JP3315884B2 - 空港内総合icカードシステム - Google Patents

空港内総合icカードシステム

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JP3315884B2
JP3315884B2 JP35025896A JP35025896A JP3315884B2 JP 3315884 B2 JP3315884 B2 JP 3315884B2 JP 35025896 A JP35025896 A JP 35025896A JP 35025896 A JP35025896 A JP 35025896A JP 3315884 B2 JP3315884 B2 JP 3315884B2
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伸男 西添
一裕 児山
洋一 瀬戸
千津子 安信
耕一 小田
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肇 金子
史郎 溝▲邊▼
信也 滝澤
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points

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  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを利用
することによって空港構内の手続を行う空港内総合IC
カードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】航空会社が発行するチケットは、航空券
と搭乗券とから成り、それぞれの磁気部にはデータが磁
気記録される。チェックインのときにはこのチケットを
読み取ってチェックインの登録を行い、搭乗データを記
録する。チケットの航空券部分は搭乗の確認のため回収
され、搭乗券部分が利用者に渡される。利用者の預け手
荷物があれば預かり票とその半券である預かりシールを
用意し、預かり票を搭乗者に渡し、預かりシールを預り
手荷物に貼り付ける。また検査ゲートでは搭乗者は搭乗
券を提示し、身体磁気検査及び手荷物のX線検査を受け
る。搭乗改札ゲートでは搭乗者は改札機に搭乗券を挿入
することによって搭乗データを読み取って搭乗の登録を
行う。航空会社は搭乗終了直前にチェックインの登録を
行ったがまだ搭乗していない搭乗者の呼出しと捜索を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のチケットは、そ
の磁気ストライプ部分に情報をエンコードした用紙であ
って、記録できるデータ量が少なく、例えば手荷物預か
りシールの番号など処理に必要なデータを記録するには
不充分であった。またチェックインから搭乗するまで利
用者の移動を管理するためにはチケットをリーダライタ
に挿入して記録されたデータを読み取ったりデータを記
録する必要があるが、チケット接触式のリーダライタで
はそのたびに搭乗者によるチケットの挿入が必要であ
り、搭乗者に負担がかかり実施が困難であった。このた
め搭乗者が順次手続きを行って空港内を移動するときの
係員の介入が多くて人の流れが停滞しがちであるととも
にチェックインの登録を行って搭乗しない搭乗者の呼出
しと捜索を行うなど係員の手間がかかり、その結果航空
便の出発が遅れる場合があった。
【0004】また検査ゲートでは係員はチケットを目視
するだけであり、搭乗者及び手荷物についての記録がと
られないため、ハイジャック等が発生したとき搭乗者に
ついての調査が容易でないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、非接触式のICカードを
利用して利用者の空港内の移動を管理し誘導することに
よって利用者に負担をかけずに利用者の流れをスムーズ
にし、搭乗時間の短縮を図ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、非接触式のICカー
ドを利用して利用者に負担をかけずに搭乗者及び手荷物
についての記録をとり、セキュリティの向上を図ること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
非接触で情報の読み書き可能なタイプのICカードであ
り、その中にはカード番号、パッセンジャーネームレコ
ード(PNR)、搭乗データ及び預け手荷物データの各
情報を記録する。ここで搭乗データは便名、出発時刻、
出発ゲートなどを含むデータである。また預け手荷物デ
ータは預け手荷物に付加するIDタグのタグ番号と同一
のタグ番号を含む。利用者の移動や手続を管理する電子
計算機の外部記憶装置にはICカードに記録される上記
情報と搭乗者がチェックイン場所、搭乗改札ゲート及び
その他の通過ポイントを通過したことを示す情報とを格
納する。
【0008】本発明のICカードシステムは、上記電子
計算機及びこの電子計算機に接続する外部記憶装置、上
記ICカード上の情報を読み書きするICカードリーダ
ライタなどの周辺端末装置によって構成される。本発明
は、電子計算機の記憶装置に格納されるプログラムとし
て実行される各処理部を有し、ICカード上のカード番
号、PNR及び記録されている搭乗データを入力し、不
足する搭乗データを入力データによって追加して作成し
た搭乗データをICカードに書き込み、カード番号、P
NR、作成した搭乗データ及びチェックイン場所の通過
情報を該記憶装置に書き込むチェックイン処理部と、I
Cカード上のカード番号及び搭乗データを入力し、搭乗
データが妥当であればタグ番号を生成してICカードの
タグ番号の領域と記憶装置上の対応するタグ番号の領域
に書き込む手荷物預り処理部と、ICカードがチェック
イン場所後の通過ポイントを通過するとき入力される通
過情報を記憶装置上の対応する通過情報領域に書き込む
処理部と、ICカードが搭乗改札ゲートを通過するとき
ICカード上のカード番号及び搭乗データを入力し、搭
乗データが妥当であれば搭乗改札ゲートの通過情報を記
憶装置上の搭乗改札ゲートの通過情報領域に書き込む搭
乗改札処理部と、記憶装置上の搭乗データ、チェックイ
ン場所通過情報及び搭乗改札ゲート通過情報を検索して
搭乗締切時刻が迫っている搭乗データであってチェック
イン場所通過情報があり搭乗改札ゲート通過情報のない
ICカード情報を抽出する処理部とを有する空港内総合
ICカードシステムを特徴とする。
【0009】また検査実績を保存する電子計算機の記憶
装置に格納されるプログラムとして実行される処理部
は、ICカードが検査ゲートを通過するとき入力される
PNR、搭乗データ及び預け手荷物データと、カメラが
撮影する顔写真及びX線写真装置が撮影する手荷物のX
線写真とを対応づけて記憶装置に保存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。
【0011】図1aは、本実施形態のICカードシステ
ムのうち特に予約ファイル11又は搭乗手続ファイル1
2にアクセスする予約・販売システム10及び搭乗シス
テム20のシステム構成図である。予約ファイル11
は、使用される各ICカードに対応してカード番号、P
NR及び予約データを格納するファイルである。予約端
末14は、予約データを入力する端末装置である。予約
・販売システム10は、予約ファイル11を格納する記
憶装置及び予約端末14を接続する1台以上の情報処理
装置の処理装置を有する。この処理装置の記憶装置に格
納されて実行される予約・販売部2は、予約端末14か
ら入力される予約の要求に応答して予約ファイル11を
検索し、予約可能であれば入力されたカード番号、PN
R及び予約データを予約ファイル11に登録するプログ
ラムである。搭乗手続ファイル12は、使用される各I
Cカードに対応してカード番号、PNR、予約データ、
預け手荷物データ、搭乗者追跡データ等を格納するファ
イルである。
【0012】搭乗システム20を構成する1台以上の処
理装置の記憶装置にはチェックイン処理部3、手荷物預
り処理部4、搭乗者所在追跡部5及び搭乗改札処理部6
の各プログラムが格納され実行される。これらの処理装
置は、予約ファイル11及び搭乗手続ファイル12を格
納する記憶装置の他に図示するようにICカードリーダ
ライタ13、チェックイン端末15、IDタグ発行機1
6及び自動改札機17が接続される。チェックイン端末
15は予約データに含まれない搭乗データを入力する端
末装置である。チェックイン処理部3は、ICカードリ
ーダライタ13から入力されたICカードのカード番号
を基にして予約ファイル11を検索して該当するPNR
及び予約データを取り出し、チェックイン端末15から
入力された搭乗データを加えて搭乗手続ファイル12及
びICカードリーダライタ13を介するICカードに格
納する。IDタグ発行機16は手荷物に付加するIDタ
グを発行する端末装置である。手荷物預り処理部4は、
ICカードリーダライタ13から入力されたICカード
のカード番号を基にして搭乗手続ファイル12を検索し
て該当するICカード情報を取り出し、IDタグのタグ
番号を生成して、搭乗手続ファイル12に格納するとと
もにIDタグ発行機16上にこのタグ番号を記録するI
Dタグを出力する。搭乗者所在追跡部5は、空港内の複
数の通過ポイントに設置されたICカードリーダライタ
13の1つから入力されたICカードのカード番号を基
にして搭乗手続ファイル12を検索して該当するICカ
ード情報を取り出し、通過ポイントを示すコードと通過
日時を搭乗手続ファイル12及びICカードに記録す
る。自動改札機17は出発ゲートに設置され、乗客の搭
乗可否を指示する端末装置である。搭乗改札処理部6
は、ICカードリーダライタ13から入力されたICカ
ードのカード番号を基にして搭乗手続ファイル12を検
索して該当する搭乗データを取り出し、ICカード上の
搭乗データと照合して搭乗の可否を判定し、その結果を
自動改札機17に送る。
【0013】図1aのシステム構成によれば、予約ファ
イル11は予約・販売システム10の処理装置及び搭乗
システム20の処理装置と直接接続され、搭乗手続ファ
イル12は搭乗システム20の処理装置と直接接続され
ているが、予約ファイル11と予約・販売システム10
及び搭乗システム20との間にファイルサーバを設置
し、搭乗手続ファイル12と搭乗システム20との間に
ファイルサーバを設置し、各処理装置はファイルサーバ
を介して予約ファイル11又は搭乗手続ファイル12に
アクセスするようにしてもよい。このようにすると、チ
ェックイン処理部3からの要求によってチェックイン処
理部3を介して登録済の予約データを搭乗手続ファイル
12に格納する代わりに、予約ファイル11を管理する
ファイルサーバから通信回線を介して搭乗手続ファイル
12を管理するファイルサーバへ予約データを直接転送
し、搭乗手続ファイル12に格納することが可能であ
る。
【0014】図1bは、本実施形態のICカードシステ
ムのうち搭乗手続ファイル12から切り離されている検
査実績保存システム30、搭乗案内システム40及び手
荷物引渡システム50の構成図である。検査ゲート2
1、カメラ22及びX線検査装置23は、検査情報を取
得するための装置であり、ICカードリーダライタ13
とともに検査端末19に接続される。保存ファイル24
は、ICカード上のPNR及び搭乗データと検査情報と
を対応させて格納するファイルである。検査実績保存シ
ステム30を構成する1台以上の処理装置は、保存ファ
イル24を格納する記憶装置及び検査端末19を接続
し、その記憶装置に格納する検査実績保存部7のプログ
ラムを実行する。検査実績保存部7は、ICカードリー
ダライタ13から入力されたICカード上のPNR、搭
乗データと検査端末19を介して入力された検査情報と
を対応させて保存ファイル24に格納する。搭乗案内端
末25は、搭乗案内情報を表示する端末装置であり、I
Cカードリーダライタ13を接続する。搭乗案内システ
ム40を構成する1台以上の処理装置は、搭乗案内端末
25を接続し、その記憶装置に格納する搭乗案内部8の
プログラムを実行する。搭乗案内部8は、ICカードリ
ーダライタ13から入力されたICカード上の搭乗デー
タを読み取って搭乗者の位置から目的の出発ゲートまで
の経路を判定し、搭乗案内端末25上に搭乗案内情報を
表示する。IDリーダ26は、手荷物に付加されたID
タグのタグ番号を読み取る装置である。手荷物引渡シス
テム50を構成する1台以上の処理装置は、ICカード
リーダライタ13及びIDリーダ26を接続し、処理装
置の記憶装置に格納する手荷物引渡部9のプログラムを
実行する。手荷物引渡部9は、ICカードリーダライタ
13から入力されたICカード上のタグ番号とIDリー
ダ26から入力されたIDタグ上のタグ番号とを照合
し、手荷物引渡の可否を判定する。
【0015】本発明のICカードシステムで使用するI
Cカードは、ICカードリーダライタ13から無線で電
力の供給を受けるとともに情報の読み取りと書き込みの
行える非接触、無線通信型のICカードが望ましい。I
Cカードは従来の航空券及び搭乗券の代わりに使用され
る記憶媒体であるから、搭乗者の各個人ごとに用意され
るものとする。このICカードがクレジットカードとし
ても使用できるものであれば、このICカードを用いて
航空運賃支払の決済をすることが可能である。
【0016】図2は、本実施形態のICカードシステム
の処理の流れに従ってアクセスされる予約ファイル11
及び搭乗手続ファイル12とICカードから読み取ら
れ、ICカードに書き込まれるデータとを示す図であ
る。予約・販売部2は、予約端末14を介して直接IC
カードを読み取るか又は予約端末14のキーボード入力
によって間接的に入力されたカード番号と、PNR及び
予約データとをまとめて予約ファイル11に登録する。
次にチェックイン処理部3は、ICカードからカード番
号を読み取り、予約ファイル11から該当するICカー
ド情報を読み取ってチェックイン端末15から入力され
た不足の情報を追加して搭乗データをまとめ、カード番
号、PNR及び搭乗データを搭乗手続ファイル12及び
ICカードに格納する。このときICカード上にPNR
がなければ書き込まれる。またチェックイン処理部3は
チェックインを通過したことを示す情報を搭乗者追跡デ
ータとして搭乗手続ファイル12及びICカードに記録
する。次に手荷物預り処理部4は、ICカードからカー
ド番号と搭乗データを読み取り、搭乗データを確認した
後、IDタグのタグ番号を生成してIDタグを発行する
とともに、このタグ番号を含む預け手荷物データをIC
カード上及び搭乗手続ファイル12の当該ICカード情
報中に書き込む。次に検査実績保存部7は、ICカード
からPNR、搭乗データ及び預け手荷物データを読み取
り、検査実績情報とともに保存ファイル24に書き込
む。次に搭乗者所在追跡部5は、ICカードからカード
番号を読み取り、通過ポイントの情報をICカード上及
び搭乗手続ファイル12の当該ICカード情報中に書き
込む。次に搭乗案内部8は、ICカード上の搭乗データ
を読み取って搭乗案内端末25上に搭乗案内情報を表示
する。次に搭乗改札処理部6は、ICカードからカード
番号と搭乗データを読み取り、搭乗手続ファイル12か
ら該当する搭乗データを取り出して照合し、搭乗の可否
を判定する。また搭乗改札処理部6は搭乗改札ゲートを
通過したことを示す搭乗者追跡データをICカード上及
び搭乗手続ファイル12の当該ICカード情報中に書き
込む。最後に手荷物引渡部9は、ICカードから預け手
荷物データを読み取り、IDタグ上のタグ番号と照合し
て手荷物引渡の可否を判定する。
【0017】図3は、搭乗手続ファイル12に格納され
る各ICカード情報中の各データの内容を示す図であ
る。カード番号31はICカードに付与されたユニーク
な番号である。PNR32はICカード保有者である搭
乗者の氏名、年齢及び電話番号を含む。予約データ33
は予約番号、出発日、便名、時刻、座席番号35、出発
ゲート36、座席種別37、発券場所及び発券ステータ
ス38から成る。座席種別37はエコノミーシート、ス
ーパーシートなど座席の区分を示す情報である。発券ス
テータス38は発券の状態が予約のみか、航空券購入済
か、航空券発行済(未払い)か等を区分する情報であ
る。予約番号、出発日、便名及び時刻は、予約・販売の
ときに決定される。座席番号35及び座席種別37は、
予約・販売のとき又はチェックイン時に決定される。出
発ゲート36はチェックイン時に決定される。予約デー
タ33から予約番号を除く残りのデータを搭乗データ3
4と呼ぶ。預け手荷物データ41はタグ番号42と手荷
物の重量から成る。搭乗者追跡データ44は、チェック
イン場所・日時45、通過ポイント場所・日時46及び
搭乗改札場所・日時47から成り、それぞれ名称が示す
場所のコードと通過日時を示す。ICカードに記録され
るデータの内容は、カード番号31から搭乗改札場所・
日時47まで搭乗手続ファイル12に格納されるICカ
ード情報と同じである。また予約ファイル11に格納さ
れる各ICカード情報は、カード番号31、PNR32
及び予約データ33のうち予約・販売時に決定された情
報である。なお検査実績保存部7が手荷物検査データを
搭乗手続ファイル12及びICカードに記録することも
可能である。その場合には手荷物検査データとして通過
ゲート番号、通過日時、整理番号等が追加される。
【0018】予約・販売部2は、カード番号31、PN
R32を入力し、予約データ33のうち少なくとも予約
番号、出発日、便名及び時刻を決定し、予約ファイル1
1に登録する。PNR32はICカードに記録されたP
NRを読み取るか、予約端末14から入力されるか、ま
たは予約ファイル11とは別のPNRファイルから読み
込まれたものである。利用者のPNRをPNRファイル
に登録しておいて利用すれば航空券予約のたびにPNR
をキーイン入力する手間が省かれる。予約データ33は
予約端末14から入力される。予約と同時に航空券の発
行が指定されれば、予約販売部2は決定した予約データ
33をICカードにも書き込み、発券ステータス38を
航空券発行済のステータスとする。予約データ33のI
Cカードへの書き込みは、利用者が操作できる予約端末
14を介して行うか、またはパソコン通信やインターネ
ット等を介して利用者側のパソコンに接続されるICカ
ードリーダライタ上のICカードに書き込むことが可能
である。さらに代金の支払いが指定されれば、予約・販
売部2は代金引落しの決済処理をした後、発券ステータ
ス38を航空券購入済のステータスとする。
【0019】図4は、チェックイン処理部3の処理の流
れを示すフローチャートである。チェックイン端末15
に接続されたICカードリーダライタ13を介して搭乗
者のICカードが読み取られると、カード番号31が入
力される(ステップ51)。チェックイン処理部3は、
予約ファイル11を参照して該当するカード番号31、
PNR32及び予約データ33を取得する(ステップ5
2)。座席番号35、座席種別37など入力されていな
い予約データがあれば(ステップ53NO)、チェック
イン端末15の表示装置にデータの選択肢を表示して搭
乗データ入力を待つ。搭乗データが入力されたとき(ス
テップ54)、発券ステータス38を参照して精算済か
否かを判定する(ステップ55)。精算が済んでいなけ
れば(ステップ55NO)、現金、カード等による支払
い処理を行い(ステップ56)、発券ステータス38を
航空券購入済のステータスとする。次に出発ゲート36
を決定し、PNR32と完成した搭乗データ34をチェ
ックイン端末15の表示装置上に表示する(ステップ5
7)。搭乗者から確認したことの指示があったとき、チ
ェックイン処理部3は作成した予約データ33と搭乗者
追跡データ44のチェックイン場所・日時45とをIC
カードリーダライタ13を介してICカードに書き込む
(ステップ58)。最後に予約データ33、チェックイ
ン場所・日時45とカード番号31、PNR32とを合
わせたICカード情報を搭乗手続ファイル12に格納す
る。予約ファイル11及び搭乗手続ファイル12がそれ
ぞれファイルサーバによって管理されているならばすで
に予約ファイル11に登録されているICカード情報は
サーバ間でデータ転送し、チェックイン時に入力又は決
定されたデータのみをチェックイン処理部3から搭乗手
続ファイル12のサーバへ転送することが可能である。
なおICカード上にPNR32がなければ、搭乗者によ
るデータ入力とICカードへの書き込みが必要である。
【0020】図5は、手荷物預り処理部4の処理の流れ
を示すフローチャートである。図示しない端末から預け
手荷物ありを指示する入力があったとき(ステップ6
1)、手荷物預り処理部4はICカードリーダライタ1
3を介してICカード上のカード番号31、搭乗データ
34及びチェックイン場所・日時45を読み取り(ステ
ップ62)、チェックイン済であって搭乗データ34の
各データが妥当か否かチェックする(ステップ63)。
妥当であればIDタグのタグ番号を生成し、IDタグ発
行機16上にこのタグ番号を記録するIDタグを出力す
る(ステップ64)。次にICカードリーダライタ13
を介してICカードにタグ番号42を含む預け手荷物デ
ータ41を書き込み(ステップ65)、搭乗手続ファイ
ル12を参照して当該ICカード情報中にタグ番号42
を含む預け手荷物データ41を書き込む(ステップ6
6)。なおICカード上のPNR32を読み取り、搭乗
手続ファイル12を検索するときのキー項目としてもよ
い。またステップ63でICカード上の搭乗データ34
をチェックする代わりに搭乗手続ファイル12上の当該
搭乗データ34をチェックしてもよく、また両者の搭乗
データ34の照合を加えてもよい。
【0021】従来は預け手荷物タグを発行するとき、係
員が搭乗者の航空券の内容を目視によって確認していた
ため、充分なチェックを行えなかった。本実施形態の手
荷物預り処理部4は、ICカードに記録された搭乗デー
タ34を非接触で読み取りチェックするため、係員の確
認作業が不要となり、手荷物預り処理を効率化できると
ともに誤りのないチェックに基づいてIDタグの発行が
できる。
【0022】次に検査実績保存部7は、ICカードリー
ダライタ13を介して搭乗者のICカードを読み取り、
カメラ22によって検査ゲート21を通過したときの搭
乗者本人の顔写真を撮影し、またX線検査装置23によ
って手荷物のX線写真を撮影する。次にICカード上の
PNR32、搭乗データ34及び預け手荷物データ41
と検査情報を対応づけて保存ファイル24に格納する。
なお検査実績保存部7が搭乗手続ファイル12と接続さ
れていれば、搭乗手続ファイル12及びICカード上に
手荷物検査データとして、通過ゲート番号、通過日時、
整理番号等を記録し、後に参照することが可能である。
【0023】図6は、検査端末19に表示される情報の
例を示す図である。1つの表示画面に本人のPNR3
2、搭乗データ34、本人の顔写真及び手荷物X線写真
を一度に表示し、係員による内容確認と保存ファイル2
4への保存を確認することができる。
【0024】従来は手荷物検査をするとき、係員が搭乗
者の航空券の内容を目視するだけであり、詳細な確認が
できず、また検査ゲートを通過したときの記録も残らな
かった。本実施形態の検査実績保存部7は、搭乗者のP
NR32、搭乗データ34等を本人の顔写真とともに表
示画面上に表示するので、係員による詳細な確認をする
ことができる。また保存ファイル24には搭乗者のPN
R32、搭乗データ34及び預け手荷物データ41とと
もに本人の顔写真と手荷物X線写真が保存されるので、
万一ハイジャック等が発生した場合に本人確認が容易と
なり、セキュリティを向上できる。従来の航空券の内容
を接触式のリーダを通して読み取ることは可能である
が、利用者自らリーダに航空券を挿入する必要があり、
利用者に負担をかけるのでできにくかったが、非接触の
ICカードを利用することによって利用者に負担をかけ
ることなくICカードに記録された情報を読み取ること
が可能である。
【0025】図7は、搭乗者所在追跡部5の処理の流れ
を示すフローチャートである。搭乗者所在追跡部5は、
搭乗者が空港内に設けられた複数の通過ポイントの1つ
を通過するごとにICカードリーダライタ13を介して
搭乗者が携帯するICカードのカード番号31を読み取
り(ステップ71)、このICカードの搭乗者追跡デー
タ44の通過ポイント場所・日時46に通過ポイントの
場所コードと通過時刻とを書き込み(ステップ72)、
搭乗手続ファイル12を検索して当該ICカード情報の
通過ポイント場所・日時46に同じ通過ポイント情報を
書き込む(ステップ73)。なおICカード上のPNR
32を読み取り、搭乗手続ファイル12を検索するとき
のキー項目としてもよい。
【0026】搭乗時刻が迫ったとき、搭乗者所在追跡部
5は、搭乗手続ファイル12の搭乗データ34を検索し
て該当するICカード情報であってチェックイン場所・
日時45に記録があるチェックイン済みのICカード情
報を抽出する(ステップ75)。抽出されたICカード
情報の搭乗改札場所・日時47を参照して搭乗済みでな
ければ(ステップ76NO)、通過ポイント場所・日時
46を取得して(ステップ77)、通過ポイントに応じ
た処理と図示しない端末への表示を行う(ステップ7
8)。ステップ76〜78の処理は抽出されたすべての
該当するICカード情報について繰り返す。
【0027】本実施形態によれば、搭乗者が最近に通過
した通過ポイントにより未搭乗者の呼出しをかけるのか
かけないのかを判断することが可能である。従来はセキ
ュリティを考慮してチェックインした人で手荷物を預け
た人は必ず搭乗してもらう必要からチェックイン後に搭
乗していない利用者の呼出しを行っていたが、本実施形
態によれば例えば搭乗改札の前まで来て待っている人の
呼出しを行わなくて済む。また搭乗者が通過ポイントか
ら出発ゲートまで移動する時間を考慮して呼び出すか否
かの判定が可能であり、空港内にいない利用者を探しま
わる必要はなくなる。
【0028】搭乗者が搭乗案内端末25の前に立つと、
搭乗案内端末25に接続されたICカードリーダライタ
13は搭乗者のICカードから搭乗データ34等を読み
取って搭乗案内部8に入力する。搭乗案内部8は、搭乗
案内端末25が設置されている搭乗者の現在位置から出
発ゲート36までの経路を判定し、出発ゲートまでの経
路を示す地図を作成して搭乗案内端末25の表示装置上
に表示する。図8は、このような搭乗案内図を表示する
搭乗案内端末25の表示画面の例を示す図である。さら
に搭乗締切時刻までの残り時間や出発ゲートまでの所要
時間等を表示すれば定時出発に貢献できるとともに搭乗
者を支援することにもなる。
【0029】搭乗改札処理部6は、自動改札機17に接
続されたICカードリーダライタ13を介してICカー
ド上のカード番号31及び搭乗データ34を読み取り、
カード番号31をキーとして搭乗手続ファイル12を検
索し、読み取った搭乗データ34と照合して搭乗の可否
を判定する。両方の搭乗データ34が一致し、かつ出発
ゲート36が正しい場合に搭乗可とし、ICカード及び
搭乗手続ファイル12上の該当するICカード情報の搭
乗改札場所・日時47に搭乗改札情報を記録する。搭乗
不可の場合には自動改札機17の表示装置上に搭乗不可
を示す情報の表示、音声による通知をするなど、搭乗者
及び係員に警告する。なおICカード上のPNR32を
読み取り、搭乗手続ファイル12を検索するときのキー
項目としてもよい。
【0030】なお搭乗システム20は、搭乗時刻が迫っ
たときあるいは過ぎたとき、搭乗手続ファイル12を検
索して該当する搭乗データ34をもつICカード情報の
中で預け手荷物データ41に記録があり、搭乗改札場所
・日時47に記録のないICカード情報を抽出すること
ができる。また預けた手荷物を分別するときに手荷物に
付けたIDタグを読み取ることによって、タグ番号42
をキーにして手荷物を預けて搭乗しない利用者の手荷物
の航空機への積み込みを停止できる。従来は航空券が預
け手荷物データ41のタグ番号42の情報をもたないた
め、手荷物を預けていながら搭乗しない利用者がいると
きその手荷物の探索に手間がかかり、航空便の出発が遅
れる場合があった。本発明によれば、タグ番号42を基
にして預け手荷物と搭乗しない利用者のICカード情報
との照合が容易に行え、このような事情による航空便の
出発遅れをなくし、セキュリティの向上を図ることがで
きる。
【0031】手荷物引渡部9は、ICカードリーダライ
タ13を介して読み取ったタグ番号42とIDリーダ2
6を介して読み取ったIDタグのタグ番号とを照合して
手荷物引渡の可否を判定し、引渡不可の場合には表示や
音声による通知を行う。従来は係員が預け手荷物タグと
利用者がもつ半券を照合する必要があったが、本発明に
よれば利用者が預け手荷物をもって照合用ゲートを通過
するだけでIDタグのタグ番号とICカード中のタグ番
号42とを照合でき、手荷物引渡作業を効率化できる。
【0032】なお上記実施形態では、搭乗者追跡データ
44を搭乗手続ファイル12に記録するとともにICカ
ードにも記録したが、上記説明から理解されるように搭
乗手続ファイル12のみに記録することにしても本発明
を実施できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
接触式のICカードを利用して利用者の空港内の移動を
管理し誘導できるので、利用者に負担をかけずに利用者
の流れをスムーズにし、搭乗時間の短縮を図ることがで
きる。また同じICカードを利用して搭乗者及び手荷物
の記録をとることができるので、セキュリティの向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】実施形態の搭乗手続ファイル12を中心とす
るICカードシステムの構成図である。
【図1b】実施形態の搭乗手続ファイル12から離れた
ICカードシステムの構成図である。
【図2】実施形態の処理の流れの概略を説明する図であ
る。
【図3】実施形態の搭乗手続ファイル12に格納される
各ICカード情報のデータ構成図である。
【図4】実施形態のチェックイン処理部3の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図5】実施形態の手荷物預り処理部4の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図6】実施形態の検査端末19に表示される情報の例
を示す図である。
【図7】実施形態の搭乗者所在追跡部5の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図8】実施形態の搭乗案内部8が表示する搭乗案内図
の例を示す図である。
【符号の説明】
3・・・チェックイン処理部、4・・・手荷物預り処理
部、5・・・搭乗者所在追跡部、6・・・搭乗改札処理
部、7・・・検査実績保存部、8・・・搭乗案内部、9
・・・手荷物引渡部、12・・・搭乗手続ファイル、1
3・・・ICカードリーダライタ、20・・・搭乗シス
テム、34・・・搭乗データ、41・・・預け手荷物デ
ータ、44・・・搭乗者追跡データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06K 19/00 G06K 19/00 Q (72)発明者 松山 英樹 東京都品川区南大井六丁目26番2号 株 式会社日立製作所情報システム統括営業 本部内 (72)発明者 西添 伸男 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 児山 一裕 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 瀬戸 洋一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 安信 千津子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 小田 耕一 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 全日本空輸株式会社内 (72)発明者 遠藤 都 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 全日本空輸株式会社内 (72)発明者 金子 肇 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 全日本空輸株式会社内 (72)発明者 溝▲邊▼ 史郎 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 全日本空輸株式会社内 (72)発明者 滝澤 信也 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 全日本空輸株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−118428(JP,A) 特開 平9−118427(JP,A) 特開 平6−318277(JP,A) 特開 平5−12311(JP,A) 特開 平7−228336(JP,A) 特開 平6−75978(JP,A) 特開 昭62−273198(JP,A) 特開 平2−14627(JP,A) 特開 昭57−87800(JP,A) 特開 昭62−171090(JP,A) 特開 昭62−257571(JP,A) 特開 昭62−14289(JP,A) 特開 昭63−58571(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G07B 1/00 - 9/02 G07F 17/00 - 17/42 G07F 17/60 - 17/60 124 G06F 17/60 126 G06F 17/60 128 - 176 G06F 17/60 234 G06F 17/60 300 - 342 G06F 17/60 414 G06F 17/60 500 - 19/00 140 G06F 19/00 600 G06K 17/00 - 17/00 560 G06K 19/00 - 19/08 B64F 1/00 - 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード番号、パッセンジャーネームレコー
    ド(PNR)、搭乗データ及び預け手荷物データを記録
    情報として格納するICカードであって、該搭乗データ
    は便名、出発時刻及び出発ゲートを含み、該預け手荷物
    データは預け手荷物に付加するIDタグのタグ番号と同
    一のタグ番号を含むICカードと、該ICカードに記録
    されるカード番号、PNR、搭乗データ及び預け手荷物
    データと同一内容の情報とチェックイン場所及び搭乗改
    札ゲートを含む搭乗者が通過するポイントの通過情報を
    格納する記憶装置と、 該ICカードに非接触で情報の読み書きをするICカー
    ド入出力手段と、該搭乗データを入力する手段と、 ICカード入出力手段を介してICカード上のカード番
    号、PNR及び記録されている搭乗データを読み取り、
    不足する搭乗データを該入力手段からの入力データによ
    って追加して作成した搭乗データをICカードに書き込
    み、該カード番号、PNR、作成した搭乗データ及びチ
    ェックイン場所の通過情報を該記憶装置に書き込むチェ
    ックイン処理手段と、 ICカード入出力手段を介してICカード上のカード番
    号及び搭乗データを読み取り、該搭乗データが妥当であ
    れば該タグ番号を生成してICカードのタグ番号の領域
    と該記憶装置上の対応するタグ番号の領域に書き込む手
    荷物預り処理手段と、 ICカード入出力手段を介してICカードがチェックイ
    ン場所後の通過ポイントを通過するとき入力される通過
    情報を該記憶装置上の対応する通過情報領域に書き込む
    処理手段と、 ICカード入出力手段を介してICカードが搭乗改札ゲ
    ートを通過するときICカード上のカード番号及び搭乗
    データを読み取り、該搭乗データが妥当であれば搭乗改
    札ゲートの通過情報を該記憶装置上の搭乗改札ゲートの
    通過情報領域に書き込む搭乗改札処理手段と、 該記憶装置上の搭乗データ、チェックイン場所通過情報
    及び搭乗改札ゲート通過情報を検索して搭乗締切時刻が
    迫っている搭乗データであってチェックイン場所通過情
    報があり搭乗改札ゲート通過情報のないICカード情報
    を抽出する処理手段とを有することを特徴とする空港内
    総合ICカードシステム。
  2. 【請求項2】ICカード入出力手段を介してICカード
    上の該出発ゲートの情報を読み取り、該ICカードを検
    出する位置から該出発ゲートまでの経路を示す案内情報
    を表示する搭乗案内処理手段をさらに有することを特徴
    とする請求項1記載の空港内総合ICカードシステム。
  3. 【請求項3】預け手荷物に付加されるIDタグ上のタグ
    番号を読み取るタグ入力手段と、ICカード入力手段を
    介してICカード上の該タグ番号を入力し該タグ入力手
    段を介して該タグ番号を入力し、両タグ番号が一致した
    とき預け手荷物の引渡しを許可する処理手段とをさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の空港内総合IC
    カードシステム。
  4. 【請求項4】該記憶装置上の搭乗データ、チェックイン
    場所通過情報、預け手荷物データ及び搭乗改札ゲート通
    過情報を検索してほぼ搭乗締切時刻の搭乗データであっ
    てチェックイン場所通過情報及び預け手荷物データがあ
    り搭乗改札ゲート通過情報のないICカード情報を抽出
    する処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    記載の空港内総合ICカードシステム。
  5. 【請求項5】カード番号、パッセンジャーネームレコー
    ド(PNR)、搭乗データ及び預け手荷物データを記録
    情報として格納するICカードであって、該搭乗データ
    は便名、出発時刻及び出発ゲートを含み該預け手荷物デ
    ータは預け手荷物に付加するIDタグのタグ番号と同一
    のタグ番号を含むICカードと、 該ICカードに非接触で情報の読み書きをするICカー
    ド入出力手段と、搭乗者の顔写真を撮影するカメラと手
    荷物のX線写真を撮影するX線写真装置と、 ICカード入出力手段を介してICカードが検査ゲート
    を通過するとき入力されるPNR、搭乗データ及び預け
    手荷物データと、該カメラが撮影する顔写真及びX線写
    真装置が撮影する手荷物のX線写真とを対応づけて記憶
    装置に保存する処理部とを有することを特徴とするIC
    カードシステム。
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