JP2007134831A - 音声処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イヤホン等からスピーカーに、またはスピーカーからイヤホン等に音声の出力先を切替えた場合に、音声の出力レベルはその前に接続していた機器に出力していたレベルでそのまま出力されるため、予想外の音量にて音声が出力されてしまうという問題があった。
【解決手段】本発明は外部出力端子と、内部出力端子と、外部出力端子の端子接続を検出する検出部と、端子接続の検出結果に応じて音声信号の出力先を外部出力端子と内部出力端子とで切替える切替部と、切替に応じて端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を減衰制御する音量減衰制御部とを有する音声信号出力装置を提供する。これにより、イヤホン等の挿入・抜出時に所定時間音声信号が制御されるため、大音量により周囲に迷惑を掛けたりすることがなく、またユーザーが驚いたり、耳を傷めたりすることがなくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内部出力端子と外部出力端子とを有し、音声信号の出力先を切替えることのできる音声処理装置に関する。
従来の音声処理装置は、スピーカーによる出力の他に、イヤホンやヘッドホンによる出力を行うための出力端子を有している。特に携帯型のテレビジョン受像機などでは屋外などの衆人環境で利用する場合と、屋内で利用する場合があり、使用環境に応じスピーカーへの出力とイヤホン等への出力の切替えが可能となっている。このスピーカーへの出力とイヤホン等への出力の切替えは、イヤホン又はヘッドホン端子にジャックを挿入・抜出することによって切替わり、この挿入・抜出による出力先の切替機構として、特許文献1に記載の方法がある。特許文献1の発明によれば、イヤホンジャックの挿入によってトランジスタのベースと、エミッタ間が導通し、トランジスタのコレクタに電圧が生じるようになっており、これによりイヤホンジャックに音声信号が出力される。
特開2003−58977号公報
しかしながら、イヤホン等からスピーカーに、またはスピーカーからイヤホン等に音声の出力先を切替えた場合に、音声の出力レベルはその前に接続していた機器に出力していたレベルでそのまま出力される。イヤホン等により大きな音声で視聴していた場合、イヤホン等のジャックを外すと、そのまま大音量の音声がスピーカーから出力され、周囲に迷惑をかけてしまうことになる。また、スピーカーにより大きな音声で出力をしていた場合、イヤホン等を接続すると、イヤホン等から大音量の音声が出力され、ユーザーが驚いてしまう、あるいは耳を傷めるといった問題があった。
上記課題を解決するために、本発明は端子接続があるときに音声信号を外部出力するための外部出力端子と、外部出力端子接続がないときに音声信号を内部出力するための内部出力端子と、外部出力端子の端子接続を検出する検出部と、端子接続の検出結果に応じて音声信号の出力先を外部出力端子と内部出力端子とで切替える切替部と、切替に応じて端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を減衰制御する音量減衰制御部とを有する音声信号出力装置を提供する。さらに、音量減衰制御部が、ゼロ制御手段を有する音声信号出力装置を提供する。また、その音声信号出力装置の動作方法を提供する。
また、本発明は、前記音量減衰制御部が、所定時間音量制御として、一旦減衰した音量が徐々に大きくなるようにフェードイン制御するフェードイン制御手段を有する音声信号出力装置を提供する。さらに、その音声信号出力装置の動作方法を提供する。
また、本発明は、前記音量減衰制御部が音声信号を制御している所定時間内に、ユーザーから端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受け付ける命令受付部と、前記命令受付部にて受け付けたボリューム決定命令に基づいて端子に入力される音声信号を増幅減衰するための増幅減衰部とを、さらに有する音声信号出力装置を提供する。またその音声信号出力装置の動作方法を提供する。
さらに、本発明は、前記命令受付部が、音量減衰制御部の音量の減衰制御に応じてユーザーに対してボリューム決定命令の入力を促すボリューム決定命令入力報知手段をさらに有する音声信号出力装置を提供する。また、その音声信号出力装置の動作方法を提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、イヤホン等の挿入・抜出時に所定時間音声信号を制御されるため、大音量により周囲に迷惑を掛けたりすることがなく、またユーザーが驚いたり、耳を傷めたりすることがなくなる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施形態1は、主に請求項1から3、7について説明する。実施形態2は、主に請求項4、8について説明する。実施形態3は、主に請求項5、9について説明する。実施形態4は、主に請求項6、10について説明する。
≪実施形態1≫
<実施形態1の概要>
図1は、出力端子を切替えた場合の従来の概念の一例を示す図である。テレビジョン受像機(0101)でテレビ放送を視聴していた場合に、音声に関してはヘッドホンにより傾聴しようとテレビジョン受像機のヘッドホン端子にジャックを接続することによって、音声はテレビジョン受像機の内蔵のスピーカー(0102)からヘッドホン(0103)へと切替わる。このとき、スピーカーにより視聴していたときの音量が大きかった場合には、ヘッドホンから急に大音量の音声が出力されるため、ユーザーは驚いてしまっていた。本実施形態の音声信号出力装置は、急に大音量の音声が出力されることがないように所定時間音量を減衰制御することを特徴とする。
<実施形態1の構成>
図2に本実施形態での機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「音声信号出力装置」(0200)は、「外部出力端子」(0201)と、「内部出力端子」(0202)と、「検出部」(0203)と、「切替部」(0204)と、「音量減衰制御部」(0205)とを有する。また、音量減衰制御部は「ゼロ制御手段」(0206)を有していてもよい。
本発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺機器などから構成されるハードウエアと、それらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより、各部の機能が実現される。(本明細書の全体を通じて同様である。)
「外部出力端子」(0201)は、端子接続があるときに音声信号を外部出力するように構成されている。「端子接続」とは、イヤホンやヘッドホン(0207)などの個人的に音声を聴く場合に用いる出力機器の接続をいい、外部出力端子は、イヤホンやヘッドホンと接続される端子を指す。端子は、イヤホン又はヘッドホンと接続でき、音声信号を出力することができるものであればよく、端子の種類は限定されない。また、外部出力端子とイヤホン等との接続は、有線接続であっても、無線接続であってもよい。例えば有線接続である場合には、ヘッドホン端子やライン出力端子、USB(Universal Serial Bus)端子などが挙げられる。また、無線の場合には、電波、赤外線、光通信等を用いることができる。
「内部出力端子」(0202)は、外部出力端子接続がないときに音声信号を内部出力するように構成されている。内部出力端子は、音声信号を広い空間に出力するためのスピーカー(0208)などが接続される端子を指し、音声信号を出力することができるものであれば端子の種類は限定されない。また、外部接続端子と同様に、内部出力端子とスピーカー等との接続は、有線接続であっても、無線接続であってもよい。外部接続端子にイヤホン等の接続がない場合には、内部出力端子から音声信号が出力される。
「検出部」(0203)は、外部出力端子への端子接続を検出するように構成されている。外部出力端子への端子接続の検出は、端子へのジャックの挿入・抜出の検出だけでなく、端子へジャックが挿入されているか否かを検知するものであってもよい。例えば、電源が入っていない状態でイヤホン等が挿入された場合には、電源投入時にはジャックが挿入されていることを検出する。端子接続の検出は、外部出力端子へのジャックの挿入により物理的又は機械的に検出を行うようにしてもよい。また、検出部は、外部接続端子への接続が無線接続であった場合には、有線接続による端子接続の検出に代えて、端子への音声信号の出力命令を検出するように構成されていてもよい。
「切替部」(0204)は、端子接続の検出結果に応じて音声信号の出力先を外部出力端子と内部出力端子とで切替えるように構成されている。外部接続端子への端子接続を検出した場合、又は外部接続端子へのジャックの挿入を検出した場合には、音声信号の出力先を外部接続端子に切替える。逆に、外部接続端子への端子接続が検出されなかった場合、又は外部接続端子からのジャックの抜出を検出した場合には、音声信号の出力先を内部接続端子に切替える。
「音量減衰制御部」(0205)は、切替に応じて端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を減衰制御するように構成されている。「切替に応じて」とは、切替部にて外部接続端子と内部接続端子とで、音声信号の出力先の切替が行われた時には、ということである。また、「所定時間」とは、スピーカーやイヤホン等から出力される音量が接続を切替える前に出力していた音量に戻すまでの時間を示し、デフォルト値として固定してもよいし、ユーザーが設定できるようにしてもよい。前に出力した音量とは、音声発生装置等から出力された音声信号を出力機器から出力した時の音の大きさをいう。イヤホン等に入力される電圧は、通常アンプを通ることにより一定の割合で減衰される。この時、スピーカーにより傾聴する場合と体感音量が異なるが、本明細書においては音量は変化していないものとする。例えば、スピーカーとイヤホンとにおいて、同じ音量を出力するために必要な電圧が、スピーカーでは10V、イヤホンでは10mVであったとする。この場合に、スピーカーからイヤホンへ音声信号の出力先の切替が行われた場合には、10Vで出力していた音声信号を所定時間制御し、所定時間の経過後10mVでイヤホンに出力する。「音声信号を制御する」とは、出力端子の切替により大きな音が出てユーザーが驚くことを防ぐため、出力端子の切替前に設定していた音量よりも小さな音、弱音量にて出力するために、音声信号の電圧を減衰することをいう。これにより、出力端子から出力される音声の音量が減衰される。弱音量とは、音声は聞こえるがうるさくない程度の音量をいい、デフォルト値として固定してもよいし、ユーザーが設定できるようにしてもよい。図3(a)に示すように、出力先の切替が行われた場合には音量を減衰させ、所定時間経過後に切替前の音量に戻すようにする。
図4は、本実施形態のハードウエア構成の一例を表す図である。この図を用いて、外部接続端子への端子接続を検出した場合の動作を説明する。まず、CPU(0402)は、ROM(0404)の所定の記憶領域に格納されている状態監視プログラムを起動しており、そのプログラムに基づく処理各種の処理を実行可能な状態になっているものとする。この場合に、出力端子へのヘッドホン(0408)の端子接続がインターフェイス(0401)を通じて状態監視プログラムに伝達されると、CPUはROMの所定の記憶領域に格納されている出力端子切替プログラムを起動して、HDD(0403)から端子接続の検出に対応付けられた出力端子切替情報及び音声信号減衰制御情報をRAM(0405)に読み込む。そして、RAMに読み込まれた出力端子切替情報及び音声信号減衰制御情報を実行する。すなわち、音声信号の出力先をスピーカー(0409)からヘッドホン側に切替えるとともに、ヘッドホンの接続されたアンプ(0406)に対して、音声信号減衰制御命令を出力する。
「ゼロ制御手段」(0206)は、音量減衰制御部(0205)が有する手段であり、所定時間音量制御として、端子から出力される音声信号が一時的に音量0となるように制御する。ゼロ制御手段は、図3(b)に示すように、音声信号を減衰制御することにより、所定時間無音にする。そして、所定時間経過後に、切替前の音量に戻す。
「音声信号出力装置」(0200)は、音声信号を出力することができる装置であれば、特に限定されない。例えば、AV装置、テレビジョン受像機、モバイルオーディオ装置、カーオディオ装置などが挙げられる。
<実施形態1の処理の流れ>
図5は、実施形態1の処理の流れの一例を示した図である。まず、外部接続端子に端子接続があるかを検出する(検出ステップ S0501)。端子接続を検出した場合には(S0501YES)、内部出力端子から外部出力端子に音声信号の出力先を切替える(切替ステップ S0502)。前記切替に応じて出力端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を制御する(音量減衰制御ステップ S0504)。一方、端子接続を検出しなかった場合には(S0501NO)、外部出力端子から内部出力端子に音声信号の出力先を切替え(切替ステップ S0503)、音量減衰制御ステップ(S0504)に移る。
以上の処理は、計算機に実行させるためのプログラムで実行させることができ、また、このプログラムを計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書の全体を通して同様である。)
<実施形態1の効果>
本実施形態のAV装置によれば、音声信号の出力先の切替が行われた場合に、所定時間音量が弱音量又は無音に制御することができる。これにより、急に大音量の音声が出力されることがなく、ユーザーが驚くといったことがなくなる。
≪実施形態2≫
<実施形態2の概要>
本実施形態の音声信号出力装置は、一旦減衰制御した音量が徐々に大きくなるようにフェードイン制御することを特徴とする。
<実施形態2の構成>
図6に本実施形態での機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「音声信号出力装置」(0600)は、「外部出力端子」(0601)と、「内部出力端子」(0602)と、「検出部」(0603)と、「切替部」(0604)と、「音量減衰制御部」(0605)とを有し、さらに音量減衰制御部が「フェードイン制御手段」(0606)を有することを特徴とする。
「フェードイン制御手段」(0606)は、音量減衰制御部(0605)の有する手段で、所定時間音量制御として、フェードイン制御するように構成されている。「フェードイン制御」とは、一旦減衰した音量を徐々に大きくしてゆき、切替前の音量にまで戻すように制御することをいう。「一旦減衰した音量」とは、実施形態1にて述べたように弱音量又は無音に制御した音量をいう。この弱音量又は無音状態から、徐々に音量が大きくなるように電圧を変化させ、切替前の音量になるまで制御を行う。フェードイン制御の方法としては、直線的に音量を大きくしていくようにしてもよいし、図7(a)のように段階的に音量を大きくしていくようにいてもよい。また、図7(b)のように滑らかに音量を大きくしていくようにしてもよいし、図7(c)のように、一定時間弱音量で出力し(0701)、そこから徐々に音量を大きくしていく(0702)ようにしてもよい。
<実施形態2の処理の流れ>
図8は、実施形態2の処理の流れの一例を示した図である。実施形態1と同様に、まず、外部接続端子に端子接続があるかを検出する(検出ステップ S0801)。端子接続を検出した場合には(S0801YES)、内部出力端子から外部出力端子に音声信号の出力先を切替える(切替ステップ S0802)。前記切替に応じて出力端子に入力される音声信号を減衰制御し、一旦減衰させた音量が徐々に大きくなるようにフェードイン制御する(音量減衰制御ステップ、フェードイン制御ステップ S0804)。一方、端子接続を検出しなかった場合には(S0801NO)、外部出力端子から内部出力端子に音声信号の出力先を切替え(切替ステップ S0803)、S0804に移る。
<実施形態2の効果>
本実施形態のAV装置によれば、一旦減衰制御した音声が徐々に大きくなるため、所定時間経過後に突然大きな音声が出力されることがなくなる。そのため、ユーザーが驚いてしまうことがなくなる。
≪実施形態3≫
<実施形態3の概要>
本実施形態の音声信号出力装置は、音量の減衰制御を行っている間に、ユーザーが希望する音量に調整することができることを特徴とする。
<実施形態3の構成>
図9に本実施形態での機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「音声信号出力装置」(0900)は、「外部出力端子」(0901)と、「内部出力端子」(0902)と、「検出部」(0903)と、「切替部」(0904)と、「音量減衰制御部」(0905)と、「命令受付部」(0906)と、「増幅減衰部」(0907)とを有する。
「命令受付部」(0906)は、音量減衰制御部(0905)が音声信号を制御している所定時間内に、ユーザーから端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受け付けるように構成されている。「ボリューム決定命令」とは、音量をユーザーが所望する音量に設定するための命令をいう。ボリューム決定命令は、リモコン、キーボード、本体等のボタンやダイヤルにより、入力を受付ける。
「増幅減衰部」(0907)は、命令受付部(0906)にて受け付けたボリューム決定命令に基づいて端子に入力される音声信号を増幅減衰するように構成されている。増幅減衰部は、出力端子に入力される音声信号を増幅又は減衰することによって、ボリューム決定命令にて指定される音量を出力するために必要な電圧に変換する。増幅減衰制御は、音量減衰制御部にて指定される所定時間の終了時に、ボリューム決定命令に基づく音量になるように行ってもよいし、ボリューム決定命令の確定後すぐに、又はボリューム決定命令定後一定時間後に行うようにしてもよい。また、音量減衰制御部が音声信号を制御している所定時間内に、命令受付部(0906)にてボリューム決定命令を受付けなかった場合には、切替前の音量に戻るように制御する。
<実施形態3の処理の流れ>
図10は、実施形態3の処理の流れの一例を示した図である。まず、外部接続端子に端子接続があるかを検出する(検出ステップ S1001)。端子接続を検出した場合には(S1001YES)、内部出力端子から外部出力端子に音声信号の出力先を切替える(切替ステップ S1002)。前記切替に応じて出力端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を制御する(音量減衰制御ステップ S1004)。一方、端子接続を検出しなかった場合には(S1001NO)、外部出力端子から内部出力端子に音声信号の出力先を切替え(切替ステップ S1003)、音量減衰制御ステップ(S1004)に移る。次に、音量減衰制御ステップ(S1004)の所定時間内にユーザーからの出力端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受付ける。ボリューム決定命令がある場合には(ボリューム決定命令受付ステップ S1005YES)、受付けたボリューム決定命令に基づいて出力端子に入力される音声信号を増幅減衰し(増幅減衰ステップ S1006)、音量の減衰制御を終了する(S1007)。一方、ボリューム決定命令がない場合に(S1005NO)、所定時間が経過し音量の減衰制御が終了であれば(S1008YES)、処理を終了する。
<実施形態3の効果>
本実施形態のAV装置によれば、音量の減衰制御を行っている間に、ユーザーが音量を設定することができる。これにより、ユーザーは出力端子の切替後に音量を変更したい場合に、所望の音量にて音声を聞くことができる。
≪実施形態4≫
<実施形態4の概要>
図11は、本実施形態の概念の一例を示す図である。テレビジョン受像機(1101)でテレビ放送を視聴していた場合に、音声は最初ヘッドホン(1103)により視聴していたとする。その後、音声をテレビジョン受像機のスピーカー(1102)により視聴しようと、ヘッドホン端子からジャックを抜いた。このとき、スピーカーから急に大音量の音声が出力されないように音量は減衰制御されるが、音量が減衰制御されることを知らないユーザーは戸惑うことが考えられる。そこで、本実施形態の音声信号出力装置は、音量の減衰制御を行っている間に、ユーザーに対しボリモコン(1105)等により音量を調整を行うように促す報知(1104)を行うことを特徴とする。
<実施形態4の構成>
図12に本実施形態での機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「音声信号出力装置」(1200)は、「外部出力端子」(1201)と、「内部出力端子」(1202)と、「検出部」(1203)と、「切替部」(1204)と、「音量減衰制御部」(1205)と、「命令受付部」(1206)と、「増幅減衰部」(1207)とを有し、命令受付部が「ボリューム決定命令入力報知手段」(1208)を有することを特徴とする。
「ボリューム決定命令入力報知手段」(1208)は、命令受付部(1206)の有する手段で、音量減衰制御部(1205)の音量の減衰制御に応じてユーザーに対してボリューム決定命令の入力を促すように構成されている。「音量減衰制御部の音量の減衰制御に応じて」とは、音量減衰制御部が音量の制御を行っている時に、ということである。出力端子の切替を行った場合に、音量を所定時間弱音量又は無音に制御していることを、ユーザーが気づかず大音量に設定しないように、ユーザーに対して報知を行う。報知は、ディスプレイなどの表示部に文字やイラスト等を出力することによって行ってもよいし、報知音を出力することによって行ってもよい。報知する内容は、「出力端子の切替が行われたため一旦音量を減衰しています。」といった状況の報知でもよいし、「××秒間減衰制御を行っているのでその時間内に音量の設定を行ってください。」といった音量設定を促すものでもよい。図11は、その一例として、「音声ミュート中です。音量の調整を行ってください。」という報知と、音量の減衰制御を行う残り時間を「残り10秒」のようにディスプレイに出力している。また報知と合わせて、出力端子の切替前に設定されている音量レベルや制御中の音量レベルなどをディスプレイに表示するようにしてもよい。
<実施形態4の処理の流れ>
図13は、実施形態4の処理の流れの一例を示した図である。まず、外部接続端子に端子接続があるかを検出する(検出ステップ S1301)。端子接続を検出した場合には(S1301YES)、内部出力端子から外部出力端子に音声信号の出力先を切替える(切替ステップ S1302)。前記切替に応じて出力端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を制御する(音量減衰制御ステップ S1304)。一方、端子接続を検出しなかった場合には(S1301NO)、外部出力端子から内部出力端子に音声信号の出力先を切替え(切替ステップ S1303)、音量減衰制御ステップ(S1304)に移る。次に、前記音量の減衰制御に応じて、ユーザーに対してボリューム決定命令の入力を促し(ボリューム決定命令報知ステップ S1305)、音量減衰制御ステップ(S1303)の所定時間内にユーザーからの出力端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受付ける。ボリューム決定命令がある場合には(ボリューム決定命令受付ステップ S1306YES)、受付けたボリューム決定命令に基づいて出力端子に入力される音声信号を増幅減衰し(増幅減衰ステップ S1307)、音量の減衰制御を終了する(S1308)。一方、ボリューム決定命令がない場合に(S1306NO)、所定時間が経過し音量の減衰制御が終了であれば(S1309YES)、処理を終了する。
<実施形態4の効果>
本実施形態のAV装置によれば、ボリューム決定命令の入力を促す報知を行うことができるため、ユーザーが音量を設定することを認識しやすくなる。
従来の出力端子切替時の概念を説明する図 実施形態1を説明する機能ブロック図 実施形態1の音量減衰制御の例 実施形態1のハードウエア構成の一例 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態2を説明する機能ブロック図 実施形態2の音量減衰制御の例 実施形態2の処理の流れを説明する図 実施形態3を説明する機能ブロック図 実施形態3の処理の流れを説明する図 実施形態4の概念を説明する図 実施形態4を説明する機能ブロック図 実施形態4の処理の流れを説明する図
符号の説明
0200 音声信号出力装置
0201 外部出力端子
0202 内部出力端子
0203 検出部
0204 切替部
0205 音量減衰制御部
0206 ゼロ制御手段
0207 ヘッドホン
0208 スピーカー

Claims (10)

  1. 端子接続があるときに音声信号を外部出力するための外部出力端子と、
    外部出力端子接続がないときに音声信号を内部出力するための内部出力端子と、
    外部出力端子の端子接続を検出する検出部と、
    端子接続の検出結果に応じて音声信号の出力先を外部出力端子と内部出力端子とで切替える切替部と、
    切替に応じて端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を減衰制御する音量減衰制御部と、
    を有する音声信号出力装置。
  2. 前記外部出力端子は、ヘッドホン用出力端子であり、
    前記内部出力端子は、スピーカー用出力端子である請求項1に記載の音声信号出力装置。
  3. 前記音量減衰制御部は、所定時間音量制御として、端子から出力される音声信号が一時的に音量0となるように制御するゼロ制御手段を有する請求項1又は2に記載の音声信号出力装置。
  4. 前記音量減衰制御部は、所定時間音量制御として、一旦減衰した音量が徐々に大きくなるようにフェードイン制御するフェードイン制御手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の音声信号出力装置。
  5. 前記音量減衰制御部が音声信号を制御している所定時間内に、ユーザーから端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受け付ける命令受付部と、
    前記命令受付部にて受け付けたボリューム決定命令に基づいて端子に入力される音声信号を増幅減衰するための増幅減衰部と、
    を有する請求項1から4のいずれか一に記載の音声信号出力装置。
  6. 前記命令受付部は、音量減衰制御部の音量の減衰制御に応じてユーザーに対してボリューム決定命令の入力を促すボリューム決定命令入力報知手段を有する請求項5に記載の音声信号出力装置。
  7. 端子接続があるときに音声信号を外部出力するための外部出力端子と、
    外部出力端子接続がないときに音声信号を内部出力するための内部出力端子と、
    を有する音声信号出力装置の動作方法であって、
    外部出力端子の端子接続を検出する検出ステップと、
    端子接続の検出結果に応じて音声信号の出力先を外部出力端子と内部出力端子とで切替える切替ステップと、
    切替に応じて端子に入力される音声信号を所定時間制御することで所定時間音量を減衰制御する音量減衰制御ステップと、
    を有する音声信号出力装置の動作方法。
  8. 前記音量減衰制御ステップにおいて、一旦減衰させた音量が徐々に大きくなるようにフェードイン制御するフェードイン制御ステップをさらに有する請求項7に記載の音声信号出力装置の動作方法。
  9. 前記音量減衰制御ステップにて音声信号を制御している所定時間内に、ユーザーから端子に入力される音声信号のボリューム決定命令を受け付ける命令受付ステップと、
    命令受付ステップにてボリューム決定命令を受け付けた場合には、受け付けたボリューム決定命令に基づいて端子に入力される音声信号を増幅減衰する増幅減衰ステップと、
    を有する請求項7又は8に記載の音声信号出力装置の動作方法。
  10. 音量減衰制御ステップの音量の減衰制御に応じてユーザーに対してボリューム決定命令の入力を促すボリューム決定命令入力報知ステップを有する請求項9に記載の音声信号出力装置。
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JP2013206497A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Panasonic Corp 車載用電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013206497A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Panasonic Corp 車載用電子機器

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