JP3819489B2 - 改札システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、鉄道等の駅の改札処理に用いる改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道等の交通機関では、厚紙を一定寸法に切断してその券面に印刷および磁気エンコードの処置を施した乗車券いわゆるエドモンソン券や、ポリエステルを一定寸法に切断してその券面に印刷および磁気エンコードの処置を施した乗車券たとえば定期券やカードなどが、改札通過用媒体として用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
エドモンソン券、定期券、カード等を改札通過用媒体としたシステムにおいて、利用者は改札通過用媒体をポケット、ケース、鞄などから取出して改札機に投入する。改札機では、投入された改札通過用媒体から磁気エンコード情報が読取られ、その読取情報が適正な場合にのみ改札処理が実行される。
【0004】
改札機に投入された改札通過用媒体は、一回使用限りのものを除いて機器から放出され、利用者に戻される。このとき、自分のものでない前の利用客の改札通過用媒体を誤って受け取ってしまったり、逆に自分の改札通過用媒体を前の利用客に持っていかれたりという、取違いを起こすことがある。
【0005】
エドモンソン券のような改札通過用媒体は一般に自動券売機で購入されるが、購入者が自動券売機の前に大勢並んでいたりすると、順番待ちのために電車に乗り遅れることがある。自動券売機から放出される釣銭(小銭)を取り損ねることもある。
【0006】
改札通過用媒体に磁気エンコードし得る情報の量は、券面領域の制限からあまり多くすることができない。このため、不正使用に対する厳密で高度なチェックを行おうとしても、それに対する十分な対応は困難である。
【0007】
改札機側では、投入される改札通過用媒体を内部搬送して利用者に戻すための搬送機構が必須であり、これに伴い、機構および保守が複雑化し、コストの上昇が避けて通れない状況にある。
【0008】
この発明は上記の事情を考慮したもので、
の発明の改札システムは、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、また乗車ごとの媒体購入操作を要することなく、スムーズで迅速な改札通過を可能とし、これにより利用者の操作性および利便性を向上できるとともに改札通過時の媒体の取違いを回避でき、しかも媒体搬送のための機構および保守を簡略化できてコストの低減が図れ、さらには不正使用に対する厳密で高度なチェックにも十分に対応が可能であることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明の改札システムは、定期券としての無線カードを発行する発行機と、この発行機により発行された無線カードにより改札処理を行う改札機器と、上記発行機と上記改札機器とがそれぞれ通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを有し、上記発行機が、利用者の個人情報を設定する第1の設定手段と、発行する無線カードの乗車区間情報と有効期間情報を設定する第2の設定手段と、この乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額が、上記第1の設定手により設定された個人情報とともに記憶された無線カードを発行する発行手段と、この発行手段により発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第1の送信手段と、上記無線カードの再発行を行う利用者の個人情報を上記第1の設定手段により設定する第1の処理手段と、この設定された再発行を行う利用者の個人情報を上記コンピュータへ送信する第2の送信手段と、この第2の送信手段の送信に応答して供給される発行時の乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、最終使用履歴情報とに基づいて上記無線カードを再発行する再発行手段とを有し、上記改札機器が、上記無線カードに記憶されている乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、個人情報が読取られる読取手段と、この読取手段により読取った乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、実際の乗車区間に基づいて改札処理を実行する実行手段と、この改札処理による通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記無線カードに書込む書込み手段と、上記改札処理による通過情報あるいは利用金額等の使用履歴情報を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第3の送信手段とを有し、上記コンピュータが、上記発行機から供給される発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともにデータベースに収集する第1の収集手段と、上記改札機器から供給される通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記個人情報とともにデータベースに収集する第2の収集手段と、上記発行機から供給される再発行を行う利用者の個人情報に基づいてデータベースから最終使用履歴情報を検索するとともに、発行時の発行履歴情報を検索する検索手段と、この検索手段により検索した最終使用履歴情報と発行時の発行履歴情報を上記発行機に送信する第3の送信手段とを有する。
【0022】
また、この発明の改札システムは、定期券としての無線カードを発行する発行機と、この発行機により発行された無線カードにより改札処理を行う改札機器と、上記発行機と上記改札機器とがそれぞれ通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを有し、上記発行機が、利用者の個人情報を設定する第1の設定手段と、発行する無線カードの乗車区間情報と有効期間情報を設定する第2の設定手段と、この乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額が、上記第1の設定手により設定された個人情報とともに記憶された無線カードを発行する発行手段と、この発行手段により発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第1の送信手段とを有し、上記改札機器が、上記無線カードに記憶されている乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、個人情報が読取られる読取手段と、この読取手段により読取った個人情報が紛失届や盗難届の個人情報に該当しない場合に、上記読取手段により読取った乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、実際の乗車区間とに基づいて改札処理を実行する実行手段と、この改札処理による通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記無線カードに書込む書込み手段と、上記改札処理による通過情報あるいは利用金額等の使用履歴情報を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第3の送信手段とを有し、上記コンピュータが、上記発行機から供給される発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともにデータベースに収集する第1の収集手段と、上記改札機器から供給される通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記個人情報とともにデータベースに収集する第2の収集手段と、上記発行機から供給される個人情報に基づいてデータベースから最終使用履歴情報を検索するとともに、発行時の発行履歴情報を検索する検索手段と、この検索手段により検索した最終使用履歴情報と発行時の発行履歴情報を上記発行機に送信する第3の送信手段と、紛失情報としての個人データを上記改札機器に送信する第4の送信手段とを有する。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1に示すように、鉄道の所定の駅に、発行機1、改札機2、情報端末機3、および駅処理装置5が設置される。発行機1、改札機2、情報端末機3のそれぞれの台数は適宜である。
【0039】
別の駅に、改札機2、情報端末機3、精算機4、および駅処理装置5が設置される。改札機2、情報端末機3、精算機4のそれぞれの台数は適宜である。
駅処理装置5は、駅構内の各種機器をまとめて制御するためのもので、ネットワーク10を介して本社のコンピュータ6,8および予約センタのコンピュータ11に接続される。
【0040】
コンピュータ6は、駅処理装置5に対し、セキュリティ関連の統括的制御を行うもので、利用者の個人情報や無線カード40の使用履歴情報などを収集するためのデータベース(DB)7を付属して備える。
【0041】
コンピュータ8は、駅処理装置5に対し、一般的な統括的制御を行うもので、沿線情報や生活関連情報などを収集するためのデータベース(DB)9を付属して備える。
【0042】
コンピュータ11は、駅処理装置5に対し、予約関係の統括的制御を行うもので、予約情報などを収集するためのデータベース(DB)12を付属して備えている。
【0043】
図2に、上記発行機1の制御ブロックを示す。
発行機1は、利用者からの申し込みに従って、種々の情報を無線カード40に書込むことにより、その無線カード40を定期券カード、バリューカード、“定期券+バリュー”カード、ポストペイドカードなど、形態の異なる非接触式の改札通過用媒体として発行(再発行を含む)するもので、制御の中枢として制御部20を備える。
【0044】
無線カード40は、書替可能な記憶手段として比較的大きな容量のメモリを内蔵したいわゆるICカードであり、とくにメモリ内の情報を必要に応じて外部に送信出力する機能を有する。また、無線カード40は、利用者に対し、販売により供与されたり、あるいは所定金額の補償金と引き替えに貸与される。補償金は、カード返却時に利用者に返される。
【0045】
制御部20に、接客部(表示手段と操作手段を含む)21、係員操作部22、紙幣処理部23、硬貨処理部24、クレジットカード読取部25、発行・発券部26、非接触読取・書込部(R/W)27、音声入力部28、動画処理部31、伝送部(通信ユニット)32、および指紋データ読取部43が接続される。
【0046】
紙幣処理部23および硬貨処理部24は、紙幣や硬貨の入金処理を行うとともに、制御部20の指令に応じた出金処理を行う。クレジットカード処理部25は、挿入されるクレジットカードから情報を読取り、その読取情報を上記コンピュータ6から取り込まれる信用調査済みの個人情報と照合しつつ、金融機関に対する乗車料金(および物品購入代金など)の請求処理を行う。
【0047】
発行・発券部26は、制御部20の指令に応じた種類の改札通過用媒体を発行するとともに、その改札通過用媒体に対し種々の情報を書込む磁気記録手段を有している。
【0048】
非接触読取・書込部(R/W)27は、本体の所定箇所(読取部)に後述のカード40が近付けられたり、あるいはセットされることにより、そのカード40との間でデータの送受信を行ない、カード40内の情報を非接触で読取るとともに、必要な情報をカード40に書込む機能を有する。音声入力部28は、利用者から発せられる音声を付属の辞書29内のデータに従い認識し、それを入力情報として取込む。
【0049】
動画処理部31は、接客部21の接客画面として用いる文字パターンおよび操作キーパターンを多数記憶しており、これらパターンを制御部20からの指令に応じて適宜に組合せながら動画として出力する。伝送部32は、駅処理装置5とのデータ送受信を行う。指紋データ読取部33は、利用者の手指の指紋を画像パターンとして光学的に読取る。
【0050】
図3に、上記改札機2の制御ブロックを示す。
改札機2は、カード40に記憶されている情報を非接触で読取り、その読取情報が適正な場合にドア部52を開く改札処理を実行するもので、制御の中枢として制御部50を備える。
【0051】
制御部50に、非接触読取・書込部(R/W)51、ドア部52、人間検知部53、案内表示部54、動画処理部55、および伝送部(通信ユニット)56が接続される。
【0052】
非接触読取・書込部(R/W)51は、本体の所定箇所(読取部)にカード 40が近付けられたり、あるいはセットされることにより、そのカード40との間でデータの送受信を行ない、カード40内の情報を非接触で読取るとともに、必要な情報をカード40に書込む機能を有する。ドア部52は、改札機2内の通路を開閉するためのもので、開放時に人体の通過を許容し、閉成時に人体の通過を禁止する。
【0053】
人間検知部53は、改札機2内の通路における人体の有無を検知する。案内表示部54は、改札用の案内情報を表示する。動画処理部55は、案内表示部54の接客画面として用いる文字パターンを多数記憶しており、これらパターンを制御部50からの指令に応じて適宜に組合せながら動画として出力する。伝送部 56は、駅処理装置5とのデータ送受信を行う。
【0054】
図4に、上記情報端末機3の制御ブロックを示す。
情報端末機3は、定期券カード・バリューカード・“定期券+バリュー”カード・ポストペイドカード等の各カード40の内容確認、カード使用履歴の確認 (プリントアウト)、自宅や企業から予約した特急券・急行券等や各種イベント、宿泊施設等の予約内容の確認(プリントアウト)等を行うためのもので、制御の中枢として制御部60を備える。
【0055】
制御部60に、接客部(表示手段と操作手段を含む)61、プリンタ部62、非接触読取・書込部(R/W)63、音声入力部64、動画処理部66、伝送部(通信ユニット)67、および指紋データ読取部68が接続される。
【0056】
プリンタ部62は、予約状況などを用紙に印字する。非接触読取・書込部(R/W)63は、本体の所定箇所(読取部)にカード40が近付けられたり、あるいはセットされることにより、そのカード40との間でデータの送受信を行ない、カード40内の情報を非接触で読取るとともに、必要な情報をカード40に書込む機能を有する。音声入力部64は、利用者から発せられる音声を付属の辞書65内のデータに従い認識し、それを入力情報として取込む。
【0057】
動画処理部66は、接客部61の接客画面として用いる文字パターンおよび操作キーパターンを多数記憶しており、これらパターンを制御部60からの指令に応じて適宜に組合せながら動画として出力する。伝送部67は、駅処理装置5とのデータ送受信を行う。指紋データ読取部68は、利用者の手指の指紋を画像パターンとして光学的に読取る。
【0058】
この情報端末機3は、定期券カード・バリューカード・“定期券+バリュー”カード・ポストペイドカード等、各非接触式の無線カードの使用形態に応じたカード内容の確認、カード使用履歴の確認(プリントアウト)、自宅や企業から予約した特急券・急行券等や各種イベント、宿泊施設等の予約内容の確認(プリントアウト)等を行う装置である。これ以外に地域沿線情報や生活関連情報・旅行情報等をホストコンピュータでデータベース化して管理することにより、これらの情報を有償またはカード所持者に対するサービスとしてこの『情報端末機』より提供を受けることも可能である。
【0059】
カードの紛失・再発行を含め、その不正使用については以下の手段により防止する。
なお、精算機4は、カード40に記憶されている情報を非接触で読取り、その読取情報に基づいて乗車料金の精算処理を行なうもので、図2に示した発行機1と同じ制御ブロックを有する。
【0060】
つぎに、上記の構成の作用を説明する。
[1]発行機1の作用(図5および図6のフローチャート)
新規の発行に際し(ステップ101 のNO)、利用者に氏名および電話番号等の個人情報の登録が要求され、その登録受付けがなされる(ステップ102 )。
【0061】
(a)定期券カードの発行の場合(ステップ103 のYES )、継続発行(継続購入)でなければ(ステップ104 のNO)、発着駅・経由駅・使用有効期間に関する情報いわゆる乗車区間情報および有効期間情報の設定が受入れられる(ステップ105 )。この設定内容に基づいて定期券料金が計算される(ステップ106 )。
【0062】
有効期間切れに伴う継続発行の場合は(ステップ104 のYES )、それまで使用していた旧カード40の挿入受入れがなされ(ステップ107 )、それと同一乗車区間であれば(ステップ108 のYES )、有効期間情報の設定が受入れられる(ステップ109 )。異なる乗車区間の場合は(ステップ108 のNO)、乗車区間情報および有効期間情報の設定が受入れられる(ステップ110 )。そして、設定内容に基づいて定期券料金が計算される(ステップ106 )。
【0063】
計算された定期券料金以上の料金投入が完了すると(ステップ111 )、またはクレジットカードが投入されると、乗車区間情報および有効期間情報がカード 40のメモリに書込まれる(ステップ112 )。さらに、乗車区間情報および有効期間情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ113 )。これにより発行が完了する。
【0064】
この発行に際し、発行内容が、上記登録された個人情報と共に、さらに会員番号や指紋情報と共に、発行履歴情報としてコンピュータ6のデータベース7に収集される(ステップ114 )。
【0065】
(b)バリューカードの発行の場合(ステップ115 のYES )、乗車料金を賄うための所定金額(使用可能金額)の設定が受入れられる(ステップ116 )。この所定金額分の料金投入が完了すると(ステップ117 のYES )、その所定金額に対応する金額情報がカード40のメモリに書込まれる(金額情報の記録)(ステップ118 )。さらに、金額情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される (ステップ113 )。これにより発行が完了する。クレジットカードの決済による料金投入もちろん可能である。
【0066】
この発行に際し、発行内容が上記登録された個人情報とともに発行履歴情報としてコンピュータ6のデータベース7に収集される(ステップ114 )。
(c)定期券カードの機能とバリューカードの機能とを併せ持つカードとして、“定期券+バリュー”カードがある。
【0067】
“定期券+バリュー”カードの発行の場合(ステップ119 のYES )、新規発行であれば(ステップ120 のYES )、定期券カードの発行時と同じく発着駅・経由駅・使用有効期間に関する情報つまり乗車区間情報および有効期間情報の設定が受入れられ、さらにバリューカードの発行時と同じく乗車料金を賄うための所定金額(使用可能金額)の設定が受入れられる(ステップ121 )。このとき、乗車区間情報および有効期間情報に基づいて定期券料金が計算され、それに所定金額(使用可能金額)が加算される。
【0068】
加算合計料金以上の料金投入が完了すると(ステップ122 )、乗車区間情報、有効期間情報、および所定金額に対応する金額情報がカード40のメモリに書込まれる(ステップ123 )。さらに、乗車区間情報、有効期間情報、金額情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ113 )。これにより発行が完了する。
【0069】
この発行に際し、発行内容が上記登録された個人情報とともに発行履歴情報としてコンピュータ6のデータベース7に収集される(ステップ114 )。
新規の発行とは別に(ステップ120 のNO)、利用者が既に所持している定期券カードに金額情報を付加して新たに“定期券+バリュー”カードを作成するいわゆるバリュー付加発行と、利用者が既に所持している“定期券+バリュー”カードの金額情報を補充するいわゆるバリュー補充発行とがある。
【0070】
バリュー付加発行の場合(ステップ124 のYES )、付加金額の設定が受入れられる(ステップ125 )。この付加金額分の料金投入が完了すると(ステップ126 YES )、その付加金額に対応する金額情報がカード40のメモリに書込まれる (ステップ127 )。さらに、金額情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ113 )。これにより発行が完了する。
【0071】
バリュー補充発行の場合(ステップ128 のYES )、補充金額の設定が受入れられる(ステップ129 )。この補充金額分の料金投入が完了すると(ステップ126 のYES )、その補充金額とカード残存金額とを合わせた額に相当する金額情報がカード40のメモリに書込まれる(ステップ127 )。さらに、金額情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ113 )。これにより発行が完了する。
【0072】
(d)乗車料金を利用者の金融機関から自動引落とすことのできる、ポストペイドカード(およびグープ内共通カード)がある。
このポストペイドカードの発行は、通常のクレジットカードの発行と同様に、利用者に対し、個人情報および引落とし金融機関口座番号の告知を伴う申請手続きが要求される。そして、申請内容に対する個人信用調査がなされ、問題がなければ、信用調査済みの個人情報が書込まれた新しいポストペイドカードが発行され、それが利用者に郵送される。
【0073】
このような人為的な処理を伴う発行のほかに、発行機1による自動発行が可能である。
すなわち、ポストペイドカードの発行の場合(ステップ130 のYES )、利用者が使用しているクレジットカード(ハウスカードとも称す)から個人情報(すでに信用調査済み)が読取られ、あるいは利用者の指紋情報が読み取られ(ステップ132 )、その読取情報または指紋情報に基づく所定の審査がコンピュータ6およびデータベース7によってなされ、問題がなければ、個人情報が信用調査済みとしてカード40のメモリに書込まれる(ステップ133 )。そして、所定の情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ113 )。これによりその場で発行が完了する。
【0074】
なお、カードの紛失などによる再発行の場合は(ステップ101 のYES )、利用者に氏名および電話番号等の個人情報を入力してもらい、さらに指紋情報も入力してもらうことになる。この入力情報に基づき、その利用者個人の使用履歴情報のうち最終のものがデータベース7において検索され、取込まれる(ステップ 134 )。また、入力情報に基づき、新規発行時の発行履歴情報がデータベース7において検索され、取込まれる。そして、これら最終使用履歴情報および発行履歴情報に従って再発行処理が実行される(ステップ135 )。
【0075】
使用履歴情報は、改札機1での改札処理時にデータベース7に収集される。
また、バリューカードや“定期券+バリュー”カードに記録されている金額 (残額)情報については、金額(残額)情報に基づき、かつ改札処理時にデータベース7に収集される使用履歴情報に従い、対応する分の金額を発行機1の払戻し処理によって利用者に払戻すことが可能である。
【0076】
[2]改札機2の作用(図7および図8のフローチャート)
利用者がカード40を手に持ってそれを改札機2の所定箇所(読取部)に翳すと(取込部にカードをセットする形式でもよい)、カード40内の情報が非接触で読取られる(ステップ201 )。
【0077】
(a)カード40が定期券カードであれば(ステップ202 のYES )、乗車区間情報、有効期間情報、および個人情報が読取られる。この読取情報が適正であれば(ステップ203 のYES )、つまり乗車区間情報および有効期間情報が実際の乗車状況と適合し、しかも個人情報がデータベース7の発行履歴情報に含まれる適正なものであれば、改札を通ることができる(ステップ204 )。この改札処理に伴い、通過情報等の使用履歴情報がカード40に書込まれるとともに、その使用履歴情報が個人情報と共にデータベース7に収集される(ステップ205 )。
【0078】
読取情報が適正でないとき(ステップ203 のNO)、取扱不可となり(ステップ206 )、改札を通れない。
(b)カード40がバリューカードの場合(ステップ207 のYES )、金額情報(使用可能金額に相当する)および個人情報が読取られる。入場改札であれば (ステップ208 のYES )、読取り金額情報の内容がいくらかでも“残額あり”で(ステップ209 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しなければ、カード40に乗車駅情報が書込まれ(ステップ210 )、改札を通ることができる(ステップ211 )。
【0079】
ただし、読取り金額情報の内容が“零”であったり(ステップ209 のNO)、あるいは読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当した場合には、取扱不可となって改札を通ることができない(ステップ206 )。
【0080】
出場改札の場合(ステップ208 のNO)、実際の乗車区間に基づく乗車料金が算出され(ステップ212 )、読取り金額情報の内容(残額)が算出された乗車料金以上で(ステップ213 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しなければ、改札を通ることができる(ステップ214 )。この改札処理に伴い、通過情報および利用金額等の使用履歴情報がカード40に書込まれるとともに、その使用履歴情報が個人情報と共にデータベース7に収集され、さらにカード40内の金額情報(残額)が上記算出された乗車料金分だけ減額更新される(ステップ215 )。
【0081】
ただし、読取り金額情報の内容(残額)が算出された乗車料金に満たなかったり(ステップ213 のNO)、あるいは読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当した場合には、取扱不可となって改札を通ることができない(ステップ206 )。
【0082】
(c)カード40が“定期+バリュー”カードの場合(ステップ216 のYES )、乗車区間情報、有効期間情報、金額情報(使用可能金額に相当する)、および個人情報が読取られる。
【0083】
入場改札であれば(ステップ217 のYES )、乗車区間情報および有効期間情報が実際の乗車状況と適合する場合に(ステップ218 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しない場合に、改札を通ることができる(ステップ219 )。
【0084】
乗車区間情報および有効期間情報が実際の乗車状況と適合しなければ(ステップ218 のNO)、読取り金額情報の内容がいくらかでも“残額あり”で(ステップ220 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しない場合に、カード40に乗車駅情報が書込まれ(ステップ221 )、改札を通ることができる(ステップ219 )。
【0085】
ただし、乗車区間情報および有効期間情報が実際の乗車状況と適合せず(ステップ218 のNO)、しかも読取り金額情報の内容が“零”であれば(ステップ220 のNO)、あるいは読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当した場合には、取扱不可となって改札を通ることができない(ステップ206 )。
【0086】
出場改札であれば(ステップ217 のNO)、乗車区間情報および有効期間情報が実際の乗車状況と適合する場合に(ステップ222 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しない場合に、改札を通ることができる(ステップ223 )。この改札処理に伴い、通過情報および利用金額等の使用履歴情報がカード40に書込まれるとともに、その使用履歴情報が個人情報と共にデータベース7に収集される(ステップ224 )。
【0087】
乗車区間情報および有効期間情報のいずれかが実際の乗車状況と適合しない場合には(ステップ222 のNO)、実際の乗車区間に基づく乗車料金が精算額として算出され(ステップ225 )、読取り金額情報の内容(残額)が算出された精算額以上で(ステップ226 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しなければ、改札を通ることができる(ステップ227 )。この改札処理に伴い、通過情報および利用金額等の使用履歴情報がカード40に書込まれるとともに、その使用履歴情報が個人情報と共にデータベース7に収集され、さらにカード40内の金額情報(残額)が上記算出された乗車料金分だけ減額更新される(ステップ228 )。
【0088】
ただし、読取り金額情報の内容(残額)が算出された精算額に満たなかったり(ステップ226 のNO)、あるいは読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当した場合には、取扱不可となって改札を通ることができない(ステップ206 )。
【0089】
したがって、たとえば、乗車区間情報に基づく定期券乗車区間の外で出場する場合は、金額情報によって乗車料金が精算される。
定期券乗車区間の外から入場して定期券乗車区間の内で出場する場合は、入場時に書込まれる乗車駅と定期券乗車区間における発駅または着駅のいづれか近い方との間で精算額が求められる。
【0090】
定期券乗車区間の内から入場して定期券乗車区間の外で出場する場合は、定期券乗車区間における発駅または着駅のいづれか近い方と降車駅(自駅)との間で精算額が求められる。
【0091】
定期券乗車区間の外から入場して定期券乗車区間の外で出場する場合は、入場時に書込まれる乗車駅と定期券乗車区間における発駅または着駅のいづれか近い方との間の精算額が求められ、また定期券乗車区間における発駅または着駅のいづれか近い方と降車駅(自駅)との間の精算額が求められ、両精算額が加算されて通しの精算額が求められ、通しの精算額が出場時に自動的に精算される。
【0092】
(d)カード40がポストペイドカードの場合(ステップ229 のYES )、信用調査済みの個人情報が読取られる。この個人情報が適正であれば(ステップ230 )、入場に際して(ステップ231 のYES )、カード40に乗車駅情報が書込まれ(ステップ232 )、改札を通ることができる(ステップ233 )。
【0093】
出場の場合(ステップ231 のNO)、実際の乗車区間に基づく乗車料金が算出され(ステップ234 )、改札を通ることができる(ステップ235 )。乗車料金は、銀行口座からの自動引落としという形で決済処理される。この改札処理に伴い、通過情報および利用金額等の使用履歴情報がカード40に書込まれるとともに、その使用履歴情報が個人情報と共にデータベース7に収集される(ステップ236 )。
【0094】
ただし、個人情報が適正でない場合は(ステップ230 のNO)、取扱不可となって改札を通ることができない(ステップ206 )。
[3]精算機4の作用(図9のフローチャート)
利用者がカード40を手に持ってそれを精算機4の所定箇所(読取部)に翳すと(取込部にカードをセットする形式でもよい)、カード40内の情報が非接触で読取られる(ステップ301 )。
【0095】
(a)カード40が定期券カードの場合(ステップ302 のYES )、乗車区間情報、乗車機関情報、および個人情報が読取られる。
この場合の精算は、定期券乗車区間の内から入場して定期券乗車区間の外で出場するような状況であり、定期券乗車区間における発駅または着駅のいづれか近い方と降車駅(自駅)との間の精算額が算出される(ステップ303 )。
【0096】
精算額分の料金投入が完了し(ステップ304 のYES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しなければ、精算券が発行されるか、または精算済情報がカード40に書込まれる(ステップ305 )。この精算券を改札機2に投入したり、またはカード40を改札機2に翳すことで、改札を通ることができる。
【0097】
(b)カード40がバリューカードの場合(ステップ306 のYES )、金額情報が読取られる。
バリュー補充の指定がなければ(ステップ307 のNO)、実際の乗車区間に基づく乗車料金が精算額として算出される(ステップ308 )。
【0098】
読取り金額情報の内容(残額)が算出された精算額以上で(ステップ309 の YES )、しかも読取り個人情報が紛失届けや盗難届けの個人情報に該当しなければ、カード40内の金額情報(残額)が精算額分だけ減額更新される(ステップ310 )。そして、精算券が発行されるか、または精算済情報がカード40に書込まれる(ステップ305 )。この精算券を改札機2に投入したり、またはカード 40を改札機2に翳すことで、改札を通ることができる。
【0099】
読取り金額情報の内容が算出された精算額に満たない場合は(ステップ309 のNO)、現金による不足分の料金投入が完了することにより(ステップ311 のYES )、精算券の発行、または精算済情報の書込みとなる(ステップ305 )。
【0100】
バリュー補充の指定があれば(ステップ307 のYES )、補充金額の設定が受入れられる(ステップ312 )。この補充金額分の料金投入が完了すると(ステップ313 のYES )、その補充金額とカード残存金額とを合わせた額に相当する金額情報がカード40のメモリに書込まれる(ステップ314 )。さらに、金額情報がカード40の表面の印刷可能部分に印刷される(ステップ315 )。
【0101】
(c)カード40が“定期券+バリュー”カードの場合(ステップ316 のYES )、乗車区間情報、乗車機関情報、金額情報、および個人情報が読取られる。
この場合の精算は、定期券乗車区間の外での乗車であって、しかも金額情報が不足しているような状況であり、定期券乗車区間における発駅または着駅のいずれか近い方と降車駅(自駅)との間の乗車料金が精算額として算出される(ステップ308 )。他の処理は、バリューカードの場合と同じである。
【0102】
[4]情報端末機3の作用
コンピュータ6とのアクセスにより、カード40が定期券カード、バリューカード、“定期券+バリュー”カード、ポストペイドカードのいずれであるかの内容確認、および使用履歴情報の確認(プリントアウト)を行うことができる。
【0103】
コンピュータ11とのアクセスにより、自宅や企業から予約した特急券・急行券等の予約内容の確認(プリントアウト)、各種イベント・宿泊施設等の予約および予約内容の確認(プリントアウト)を行うことができる。
【0104】
コンピュータ7とのアクセスにより、地域沿線情報、生活関連情報、旅行情報等の情報を、有償でまたはカード所持者に対するサービスとして、提供することができる。
【0105】
カード40の紛失時においては、氏名・電話番号等の個人情報を入力してもらい、その個人情報をコンピュータ6に通知して発行時の収集情報と照合することにより、対応する個人情報を紛失情報として改札機2および精算機4へ配信する。この紛失情報は、改札機2および精算機4において、カード40の不正使用チェックに使用される。
【0106】
[5]ところで、使用履歴情報の収集は、カード40の使用の都度、駅の情報処理装置5から本社のコンピュータ6へ送信する方法と、例えば1日1回まとめて送信する方法がある。最終的には、コンピュータ6とデータベース7により、使用履歴情報が一元管理される。
【0107】
カード40の再発行時は、前記したように、発行履歴情報および使用履歴情報が本社のコンピュータ6から発行機1に配信される。この場合、データベース7内の個人情報がまず検索され、その個人情報に付随して収集登録されている発行履歴情報および使用履歴情報(最終使用履歴情報)が再発行情報として発行機1へ配信される。最終使用履歴情報は、駅の情報処理装置5から本社のコンピュータ6へ例えば1日1回まとめて収集する方法であれば、駅の情報処理装置5へ当該カードの本日の使用履歴情報を確認後、その使用履歴情報が最終使用履歴として判断される。
【0108】
発行機1では、再発行情報に基づいて再発行処理が実行されることにより、二重発行を防止できる。
カード40の回収・払戻しについては、駅に設置される発行機1または精算機4で氏名・電話番号等の個人情報(指紋情報等も含め)を入力してもらう。この個人情報に基づき、データベース7内の個人情報がまず検索され、その個人情報に付随して収集登録されている発行履歴情報および使用履歴情報(最終使用履歴情報)が回収・払戻情報として発行機1および精算機4へ配信される。
【0109】
発行機1および精算機4では、配信される回収・払戻情報に基づき、定期券カードや“定期券“バリュー”カードなどカード40の使用有効期間の未使用期間に対応する分の金額、バリューカードや“定期券“バリュー”カードなどカード40に記録されている金額(残金)情報に対応する分の金額が、カード使用の保証金と共に、利用者に適切に返還される。同時に、カード40が回収される。このとき、コンピュータ6側ではデータベース7内の発行履歴情報に回収済情報が加えられ、これにより二重払戻が防止される。
【0110】
[6]以下に、各カードの特徴的な部分をまとめて記載しておく。
(a)定期券カード
発行……現行の定期券と同様に乗車区間、有効期間等の条件を設定し、その情報をカードに書込むとともに券面印刷する。
【0111】
改札……カードを手に持ったまま改札券の読取部に翳すだけ(または取込部にカードをセットする)で、乗車区間、有効期間等の情報の読取り、判定、および通過情報等の使用履歴情報の書込みが非接触で行われる。
【0112】
料金の支払方式……現行の定期券と同様に購入時に料金との引換えによるもので、前払い方式とする。但し、将来的に6ケ月以上の長期間にわたり有効となる定期券が発生した場合は料金も高額となるためポストペイドシステムとして毎月の金融機関口座自動引落しの後払い方式も考えられる。
【0113】
(b)バリューカード
発行……現行のストアーフェアカードと同様に料金前払いにより、その料金に応じた使用可能金額の金額情報をバリューデータとしてカードに書込むとともに印刷する。
【0114】
改札……カードを手に持ったまま改札機の読取部に翳すだけ(または取込部にカードを接する)で、バリューデータの読取り、乗車料金の算出、残額からの入出場判定、および通過情報等の使用履歴の書込み、残額更新等が非接触で行われる。
【0115】
料金の支払方式……現行のストアードフェアカードと同様に購入時に料金との引換えによるもので、前払い方式とする。
(c)“定期券+バリュー”カード
発行……現行の定期券と同様に乗車区間、利用期間等の条件を設定し、その情報を書込むとともに券面印刷する。その際に同時にまとまった金額を前払いでストックしておき、その使用可能金額をバリューデータとして併せてカードに書込むとともに印刷しておく。
【0116】
改札……カードを手に持ったまま改札機の読取部に翳すだけ(または取込部にカードをセットし)で、乗車区間、有効期間等の情報の読取り、判定、および通過情報等の使用履歴情報の書込みが非接触で行われる。
【0117】
定期券乗車区間の外で出場する場合は、バリューデータの読取り、精算額算出、残額からの精算額徴収および残額更新等が同時に非接触で行われる。
料金の支払方式……現行の定期券と同様に購入時に料金との引換えによるもので、前払い方式とする。同様にストック分のバリューについても前払い方式で付加する。
【0118】
但し、将来的に6ケ月以上の長期間にわたり有効となる定期券が発生した場合は料金も高額となるためポストペイドシステムとして毎月の金融機関口座自動引落しの後払い方式も考えられる。
【0119】
(d)ポストペイカード
発行……現行のクレジットカードと同様に個人情報、引落とし金融機関口座番号等の条件により申請手続きを行う。審査(信用調査)終了後、カードに必要情報が書き込まれるとともに印刷され、郵送される。使用中のクレジットカードを使用して審査を省略化することにより、即時発行も可能である。
【0120】
改札……カードを手に持ったまま改札機の読取部に翳すだけ(または取込部にカードをセットし)で、情報の読取り、事故(紛失・盗難)カード等の判定および信用調査、乗車料金の算出、入出場判定、および通過情報等の使用履歴の書込み等が非接触で行われる。
【0121】
料金の支払方式……1ケ月の乗車距離および乗車形態に応じて適正な料金計算を行い、毎月金融機関口座より自動引落しするもので、後払い方式とする。
(e)グループ内共通カード(ポストペイカードと略同じカード)
発行……現行のクレジットカードと同様に個人情報、引落とし金融機関口座番号等の条件により申請手続きを行う。審査(信用調査)終了後、カードに必要情報が書き込まれるとともに印刷され、郵送される。
【0122】
改札……カードを手に持ったまま改札機の読取部に翳すだけ(または取込部にカードをセットし)で、情報の読取り、事故(紛失・盗難)カード等の判定および信用調査、乗車料金の算出、入出場判定、および通過情報等の使用履歴の書込み等が非接触で行われる。
【0123】
グループ内共通化……駅構内の売店、百貨店等での買い物時、タクシー乗車時等の料金支払手段として利用できる。さらに、自動車学校における個人管理台帳等の情報管理手段としても幅広く利用できる。
【0124】
料金の支払方式……鉄道利用分については1ケ月の乗車距離および乗車形態に応じて適正な料金計算を行い、買い物やタクシー乗車時の料金を併せて、毎月金融機関口座より自動引落しするもので、後払い方式とする。
【0125】
[6]実施例の効果
このように、カード40を改札通過用媒体として用いることにより、従来のような改札機への改札通過用媒体(乗車券)の投入や改札機からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、また乗車ごとに自動券売機での媒体購入操作を要することなく、スムーズで迅速な改札通過が可能である。よって、利用者の操作性および利便性を向上できるとともに、改札通過時の媒体(乗車券)の取違いを回避できる。
【0126】
媒体搬送のための機構および保守を簡略化できてコストの低減が図れる。
カード40の記憶容量が大きいので、不正使用に対する厳密で高度なチェックが可能となって信頼性の向上が図れる。
【0127】
カード40を使用して乗車料金を非接触で精算できるので、従来のような精算機への改札通過用媒体(乗車券)の投入や精算機からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、乗車料金の容易かつ迅速な精算が可能である。精算に用いた定期券を取り忘れることもない。
【0128】
カードの再発行に際して発行履歴情報および使用履歴情報を参照するので、再発行に関するセキュリティ性の向上が図れる。
従来の定期券やバリューカードは有効期限が切れたり、使用可能金額を使い切ったりした場合にその媒体は使い捨てとなり、新たに購入する場合は新しい媒体を使用していたが、非接触式の無線カード40を使用することにより、カード 40を一旦発行してしまえば、それ以降は同じカード40のメモリの書替と印刷可能部分の印刷し直しで、何回でも使用できる。すなわち、カード40の汎用性向上および有効活用が図れる。
【0129】
従来の定期券の場合、定期券乗車区間の外で降車しようとすると、精算機等で精算業務を事前に済ませてその時発行される精算券を改札機に投入して降車するというように一度精算の処理が必要であった。これが非接触式の“定期券+バリュー”カードを使用することにより、降車の際に直接改札機でどこから乗車したかどこで降車するかを判断して精算も含めた処理することができる。更に、ポストペイドカードの場合は、料金が後で自動引落としとなるので、乗車区間や有効期間、使用可能残金額等を意識することなく、利用することができる。
【0130】
従来の定期券の場合、有効期間切れ時においては期間判定NGとなり取扱不可になるが、非接触式の“定期券+バリュー”カードを使用することにより、有効期間を気にすることなく、改札を受けることができる。
【0131】
精算機4においては、従来のバリューカード等は使用可能金額を使い切ったりした場合にその媒体は使い捨てとなっていたが、非接触式のバリューカード(または“定期券+バリュー”カード)を使用することにより、バリュー補充機能でカード40のメモリの書替えと印刷可能部分の印刷し直しで、何回でも使用できる。
【0132】
使用可能金額として10円や20円等の端数が残っていた場合には、このバリュー補充機能により、新たな料金(使用可能金額)を付加して10円や20円を最後まで有効に活用することができる。
【0133】
【発明の効果】
以上述べたように、
第1の発明のカード処理システムは、書替可能な記憶手段を有するカードを用いて改札用の複数種のカードを発行するとともに、これらカードの使用による改札処理を行う構成としたので、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、また乗車ごとの媒体購入操作を要することなく、スムーズで迅速な改札通過を可能とし、これにより利用者の操作性および利便性を向上できるとともに改札通過時の媒体の取違いを回避でき、しかも媒体搬送のための機構および保守を簡略化できてコストの低減が図れ、さらには不正使用に対する厳密で高度なチェックにも十分な対応が可能である。
【0134】
第2の発明のカード処理システムは、カードに記録された金額内での乗車を可能とするとともに、そのカードに残された金額の適切な払戻しが可能である。
第3の発明のカード処理システムは、第1の発明に加え、各カードの使用による精算処理を行う構成としたので、さらに、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、乗車料金の容易かつ迅速な精算が可能である。
【0135】
第4の発明のカード処理システムは、第1の発明に加え、発行履歴情報および使用履歴情報に基づいてカードの再発行処理を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの再発行に関するセキュリティ性の向上が図れる。
【0136】
第5の発明のカード処理システムは、第1の発明に加え、各カードの使用による精算処理を行うとともに、発行履歴情報および使用履歴情報に基づいてカードの再発行処理を行う構成としたので、さらに、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、乗車料金の容易かつ迅速な精算が可能であり、しかも改札通過用媒体となるカードの再発行に関するセキュリティ性の向上が図れる。
【0137】
第6の発明のカード処理システムは、第1の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの汎用性向上および有効活用が図れる。
【0138】
第7の発明のカード処理システムは、第3の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの汎用性向上および有効活用が図れる。
【0139】
第8の発明のカード処理システムは、第4の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、カードの汎用性向上および有効活用が図れる。
【0140】
第9の発明のカード処理システムは、第5の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、カードの汎用性向上および有効活用が図れる。
【0141】
第10の発明のカード処理システムは、書替可能な記憶手段を有するカードを用いて改札用の複数種のカードを発行するとともに、これらカードの使用と利用者の個人情報に基づく改札処理を行う構成としたので、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、また乗車ごとの媒体購入操作を要することなく、スムーズで迅速な改札通過を可能とし、これにより利用者の操作性および利便性を向上できるとともに改札通過時の媒体の取違いを回避でき、しかも媒体搬送のための機構および保守を簡略化できてコストの低減が図れ、とくに不正使用に対する厳密で高度なチェックを可能として信頼性の向上が図れる。
【0142】
第11の発明のカード処理システムは、第10の発明に加え、各カードの使用による精算処理を行う構成としたので、さらに、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、乗車料金の容易かつ迅速な精算が可能なことを目的とする。
【0143】
第12の発明のカード処理システムは、第10の発明に加え、発行履歴情報および使用履歴情報に基づいてカードの再発行処理を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの再発行に関するセキュリティ性の向上が図れることを目的としている。
【0144】
第13の発明のカード処理システムは、第10の発明に加え、各カードの使用による精算処理を行うとともに、発行履歴情報および使用履歴情報に基づいてカードの再発行処理を行う構成としたので、さらに、機器への改札通過用媒体の投入や機器からの改札通過用媒体の受取りを要することなく、乗車料金の容易かつ迅速な精算が可能であり、しかも改札通過用媒体となるカードの再発行に関するセキュリティ性の向上が図れることを目的とする。
【0145】
第14の発明のカード処理システムは、第11の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの汎用性向上および有効活用が図れることを目的とする。
【0146】
第15の発明のカード処理システムは、第12の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、改札通過用媒体となるカードの汎用性向上および有効活用が図れることを目的とする。
【0147】
第16の発明のカード処理システムは、第13の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、カードの汎用性向上および有効活用が図れることを目的とする。
【0148】
第17の発明のカード処理システムは、第14の発明に加え、必要に応じてカードに対する金額情報の書込みおよび補充を行う構成としたので、さらに、カードの汎用性向上および有効活用が図れることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体的な構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の発行機および精算機の制御回路のブロック図。
【図3】同実施例の改札機の制御回路のブロック図。
【図4】同実施例の情報端末機の制御回路のブロック図。
【図5】同実施例の発行機の作用を説明するためのフローチャート。
【図6】図5に続くフローチャート。
【図7】同実施例の改札機の作用を説明するためのフローチャート。
【図8】図7に続くフローチャート。
【図9】同実施例の精算機の作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…発行機
2…改札機
3…情報端末機
4…精算機
5…駅処理装置
10…ネットワーク
6,8,11…コンピュータ
7,9,12…データベース
40…無線カード

Claims (2)

  1. 定期券としての無線カードを発行する発行機と、この発行機により発行された無線カードにより改札処理を行う改札機器と、上記発行機と上記改札機器とがそれぞれ通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを有する改札システムにおいて、
    上記発行機が、
    利用者の個人情報を設定する第1の設定手段と、
    発行する無線カードの乗車区間情報と有効期間情報を設定する第2の設定手段と、
    この乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額が、上記第1の設定手により設定された個人情報とともに記憶された無線カードを発行する発行手段と、
    この発行手段により発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第1の送信手段と、
    上記無線カードの再発行を行う利用者の個人情報を上記第1の設定手段により設定する第1の処理手段と、
    この設定された再発行を行う利用者の個人情報を上記コンピュータへ送信する第2の送信手段と、
    この第2の送信手段の送信に応答して供給される発行時の乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、最終使用履歴情報とに基づいて上記無線カードを再発行する再発行手段とを有し、
    上記改札機器が、
    上記無線カードに記憶されている乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、個人情報が読取られる読取手段と、
    この読取手段により読取った乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、実際の乗車区間に基づいて改札処理を実行する実行手段と、
    この改札処理による通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記無線カードに書込む書込み手段と、
    上記改札処理による通過情報あるいは利用金額等の使用履歴情報を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第3の送信手段とを有し、
    上記コンピュータが、
    上記発行機から供給される発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともにデータベースに収集する第1の収集手段と、
    上記改札機器から供給される通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記個人情報とともにデータベースに収集する第2の収集手段と、
    上記発行機から供給される再発行を行う利用者の個人情報に基づいてデータベースから最終使用履歴情報を検索するとともに、発行時の発行履歴情報を検索する検索手段と、
    この検索手段により検索した最終使用履歴情報と発行時の発行履歴情報を上記発行機に送信する第3の送信手段とを有する、
    ことを特徴とする改札システム。
  2. 定期券としての無線カードを発行する発行機と、この発行機により発行された無線カードにより改札処理を行う改札機器と、上記発行機と上記改札機器とがそれぞれ通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを有する改札システムにおいて、
    上記発行機が、
    利用者の個人情報を設定する第1の設定手段と、
    発行する無線カードの乗車区間情報と有効期間情報を設定する第2の設定手段と、
    この乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額が、上記第1の設定手により設定された個人情報とともに記憶された無線カードを発行する発行手段と、
    この発行手段により発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第1の送信手段とを 有し、
    上記改札機器が、
    上記無線カードに記憶されている乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、個人情報が読取られる読取手段と、
    この読取手段により読取った個人情報が紛失届や盗難届の個人情報に該当しない場合に、上記読取手段により読取った乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額と、実際の乗車区間とに基づいて改札処理を実行する実行手段と、
    この改札処理による通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記無線カードに書込む書込み手段と、
    上記改札処理による通過情報あるいは利用金額等の使用履歴情報を上記個人情報とともに上記コンピュータへ送信する第3の送信手段とを有し、
    上記コンピュータが、
    上記発行機から供給される発行された無線カードに対する乗車区間情報と有効期間情報あるいは使用可能金額を上記個人情報とともにデータベースに収集する第1の収集手段と、
    上記改札機器から供給される通過情報あるいは利用金額、残額等の使用履歴情報を上記個人情報とともにデータベースに収集する第2の収集手段と、
    上記発行機から供給される個人情報に基づいてデータベースから最終使用履歴情報を検索するとともに、発行時の発行履歴情報を検索する検索手段と、
    この検索手段により検索した最終使用履歴情報と発行時の発行履歴情報を上記発行機に送信する第3の送信手段と、
    紛失情報としての個人データを上記改札機器に送信する第4の送信手段と
    を有する、
    ことを特徴とする改札システム。
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