JP4105484B2 - 券類処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、券類処理装置、及び改札システムに係り、特に、無線通信により券類に記憶された券類情報に基づいて精算処理及び改札処理を行う券類処理装置及び改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線カードとの間で無線通信を行うことにより精算処理及び改札処理を行う改札システムが実用化されている。このような改札システムに用いられる無線カードは、定期券として利用する際に必要な定期券情報、例えば利用区間、有効期限、利用者の氏名、住所、などに関する情報のほかに、プリペイドカードとして利用する際に必要なプリペイド情報、例えば金額(残額)などに関する情報を記憶したメモリ部を備えている。
【0003】
このような無線カードを用いて改札システムを利用する場合、定期券情報の利用区間内においては、無線カードを定期券として利用することができる。また、定期券情報の利用区間外においては、プリペイド情報の残額が精算金額以上であれば、無線カードをプリペイドカードとして利用することができる。すなわち、、上述したような条件では、別途に乗車券や精算券などの券類を購入することなく、そのまま無線カードを用いて改札機を利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような無線カードを定期券として利用する場合には、定期券情報として記憶された利用者のみが利用可能であり、他人が利用することはできない。また、無線カードをプリペイドカードとして利用する場合、他人に貸与することができるが、この場合には、そのまま改札機を利用することはできない。つまり、プリペイド情報の残額を利用して別途に乗車券などの券類を購入する必要があり、この券類を用いて改札機を利用することになる。
【0005】
このため、このような改札システムでは、無線カードの利便性が十分に生かされず、利用者に対するサービス性が損なわれるだけでなく、改札効率を著しく低下させるおそれがある。
【0006】
そこで、この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、利用者に対するサービス性を向上することができるとともに、改札効率の低下を防止することが可能な券類処理装置、及び、改札システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の様態による券類処理装置は、
定期券情報及び金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
券類情報に含まれる定期券情報に基づいた精算処理を制限する制限情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段によって入力された制限情報を無線通信により券類に記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
この発明の第2の様態による券類処理装置は、
券類に記憶された定期券情報及び金額情報を含む券類情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券情報に基づいた精算処理を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、初乗り金額相当分を金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明の第3の様態による券類処理装置は、
券類に記憶された入場記録情報、定期券情報、及び金額情報を含む券類情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券情報に基づいた精算処理を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、入場記録情報に基づいた精算金額を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された精算金額相当分を金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
この発明の第4の様態による改札システムは、
定期券情報及び金額情報を含む券類情報を記憶した券類により改札処理を行う改札システムにおいて、
券類情報に含まれる定期券情報に基づいた精算処理を制限する制限情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段によって入力された制限情報を無線通信により券類に記録する記録手段と、
券類に記憶された券類情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた券類情報に、制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、初乗り金額相当分を金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の券類処理装置、及び、改札システムの一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1に示すように、改札システム1は、ホストコンピュータ10と、券類処理装置とによって構成されている。すなわち、ホストコンピュータ10は、通信回線20を介して券類処理装置として、磁気式及び無線式の券類を処理する改札機100、券売機200、精算機300などに接続されている。
【0013】
なお、磁気式の券類としては、普通乗車券、入場券、回数券、特急券、定期券、プリペイドカードなどがあり、無線式の券類としては、定期券、プリペイドカード、及び定期券とプリペイドカードとの両方の機能を兼ね備えた無線カードがある。
【0014】
ホストコンピュータ10は、改札システム全体を制御するCPU11を有している。このCPU11には、ホストコンピュータ10を制御するための制御データなどを記憶しているメモリ部12、システムの状態やホストコンピュータ10の動作状態などを表示する表示部13、種々の情報を入力するためのキーボードなどを有する入力部14、各券類処理装置との間で通信回線20を介してデータの送受信を行う通信制御部15などが接続されている。
【0015】
改札機100は、利用者が所持する(また利用者によって投入された)券類を受け取り、券類に記憶された改札処理に必要な券類情報を読み取り、この券類情報に基づいて改札処理を行う。この改札機100は、例えば普通乗車券、入場券、回数券、特急券、定期券、無線カードなどの券類を処理する。
【0016】
券売機200は、券類を利用する利用者の操作による条件入力を受け付け、対価を受け取ることにより、入力された条件に基づいて所定の券類情報を記憶した券類を発行する。この券売機200は、例えば普通乗車券、入場券、回数券、特急券、定期券、無線カードなどの券類を発行する。
【0017】
また、この券売機200は、利用者によって投入された無線カードを受け取り、受け取った現金の金額を加算するチャージ処理を行う。さらに、この券売機200は、利用者によって投入された無線カードを受け取り、無線カードに対して後述するような所定の制限処理を行う。
【0018】
精算機300は、利用者によって投入された券類を受け取り、券類に記憶された精算処理に必要な券類情報を読み取り、この券類情報に基づいて精算処理を行う。この精算機300は、例えば普通乗車券、回数券、特急券、定期券、無線カードなどの券類を処理する。
【0019】
図2に示すように、無線カードCは、券類情報を記憶したメモリ部Mを備えている。このメモリ部Mは、第1券類情報を記憶した第1エリアM1、第2券類情報を記憶した第2エリアM2、第3券類情報を記憶した第3エリアM3などを有している。
【0020】
第1エリアM1には、定期券として利用する際に必要な定期券情報、例えば利用区間、有効期限、利用者の氏名、住所、性別、年齢などの情報が記憶されている。また、この第1エリアM1には、プリペイドカードとして利用する際に必要なプリペイド情報、例えば金額情報(残額情報)などが記憶されている。
【0021】
第2エリアM2には、無線カードCを用いて精算処理する場合に定期券情報に基づいた精算処理を制限するための制限情報フラグなどが記憶される。この制限情報フラグ「0」は、定期券情報に基づいた精算処理を制限しない場合に相当し、制限情報フラグ「1」は、定期券情報に基づいた精算処理を制限する場合に相当する。
【0022】
第3エリアM3には、制限情報フラグが「1」の場合に制限情報の有効期間に対応した制限期間情報などが記憶される。この制限情報の有効期間は、定期券の有効期限内において、1日単位で設定してもよいし、ある期間を持って設定してもよいし、さらに、特定の曜日、特定の週、特定の月で設定してもよい。
【0023】
次に、上述した無線カードCによる改札処理及び精算処理が可能な改札機100について説明する。
【0024】
すなわち、図3に示すように、改札機100は、券類に記憶された券類情報に基づいて改札処理を行なう改札手段として機能するとともに精算処理を行う精算手段として機能するCPU101を備えている。
【0025】
このCPU101には、メモリ部102が接続されている。このメモリ部102は、CPU101の制御プログラムを記憶しているROM、券類から読み取った券類情報を一時的に記憶するとともに制御プログラムのバッファとして情報を記憶するRAM、入場駅からこの改札機100の設置駅までの改札処理及び精算処理に必要な運賃情報を記憶している運賃メモリなどを備えて構成されている。
【0026】
また、CPU101には、無線カードリーダライタ部104が接続されている。この無線カードリーダライタ部104は、無線カードとの間で無線通信を行う無線通信手段として機能する無線アンテナ105を備えている。すなわち、この無線カードリーダライタ部104は、無線カードCから所定の券類情報を読み取る読取手段として機能するとともに、無線カードCに対して所定の券類情報、例えば入場記録情報や出場記録情報、精算処理後の残額に対応した金額情報などを記録する記録手段として機能する。
【0027】
また、CPU101には、人間検知センサ117からの入力信号を検知する通過検知回路118、ドア機構119の駆動を制御するドア制御回路120、表示部121の表示を制御する表示制御回路122、通信制御部126などが接続されている。
【0028】
人間検知センサ117は、改札通路を通過する通行人すなわち券類の利用者を検知するために必要な検知信号を出力する。通過検知回路118は、人間検知センサ117から出力された検知信号を処理して利用者の通過状態を検出する。ドア機構119は、閉じることにより改札通路の通過を妨げる。ドア制御回路120は、改札処理の結果に基づいてドア機構119の開閉駆動を制御する。
【0029】
表示部121は、精算処理が行われたのに基づいて精算結果、すなわち精算金額、精算処理後の残額などを表示する。通信制御部126は、通信回線を介してホストコンピュータ10に接続され、ホストコンピュータ10との間でデータを送受信する。
【0030】
CPU101は、無線カードから読み取った券類情報に基づいて、無線カードが定期券として利用されたと判断した場合、例えば利用区間内から入場及び出場した場合には、利用者の通過可否を判定する改札処理を行う。
【0031】
また、CPU101は、無線カードから読み取った券類情報に含まれる制限情報フラグが「1」であるか「0」であるかを判定する制限判定手段として機能する。そして、このCPU101は、制限情報フラグが「1」であるのに基づいて、制限情報フラグが有効であるか否か、すなわち、処理を行っている日が制限情報の有効期間内に該当するか否かを判定する期間判定手段として機能する。
【0032】
さらに、CPU101は、無線カードから読み取った券類情報に基づいて、無線カードがプリペイドカードとして利用されたと判断した場合に精算金額を算出する算出手段として機能する。そして、CPU101は、無線カードがプリペイドカードとして利用されたと判断した場合、例えば利用区間外から入場した場合には、初乗り金額相当分を金額情報から減額する精算処理を行い、また、利用区間外で出場した場合には、精算金額相当分の金額情報を減額する精算処理を行う。
【0033】
次に、上述したような無線カードCを発行可能な券売機200について説明する。
【0034】
すなわち、図4に示すように、券売機200は、CPU201を備えている。このCPU201には、メモリ部202が接続されている。このメモリ部202には、CPU201の制御プログラムを記憶しているROM、券類から読み取った券類情報を一時的に記憶するとともに制御プログラムのバッファとして情報を記憶するRAM、路線毎及び経路毎に発行可能な券類の発行処理に必要な運賃情報を記憶している運賃メモリなどを備えて構成されている。
【0035】
また、このCPU201には、操作パネル204が接続されている。この操作パネル204は、例えばタッチパネルを備えて構成されており、表示部205、入力部206、利用制限設定部207、制限期間設定部208などを備えている。
【0036】
表示部205は、利用者によって投入された現金、すなわち紙幣及び硬貨の合計投入金額、投入されたプリペイドカードの残額、購入した券類の金額、釣銭の金額、券売機200の動作状態など種々の情報を表示する。また、この表示部205は、投入された現金の投入金額またはプリペイドカードの残額に基づいて、発売可能な路線の区間運賃を点灯表示する複数の口座釦や、乗車券類の購入枚数、大人用乗車券類/小人用乗車券類の区分、乗車券類の券種(普通乗車券/回数券/特急券…)などの条件を指定する条件釦などを備えている。さらに、この表示部205は、無線カードを発行する際及び無線カードに対して所定の制限処理(例えば、後述する利用制限設定処理)を施す際の案内画面を表示する。
【0037】
入力部206は、無線カードを発行するのに必要な第1券類情報の入力を受け付ける。この入力部206を介して入力された第1券類情報は、無線カードCのメモリ部Mにおける第1エリアM1に記憶される。
【0038】
利用制限設定部207は、入力手段及び第1入力手段として機能する。この利用制限設定部207は、無線カードの券類情報に含まれる定期券情報に基づいた精算処理を制限するための第2券類情報の入力を受け付ける。この利用制限設定部207を介して定期券の利用を制限する必要があるとの設定を受け付けた場合には、第2券類情報として無線カードCのメモリ部Mにおける第2エリアM2の制限情報フラグを「1」に設定する。
【0039】
制限期間設定部208は、第2入力手段として機能する。この制限期間設定部208は、定期券の利用を制限する際の有効期間に対応した第3券類情報の入力を受け付ける。この制限期間設定部208を介して有効期間の設定を受け付けた場合には、第3券類情報として無線カードCのメモリ部Mにおける第3エリアM3に制限期間情報が記憶される。
【0040】
さらに、CPU201には、現金処理部210、カード処理部212、発行部214、通信制御部218などが接続されている。通信制御部218は、通信回線を介してホストコンピュータ10に接続され、ホストコンピュータ10との間でデータを送受信する。
【0041】
現金処理部210は、紙幣投入口から投入された紙幣及び硬貨投入口から投入された硬貨の真偽判定や種別判定、合計金額の算出などの処理を行う。また、この現金処理部210は、釣銭を算出して、紙幣排出口から釣銭としての紙幣を排出するとともに硬貨排出口から釣銭としての硬貨を排出する。
【0042】
カード処理部212は、カード口から投入されたプリペイドカードなどのカード類に磁気記録されている情報を読み出すとともにこの投入されたカード類に対して情報を記録する。
【0043】
発行部214は、券類を発行する発行手段として機能し、無線通信により無線カードを発行するための無線カードリーダライタ部215を備えている。この無線カードリーダライタ部215は、無線カードとの間で無線通信を行うための無線アンテナ216を備えている。
【0044】
この発行部214は、入力部206、利用制限設定部207、制限期間設定部208などを介して入力された券類情報に基づいて無線カードを発行する。なお、無線カードリーダライタ部215は、発行済みの無線カードを受け取ってプリペイド情報を読み取ることによって残額を案内したり、受け取った現金に対応してプリペイド情報を加算するチャージ処理を行うことが可能である。また、この発行部214は、磁気式の券類を発行するための磁気ヘッド部、印刷部、パンチ部などを備えてもよい。
【0045】
次に、上述したような無線カードCによる精算処理が可能な精算機300について説明する。
すなわち、図5に示すように、精算機300は、券類に記憶された券類情報に基づいて精算処理を行う精算手段として機能するCPU301を備えている。
【0046】
このCPU301には、メモリ部302が接続されている。このメモリ部302は、CPU301の制御プログラムを記憶しているROM、券類から読み取った券類情報を一時的に記憶するとともに制御プログラムのバッファとして情報を記憶するRAM、入場駅からこの精算機300の設置駅までの精算処理に必要な運賃情報を記憶している運賃メモリなどを備えて構成されている。
【0047】
また、CPU301には、無線カードリーダライタ部304が接続されている。この無線カードリーダライタ部304は、無線カードとの間で無線通信を行う無線通信手段として機能する無線アンテナ305を備えている。すなわち、この無線カードリーダライタ部304は、無線カードCから所定の券類情報を読み取る読取手段として機能するとともに、無線カードCに対して所定の券類情報、例えば入場記録情報や出場記録情報、精算処理後の残額に対応した金額情報などを記録する記録手段として機能する。
【0048】
また、この無線カードリーダライタ部304は、発行済みの無線カードを受け取ってプリペイド情報を読み取ることによって残額を案内したり、受け取った現金に対応してプリペイド情報を加算するチャージ処理を行うことが可能である。
【0049】
さらに、CPU301には、表示部321の表示を制御する表示制御回路322、現金処理部310、カード処理部312、発行部314、通信制御部316などが接続されている。
【0050】
表示部321は、精算処理が行われたのに基づいて精算結果を表示する。すなわち、表示部321は、精算処理に必要な案内画面を表示する。また、この表示部305は、利用者によって投入された現金、すなわち紙幣及び硬貨の投入金額、投入されたプリペイドカードの残額、精算金額、釣銭金額、精算機300の動作状態など種々の情報を表示する。さらに、この表示部305は、精算処理が行われた際に金額情報が更新された旨のメッセージ及び更新された金額情報に対応する残額を表示する。
【0051】
現金処理部310は、紙幣投入口から投入された紙幣及び硬貨投入口から投入された硬貨の真偽判定や種別判定、合計金額の算出などの処理を行う。また、この現金処理部310は、釣銭を算出して、紙幣排出口から釣銭としての紙幣を排出するとともに硬貨排出口から釣銭としての硬貨を排出する。
【0052】
カード処理部312は、カード口から投入されたプリペイドカードなどのカード類に磁気記録されている情報を読み出すとともにこの投入されたカード類に対して情報を書き込む。
発行部314は、発行手段として機能し、精算券を発行する。
通信制御部316は、通信回線を介してホストコンピュータ10に接続され、ホストコンピュータ10との間でデータを送受信する。
【0053】
CPU301は、無線カードから読み取った券類情報に含まれる制限情報フラグが「1」であるか「0」であるかを判定する制限判定手段として機能する。そして、このCPU301は、制限情報フラグが「1」であるのに基づいて、制限情報フラグが有効であるか否か、すなわち、処理を行っている日が制限情報の有効期間内に該当するか否かを判定する期間判定手段として機能する。
【0054】
また、CPU301は、無線カードから読み取った券類情報に基づいて、無線カードがプリペイドカードとして利用されたと判断した場合に精算金額を算出する算出手段として機能する。そして、CPU301は、無線カードがプリペイドカードとして利用されたと判断した場合、精算金額相当分の金額情報を減額する精算処理を行う。
(第1実施例)
次に、第1実施例として、無線カードの定期券機能を制限する利用制限設定処理について説明する。この利用制限設定処理は、上述した改札システム1における券売機200などの無線カードに対して所定情報を記録できる券類処理装置に適用可能である。なお、ここでは、利用制限設定処理を券売機200に適用した場合について説明する。
【0055】
すなわち、図6に示すように、券売機200のCPU201は、操作パネル204の表示部205に無線カードを処理するための案内画面を表示する(ST11)。この案内画面には、「無線カードの定期券機能を制限するための利用制限用画面を表示しますか?」などの旨の案内メッセージを表示する。
【0056】
例えば、この案内画面は、無線カードの発行機能を有した券類処理装置において、発行要求を受け付けた後のタイミングや、無線カードを発行するのに必要な券類情報を設定した後のタイミングで表示してもよい。また、この案内画面は、チャージ機能を有した券類処理装置において、既に発行済みの無線カードを受け取った後のタイミングで表示してもよい。
【0057】
続いて、CPU201は、利用制限要求を受け付けたと判断した場合(ST12、Y)、すなわち、案内画面に表示された上述の案内メッセージに対して「YES」に対応した入力を受け付けた場合には、表示部205に利用制限設定画面を表示する(ST13)。そして、CPU201は、利用制限設定画面において「定期券機能の利用制限を設定しますか?」の旨のメッセージを表示して利用制限設定部207を介した制限情報の入力を受け付ける。
【0058】
続いて、CPU201は、利用制限設定部207を介した「利用制限を設定する」旨の入力を受け付けた場合には(ST14、Y)、入力された情報に基づいて第2券類情報の利用制限フラグを「1」に設定する(ST15)。
【0059】
続いて、CPU201は、利用制限フラグを設定したのに基づいて、表示部205に制限期間設定画面を表示する(ST16)。そして、CPU201は、制限期間設定画面において「定期券機能の利用制限を行う期間を入力してください」の旨のメッセージを表示して制限期間設定部208を介した制限期間情報の入力を受け付ける。
【0060】
続いて、CPU201は、制限期間設定部208を介した制限期間情報の入力を受け付けた場合には(ST17、Y)、入力された情報に基づいて第3券類情報として制限期間情報を設定する(ST18)。
【0061】
続いて、CPU201は、発行部214の無線カードリーダライタ部215を制御して無線カードへの記録処理を行なう(ST19)。この記録処理では、無線アンテナ216を介した無線通信により、利用者により入力された第2券類情報及び第3券類情報をメモリ部MのそれぞれのエリアM2及びM3に記録する。すなわち、無線カードCのメモリ部Mにおける第2エリアM2には、ステップST15において設定された利用制限フラグを第2券類情報として記録し、第3エリアM3には、ステップST18において設定された利用制限情報を第3券類情報として記録する。
【0062】
続いて、CPU201は、無線通信による記録処理が完了したのに基づいて、無線カードを排出し(ST20)、券類処理装置による利用制限設定処理を終了する。
【0063】
この第1実施例による利用制限処理によれば、無線カードによる定期券機能の利用を制限することができる。また、利用を制限する期間を設けることにより、期間に応じて一時的に定期券機能の利用を制限することができる。これにより、無線カードを定期券情報として記憶された利用者とは異なる他人に一時的に貸与することが可能となる。
(第2実施例)
次に、第2実施例として、無線カードによる改札機100での入場時の改札処理方法及び精算処理方法について図7及び図8に示したフローチャートを参照して説明する。なお、この第2実施例では、無線カードCのメモリ部Mには、第1エリアM1に第1券類情報が記憶されているとともに、第2エリアM2及び第3エリアM3にそれぞれ第2券類情報及び第3券類情報が記憶されているものとする。
【0064】
すなわち、図7に示すように、改札機100のCPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードCとの間で無線通信を行う(ST21)。すなわち、CPU101は、無線カードCのメモリ部Mから第1乃至第3券類情報を読み取る。
【0065】
続いて、CPU101は、無線アンテナ105を介して正常に無線通信が行われたか否かを判断する(ST22)。そして、CPU101は、正常に無線通信が行われたと判断したのに基づいて(ST22、Y)、読み取った第2券類情報に基づいて制限情報フラグが「1」であるか否かを判定する(ST23)。
【0066】
例えば、CPU101は、第2券類情報に含まれる制限情報フラグが「0」であると判断した場合には、無線カードにおける定期券機能の利用制限がないと判定する(ST23、N)。また、CPU101は、制限情報フラグが「1」であると判断した場合には、無線カードにおける定期券機能の利用制限があると判定する(ST23、Y)。
【0067】
続いて、CPU101は、制限情報フラグが「0」であったと判定したのに基づいて(ST23、N)、読み取った第1券類情報に基づいて無線カードの利用形態を判定する(ST24)。そして、CPU101は、判定処理の結果、無線カードを定期券として利用しているかプリペイドカードとして利用しているかを判断する(ST25)。
【0068】
例えば、CPU101は、第1券類情報に含まれる定期券情報に基づいて利用区間内の入場であると判断した場合に、無線カードを定期券として利用していると判断する(ST25、Y)。また、CPU101は、第1券類情報に含まれる定期券情報に基づいて利用区間外の入場であると判断した場合に、無線カードをプリペイドカードとして利用していると判断する(ST25、N)。
【0069】
続いて、CPU101は、無線カードを定期券として利用していると判断したのに基づいて(ST25、Y)、読み取った第1券類情報の定期券情報に基づいて通過可否の判定処理を行う(ST26)。すなわち、CPU101は、定期券情報の利用区間及び有効期限に対応した情報に基づいて、利用者の通過を許可するか阻止するかを判定する。
【0070】
続いて、CPU101は、判定処理の結果、通過を許可すると判定したのに基づいて(ST26、Y)、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードと無線通信を行い、無線カードに対して入場記録情報を記録する(ST27)。そして、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を開放し、利用者の通過を許可する。
【0071】
一方、CPU101は、ステップST25において、無線カードをプリペイドカードとして利用していると判断したのに基づいて(ST25、N)、精算処理を行う。
まず、CPU101は、精算金額が不足していないか否かを判断する(ST30)。すなわち、CPU101は、残額すなわち無線カードから読み取った金額情報に相当する金額と、精算処理に必要な初乗り相当金額とを比較する。
【0072】
そして、CPU101は、残額が初乗り相当金額以上の場合には不足していないと判断し(ST30、Y)、残額が初乗り相当金額を下回る場合には不足していると判断する(ST30、N)。
【0073】
そして、CPU101は、残額が不足していないと判断したのに基づいて(ST30、Y)、初乗り相当金額の金額情報を減額する(ST31)。すなわち、CPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線カードと無線通信を行うことにより、減額処理後の残額に対応して無線カードの金額情報を更新する。
【0074】
続いて、CPU101は、減額処理の後、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードと無線通信を行い、無線カードに対して入場記録情報を記録する(ST32)。そして、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を開放し、利用者の通過を許可する。
【0075】
一方、ステップST22において正常に無線通信が行われなかったと判断した場合(ST22、N)、ステップST26において通過を阻止すると判定した場合(ST26、N)、及び、ステップST30において残額が初乗り相当金額を下回ると判断した場合(ST30、N)、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を閉鎖し、利用者の通過を阻止する(ST28)。そして、CPU101は、表示制御回路122を制御して表示部121に通過できない旨のエラー画面を表示する(ST29)。
【0076】
ところで、図8に示すように、ステップST23において、CPU101は、制限情報フラグが「1」であったと判定したのに基づいて(ST23、Y)、読み取った第3券類情報に含まれる制限期間情報に基づいて制限情報フラグが有効であるか否かを判断する(ST41)。すなわち、CPU101は、処理を行っている当日が制限情報の有効期間内に該当するか否かを判断する。
【0077】
そして、CPU101は、制限情報フラグが「1」であっても、無効であると判断した場合(ST41、N)、すなわち処理を行っている当日が有効期間内に該当しないと判断した場合には、ステップST24に戻って利用形態判定処理を行う。
【0078】
また、CPU101は、制限情報フラグ「1」が有効であると判断した場合には(ST41、Y)、残額すなわち無線カードから読み取った金額情報に相当する金額と、精算処理に必要な初乗り相当金額とを比較して不足しているか否かを判断する(ST42)。
【0079】
そして、CPU101は、残額が不足していないと判断したのに基づいて(ST42、Y)、初乗り相当金額の金額情報を減額する(ST43)。すなわち、CPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線カードと無線通信を行うことにより、減額処理後の残額に対応して無線カードの金額情報を更新する。
【0080】
続いて、CPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードと無線通信を行い、無線カードに対して入場記録情報を記録する(ST44)。そして、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を開放し、利用者の通過を許可する。
【0081】
一方、ステップST42において残額が初乗り相当金額を下回ると判断した場合(ST42、N)、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を閉鎖し、利用者の通過を阻止する(ST45)。そして、CPU101は、表示制御回路122を制御して表示部121に通過できない旨のエラー画面を表示して(ST46)、入場時における改札機100での改札処理及び精算処理を終了する。
(第3実施例)
次に、第3実施例として、無線カードによる改札機100及び精算機300での出場時の改札処理方法及び精算処理方法について図9に示したフローチャートを参照して説明する。この第3実施例では、特に改札機100を例にして説明する。
【0082】
なお、この第3実施例では、無線カードCのメモリ部Mには、第1エリアM1、第2エリアM2、及び第3エリアM3に、それぞれ第1券類情報、第2券類情報、及び第3券類情報が記憶されているとともに、入場記録情報が記録されているものとする。また、上述した説明と重複するステップについては、詳細な説明を省略する。
【0083】
すなわち、図9に示すように、改札機100のCPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードCとの間で無線通信を行う(ST51)。すなわち、CPU101は、無線カードCのメモリ部Mから第1乃至第3券類情報及び入場記録情報などの券類情報を読み取る。
【0084】
続いて、CPU101は、無線アンテナ105を介して正常に無線通信が行われたか否かを判断する(ST52)。そして、CPU101は、正常に無線通信が行われたと判断したのに基づいて(ST52、Y)、読み取った第2券類情報に基づいて制限情報フラグが「1」であるか否かを判定する(ST53)。
【0085】
続いて、CPU101は、制限情報フラグが「1」であったと判定したのに基づいて(ST53、Y)、読み取った第3券類情報に含まれる制限期間情報に基づいて制限情報フラグが有効であるか否かを判断する(ST54)。そして、CPU101は、制限情報フラグ「1」が有効であると判断した場合には(ST54、Y)、券類情報に基づいて精算金額を算出する(ST55)。
【0086】
続いて、CPU101は、残額すなわち無線カードから読み取った金額情報に相当する金額と、精算処理に必要な精算金額とを比較して不足しているか否かを判断する(ST56)。そして、CPU101は、残額が不足していないと判断したのに基づいて(ST56、Y)、精算金額の金額情報を減額する(ST57)。
【0087】
続いて、CPU101は、無線カードリーダライタ部104を制御して無線アンテナ105を介して無線カードと無線通信を行い、無線カードに対して出場記録情報を記録する(ST58)。そして、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を開放し、利用者の通過を許可する。
【0088】
一方、ステップST53において制限情報フラグが「0」であったと判定した場合(ST53、N)、及び、ステップST54において制限情報フラグが「1」であっても無効であると判断した場合(ST54、N)、ステップST24に戻って利用形態判定処理を行う。
【0089】
また、ステップST56において残額が精算金額を下回ると判断した場合(ST56、N)、CPU101は、ドア制御回路120を制御してドア機構119により改札通路を閉鎖し、利用者の通過を阻止する(ST59)。そして、CPU101は、表示制御回路122を制御して表示部121に通過できない旨のエラー画面を表示して(ST60)、出場時における改札機100での改札処理及び精算処理を終了する。
【0090】
これら第2実施例及び第3実施例による改札処理及び精算処理によれば、無線カードに定期券機能の利用を制限するためのフラグを設け、フラグが無効な場合には、券類情報に基づいて無線カードの利用形態を判定し、定期券またはプリペイドカードとして利用可能である。
【0091】
また、フラグが有効な場合には、無線カードをプリペイドカードとして利用し、定期券として利用した場合の定期区間や有効期限にかかわらず、入場時に初乗り相当金額を減額処理するとともに出場時に精算金額を減額処理する。このように、フラグが有効なときには無線カードを他人に貸与しても定期券として利用されることはなく、無線カードをプリペイドカードとして利用することになり、改札機を有効的に利用することが可能となる。
【0092】
したがって、無線カードに記憶された利用者のみならず、一時的に無線カードを貸与された他人であっても、無線カードの利便性を享受することができ、複数の利用者に対するサービス性を向上することができる。また、別途に乗車券などの券類を購入する必要がなくなるため、改札効率を向上することができる。
【0093】
なお、この発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形・変更が可能である。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて実施されてもよく、その場合には組み合わせによる効果が得られる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、利用者に対するサービス性を向上することができるとともに、改札効率の低下を防止することが可能な券類処理装置、及び、改札システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る改札システムの構成を概略的に示す図である。
【図2】図2は、図1に示した改札システムに適用可能な無線カードのメモリ部の構成を概略的に示す図である。
【図3】図3は、この発明の券類処理装置の一実施の形態に係る改札機の構成を概略的に示す図である。
【図4】図4は、この発明の券類処理装置の一実施の形態に係る券売機の構成を概略的に示す図である。
【図5】図5は、この発明の券類処理装置の一実施の形態に係る精算機の構成を概略的に示す図である。
【図6】図6は、第1実施例に係る券売機での無線カードの利用制限設定処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、第2実施例に係る改札機による入場時における改札処理及び精算処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、第2実施例に係る改札機による入場時における改札処理及び精算処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】図9は、第2実施例に係る改札機による出場時における改札処理及び精算処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100…改札機
101…CPU(制限判定手段、期間判定手段、精算手段、算出手段)
104…無線カードリーダライタ部(読取手段、記録手段、無線通信手段)
200…券売機
201…CPU
207…利用制限設定部(入力手段;第1入力手段)
208…制限期間設定部(第2入力手段)
215…無線カードリーダライタ部(記録手段、無線通信手段)
300…精算機
301…CPU(制限判定手段、期間判定手段、精算手段、算出手段)
304…無線カードリーダライタ部(読取手段、記録手段、無線通信手段)
C…無線カード(券類)
M…メモリ部

Claims (8)

  1. 定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段によって入力された制限情報を無線通信により記憶させた券類を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  2. 定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報の入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記制限情報の有効期間に対応した制限期間情報の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記第1入力手段及び前記第2入力手段によってそれぞれ入力された制限情報及び制限期間情報を無線通信により記憶させた券類を発行する発行手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  3. 定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    前記券類に記憶された券類情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
    前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、初乗り金額相当分を前記券類の金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  4. 定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    前記券類に記憶された券類情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
    前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、前記券類の処理を行っている当日が制限情報の有効期間内であるか否かを判定する期間判定手段と、
    前記期間判定手段によって制限情報の有効期間内であると判定されたのに基づいて、初乗り金額相当分を前記券類の金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  5. 前記券類に入場記録情報を記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の券類処理装置。
  6. 入場記録情報、定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    前記券類に記憶された券類情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
    前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、前記入場記録情報に基づいた精算金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された精算金額相当分を前記券類の金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  7. 入場記録情報、定期券として利用する際に必要な定期券情報及びプリペイドカードとして利用する際に必要な金額情報を含む券類情報を記憶した券類を処理する券類処理装置において、
    前記券類に記憶された券類情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた券類情報に、定期券の有効期限内に定期券の利用を制限する制限情報が含まれているか否かを判定する制限判定手段と、
    前記制限判定手段によって制限情報が含まれていると判定されたのに基づいて、前記券類の処理を行っている当日が制限情報の有効期間内であるか否かを判定する期間判定手段と、
    前記期間判定手段によって制限情報の有効期間内であると判定されたのに基づいて、前記入場記録情報に基づいた精算金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された精算金額相当分を前記券類の金額情報から減額して精算処理を行う精算手段と、
    を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  8. 前記読取手段は、無線通信により前記券類から券類情報を読み取る無線通信手段を備えたことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の券類処理装置。
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