JPH11144097A - 定期券及びその処理装置 - Google Patents

定期券及びその処理装置

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JPH11144097A
JPH11144097A JP30725297A JP30725297A JPH11144097A JP H11144097 A JPH11144097 A JP H11144097A JP 30725297 A JP30725297 A JP 30725297A JP 30725297 A JP30725297 A JP 30725297A JP H11144097 A JPH11144097 A JP H11144097A
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machine
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JP30725297A
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Kiwa Terajima
喜和 寺島
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Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期券を実際に利用する日のみが有効なもの
として、定期券の経済性向上を図る。 【解決手段】 所定の施設を所定の有効期間内に使用で
きる定期券であって、その定期券の本体に、その有効期
間内における定期券の利用日及び定期券の非利用日を示
すデータを記録する記録部を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非利用日を設定で
きる定期券、及びその定期券を処理するための自動改札
機等の定期券処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、鉄道やバス等の輸送機関
で用いられる定期券、あるいは有料遊園地の所定の施設
で用いられる入園カード(以下、このような定期チケッ
トを含めて「定期券」とし、したがって、本発明で定期
券というときは、このような入園カード等も含んでい
る。なお、以下の説明は、輸送機関で用いられる定期券
を例に説明する。)は、所定の有効乗車区間内で、か
つ、所定の有効期間内であれば、いつでも乗車できるよ
うに運用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定期券は、所定の有効期間内であれば、いつでも使
用できるという便利性を有しているが、近年、週休2日
制が普及してきているので、有効期間内における定期券
の使用率が低くなり、利用者から見ると、結果的に定期
券代が割高になるという欠点があった。
【0004】他方、鉄道会社側から見ると、土,日曜日
等の休日に割引率の大きい定期券で乗車されると収益性
が低下するという問題点を有していた。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、定期券の割高
を解消するとともに、鉄道会社等の定期券運用会社の収
益性を高めることのできる定期券、及びその処理装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る定期券は、
上記目的を達成するために、所定の施設を所定の有効期
間内に使用できる定期券であって、その定期券の本体
に、その有効期間内における定期券の利用日及び定期券
の非利用日を示すデータを記録する記録部を設けたこと
を特徴としている。
【0007】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動改札機であっ
て、前記自動改札機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で、
さらに有効期間内のときに入出場を許可し、非利用日が
抽出されたときは入出場を拒否する制御手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0008】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動改札機であっ
て、前記自動改札機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効期間内の
ときに入場を許可する制御手段と、を有することを特徴
としている。
【0009】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動精算機であっ
て、前記自動精算機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効期間内で
あるときに、その定期券の入場駅から前記自動精算機の
設置駅までの精算料金を算出する算出手段と、算出され
た精算料金を満たす金銭が前記自動精算機に投入された
ときに、精算券を発行する発行手段と、を有することを
特徴としている。
【0010】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動精算機であっ
て、前記自動精算機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で
あり、さらに有効期間内であるときに、所定の精算料金
を前記自動精算機に投入されることを条件に、その抽出
された非利用日を利用日に変更する変更手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0011】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動改札機であっ
て、前記自動改札機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で
あり、さらに有効期間内であるときに、その定期券の入
場駅から前記自動改札機の設置駅までの精算料金を算出
する算出手段と、算出された精算料金を満たすプリペイ
ドカード等のカード類が前記自動改札機に投入されたと
きに、そのカード類からその精算料金を減額処理して出
場を許可する制御手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0012】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動改札機又は自
動精算機であって、前記自動改札機又は前記自動精算機
に投入された定期券に記録されている利用日及び非利用
日のデータを抽出する抽出手段と、非利用日が抽出さ
れ、かつ、前記定期券が有効区間内であり、さらに、有
効期間内であるときに、その定期券の将来の利用日を非
利用日に書換えるとともに、その抽出された非利用日を
利用日に繰上げる繰上手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0013】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動精算機であっ
て、前記自動精算機に投入された定期券に記録されてい
る利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、
抽出された非利用日を前記定期券の将来の利用日を非利
用日に書換えるとともに、その抽出された非利用日を利
用日に書換える書換手段と、を有することを特徴として
いる。
【0014】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が自動更新機であっ
て、前記自動更新機に投入された定期券に記録されてい
る有効区間等のデータを読取る読取手段と、新たな利用
開始日及び利用終了日を設定する設定手段と、設定され
た利用開始日及び利用終了日間における利用日数に対応
した定期券代金を算出する算出手段と、算出された定期
券代金が前記自動更新機に投入されることを条件に投入
された定期券に新たなデータを書込む書込手段と、を有
することを特徴としている。
【0015】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置が定期券発行機であ
って、定期券の有効区間等の定期券の基礎データを入力
する入力手段と、定期券の利用開始日、利用終了日及び
非利用日を設定する設定手段と、設定された利用開始日
及び利用終了日間における利用日数に対応した定期券代
金を算出する算出手段と、算出された定期券代金が前記
定期券発行機に投入されることを条件に定期券を発行す
る発行手段と、を有することを特徴としている。
【0016】本発明に係る定期券処理装置は、上記目的
を達成するために、定期券処理装置本体に投入された定
期券から定期券IDを抽出する抽出手段と、抽出された
定期券IDを中央装置に送出する送出手段と、送出され
た定期券IDに係る定期券の利用日及び非利用日に基い
て行った所定の演算結果を受信して所定の処理を行う制
御手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1は、本発明に係る定期券処理装
置を自動改札機としたときの概略構成を示すブロック図
である。
【0018】自動改札機aは、ROM1に格納されてい
るシステムプログラム及びRAM2に格納されているワ
ーキングデータを用いて演算処理する中央処理部(CP
U)3を有している。
【0019】CPU3は、I/Oユニット4を介して、
自動改札機aの図示しない投入口に投入された乗車券を
排出口まで搬送する途中、その定期券イに記録されてい
るデータを読取り、その読取ったデータを基にした演算
結果の新たなデータを書込み、さらに、その書込まれた
データをチェックする券処理ユニット(カードハンド
ラ)5と、改札通路を開閉する図示しないドアを開閉駆
動するドア駆動ユニット6とが接続されている。なお、
I/Oユニット4には、改札通路内の利用者位置を検知
する人間検知器等も接続されているが、ここでは省略さ
れている。
【0020】定期券イには、図1に示されるように、そ
の定期券イの記録部イ′には、周知の定期券と同様の有
効区間及び有効期間を示すデータと、本発明の特徴的な
データである定期券イの有効期間内における使用可能日
である利用日及びその定期券イの使用不可能日である非
利用日のデータとが記憶されている。なお、記録部イ′
において「1」は利用日、及び「0」は非利用日を示し
ている。
【0021】なお、ここでは、定期券イは磁気券として
示されているが、定期券イを無線通信機能を備えたIC
カードとし、自動改札機との間で非接触式にデータ授受
を行うようにしてもよい。この場合、券処理ユニット5
は、定期券イと交信するためのトランスミッタとなる。
このように定期券を非接触式のICカードとしたとき
は、記憶容量が大きいので、本発明を実施するうえで好
適となる。したがって、本発明における定期券には、こ
のような非接触式の定期券をも含んでいる。
【0022】図2は、本発明に係る定期券処理装置の基
本的制御動作を示すフローチャートであり、後述する自
動改札機a等の制御動作の基礎をなしている。
【0023】まず、自動改札機a等の定期券処理機にお
いて、定期券(図2ではチケット)が検知されると(ス
テップ10肯定。以下、ステップを「S」とする。)、
その定期券イに記録されているデータが読取られ、有効
区間や有効期間等の所定の情報が抽出されて演算処理に
供される(S12、S14)。
【0024】演算処理された結果、定期券イが有効区間
内で、かつ、有効期間内であり、さらに、使用当日が利
用日であれば(S16肯定、S18肯定、S20肯
定)、所定の処理が行われて終了となる(S22)。
【0025】しかし、定期券イが有効区間外であったり
(S16否定)、あるいは、有効期間外であったり(S
18否定)、さらには、使用当日が非利用日のときは
(S20否定)、所定の処理が行われずに終了となる。
【0026】図3は、定期券処理装置を自動改札機aと
したときの制御動作を示すフローチャートであり、上記
図2のフローチャートと同一ステップには同一符号が付
されている。したがって、以下、この図3以降における
フローチャートにおいて、図2のフローチャートと同一
ステップについての説明は省略する。
【0027】さて、自動改札機aに投入された定期券
(定期券が非接触式のときは、自動改札機aのアンテナ
にかざされた定期券。以下、定期券イを磁気券として説
明する。)イが、有効区間内で、かつ、有効期間内であ
り、しかも、使用当日が利用日であれば、入出場が許可
されてドアが開かれる(自動改札機aがノーマルオープ
ン型のときはそのまま)(S21)。
【0028】しかし、自動改札機aに投入された定期券
イが有効区間外であったり、あるいは、有効期間外であ
ったり、さらには、当日が非利用日であるときは、ドア
が閉じられるとともに、その入出場拒否の理由が自動改
札機aの図示しない表示器又はスピーカを介して案内さ
れ、その案内は、その利用者が改札通路から退出するま
で続けられる(S30、S32)。
【0029】図4のフローチャートは、利用者が定期券
イの非利用日にその定期券イを用いたときの制御動作で
ある。つまり、使用当日が非利用日であっても、定期券
イに入場データが記録されているときは、出場時その入
場データを用いて精算処理が可能なので、入場が許可さ
れる(S34入場、S36)。もちろん、出場時には、
精算を行わなければ出場が拒否される(S34出場、S
38)。なお、ここでは、定期券イの有効区間内のとき
のみ入場が許可されるようになっているが(S18肯
定)、出場時に精算が行われれば問題がないので、有効
区間外からの入場を許可するようにしてもよい。
【0030】図5のフローチャートは、上述のように、
定期券イの非利用日にその定期券イを用いて入場したと
きの出場駅で、精算処理を行うことなく出場できるよう
にしている。
【0031】すなわち、この場合における出場駅では、
本来、精算処理をしなければ出場できないが、係員に申
出て、定期券イのデータを使用当日の非利用日を他の利
用日と変更処理して出場できるようにしている(S40
肯定、S42)。なお、この変更処理については後述す
る。
【0032】図6は、本発明に係る定期券処理装置を自
動精算機bとしたときの概略構成を示すブロック図であ
って、ROM200に格納されているシステムプログラ
ム及びRAM201に格納されているワーキングデータ
を用いて演算処理する中央処理部(CPU)202を有
している。
【0033】CPU202は、I/Oユニット203を
介して、精算原券としての定期券イのデータを読取る図
示しない磁気ヘッドを含んで構成される原券処理ユニッ
ト204と、投入された精算料金の金銭(硬貨,紙幣)
を検銭し、必要に応じて釣銭を放出する金銭処理ユニッ
ト205と、精算券を発行する精算券発行ユニット20
6と、利用者へ精算額等の所定の内容を表示して案内す
るとともに、利用者によって所定の内容(後述する)の
情報を入力することのできるタッチパネルからなる表示
入力ユニット207とが接続されている。
【0034】この自動精算機bは、図7のフローチャー
トに示されるように、通常の乗越乗車の精算処理だけで
なく(S18′否定)、有効期間内であり、かつ、有効
区間内であって、さらに、定期券イの非利用日であって
も(S20′否定)、入場駅の記録されている定期券イ
を原券として精算処理ができるように構成されている。
なお、この図7のフローチャート及び後述のフローチャ
ートにおいて、図2の基本フローの判定順序と異なると
きは、ステップを示す数字に「′」が付されている。こ
こでは、利用期間判定と当日利用の判定順序が逆になっ
ているので、S18′S20′に表示してある。
【0035】この自動精算機bにおいては、定期券イに
記録されている入場駅からその自動精算機bの設置され
ている駅(出場駅)までの精算料金を算出するととも
に、その精算処理を満たす金額の金銭が自動精算機bに
投入されると、精算券を発行するように構成されている
(S52、S54、S56)。
【0036】なお、精算料金は、金銭処理ユニット20
5で処理できる硬貨や紙幣だけでなく、I/Oユニット
203にカード処理ユニット(図示せず)を接続してプ
リペイドカードあるいはSFカードから減額処理するよ
うにしてもよい。また、定期券イにSFデータが記録さ
れている複合化された定期券の場合は、そのSFデータ
記録部から減額処理するようにしてもよい。さらにはま
た、銀行引落しの形で支払うようにしてもよい。したが
って、本発明で「金銭」というときは、このようにカー
ド類や銀行支払で支払うことをも含んでいる。
【0037】図8は、自動精算機bを用いて定期券イの
非利用日を利用日に変更できるようにし、その定期券イ
を用いて出場できるようにするとともに、その自動精算
機bを用いて必要に応じて非利用日を利用日に変更でき
るようにしている。
【0038】すなわち、定期券イが有効区間内であり、
かつ、有効期間内であり、さらに、当日が非利用日のと
きは(S20′否定、S51、S53、S65肯定、S
66)、表示入力ユニット207を操作して、後述する
手法により当日の非利用日を利用日に変更して出場でき
るように構成されている。
【0039】図8のフローチャートS60〜S64は、
定期券イの利用日を、必要に応じて非利用日を利用日に
変更する手順を示している。
【0040】この変更にあたっては、非利用日を利用日
に変更することによる不足料金(精算額)を自動精算機
に投入することが条件とされる(S53、S63)。
【0041】なお、上述の変更処理は、自動精算機bを
用いて行ったが、駅構内に利用日変更を行うための専用
機を設置しておいて行うようにしてもよい。しかし、上
述のように、自動精算機と兼用とするとコストダウンを
図ることができる。
【0042】また、上述の自動精算機bの代りに駅事務
室に設けられている係員処理機(図示せず)により行う
こともできる(図5のS40参照)。この場合は、定期
券イを係員処理機に投入して精算額が求められ、その求
められた精算料金を利用者が係員に支払って係員から精
算券を受けとることとなる。したがって、本発明で「自
動精算機」というときは、利用日変更を行うための専用
機、又は係員処理機をも含んだ概念で用いられている。
【0043】図9は、上述の変更手続を行うときの表示
入力ユニット207の表示例を示している。すなわち、
図9(a)は、自動精算機bが変更モードに選択(利用
者によってメニュー画面が選択される。)されたときの
状態であり、図9(b)は、最終確認画面の状態であ
る。なお、図9(a)において、×印は、非利用日を表
わし、=は経過日であって、変更手続ができないことを
表わしている。
【0044】上述のように、自動精算機(変更用の専用
機又は係員処理機も含む)bで変更処理が行われたとき
は、原券としての定期券イの裏面等の印字箇所に変更日
を印字してもよい。又は自動精算機bに、別途、用紙に
印字するプリンタを設けておき、変更日を印字して利用
者の便に供することもできる。もちろん、このような印
字は、定期券イの有効期間中における全利用日及び全非
利用日を印字するようにしてもよい。
【0045】図10は、非利用日の定期券イの精算処理
を自動改札機aにおいて行えるようしたときのフローチ
ャートである。自動改札機aで精算処理を行う際は、定
期券イの他にプリペイドカードあるいはSFカード等の
精算料金の支払可能なカードが自動改札機aに投入され
て精算料金相当が減額処理される(S34出場、S7
0、S71、S72、S73肯定、S74)。なお、当
然のことながら、自動改札機aでの精算処理が終了しな
いときは、定期券イでの出場は拒否される。
【0046】また、定期券イにSFデータ記憶部を有す
るときは、そのSFデータ部から精算料金相当が減額処
理される。さらに、自動改札機aに硬貨の投入口や紙幣
投入口を設けて金銭処理ユニットを付加したときは、上
述のカードによらずに、現金で精算処理を行うことがで
きる。したがって、本発明で「精算料金をカード類で支
払う」というときは、プリペイドカード等のカード類だ
けでなく、自動改札機に現金を投入して支払うことも含
んでいる。
【0047】図11〜図14は、非利用日を利用日に繰
上処理できる定期券処理装置を示している。すなわち、
上述の精算処理は、自動改札機a、又は自動精算機(変
更用の専用機又は係員処理機も含む)bで行うようにし
たが、定期券イが自動改札機a、又は自動精算機bに投
入されたときに、最終利用日を非利用日に繰上処理し
て、精算処理することなく出場できるように構成されて
いる。
【0048】図11は、7月の1箇月定期券イを示して
おり、上部はその7月のカレンダー、下部は、その定期
券イの記録部イ′のデータ記録状態であり、非利用日が
9日間(×印参照)のものを、矢印で示されるように、
左側から右側に変更した状態を示している。
【0049】すなわち、ここに示される定期券イは、最
初に設定された1箇月の非利用日数(9日間)内で繰上
げており、非利用日「6日」を利用日にしたときは「3
0日」が非利用日となり、さらに、非利用日の「7日」
を利用日にしたときは「29日」も非利用日となる。
【0050】図12は、上述の繰上処理のフローチャー
トである。この繰上処理は、自動改札機a、又は自動精
算機bのサブルーチンとして行われる。なお、利用日及
び非利用日の変更は、印字して利用者の便に供される
(S88)。
【0051】図13は、非利用日に、自動改札機aに定
期券イが投入されたときの制御動作を示すフローチャー
トであって、この場合は、上記図12及び図13に示し
たように、使用当日の非利用日に将来の利用日を繰上げ
て利用日とする繰上処理を行って入出場が許可される
(S20否定、S90、S91、S92)。
【0052】なお、図13のS18′及びS16′は、
図2の基本フローのS18及びS16と逆になっている
ことを示している。また、図13のS71′は、定期券
イの有効区間外からの入出場で、繰上処理ができないの
で、精算処理を行うステップを表わしている。
【0053】図14は、非利用日に、自動精算機aに定
期券イが投入されたときの制御動作を示すフローチャー
トであって、この場合は、上記図13の自動改札機aの
処理時と同様に、将来の利用日を使用当日の非利用日に
繰上処理し(S20′否定、S100)、精算券の発行
を行うことなく、その定期券イを用いて出場できるよう
に構成されている(S101否定)。
【0054】この自動精算機bでは、上述の使用当日の
繰上処理だけでなく、将来の非利用日をも利用日に繰上
処理できるように構成されている(S101肯定)。
【0055】すなわち、定期券イの非利用日を利用日に
繰上げたいときは、自動精算機bの表示入力ユニット2
07から繰上モードを設定入力すると、表示入力ユニッ
ト207に、上記図9(a)に示されるような、その定
期券イの利用日及び非利用日を示す表示画面が表示され
る。次いで、表示画面の案内に従って所定箇所をタッチ
すると、上記図11に示されるように、将来の利用日が
繰上げられる(S102、S103、S104)。
【0056】なお、上述の自動精算機bでは、非利用日
を利用日に変更する例を示したが、将来の非利用日を将
来の利用日に変更するようにしてもよい。また、このよ
うな変更は、自動精算機bによらず、駅構内等に専用機
を設けて行ってもよく、また、駅事務室に設けられてい
る係員処理機で行うようにしてもよい。したがって、本
発明で「自動精算機」というときは、このような専用機
及び係員処理機をも含んでいる。さらに、図14のフロ
ーチャートにおいて、S18′、S20′及びS16′
は、上記図2のS18,S20及びS16の判定順序が
相違することを表わしている。
【0057】図15は、本発明に係る定期券処理装置を
定期券のデータ内容を更新する自動更新機cとしたとき
の概略構成を示すブロック図であって、ROM300に
格納されているシステムプログラム及びRAM301に
格納されているワーキングデータを用いて演算処理する
中央処理部(CPU)302を有している。
【0058】CPU302は、I/Oユニット303を
介して、原券としての定期券イのデータを読取る図示し
ない磁気ヘッドを含んで構成される原券処理ユニット3
04と、投入された金銭(硬貨,紙幣)を検銭し、必要
に応じて釣銭を放出する金銭処理ユニット305と、新
たなデータの記録された定期券を発行する定期券発行ユ
ニット306と、利用者へ定期券発行代金等の所定の内
容を表示して案内するとともに、利用者によって所定の
内容(後述する)の情報を入力することのできるタッチ
パネルからなる表示入力ユニット307とが接続されて
いる。
【0059】なお、この自動更新機cは、上記自動精算
機bに定期券発行ユニット306を付加するだけで実現
できるとともに、定期券の更新に際し、新たな定期券を
発行することなく旧定期券のデータを書換えて発行する
ときは、原券処理ユニット304に定期券発行ユニット
の機能を持たせることができる。
【0060】このように、自動精算機bに定期券発行ユ
ニットの機能を組込んだ場合は、その自動精算機bは、
本発明の自動更新機を含んでいる。また、この自動更新
機cに上述した利用日を更新する機能を付加することも
可能である。
【0061】図16(a)は、定期券の更新だけでな
く、利用日を非利用日に、又は非利用日を利用日に変更
できるようにしたときの自動更新機cの表示入力ユニッ
ト307のメニュー画面の表示例である。この表示画面
で「定期券利用日変更」がタッチされたときについて
は、図8、図9、図11、図12及び図14を用いて説
明したので省略し、「定期券更新」がタッチされたとき
について説明する。
【0062】「定期券更新」がタッチされると、表示画
面の表示内容は、図16(b)に示されるような、およ
その使用期間を選択する内容に表示される。この表示さ
れた内容のうち、所定の箇所を選択してタッチすると、
上記図9(a)に示されるような、その選択された期間
のカレンダーが表示される。
【0063】図17は、その表示されたカレンダーに対
応した定期券イの記録部イ′のデータ内容であり、左側
が原券(旧定期券)のデータ内容であり、右側が更新さ
れたデータ内容が示されている。
【0064】以下、図18のフローチャートを基にさら
に説明する。今、表示入力ユニット307の表示画面の
「定期券更新」(図16(a)参照)がタッチされ、続
いて「利用月数」(図16(b)参照)がタッチされ、
さらに、原券処理ユニット304(自動更新機c)に定
期券イが投入されると(S110肯定、S111、S1
12肯定)、定期券イに記録されているデータ、すなわ
ち、利用者の氏名や利用区間(有効区間)等の定期券デ
ータが抽出される(S113、S114)。なお、定期
券イは、先に、自動更新機cに投入しておいてもよい。
【0065】表示入力ユニット307の表示画面には、
入力された月数のカレンダーが表示されるとともに、投
入された定期券イの過去の非利用日を参照して、例え
ば、土曜日、日曜日及び祭日を非利用日として、これら
に×印を付して表示される(図9(a)又は図11参
照)(S115)。
【0066】表示されたカレンダーに基いて、利用開始
日及び利用終了日が入力されると、その間の利用日数が
求められ、その利用日数に対する定期券代金が算出され
て表示される(S116〜S121)。なお、定期券が
1箇月定期券、あるいは3箇月定期券のように、月数が
予め設定されているときは、利用開始日の入力で足り、
したがって、利用終了日の入力を省略することができ
る。このことは、後述の新規定期券発行時も同じであ
る。したがって、本発明で「利用開始日及び利用終了日
を設定する」というときは、利用開始日を設定すると自
動的に利用終了日が設定される場合も含んでいる。
【0067】表示された代金が自動更新機cに投入され
ると、データ内容の更新された定期券イが発行されると
ともに、必要に応じて釣銭が放出される(S122〜S
124)。なお、旧定期券のデータのみが書換えられて
発行することもできる。
【0068】ここに示される自動更新機cは、定期券イ
のデータ内容を更新する機能と、利用日を変更する機能
を有しているが、新規定期券を発行できる機能を付加す
ることができる。この場合は、自動更新機cを「新規発
行モード」に設定し、利用者の氏名や利用区間(有効区
間)等の所定の定期券の基礎データが表示画面(タッチ
パネル)を介して入力されるとともに、利用開始日、利
用終了日及び非利用日が入力される。もちろん、この自
動更新機cと兼用することなく、新たな定期券を発行す
る専用の定期券発行機とすることもできる。
【0069】図19は、自動改札機aや自動精算機b等
の定期券処理装置を定期券処理装置側の通信制御部40
0、通信回線L及び通信制御部401を介して定期券を
集中的に管理することのできるホストコンピュータを中
心に形成されている中央装置Hに接続されている状態を
示したブロック図である。なお、この図19では、上述
した係員処理機や定期券発行機は省略されているが、こ
れらも中央装置Hに接続される。
【0070】上述した自動改札機aや自動精算機b等の
各定期券処理装置は、各駅にそれぞれ独自に設置されて
運用可能であるが、ここでは、これら各定期券処理装置
を中央装置Hに接続して一括集中管理できるように構成
されている。
【0071】中央装置Hの図示しないメモリには、発行
された定期券の識別データ、すなわち定期券IDとその
定期券の利用日、非利用日及び有効区間等のデータとが
記憶されており、自動改札機a等の定期券処理装置本体
に定期券が投入されたときに、その定期券の定期券ID
が中央装置Hに送出されるように構成されている。
【0072】定期券IDを受信した中央装置Hは、その
定期券IDに対応したデータを用いて入出場や精算処
理、あるいは更新処理等の演算処理を行い、その演算結
果の情報が定期券処理装置側に送出される。したがっ
て、定期券処理装置側では、中央装置Hから得た情報に
基づいて入出場や精算、あるいは更新等の所定の処理を
行うことができる。
【0073】なお、定期券処理装置が自動改札機aのよ
うに、処理速度が要求される装置の場合は、自動改札機
a自身で行った処理結果、すなわち、定期券との間で行
った取引データを定期的に中央装置Hに送出するように
し、処理速度を確保するようにしてもよい。
【0074】また、定期券イが定期券以外にクレジット
カードとしても利用されるときは、中央装置Hで一括し
て管理することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る定期券は、所定の施設を所
定の有効期間内に使用できる定期券であって、その定期
券の本体に、その有効期間内における定期券の利用日及
び定期券の非利用日を示すデータを記録する記録部を設
けたので、実際に使用する日のみに有効な経済的な定期
券を実現することができる。
【0076】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動改札機のときに、その自動改札機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、利用日が抽出され、かつ、前
記定期券が有効区間内で、さらに有効期間内のときに入
出場を許可し、非利用日が抽出されたときは入出場を拒
否する制御手段とからなるので、利用日及び非利用日の
設定された定期券を効率よく改札処理することができ
る。
【0077】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動改札機のときに、その自動改札機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、非利用日が抽出され、かつ、
前記定期券が有効期間内のときに入場を許可する制御手
段とからなるので、非利用日の定期券を用いて入場する
ことができ、利用者の利便を図ることができる。
【0078】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動精算機のときに、その自動精算機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、非利用日が抽出され、かつ、
前記定期券が有効期間内であるときに、その定期券の入
場駅から前記自動精算機の設置駅までの精算料金を算出
する算出手段と、算出された精算料金を満たす金銭が前
記自動精算機に投入されたときに、精算券を発行する発
行手段とからなるので、定期券が非利用日のときに精算
して出場することができ、利用者の利便を図ることがで
きる。
【0079】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動精算機のときに、その自動精算機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、非利用日が抽出され、かつ、
前記定期券が有効区間内であり、さらに有効期間内であ
るときに、所定の精算料金を前記自動精算機に投入され
ることを条件に、その抽出された非利用日を利用日に変
更する変更手段とからなるので、定期券の非利用日を利
用日に変更することができ、利用者の利便を図ることが
できる。
【0080】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動改札機のときに、その自動改札機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、非利用日が抽出され、かつ、
前記定期券が有効区間内であり、さらに有効期間内であ
るときに、その定期券の入場駅から前記自動改札機の設
置駅までの精算料金を算出する算出手段と、算出された
精算料金を満たすプリペイドカード等のカード類が前記
自動改札機に投入されたときに、そのカード類からその
精算料金を減額処理して出場を許可する制御手段とから
なるので、精算料金を自動改札機で処理して出場するこ
とができる。
【0081】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動改札機又は自動精算機のときに、その自動
改札機又はその自動精算機に投入された定期券に記録さ
れている利用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手
段と、非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区
間内であり、さらに、有効期間内であるときに、その定
期券の将来の利用日を非利用日に書換えるとともに、そ
の抽出された非利用日を利用日に繰上げる繰上手段とか
らなるので、非利用日を利用日に変更することができ、
利用者の利便を図ることができる。
【0082】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動精算機のときに、その自動精算機に投入さ
れた定期券に記録されている利用日及び非利用日のデー
タを抽出する抽出手段と、抽出された非利用日を前記定
期券の将来の利用日を非利用日に書換えるとともに、そ
の抽出された非利用日を利用日に書換える書換手段とか
らなるので、非利用日を利用日に書換えることができ、
利用者の利便を図ることができる。
【0083】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が自動更新機のときに、その自動更新機に投入さ
れた定期券に記録されている有効区間等のデータを読取
る読取手段と、新たな利用開始日及び利用終了日を設定
する設定手段と、設定された利用開始日及び利用終了日
間における利用日数に対応した定期券代金を算出する算
出手段と、算出された定期券代金が前記自動更新機に投
入されることを条件に投入された定期券に新たなデータ
を書込む書込手段とからなるので、利用者自身で定期券
を更新することができる。
【0084】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置が定期券発行機のときに、定期券の有効区間等の
定期券の基礎データを入力する入力手段と、定期券の利
用開始日、利用終了日及び非利用日を設定する設定手段
と、設定された利用開始日及び利用終了日間における利
用日数に対応した定期券代金を算出する算出手段と、算
出された定期券代金が前記定期券発行機に投入されるこ
とを条件に定期券を発行する発行手段とからなるので、
利用者自身が操作して、利用日及び非利用日の記録され
ている定期券を発行することができる。
【0085】本発明に係る定期券処理装置は、定期券処
理装置本体に投入された定期券から定期券IDを抽出す
る抽出手段と、抽出された定期券IDを中央装置に送出
する送出手段と、送出された定期券IDに係る定期券の
利用日及び非利用日に基いて行った所定の演算結果を受
信して所定の処理を行う制御手段とからなるので、利用
日及び非利用日の記録されている定期券を、中央装置で
一括して集中管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定期券処理装置を自動改札機としたと
きの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の定期券処理装置の基本的制御動作を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の定期券処理装置を自動改札機としたと
きの制御動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の定期券処理装置を自動改札機としたと
きの制御動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の定期券処理装置を自動改札機としたと
きの制御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の定期券処理装置を自動精算機としたと
きの概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の定期券処理装置を自動精算機としたと
きの制御動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の定期券処理装置を自動精算機としたと
きの制御動作を示すフローチャートである。
【図9】(a)及び(b)は、表示入力ユニットの表示
例である。
【図10】本発明の定期券処理装置を精算処理機能を有
する自動改札機としたときの制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】定期券の記録部に記録されているデータ例で
ある。
【図12】非利用日を利用日に繰上げるときのフローチ
ャートである。
【図13】本発明の定期券処理装置を繰上処理機能を有
する自動改札機としたときの制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の定期券処理装置を繰上処理機能を有
する自動精算機としたときの制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図15】本発明の定期券処理装置を自動更新機とした
ときの概略構成を示すブロック図である。
【図16】(a),(b)は、表示入力ユニットの表示
例である。
【図17】定期券の記録部の更新状態を示す説明図であ
る。
【図18】本発明の定期券処理装置を自動更新機とした
ときの制御動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の定期券処理装置と中央装置とを接続
した状態を示す概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
a 自動改札機 b 自動精算機 c 自動更新機 H 中央装置(ホストコンピュータ) L 通信回線 イ 定期券 イ′ 記録部 1,200,300 ROM 2,201,301 RAM 3,202,302 CPU 4,203,303 I/Oユニット 5 券処理ユニット 6 ドア駆動ユニット 204 原券処理ユニット 205,305 金銭処理ユニット 206 精算券発行ユニット 207,307 表示入力ユニット 306 定期券発行ユニット 400,401 通信制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の施設を所定の有効期間内に使用で
    きる定期券であって、その定期券の本体に、その有効期
    間内における定期券の利用日及び定期券の非利用日を示
    すデータを記録する記録部を設けたことを特徴とする定
    期券。
  2. 【請求項2】 定期券処理装置が自動改札機であって、 前記自動改札機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で、
    さらに有効期間内のときに入出場を許可し、非利用日が
    抽出されたときは入出場を拒否する制御手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  3. 【請求項3】 定期券処理装置が自動改札機であって、 前記自動改札機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効期間内の
    ときに入場を許可する制御手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  4. 【請求項4】 定期券処理装置が自動精算機であって、 前記自動精算機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効期間内で
    あるときに、その定期券の入場駅から前記自動精算機の
    設置駅までの精算料金を算出する算出手段と、算出され
    た精算料金を満たす金銭が前記自動精算機に投入された
    ときに、精算券を発行する発行手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  5. 【請求項5】 定期券処理装置が自動精算機であって、 前記自動精算機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で
    あり、さらに有効期間内であるときに、所定の精算料金
    を前記自動精算機に投入されることを条件に、その抽出
    された非利用日を利用日に変更する変更手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  6. 【請求項6】 定期券処理装置が自動改札機であって、 前記自動改札機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で
    あり、さらに有効期間内であるときに、その定期券の入
    場駅から前記自動改札機の設置駅までの精算料金を算出
    する算出手段と、 算出された精算料金を満たすプリペイドカード等のカー
    ド類が前記自動改札機に投入されたときに、そのカード
    類からその精算料金を減額処理して出場を許可する制御
    手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  7. 【請求項7】 定期券処理装置が自動改札機又は自動精
    算機であって、 前記自動改札機又は前記自動精算機に投入された定期券
    に記録されている利用日及び非利用日のデータを抽出す
    る抽出手段と、 非利用日が抽出され、かつ、前記定期券が有効区間内で
    あり、さらに、有効期間内であるときに、その定期券の
    将来の利用日を非利用日に書換えるとともに、その抽出
    された非利用日を利用日に繰上げる繰上手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  8. 【請求項8】 定期券処理装置が自動精算機であって、 前記自動精算機に投入された定期券に記録されている利
    用日及び非利用日のデータを抽出する抽出手段と、 抽出された非利用日を前記定期券の将来の利用日を非利
    用日に書換えるとともに、その抽出された非利用日を利
    用日に書換える書換手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  9. 【請求項9】 定期券処理装置が自動更新機であって、 前記自動更新機に投入された定期券に記録されている有
    効区間等のデータを読取る読取手段と、 新たな利用開始日及び利用終了日を設定する設定手段
    と、 設定された利用開始日及び利用終了日間における利用日
    数に対応した定期券代金を算出する算出手段と、 算出された定期券代金が前記自動更新機に投入されるこ
    とを条件に投入された定期券に新たなデータを書込む書
    込手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  10. 【請求項10】 定期券処理装置が定期券発行機であっ
    て、 定期券の有効区間等の定期券の基礎データを入力する入
    力手段と、 定期券の利用開始日、利用終了日及び非利用日を設定す
    る設定手段と、 設定された利用開始日及び利用終了日間における利用日
    数に対応した定期券代金を算出する算出手段と、 算出された定期券代金が前記定期券発行機に投入される
    ことを条件に定期券を発行する発行手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
  11. 【請求項11】 定期券処理装置本体に投入された定期
    券から定期券IDを抽出する抽出手段と、 抽出された定期券IDを中央装置に送出する送出手段
    と、 送出された定期券IDに係る定期券の利用日及び非利用
    日に基いて行った所定の演算結果を受信して所定の処理
    を行う制御手段と、 を有することを特徴とする定期券処理装置。
JP30725297A 1997-11-10 1997-11-10 定期券及びその処理装置 Pending JPH11144097A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016129028A (ja) * 2012-09-12 2016-07-14 株式会社ユー・エス・ジェイ 入場システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016129028A (ja) * 2012-09-12 2016-07-14 株式会社ユー・エス・ジェイ 入場システム

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