JP2002374586A - 出力制御装置及び出力制御方法、並びに制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

出力制御装置及び出力制御方法、並びに制御プログラム及び記録媒体

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JP2002374586A
JP2002374586A JP2001180616A JP2001180616A JP2002374586A JP 2002374586 A JP2002374586 A JP 2002374586A JP 2001180616 A JP2001180616 A JP 2001180616A JP 2001180616 A JP2001180616 A JP 2001180616A JP 2002374586 A JP2002374586 A JP 2002374586A
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audio signal
switch
output
control
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JP2001180616A
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Yoshiyuki Kasahara
良之 笠原
Hitoshi Mitani
均 三谷
Shigetoshi Sugiyama
茂利 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのジャックのみを用いて、出力する音声
信号を自由に制御する。 【解決手段】 初期状態として、ヘッドホンジャック1
5にヘッドホン17が差し込まれておらず、音声信号出
力機能部12bがスピーカ18のみへ音声信号を出力し
ている状態を想定し、検出回路16は、ヘッドホンジャ
ック15にヘッドホン17が差し込まれたか否かを検出
し、ヘッドホン17の差し込みを検出した場合、制御機
能部12aへ検出信号を出力し、制御機能部12aは、
検出信号を検知してROM13に保存されているプログ
ラムを実行し、スピーカスイッチ23及びヘッドホンス
イッチ24へ制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力する音声信号
を制御する出力制御装置及び出力制御方法、並びに制御
プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープレコーダ等の音声記録再
生装置は、音声信号を音声に変換するスピーカを備えて
おり、内部に設けた信号出力回路が音声信号をスピーカ
へ出力して音声を再生する。また、テープレコーダは、
差込端子(以下、ジャックと記す)を備えており、この
ジャックに小型スピーカとしてのヘッドホンが差し込ま
れた場合、スピーカと同様に内部に設けた信号出力回路
が音声信号をヘッドホンへ出力して音声を再生する。
【0003】ここで、スピーカ又はヘッドホンへ音声信
号を出力する信号出力回路101aについて、図5を用
いて説明する。信号出力回路101aは、音声信号を出
力する出力トランス102と、ヘッドホン105が差し
込まれるジャック103aとを備え、スピーカ104が
接続されている。
【0004】すなわち、ジャック103aにヘッドホン
105が差し込まれていない場合では、信号出力回路1
01aは、出力トランス102から出力した音声信号を
スピーカ104へ出力する。一方、ジャック103aに
ヘッドホン105が差し込まれている場合では、信号出
力回路101aは、出力トランス102から出力した音
声信号をジャック103aに差し込まれているヘッドホ
ン105のみへ出力する。
【0005】このように、信号出力回路101aは、ジ
ャック103aにヘッドホン105が差し込まれている
場合と差し込まれていない場合とによって、出力する音
声信号を制御している。しかしながら、信号出力回路1
01aは、音声信号をスピーカ104へ出力する、又は
ヘッドホン105へ出力するといった単純な制御しかで
きない。すなわち、信号出力回路101aは、例えば音
声信号をスピーカ104とともにヘッドホン105へ出
力することができない。
【0006】一方、テープレコーダは、上述の信号出力
回路101aとは別の信号出力回路101bを内部に設
けている場合がある。この信号出力回路101bについ
て、図6を用いて説明する。信号出力回路101bは、
音声信号をスピーカ104及び/又はヘッドホン105
へ出力することができる。信号出力回路101bは、音
声信号を出力する出力トランス102と、ヘッドホン1
05が差し込まれるジャック103b及びジャック10
3cとを備え、スピーカ104が接続されている。
【0007】すなわち、ジャック103b及びジャック
103cいずれにもヘッドホン105が差し込まれてい
ない場合では、信号出力回路101bは、出力トランス
102から出力した音声信号をスピーカ104へ出力す
る。
【0008】また、ジャック103bのみにヘッドホン
105が差し込まれている場合では、信号出力回路10
1bは、出力トランス102から出力した音声信号をジ
ャック103bに差し込まれているヘッドホン105の
みへ出力する。
【0009】また、ジャック103cのみにヘッドホン
105が差し込まれている場合では、信号出力回路10
1bは、出力トランス102から出力した音声信号をス
ピーカ104及びジャック103cに差し込まれている
ヘッドホン105へ出力する。
【0010】このように、信号出力回路101bは、ヘ
ッドホン105がジャック103bに差し込まれている
か、ジャック103cに差し込まれているか、又はどち
らのジャックにも差し込まれていないかによって、出力
する音声信号を制御している。信号出力回路101b
は、出力する音声信号に対して、上述の信号出力回路1
01aよりも自由度が高い制御をすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、信号出力回
路101bは、出力する音声信号に対して、信号出力回
路101aよりも自由度の高い制御をすることができる
ものの、ジャック103b及びジャック103cの2つ
のジャックをともに用いる必要がある。しかしながら、
2つのジャックを備えた信号出力回路101bは、大き
くなってしまい、スペース効率が悪くなるといった問題
点がある。
【0012】さらに、信号出力回路101bは、ジャッ
ク103b及びジャック103cの2つのジャックをと
もに用いて、音声信号をスピーカ104又は/及びヘッ
ドホン105へ出力しているときに、ビープ信号をも混
ぜて出力する場合、音声信号及びビープ信号の出力レベ
ルを制御することができないという問題点もある。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されたものであり、1つのジャックのみを用いて、出
力する音声信号を自由に制御することができる出力制御
装置及び出力制御方法、並びに制御プログラム及び記録
媒体を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る出力制御装
置は、上述の問題点を解決するために、音声信号を出力
する音声信号出力手段と、音声信号出力手段からスピー
カへ出力された音声信号を遮断及び導通する第1のスイ
ッチと、ヘッドホンが差し込まれる差込端子と、音声信
号出力手段から差込端子へ出力された音声信号を遮断及
び導通する第2のスイッチと、差込端子に対してヘッド
ホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出する検
出手段と、検出手段が検出した検出結果に基づいて、第
1のスイッチと第2のスイッチとを制御する制御手段と
を備える。
【0015】この出力制御装置は、音声信号を出力して
いる際に、差込端子に対してヘッドホンが差し込まれた
か又は引き抜かれたかを検出し、検出結果に基づいて、
スピーカへ出力された音声信号を遮断及び導通する第1
のスイッチと、差込端子へ出力された音声信号を遮断及
び導通する第2のスイッチとを制御する。
【0016】本発明に係る出力制御方法は、上述の問題
点を解決するために、音声信号を出力する音声信号出力
工程と、差込端子に対してヘッドホンが差し込まれたか
又は引き抜かれたかを検出する検出工程と、検出工程に
て検出した検出結果に基づいて、音声信号出力工程にて
スピーカへ出力された音声信号を遮断及び導通する第1
のスイッチと、音声信号出力工程にて差込端子へ出力さ
れた音声信号を遮断及び導通する第2のスイッチとを制
御する制御工程とを有する。
【0017】この出力制御方法では、音声信号を出力し
ている際に、差込端子に対してヘッドホンが差し込まれ
たか又は引き抜かれたかを検出し、検出結果に基づい
て、スピーカへ出力された音声信号を遮断及び導通する
第1のスイッチと、差込端子へ出力された音声信号を遮
断及び導通する第2のスイッチとを制御する。
【0018】本発明に係る制御プログラムは、上述の問
題点を解決するために、音声信号を出力する音声信号出
力手段と、音声信号出力手段からスピーカへ出力された
音声信号を遮断及び導通する第1のスイッチと、ヘッド
ホンが差し込まれる差込端子と、音声信号出力手段から
差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導通する第2
のスイッチと、差込端子に対してヘッドホンが差し込ま
れたか又は引き抜かれたかを検出する検出手段とを備え
る出力制御装置に、検出手段が検出した検出結果に基づ
いて、第1のスイッチと第2のスイッチとを制御する制
御工程を含む処理を実行させる。
【0019】この制御プログラムは、出力制御装置が音
声信号を出力している際に差込端子に対してヘッドホン
が差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出した場合、
スピーカへ出力された音声信号を遮断及び導通する第1
のスイッチと、差込端子へ出力された音声信号を遮断及
び導通する第2のスイッチとを制御する処理を出力制御
装置に実行させる。
【0020】本発明に係る記録媒体には、上述の問題点
を解決するために、音声信号を出力する音声信号出力手
段と、音声信号出力手段からスピーカへ出力された音声
信号を遮断及び導通する第1のスイッチと、ヘッドホン
が差し込まれる差込端子と、音声信号出力手段から差込
端子へ出力された音声信号を遮断及び導通する第2のス
イッチと、差込端子に対してヘッドホンが差し込まれた
か又は引き抜かれたかを検出する検出手段とを備える出
力制御装置に、検出手段が検出した検出結果に基づい
て、第1のスイッチと第2のスイッチとを制御する制御
工程を含む処理を実行させる制御プログラムが記録され
ている。
【0021】この記録媒体には、出力制御装置が音声信
号を出力している際に差込端子に対してヘッドホンが差
し込まれたか又は引き抜かれたかを検出した場合、スピ
ーカへ出力された音声信号を遮断及び導通する第1のス
イッチと、差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導
通する第2のスイッチとを制御する処理を出力制御装置
に実行させる制御プログラムが記録されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
の一構成例として示す出力制御部は、音声信号を出力す
る音声信号出力手段としての音声信号出力機能部と、音
声信号出力手段からスピーカへ出力された音声信号を遮
断及び導通する第1のスイッチとしてのスピーカスイッ
チと、ヘッドホンが差し込まれる差込端子としてのヘッ
ドホンジャックと、音声信号出力手段から差込端子へ出
力された音声信号を遮断及び導通する第2のスイッチと
してのヘッドホンスイッチと、差込端子に対してヘッド
ホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出する検
出手段としての検出回路と、検出手段が検出した検出結
果に基づいて、第1のスイッチと第2のスイッチとを制
御する制御手段としての制御機能部とを備えるものであ
る。ここで、出力制御部は、PDA(Personal Digital
Assistants)等の内部回路部として用いられるもので
ある。
【0023】まず、出力制御部1の概略構成について、
図1を用いて説明する。出力制御部1は、音声信号及び
/又はビープ信号に対して処理を行うオーディオチップ
11と、音声信号及び/又はビープ信号を出力する及び
オーディオチップ11を制御するCPU(Central Proc
essing Unit)12と、各種プログラムが保存されてい
るROM(Read Only Memory)13と、CPU12が動
作する上で必要な情報等が記憶されるRAM(Random A
ccess Memory)14と、ヘッドホン17が差し込まれる
ヘッドホンジャック15と、ヘッドホンジャック15に
対してヘッドホン17が差し込まれたか又は引き抜かれ
たかを検出する検出回路16とを備えている。
【0024】ここで、上述のビープ信号は、一般的には
エラー信号等の警報信号のことであるが、スケジュール
アラーム信号、電子メール受信信号、その他の情報を与
えるインフォメーション信号等であってもよい。
【0025】ROM13には、詳細は後述するが、スピ
ーカスイッチ23及びヘッドホンスイッチ24の開閉を
制御するプラグラム、出力される音声信号及びビープ信
号の出力レベルを制御するプログラム等が保存されてい
る。
【0026】オーディオチップ11は、音声信号をアナ
ログ信号に変換するDAC(Digital Analog Converte
r)21と、アナログ信号に変換された音声信号に対し
てビープ信号を加算する加算器22と、スピーカ18へ
出力された音声信号及び/又はビープ信号を開閉するこ
とによって遮断及び導通するスピーカスイッチ23と、
ヘッドホン17へ出力された音声信号及び/又はビープ
信号を開閉することによって遮断及び導通するヘッドホ
ンスイッチ24と、スピーカスイッチ23によって導通
されたスピーカ18への音声信号及び/又はビープ信号
を増幅するスピーカアンプ25と、ヘッドホンスイッチ
24によって導通されたヘッドホン17への音声信号及
び/又はビープ信号を増幅するヘッドホンアンプ26と
を備えている。
【0027】さらに、CPU12が実行する機能を示す
機能ブロックとして、CPU12は、検出回路16から
出力された検出信号を検知した場合に、ROM13に保
存されているプログラムを実行してスピーカスイッチ2
2及びヘッドホンスイッチ23の開閉、つまりオン/オ
フを制御する制御機能部12aと、音声信号を出力する
音声信号出力機能部12bと、ビープ信号を出力するビ
ープ信号出力機能部12cとを有する。また、制御機能
部12aは、必要に応じてROM13に保存されている
プログラムを実行して音声信号出力機能部12bから出
力される音声信号及びビープ信号出力機能部12cから
出力されるビープ信号の出力レベルを制御する。
【0028】続いて、上述の各部の機能を説明する。検
出回路16は、ヘッドホンジャック15に対してヘッド
ホン17が差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出し
た場合に検出信号を制御機能部12aへ出力する。
【0029】制御機能部12aは、検出信号を検知した
場合に、ROM13に保存されているプログラムを実行
してスピーカスイッチ23及びヘッドホンスイッチ24
へ制御信号を出力し、スピーカスイッチ23及びヘッド
ホンスイッチ24のオン/オフを制御する。また、制御
機能部12aは、必要に応じてROM13に保存されて
いるプログラムを実行して音声信号出力機能部12bか
ら出力される音声信号、及びビープ信号出力機能部12
cから出力されるビープ信号の出力レベルを制御する。
【0030】音声信号出力機能部12bは、音声信号を
DAC21へ出力する。ビープ信号出力機能部12c
は、ビープ信号を加算器22へ出力する。
【0031】DAC21は、音声信号出力機能部12b
から出力された音声信号をアナログ信号に変換して加算
器22へ出力する。加算器22は、アナログ信号に変換
された音声信号に対してビープ信号出力機能部12cか
ら出力されたビープ信号を加算し、スピーカアンプ25
及び/又はヘッドホンアンプ26へ出力する。
【0032】スピーカスイッチ23は、スピーカアンプ
25の直前に位置し、制御機能部12aから出力された
制御信号によってオン/オフが制御されて、スピーカア
ンプ25へ入力する音声信号及び/又はビープ信号を遮
断及び導通する。ヘッドホンスイッチ24は、ヘッドホ
ンアンプ26の直前に位置し、制御機能部12aから出
力された制御信号によってオン/オフが制御されて、ヘ
ッドホンアンプ26へ入力する音声信号及び/又はビー
プ信号を遮断及び導通する。
【0033】スピーカアンプ25は、入力した音声信号
及び/又はビープ信号の振幅を増幅してスピーカ18へ
出力する。ヘッドホンアンプ26は、入力した音声信号
及び/又はビープ信号の振幅を増幅してヘッドホンジャ
ック15に差し込まれたヘッドホン17へ出力する。
【0034】上述のように構成された出力制御部1が、
ヘッドホンジャック15にヘッドホン17が差し込まれ
て音声信号を出力する動作について、図2に示すフロー
チャートを用いて説明する。ここでは、初期状態とし
て、ヘッドホンジャック15にヘッドホン17が差し込
まれておらず、音声信号出力機能部12bがスピーカ1
8のみへ音声信号を出力している状態を想定している。
【0035】ステップS1において、検出回路16は、
ヘッドホンジャック15にヘッドホン17が差し込まれ
たか否かを検出する。ステップS2において、検出回路
16は、ヘッドホン17の差し込みを検出した場合、制
御機能部12aへ検出信号を出力する。一方、上述のス
テップS1において、検出回路16がヘッドホン17の
差し込みを検出しなかった場合、初期状態のままであ
る。
【0036】ステップS3において、制御機能部12a
は、検出信号を検知してROM13に保存されているプ
ログラムを実行し、スピーカスイッチ23及びヘッドホ
ンスイッチ24へ制御信号を出力する。
【0037】ここで、上述のステップS3における具体
例として、制御機能部12aは、ROM13に保存され
ているプログラムに応じて、スピーカスイッチ23をオ
フ、つまりスピーカ18への出力をミュートし、ヘッド
ホンスイッチ24をオン、つまりヘッドホンアンプ26
を活性化するような制御信号を出力する。
【0038】また、制御機能部12aは、ROM13に
保存されているプログラムに応じて、スピーカスイッチ
23をオンのままに保って、ヘッドホンスイッチ24を
オンにする。
【0039】次に、出力制御部1が、ヘッドホンジャッ
ク15からヘッドホン17が引き抜かれて音声信号を出
力する動作について、図3に示すフローチャートを用い
て説明する。ここでは、初期状態として、ヘッドホンジ
ャック15にヘッドホン17が差し込まれており、音声
信号出力機能部12bがヘッドホン17のみへ音声信号
を出力している状態を想定している。
【0040】ステップS11において、検出回路16
は、ヘッドホンジャック15からヘッドホン17が引き
抜かれたか否かを検出する。ステップS12において、
検出回路16は、ヘッドホン17の引き抜きを検出した
場合、制御機能部12aへ検出信号を出力する。一方、
上述のステップS11において、検出回路16がヘッド
ホン17の引き抜きを検出しなかった場合、初期状態の
ままである。
【0041】ステップS13において、制御機能部12
aは、検出信号を検知してROM13に保存されている
プログラムを実行し、スピーカスイッチ23をオンに
し、ヘッドホンスイッチ24をオフにするような制御信
号を出力する。
【0042】次に、出力制御部1が、音声信号とともに
ビープ信号の一つとされるスケジュールアラーム信号を
出力する動作について、図4に示すフローチャートを用
いて説明する。ここでは、初期状態として、ヘッドホン
ジャック15にヘッドホン17が差し込まれており、音
声信号出力機能部12bがスピーカ18及びヘッドホン
17へ音声信号を出力している状態を想定している。
【0043】ステップS21において、ビープ信号出力
機能部12cは、設定されているスケジュールに合致し
たか否かを判断する。ステップS22において、ビープ
信号出力機能部12cは、スケジュールに合致したと判
断した場合、ビープ信号を出力する。一方、上述のステ
ップS21において、ビープ信号出力機能部12cがス
ケジュールに合致していないと判断した場合、初期状態
のままである。
【0044】ステップS23において、制御機能部12
aは、ROM13に保存されているプログラムを実行し
て、ビープ信号出力機能部12cからスピーカ18及び
ヘッドホン17へ出力されるビープ信号の出力レベルを
徐々に上げる。
【0045】ステップS24において、制御機能部12
aは、ROM13に保存されているプログラムを実行し
て、音声信号出力機能部12bからスピーカ18及びヘ
ッドホン17へ出力されている音声信号の出力レベルを
徐々に下げる。
【0046】以上、詳細に説明したように、出力制御部
1は、CPU12がROM13に保存されている各種プ
ログラムを実行することによって、出力する音声信号を
自由に制御することができる。
【0047】具体的には、ヘッドホンジャック15にヘ
ッドホン17が差し込まれた場合、出力制御部1は、ス
ピーカスイッチ23をオフにし、ヘッドホンスイッチ2
4をオンにすることができる。また、出力制御部1は、
スピーカスイッチ23をオンのままに保って、ヘッドホ
ンスイッチ24をオンにすることができる。
【0048】また、ヘッドホンジャック15からヘッド
ホン17が引き抜かれた場合、出力制御部1は、スピー
カスイッチ23をオンにし、ヘッドホンスイッチ24を
オフにすることができる。
【0049】さらに、出力制御部1は、音声信号ととも
にスケジュールアラーム信号等のビープ信号を出力する
場合、スピーカスイッチ23及びヘッドホンスイッチ2
4をオンのままに保って、スピーカ18及びヘッドホン
17へ出力されるビープ信号の出力レベルを徐々に上
げ、音声信号の出力レベルを徐々に下げることができ
る。
【0050】また、出力制御部1は、PDA等の内部回
路として容易に実装することができる。
【0051】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることはもちろんであ
る。
【0052】例えば、本発明の実施の形態とされる出力
制御部1は、検出回路16から出力される検出信号を検
知してROM13に保存されているプログラムを実行し
たが、任意に設定されたタイミングによってプログラム
を実行してもよい。
【0053】また、出力制御部1は、PDAの内部回路
部として用いられたが、PDA以外にも、例えば携帯型
音楽再生機、PC(Personal Computer)、携帯電話機
等の内部回路部として用いられてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る出力制御装置は、音声信号を出力している際に、差込
端子に対してヘッドホンが差し込まれたか又は引き抜か
れたかを検出し、検出結果に基づいて、スピーカへ出力
された音声信号を遮断及び導通する第1のスイッチと、
差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導通する第2
のスイッチとを制御する。これにより、出力制御装置
は、第1のスイッチと第2のスイッチとを自由に制御し
て、出力する音声信号を自由に制御することができる。
【0055】また、本発明に係る出力制御方法では、音
声信号を出力している際に、差込端子に対してヘッドホ
ンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出し、検出
結果に基づいて、スピーカへ出力された音声信号を遮断
及び導通する第1のスイッチと、差込端子へ出力された
音声信号を遮断及び導通する第2のスイッチとを制御す
る。これにより、出力制御方法では、第1のスイッチと
第2のスイッチとを自由に制御して、出力する音声信号
を自由に制御することができる。
【0056】また、本発明に係る制御プログラムは、出
力制御装置が音声信号を出力している際に差込端子に対
してヘッドホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを
検出した場合、スピーカへ出力された音声信号を遮断及
び導通する第1のスイッチと、差込端子へ出力された音
声信号を遮断及び導通する第2のスイッチとを制御する
処理を出力制御装置に実行させる。これにより、この制
御プログラムは、第1のスイッチと第2のスイッチとを
自由に制御して、出力する音声信号を自由に制御させる
処理を出力制御装置に実行させることができる。
【0057】また、本発明に係る記録媒体には、出力制
御装置が音声信号を出力している際に差込端子に対して
ヘッドホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出
した場合、スピーカへ出力された音声信号を遮断及び導
通する第1のスイッチと、差込端子へ出力された音声信
号を遮断及び導通する第2のスイッチとを制御する処理
を出力制御装置に実行させる制御プログラムが記録され
ている。これにより、記録媒体には、第1のスイッチと
第2のスイッチとを自由に制御して、出力する音声信号
を自由に制御させる処理を出力制御装置に実行させるこ
とができる制御プログラムが記録されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る出力制御部1の概略
構成を説明する図である。
【図2】同出力制御部1がヘッドホンジャック15にヘ
ッドホン17が差し込まれて音声信号を出力する動作を
説明するフローチャートである。
【図3】同出力制御部1がヘッドホンジャック15から
ヘッドホン17が引き抜かれて音声信号を出力する動作
を説明するフローチャートである。
【図4】同出力制御部1がビープ信号を出力する動作を
説明するフローチャートである。
【図5】従来の信号出力回路101aの概略回路を説明
する図である。
【図6】従来の信号出力回路101bの概略回路を説明
する図である。
【符号の説明】
1 出力制御部、11 オーディオチップ、12 CP
U、12a 制御機能部、12b 音声信号出力機能
部、12c ビープ信号出力機能部、13 ROM、1
4 RAM、15 ヘッドホンジャック、16 検出回
路、17 ヘッドホン、18 スピーカ、21 DA
C、22 加算器、23 スピーカスイッチ、24 ヘ
ッドホンスイッチ、25 スピーカアンプ、26 ヘッ
ドホンアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 茂利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D005 BB16 5D020 AD04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を出力する音声信号出力手段
    と、 上記音声信号出力手段からスピーカへ出力された音声信
    号を遮断及び導通する第1のスイッチと、 ヘッドホンが差し込まれる差込端子と、 上記音声信号出力手段から上記差込端子へ出力された音
    声信号を遮断及び導通する第2のスイッチと、 上記差込端子に対して上記ヘッドホンが差し込まれたか
    又は引き抜かれたかを検出する検出手段と、 上記検出手段が検出した検出結果に基づいて、上記第1
    のスイッチと上記第2のスイッチとを制御する制御手段
    とを備えることを特徴とする出力制御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記差込端子に上記ヘ
    ッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチをオ
    フにし、上記第2のスイッチをオンにすることを特徴と
    する請求項1記載の出力制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記差込端子に上記ヘ
    ッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチ及び
    上記第2のスイッチをそれぞれオンにすることを特徴と
    する請求項1記載の出力制御装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記差込端子から上記
    ヘッドホンが引き抜かれた場合、上記第1のスイッチを
    オンにし、上記第2のスイッチをオフにすることを特徴
    とする請求項1記載の出力制御装置。
  5. 【請求項5】 所定のタイミングに応じてビープ信号を
    出力するビープ信号出力手段と、 上記音声信号出力手段から出力された上記音声信号に対
    して上記ビープ信号出力手段から出力されたビープ信号
    を加算する加算手段とを備え、 上記ビープ信号出力手段から出力されるビープ信号の出
    力レベルを徐々に上げるとともに、上記音声信号出力手
    段から出力される音声信号の出力レベルを徐々に下げる
    ことを特徴とする請求項1記載の出力制御装置。
  6. 【請求項6】 音声信号を出力する音声信号出力工程
    と、 差込端子に対してヘッドホンが差し込まれたか又は引き
    抜かれたかを検出する検出工程と、 上記検出工程にて検出した検出結果に基づいて、上記音
    声信号出力工程にてスピーカへ出力された音声信号を遮
    断及び導通する第1のスイッチと、上記音声信号出力工
    程にて上記差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導
    通する第2のスイッチとを制御する制御工程とを有する
    ことを特徴とする出力制御方法。
  7. 【請求項7】 上記制御工程では、上記差込端子に上記
    ヘッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチを
    オフにし、上記第2のスイッチをオンにすることを特徴
    とする請求項6記載の出力制御方法。
  8. 【請求項8】 上記制御工程では、上記差込端子に上記
    ヘッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチと
    上記第2のスイッチとをそれぞれオンにすることを特徴
    とする請求項6記載の出力制御方法。
  9. 【請求項9】 上記制御工程では、上記差込端子から上
    記ヘッドホンが引き抜かれた場合、上記第1のスイッチ
    をオンにし、上記第2のスイッチをオフにすることを特
    徴とする請求項6記載の出力制御方法。
  10. 【請求項10】 所定のタイミングに応じてビープ信号
    を出力するビープ信号出力工程と、 上記音声信号出力工程にて出力された上記音声信号に対
    して上記ビープ信号出力工程にて出力されたビープ信号
    を加算する加算工程とを有し、 上記制御工程では、上記ビープ信号出力工程にて出力さ
    れるビープ信号の出力レベルを徐々に上げるとともに、
    上記音声信号出力工程にて出力される音声信号の出力レ
    ベルを徐々に下げることを特徴とする請求項6記載の出
    力制御方法。
  11. 【請求項11】 音声信号を出力する音声信号出力手段
    と、上記音声信号出力手段からスピーカへ出力された音
    声信号を遮断及び導通する第1のスイッチと、ヘッドホ
    ンが差し込まれる差込端子と、上記音声信号出力手段か
    ら上記差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導通す
    る第2のスイッチと、上記差込端子に対して上記ヘッド
    ホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出する検
    出手段とを備える出力制御装置に、 上記検出手段が検出した検出結果に基づいて、上記第1
    のスイッチと上記第2のスイッチとを制御する制御工程
    を含む処理を実行させる制御プログラム。
  12. 【請求項12】 上記制御工程では、上記差込端子に上
    記ヘッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチ
    をオフにし、上記第2のスイッチをオンにすることを特
    徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  13. 【請求項13】 上記制御工程では、上記差込端子に上
    記ヘッドホンが差し込まれた場合、上記第1のスイッチ
    と上記第2のスイッチとをそれぞれオンにすることを特
    徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  14. 【請求項14】 上記制御工程では、上記差込端子から
    上記ヘッドホンが引き抜かれた場合、上記第1のスイッ
    チをオンにし、上記第2のスイッチをオフにすることを
    特徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  15. 【請求項15】 上記出力制御装置は、所定のタイミン
    グに応じてビープ信号を出力するビープ信号出力手段
    と、上記音声信号出力手段から出力された上記音声信号
    に対して上記ビープ信号出力手段から出力されたビープ
    信号を加算する加算手段とを備え、 上記制御工程では、上記ビープ信号出力手段から出力さ
    れるビープ信号の出力レベルを徐々に上げるとともに、
    上記音声信号出力手段から出力される音声信号の出力レ
    ベルを徐々に下げることを特徴とする請求項11記載の
    制御プログラム。
  16. 【請求項16】 音声信号を出力する音声信号出力手段
    と、上記音声信号出力手段からスピーカへ出力された音
    声信号を遮断及び導通する第1のスイッチと、ヘッドホ
    ンが差し込まれる差込端子と、上記音声信号出力手段か
    ら上記差込端子へ出力された音声信号を遮断及び導通す
    る第2のスイッチと、上記差込端子に対して上記ヘッド
    ホンが差し込まれたか又は引き抜かれたかを検出する検
    出手段とを備える出力制御装置に、 上記検出手段が検出した検出結果に基づいて、上記第1
    のスイッチと上記第2のスイッチとを制御する制御工程
    を含む処理を実行させる制御プログラムが記録された記
    録媒体。
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