有無を検索し(S547)、取り忘れを気付かせる報知信号と、回収された乗車券類や釣銭に係る精算情報とを精算機400aに送信する。そして、報知信号を表示し(S550)、取り忘れ券と同等の券を再発行し(S551)、回収した現金があれば、返金する(S552)。
【選択図】図11

Description

本発明は、乗車券類(乗車券および特急券などの料金券の総称)や釣銭などの取り忘れに対応して、乗車券類の再発行および釣銭の精算を行う取り忘れ補償システムおよび精算装置に係る技術に関するものである。
乗車券類や釣銭などの取り忘れに係る技術については、取り忘れを検知して取り忘れと判断する技術(例えば、特許文献1)、取り忘れの情報を他の駅に設置された端末に表示する技術(例えば、特許文献2)、取り忘れた乗車券類または釣銭を保留し、保留した装置から保留物を遠隔操作にて返却可能にする技術(例えば、特許文献3)、取り忘れが発生すると、携帯端末に通知する技術(例えば、特許文献4)がある。
特開平09−007042号公報 特開2001−266193号公報 特開2003−228741号公報 特許3772164号公報
しかしながら、前述の技術を用いた場合では、取り忘れに気付かせる機会を十分に生かしていないという問題がある。また、現金で乗車券類を購入する場合には、連絡先が分からないため、携帯端末に通知することができず、取り忘れを気付かせることができないという問題がある。
また、保留した現物を返却するという前提に立っているため、同等の物を再発行する、あるいは精算するという補償に係る技術については記載されていない。
そこで、本発明は前述のような問題点に鑑みて、回収された乗車券類を再発行し、釣銭を精算することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の一の手段は、取り忘れ補償システムにおいて、発券装置が発券した乗車券類と取り忘れと判断して回収した乗車券類および釣銭とを関連付けて管理する管理装置と、前記回収した乗車券類と釣銭に係る精算を行う精算装置とが通信可能なようにネットワークに接続され、前記管理装置が、前記回収した乗車券類に書き込まれている第1の乗車券類情報と、前記回収した釣銭の回収金額と、回収したことを識別する取り忘れ識別情報と、前記回収した乗車券類と釣銭のいずれか一方または双方と共に発行した他の乗車券類に書き込まれている第2の乗車券類情報とに識別符号を付して関連付けて、前記識別符号を付した取り忘れ情報として記憶部に記憶し、前記精算装置によって読み取られた前記第2の乗車券類情報が前記管理装置に送信されてきたときに、前記管理装置が、前記記憶部に記憶された前記取り忘れ情報を参照して、前記精算装置から送信されてきた前記第2の乗車券類情報と同じ前記識別符号が付された前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を抽出し、前記取り忘れ識別情報が付されている前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を前記精算装置に送信し、前記精算装置が、受信した前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方に基づいて、前記回収した乗車券類と同じ乗車券類情報を書き込んだ乗車券類を再発行することと、前記回収金額を返金することとのいずれか一方または双方を実行できるように構成すること、を特徴とする。
本発明によれば、回収された乗車券類を再発行し、釣銭を精算することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以降、「実施形態」と称す)について説明する。
なお、取り忘れのケースとして、以下の3つのケースが想定される。
・ケース1(実施形態1):乗車券と特急券を購入し、支払いを現金で済ませ、特急券を取り忘れる、釣銭を取り忘れる、または、特急券と釣銭の両方を取り忘れる。
・ケース2(実施形態2):乗車券と特急券を購入し、支払いをプリペイド式の乗車カード(以降、カードという)または非接触型ICカード(以降、カードという)で済ませ、カードを取り忘れる、または特急券を取り忘れる。
・ケース3(実施形態3):後日使用する乗車券と特急券を購入し、支払いをカードで済ませ、乗車券と特急券の両方を取り忘れる。この場合、購入者は、カードを使って改札口の入退場を行っているものとする。
これらのケースについて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係る取り忘れ補償システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、取り忘れ補償システム1の構成を示す図である。
取り忘れ補償システム1は、図1に示すように、管理装置100、発券装置200、改札装置300および精算装置400がネットワーク10を介して接続され、相互に通信可能なように構成される。
管理装置100は、発券装置200から発行した乗車券類に記録されている乗車券類情報と取り忘れに係る回収情報とを受信する。次に、管理装置100は、改札装置300および精算装置400が挿入された乗車券類の乗車券類情報を読み取って送信してきたときに、その送信してきた乗車券類情報に関連する回収情報の有無を判定する。そして、管理装置100は、回収情報がある場合には、改札装置300および精算装置400に取り忘れに対応(補償)する指示を送信する管理を行う。
発券装置200は、駅の改札口の外側に設置され、乗車券類を発行するとともに、取り忘れた乗車券類や釣銭を回収し、その結果を回収情報として、管理装置100に送信する。また、発券装置200は、取り忘れが発生する前に行われた購入操作の間に発行された乗車券類の乗車券類情報も、管理装置100に送信する。
改札装置300は、改札口に設置され、乗車券類に書き込まれた乗車券類情報を読み取って、正当と判断すれば、人を入場(退場)させ、不正と判断すれば、人の入場(退場)を遮断する開閉ゲートの制御を行う。また、改札装置300は、読み取った乗車券類情報を管理装置100に送信し、取り忘れに関連すると判断された場合には、管理装置100からの指示を表示部に表示する。
精算装置400は、駅の改札口の内側(構内側)に設置され、読み取った乗車券類情報を管理装置100に送信し、取り忘れに関連すると判断された場合には、管理装置100からの指示を受けて、精算処理を行う。
なお、管理装置100、発券装置200、改札装置300および精算装置400は、複数あってもかまわない。また、駅ごとに、あるいは、予め決められたエリアごとに、発券装置200、改札装置300および精算装置400と接続する管理装置100を設置して、複数の管理装置100間で情報を交換するような構成としてもかまわない。
次に、管理装置100のハードウェア構成と機能について図2を用いて説明する。図2は、管理装置100のハードウェア構成と機能を示す図である。
管理装置100は、図2に示すように、処理部110、入出力部120、記憶部130および通信制御部140がバスを介して接続され、相互に通信可能なように構成される。
処理部110は、コンピュータであり、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)111と、このCPU111が演算処理に用いる記憶部であるメインメモリ112とを備える。メインメモリ112は、RAM(Random Access Memory)などにより実現される。そして、図示しないROM(Read Only Memory)やハードディスクなどの記憶部130に格納されたアプリケーションプログラムがRAMに展開され、CPU111が、それを実行することにより種々の処理を具現化する。
入出力部120は、管理装置100に接続されるキーボードやマウスなどの入力装置(不図示)からの入力を受け付け、また、処理部110によって演算処理された結果などの各種データを、ディスプレイなどの表示装置(不図示)に出力する。
記憶部130は、CPU111が演算処理に用いる各種データや演算結果、または、入出力部120によって送受信されるデータを記憶する。記憶部130はハードディスク装置などにより実現される。
通信制御部140は、通信インタフェース(不図示)を備え、処理部110によって演算処理された情報を、ネットワーク10(図1参照)を介して、他の装置に送信し、他の装置から情報を受信する制御を行う。
次に、発券装置200のハードウェア構成と機能について図3を用いて説明する。図3は、発券装置200のハードウェア構成と機能を示す図である。
発券装置200は、処理部210、入出力部213、記憶部214、通信制御部215、操作入力部220、表示部221、発券回収部222、現金受け取り返却部223、カード受け取り返却部224、現金回収部225および券現金保管部226によって構成される。
処理部210、入出力部213、記憶部214および通信制御部215の機能については、図1に示す管理装置100における処理部110、入出力部120、記憶部130および通信制御部140と同様の機能部分の説明を省略する。
操作入力部220は、乗車券類を購入する際に、乗車券類の枚数や料金などを指定する機能を有する。操作入力部220における入力操作によって選択された乗車条件については、購入日時、購入駅名、発券装置番号、出発駅名、到着駅名、料金、券種(普通券、特急券、指定券など)、列車名、指定席番号および発券番号といった乗車券類情報が処理部210に送信され、記憶部214に記憶される。
表示部221は、操作入力部220によって操作された結果および操作を促す画面を、処理部210の指示に基づいて表示する機能を有する。また、処理部210において、記憶部214に記憶されている乗車券類情報に基づいて算出された料金の合計が、表示部221に表示される。なお、この表示部221は、ディスプレイのような表示装置であってもよく、また、操作入力部220のボタンを点灯(消灯)させることによって実現してもよい。
発券回収部222は、乗車条件が確定したときに、記憶部214に記憶されていた乗車券類情報が処理部210によって読み出され、その読み出された乗車券類情報を、乗車券類に印刷および磁気によって書き込みした後、乗車券類を排出する機能を有する。複数枚の乗車券類を発行する場合には、まとめて一度に排出したり、一枚ずつ排出したりするものもある。また、処理部210が、乗車券類の取り忘れがあったと判断したときには、取り忘れた乗車券類を回収し、その乗車券類情報を読み取って、処理部210へ送信する機能を有する。
現金受け取り返却部223は、紙幣や硬貨の投入を受け付けて、その金額を処理部210に送信し、処理部210において投入金額が合計される。また、処理部210から送信されてくる返却金額に基づいて釣銭を準備し、返金する機能を有する。
カード受け取り返却部224は、支払いをカードで行う場合にカードを受け付けて、カードに記録されている残金額を読み取り、その読み取った残金を処理部210に送信し、処理部210から送信されてくる、乗車券類の料金の合計が差し引かれた新たな残金額をカードに書き込んで、返却する機能を有する。ただし、実施形態1では、カードを使用するケースを想定していないため、この機能は使用しない。
現金回収部225は、処理部210によって取り忘れがあったと判断されたときに、取り忘れた釣銭の回収を行い、回収した金額を読み取り、処理部210へその回収した金額を送信する機能を有する。
券現金保管部226は、回収した乗車券類や現金を保管する機能を有する。
なお、処理部210は、現金回収部225から送信される回収された金額(回収金額)と、発券回収部222から送信される乗車券類情報と回収されたものであることを識別する取り忘れ識別情報(取り忘れフラグ)とを回収情報として、回収した乗車券類や釣銭と共に発行したすべての乗車券類情報とを関連付けて、記憶部214に記憶する。そして、処理部210は、回収情報とそれに関連付けられた乗車券類情報とを、管理装置100に送信する。管理装置100では、受信した情報を取り忘れ情報として記憶部130に記憶する。
次に、発券装置200の動作について、図4を用いて説明する(適宜図3参照)。図4は、発券装置200の動作の流れを示す図である。
発券装置200に現金が投入され、あるいは、所定のボタンが押下されると、処理が開始され、乗車券類の購入操作が可能となる。まず、操作入力部220を介して、乗車券類の券購入操作が行われる(S501)。そして、操作入力部220によって設定された乗車条件が処理部210に送信され、処理部210において、投入金額と乗車券類の料金との整合性が判定され、発券可か否かが判断される(S502)。操作を取り消すなど発券否の場合には(S502でNo)、S501へ戻って、券購入操作をやり直す。一方、発券可の場合には(S502でYes)、記憶部214に記憶されていた乗車条件が確定され、確定された乗車条件が、乗車券類情報として処理部210によって読み出される。そして、その読み出された乗車券類情報が、発券回収部222において、乗車券類に印刷および磁気によって書き込まれる(S503)。そして、発券装置200は、乗車券類を発券する(S504)。
処理部210では、釣銭の金額を算出し、釣銭の有無を判定する(S505)。釣銭が有る場合には(S505でYes)、現金受け取り返却部223を介して釣銭を返金する(S506)。釣銭が無い場合には(S505でNo)、処理はS507へ進む。
次に、処理部210が、乗車券類および釣銭の取り忘れの有無を判定する(S507)。取り忘れが無い場合には(S507でNo)、処理を終了する。取り忘れが有る場合には(S507でYes)、現金回収部225が取り忘れた釣銭を回収し、発券回収部222が取り忘れた乗車券類を回収する(S508)。次に、現金回収部225は回収した釣銭の金額(回収金額)を読み取って、処理部210へ送信する。また、発券回収部222は回収した乗車券類の乗車券類情報(請求項に記載の「第1の乗車券類情報」)を読み取って処理部210へ送信する。そして、処理部210は、受信した回収金額と回収した乗車券類の乗車券類情報とが取り忘れであることを識別可能なように取り忘れ識別情報を生成し、回収金額と取り忘れ識別情報(取り忘れフラグ)とを回収情報として作成する。また、処理部210は、回収した乗車券類と共に発行された他の乗車券類の乗車券類情報(請求項に記載の「第2の乗車券類情報」)を記憶部214から読み出して、回収情報と発券した乗車券類情報(回収した乗車券類の乗車券類情報と他の乗車券類の乗車券類情報)を、管理装置100に送信し(S509)、終了する。管理装置100の処理部110は、受信した情報を、取り忘れ情報290(図5参照)として記憶部130に登録する(S510)。
なお、発券(S504)は、釣銭返金(S506)の後であってもかまわない。
また、取り忘れ有の判定(S507でYes)は、例えば、発券(S504)あるいは釣銭返金(S506)から一定時間経過したことによって判断してよく、人体検知器が発券装置200の前に人体の存在を感知しなくなったことによって判断してもかまわない。
次に、記憶部130に登録される、取り忘れ情報290の構成例を、図5を用いて説明する。図5は、取り忘れ情報290の構成例を示す図である。
取り忘れ情報290には、管理番号と登録番号と、乗車券類情報として、購入日時、購入駅名、発券装置番号、出発駅名、到着駅名、料金、券種、列車名、指定席番号および発券番号と、回収情報として、取り忘れフラグ、回収金額、カード番号および投入金額が格納される。
登録番号は、図4に示すS509によって送信されてきた情報に対して、それらが関連する情報であることを識別可能な番号が付けられる。すなわち、取り忘れが発生する前に行われた発券動作は、処理部210によって管理されており、処理部210が取得した情報は、記憶部214に記憶されている。したがって、S509において送信される情報に対して、識別可能な番号を付すことが可能となる。登録番号は、全く同じ記号や番号である必要はなく、番号の前半分が同じ番号になっているなど、関連することが識別可能であれば、異なる記号や番号であってもかまわない。なお、登録番号は、請求項に記載の「識別符号」である。
図4に示した取り忘れ情報290の例について、以下に詳しく説明する。
管理番号1〜3は、乗車券と料金券(特急券)を購入して、料金券と釣銭を取り忘れた場合である。管理番号1〜3には、同じ登録番号Z234が付されていて、相互に関連していることがわかる。そして、回収された料金券と釣銭に対して、取り忘れフラグ(請求項に記載の「取り忘れ識別情報」)が1と登録される。管理番号2の行に示すように、釣銭の取り忘れの場合の乗車券類情報には、回収されなかった(購入者が受け取ったと推定される)乗車券と同じ乗車券類情報が便宜的に登録される。
また、投入金額が5000円であり、乗車券1800円と料金券2000円の合計金額は3800円であるにもかかわらず、回収金額は1000円となっている。おそらく、購入者は、硬貨の200円だけ受け取って、紙幣の1000円を取り忘れたものと推測することが可能である。
さらに、料金券に関しては、列車名や指定席番号の情報もあり、再発行をする場合には、これらの情報を利用することが可能となる。
管理番号4〜5は、乗車券のみ購入して、釣銭20円を取り忘れた場合を示す。
管理番号6〜7は、カードによる支払いをして、カードを取り忘れた場合を示す。
管理番号8〜10は、カードによる支払いをして、カードと乗車券を受け取ったが、料金券を取り忘れた場合を示す。
取り忘れフラグ(請求項に記載の取り忘れ識別情報)については、取り忘れフラグが1の時は、回収されたことを表示し、取り忘れフラグが0の時は、回収されていないことを表示する。なお、取り忘れフラグは、1か0かに限られず、識別可能であれば、別の符号でもかまわない。
また、回収金額については、回収された金額が登録される。
カード番号については、支払いのために使用したカードの番号が登録される。
投入金額は、現金の場合には、投入金額が登録され、カード支払いの場合には、投入時にカードに記録されていた残金が登録される。
なお、取り忘れが何かを判別するために、まず、取り忘れフラグが1であることを判定し、次に、回収金額またはカード番号が0となっているか否かを判定する。また、取り忘れフラグが1であって、回収金額もカード番号も0の場合は、乗車券類の取り忘れであることが判別される。
ただし、図5に記載した要因のすべてが必要なわけではなく、取り忘れが識別可能な要因の組み合わせを適宜選択すればよい。
次に、改札装置300のハードウェア構成と機能について図6と図7を用いて説明する。図6は、改札装置300の斜視図である。図7は、改札装置300のハードウェア構成と機能を示す図である。
まず、図6に示した改札装置300の斜視図について説明する。挿入券(乗車券類またはカード)が挿入されると、挿入券は、券処理経路を通過する際に、正当性が判定され、券返却口から返却される。そして、正当である場合には、開閉ゲートは開いた状態のままであるので、人は通過することが可能である。一方、乗り越しによって料金不足の場合には不正と判定され、開閉ゲートは閉じられ、人の通過を遮断する。また、報知部321は、改札装置300を通過する出側に設けられ、乗車券類の種類を表示する。なお、非接触式カードリーダライタは、非接触型ICカードを近づけるだけで、非接触型ICカードに記録されている情報を読み書きするものであり、挿入券の情報が券処理経路において読み書きされるのと同様の働きをする。
次に、図7に示す改札装置300の構成と機能について説明する(適宜図6参照)。
改札装置300は、処理部310、入出力部313、記憶部314、通信制御部315、報知部321、券カード受け取り返却部322、情報読み取り部323、非接触式カード読み書き部324、開閉ゲート制御部325および使用済み券回収部326によって構成される。それらの機能について、次に説明する。
処理部310、入出力部313、記憶部314および通信制御部315の機能については、図1に示す管理装置100における処理部110、入出力部120、記憶部130および通信制御部140と同様の機能部分の説明を省略する。
報知部321は、乗車券類の種類やメッセージなどを表示する機能を有する。また、報知部321は、本発明の実施形態では、管理装置100からの指示によって、取り忘れを報知するメッセージを表示する。メッセージは、表示だけでなく、音声を出力してもよい。
券カード受け取り返却部322は、挿入口から挿入された乗車券類やカードをローラによって引き込む機能と、券返却口で人が取り易いように頭だけ出した状態で乗車券類やカードを保持する機能を有する。
情報読み取り部323は、券カード受け取り返却部322から挿入された乗車券類やカードに記録されている情報を読み取る機能を有する。なお、本発明の実施形態では、読み取った乗車券類情報やカード識別情報(カードを特定できるように付されたカード番号)は、処理部310によって、通信制御部315を介して、管理装置100(図1参照)へ送信される。
非接触式カード読み書き部324は、非接触型ICカードから残金を読み出し、残金から運賃などを引いた金額を書き込む機能を有する。ただし、実施形態1ではカードは使用されない状況設定であるので、詳細な説明は省略する。
開閉ゲート制御部325は、処理部310において、情報読み取り部323によって読み取られた乗車券類情報の正当性が判定され、正当である場合には、開閉ゲートは開いた状態のままとして人の通過を可能とし、一方、乗り越しにともなう料金不足などによって不正と判定された場合には、開閉ゲートを閉じて人の通過を遮断する制御機能を有する。
使用済み券回収部326は、構内から改札口の外へ退場するときに、乗車券類が使用済みか否かを判定し、使用済みの乗車券類を回収する機能を有する。
次に、改札装置300の動作について、図8と図9を用いて説明する(適宜図2、図5、図7参照)。図8は、改札装置300の動作の流れを示す図である。図9の(a)は、特急券の取り忘れがあったときに、報知部321に表示する通知の例を示す図、(b)は、釣銭の取り忘れがあったときに、報知部321に表示する通知の例を示す図である。
改札装置300の処理は、改札口から構内へ入場するときに、改札装置300に乗車券類が挿入されて、開始される。まず、図8に示すように、券カード受け取り返却部322が、乗車券類を受け取り(S521)、情報読み取り部323が乗車券類情報を読み取る(S522)。そして、読み取られた乗車券類情報(請求項に記載の第2の乗車券類情報)は、処理部310によって通信制御部315を介して、管理装置100に送信される(S523)。
管理装置100の処理部110は、受信した乗車券類情報を用いて、記憶部130に記憶されている取り忘れ情報290(請求項に記載の取り忘れ情報)を参照して、取れ忘れに係る情報の有無を判定する(S524)。
ここで、取り忘れに係る情報の有無の判定における処理について、図5を用いてより詳細に説明する。
例えば、管理装置100が受信した乗車券類情報に、発券番号0436576が含まれていたとすると、処理部110は、記憶部130に記憶されている取り忘れ情報290を参照して、発券番号が同じものを含む登録番号(請求項に記載の識別符号)の情報、すなわち、管理番号1〜3の情報を読み出し、取り忘れフラグが1の情報を抽出する。そして、取り忘れた物が、釣銭と料金券(特急券)であることが判別される。
図8に戻って、取り忘れフラグが0の場合、すなわち、取り忘れが無い場合には(S524でNo)、券返却(S527)へ進む。取り忘れフラグが1の場合、すなわち、取り忘れが有る場合には(S524でYes)、管理装置100の処理部110が、取り忘れの内容に応じて、報知部321に、図9に示すような内容の報知信号を送信する(S525)。そして、取り忘れ情報290に、入場があったことを登録する(不図示)。
一方、改札装置300は、報知信号を受信して、報知部321に報知信号を表示し(S526)、乗車券類を返却し(S527)、動作を終了する。
ここで、図9について説明する。
特急券を取り忘れた場合には、報知部321は、図9(a)に示すような表示をし、釣銭の取り忘れの場合には、図9(b)に示すような表示をする。取り忘れに気付かせるために、表示を点滅させたり、強調したい箇所を太文字にするなどをすると効果的である。なお、S525において送信する報知信号は、図9に示す全文の信号である必要はなく、一部だけの信号(例えば、特急券、再発行、お釣銭、お受取など)でもよく、それ以外の文字は、記憶部314に記憶しておき、受信した部分を挿入して文章を完成させる構成としてもよい。
次に、精算装置400のハードウェア構成と機能について、図10を用いて説明する。図10は、精算装置400のハードウェア構成と機能を示す図である。
精算装置400は、処理部410、入出力部413、記憶部414、通信制御部415、操作入力部420、表示部421、発券部422、現金受け取り返却部423、券カード受け取り返却部424、使用済み券回収部425および情報読み取り部426が備えられている。それらの機能について、次に説明する。
処理部410、入出力部413、記憶部414および通信制御部415の機能については、図1に示す管理装置100における処理部110、入出力部120、記憶部130および通信制御部140と同様の機能部分の説明を省略する。
操作入力部420は、経路途中で乗車券類の再発行を行うモード(再発行モード)か、取り忘れをチェックして退場するモード(退場モード)か、または取り忘れた乗車券類をキャンセルするモード(キャンセルモード)かのいずれかを選択する機能を有する。
また、操作入力部420は、通常行われている乗り越しによる精算を行う精算モードも有する。
表示部421は、操作入力部420によって操作された結果および操作を促す画面を、処理部410の指示に基づいて表示する機能を有する。また、表示部421は、処理部410において算出された精算料金などを表示する。
発券部422は、再発行モードにおいて、情報読み取り部426によって読み取られた乗車券類情報が管理装置100に送信され、管理装置100において、取り忘れが有ったと判定されたときに、取り忘れた乗車券類と同等の券を再発行する機能を有する。あるいは、発券部422は、精算モードにおいて、退場用の券を発行する機能を有する。
現金受け取り返却部423は、紙幣や硬貨の投入を受け付けて、その金額を処理部410に送信し、処理部410から送信される返却金額に基づいて、釣銭を準備し返却する機能を有する。
券カード受け取り返却部424は、乗車券類やカードを受け付ける機能を有する。また、経路途中において、再発行モードやキャンセルモードが選択された場合には、券カード受け取り返却部424は、受け取った乗車券類を返却する。
使用済み券回収部425は、使用済みとなった乗車券類を回収する機能を有する。また、退場モードや精算モードでは、乗車券類は返却せずに回収される。
情報読み取り部426は、券カード受け取り返却部424に挿入された乗車券類やカードに記録されている情報を読み取る機能を有する。
次に、精算装置400の処理の流れについて、図11〜図13を用いて説明する。図11は、経路途中で乗車券類の再発行を行うモード(再発行モード)を選択した場合の精算装置400aの処理の流れを示す図である。図12は、退場するモード(退場モード)を選択した場合の精算装置400bの処理の流れを示す図である。図13は、取り忘れた乗車券類をキャンセルするモード(キャンセルモード)を選択した場合の精算装置400cの処理の流れを示す図である。
まず、経路途中で再発行モードを選択した場合について、図11を用いて説明する(適宜図5、図10参照)。
乗車券類が精算装置400aの券カード受け取り返却部424に挿入され、受け取られると(S541)、モードを選択する画面が表示される(S542)。そして、取り忘れた乗車券類の再発行のモードが選択された場合に(S543)、情報読み取り部426によって、挿入された乗車券類の乗車券類情報が読み取られる(S544)。次に、処理部410によって、券の正当性(使用日、料金など)が確認される(S545)。そして、券が正当であると判断された場合には、処理部410によって、乗車券類情報(請求項に記載の第2の乗車券類情報)が、通信制御部415を介して管理装置100に送信される(S546)。
管理装置100では、受信した乗車券類情報を用いて、記憶部130に記憶されている取り忘れ情報290を参照して、受信した乗車券情報を含む情報の登録番号(識別符号)と同じ登録番号を含む残りの情報を抽出し、取り忘れフラグ(取り忘れ識別情報)が1である情報の乗車券類情報(第1の乗車券類情報)と回収金額とを抽出する。すなわち、取り忘れ情報が有るか無いかを判定する(S547)。該当する取り忘れに係る情報が無いときには(S547でNo)、取り忘れが無いことを精算装置400aに送信し、精算装置400aは、表示部421に取り忘れが無いことを表示し(S548)、処理を終了する。一方、該当する取り忘れに係る情報が有るときには(S547でYes)、報知信号と精算情報(回収した乗車券類情報と回収金額)を精算装置400aに送信する(S549)。
精算装置400aにおいて、表示部421に報知信号を表示させ(S550)、発券部422が取り忘れた(回収された)乗車券類と同等の券を発行する(S551)。次に、券カード受け取り返却部424が、S541で受け取った乗車券類(挿入券)を返却し、現金受け取り返却部423が回収した金額と同じ現金を返却する(S552)。そして、処理部410は、返却が完了したときに、返却完了の情報を管理装置100に送信する(S553)。それを受信した管理装置100は、返却完了した情報を取り忘れ情報290から消去し(S554)、処理を終了する。
ここで、取り忘れ情報の有無の処理(S547)と報知信号と精算情報を送信する処理(S549)について、図5を用いて、詳しく説明する。
例えば、精算装置400aから、発券番号0436576を含む乗車券類情報(請求項に記載の第2の乗車券類情報)が管理装置100に送信されてきたとする。処理部110は、その発券番号を含む取り忘れ情報290の登録番号を検索して、登録番号がZ234であることを判別する。そして、登録番号Z234と同じ登録番号(請求項に記載の識別符号)を含む管理番号1〜3の情報を抽出する。次に、取り忘れフラグ(請求項に記載の取り忘れ識別情報)が1となっている釣銭と料金券について、取り忘れとなっていることが判定される。そこで、管理装置100は、釣銭と料金券の取り忘れに係る報知信号を送信する。また、釣銭が1000円であることと、料金券の乗車券類情報とを、精算情報として、精算装置400aに送信する。
次に、退場モードを選択した場合の精算装置400bの処理の流れについて、図12を用いて説明する(適宜図5、図10参照)。ただし、図11と同じ処理については、同じ符号を付し、説明を省略する。
モードを選択する画面が表示された(S542)後、退場するモードが選択された場合(S561)は、管理装置100では、取り忘れ情報290を参照して、回収金額を精算情報として作成する。そして、管理装置100が、報知信号と精算情報とを精算装置400bに送信する(S549)。その後、精算装置400bでは、報知信号を表示部421に表示する(S550)。そして、精算処理(S562)において、処理部410が、精算情報と、それ以外の乗り越しの不足料金とを合算し、返金があればその金額を準備し、不足金額があれば不足額を表示して要求する(S562)。精算処理(S562)の後に、発券部422が退場券を発行し、返金があれば、現金受け取り返却部423が返金する(S563)。この退場モードでは、券受け取り(S541)で受け取った乗車券類は、使用済み券回収部425によって回収される。
次に、取り忘れた乗車券類をキャンセルするモードを選択した場合の処理の流れについて、図13を用いて説明する(適宜図5、図10参照)。ただし、図11と同じ処理については、同じ符号を付し、説明を省略する。
乗車券類が券カード受け取り返却部424に挿入され、受け取られると(S541)、モードを選択する画面が表示される(S542)。そして、キャンセルするモードが選択された場合(S571)は、管理装置100では、取り忘れ情報290を参照して、取り忘れた乗車券類の料金と回収金額とを抽出して、精算情報を作成する。そして、管理装置100が、報知信号と精算情報とを精算装置400cに送信する(S549)。次に、精算装置400cでは、報知信号を表示部421に表示する(S550)。そして、精算処理(S572)において、精算情報と乗り越しの不足料金とを合算し、券受け取り(S541)で受け取った乗車券類を券カード受け取り返却部424が返却し、現金受け取り返却部423が返金する(S552)。
なお、図11〜図13は、取り忘れに係るモードを選択した場合について示したが、精算モードの場合には、このモード選択表示(S542)において、精算モードを選択するようにし、乗り越しによる不足料金について精算処理を行えばよい。
(実施形態2)
実施形態2では、乗車券類の購入に対する支払いをカードによって済ませ、カードを取り忘れる、または特急券を取り忘れた場合について、以下に説明する。なお、実施形態1と同じ部分については説明を省略し、異なる部分について、図5を用いて説明する。
実施形態2に相当する取り忘れ情報290は、管理番号6,7である。すなわち、管理番号7において、取り忘れフラグが1となっていて、回収情報にカード番号が記録されている。
改札装置300または精算装置400から、発券番号4792003を含む乗車券類情報が管理装置100に送信されてきたときに、処理部110は、取り忘れ情報290を参照して、その発券番号を含む情報の登録番号を検索して、登録番号がZ236であることを判別する。そして、登録番号Z236と同じ登録番号を含む管理番号6〜7の情報を抽出する。そして、取り忘れフラグが1となっているカードについて、取り忘れとなっていることが判別される。そこで、管理装置100は、カードの取り忘れに係る報知信号を、精算装置400に送信する。カードの場合には、現物を返却するので、報知信号の内容は、駅係員に問い合わせていただく内容となる。
(実施形態3)
後日使用する乗車券と特急券を購入し、支払いをカードで済ませ、乗車券と特急券の両方を取り忘れた場合について、以下に説明する。
乗車券類の購入者は、カードを使って改札口を入退場するため、乗車券類が使用されるまでに、若干の期間が存在する。このような場合について、実施形態1と同じ部分については説明を省略し、異なる部分について、図5を用いて説明する。
実施形態3に相当する取り忘れ情報290は、管理番号8〜10である。すなわち、管理番号9,10において、取り忘れフラグが1となっていて、回収情報の回収金額とカード番号が0であるので、乗車券や料金券の取り忘れと判別される。
改札装置300または精算装置400から、カード番号MB0962を含む回収情報が管理装置100に送信されてきたときに、処理部110は、取り忘れ情報290を参照して、そのカード番号を含む情報の登録番号を検索して、登録番号がZ237であることを判別する。そして、登録番号Z237と同じ登録番号を含む管理番号8〜10の情報を抽出する。そして、取り忘れフラグが1となっていて、回収金額とカード番号が0であるので、乗車券や料金券の取り忘れと判別される。その後の取り忘れに対応する処理は、実施形態1と同じであるので、説明を省略する。
(変形例)
例えば、乗車券類やカードの取り忘れに気付いた購入者が、改札口から入場する前であったとする。その場合には、発券装置によって取り忘れの補償を行えるようにすることは、効率的である。
発券装置200と精算装置400の構成や機能は、類似しているので、両者の機能を併せ持った装置とすることは、大幅な改造を必要としない。例えば、発券装置200に精算装置400の機能を付加することを想定すると、操作入力部220に取り忘れ補償モードの選択が可能なように入力機能を付加し、券現金回収部225から、手持ちの乗車券類を投入して、乗車券類情報を読み取らせ、管理装置100が作成した報知信号や精算情報を受信して、カード受け取り返却部224から乗車券類を返却し、現金受け取り返却部223から現金の返金を行うようにすればよい(図11〜図13に示す処理の流れ参照)。再発行の場合にも、発券部222から、再発行する券を排出すればよい。
このように、本発明の実施形態によれば、取り忘れ情報を管理装置100が管理し、改札装置300および精算装置400によって読み取られた乗車券情報を取得して、取り忘れ情報と照合することにより、取り忘れを報知し、また、取り忘れの補償を行うことが可能となる。このため、乗車券類を購入した駅だけでなく、どの駅においても、あるいは、車中においても、取り忘れたことを気付かせる機会を増やすことが可能となり、取り忘れた乗車券類の再発行やキャンセルが行える。また、改札装置300では、報知信号に気付かせるために、一旦開閉ゲートを閉じてから開閉ゲートを開けるようなことを行ってもよい。
次に、本発明の実施形態では、乗車券類を発行した際に、複数枚の乗車券類を相互に特定可能なように、管理装置100側で、共通の登録番号を付して管理するようにしたが、乗車券類に登録番号のような識別情報を記録して管理してもよい。なお、この識別情報は、発券装置200が管理していてもよい。さらに、取り忘れ情報290を、管理装置100だけが管理するのではなく、乗車券類の購入者の通行経路に配置されている改札装置300や精算装置400が記憶していて、改札装置300自身や精算装置400自身が取り忘れを判定してもよい。
また、図5に示すように、乗車券類情報と回収情報とを組み合わせているために、発行した乗車券類に記録した乗車券類情報の一部が損失した場合には、損失していない残りの要因の情報と突合して、複数の要因の情報が一致した場合には、正しい乗車券類であると判定して、取り忘れの補償を行うことも可能である。
取り忘れ補償システムの構成を示す図である。 管理装置のハードウェア構成と機能を示す図である。 発券装置のハードウェア構成と機能を示す図である。 発券装置の動作の流れを示す図である。 取り忘れ情報の構成例を示す図である。 改札装置の斜視図である。 改札装置のハードウェア構成と機能を示す図である。 改札装置の動作の流れを示す図である。 (a)は、特急券の取り忘れがあったときに、報知部に表示する通知の例を示す図、(b)は、釣銭の取り忘れがあったときに、報知部に表示する通知の例を示す図である。 精算装置のハードウェア構成と機能を示す図である。 経路途中で乗車券類の再発行を行うモードを選択した場合の精算装置の処理の流れを示す図である。 退場するモードを選択した場合の精算装置の処理の流れを示す図である。 取り忘れた乗車券類をキャンセルするモードを選択した場合の精算装置の処理の流れを示す図である。
符号の説明
100 管理装置
130 記憶部(管理装置)
200 発券装置
222 発券部(発券装置)
225 券現金回収部(発券装置)
290 取り忘れ情報
300 改札装置
321 報知部(改札装置)
323 情報読み取り部(改札装置)
400,400a、400b,400c 精算装置
420 操作入力部(精算装置)
422 発券部(精算装置)
423 現金受け取り返却部(精算装置)

Claims (6)

  1. 発券装置が発券した乗車券類と取り忘れと判断して回収した乗車券類および釣銭とを関連付けて管理する管理装置と、前記回収した乗車券類と前記釣銭に係る精算を行う精算装置とが通信可能なようにネットワークに接続された取り忘れ補償システムであって、
    前記管理装置は、前記回収した乗車券類に書き込まれている第1の乗車券類情報と、前記回収した釣銭の回収金額と、回収の有無を識別する取り忘れ識別情報と、前記回収した乗車券類と釣銭のいずれか一方または双方と共に発行した他の乗車券類に書き込まれている第2の乗車券類情報とに識別符号を付して関連付けて、取り忘れ情報として記憶部に記憶し、
    前記精算装置によって読み取られた前記第2の乗車券類情報が前記管理装置に送信されてきたときに、
    前記管理装置は、前記記憶部に記憶された前記取り忘れ情報を参照して、前記精算装置から送信されてきた前記第2の乗車券類情報と同じ前記識別符号が付された前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を抽出し、前記取り忘れ識別情報が付されている前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を前記精算装置に送信し、
    前記精算装置は、受信した前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方に基づいて、前記回収した乗車券類と同じ乗車券類情報を書き込んだ乗車券類の再発行と、前記回収金額の返金とのいずれか一方または双方を実行すること、
    を特徴とする取り忘れ補償システム。
  2. 前記発券装置は、前記ネットワークに接続され、乗車条件を受け付けて乗車券類を発行する機能と取り忘れた乗車券類および釣銭を回収する機能とを備え、
    前記発券装置は、前記回収した乗車券類と釣銭のいずれか一方または双方を回収したとき、前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を読み取って、
    前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方と、回収の有無を識別する取り忘れ識別情報と、前記回収した乗車券類と釣銭のいずれか一方または双方と共に発行した他の乗車券類に書き込まれている第2の乗車券類情報と、を前記管理装置に送信し、
    前記第1の乗車券類情報、前記回収金額、前記取り忘れ識別情報および前記第2の乗車券類情報は、前記発券装置から受信したものであること、
    を特徴とする請求項1に記載の取り忘れ補償システム。
  3. 前記乗車券類に書き込まれている乗車券類情報を読み取って正当性を判断して人の入退場を制御する改札装置が前記ネットワークに接続され、
    前記改札装置が、前記第2の乗車券類情報を読み取って前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記取り忘れ識別情報が付されている前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方に係る取り忘れを報知するメッセージを前記改札装置に送信する機能をさらに備え、
    前記改札装置は前記メッセージを表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項2に記載の取り忘れ補償システム。
  4. 乗車条件を受け付けて乗車券類を発行する機能と取り忘れた乗車券類および釣銭を回収する機能とを備える発券装置と、前記発券装置が発券した乗車券類と取り忘れと判断して回収した乗車券類および釣銭とを関連付けて管理する管理装置と、前記回収した乗車券類と釣銭に係る精算を行う精算装置とが通信可能なようにネットワークに接続された取り忘れ補償システムであって、
    前記発券装置は、一まとめに発行する乗車券類に識別符号を付した乗車券類情報を書き込んで発券し、前記回収した乗車券類に書き込まれている第1の乗車券類情報と前記回収した釣銭の回収金額のいずれか一方または双方を読み取って、
    前記第1の乗車券類情報と、前記回収金額と、回収の有無を識別する取り忘れ識別情報と、前記回収した乗車券類と釣銭のいずれか一方または双方と共に発行した他の乗車券類に書き込まれている第2の乗車券類情報と、を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、受信した前記回収金額と前記取り忘れ識別情報に対して前記第1の乗車券類情報または前記第2の乗車券類情報と同じ前記識別符号を付して、前記第1の乗車券類情報と前記第2の乗車券類情報と前記回収金額と前記取り忘れ識別情報とを関連付けて、取り忘れ情報として記憶部に記憶し、
    前記精算装置によって読み取られた前記第2の乗車券類情報に付された前記識別符号が前記管理装置に送信されてきたときに、
    前記管理装置は、前記記憶部に記憶した前記取り忘れ情報を参照して、前記精算装置から送信されてきた前記識別符号と同じ識別符号が付された前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を抽出し、前記取り忘れ識別情報が付されている前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方を前記精算装置に送信し、
    前記精算装置は、前記管理装置から受信した前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方に基づいて、前記回収した乗車券類と同じ乗車券類情報を書き込んだ乗車券類の再発行と、前記回収金額の返金とのいずれか一方または双方を実行すること、
    を特徴とする取り忘れ補償システム。
  5. 前記乗車券類に書き込まれている乗車券類情報を読み取って正当性を判断して人の入退場を制御する改札装置が前記ネットワークに接続され、
    前記改札装置が、前記第2の乗車券類情報に付されている前記識別符号を読み取って前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記取り忘れ識別情報が付されている前記第1の乗車券類情報と前記回収金額のいずれか一方または双方に係る取り忘れを報知するメッセージを前記改札装置に送信する機能をさらに備え、
    前記改札装置は前記メッセージを表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項4に記載の取り忘れ補償システム。
  6. 発券装置が発券した乗車券類と取り忘れと判断して回収された乗車券類と釣銭とを関連付けて管理する管理装置と通信可能なようにネットワークに接続された、前記回収された乗車券類と釣銭に係る精算を行う精算装置であって、
    前記精算装置は、前記乗車券類に書き込まれている第2の乗車券類情報を読み取って前記管理装置に送信し、
    前記管理装置から、前記第2の乗車券類情報に付された識別符号と同じ前記識別符号を付された前記回収された乗車券類に書き込まれている第1の乗車券類情報と、前記回収された釣銭の回収金額のいずれか一方または双方を受信して、
    前記回収された乗車券類と同じ乗車券類情報を書き込んだ乗車券類の再発行と前記回収金額の返金とのいずれか一方または双方を実行すること、
    を特徴とする精算装置。
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