JP3481784B2 - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JP3481784B2
JP3481784B2 JP22434296A JP22434296A JP3481784B2 JP 3481784 B2 JP3481784 B2 JP 3481784B2 JP 22434296 A JP22434296 A JP 22434296A JP 22434296 A JP22434296 A JP 22434296A JP 3481784 B2 JP3481784 B2 JP 3481784B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は自動券売機に係り、
特に、乗車区間を変更したいときに使用できる変更乗車
券を発行することのできる自動券売機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、各駅に設置されている自動券売機
から発行される普通乗車券は、その自動券売機本体(以
下、「本体」という)の設置されている駅からのみ入場
できるように運用されている。したがって、他の駅に設
置されている自動券売機で購入した乗車券を、その乗車
区間内の他の駅に設置されている自動改札機に挿入した
ときであっても入場が拒否されるように運用されてい
る。 【0003】また、現在の多くの輸送会社では、自動改
札機の処理効率を高めるために、入場ビット(入場デー
タ)のない乗車券(本発明で、単に「乗車券」というと
きは、普通乗車券、回数券、定期券等の各種の乗車券を
含んでいる。)であっても、降車条件を満たせば、出場
を許すように構成されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、自動券売機
で乗車券を購入する際、帰りの混雑を見越して、下車し
たときに帰りの乗車券を購入する場合があるが、何等か
の理由により、例えば、乗車券を購入した駅から次の駅
まで買物をしながら歩いてしまうなどにより、予め購入
した駅と乗車しようとする駅が異なる場合がある。 【0005】図4の路線図を用いて具体的に説明する
と、C駅で下車した利用者が帰りの乗車券としてC駅か
らG駅までの300円の乗車券を購入したが、実際に乗
車する駅がC駅以外の例えばD駅やa駅になることがあ
る。このような場合、C駅で購入した乗車券は、D駅や
a駅からの乗車料金が安いにもかかわらず使用できない
という不便があった。 【0006】また、C駅及びG駅間の定期券を所持して
いる利用者がA駅から乗車して定期券区間(C駅及びG
駅間)で下車する際、C駅の入場データがなくとも出場
できるので、定期券の正常な使用が損なわれるおそれが
あった。 【0007】乗車券の正常な使用を促すために、入場デ
ータの記録されていない乗車券の出場を禁止するように
自動改札機を運用するようにすると、上述の例では、A
駅から乗車した利用者はC駅で出場し、定期券を用いて
再びC駅から入場しなければならなくなるという非現実
的な乗車を利用者へ強いてしまうことになる。 【0008】そこで、本発明は、利用者の利便を向上さ
せるために、予め所持している乗車券(本発明では、こ
の乗車券を「原券」としている。)の乗車変更ができる
ようにするとともに、乗車券の正常な使用を促すことの
できる自動券売機を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係る自動券売
機、上記目的を達成するために、本体にその本体の設置
されている駅を入場駅としない原券が挿入されたとき
に、その原券に記録されているデータからその原券で乗
車可能な乗車区間を読取る読取手段と、読取られた乗車
区間における降車駅及び前記本体の設置されている駅間
の乗車料金を算出する乗車料金算出手段と、算出された
乗車料金及び前記原券の乗車料金の差から不足料金又は
過剰料金を算出する精算料金算出手段と、算出された不
足料金を満たす金銭が前記本体に投入されたとき、又は
必要に応じて算出された過剰料金を返却して、前記原券
をその本体内に回収するとともに、その原券の降車駅ま
でに乗車可能な変更乗車券を新たに発行する発券手段
と、を有することを特徴としている。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る本体
1の正面図である。 【0011】本体1の接客面1aの上部には、本体1の
稼動状態を表示する表示部2が設けられている。そし
て、表示部2の下方には、利用者へ投入金額等の所定の
内容を案内するための表示画面3が設けられているとと
もに、その表示画面3の右側には、乗車券の購入代金を
投入する金銭投入部4が設けられている。 【0012】金銭投入部4は、硬貨を投入する投入口4
a、紙幣を挿入する挿入口4b及びストアードフェアカ
ードを挿入するカード挿入口4cを有していて、これら
各口4a〜4cの内部には、図示しないが、硬貨処理
機、紙幣処理機及びカード処理機がそれぞれ設けられて
いる。なお、本発明では、ストアードフェアカード(プ
リペイドカードも含む)でも乗車券を購入できるので、
ストアードフェアカードも金銭に含めている。 【0013】接客面1aの中央部左側には、原券を挿入
する原券挿入口5及び本体1を変更乗車券発行モードに
設定する設定釦6が設けられている。なお、この設定釦
6は、原券挿入口5に図示しない原券が挿入されたとき
に、自動的に本体1を変更乗車券発行モードとなるよう
にして省略することもできる。 【0014】枚数や子供等を選択する選択釦群7は、接
客面1aのほぼ中央部に設けられており、そして、その
選択釦群7の下方には、目的駅(降車駅)までの乗車料
金に対応した金額の表示された口座釦群8が設けられて
いる。 【0015】図中、9は、乗車券及び変更乗車券の発券
口であり、10は釣銭の排出口であって、接客面1aの
下部に設けられている。また、接客面1aの右側には、
利用者が係員と応答するときに用いられるマイクロホン
11a及びスピーカ11bが設けられているとともに、
乗車券購入動作を途中で中止させたいときに押下される
取消釦12、及び係員を呼出したいときに押下される呼
出釦13が設けられている。 【0016】図中、Cは、本体1を統括的に制御する制
御器であって、図2にはそのブロック図が示されてい
る。すなわち、この制御器Cは、ROM20に格納され
ているシステムプログラム及びRAM21に格納されて
いるワーキングデータを用いて演算処理する中央処理部
(CPU)22を有している。 【0017】CPU22は、I/Oユニット23を介し
て原券挿入口5から挿入された乗車券に記録されている
データを読取るとともに、入場データ等の所定のデータ
を書込むことができるように構成されている。原券処理
ユニット24と、発券口9から発券する乗車券及び変更
乗車券に所定のデータを書込むとともに、所定の印字を
行う発券処理ユニット25と、金銭投入部4から投入さ
れた金銭の検銭を行うとともに、必要に応じて排出口1
0に釣銭を排出する金銭処理ユニット26とを有してい
る。なお、I/Oユニット23には、取消釦12や呼出
釦13からの信号などを入力できるようになっている
が、ここでは省略されている。 【0018】次に、図3のフローチャート及び図4の路
線図を用いて変更乗車券(図3では「乗変券」としてい
る。)を発行するための制御動作について説明する。
今、利用者は、既にC駅からG駅までの乗車券(定期券
を含む)(原券)を所持しているとする。そして、その
原券を所持している利用者がA駅から乗車しようとして
いるものとする。 【0019】上述の原券を所持している利用者によっ
て、A駅に設置されている本体1の設定釦6が押下され
ると(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)、本体1は、変更乗車券発行モードに設定され、
原券挿入口5からの原券の受入れが可能となる(S10
2)。 【0020】原券挿入口5に原券が受入れられると(S
104肯定)、その原券に記録されているデータが読取
られ、その原券のC駅からG駅までの乗車区間が抽出さ
れるとともに、A駅からその乗車区間までの不足する区
間の乗車料金が算出される(S106、S108)。 【0021】なお、S108における過剰料金算出は、
原券が定期券や回数券等の払戻しの対象とならない乗車
券であって、乗車駅が原券の乗車区間内のD駅等の駅
や、その原券の乗車区間内の駅(図示の例ではD駅)で
交差する支線のa駅あるいはb駅から乗車した場合であ
って、これらa駅又はb駅からの乗車料金が原券の乗車
料金を下回る場合である。 【0022】上述の料金算出において不足料金が算出さ
れた場合、その不足金額が表示画面3に表示されて案内
され(S110肯定、S112)、その不足料金が金銭
投入部4から投入されると、原券が定期券以外で返却す
る必要のない場合は、その原券が本体1内に回収される
とともに、A駅からG駅までに乗車可能な変更乗車券が
所定のデータが記録されるとともに、乗車変更券である
旨の表示を含んだ所定の印字が行われて発券口9から発
券される(S114肯定、S116)。 【0023】なお、原券が定期券の場合は、返却される
定期券に入場データが書込まれるとともに、表示画面3
及びスピーカ11bを開始して、その定期券を用いて出
場できる旨の案内が行われる。また、この際、目視確認
用の乗車変更券が発券される。 【0024】乗車駅が原券の区間内等でその駅からの乗
車料金が原券の乗車料金より低い場合は(S110否
定)、その差額の過剰料金が表示画面3に表示されると
ともに、排出口10にその過剰料金に見合う金銭が排出
される(S118肯定、S120、S122)。 【0025】なお、原券が定期券の場合は、過剰料金の
払戻しは行われないとともに、輸送会社が乗車変更に伴
う払戻しを行わないようにしているときも行われない。
また、乗車変更の際に手数料を徴収する場合は、その手
数料を差引いた残りの金額の金銭が排出口10に排出さ
れる。 【0026】以上のように、原券の乗車駅が変更になっ
たときは、その原券を用いて変更乗車券を購入できるの
で、利用者の利便を向上させることができる。 【0027】また、原券が定期券の場合、返却される定
期券に入場データが書込まれているので、その定期券を
用いて出場することが可能となる。 【0028】 【発明の効果】本発明に係る自動券売機は、本体にそ
本体の設置されている駅を入場駅としない原券が挿入さ
れたときに、その原券に記録されているデータからその
原券で乗車可能な乗車区間を読取る読取手段と、読取ら
れた乗車区間における降車駅及び前記本体の設置されて
いる駅間の乗車料金を算出する乗車料金算出手段と、算
出された乗車料金及び前記原券の乗車料金の差から不足
料金又は過剰料金を算出する精算料金算出手段と、算出
された不足料金を満たす金銭が前記本体に投入されたと
き、又は必要に応じて算出された過剰料金を返却して、
前記原券をその本体内に回収するとともに、その原券の
降車駅までに乗車可能な変更乗車券を新たに発行する発
券手段とからなるので、変更乗車券を用いて原券の乗車
駅と異なる駅から乗車することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係る自動券売機の正面
図である。 【図2】制御器のブロック図である。 【図3】制御動作を示すフローチャートである。 【図4】路線図である。 【符号の説明】 1 自動券売機本体(本体) 1a 接客面 2 表示部 3 表示画面 4 金銭投入部 5 原券挿入口 6 設定釦 7 選択釦群 8 口座釦群 9 発券口 10 排出口 11a マイクロホン 11b スピーカ C 制御器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動券売機本体にその自動券売機本体の
    設置されている駅を入場駅としない原券が挿入されたと
    きに、その原券に記録されているデータからその原券で
    乗車可能な乗車区間を読取る読取手段と、 読取られた乗車区間における降車駅及び前記自動券売機
    本体の設置されている駅間の乗車料金を算出する乗車料
    金算出手段と、 算出された乗車料金及び前記原券の乗車料金の差から不
    足料金又は過剰料金を算出する精算料金算出手段と、 算出された不足料金を満たす金銭が前記自動券売機本体
    に投入されたとき、又は必要に応じて算出された過剰料
    金を返却して、前記原券をその自動券売機本体内に回収
    するとともに、その原券の降車駅までに乗車可能な変更
    乗車券を新たに発行する発券手段と、 を有することを特徴とする自動券売機。
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