JPWO2010041369A1 - 携帯端末、携帯端末の制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

ユーザに不快感を与えることなく、スタイルに応じて最適音量を実現することができる携帯端末提供することを目的とする。本発明にかかる携帯端末は、マイクロフォン219を有する本体と、本体に対し摺動及び回動自在に設けられ、両端にスピーカ兼レシーバ226及び227を有する画面表示部と、画面表示部と本体とで形成されるスタイルに応じて各スピーカ兼レシーバにおいて使用するスピーカもしくはレシーバを切り替えるスイッチ224及び225とを備えている。

Description

本発明は、携帯端末、携帯端末の制御方法及び記録媒体に関する。
近年、携帯電話等の携帯端末には、ワンセグ(ワンセグメントテレビジョン)放送対応などで高機能化により、一般の縦画面の使用方法に加えて横画面にて使用できる複雑な形状の携帯端末が採用されている。このような携帯端末においては、スピーカとレシーバとの位置関係の制約が増えてきており、レシーバの位置を一つではなく、複数の位置に配置されている端末や、レシーバとスピーカとが隣接し、小型化の実現のため兼用とする端末などが市販されている。
その中でレシーバとスピーカとが隣接して配置されるものに関しては、ユーザに与える不快感に配慮した折りたたみタイプ携帯通信端末がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の発明は、携帯通信端末に関する発明である。この携帯通信端末は、通話用レシーバと、着信音送出用スピーカと、着信音量を設定する手段と、着信音量決定手段と、着信音処理手段と、折り畳み筺体の開閉を検出する手段と、を備えている。通話用レシーバは、折り畳み筐体の一方の筐体に配置される。着信音送出用スピーカは、通話用レシーバに隣接して配置される。着信音量を設定する手段は、ユーザ設定により着信音量を設定する。着信音量決定手段は、設定された着信音量に応じ調整音量を決定する。着信音処理手段は、調整音量に基づき着信音送出スピーカから送出される着信音量を処理する。着信音量決定手段は、開閉検出手段の検出結果に応じて調整音量を決定する。
特許文献1に記載の発明によれば、調整音量で指定された音量の増幅処理をすればよく、電力消費が少なくて済むとしている。
特許文献1に関連する技術として、特許文献2,3が挙げられる。
特許文献2に記載の発明は、携帯機器に関する発明である。この携帯機器は、第1の操作部を備える第1の筐体と、表示部を備える第2の筐体と、第3の筐体と、第1の筐体、第2の筐体及び第3の筐体をそれぞれ連結する連結機構とを備えている。連結機構は、第2の筐体を第1の筐体に対してシルエットが重なる第1の位置からそれぞれ異なる第2の位置及び第3の位置に移動自在に連結する。さらに、連結機構は、第1の位置では第2の筐体を第1の筐体及び第3の筐体のシルエットと重なるように一体的に連結する。また、連結機構は、第2の筐体が第1の位置から第2の位置へ移動する場合は、第2の筐体の移動に伴う第3の筐体の移動量がゼロ、又は第2の筐体の移動量よりも小さくなるように制限することにより第3の筐体を露出させ、第2の筐体が第1の位置から第3の位置へ移動する場合は、第2の筐体の移動に伴う第3の筐体の移動量が第2の筐体と同じ、又は第2の筐体の移動量よりも小さくなるように制限することにより第1の操作部を操作可能な状態に露出させるように連結する。
特許文献2に記載の発明によれば、携帯機器のディスプレイを縦向きに使用するときは縦向きに使用するモードに適した操作部材を、横向きに使用するときは横向きに使用するモードに適した操作部材を露出させることにより、ユーザにとって操作しやすい携帯機器を提供することができるとしている。
特許文献3に記載の発明は、携帯電話機の着信音音量制御方式に関する。この携帯電話機の着信音音量制御方式は、着信音の回数が設定回数より多いか少ないかを判定し、着信音の回数が設定回数以下のときは着信音をある一定の音量にし、着信音の回数が設定回数より多い場合は着信音を可変である任意の音量にする。
特許文献3に記載の発明によれば、着信音を検出する手段により検出した着信音の回数が設定回数以下の場合はあらかじめ設定した比較的小さい音量の着信音を発生させ、検出した着信音が設定回数より多くなった場合はユーザが設定した比較的大きい任意の音量の着信音を発生させる。そのため、携帯電話機の使用者がその携帯電話機を耳元においているときに着信した場合は、比較的小さな着信音により着信を感知できるので、耳に対して加わる障害を防止できる。また、街中等の騒音がある場所で着信検出した場合は、設定回数以後の比較的大きな着信音により従来の携帯電話機の着信音音量制御方式より短い時間で着信を感知することができるとしている。
これらの携帯端末の他、開いている状態では着信時のスピーカの音量を制限したものや、バイブレータによって代用するものが提案されてある。
ここで、折りたたみタイプの端末では開いている状態は使用している状態とみなすことができるが、一体型の端末ではこのような使用方法では、ユーザが未使用時と判断することができないため、単純に上記方法が使用できず、一体型の携帯端末では一定時間音量に制限を加えているものが市販されている。
特開2006−042077号公報 特開2008−141615号公報 特開平5−153201号公報
図6A〜図6Dは、本発明に関連する携帯端末であって、マイクロフォン219を有する本体200に対して、画面表示部201を回転及び摺動することができる携帯端末のスタイルを示した説明図である。
図6Aは、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル1を示し、図6Bは、本体200に対して画面表示部201が直交するスタイル2を示し、図6C、図6Dは、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル3を示している。
図6A〜図6Dに示すような各スタイル1〜3の場合においては、1つの発音手段でレシーバとスピーカとを兼用したスピーカ兼レシーバ226,227を複数用いており、スピーカ兼レシーバ226,227をレシーバとして鳴動させるのかスピーカとして鳴動させるのかを設定することが可能となっている。このような設定による音声の伝導状態を以後「音声パス」と呼ぶ。
図6A〜図6Dに示したスタイル1〜3の場合においては、折りたたみスタイルとは違い、レシーバが常に使用可能であり、単純にスピーカの音量を制限させることをした場合には、ユーザに着信があったことを十分伝えることができないという問題がある。
また、図6A〜図6Dに示したスタイル1〜3の場合においては、レシーバの位置が変わるため、ユーザがレシーバ位置を誤認識するおそれがある。そのため、例え着信音量を制限した場合においても、レシーバを使用しながらスピーカを鳴動させる条件では、音声パスの設定によっては、ユーザに対して音が大きすぎることによる不快感を与える懸念が残るという課題があった。
すなわち、図6A〜図6Dに示したスタイル1〜3の場合においては、次のような課題がある。
第1の課題は、レシーバが複数の位置に配置されている場合に、ユーザがレシーバを誤認識するおそれがあり、前述した状態でスピーカを鳴動させた場合においては、ユーザの耳元で大音量が発生することによる不快感を与えることである。
第2の課題は、ユーザがレシーバを使用した直後にスピーカで鳴動させる場合においては、前述と同様に不快感を与えることである。
第3の課題は、前述した状態で不快感を与えないようにスピーカの音量調整を行った場合にはユーザがスピーカとして使用する場合に十分な音量で鳴動させることができない制約状態が発生することである。
そこで、本発明の目的は、ユーザに不快感を与えることなく、スタイルに応じて最適音量を実現することができる携帯端末、携帯端末の制御方法及び記録媒体を提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる携帯端末は、マイクロフォンを有する本体と、前記本体に対し摺動及び回動自在に設けられ、両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と、前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルに応じて前記各スピーカ兼レシーバを制御するように構成されるものである。
本発明の第2の態様にかかる携帯端末の制御方法は、マイクロフォンを有する本体に対し摺動及び回動自在に設けられ両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と、前記本体とで形成されるスタイルに応じて、前記各スピーカ兼レシーバを制御するものである。
本発明の第3の態様にかかる記録媒体は、マイクロフォンを有する本体に対し摺動及び回動自在に設けられ両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルに応じて、前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納するものである。
本発明によれば、ユーザに不快感を与えることなく、スタイルに応じて最適音量を実現することができる携帯端末、携帯端末の制御方法及び記録媒体の提供を実現できる。
本発明に係る携帯端末の回路構成の要部を表したブロック図の一例である。 図1に示した携帯端末の音量制御を行うためのテーブルのデータの一例である。 図1に示した携帯端末の動作を説明するためのフローチャートの一例である。 本発明に係る携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に係る携帯端末であって、本体200に対して画面表示部201が直交する携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に係る携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に係る携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明にかかる携帯端末の動作を説明するためのフローチャートの他の一例である。 本発明に関連する携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に関連する携帯端末であって、本体200に対して画面表示部201が直交する携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に関連する携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。 本発明に関連する携帯端末であって、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶ携帯端末のスタイルを示した説明図である。
<特徴>
本実施形態は、マイクロフォンを有する本体と、本体に対し摺動及び回動自在に設けられ、両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部とを備えた携帯端末に関するものである。すなわち、本体及び画面表示部の筐体を回転させたり、摺動させたりすることなどで表示画面を縦方向と横方向の2つの状態を実現できる携帯通信端末において、着信音などを送出するスピーカと通話用のレシーバが隣接または、共通化を行っている構造をもち、着信音などスピーカを鳴動させる際に、ユーザがレシーバを使用している可能性を考慮して、スピーカ鳴音時にユーザの耳元で不快感を与えることの無い音量制限を実現するものである。
特に3種類のスタイルをもつ携帯端末の場合においてレシーバ使用時に大音量のスピーカ鳴音が発生して聴感上の不快感を与えないように、レシーバと隣接していないスピーカに対しても音量の制限を加えることや、形状によってはレシーバの使用の制限を加えることや、ユーザ操作で音量制限を解除することができるものである。
次に本発明に係る携帯端末の実施の形態について図を参照して説明する。
<構 成>
図1は、本発明に係る携帯端末の回路構成の要部を表したブロック図の一例である。
携帯端末10は、アンテナ228、無線部210、プロセッサ211、マイクロフォン219、A/D(analogue-digital:アナログ−ディジタル)変換部212、D/A(digital-analog:ディジタル−アナログ)変換部213〜215、アンプ216〜218、スイッチ224、225、スピーカ兼レシーバ226、227、及びスタイル検出回路223で構成されている。尚、図にはカメラは示されていないが、被写体を撮影するためのデジタルカメラと、テレビ電話による通話を行う場合にユーザ自身を撮影するためのデジタルカメラとを有していてもよい。
増幅部としてのアンプ216〜218のうち、第1の増幅部としてのアンプ216及び第2の増幅部としてのアンプ217は、ネットワークを介してダウンロードした音楽、(アナログ)ラジオ放送、デジタルラジオ放送、ワンセグメントテレビジョン放送、地上ディジタル放送もしくはアラーム音の信号を増幅するためのアンプである。
第3の増幅部としてのアンプ218は、音声通話の信号を増幅するためのアンプである。
切替部としてのスイッチ224は、プロセッサ211からの制御信号に応じてスピーカ兼レシーバ226−アンプ216間とスピーカ兼レシーバ226−アンプ218間とを切り替えるスイッチであり、例えば、ドレインもしくはソース同士が接続された二つのCMOS(complementary metal-oxide semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)アナログスイッチで構成される。
切替部としてのスイッチ225は、プロセッサ211からの制御信号に応じてスピーカ兼レシーバ227−アンプ217間とスピーカ兼レシーバ227−アンプ218間とを切り替えるスイッチであり、例えば、二つのアナログスイッチで構成される。
スタイル検出部としてのスタイル検出回路223は、スタイル1検出回路220、スタイル2検出回路221、及びスタイル3検出回路222で構成されている。
携帯端末10は、3種類のスタイル1〜3を持ち、それぞれのスタイル1〜3をスタイル1検出回路220、スタイル2検出回路221、及びスタイル3検出回路222によって検出している。
スタイル1検出回路220〜スタイル3検出回路222は、本体200に対し、画面表示部201がどのような位置にあるかを検出することができればよく、例えば、永久磁石と複数のホール素子とを用いて検出することが挙げられる。すなわち、図4A〜図4Dにおいて、表示画面201の内部に波線203で示す位置に永久磁石を設け、本体200の内部に波線204〜206で示す位置にそれぞれホール素子を設け、各ホール素子で磁界の変化を検出することにより、スタイル1〜3のいずれであるかを判別することができる。
ここで、図4A〜図4Dは、図1に示したマイクロフォン219を有する本体200に対して、画面表示部201を回転及び摺動することができる携帯端末のスタイルを示した説明図である。
プロセッサ211は、スピーカ兼レシーバ226とスピーカ兼レシーバ227とをそれぞれスピーカもしくはレシーバとして使用するかを各スタイル検出回路220〜222の検出結果によって判断する。各スタイル検出回路220〜222による判断後、プロセッサ211からの音声信号がD/A変換部213,214,215によってD/A変換される。音声信号は、D/A変換された後、アンプ216、アンプ217、及びアンプ218にて増幅される。増幅された音声信号は、スイッチ224及びスイッチ225を制御することにより所望のモードの音量にてスピーカ兼レシーバ226,227を鳴動させる。
ここで、スピーカとレシーバとの違いは、ユーザの耳に当てる場合をレシーバとし、ユーザの耳に当てない場合をスピーカとする点である。具体的には、ユーザの耳に当てる場合は、通信相手側の音声が、レシーバを介して出力される。ユーザの耳に当てない場合は、音楽等の音声が、スピーカを介して出力される。また、通常の場合レシーバを介して出力される音声の最大音量は、スピーカを介して出力される音量よりも小さく設定される。
携帯端末10のマイクロフォン219及びA/D変換部212、無線部210、アンテナ228等についての部材は、当業者にとって公知であり、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成の説明は省略する。
<動 作>
次に本実施形態の携帯端末で使用されている音量制御方法について図面を参照して説明する。
図4A〜図4Dに示すように、本携帯端末は、3種類のスタイル1〜3を持っており、どのスタイルであるかの状態をスタイル1検出回路220、スタイル2検出回路221、及びスタイル3検出回路222によって判断している。
図1に示す携帯端末10は、スピーカ兼レシーバ226(以後Lch側スピーカ兼レシーバ226)、スピーカ兼レシーバ227(以後Rch側スピーカ兼レシーバ227)を鳴動させる条件として、単純に(1)レシーバとして使用する場合、(2)スピーカとして使用する場合の2種類の条件だけでなく、ユーザが端末に耳を近づけている可能性がある新たな条件として(3)着信音が鳴動している間にスピーカとして使用する場合を加え、3種類の鳴動条件を設けている。それぞれの条件でスタイルに応じて、レシーバとして使うかスピーカとして使うか、使用しないかを図2に示す条件に基づいて決めている。
図2は、図1に示した携帯端末の音量制御を行うためのテーブルのデータの一例である。
携帯端末10は、図2に示した条件に基づいて各スピーカ兼レシーバの音量(含むON/OFF)を制御する。
図2において、スタイル1〜3と、音声通話中などレシーバを使用する場合、音楽再生などスピーカを使用する場合、及び着信音鳴動中、ユーザが携帯端末に耳を近づけているときにスピーカ鳴動する場合との関係が示されている。
図2において、音声通話中などとは、通常の通話及びテレビ電話での通話を意味する。音楽再生などとは、ネットワークを介してダウンロードした音楽、(アナログ)ラジオ放送、デジタルラジオ放送、ワンセグメントテレビジョン放送、地上ディジタル放送及びアラーム音を再生することを意味する。ボリューム2以下とは、携帯端末にユーザの耳が接近している状態を想定し、ユーザに対して音が大きすぎることによる不快感を与えないように設定した値であり、例えば30dBが挙げられる。
ここで、制御部としてのプロセッサ211は、音声通話中には、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル1の場合には、マイクロフォン219から遠い方のRch側スピーカ兼レシーバ227をレシーバとして作動させるようにスイッチ224,225を切り替えると共に、Lch側スピーカ兼レシーバ226をOFFにするようにアンプ216及びアンプ217を非動作とする。
プロセッサ211は、本体200に対して画面表示部201が直交するスタイル2の場合には、アンプ218及びマイクロフォン219を非動作とする。
プロセッサ211は、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル3の場合には、マイクロフォン219から遠い方のLch側スピーカ兼レシーバ226をレシーバとして作動させるようにスイッチ224、225を切り替えると共に、Rch側スピーカ兼レシーバ227をOFFにするようにアンプ216及びアンプ217を非動作とする。
また、プロセッサ211は、放送信号受信中もしくは記録信号再生中には、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル1、本体200に対して画面表示部201が直交するスタイル2、及びマイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル3の場合には、両スピーカ兼レシーバ226,227をスピーカとして作動させるようにスイッチ224、225を切り替えると共に、アンプ216及びアンプ217を作動させると共に、アンプ218を非動作とする。
ここで、記録信号とは、ダウンロードした音楽や予め記録したアラーム音、効果音を意味する。
また、プロセッサ211は、着信音鳴動中には、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル1の場合には、マイクロフォン219に近い方のLch側スピーカ兼レシーバ226をスピーカとして作動させ、Rch側スピーカ兼レシーバ227をOFFにするようにスイッチ224、225を切り替え、アンプ216及びアンプ217を非動作とすると共に、アンプ218の出力を所定値(ボリューム2)以下とする。
プロセッサ211は、マイクロフォン219に対し両スピーカ兼レシーバ226,227が最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル3の場合には、マイクロフォン219に近い方のRch側スピーカ兼レシーバ227をスピーカとして作動させ、Lch側スピーカ兼レシーバ226をOFFにするようにスイッチ224、225を切り替え、アンプ216及びアンプ217を非動作とすると共に、アンプ218の出力を所定値(ボリューム2)以下とする。
更に、本実施形態においては、図2に示すように、スピーカ兼レシーバ226,227をスピーカとして使用する場合においても(3)ユーザが端末の耳元に耳を近づけている可能性がある条件においては、レシーバとは逆のスピーカの音量も制限している。これによりユーザの耳元がどの位置にあっても大音量によりユーザに不快感を与えることを防いでいる。
また、本実施形態においては、通話完了直後の着信音鳴動中を(3)ユーザが端末に耳元に耳を近づけている可能性がある条件としているが、移行条件が、通話完了直後でユーザが音楽再生など他の機能を使う場合においても、ボリューム2以下となっているため、ユーザに対して制約が発生する可能性があるが、画面上音量制限中などのメッセージを表示し、ユーザにボタン操作を促すことにより、ボタン操作が行われることで耳元が近くにないと判断でき、(2)スピーカとして使用する条件への移行条件とすることもできる。これにより、ユーザが確実に携帯端末を耳元から離している状態においては、一般的な携帯端末と同等の使用感を実現することが可能となる。
スタイルに応じてレシーバとして使用できる条件に制限を設けることにより、耳元でレシーバが大音量で鳴る可能性を減らすことが可能となり、また、通話直後などレシーバのそばにユーザの耳があると想定される場面においては、レシーバ付近のスピーカは鳴音させないと同時に、レシーバから遠方のスピーカにおいても音量制限を行う。
更にこのようにスタイルの状態と鳴動させる条件によって鳴動させる状態を変更させることにより、ユーザに不快感を与えることなく、スタイルに最適な音声パス設定を実現することが可能となる。
次に図1に示した携帯端末の動作について図3に示したフローチャートを参照して説明する。
図3は、図1に示した携帯端末の動作を説明するためのフローチャートの一例である。
携帯端末10において、音声出力イベントが発生すると(ステップS301)、プロセッサ211は、スピーカ兼レシーバをレシーバかスピーカの音声出力条件を取得し(ステップS302)、装置スタイルの取り込みを行い(ステップS303)、テーブルのデータに基づいて、使用するアンプ、スイッチ設定、音量制限有無を決定し(ステップS304)、音声出力を実施する(ステップS305)。
<プログラム及び記録媒体>
以上で説明した本発明の携帯端末は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばマイクロプロセッサなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、プログラムとしては、
マイクロフォンを有する本体に対し摺動及び回動自在に設けられ両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と本体とで形成されるスタイルに応じて、各スピーカ兼レシーバを制御するステップをコンピュータに実行させる第1のプログラムが挙げられる。
また、第1のプログラムに加え、
各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、画面表示部と本体とで形成されるスタイルに応じて放送信号もしくは録音信号を増幅する第1の増幅部及び第2の増幅部と、通話信号を増幅する第3の増幅部とのいずれかのスピーカ兼レシーバとの接続を切り替える第2のプログラムが挙げられる。
また、第2のプログラムに加え、各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、音声通話中であって、画面表示部と本体とで形成されるスタイルがマイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように第1の増幅部及び第2の増幅部を非動作とし、
本体に対して画面表示部が直交するスタイルの場合には、第3の増幅部及びマイクロフォンを非動作とし、
マイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように第1の増幅部及び第2の増幅部を非動作とするプログラムが挙げられる。
また、第2のプログラムに加え、各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、放送信号受信中もしくは記録信号再生中には、マイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル、本体に対して画面表示部が直交するスタイル、及びマイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、両スピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させるように切り替えると共に、第1の増幅部及び第2の増幅部を作動させ、第3の増幅部を非動作とするプログラムが挙げられる。
また、第2のプログラムに加え、各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、着信音鳴動中には、マイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル及びマイクロフォンに対し両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、マイクロフォンに近い方のスピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させ、他方のスピーカ兼レシーバをOFFにするように切り替え、第1の増幅部及び第2の増幅部を非動作とすると共に、第3の増幅部の出力を所定値以下とするプログラムが挙げられる。
図5は、本発明にかかる携帯端末の動作を説明するためのフローチャートの他の一例である。
プロセッサ211は、音声出力イベント発生としての音声通話中か否かを判別する(ステップS101)。
プロセッサ211は、音声通話中であると判別した場合(ステップS101/Yes)、携帯端末10のスタイルがスタイル1か否かを判別する(ステップS102)。
プロセッサ211は、携帯端末10のスタイルがスタイル1であると判別した場合(ステップS102/Yes)、マイクロフォン219から遠い方のRch側スピーカ兼レシーバ227をレシーバとして作動させるようにスイッチ224,225を切り替えるとともに、Lch側スピーカ兼レシーバ226をOFFにするようにアンプ216及びアンプ217を非動作とする(ステップS103)。この時Rch側スピーカ兼レシーバ227は、レシーバとして許容される最大音量以下で作動させる。
プロセッサ211は、ステップS102において、携帯端末10のスタイルがスタイル1でないと判断した合(ステップS102/No)、携帯端末10のスタイルがスタイル2であるか否かを判別する(ステップS104)。
プロセッサ211は、携帯端末10のスタイルがスタイル2であると判別した場合(ステップS104/Yes)、通話をサポートせず(非サポート)、かつアンプ218を非動作とする(ステップS105)。
プロセッサ211は、携帯端末10のスタイルが2ではないと判別した場合(ステップS104/No)、Lch側スピーカ兼レシーバ226をレシーバとして作動させるようにスイッチ224,225を切り替えるとともに、Rch側スピーカ兼レシーバ226をOFFにするようにアンプ216及びアンプ217を非動作とする(ステップS107)。この時Lch側スピーカ兼レシーバ226は、レシーバとして許容される最大音量以下で作動させる。
プロセッサ211は、ステップS101で音声通話中でないと判別した場合(ステップS101/No)、放送信号受信中もしくは記録信号再生中か否かを判別する(ステップS107)。
プロセッサ211は、放送信号受信中もしくは記録信号再生中であると判別した場合(ステップS107/Yes)、Lch側スピーカ兼レシーバ226及びRch側スピーカ兼レシーバ227を共に所定の値(例えばボリューム2)より大きな音量で作動させる。すなわち両スピーカ兼レシーバ226,227をスピーカとして作動させる(ステップS108)。
プロセッサ211は、ステップS107で放送信号受信中もしくは記録信号再生中のいずれでもないと判別した場合(ステップS107/No)、着信鳴動中か否かを判別する(ステップS109)。
プロセッサ211は、着信鳴動中であると判別した場合(ステップS109/Yes)、携帯端末10のスタイルがスタイル1か否かを判別する(ステップS110)。
プロセッサ211は、携帯端末10のスタイルがスタイル1であると判別した場合(ステップS110/Yes)、Lch側スピーカ兼レシーバ226を所定の値(例えばボリューム2)以下の音量で作動させると共に、Rch側スピーカ兼レシーバ227をOFFにする。すなわち、Lch側スピーカ兼レシーバ226をスピーカとして作動させる(ステップS111)。
プロセッサ211は、ステップS110で携帯端末10のスタイルがスタイル1でないと判別した場合(ステップS110/No)、Rch側スピーカ兼レシーバ227を所定の音量(例えばボリューム2)以下で作動させると共に、Lch側スピーカ兼レシーバ226をOFFにする。すなわち、Rch側スピーカ兼レシーバ227をスピーカとして作動させる(ステップS112)。
尚、ステップS109でプロセッサ211は、通話開始直後の着信音鳴動中でないと判別した場合(ステップS109/No)は、ステップS101に戻る。
ステップS103,S105,S106,S108,S111,S112が終了後は、ステップS101に戻る。
上述したプログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明の携帯端末を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。
ここで、記録媒体としては、例えば、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(CD Recordable)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。
<効果の説明>
以上説明したように、本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、ユーザがレシーバを誤認識する可能性があるスタイルにて予めレシーバを使用できなくすることによりこのような間違いが発生することを防ぐことが可能となる。
第2の効果は、レシーバ鳴動直後にレシーバだけでなく、レシーバとして使用していないスピーカに対しても音量に制限を加えることにより、ユーザが携帯端末に耳元を近づけた状態において、大音量で鳴動することによる不快感を減少させることができることである。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述の説明では、スタイルの検出について永久磁石とホール素子とを用いた場合について説明したが、本発明ではこれに限定されず、マイクロスイッチを用いたり、永久磁石とリードスイッチとを用いたりしてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
この出願は、2008年10月10日に出願された日本出願特願2008−264202を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 携帯端末
210 無線部
211 プロセッサ
212 A/D変換部
213〜215 D/A変換部
216〜218 アンプ
219 マイクロフォン
220 スタイル1検出回路
221 スタイル2検出回路
222 スタイル3検出回路
223 スタイル検出回路
224、225 スイッチ
226 Lch側スピーカ兼レシーバ
227 Rch側スピーカ兼レシーバ
228 アンテナ
プロセッサ211は、携帯端末10のスタイルが2ではないと判別した場合(ステップS104/No)、Lch側スピーカ兼レシーバ226をレシーバとして作動させるようにスイッチ224,225を切り替えるとともに、Rch側スピーカ兼レシーバ227をOFFにするようにアンプ216及びアンプ217を非動作とする(ステップS107)。この時Lch側スピーカ兼レシーバ226は、レシーバとして許容される最大音量以下で作動させる。



Claims (15)

  1. マイクロフォンを有する本体と、前記本体に対し摺動及び回動自在に設けられ、両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と、前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルに応じて前記各スピーカ兼レシーバを制御する制御手段とを備える携帯端末。
  2. 前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルを検出するスタイル検出手段と、
    放送信号もしくは録音信号を増幅する第1の増幅手段、及び第2の増幅手段と、
    通話信号を増幅する第3の増幅手段と、
    前記制御手段からの指示により前記スタイルに応じて前記第1の増幅手段、前記第2の増幅手段、及び前記第3の増幅手段と前記いずれかのスピーカ兼レシーバとの接続を切り替える切替手段と、
    を備える請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御手段は、音声通話中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように前記切替手段を切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とし、
    前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイルの場合には、前記第3の増幅手段及び前記マイクロフォンを非動作とし、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように前記切替手段を切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように前記第1の増幅手段及び第2の増幅手段を非動作とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記制御手段は、放送信号受信中もしくは記録信号再生中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル、前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイル、及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルのいずれかの場合には、前記両スピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させるように前記切替手段を切り替えると共に、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を作動させると共に、前記第3の増幅手段を非動作とする請求項2記載の携帯端末。
  5. 前記制御手段は、着信音鳴動中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルのいずれかの場合には、前記マイクロフォンに近い方のスピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させ、他方のスピーカ兼レシーバをOFFにするように前記切替手段を切り替え、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とすると共に、前記第3の増幅手段の出力を所定値以下とする請求項2記載の携帯端末。
  6. マイクロフォンを有する本体に対し摺動及び回動自在に設けられ両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と、前記本体とで形成されるスタイルに応じて、前記各スピーカ兼レシーバを制御する携帯端末の制御方法。
  7. 前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルを検出し、前記スタイルに応じて放送信号もしくは録音信号を増幅する第1の増幅手段、及び第2の増幅手段と、通話信号を増幅する第3の増幅手段と前記いずれかのスピーカ兼レシーバとの接続を切り替える請求項6記載の携帯端末の制御方法。
  8. 音声通話中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させえると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにし、
    前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイルの場合には、前記スピーカ兼レシーバ及び前記マイクロフォンを非動作とし、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させ、他のスピーカ兼レシーバをOFFにする請求項7記載の携帯端末の制御方法。
  9. 放送信号受信中もしくは録音信号再生中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル、前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイル、及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルのいずれかの場合には、前記両スピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させると共に、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を作動させると共に、前記第3の増幅手段を非動作とする請求項7記載の携帯端末の制御方法。
  10. 着信音鳴動中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルのいずれかの場合には、前記マイクロフォンに近い方のスピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させ、他方のスピーカ兼レシーバをOFFにし、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とすると共に、前記第3の増幅手段の出力を所定値以下とする請求項7記載の携帯端末の制御方法。
  11. マイクロフォンを有する本体に対し摺動及び回動自在に設けられ両端にスピーカ兼レシーバを有する画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルに応じて、前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納する記録媒体。
  12. 前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルに応じて、放送信号もしくは録音信号を増幅する第1の第1の増幅手段、及び第2の増幅手段と、通話信号を増幅する第3の増幅手段とのいずれかの増幅手段と、前記各スピーカ兼レシーバとの接続を切り替える請求項11記載のプログラムを格納する記録媒体。
  13. 前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、
    音声通話中であって、前記画面表示部と前記本体とで形成されるスタイルが、
    前記マイクロフォンに対し前記各スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とし、
    前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイルの場合には、前記第3の増幅手段及び前記マイクロフォンを非動作とし、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンから遠い方のスピーカ兼レシーバをレシーバとして作動させるように切り替えると共に、他のスピーカ兼レシーバをOFFにするように前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とする請求項12記載のプログラムを格納する記録媒体。
  14. 前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、
    放送信号受信中もしくは録音信号再生中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル、前記本体に対して前記画面表示部が直交するスタイル、及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記両スピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させるように切り替えると共に、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を作動させ、前記第3の増幅手段を非動作とする請求項12記載のプログラムを格納する記録媒体。
  15. 前記各スピーカ兼レシーバを制御するステップは、
    着信音鳴動中には、
    前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最大間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイル及び前記マイクロフォンに対し前記両スピーカ兼レシーバが最小間隔を隔てて同一線上に並ぶスタイルの場合には、前記マイクロフォンに近い方のスピーカ兼レシーバをスピーカとして作動させ、他方のスピーカ兼レシーバをOFFにするように切り替え、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を非動作とすると共に、前記第3の増幅手段の出力を所定値以下とする請求項12記載のプログラムを格納する記録媒体。
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