JP4497544B2 - オーディオ装置、録音装置、オーディオシステム、及び音声信号出力方法 - Google Patents

オーディオ装置、録音装置、オーディオシステム、及び音声信号出力方法 Download PDF

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本発明は、ヘッドホン用の出力端子を用いて外部の録音装置により録音を行うのに適したオーディオ装置、該録音装置、該オーディオ装置及び録音装置を有するオーディオシステム、並びに該オーディオ装置における音声信号出力方法に関する。
従来、ヘッドホン端子は有するが記録用出力端子のないオーディオ装置における再生音や受信音を、外部の機器を用いて録音する場合には、ヘッドホン端子を利用して録音している。
図7はこのような従来のオーディオ装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、チューナ61、CDプレーヤ62、MDプレーヤ63、及びカセットプレーヤ64からの入力信号のうちいずれかを選択して記録用出力及び音声信号として出力する入力セレクタ65、入力セレクタ65からの記録用出力に基づき録音を行う録音機66、セレクタ65からの音声信号を増幅するアンプ67、入力セレクタ65及びアンプ67間に介在するボリューム68、アンプ67の出力を音波に変換するスピーカ69、アンプ67及びスピーカ69間に設けられたリレー70、アンプ67の出力を増幅するヘッドホンアンプ71、ヘッドホンアンプ71の出力側に接続されたヘッドホン端子72、装置各部を制御する制御マイコン74、制御マイコン74に対する入力を行うための操作部75、及び制御マイコン74による処理結果等の表示を行う表示部76を備える。
入力セレクタ65はセレクタICにより構成されている。操作部75には入力セレクタキーが設けられており、入力セレクタキーの操作により入力セレクタ65による入力信号の選択について指示を行うことができるようになっている。図中の77はヘッドホン端子72に対して差込み及び引抜きが可能な接続プラグである。接続プラグ77はヘッドホン78又は外部録音機器79に接続されている。ヘッドホン端子72には接続プラグ77が差し込まれているか否かを示す信号を出力する手段が設けられている。
図8は接続プラグ77がヘッドホン端子72に差し込まれる場合の処理であるヘッドホン検出処理を示すフローチャートである。制御マイコン74は、ステップ71において、ヘッドホン端子72に対する接続プラグ77の差込みの有無を監視する。差込みを検出すると、ステップ72において、リレー70をオフ、すなわち切断状態として、ヘッドホン検出処理を終了する。これによれば、ユーザは接続プラグ77をヘッドホン端子72に差し込むだけで、音声信号の出力先をスピーカ69からヘッドホンへ切り替えることができる。
図9は制御マイコン74による入力セレクタ65の切換え処理を示す。制御マイコン74は、ステップ81において、操作部75における入力セレクタキーの操作の有無を監視する。操作を検出すると、ステップ82において、チューナ又はプレーヤ61〜64からの入力信号のうち、入力セレクタキーの操作により指示されたものを選択して出力するように入力セレクタ65を設定し、切換え処理を終了する。
このようにして、ユーザはチューナ又はプレーヤ61〜64のうち所望のものを選択してその受信音又は再生音をヘッドホン78又はスピーカ69を介して聴取することができる。また、かかる受信音又は再生音を、外部録音機器79に接続された接続プラグ77をヘッドホン78からの接続プラグ77に代えてヘッドホン端子72に差し込むことによって、外部録音機器79を用いて録音することができる。
しかしながら、これによれば、外部録音機器79により録音を行う場合、ヘッドホン端子77を利用するようにしているため、ヘッドホン78の使用時と同様に、ユーザは録音中の音を、スピーカ69を介して聴くことができず、現在何を録音しているのかを認識することができない。また、録音中の音がスピーカ69から出ていないため、ユーザは所望の箇所で録音を停止させることもできない。音量を調整する目的でボリューム68を操作すると、外部録音機器79で録音中の音のレベルが変化してしまう。
これに対し、特許文献1には、ヘッドホンに接続されたプラグがヘッドホンジャックに挿入されているか否かを検出し、この検出結果に応じてスピーカ及びヘッドホンジャックへの音声信号の出力を任意に制御することができるようにしたオーディオ装置が記載されている。また特許文献2には、ヘッドホンのプラグがヘッドホンジャックに挿入されている状態で、ヘッドホンに設けたスイッチを操作することにより、ヘッドホン及びスピーカの駆動を制御することができるようにしたオーディオ装置が記載されている。これら特許文献1及び2の装置によれば、プラグがヘッドホンジャックに挿入された状態でも、スピーカによる放音を行うことができるようになっている。
特開2002−374586号公報 実公平5−46398号公報
しかしながら特許文献2の技術においても、ヘッドホンジャックを用い、外部録音機器により録音を行っているときに、スピーカの音量を調整すると、上記図7の従来技術の場合と同様に、録音中の音の音量も変化してしまう。
一方、特許文献1の技術によれば、スピーカの音量のみを独立して調整することができるようにも思われる。しかしこれによれば、ヘッドホン用とスピーカ用とに別々にボリュームを設ける必要がある。
また、上記いずれの技術においても、外部録音機器への出力レベルが、外部録音機器の入力感度と適合しない場合が多い。このため、一度録音してから再生して録音レベルを確認し、レベルが適合していないと感じた場合には、オーディオ装置側のボリューム位置を調整し、再度録音を試みるという、試行錯誤が必要とされる場合がある。
また、何曲かを連続して録音する場合、1曲毎に録音を停止して、再度録音を開始するという操作を行わなければ、それらがすべて1トラック又は1つのファイルとして録音されてしまい、曲毎に別トラックとしたり、別データとしたりすることができないという不都合もある。
また、特許文献1及び2の装置によれば、ヘッドホンによる聴取と外部録音機器での録音とで、スピーカからの出力のオン・オフを切り換えるには、そのための操作を行う必要がある。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、オーディオ装置のヘッドホン用出力を用いて記録を行う際の利便性をより向上させることにある。
上記目的を達成するため、第1の発明に係るオーディオ装置は、2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子と、前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況検出手段と、前記出力端子に対し、所定の音声信号の供給を行うにあたり、前記第1接続状況にある場合には予め定められた第1のレベルで供給を行い、前記第2接続状況にある場合には第2のレベルで供給を行う音声信号供給手段とを具備することを特徴とする。
ここで、2つの音声信号チャンネルとしては、たとえば、ステレオ音声信号の左右のチャンネルが該当する。所定の録音装置としては、たとえば、録音機能を備えたポータブルメモリプレーヤやポータブルHDDプレーヤ、ポータブルMDが該当する。出力端子としては、たとえば、3極プラグ及び4極プラグが差込み可能な4極のジャックが該当する。予め定められた第1のレベルとしては、たとえば、前記所定の録音装置による録音に適したものとして予め設定されているものが該当する。
この構成において、ヘッドホンに接続された3極ケーブルが出力端子に接続されると、第2接続状況にあると判定され、音声信号が第2レベルでヘッドホンに出力される。一方、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが出力端子に接続され、該録音装置により第4ラインに所定の信号が印加されると、第1接続状況にあると判定され、音声信号が第1レベルで録音装置に出力される。したがって、第1レベル及び第2レベルを適切に設定することにより、ヘッドホン及び録音装置のそれぞれに適したレベルで音声信号の出力を行うことができる。
第2の発明に係るオーディオ装置は、第1発明において、前記第1レベルを調整する手段を有することを特徴とする。
第3の発明に係るオーディオ装置は、第1又は第2発明において、前記第4ラインを介して得られる所定の信号として複数の種類のものが予め定められており、また、この各種類の信号に対応させて、前記第1レベルとして複数のレベルが予め定められており、前記音声信号供給手段は、前記第1レベルで音声信号の供給を行うとき、第1レベルのうちの、前記第4ラインを介して得られた信号の種類に対応するレベルで供給を行うものであることを特徴とする。
第4の発明に係るオーディオ装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記音声信号供給手段は、前記第1レベルで音声信号の供給を行うとき、前記第4ラインに対し、該音声信号における所定のデータ単位の開始及び終了を示す信号を印加するものであることを特徴とする。
第5の発明に係るオーディオ装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記音声信号供給手段は、前記第1レベルで前記出力端子に対する音声信号の供給を行うとき、該音声信号を別のレベルでスピーカ出力端子にも供給するものであることを特徴とする。
第6の発明に係るオーディオ装置は、2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子と、前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況判定手段と、前記出力端子及びスピーカ出力端子に対して所定の音声信号を供給し得る音声信号供給手段とを備え、前記音声信号供給手段は、前記音声信号を前記出力端子に対して供給する場合、前記第1接続状況にあるときには、前記音声信号を前記スピーカ出力端子に供給し、前記第2接続状況にあるときには、前記音声信号を前記スピーカ出力端子に供給しないものであることを特徴とする。
第7の発明に係るオーディオ装置は、第6発明において、前記出力端子及びスピーカ出力端子に供給する音声信号のレベルを別個に調整する手段を有することを特徴とする。
第8の発明に係る録音装置は、第1発明における4極ケーブルが接続可能な端子を備え、該4極ケーブルが第3発明のオーディオ装置に接続された場合、該オーディオ装置がその出力端子に対し第1レベルで音声信号の供給を行うときの該第1レベルが録音に適したものとなるように、該4極ケーブルの第4ラインに対し、所定の信号が印加されるようにする手段を具備することを特徴とする。
第9の発明に係る録音装置は、第1発明における4極ケーブルが接続可能な端子を備え、該4極ケーブルが第4発明のオーディオ装置に接続された場合において、該オーディオ装置がその出力端子に対し第1レベルで音声信号の供給を行うとき、該オーディオ装置が該4極ケーブルの第4ラインに印加する所定のデータ単位の開始及び終了を示す信号に基づき、前記所定のデータ単位で区切りながら、該音声信号を録音することを特徴とする。
第10の発明に係るオーディオシステムは、第3発明のオーディオ装置及び第8発明の録音装置を具備することを特徴とする。
第11の発明に係るオーディオシステムは、第4発明のオーディオ装置及び第9発明の録音装置を具備することを特徴とする。
第11の発明に係る音声信号出力方法は、2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子を備えたオーディオ装置における音声信号出力方法であって、前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況検出工程と、前記出力端子に対し、所定の音声信号の供給を行うにあたり、前記第1接続状況にある場合には予め定められた第1のレベルで供給を行い、前記第2接続状況にある場合には第2のレベルで供給を行う音声信号供給工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、音声信号を、第1接続状況においては所定の録音装置による録音に適した第1レベルで供給するとともに、第2接続状態においては第2レベルで供給するようにしたため、録音装置及びヘッドホンのそれぞれに適したレベルで音声信号の出力を行うことができる。このため、録音装置においては、最適な音声信号レベルで歪みのない録音を行うことができる。
また、音声信号を出力端子に対して供給する場合、第1接続状況においてはスピーカに対しても音声信号を供給し、第2接続状況においてはスピーカに対して音声信号を供給しないようにしたため、録音装置により録音を行うとき、スピーカへの音声信号の供給をオンとするための操作を不要とすることができる。このため、第1接続状況においては、録音装置に適したレベルでの音声信号の出力により最適な録音を行いつつ、スピーカによる放音が可能となるので、録音装置により録音しながら、スピーカによるモニタが可能となる。
また、第1接続状況にある場合、第4ラインの信号の相違に応じて第1レベルを変更するようにしたため、接続されている録音装置に適した第1レベルで、該録音装置に対し、音声信号を出力することができる。
また、第1接続状況にある場合、第4ラインに対し、音声信号における所定のデータ単位の開始及び終了を示す各区切り信号を印加するようにしたため、接続されている録音装置は該区切り信号に基づき、音声信号を、トラックに分けたり、ファイルに分けたりして録音することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、チューナ1、CDプレーヤ2、MDプレーヤ3、及びカセットプレーヤ4からの入力信号のうちから1つを選択して記録用出力(REC OUT)及び音声信号として出力するセレクタIC(以下、「入力セレクタ」という。)5、入力セレクタ5からの記録用出力に基づき録音を行う録音機6、入力セレクタ5からの音声信号を増幅するアンプ7、入力セレクタ5及びアンプ7間に介在するボリューム8、アンプ7の出力を音波に変換するスピーカ9、アンプ7及びスピーカ9間に設けられたリレー10、アンプ7の出力又は記録用出力を増幅するヘッドホンアンプ11、ヘッドホンアンプ11の出力側に接続されたヘッドホン端子12、及びヘッドホンアンプ11への入力を記録用出力及びアンプ7の出力間で切り換えるセレクタIC13、セレクタIC13及びヘッドホンアンプ11間に介在するボリューム14を備える。装置の筐体部分には、スピーカ9を装置に接続する手段として、端子15が設けられている。スピーカ9はこの端子15を介してリレー10に接続される。
オーディオ装置はさらに、装置各部を制御する制御マイコン16、制御マイコン16に対してユーザが各種の操作入力を行うための操作部17、及び制御マイコン16による処理結果等の表示を行う表示部18を備える。操作部17には入力セレクタ5による入力信号の切換えを指示するための入力セレクタキー、並びに、記録用出力モードへの切換え及び該モードの解除を行うための記録用出力モードキー及びセットキーが設けられている。記録用出力モードキーの押下により記録用出力モードへの切換えを行うかを問い合わせる表示、たとえば「記録用出力オン?」の文字の表示が行われ、所定時間内にセットキーが押下されると、記録用出力モードに切り換わるようになっている。
記録用出力モードとは、ヘッドホン端子12を介して外部録音機器19による録音を行うのに適したモードである。セレクタIC13を制御することにより、記録用出力モードでは、入力セレクタ5からの記録用出力がヘッドホンアンプ11に入力され、該モードが解除されている状態では、アンプ7の出力がヘッドホンアンプ11に入力される。
図中の20及び21は、ヘッドホン端子12に対して差し込むことが可能な3極プラグ及び4極プラグである。3極プラグ20は、図2(a)に示すように、左右の音声信号チャンネル及びグランド用のそれぞれの極L、R、及びGを備え、これらの各極に接続した各ラインを有する3極ケーブルを介してヘッドホン22に接続されている。4極プラグ21は、同図(b)に示すように、さらに第4の極24を備えており、4極ケーブルを介して外部録音機器19に接続されている。
オーディオ装置はさらに、ヘッドホン端子12に対するプラグ20又は21の差込みの有無を示す信号を制御マイコン16に対して出力する信号処理部23を備える。信号処理部23はさらに、4極プラグ21が接続されている場合には、その第4極24に印加されている電圧を制御マイコン16に対して出力するとともに、ヘッドホン端子12を介して出力する音声信号における楽曲の開始及び終了を示す区切り信号を、4極プラグ21の第4極に印加する機能を備える。
図3は外部録音機器19に接続された4極プラグ21がヘッドホン端子12に差し込まれているときの概略的な様子を示す。図中の31は図1のオーディオ装置であり、32は4極プラグ21の第4極24に接続された、4極ケーブル中の第4ラインである。同図に示すように、外部録音機器19において第4ライン32に接続されたプルアップ抵抗R1及びオーディオ装置31側において第4ライン32とグラウンドとの間に接続された抵抗R2により定まる所定の電圧に基づく信号が制御マイコン16に供給されている。これにより制御マイコンン16は、外部録音機器19が4極プラグ21を介して接続されたことを認識することができる。
また、第4ライン32とグラウンドとの間には、それぞれ所定の抵抗を介してスイッチ素子SW1及びSW2が設けられている。制御マイコン16はスイッチ素子SW1及びSW2のオン・オフを制御することにより4種類の電圧値による信号を、4極ケーブル中の第4ライン32に印加することができる。これにより、制御マイコン16は、ヘッドホン端子12を介して出力する音声信号における楽曲の開始及び終了を示す区切り信号を、外部録音機器19のマイコン33に対して送出することができる。
図4は制御マイコン16による処理の一部を示すフローチャートである。なお、外部録音機器19として、第1の録音機器及び第2の録音機器が接続されることが想定され、それぞれ、接続時には、図3における第1ライン32の電圧値が所定の第1電圧V1及び第2電圧V2となるようにプルアップ抵抗R1の抵抗値が設定されているものとする。また制御マイコン16は、第1録音機器及び第2録音機器のそれぞれに適した出力レベルを得るためのボリューム14の調整位置として、第1電圧値V1及び第2電圧V2に対応する位置を保持している。
この処理を開始すると、制御マイコン16は、まず、ステップ41において、ヘッドホン端子12に対し、プラグ20又は21の差込みがあったか否かを判定する。差込みがなかったと判定した場合は図4の処理を終了する。差込みがあったと判定した場合には、ステップ42において、ヘッドホン端子12における、プラグの第4極相当部分に接触する端子部分の電圧値が第1電圧V1であるか否かを判定する。
第1電圧V1であると判定した場合には、ステップ43において、ボリューム14の調整値を、予め第1電圧V1に対して定められている位置に変更する。また、セレクタIC13を、記録用出力モード側に設定する。これにより、記録用出力モードに移行し、ヘッドホン端子12を介して外部録音機器19(第1録音機器)に出力される音声信号のレベルは、第1録音機器に適した値に設定されたことになる。さらにステップ44においてリレー10をオン状態とし、図4の処理を終了する。これにより、その後、チューナ1又は各再生部2〜4における再生動作等を開始し、音声信号の出力を行うとき、ユーザは、記録内容をスピーカ9でモニタしながら記録を行うことができる。
ステップ42において、第1電圧V1ではないと判定した場合には、ステップ45へ進み、同端子部分の電圧が第2電圧V2であるか否かを判定する。第2電圧V2であると判定した場合には、ステップ47において、ボリューム14を、予め第2電圧V2に対して定められている位置に変更する。また、セレクタIC13を、記録用出力モード側に設定する。これにより、記録用出力モードに移行し、ヘッドホン端子12を介して外部録音機器19(第2録音機器)に出力される音声信号のレベルは、第2録音機器に適した値に設定されたことになる。さらに、ステップ48において、リレー10をオン状態とし、図4の処理を終了する。これにより、その後、チューナ1又は各再生部2〜4における再生動作等を開始し、音声信号の出力を行うとき、ユーザは、記録内容をスピーカ9でモニタしながら記録を行うことができる。
ステップ45において、第2電圧V2ではなく、たとえばグラウンド電圧であると判定した場合には、ステップ46へ進み、リレー10をオフ状態として、図4の処理を終了する。この場合、ヘッドホン端子12には、ヘッドホン22に接続された3極プラグ20が差し込まれていることが想定されており、その後ユーザは、記録用出力モードに移行することなく、CDプレーヤ2等の再生を行うと、スピーカ9からの放音を行うことなく、ヘッドホン22のみで、聴取を行うことができる。
なお、ステップ43又は47において記録用出力モードに移行した後、プラグ21が引き抜かれたときは、ヘッドホン端子12における、プラグの第4極部分に接触する端子部分の電圧値が第1電圧V1から変動することに基づき、記録用出力モードは解除される。
図5は制御マイコン16による処理の別の一部を示すフローチャートである。この処理は、図4の処理におけるステップ42又は45において、第4電極の電圧が第1電圧V1又は第2電圧V2であると判定された場合、すなわち上述の第1録音機器又は第2録音機器が接続されている場合に、記録用出力モードにおいて、チューナ1又は各再生部2〜4における再生動作等により音声信号の出力が行われているとき、繰り返し行われる。今、外部録音機器19として、上述の第1録音機器が接続されているものとする。
処理が開始されると、ステップ51及び52において、出力中の音声信号について、楽曲の開始タイミングであるか又は終了タイミングであるかを判定する。この判定は、チューナ61又は各再生部62〜64からの音声信号に基づいて行うことができる。楽曲の開始タイミングと判定した場合には、ステップ53において、図3のスイッチ素子SW1をオンとし、スイッチ素子SW2をオフとして、図5の処理を終了する。これにより、第4ライン32の電圧値は、両スイッチ素子SW1及びSW2がオフ状態のときの第1電圧V1とは異なる第3の電圧V3となる。一方、楽曲の開始タイミングと判定した場合には、ステップ54において、スイッチ素子SW1及びSW2の双方をオン状態とし、図5の処理を終了する。これにより、第4ライン32の電圧値は、第1電圧V1及び第3電圧V3とは異なる第4の電圧V4となる。ステップ51及び52において、楽曲の開始タイミングでも終了タイミングでもないと判定した場合には、直ちに図5の処理を終了する。
図6は外部録音機器19のマイコン33における処理の一部を示すフローチャートである。今、外部録音機器19として、第1録音機器が接続されているとする。処理を開始すると、ステップ61及び62において、第4ライン32の電圧は上記第3電圧V3であるか又は第4電圧V4であるかどうかを判定する。第3電圧V3であると判定した場合には、ステップ63において、新たなトラックを開始するための処理を行い、図6の処理を終了する。その後、供給される音声信号はそのトラックに属するものとして、記録されることになる。一方、第4電圧であると判定した場合には、ステップ64において、トラックを終了させるための処理を行い、図6の処理を終了する。以後のデータは無音状態のものであるとして取り扱われることになる。ステップ61及び62において、第3電圧V3及び第4電圧V4のいずれでもないと判定した場合には、直ちに図6の処理を終了する。
以上の図5及び図6の処理により、オーディオ装置から出力される音声信号に基づき、外部録音機器19により、トラック毎に区切りを付与しながら録音を行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、ヘッドホン22との間で出力端子12を共用しながらも、外部録音機器19による録音のレベルを適切なものとすることができる。また、外部録音機器19を、プラグ21を用いて接続するだけで、スピーカ9によるモニタが有効となるので、録音開始を確実に認識し、音声信号をモニタしながら該音声信号に基づく録音を行うことができる。その際に、トラック毎に録音を停止させる必要なく、トラックの区切りを自動的に付与することができる。
本発明の一実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置に接続できる3極プラグ及び4極プラグを示す図である。 外部録音機器に接続された4極プラグが図1の装置のヘッドホン端子に差し込まれているときの概略的な様子を示す回路図である。 図1の装置の制御マイコンによる処理の一部を示すフローチャートである。。 図1の装置の制御マイコンによる処理の別の一部を示すフローチャートである。 外部録音機器のマイコンにおける処理の一部を示すフローチャートである。従来のオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 従来のオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図7のオーディオ装置におけるヘッドホン検出処理を示すフローチャートである。 図7のオーディオ装置における入力セレクタの切換え処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,61:チューナ、2,62:CDプレーヤ、3,63:MDプレーヤ、4,64:カセットプレーヤ、5,65:入力セレクタ、6,66:録音機、7,67:アンプ、8,14,68:ボリューム、9,69:スピーカ、10,70:リレー、11,71:ヘッドホンアンプ、12,72:出力端子、13:セレクタIC、14,74:制御マイコン、17,75:操作部、18,76:表示部、20,21,77:接続プラグ、22,78:ヘッドホン、23:信号処理部、31:オーディオ装置、32:第4ライン、R1,R2:抵抗、SW1,SW2:スイッチ素子、L:左音声チャンネルの極、R:右音声チャンネルの極、G:グランドの極、24:第4の極、19,79:外部録音機器。

Claims (7)

  1. 2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子と、
    前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況検出手段と、
    前記出力端子に対し、所定の音声信号の供給を行うにあたり、前記第1接続状況にある場合には予め定められた第1のレベルで供給を行い、前記第2接続状況にある場合には第2のレベルで供給を行う音声信号供給手段とを備え、
    前記音声信号供給手段は、前記第1のレベルで前記出力端子に対する音声信号の供給を行うとき、該音声信号を別のレベルでスピーカ出力端子にも供給するものであることを特徴とするオーディオ装置。
  2. 前記第1レベルを調整する手段を有することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  3. 前記第4ラインを介して得られる所定の信号として複数の種類のものが予め定められており、また、この各種類の信号に対応させて、前記第1レベルとして複数のレベルが予め定められており、前記音声信号供給手段は、前記第1レベルで音声信号の供給を行うとき、第1レベルのうちの、前記第4ラインを介して得られた信号の種類に対応するレベルで供給を行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ装置。
  4. 前記音声信号供給手段は、前記第1レベルで音声信号の供給を行うとき、前記第4ラインに対し、該音声信号における所定のデータ単位の開始及び終了を示す信号を印加するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のオーディオ装置。
  5. 2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子と、
    前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況判定手段と、
    前記出力端子及びスピーカ出力端子に対して所定の音声信号を供給し得る音声信号供給手段とを備え、
    前記音声信号供給手段は、前記音声信号を前記出力端子に対して供給する場合、前記第1接続状況にあるときには、前記音声信号を前記スピーカ出力端子に供給し、前記第2接続状況にあるときには、前記音声信号を前記スピーカ出力端子に供給しないものであることを特徴とするオーディオ装置。
  6. 前記出力端子及びスピーカ出力端子に供給する音声信号のレベルを別個に調整する手段を有することを特徴とする請求項に記載のオーディオ装置。
  7. 2つの音声信号チャンネル及びグランド用の各ラインを有し、ヘッドホンに接続された3極ケーブル、又はこれらのラインに加え、第4のラインを有し、所定の録音装置に接続された4極ケーブルが選択的に接続可能な出力端子を備えたオーディオ装置における音声信号出力方法であって、
    前記出力端子に対して前記4極ケーブルが接続され、かつその第4ラインを介して所定の信号が得られた第1の接続状況にあること、又は前記出力端子に対して前記3極ケーブルが接続された第2の接続状況にあることを検出する接続状況検出工程と、
    前記出力端子に対し、所定の音声信号の供給を行うにあたり、前記第1接続状況にある場合には予め定められた第1のレベルで供給を行い、前記第2接続状況にある場合には第2のレベルで供給を行う音声信号供給工程とを備え、
    前記音声信号供給工程では、前記第1のレベルで前記出力端子に対する音声信号の供給を行うとき、該音声信号を別のレベルでスピーカ出力端子にも供給することを特徴とする音声信号出力方法。
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