JP2007072797A - 券媒体処理装置及び券媒体処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に対するサービス性を改善し、且つ、係員の負担を軽減することが可能な券媒体処理装置及び券媒体処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】券処理部206により券媒体に対して所定の処理を施し、処理された券媒体を排出部205Bにより排出口220から排出し、排出口220に排出され所定時間放置された券媒体を保留部205Cにより機体内に取り込んで保留し、保留された券媒体が有する固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付け、入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、保留された券媒体を排出口220から排出するように制御する、ことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、券媒体処理装置及び券媒体処理方法に係り、特に、新規の券媒体の発券処理や、発券済みの券媒体の更新処理や、定期券及びプリペイドカードなどの券媒体を用いた精算処理などの各種処理を行う券媒体処理装置及びこの券媒体処理装置に適用可能な券媒体処理方法に関する。
駅や遊戯施設などの施設の改札口には、各種券媒体処理装置が設置されており、例えば、入場券、プリペイドカード、乗車券、定期券などの券媒体の発券処理や更新処理を行う券売機、券媒体の券情報に基づいて精算処理を行う精算機などが設置されている。
このような券媒体処理装置において、処理された券媒体を排出口から排出した際、利用者が取り忘れて排出口に放置されることがある。放置された券媒体は、機体内に取り込まれて回収される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−269383号公報
排出口に放置された券媒体は、盗難の危険性が高いため、比較的短時間で機体内に取り込まれる。このため、利用者が取り忘れに気づいて戻ったとしても、券媒体が取り込まれていることが多く、係員を呼び出して回収された券媒体を取り出してもらう必要がある。また、券媒体を取り戻すためには、何らかの本人確認が必要であり、利用者に対するサービス性の低下を招くおそれがある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、利用者に対するサービス性を改善し、且つ、係員の負担を軽減することが可能な券媒体処理装置及び券媒体処理方法を提供することにある。
この発明の第1の態様による券媒体処理装置は、
券媒体に対して所定の処理を施す券処理手段と、
前記券処理手段により処理された券媒体を排出口から排出する排出手段と、
前記排出手段により排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留する保留手段と、
前記保留手段により保留された券媒体が有する固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段により入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、前記保留手段により保留された券媒体を排出口から排出するように前記排出手段を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第2の態様による券媒体処理方法は、
券媒体に対して所定の処理を施し、
処理された券媒体を排出口から排出し、
排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留し、
保留された券媒体の固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付け、
入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、保留された券媒体を排出口から排出するように制御する、
ことを特徴とする。
この発明によれば、利用者に対するサービス性を改善し、且つ、係員の負担を軽減することが可能な券媒体処理装置及び券媒体処理方法を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る券媒体処理装置及び券媒体処理方法について図面を参照して説明する。ここでは、券媒体処理装置として、駅務機器に適用した例について説明する。
図1に示すように、改札システムにおいては、各駅務機器を監視する監視装置として機能するホストコンピュータ10が設けられている。このホストコンピュータ10は、通信回線、例えば専用回線20を介して券媒体処理装置として機能する各種駅務機器、すなわち、改札機100、券売機200、精算機300などと接続されている。
ホストコンピュータ10は、改札システム全体を制御するCPU11を有している。このCPU11には、ホストコンピュータ10を制御するための制御データなどを記憶しているメモリ部12、システムの状態やホストコンピュータ10の動作状態などを表示する表示部13、種々の情報を入力するためのキーボードなどを有する入力部14、各券媒体処理装置との間で専用回線20を介して各種データの送受信を行う通信制御部15などが接続されている。
改札機100、券売機200、及び、精算機300は、磁気式及び無線式の券媒体を処理する。磁気式の券媒体としては、普通乗車券、入場券、回数券、特急券、定期券、プリペイドカードなどがあり、無線式の券媒体としては、定期券、プリペイドカード、定期券とプリペイドカードとの両方の機能を兼ね備えた無線カードなどがある。
改札機100は、利用者によってかざされた(また利用者によって投入された)券媒体に記憶された改札処理に必要な券情報を読み取り、この券情報に基づいて改札処理を行う。券売機200は、券媒体を利用する利用者の操作による条件入力を受け付け、対価を受け取ることにより、入力された条件に基づいて所定の券情報を記憶した新規の券媒体を発券する発券処理、また、利用者によって投入された発券済みの券媒体を受け取り、所定の券情報を更新する更新処理(例えば定期券を継続利用する際の有効期限の更新)などを行う。精算機300は、利用者によって投入された券媒体を受け取り、券媒体に記憶された精算処理に必要な券情報を読み取り、この券情報に基づいて不足金額などを精算する精算処理を行う。
券媒体に記憶された券情報とは、例えば券媒体のID情報の他に、利用者の氏名、住所、電話番号、性別、年齢、生年月日などの個人情報、利用区間、有効期限、チャージされた金額(残額)などの各種情報である。ここで、券媒体を特定可能な固有の識別情報としては、利用者本人が確認できる情報であれば良く、例えば、ID情報であったり、利用者本人によって設定された暗証番号であったり、利用者の電話番号であったり、利用者の生年月日などである。
次に、券売機200の構成について説明する。すなわち、図2に示すように、券売機200は、制御手段として機能するCPU201を備えている。このCPU201には、メモリ部202、タイマ部203、操作部204、搬送機構205、券処理部206、通信制御部208などが接続されている。
メモリ部202は、CPU201の制御プログラムなどを記憶したROM、券媒体から読み取った券情報を一時的に記憶するとともに制御プログラムのバッファとしてデータを記憶するRAM、路線毎及び経路毎に発券可能な券媒体の発券処理に必要な運賃情報を記憶した運賃メモリなどを備えて構成されている。
タイマ部203は、所定の経過時間を計測する計測手段として機能する。例えば、タイマ部203は、後述するように券媒体が排出口に放置された放置時間や券媒体が保留された保留時間などを計測する。
操作部204は、タッチパネルを備えた表示部、各種ボタンからなる入力部などで構成されており、各種情報の入力を受け付ける入力手段として機能するとともに、利用者による入力操作により券媒体を発券するのに必要な券情報を取得する取得手段として機能する。表示部は、発券処理や更新処理などに必要な案内画面、利用者によって投入された現金(紙幣及び硬貨)の合計投入金額、投入された券媒体の券情報、投入されたプリペイドカードの残額、購入した券媒体の金額、釣銭の金額、券売機200の動作状態など種々の情報などを表示する。また、この表示部は、投入された現金の投入金額またはプリペイドカードの残額に基づいて、発売可能な路線の区間運賃を点灯表示する複数の口座ボタンなどを表示する。入力部は、券媒体の購入枚数、大人用券媒体/小人用券媒体の区分、券媒体の券種(普通乗車券/回数券/特急券…)などの条件を指定する条件ボタンなどを備えている。
搬送機構205は、機体内に券媒体を取り込んだり、機体内の券処理部206に券媒体を搬送したり、機体内から外部に券媒体を排出したりする。すなわち、図3に示すように、搬送機構205は、投入口210、券処理部206、排出口220などをつなぐ搬送路を規定し、投入口210から投入された券媒体を受け取る受取手段として機能する受取部205A、排出口220から券媒体を排出する排出手段として機能する排出部205B、搬送経路の途中に設けられ券媒体を一時的に保留する保留手段として機能する保留部205C、搬送経路の端部に設けられ券媒体を回収する回収手段として機能する回収部205Dなどで構成されている。
排出部205Bは、排出口220に排出された券媒体の有無を検知するのに必要な出力信号を出力する検知手段として機能するセンサSを含んでいる。このセンサSは、例えば券媒体の搬送経路を挟んで対向配置された発光部及び受光部からなり、排出口220に券媒体が排出された状態(排出口220に券媒体が放置されている状態)では、券媒体によって発光部と受光部との間が遮られ、「暗」に対応した信号を出力し、排出口220から券媒体が抜き取られた際には「明」に対応した信号を出力する。つまり、センサSからの出力信号の変化を検出することにより、排出口での券媒体の取り扱い、すなわち券媒体が放置されたか、券媒体が抜き取られたかを検知することが可能となる。
券処理部206は、券媒体に対して所定の処理を施す券処理手段として機能するものである。例えば、券処理部206は、発券処理時には、操作部204を介して入力された情報などに基づき所定の券情報を記憶した券媒体を発券する発券手段として機能する。また、券処理部206は、更新処理時には、受取部205Aを介して受け取った券媒体から券情報を読み取る読取手段及び読み取った券情報に基づいて券媒体に対して更新処理を施す券処理手段として機能する。さらに、券処理部206は、精算処理時には、受取部205Aを介して受け取った券媒体から券情報を読み取る読取手段及び読み取った券情報に基づいて精算処理を行う精算手段として機能する。
通信制御部208は、通信回線を介してホストコンピュータ10や他の券媒体処理装置に接続され、これらの間でデータを送受信する。また、この通信制御部208は、通信回線を介して券媒体を発券するのに必要な券情報を取得する取得手段としても機能する。
券媒体処理装置は、さらに、現金処理部、カード処理部、ジャーナルプリンタ、係員表示部などを備えている。現金処理部は、投入された紙幣及び硬貨を受け取り、これらの真偽判定や種別判定、合計金額の算出などの処理を行う。また、この現金処理部は、釣銭を算出して、釣銭としての紙幣及び硬貨を排出する。カード処理部は、投入されたプリペイドカードなどの券媒体に記憶されている券情報に基づき券媒体を発券するのに必要な金額を引き去る。ジャーナルプリンタは、売上データなどを印刷する。係員表示部は、操作部204などが配置された接客面とは反対側の面に配置され、装置の動作状態などの各種情報を表示する。
次に、上述した構成の券媒体処理装置における取り忘れ券の返却動作を伴った券処理動作について説明する。
すなわち、図4に示すように、CPU201は、利用者からの要求に従い、所定の券処理を行う(ST1)。ここでの券処理とは、例えば新規に券媒体を発券する発券処理時には、CPU201は、操作部204などを介して、券媒体を発券するのに必要な券情報を取得し、利用者による確認がなされたのに基づいて券処理部206を制御し、取得した券情報に基づいて所定の券情報を記憶した券媒体を発券する。また、定期券の有効期限を更新する更新処理時には、CPU201は、搬送機構205を制御して受取部205Aを介して券媒体を受け取り、券処理部206に搬送した後に、券処理部206を制御して受け取った券媒体から券情報を読み取り、券媒体に対して有効期限を更新する更新処理を施す。なお、券処理とは、その他に、精算処理、プリペイドカードの新規発券処理、プリペイドカードとしての機能を備えた無線カードへのチャージ処理なども含まれる。
続いて、CPU201は、搬送機構205を制御して、所定の券処理により券媒体の排出を必要とする場合には、排出口220から券媒体を排出する(ST2)。例えば、発券処理時には、CPU201は、搬送機構205を制御して券処理部206により発券処理された券媒体を排出口220に向けて搬送し、排出部205Bを介して排出口220から排出する。同様に、更新処理時には、CPU201は、搬送機構205を制御して券処理部206により更新処理された券媒体を排出口220に向けて搬送し、排出部205Bを介して排出口220から排出する。
続いて、CPU201は、排出部205BにおけるセンサSからの出力信号に基づき、排出口220から券媒体が排出されたことを検知したのに基づいて(「暗」信号の出力に基づいて)、タイマ部203にタイマ値t1(例えば5秒)をセットする(ST3)。そして、CPU201は、タイマ部203のタイマ値を参照してタイマ値がゼロになる前に(ST4、N)、センサSからの出力信号が「暗」から「明」に変化したのに基づいて排出口220から券媒体が抜き取られたことを検知し(ST5)、初期状態すなわち所定の券処理を可能とする状態に復帰する。
一方、CPU201は、タイマ部203のタイマ値を参照してタイマ値がゼロとなった場合(ST4、Y)、つまり、センサSからの出力信号が「暗」の状態で所定時間経過した場合、排出口220に排出された券媒体が放置された(取り忘れ券が発生した)ことを検知し、搬送機構205を制御して保留部205Cにより放置された券媒体を機体内に取り込んで保留する(ST6)。
続いて、CPU201は、取り込んだ券媒体がその券媒体を特定可能な固有の識別情報(すなわちその券媒体を所持している利用者または購入した利用者本人を確認可能な情報)を有している券媒体であるか否かを判断する(ST7)。CPU201は、券媒体が利用者本人を確認可能な情報を有していないと判断した場合には(ST7、N)、搬送機構205を制御して回収部205Dに取り込んだ券媒体を回収する(ST8)。
CPU201は、その後、回収記録(回収した日時、券媒体の種別、券媒体のID情報など)をジャーナルプリンタに印字し(ST9)、券媒体を回収した旨を係員表示部に表示し(ST10)、初期状態すなわち所定の券処理を可能とする状態に復帰する。
一方、CPU201は、取り込んだ券媒体が利用者本人を確認可能な情報を有していると判断した場合には(ST7、Y)、保留部205Cによる保留を開始し、同時にタイマ部203にタイマ値t2(例えば30秒)をセットする(ST11)。そして、CPU201は、操作部204を制御して、保留された券媒体の固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付ける(ST12)。すなわち、CPU201は、保留した券媒体の所有者が返却を希望して戻ってきたときに券媒体の所有者であるか否かの本人確認を行うための案内画面を表示する。
図5に示した例では、本人確認用の案内画面は、券媒体の取り忘れが発生した旨のメッセージ、本人確認のための識別情報として生年月日の入力を促すメッセージ、さらに、識別情報を入力するためのテンキー、及び、確認ボタンなどが表示されている。なお、ここでは、本人確認のために生年月日を入力する案内画面の一例を示したが、電話番号や、暗証番号、券媒体のID情報などであっても良い。
なお、このような案内画面を表示している間、つまり、券媒体を保留部205Cで保留している間は、他の券処理は行わない。
そして、CPU201は、タイマ部203のタイマ値を参照してタイマ値がゼロになる前に(ST13、N)、操作部204を介して識別情報に対応した情報の入力を受け付けたと判断した場合(ST14、Y)、入力された入力情報と、券媒体が有する識別情報とが一致するか否かを判断する(ST15)。券媒体が有する識別情報は、所定の券処理(ST1)を行う段階でメモリ部202に一時的に記憶しておいても良いし、必要なタイミングで券処理部206を制御することにより券媒体から読み取っても良い。
CPU201は、入力情報と識別情報とが一致したと判断したのに基づいて(ST15、Y)、搬送機構205を制御して保留部205Cに保留されていた券媒体を排出部205Bにより排出口220から排出し(ST16)、初期状態すなわち所定の券処理を可能とする状態に復帰する。また、CPU201は、入力情報と識別情報とが一致しなかったと判断したのに基づいて(ST15、N)、ステップST12に戻り、再び識別情報に対応した情報の入力を受け付ける。
そして、CPU201は、タイマ部203のタイマ値を参照してタイマ値がゼロとなった場合(ST13、Y)搬送機構205を制御して回収部205Dに取り込んだ券媒体を回収する(ST8)。また、このとき、CPU201は、操作部204に表示していた案内画面を消去し、情報入力の受付を終了する。その後、CPU201は、回収記録をジャーナルプリンタに印字し(ST9)、券媒体を回収した旨を係員表示部に表示し(ST10)、初期状態すなわち所定の券処理を可能とする状態に復帰する。
以上説明したように、この実施の形態に係る券媒体処理装置及び券媒体処理方法によれば、取り忘れ券が発生した際、機体内で一時的に保留し、取り忘れ券が有する識別情報と利用者の入力情報との比較を行うことにより、取り忘れ券の所有者であるか否かの本人確認を確実に行うことができる。
また、機体内に取り込んだ取り忘れ券を保留し、機体の案内画面に従い本人確認を行い、本人確認が取れたときに保留していた取り忘れ券を排出し、利用者に返却可能とすることにより、係員を呼び出すことなく取り忘れ券を所有者本人に迅速に返却することが可能となり、利用者に対するサービス性を改善することができる。また、係員の負担を軽減することができる。さらには、係員の手間を考慮する必要がないため、券媒体を機体内に取り込むまでの時間を短縮することができ、券媒体の盗難を防止することができる。
さらに、保留した取り忘れ券を一定時間の経過で回収した後に、初期状態に復帰することにより、次客の受付が可能となる。また、回収した券媒体の回収記録を取ることにより、係員による隠匿を防ぐことができる。また、回収した券媒体があることを係員に表示することにより、時間t2を経過した後に撮りに戻った利用者への券媒体の返却も速やかに行うことができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
なお、ステップST3においてセットされたt1(券媒体が排出口に放置されてから保留するまでの時間)や、ステップST11においてセットされたt2(券媒体が保留されてから回収されるまでの時間)は、券媒体の種類によって異ならせても良い。例えば、比較的高額な券媒体や利用者本人を確認可能な情報を有している券媒体については、盗難のおそれがあるため、t1をできるだけ短く設定し、普通乗車券などの券媒体はt1を長めに設定しても良い。
図1は、この発明の一実施の形態に係る改札システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した改札システムに適用可能な券媒体処理装置の構成を概略的に示す図である。 図3は、図2に示した券媒体処理装置における搬送機構の構成例を概略的に示す図である。 図4は、図2に示した券媒体処理装置に適用可能な券媒体処理方法を説明するためのフローチャートである。 図5は、取り忘れ券の返却に際して本人確認用の案内画面の一例を示す図である。
符号の説明
S…センサ、200…券売機、201…CPU、202…メモリ部、203…タイマ部、204…操作部、205…搬送機構、205A…受取部、205B…排出部、205C…保留部、205D…回収部、206…券処理部、208…通信制御部、210…投入口、220…排出口

Claims (10)

  1. 券媒体に対して所定の処理を施す券処理手段と、
    前記券処理手段により処理された券媒体を排出口から排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留する保留手段と、
    前記保留手段により保留された券媒体が有する固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、前記保留手段により保留された券媒体を排出口から排出するように前記排出手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする券媒体処理装置。
  2. さらに、前記保留手段により所定時間保留された券媒体を回収する回収手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の券媒体処理装置。
  3. 前記入力手段は、前記保留手段により券媒体が保留された状態で所定時間が経過したのに基づいて、情報の入力の受付を終了することを特徴とする請求項1に記載の券媒体処理装置。
  4. さらに、券媒体が排出口に放置された放置時間及び券媒体が保留された保留時間を計測する計測手段を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の券媒体処理装置。
  5. 券媒体が排出口に放置されてから保留するまでの時間は、券媒体の種類によって異なることを特徴とする請求項2または3に記載の券媒体処理装置。
  6. 券媒体を発券するのに必要な券情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された券情報に基づき券媒体を発券する発券手段と、
    前記発券手段により発券された券媒体を排出口から排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留する保留手段と、
    前記保留手段により保留された券媒体について、前記取得手段により取得された券情報に含まれる固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、前記保留手段により保留された券媒体を排出口から排出するように前記排出手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする券媒体処理装置。
  7. 券媒体を受け取る受取手段と、
    前記受取手段により受け取られた券媒体から券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた券情報に基づいて券媒体に対して所定の処理を施す券処理手段と、
    前記券処理手段により処理された券媒体を排出口から排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留する保留手段と、
    前記保留手段により保留された券媒体について、前記読取手段により読み取られた券情報に含まれる固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段により入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、前記保留手段により保留された券媒体を排出口から排出するように前記排出手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする券媒体処理装置。
  8. 券媒体に対して所定の処理を施し、
    処理された券媒体を排出口から排出し、
    排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留し、
    保留された券媒体が有する固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付け、
    入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、保留された券媒体を排出口から排出するように制御する、
    ことを特徴とする券媒体処理方法。
  9. 券媒体を発券するのに必要な券情報を取得し、
    取得された券情報に基づき券媒体を発券し、
    発券された券媒体を排出口から排出し、
    排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留し、
    保留された券媒体について、発券前に取得した券情報に含まれる固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付け、
    入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、保留された券媒体を排出口から排出するように制御する、
    ことを特徴とする券媒体処理方法。
  10. 券媒体を受け取り、
    受け取られた券媒体から券情報を読み取り、
    読み取られた券情報に基づいて券媒体に対して所定の処理を施し、
    処理された券媒体を排出口から排出し、
    排出口に排出され、所定時間放置された券媒体を機体内に取り込んで保留し、
    保留された券媒体について、所定の処理を施す前に読み取られた券情報に含まれる固有の識別情報に対応した情報の入力を受け付け、
    入力された入力情報と券媒体が有する識別情報とが一致したのに基づいて、保留された券媒体を排出口から排出するように制御する、
    ことを特徴とする券媒体処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527644A (ja) * 2013-08-20 2016-09-08 ヂェァジァン ワンリージゥジュ オートメーション テクノロジー カンパニー リミテッドZhejiang Wanlijoju Automation Technology Co.,Ltd. セルフサービス機器に用いられるカード自動吸込返還処理システム

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