JPH09223174A - 搭乗管理システム - Google Patents

搭乗管理システム

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JPH09223174A
JPH09223174A JP3224896A JP3224896A JPH09223174A JP H09223174 A JPH09223174 A JP H09223174A JP 3224896 A JP3224896 A JP 3224896A JP 3224896 A JP3224896 A JP 3224896A JP H09223174 A JPH09223174 A JP H09223174A
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JP
Japan
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card
information
boarding
seat
airline
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JP3224896A
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English (en)
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Tetsuo Nagaishi
哲郎 永石
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旅客のサービスと利便性の向上、航空会社の
コスト低減を図ることができる搭乗管理システムを提供
する。 【解決手段】 航空会社の支店営業所や旅行代理店に設
置された予約端末3、予約センタ等に設置された中央処
理装置4、空港内に設置された自動チェックイン装置5
および自動改札装置6、旅客機の各座席に配置された座
席照合装置7、および旅客が携帯してチェックインや搭
乗、および座席照合を行うエアライン情報が記録された
情報記憶媒体8から構成する搭乗管理システム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空港のチェックイ
ン手続きおよび搭乗手続きを自動で行う搭乗管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、旅客が航空券を手に入れてから旅
客機に搭乗するまでの手順は、以下の2通りがある。第
1の手順は、旅客または代理の人が航空会社の支店営業
所や旅行代理店に出向いて希望する搭乗便を申し込み、
支店営業所や旅行代理店の係り員は予約端末を操作して
空席状況を確認し、空席があれば搭乗日、便名等のエア
ライン情報を磁気的に書き込んだ航空券を発券し、旅客
は現金やクレジットカード等で料金の支払を行って航空
券を購入する。
【0003】次に、旅客は搭乗日に空港に行き、利用す
る航空会社のチェックインカウンタで係員を介して搭乗
券を発券してもらうか、またはチェックインカウンタに
設置された自動チェックイン機(例えば、搭乗券発行装
置)に航空券を差し込み、画面に表示された項目から希
望する座席等の情報を選択(例えば、キーボード操作)
すると、座席情報等が印字および磁気情報として記録さ
れた搭乗券が発行されてチェックイン手続きを完了す
る。
【0004】続いて、旅客は搭乗口で自動改札装置(例
えば、搭乗券読取装置)に搭乗券を通して指定座席が表
示された半券を受け取って搭乗手続きが完了し、旅客機
に搭乗して指定された自分の座席に座って飛び立つこと
となる。
【0005】また、第2の手順は、旅客または代理人が
航空会社に電話で予約を入れ、予約が取れた場合には予
約時に指定された購入期限までに支店営業所や旅行代理
店へ出向き、現金やクレジットカード等で料金を支払を
行って航空券を購入する。
【0006】以降、旅客が搭乗日に空港に行き、チェッ
クインカウンタまたは自動チェックイン機(例えば、搭
乗券発行装置)でチェックイン手続きを行い、搭乗口の
自動改札装置(例えば、搭乗券読取装置)で搭乗手続き
を行って旅客機に搭乗することは第1手順と同様であ
る。
【0007】このように、航空券の予約から搭乗までを
管理する従来の搭乗管理システムは、支店営業所や旅行
代理店に設置された予約端末、チェックインカウンタに
設置された自動チェックイン機(例えば、搭乗券発行装
置)、および搭乗口に設置された自動改札装置(例え
ば、搭乗券読取装置)を備え、予約端末で航空券を発行
し、自動チェックイン機で搭乗券を発行するよう構成さ
れており、情報記録媒体として2枚の磁気記録カードが
必要とされている。
【0008】一方、新幹線等の列車の電話予約について
は、電話で予約センターと結び、予約センターからの音
声ガイダンスに従ってDTMF信号(PBダイヤル信
号)で応答することにより、予約が完了すると予約セン
ターから予約番号が音声で通知されるようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の搭乗管理システ
ムは電話で予約を行うことができるが、予約に対応して
航空券が発行されるため、旅客または代理人が航空券を
購入するためのみの目的で搭乗日より以前に支店営業所
や旅行代理店に出向かなければならず、旅客にとって煩
わしく、電話予約サービスの観点からもサービス不足の
課題がある。
【0010】電話予約サービスについては、予約が取れ
た場合には旅客が搭乗日に空港のチェックインカウンタ
で直接搭乗券を入手できることが望ましい。
【0011】また、クレジットカード、ファイナンスカ
ード、または銀行カードを常に携帯している現状におい
て、旅客はこれらのカードで旅客機への搭乗および航空
料金の支払ができればよく、旅客にとって航空券や搭乗
券、特に航空券は、搭乗日より以前に入手するため紛失
の畏れがあり、また保管も煩わしいため、必ずしも必要
とされない。
【0012】航空券や搭乗券は、磁気トラックを情報記
録媒体とした磁気カードを使用しているためにコストが
高く、チェックインカウンタで航空券が回収され、搭乗
口で搭乗券が回収されてゴミ(産業廃棄物)となるた
め、廃棄処理のための費用負担が大きい課題がある。
【0013】また、航空券や搭乗券の発行のために、予
約端末や自動チェックイン機(例えば、搭乗券発行装
置)に券収納や、券に印字するためのプリンタを設けな
ければならず、端末や装置が大型となり、コストアップ
を招く課題がある。
【0014】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その第1の目的は、航空便の予約、料
金支払、搭乗手続きを簡単にして旅客へのサービスを向
上することにある。
【0015】第2の目的は、航空券や搭乗券の発行を廃
止し、航空券や搭乗券の発行や廃棄に伴う航空会社のコ
ストを低減することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る搭乗管理システムは、各種クレジットカ
ード、ファイナンスカード、または銀行カードを情報記
録媒体とし、自動チェックイン装置および自動改札装置
に情報記録媒体のエアライン情報を読み込むカード読取
手段と、エアライン情報を書き込むカード書込手段とを
備えたことを特徴とする。
【0017】この発明に係る搭乗管理システムは、情報
記録媒体に各種クレジットカード、ファイナンスカー
ド、または銀行カードを採用するので、旅客は自分が携
帯している各種カードで航空便の予約、料金の支払処理
および搭乗手続きを行うことができる。
【0018】また、この発明に係る搭乗管理システム
は、航空券や搭乗券を必要としないため、券にコストが
かからず、券発行のために装置に必要とされる収納部や
プリンタを削除することができる。
【0019】請求項2に係る自動チェックイン装置は、
旅客が電話予約した予約番号に基づいて情報記録媒体に
エアライン情報を書き込むことを特徴とする。
【0020】旅客は、支店営業所や旅行代理店に電話予
約時に通知した会員番号の各種クレジットカードやファ
イナンスカードを自動チェックイン装置に挿入し、電話
予約した結果、通知される予約番号をキー入力するのみ
で、料金の支払処理が行われ、自動チェックイン装置か
らエアライン情報を各種クレジットカードやファイナン
スカードに書き込むことができ、各種クレジットカード
やファイナンスカードが従来の航空券と等価になる。
【0021】続いて、自動チェックイン装置の画面に表
示された座席の中から希望する座席を選択すると、自動
チェックイン装置から各種クレジットカードやファイナ
ンスカードに座席情報を書き込むことができ、各種クレ
ジットカードやファイナンスカードが従来の搭乗券と等
価になる。
【0022】したがって、自動チェックイン装置は、従
来の航空券発行および搭乗券発行を券を発行せずに、各
種クレジットカードやファイナンスカードにエアライン
情報を書き込むだけで航空券および搭乗券の発行と等価
な処理をすることができる。
【0023】請求項3に係る自動チェックイン装置は、
旅客が電話予約した予約番号および予め銀行に登録した
暗証番号に基づいて情報記録媒体にエアライン情報を書
き込むことを特徴とする。
【0024】情報記録媒体に銀行カードを用いた場合に
は、自動チェックイン装置に銀行カードを挿入し、銀行
カードの暗証番号と、電話予約して通知された予約番号
をキー入力するのみで、料金の支払処理が行われ、自動
チェックイン装置からエアライン情報を銀行カードに書
き込むことができ、銀行カードが従来の航空券と等価に
なる。
【0025】続いて、自動チェックイン装置の画面に表
示された座席の中から希望する座席を選択すると、銀行
カードに座席情報を書き込むことができ、銀行カードが
従来の搭乗券と等価になる。
【0026】したがって、自動チェックイン装置は、従
来の航空券発行および搭乗券発行を券を発行せずに、銀
行カードにエアライン情報を書き込むだけで航空券およ
び搭乗券の発行と等価なチェックイン処理をすることが
できる。
【0027】請求項4に係る情報記録媒体はエアライン
情報専用の記憶領域を設けたことを特徴とする。
【0028】各種クレジットカードやファイナンスカー
ド、または銀行カードにエアライン情報専用の記憶領域
を設け、航空券および搭乗券のエアライン情報を記録す
ることができるので、各種クレジットカードやファイナ
ンスカード、または銀行カードで旅客機に搭乗すること
ができる。
【0029】請求項5に係る搭乗管理システムは、旅客
機の座席に座席照合装置を設け、自動チェックイン装置
でリザーブした座席番号情報と自動改札装置がチェック
した搭乗確認情報に基づいて座席照合を行うことを特徴
とする。
【0030】旅客機の座席に座席照合装置を設け、自動
改札装置と無線やメモリユニットを介して接続すること
により、各種クレジットカードやファイナンスカード、
または銀行カードを座席照合装置に挿入して座席番号情
報と搭乗確認情報を照合して指定された座席を確認する
ことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、本発明の搭乗管理シ
ステムは、各種クレジットカードやファイナンスカー
ド、または銀行カードのみを用いて旅客機搭乗のための
料金支払と、チェックイン手続きならびに搭乗手続きと
が可能となるものである。
【0032】図1はこの発明に係る搭乗管理システムの
全体ブロック構成図である。図1において、搭乗管理シ
ステム1は、航空会社の支店営業所や旅行代理店に設置
された予約端末3、予約センタ等に設置された中央処理
装置4、空港内に設置された自動チェックイン装置5お
よび自動改札装置6、旅客機の各座席に配置された座席
照合装置7、および旅客が携帯してチェックインや搭
乗、および座席照合を行うエアライン情報が記録された
情報記憶媒体8から構成する。
【0033】また、予約端末3は電話回線で電話機2と
接続され、旅客は電話機2を用いて支店営業所や旅行代
理店の係員を介してまたは直接予約端末3と接続し、電
話で利用する航空便の予約情報JCを通知して予約を行
うことができる。
【0034】予約センタの中央処理装置4は、例えばホ
ストコンピュータを基本に構成し、予約端末3、自動チ
ェックイン装置5および決済装置9との間を専用線で接
続し、装置相互間で予約、照合等のエアライン情報、料
金決済のための料金情報および決済情報等の授受を行
う。
【0035】例えば、中央処理装置4は、予約端末3か
らの予約信号(搭乗日時、搭乗便名等)に基づいてホス
トコンピュータが該当する搭乗便名の検索と空席状況を
チェックして予約を行い、予約情報DRを予約端末3に
提供する。なお、予約信号には旅客が有するクレジット
カードやフィナンスカードの登録番号を通知してもよ
い。
【0036】また、旅客が銀行カードを利用する場合に
は、支店営業所や旅行代理店の係員に暗証番号を通知で
きないので、予約信号には暗証番号を含めなくともよ
い。
【0037】予約情報DRには少なくとも予約番号が含
まれていればよく、旅客は電話回線を介して音声で通知
されてくる予約番号NRで希望する搭乗便の予約ができ
たことを確認することができる。
【0038】また、中央処理装置4は、自動チェックイ
ン装置5に旅客がクレジットカード、フィナンスカード
または銀行カードの情報記録媒体8を差込んで予約番号
を入力した場合、これらカードの会員番号または暗証番
号を受信した後、最初に銀行(または、クレジット会
社、ファイナンス会社)の決済装置9に会員番号または
暗証番号を送ってカードの有効性をチェックし、続いて
予約番号に対応した航空便の料金情報KJを送って該当
するカードの支払能力をチェックする。
【0039】会員番号または暗証番号、および支払能力
がOKの場合、中央処理装置4は、自動チェックイン機
5に予約番号に対応した航空便名、搭乗年月日、料金等
のエアライン情報を提供する。
【0040】自動チェックイン機5は、中央処理装置4
から提供されたエアライン情報の中から該当する航空便
の座席を表示器に表示し、旅客が希望する座席を入力キ
ーでで選択し、さらにチェックインに必要な事項(例え
ば、氏名、性別、年齢等)のキー入力が終了すると、カ
ードに搭乗便名、搭乗年月日、料金、座席番号等のエア
ライン情報を書き込んで、カードを旅客に戻す。
【0041】自動チェックイン装置5は空港のチェック
インカウンタまたはその近傍に設置し、表示器および情
報入力キーを、例えばタッチパネルで構成し、磁気カー
ドまたはICカードで構成された情報記録媒体8(クレ
ジットカード、フィナンスカードまたは銀行カード等)
を装着して情報記録媒体8の会員番号を読み込むカード
読取手段、情報記録媒体8に航空便名、搭乗年月日等を
書き込むカード書込手段を備え、カード読取手段で会員
番号を読み取り、予約端末3で会員番号に対応して予め
予約した予約番号の航空便の座席をタッチパネルに表示
する。
【0042】磁気カードまたはICカード(情報記録媒
体8)の所有者がタッチパネルに表示された航空便の座
席の中から任意の空き座席を選択すると、カード書込手
段から搭乗便名、搭乗年月日、料金、座席番号等のエア
ライン情報が磁気カードまたはICカードに書き込ま
れ、旅客のチェックイン手続きは終了し、磁気カードま
たはICカードは自動チェックイン装置5から戻され
る。
【0043】カード書込手段から搭乗便名、搭乗年月
日、料金、座席番号等のエアライン情報が磁気カードま
たはICカードに書き込まれた時点で、料金決済は終了
し、クレジット会社またはフィナンス会社へ所定の期日
に旅客の銀行口座から料金が自動的に振込まれる。な
お、銀行カードの場合には、直ちに料金の決済処理が実
行される。
【0044】また、自動チェックイン装置5は、カード
書込手段から磁気カードまたはICカードに航空便名と
座席番号を書き込むと同時に、会員番号および航空便名
の便名情報DNおよび座席番号の座席番号情報DSをチェ
ックイン情報として自動改札装置6に提供する。
【0045】自動改札装置6は、空港の搭乗口に設置
し、カード読取手段、カード書込手段を備え、チェック
イン手続きを終了した旅客が搭乗手続きのため自動改札
装置6に挿入した情報記録手段8(磁気カードまたはI
Cカード)に記録された会員番号、航空便名および座席
番号をカード読取手段で読み取り、自動チェックイン装
置5から提供される会員番号、航空便名の便名情報DN
および座席番号の座席番号情報DSとの照合を行い、一
致した場合には、書込手段から磁気カードまたはICカ
ードに搭乗確認情報DKをエアライン情報として書き込
み、搭乗手続きを完了する。
【0046】一方、磁気カードまたはICカードに記録
された会員番号、航空便名および座席番号が自動チェッ
クイン装置5から提供される会員番号および航空便名の
便名情報DNおよび座席番号の座席番号情報DSと一致し
ない場合には、磁気カードまたはICカードを挿入口に
戻し、一致しない理由を表示して係員に通知する。
【0047】また、自動改札装置6は、磁気カードまた
はICカードに記録された会員番号、座席番号情報DS
および搭乗確認情報DKと同じエアライン情報を旅客機
内の各座席に設けられた座席照合装置7に無線で送信し
たり、またはメモリユニットを機内にセットすることに
よって供給し、旅客が指定された座席の座席照合装置7
に磁気カードまたはICカードを挿入すると、座席照合
装置7は磁気カードまたはICカードの少なくとも搭乗
確認情報DKおよび座席番号情報DSと、座席照合装置7
に記憶された搭乗確認情報DKおよび座席番号情報DS
照合を行って座席がカード所有者のものか否かを判定す
る。
【0048】このように、この発明に係る搭乗管理シス
テム1は、情報記録媒体8に各種クレジットカード、フ
ァイナンスカード、または銀行カードを採用するので、
旅客は自分が携帯している各種カードで航空便の予約、
料金の支払処理、チェックイン手続きおよび搭乗手続き
を行うことができる。
【0049】また、この発明に係る搭乗管理システム1
は、航空券や搭乗券を必要としないため、券にコストが
かからず、券発行のために装置に必要とされる収納部や
プリンタを削除することができる。
【0050】さらに、この発明に係る旅客機の座席に設
けた確認装置7は、情報記録媒体8に記録された搭乗確
認情報DKおよび座席番号情報DSと、自動チェックイン
装置5でリザーブした座席の座席番号情報DSと自動改
札装置6でチェックした搭乗確認情報DKに基づいてリ
ザーブの有効性を照合することができる。
【0051】図2はこの発明に係る自動チェックイン装
置の要部ブロック構成図である。図2において、自動チ
ェックイン装置5は、カードR/Wユニット11、制御
手段15、音声合成手段16、スピーカ17、タッチパ
ネル式表示手段18を備える。
【0052】カードR/Wユニット11は、カード装着
部12、カード読取手段13、カード書込手段14を備
え、クレジットカード、ファイナンスカードまたは銀行
カードを構成する磁気カードまたはICカードの情報記
録媒体8からカード情報を読み取り、一方エアライン情
報をカードに書き込む。
【0053】カード装着部12は、カード挿入口に挿入
されたカードを所定位置まで運んで停止させ、磁気カー
ドの場合には磁気ヘッド等を介してカード情報の読み取
り、書込みを行い、ICカードの場合には接続端子を介
してカード情報の読み取り、書込みを行う。
【0054】カード読取手段13は書き換え可能なRA
M等のメモリで構成し、カード装着部12で読み取った
カード情報ARを一時記憶し、カード情報ARに適当な符
号化等の処理を施した読取信号SRを制御手段15に供
給する。
【0055】カード書込手段14は信号変換手段を備
え、制御手段15から供給されるエアライン情報SW
カード装着部12の書き込みに適した書込信号AWに変
換し、書込信号AWをカード装着部12を介して磁気カ
ードまたはICカードに書き込む。
【0056】ここで、自動チェックイン装置5で磁気カ
ードまたはICカードにエアライン情報SWを書き込む
手順について説明する。第1の手順は、クレジットカー
ドまたはフィナンスカードを用いる場合に適用し、最初
に旅客が航空会社の支店営業所または旅行代理店に電話
で搭乗便の予約をする際に、カードの会員番号を通知す
る。
【0057】航空会社の支店営業所または旅行代理店
で、係員が予約端末を操作して旅客の要望する搭乗便の
空席状況を検索し、搭乗便の予約ができると予約番号を
電話を介して旅客に通知する。
【0058】旅客は、搭乗日のチェックインタイムまで
に空港に出向き、自動チェックイン装置5のカードR/
Wユニット11にクレジットカードまたはフィナンスカ
ードを挿入し、タッチパネル式表示手段18を操作して
予約番号を入力する。
【0059】カードR/Wユニット11で読み込まれた
クレジットカードまたはフィナンスカードの会員番号お
よびタッチパネル式表示手段18から入力された予約番
号に基づいて予め予約時に特定した搭乗便の座席一覧を
タッチパネル式表示手段18に表示する。
【0060】旅客は、タッチパネル式表示手段18を操
作して希望する座席(ただし、空席)を選択し、その
他、氏名、年齢、性別等をガイダンスに従って入力し、
エアライン情報SWの入力を終了する。
【0061】旅客がエアライン情報SWの入力を終了す
ると、自動チェックイン装置5は、予めクレジットカー
ドまたはフィナンスカードの会員番号に対応して記憶し
ている予約番号と、タッチパネル式表示手段18から入
力された予約番号との照合を行い、両者が一致している
場合にのみ座席番号情報DSを含めたエアライン情報SW
をカードR/Wユニット11のカード書込手段14を介
してクレジットカードまたはフィナンスカードに書き込
む。
【0062】このように、この発明に係る自動チェック
イン装置5は、旅客が電話予約時に通知された予約番号
をタッチパネル式表示手段18に入力することによって
座席番号情報DSを含めたエアライン情報をクレジット
カードまたはフィナンスカードに書き込むことができ
る。
【0063】第2の手順は、銀行カードを用いる場合に
適用し、電話予約の際に第1の手順とは、電話予約時に
銀行カードの暗証番号を航空会社の支店営業所または旅
行代理店の係員に通知しない点が異なる。なお、電話予
約時に銀行カードの暗証番号を通知しないため、電話予
約は、例えば列車の電話予約と同様なサービスを構築し
てDTMF信号(プッシュホンのPBダイヤル信号と同
じ)でエンド−ツウ−エンドサービスで行うこともでき
る。
【0064】旅客は、電話で通知されてきた予約番号を
覚えておき、搭乗日のチェックインタイムまでに空港に
出向き、自動チェックイン装置5のカードR/Wユニッ
ト11にクレジットカードまたはフィナンスカードを挿
入し、タッチパネル式表示手段18を操作して予約番号
および銀行カードの暗証番号を入力する。
【0065】銀行カードの有効性が確認されると、タッ
チパネル式表示手段18に予約番号に基づいて予め予約
時に特定した搭乗便の座席一覧がタッチパネル式表示手
段18に表示される。
【0066】旅客は、タッチパネル式表示手段18を操
作して希望する座席(ただし、空席)を選択し、その
他、氏名、年齢、性別等をガイダンスに従って入力し、
エアライン情報SWの入力を終了する。
【0067】旅客がエアライン情報SWの入力を終了す
ると、自動チェックイン装置5は、予め記憶している予
約番号と、タッチパネル式表示手段18から入力された
予約番号との照合、およびタッチパネル式表示手段18
から入力された銀行カードの有効性を判定して座席番号
情報DSを含めたエアライン情報SWをカードR/Wユニ
ット11のカード書込手段14を介して銀行カードに書
き込む。
【0068】このように、この発明に係る自動チェック
イン装置5は、旅客が電話予約時に通知された予約番号
および予め登録した暗証番号をタッチパネル式表示手段
18に入力することによって座席番号情報DSを含めた
エアライン情報を銀行カードに書き込むことができる。
【0069】図2において、制御手段15はマイクロプ
ロセッサを基本に構成し、カードR/Wユニット11か
ら供給される情報記録手段8の会員番号、タッチパネル
式表示手段18から入力される予約番号、暗証番号に基
づいてタッチパネル式表示手段18に搭乗便の座席表
や、氏名、年齢、性別等のエアライン情報を入力するた
めのガイダンス表示の制御を行う。
【0070】また、制御手段15は音声合成手段16を
駆動制御し、スピーカ17からタッチパネル式表示手段
16の操作ガイダンス等のチェックイン手続きに必要と
される情報を音声で出力する。
【0071】さらに、制御手段15は、図1に示す中央
処理装置4と図示しない回線接続装置を介して接続し、
クレジットカード、フィナンスカードまたは銀行カード
の会員番号または暗証番号、および予約番号をデータと
して供給し、中央処理装置4から予約番号に対応した搭
乗便の座席情報等のエアライン情報の提供を受ける。
【0072】また、制御手段15は、図1に示す自動改
札装置6と接続され、会員番号および航空便名の便名情
報DNおよび座席番号の座席番号情報DSをチェックイン
情報として自動改札装置6に提供する。
【0073】図3はこの発明に係る情報記録手段の実施
形態例である。(a)図に情報記録手段を磁気カードで
構成した例、(b)図に情報記録手段をICカードで構
成した例を示す。
【0074】(a)図において、磁気カード20は、ク
レジットカード、ファイナンスカードまたは銀行カード
に使用されている規格のものを兼用し、磁気記録面21
には、クレジット、ファイナンスまたは銀行に関する預
金情報および支払料金情報を記録する料金情報用磁気ト
ラック22Aと、エアライン情報を専用に記録するエア
ライン用情報トラック22Bを備える。
【0075】料金情報用磁気トラック22Aには利用限
度額の料金や支払料金情報が書き込まれ、エアライン用
情報トラック22Bには、従来の航空券、搭乗券に必要
とされるエアライン情報が書き込まれ、航空機に搭乗し
た後にも履歴として残すことができる。
【0076】(b)図において、ICカード23は、現
在実験的または一部実用化されているクレジットカー
ド、ファイナンスカードまたは銀行カードの規格のもの
を兼用し、例えば銀行カードを例にすると、ケース内部
に設けられた印刷配設板24に実装された銀行情報メモ
リ25A、エアライン情報専用のエアライン情報メモリ
25B、CPU26を備える。
【0077】エアライン情報専用のエアライン情報メモ
リ25Bを備えたので、従来の航空券、搭乗券に必要と
されるエアライン情報が書き込まれ、航空機に搭乗した
後にも履歴として残すことができる。
【0078】このように、この発明に係るエアライン情
報記録媒体8は、磁気カード20またはICカード23
で各種クレジットカードやファイナンスカード、または
銀行カードを構成し、磁気カード20またはICカード
23にそれぞれエアライン情報専用のエアライン用情報
トラック22B、エアライン情報メモリ25Bを備えた
ので、航空券や搭乗券を発行しなくとも各種クレジット
カードやファイナンスカード、または銀行カードでチェ
ックイン手続きや搭乗手続きを行って旅客機に搭乗する
ことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る搭乗
管理システムは、情報記録媒体に各種クレジットカー
ド、ファイナンスカード、または銀行カードを採用し、
旅客は自分が携帯している各種カードで航空便の予約、
料金の支払処理および搭乗手続きを行うことができるの
で、旅客のサービス向上を図ることができる。
【0080】また、航空券や搭乗券を必要としないた
め、券のコストならびに使用済み券の廃棄コストがかか
らず、券発行のために装置に必要とされる収納部やプリ
ンタを削除することもできるので、航空会社のランニン
グコストの低減を図ることができる。
【0081】さらに、この発明に係る自動チェックイン
装置は、旅客がクレジットカードやファイナンスカード
を利用する際には予約番号の入力で、一方旅客が銀行カ
ードを利用する際にも予約番号と暗証番号の入力の簡単
操作でチェックイン手続きを行うことができる。
【0082】また、この発明に係る情報記録媒体は、磁
気カードまたはICカードにエアライン情報専用の記憶
領域を設け、航空券および搭乗券のエアライン情報を記
録することができるので、いつでも、どこでも航空機を
利用することができ、エアライン利用の履歴を保存する
ことができる。
【0083】さらに、この発明に係る搭乗管理システム
は、航空機の座席に座席照合装置を設け、自動改札装置
と無線やメモリユニットを介して接続することにより、
各種クレジットカードやファイナンスカード、または銀
行カードを座席照合装置に挿入して座席番号情報と搭乗
確認情報を照合して指定された座席を確認することがで
きる。
【0084】よって、旅客のサービスと利便性の向上、
航空会社のコスト低減を図ることができる搭乗管理シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る搭乗管理システムの全体ブロッ
ク構成図
【図2】この発明に係る自動チェックイン装置の要部ブ
ロック構成図
【図3】この発明に係る情報記録手段の実施形態例
【符号の説明】
1…搭乗管理システム、2…電話機、3…予約端末、4
…中央処理装置、5…自動チェックイン装置、6…自動
改札装置、7…座席照合装置、8…情報記録媒体、9…
決済装置、11…カードR/Wユニット、12…カード
装着部、13…カード読取手段、14…カード書込手
段、15…制御手段、16…音声合成手段、17…スピ
ーカ、18…タッチパネル式表示手段、20…磁気カー
ド、21…磁気記録面、22A…料金情報用磁気トラッ
ク、22B…エアライン用情報トラック、23…ICカ
ード、24…印刷配線板、25A…銀行情報メモリ、2
5B…エアライン情報メモリ、DK…搭乗確認情報、DN
…便名情報、DR,JC…予約情報、DS…座席番号情
報、KJ…料金情報、NR…予約番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/26 15/30 Z 350Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空港のチェックインカウンタに設置され
    た自動チェックイン装置、搭乗口に設置された自動改札
    装置を備え、チェックイン手続きおよび搭乗手続きを自
    動で行う搭乗管理システムにおいて、 各種クレジットカード、ファイナンスカード、または銀
    行カードを情報記録媒体とし、前記自動チェックイン装
    置および前記自動改札装置に前記情報記録媒体のエアラ
    イン情報を読み込むカード読取手段と、エアライン情報
    を書き込むカード書込手段とを備えたことを特徴とする
    搭乗管理システム。
  2. 【請求項2】 前記自動チェックイン装置は、旅客が電
    話予約した予約番号に基づいて前記情報記録媒体にエア
    ライン情報を書き込むことを特徴とする請求項1記載の
    搭乗管理システム。
  3. 【請求項3】 前記自動チェックイン装置は、旅客が電
    話予約した予約番号および予め登録した暗証番号に基づ
    いて前記情報記録媒体にエアライン情報を書き込むこと
    を特徴とする請求項1記載の搭乗管理システム。
  4. 【請求項4】 前記情報記録媒体は、エアライン情報専
    用の記憶領域を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    搭乗管理システム。
  5. 【請求項5】 旅客機の座席に座席照合装置を設け、前
    記自動チェックイン装置でリザーブした座席番号情報
    と、前記自動改札装置がチェックした搭乗確認情報に基
    づいて座席照合を行うことを特徴とする請求項1記載の
    搭乗管理システム。
JP3224896A 1996-02-20 1996-02-20 搭乗管理システム Pending JPH09223174A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2333630A (en) * 1998-01-23 1999-07-28 American Express Travel Relate Smart card with travel and/or business partner scheme applications
JP2002216169A (ja) * 2001-01-23 2002-08-02 Nec Soft Ltd 乗車券発売方法及びそのシステム
JP2008097653A (ja) * 2007-12-28 2008-04-24 Fujitsu Ltd 情報処理端末を利用した決済証明システム
JP2013182588A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Oki Electric Ind Co Ltd バックアップシステムにおけるバックアップデータの同期方法

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