JP3317111B2 - 手荷物自動処理装置 - Google Patents

手荷物自動処理装置

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JP3317111B2
JP3317111B2 JP30070995A JP30070995A JP3317111B2 JP 3317111 B2 JP3317111 B2 JP 3317111B2 JP 30070995 A JP30070995 A JP 30070995A JP 30070995 A JP30070995 A JP 30070995A JP 3317111 B2 JP3317111 B2 JP 3317111B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗り物の乗客手荷
物の自動受入処理を行う手荷物自動処理装置に関し、さ
らに詳細には、乗客が予約時に申告した手荷物について
の情報に基づいて手荷物の受付や仕分け等を自動的に行
う手荷物自動処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旅客航空においては、座席へ持ち込むと
邪魔になるような手荷物を持参する搭乗者のため、機内
に客室の他に手荷物収納庫を設けている。このため搭乗
者は空港でのチェックインの際に手荷物を預け、その後
手荷物は搭乗者から離れて搭乗する飛行機への積載作業
が行われることとなる。ところで空港は通常複数の発着
ホームを備え各ホームでは立て続けに飛行機の発着が行
われる。一方、出発便に搭乗しようとする乗客は出発時
刻に対しかなりの余裕をもって空港に来場する。このた
め空港内には、出発客だけでも、さまざまな出発便に搭
乗しようとする多数の乗客が入り乱れており、乗客の手
荷物も同様である。
【0003】従来、このような空港手荷物の積載する便
ごとの仕分けは、例えば特開平2−265813号公報
に記載されているシステムによりなされている。同号公
報に記載された空港手荷物仕分けシステムは、概略、図
5に示すように、図中反時計回りに循環するループ状の
搬送コンベア60を中心に、複数の投入部70A〜70
Dと、複数の選別部80A〜80Nとを設けたものであ
る。
【0004】そして、各投入部70A〜70Dには、乗
客が搭乗手続をして手荷物を預けるチェックインデスク
71A〜71Dと、手荷物を受け入れる受入コンベア7
2A〜72Dと、受け入れられた手荷物を搬送コンベア
60に投入する投入コンベア73A〜73Dとが設けら
れている。チェックインデスク71A〜71Dは、各投
入部70A〜70Dにそれぞれ複数個設けられている。
選別部80A〜80Nは、各々が出発便に対応し、該当
する便に積載する手荷物を選別して搬送コンベア60か
ら取り出し、飛行機への運搬車に移載する部分である。
【0005】このシステムでは、空港に来場した乗客
は、搭乗しようとする便にかかわらずいずれの投入部7
0A〜70Dのいずれのチェックインデスク71A〜7
1Dでも搭乗手続をすることができる。各チェックイン
デスク71A〜71Dには、オペレータが配置されてい
る。オペレータは、乗客の申告又は持参された航空券の
記載内容に基づき、備え付けのコンピュータ端末を操作
して手荷物番号や積載する便を入力し、そして乗客の手
荷物にタグを付して受入コンベア72A〜72Dに載せ
る作業を行う。受入コンベア72A〜72Dに載せられ
た手荷物は、投入コンベア73A〜73Dを経由して搬
送コンベア60に投入され、搬送コンベア60の循環と
ともに巡回する。そして、選別部80A〜80Nのうち
積載される便に対応するものに至るとそこで搬送コンベ
ア60からハネ出されて当該便の飛行機への運搬車に移
載される。
【0006】かかるシステムでは、搬送コンベア60を
多重ループにすることにより、循環速度を安全な範囲に
低く抑えつつ処理容量を増大させることができる。ま
た、搬送コンベア60には、出発時刻まで時間がありそ
の便のための選別部が未だ用意されていない手荷物を一
時的に貯蔵するウェイティングサークル61を付設する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は空港の大規模化、複雑化に伴い取り扱うべき手荷物の
量はますます増大している。これに対し上記のシステム
では、搬送コンベア60を多重ループにすれば処理容量
自体は増やすことができるが、それに比例してチェック
インデスク71A〜71Dの個数やオペレータの人数も
増やさなければならない。このため、作業負担や人員コ
ストが非常に大きく、処理容量増大に対する障壁となっ
ていた。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、乗客が自ら操作して手荷物の
預け入れができ、オペレータを配置する必要のない手荷
物自動処理装置を提供して、手荷物仕分けシステムの処
理容量の増大を容易にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る発明は、乗り物に搭乗しようとする乗客
の手荷物を受け入れる手荷物自動処理装置であって、予
め入力された搭乗情報を記憶する予約情報記憶手段と、
手荷物の受付時に入力される情報と前記予約情報記憶手
段に記憶された搭乗情報とを比較する比較手段と、前記
比較手段による比較の結果両情報が照合した場合に搭乗
情報を記録した手荷物タグを発行するタグ発行手段と、
前記手荷物タグが取り付けられた手荷物を受領する手荷
物受領手段とを有し、前記手荷物受領手段は、投入され
た手荷物に取り付けられた手荷物タグを読み取るタグリ
ーダと、投入された手荷物を搬送する駆動操作を行うコ
ンベアコントロール部とを有し、前記コンベアコントロ
ール部は、前記タグリーダが読み取った情報により、投
入された手荷物が乗客のものであることが確認された場
合にその手荷物を搬送させることを特徴とする。
【0010】この手荷物自動処理装置によれば、乗客が
搭乗の予約をした際に搭乗情報が予約情報記憶手段に記
憶され、その記憶内容には手荷物に関する情報も含まれ
ている。乗客が来場して手荷物の受付のために情報を入
力すると、その入力した情報は比較手段により、予約情
報記憶手段に記憶された搭乗情報と比較され予約の照合
がなされる。その結果照合がとれた場合には、タグ発行
手段により手荷物タグが発行される。その手荷物タグに
は、搭乗情報が記録されている。乗客が手荷物に手荷物
タグを取り付けて手荷物受領手段に載置すると、手荷物
受領手段により受領される。すなわち、その手荷物の手
荷物タグがタグリーダにより読み取られる。その結果、
その手荷物が乗客のものであることが確認された場合に
は、その手荷物はコンベアコントロール部の駆動操作に
より搬送される。
【0011】この手荷物自動処理装置は、手荷物の便ご
との仕分けを行う選別装置と連結して使用することがで
きる。その場合、この手荷物自動処理装置で無人で受領
された手荷物には、搭乗情報を記録した手荷物タグが取
り付けられているので、選別装置での便ごとの仕分けが
容易にできる。また、ここでいうタグ発行手段は、手荷
物タグの発行だけでなく、乗客が搭乗中携帯する搭乗券
の発行を行う搭乗券発行手段としての役割を兼ねてもよ
い。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1の手荷物
自動処理装置であって、手荷物の受付時に乗客持参の記
録媒体に記録された情報を読み取る読取手段を有し、前
記比較手段は、前記読取手段が読み取った情報と前記予
約情報記憶手段に記憶された搭乗情報とを比較すること
を特徴とする。
【0013】この手荷物自動処理装置では、例えばIC
カードのような記録媒体を乗客が持参すると、読取手段
がこれに記録された情報を読み取ることにより、来場し
た乗客の情報が入力される。従って比較手段は、読取手
段が読み取った情報と予約情報記憶手段に記憶された搭
乗情報とを比較して予約の照合を行う。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2の手荷物自動処理装置において、前記手荷物受領手
段での手荷物の受領を禁止可能な禁止手段と、通常時は
前記禁止手段に手荷物の受領を禁止させ、前記タグ発行
手段により手荷物タグが発行されたときに前記禁止手段
に禁止を解除させる制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0015】この手荷物自動処理装置では、通常時は制
御手段が禁止手段により手荷物受領手段での手荷物の受
領を禁止している。乗客手荷物でない物や手荷物タグが
取り付けられていない手荷物が手荷物受領手段に投入さ
れてしまうのを防ぐためである。そして、タグ発行手段
による手荷物タグの発行がなされると、制御手段が禁止
手段による禁止を解除させるので、手荷物タグを取り付
けた手荷物の手荷物受領手段での受領が可能となる。こ
こで禁止手段としては、手荷物受領手段の入口部分を閉
鎖する扉やシャッターのようなものが考えられる。ま
た、手荷物受領手段への物品の投入禁止のメッセージ表
示も考えられる。
【0016】さらに、この手荷物自動処理装置の手荷物
受領手段は、タグリーダが読み取った情報に基づいてそ
の乗客の手荷物の受領が完了したか否かを判断する完了
判断手段を備え、前記制御手段は、この完了判断手段に
より受領が完了したと判断されたときに前記禁止手段に
再び受領を禁止させるようにしてもよい。
【0017】この場合には、手荷物受領手段に手荷物が
投入されると、タグリーダがその手荷物に取り付けられ
た手荷物タグを読み取り、その情報を完了判断手段に提
供する。そして完了判断手段がこの情報に基づき手荷物
の受領が完了したと判断すると、制御手段が禁止手段に
再び受領を禁止させ、以後、次の乗客がくるまで手荷物
受領手段への物の投入が防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を空港で使用する手
荷物自動処理装置として具体化した実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0019】図1に、本実施の形態に係る手荷物自動処
理装置の外観図を示す。この手荷物自動処理装置は、オ
ートチェックインカウンタ部2と手荷物投入部4とに大
別され、これらは隣合わせに配置されている。オートチ
ェックインカウンタ部2は、空港に来場した乗客31A
の受付をするものであり、手荷物投入部4は、オートチ
ェックインカウンタ部2での受付を済ませ搭乗券及び手
荷物タグ33の交付を受けた乗客31Bが手荷物34を
預け入れるものである。
【0020】オートチェックインカウンタ部2には、乗
客31Aが持参したICカードを挿入するカード挿入口
18、乗客31Aに操作の指示等を行う画面19、乗客
31Aに交付する搭乗券や手荷物タグ33を排出する出
札口20が設けられている。また、画面19の表面はタ
ッチパネルで構成されており、乗客31Aが操作のため
の種々の情報を入力できるようになっている。
【0021】手荷物投入部4には、前面には開閉ゲート
21と指示画面38とが設けられ、開閉ゲート21の内
部に載置台22と検知機23とが設けられている。検知
機23は、載置台22に載置された手荷物34の大きさ
を検知するとともに手荷物34に取り付けられた手荷物
タグ33を読み取る機能を有している。また、載置台2
2は、載置された手荷物34の重さを検知する機能を有
している。そして、この手荷物投入部4の内部下面には
搬送コンベア35が設けられており、この搬送コンベア
35は、後述するセキュリティチェックゲート(荷物)
11まで続いている。そして、オートチェックインカウ
ンタ部2と手荷物投入部4とのそれぞれ上部に乗客31
A、Bの本人確認のための監視カメラ36、37が設け
られている。
【0022】この手荷物自動処理装置の制御系のブロッ
ク構成を図2に示す。手荷物自動処理装置には、オート
チェックインカウンタ部2と手荷物投入部4とにそれぞ
れ、制御処理のためのCPU39、40が備えられてい
る。
【0023】オートチェックインカウンタ部2には、後
述する航空会社ホスト3に接続されたCPU39を中心
に、航空会社ホスト3から提供される予約データを記憶
するデータメモリ41、カード挿入口18に挿入された
ICカードを読み取るカードリーダ42、監視カメラ3
6、操作パネル19a、画面19、搭乗券発行機43、
タグ発行機44が設けられている。なお、操作パネル1
9aは前記のように、画面19の表面のタッチパネルと
して構成されている。また、搭乗券発行機43で発行さ
れた搭乗券及びタグ発行機44で発行された手荷物タグ
33は、いずれも出札口20から排出され乗客31Aに
交付されるようになっている。
【0024】手荷物投入部4には、CPU40を中心
に、投入された手荷物34の手荷物タグ33を読み取る
タグリーダ45、手荷物34の大きさや重さを検知する
センサ群46、監視カメラ37、開閉ゲート21の開閉
操作を行うゲートコントロール部47、搬送コンベア3
5の駆動操作を行うコンベアコントロール部48、そし
て画面38が設けられている。なお、センサ群46のう
ちサイズセンサは、タグリーダ45とともに検知機23
に内蔵されている。センサ群46のうち重量センサは、
載置台22に設けられている。
【0025】続いて、手荷物自動処理装置の作用を説明
する。この手荷物自動処理装置は、個人の識別番号が記
録されたICカードを所持する利用者が搭乗の予約を
し、そしてその予約をした利用者が自己のICカードを
持参して空港に来場し、受付処理を行うものである。そ
の予約により、搭乗する便の情報の他、ICカードの番
号が予約情報として航空会社ホスト3を介して手荷物自
動処理装置に伝送され、データメモリ41に記憶され
る。
【0026】予約をして空港に来場した利用者、即ち乗
客は、最初に、手荷物自動処理装置のオートチェックイ
ンカウンタ部2で受付処理を行い、そして手荷物投入部
4で手荷物を投入する。このときの処理フローを図3に
より説明する。乗客31Aが持参したICカードをカー
ド挿入口18に挿入すると、そのICカードはカードリ
ーダ42に引き込まれ、そしてカードリーダ42により
ICカードの識別番号が読み取られる(S1)。読み取
られた識別番号はCPU39に伝送される。CPU39
はこの識別番号に基づいてデータメモリ41を検索し
(S2)、該当する予約データがあるかないかを判断す
る(S3)。なおこのとき、監視カメラ36で乗客31
Aの確認をも行う。
【0027】該当する予約データがない場合には(S
3:No)、ICカードを返却し(S4)、処理は終了
する。この場合その乗客31Aは予約客ではないので、
他の有人のチェックインカウンタで改めて受付をするこ
とになる。
【0028】該当する予約データがある場合には(S
3:Yes)、画面19に予約の内容が表示される。従
って乗客31Aは、画面19を見てその内容を確認する
ことができる。そして画面19が手荷物の数等を入力す
るモードに変更され、乗客31Aは画面上の指示に従い
手荷物の個数等を入力する(S5)。この入力は、乗客
31Aが画面19を指で直接押すことにより行う。なお
乗客31Aは、搭乗の予約をする際に手荷物の個数を申
告することもできるが、その申告をした場合でもS5で
個数を変更することができる。また、乗客31Aに対す
る操作指示は、画面上の表示の他、音声による指示手段
を設けこれで行うようにしてもよい。
【0029】手荷物の個数等の入力が終了すると、搭乗
券発行機43が搭乗券を発行し、タグ発行機44が手荷
物タグ33を発行する(S6)。発行される手荷物タグ
33の枚数は、S5で入力された個数と同数である。こ
の搭乗券及び手荷物タグ33は、出札口20を通して装
置外へ排出され、乗客31Aに交付される。各手荷物タ
グ33には、識別番号が付されており、乗客31AのI
Cカード番号との相互検索が可能なようになっている。
また搭乗券は、乗客31AのICカード番号と照合可能
なようになっている。
【0030】またこのとき、手荷物タグ33の発行枚数
及び識別番号がCPU39からCPU40に伝送され
る。また、データメモリ41に記録された予約データの
うち当該乗客31Aに関するものが消去される。そして
乗客31AにICカードが返却されると(S7)、オー
トチェックインカウンタ部2での処理は終了し、乗客は
隣の手荷物投入部4に移動する。なお、S5で入力した
手荷物数がゼロである場合には受付処理はこれで終了
し、乗客は搭乗券を携帯して後述するセキュリティチェ
ックゲート(人)8へ向かうこととなる。また、S7ま
での処理が終了すると、オートチェックインカウンタ部
2は、手荷物投入部4が続くS9以後の処理を行うのと
並行して、次の乗客のための処理を行うことができる。
【0031】手荷物のある乗客が手荷物投入部4に移動
すると、監視カメラ37により監視した上でゲートコン
トロール部47により開閉ゲート21が開かれる(S
8)。開閉ゲート21は、通常時は閉じられており、乗
客手荷物でない物品がみだりに投入されないようにして
いる。開閉ゲート21が開くと、CPU40により、手
荷物の投入が完了したか否かが判断される(S9)。こ
の判断は、CPU39から伝送された手荷物タグ33の
発行枚数と、既に投入された手荷物の個数とを比較する
ことによりなされる。即ち、既に投入された手荷物の個
数が手荷物タグ33の発行枚数に達していないときには
Noと判断され、投入された手荷物の個数が手荷物タグ
33の発行枚数に達するとYesと判断される。
【0032】この時点ではまだ手荷物が投入されていな
いのでNoと判断され、S10以下の処理が行われる。
まず乗客31Bにより手荷物34に手荷物タグ33が取
り付けられ、そしてその手荷物34が投入される。即ち
開閉ゲート21の内側の載置台22に載置される(S1
0)。すると、検知機23に内蔵されたサイズセンサと
載置台22に内蔵された重量センサとにより、手荷物3
4が所定の寸法制限及び重量制限を満たしているか否か
が判断される(S11)。制限を満たしている場合には
(S11:Yes)、検知機23に内蔵されたタグリー
ダ45により手荷物タグ33の識別番号が読み取られ、
CPU39から伝送された識別番号と照合される(S1
2)。これにより、投入された手荷物34が確かにその
乗客31Bのものであることが確認される。この確認が
なされると、コンベアコントロール部48により搬送コ
ンベア35が駆動され(S13)、その手荷物34はセ
キュリティチェックゲート(荷物)11に送られる。
【0033】そしてCPU40では、既に投入された手
荷物の個数を1カウントアップし(S16)、S9に戻
って改めて投入完了の判断を行う。投入が完了していな
いときは(S9:No)、残余の手荷物34についてS
10以下S16までの処理を繰り返す。投入が完了した
ら(S9:Yes)、ゲートコントロール部47により
開閉ゲート21を閉じ(S17)、処理は終了する。従
って乗客はその後、手荷物34から開放され、搭乗券を
携帯してセキュリティチェックゲート(人)8へ向か
う。
【0034】S11の判断において、投入された手荷物
34が制限に違反している場合には(S11:No)、
画面38でその旨が乗客31Bに表示され(S14)、
乗客31Bは載置台22からその手荷物34を除去しな
ければならない(S15)。ここで、画面38で単に表
示するだけでなく、音声による警報手段を設けて手荷物
34の除去を促すようにしてもよい。
【0035】次に、手荷物自動処理装置を設置した空港
システムについて、図4を参照して簡単に説明する。こ
の空港システムは、空港ターミナル1の内部に、航空会
社ホスト3、手荷物ハンドリングシステム(以下、「B
HS」という)5、アクセスターミナル7、セキュリテ
ィチェックゲート(乗客)8、搭乗口9、セキュリティ
チェックゲート(手荷物)11、ストレージコンベア1
2、仕分けコンベア13、を有している。そして空港タ
ーミナル1の外部に、旅行代理店30を備えている。
【0036】航空会社ホスト3は、航空会社が自社の運
行する便に関する予約や搭乗者等の情報を管理するため
のホストコンピュータであり、予約情報ファイル15、
搭乗券発行情報ファイル16、搭乗者情報ファイル1
7、を内蔵している。予約情報ファイル15は、旅行代
理店30等により受け付けた予約の内容を記録するファ
イルである。搭乗券発行情報ファイル16は、アクセス
ターミナル7で利用者31に発行した搭乗券に関する情
報を記録するファイルである。搭乗者情報ファイル17
は、搭乗口9を通過した乗客(アクセスターミナル7を
通過した利用者31をいう)や仕分けコンベア13を通
過した手荷物に関する情報を記録するファイルである。
この航空会社ホスト3は、実際にはその空港に乗り入れ
ている航空会社がそれぞれ各別に有している。
【0037】BHS5は、利用者31が持ち込んだ手荷
物の飛行機積載までのハンドリング管理を行うためのホ
ストコンピュータであり、手荷物に関する情報が記憶さ
れるようになっている。このBHS5は、空港が所有す
るシステムであり各航空会社はこれを共用することにな
っている。アクセスターミナル7、セキュリテイチェッ
クゲート8、搭乗口9、セキュリテイチェックゲート1
1、ストレージコンベア12、仕分けコンベア13も同
様である。
【0038】アクセスターミナル7は、空港に到着した
利用者31のための受付部である。さきに説明した手荷
物自動処理装置は、このアクセスターミナル7に設置さ
れている。このアクセスターミナル7は、利用者31を
早期に手荷物から開放するため、空港ビルのメインフロ
ア(セキュリティチェックゲート8や搭乗口9が設けら
れている、またバスやタクシーの発着場と同一フロアと
されている)の他、駐車場フロアや付設の鉄道駅等にも
設けられ、それぞれに複数の手荷物自動処理装置が設置
されている。また、乗客に発行した搭乗券や受け取った
手荷物に関する情報は該当する航空会社ホスト3に報告
されるようになっており、航空会社ホスト3ではこれを
搭乗券発行情報ファイル16に記録するようになってい
る。
【0039】セキュリティチェックゲート8は、乗客の
安全チェックを行う施設である。即ち、乗客が危険物そ
の他機内持込み禁制品を所持していないかの検査を行う
場所である。そしてそれだけでなく、手荷物の安全チェ
ックの結果のその持ち主である乗客への表示や、乗客が
安全チェックを終了した旨のBHS5への報告等をも行
うようになっている。
【0040】搭乗口9は、セキュリティチェックゲート
8を通過した乗客が飛行機32に実際に搭乗するための
ゲートであり、飛行機32の発着ホームごとに設けられ
ている。ここでは、乗客の通過があった場合にその旨を
航空会社ホスト3へ報告するようになっている。なお、
図4には示していないが、国際線用の発着ホームの場合
には、セキュリティチェックゲート8と搭乗口9との間
に出国検査場が設けられる。
【0041】セキュリティチェックゲート11は、アク
セスターミナル7で乗客の手を離れた手荷物の安全チェ
ックを行う施設である。即ち、手荷物に危険物その他機
内持込み禁制品が含まれていないかの検査を行う場所で
ある。この場所とアクセスターミナル7とは、搬送コン
ベア35で結ばれており、手荷物自動処理装置の手荷物
投入部4で受け付けた手荷物が自動的に搬送されるよう
になっている。また、ここでの安全チェックの結果は、
即座にBHS5に伝達され記憶されるようになってい
る。
【0042】ストレージコンベア12は、セキュリティ
チェックゲート11での安全チェックに合格した手荷物
を一時的に貯蔵するコンベアである。このストレージコ
ンベア12は、貯蔵している手荷物のうち、セキュリテ
ィチェックゲート8を通過した乗客の所有に係るものを
続く仕分けコンベア13へ振り出す機能を有している。
そして仕分けコンベア13は、手荷物を積載される便ご
とに分別するコンベアである。この仕分けコンベア13
では、出発時刻まで所定時間以内となった便の手荷物
を、当該便の飛行機32へ向けて送りだすようになって
いる。かかるストレージコンベア12及び仕分けコンベ
ア13は、BHS5から指令を受けるとともに、BHS
5に対し手荷物の現在位置の情報を伝送するようになっ
ている。
【0043】空港ターミナル1の外部の旅行代理店30
は、利用者31から予約を受ける窓口であり、その予約
内容を航空会社ホスト3に伝送する機能を有している。
そして航空会社ホスト3はその内容を予約情報ファイル
15に記録するようになっており、さらにその内容は、
アクセスターミナル7の各手荷物自動処理装置にも伝達
され、オートチェックインカウンタ部2のデータメモリ
41に記録されるようになっている。
【0044】このシステムでは、ICカードを所有する
利用者31が旅行代理店30を介して搭乗しようとする
便の予約をすると、その予約情報は航空会社ホスト3に
伝送され予約情報ファイル15に記録される。この予約
情報には、ICカードの識別番号が含まれており、また
手荷物に関する情報(個数等)を含めることができる。
そして、その利用者即ち乗客31は、空港に来場したら
アクセスターミナル7の手荷物自動処理装置で受付を行
う。即ちオートチェックインカウンタ部2で、持参した
ICカードと予約情報ファイル15から伝送されている
予約データとの照合がなされ、それに基づき搭乗券、手
荷物タグが発行される。手荷物タグを手荷物に取り付け
て手荷物投入部4に投入すると、乗客31は手荷物から
開放される。
【0045】その手荷物は、搬送コンベア35によりセ
キュリティチェックゲート11に送られ、安全チェック
を受ける。安全チェックに合格した手荷物はストレージ
コンベア12に貯蔵され、不合格となった手荷物は保留
される。
【0046】アクセスターミナル7での受付が済んだ乗
客31は、セキュリティチェックゲート8で安全チェッ
クを受ける。このとき、その乗客31の手荷物であって
セキュリティチェックゲート11での安全チェックに合
格しなかったものがある場合には、その旨と手荷物番号
がその乗客31に示され、乗客31は不合格解消の処理
を行う。ここで、手荷物自動処理装置で手荷物に検索可
能な識別番号を付与した手荷物タグを取り付けて投入さ
せており、また、搭乗券や手荷物タグの番号が航空会社
ホスト3の搭乗券発行情報ファイル16からBHS5に
伝達されているので、安全チェックに合格しなかった手
荷物の持ち主である乗客31がセキュリティチェックゲ
ート8に来た際に効率よく、不合格の伝達及び解消をす
ることができる。
【0047】不合格が解消した手荷物は、仕分けコンベ
ア13に載せられる。また、セキュリティチェックゲー
ト11での安全チェックに合格してストレージコンベア
12に貯蔵されている手荷物は、その持ち主である乗客
31がセキュリティチェックゲート8を通過すると仕分
けコンベア13に移載される。仕分けコンベア13で
は、出発時刻までの残り時間が所定値(例えば60分)
以下となった手荷物を搭載される便ごとに仕分けしてそ
の便の飛行機32への運搬車に載せる。このとき、手荷
物自動処理装置で検索可能な識別番号を付与した手荷物
タグを取り付けたので、仕分けコンベア13での仕分け
は無人で容易に行うことができる。仕分けられた手荷物
は、飛行機32の手荷物収納庫に積載される。この手荷
物の流れは、常にBHS5に伝送され、BHS5は手荷
物の現在位置を掌握している。
【0048】そして乗客31が搭乗口9を経て飛行機3
2に搭乗すると、その旨が航空会社ホスト3の搭乗者情
報ファイル17で確認される。すべての乗客の搭乗及び
手荷物の積載が完了すると、飛行機32は出発可能とな
る。
【0049】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る手荷物自動処理装置では、オートチェックインカ
ウンタ部2のデータメモリ41に予約データを記憶する
こととし、乗客のICカード番号をカードリーダで読み
取って予約データの検索を行うようにしたので、ICカ
ード番号を申告して予約した利用者がそのICカードを
持参して来場すれば、速やかに予約及び本人確認をして
搭乗券と必要な手荷物タグとを発行することができる。
【0050】そして、手荷物タグには検索可能な識別番
号が付与されており、乗客の手荷物にこの手荷物タグを
取り付けさせて手荷物投入部4で受け入れるようにした
ので、後段での安全チェックの結果の持ち主である乗客
への通知や、手荷物の便ごとの仕分けが容易に効率よく
可能である。
【0051】また、手荷物投入部4では、通常時は開閉
ゲート8を閉じており、乗客がオートチェックインカウ
ンタ部2での処理を終了すると開閉ゲート8を開き、手
荷物の受け入れを終了すると再び開閉ゲート8を閉じる
ようにしたので、乗客手荷物でない物がみだりに投入さ
れることが防止されている。また、手荷物投入部4に
は、投入された手荷物のタグを読み取るタグリーダや手
荷物のサイズ、重量を検知するセンサ群を設けたので、
当該乗客の手荷物であってサイズ、重量の制限を満たし
ているもののみを受け付けることができる。
【0052】そして、手荷物投入部4とセキュリティチ
ェックゲート(手荷物)11とを搬送コンベア35で結
んだので、手荷物投入部4で受け入れた手荷物は自動的
にセキュリティチェックゲート(手荷物)11に送ら
れ、乗客は手荷物から開放される。また、かかる手荷物
自動処理装置を空港内の各要所(メインフロア、バス発
着場、鉄道駅等)に設けられたアクセスターミナル7に
設置したので、空港に来場した乗客は速やかに受付をし
て手荷物から開放されることができる。
【0053】また、オートチェックインカウンタ部2と
手荷物投入部4とにそれぞれCPU39、40を設けた
ので、オートチェックインカウンタ部2での処理を終え
た乗客が続く手荷物投入部4で処理をしているときで
も、オートチェックインカウンタ部2で次の乗客の受付
をすることができる。
【0054】以上実施の形態について説明したが、本発
明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更ができる
ことはいうまでもない。例えば前記実施の形態では、利
用者は識別番号を記録したICカードにより、予約や受
付をすることとしたが、ICカードの代わりに磁気カー
ドや光記録カードを用いることとしてもよい。またこれ
らのカードは、空港システム専用のものとする必要はな
く、銀行や信販会社等のカードと共用してもよい。ま
た、オートチェックインカウンタ部2で、予約して来場
した利用者だけでなく予約なしで来場した利用者の受付
もできるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明は、乗客が自ら操作して手荷物の
預け入れができ、オペレータを配置する必要のない手荷
物自動処理装置を提供することができ、手荷物仕分けシ
ステムの処理容量を容易に増大することができるもので
ある。特に、乗客の手荷物でないものの受付を防止し、
乗客の手荷物のみを受け付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手荷物自動処理装置の外観を示す図である。
【図2】手荷物自動処理装置の制御系のブロック構成を
示す図である。
【図3】手荷物自動処理装置での受付処理の手順を説明
するフローチャートである。
【図4】手荷物自動処理装置を用いた空港システムの概
念図である。
【図5】従来技術に係る手荷物の受付処理を説明する図
である。
【符号の説明】
2 オートチェックインカウンタ部 4 手荷物投入部 21 開閉ゲート 34 乗客手荷物 39 CPU 41 データメモリ 42 カードリーダ 44 タグ発行機 47 ゲートコントロール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り物に搭乗しようとする乗客の手荷物
    を受け入れる手荷物自動処理装置において、 予め入力された搭乗情報を記憶する予約情報記憶手段
    と、 手荷物の受付時に入力される情報と前記予約情報記憶手
    段に記憶された搭乗情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果両情報が照合した場合に
    搭乗情報を記録した手荷物タグを発行するタグ発行手段
    と、 前記手荷物タグが取り付けられた手荷物を受領する手荷
    物受領手段とを有し、 前記手荷物受領手段は、 投入された手荷物に取り付けられた手荷物タグを読み取
    るタグリーダと、 投入された手荷物を搬送する駆動操作を行うコンベアコ
    ントロール部とを有し、 前記コンベアコントロール部は、前記タグリーダが読み
    取った情報により、投入された手荷物が乗客のものであ
    ることが確認された場合にその手荷物を搬送させ ること
    を特徴とする手荷物自動処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する手荷物自動処理装置
    において、 手荷物の受付時に乗客持参の記録媒体に記録された情報
    を読み取る読取手段を有し、 前記比較手段は、前記読取手段が読み取った情報と前記
    予約情報記憶手段に記憶された搭乗情報とを比較するこ
    とを特徴とする手荷物自動処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載する手荷物
    自動処理装置において、 前記手荷物受領手段での手荷物の受領を禁止可能な禁止
    手段と、 通常時は前記禁止手段に手荷物の受領を禁止させ、前記
    タグ発行手段により手荷物タグが発行されたときに前記
    禁止手段に禁止を解除させる制御手段とを有することを
    特徴とする手荷物自動処理装置。
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