JP4918884B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は、一つの音量調節操作手段で音声レシーバやスピーカ等の複数の音量調節を兼ねる携帯端末において、使用者の誤操作があってもスピーカから過大な音量が発生することを制限することにより、使用者に不快感を与えることを防止できる携帯端末に関する。
一つのボリュームキー(音量調節操作手段)で音声レシーバ(受話、留守録再生など)やスピーカ(着信音、アラーム)等の複数の音声出力手段の音量調節を兼ねる携帯端末では、音量調節をしたときに動作中の携帯端末の動作状態で一義的に決まる一つの音声出力手段の音量が、音量調節操作に追従してリアルタイムで変化する。たとえば、受話中や留守録再生中に音量調節操作手段の操作を行うと音声レシーバの音量がリアルタイムで変化する。着信音やアラーム音鳴動中に音量調節操作手段の操作を行うとスピーカの音量がリアルタイムで変化する携帯端末が多い。
このような携帯端末は、例えば、使用者が、音声レシーバに耳をあてて受話音や留守録再生音を聞きながら、その音を大きくするつもりでボリュームキーで大きくする操作をしている最中に、スピーカから鳴動する着信音やアラーム音等が発生すると、前記操作により、スピーカから鳴動する音が大きくなってしまい、スピーカも耳の近くにあるため、驚いてしまう可能性がある。
このような問題に対応した電話機の音量調節装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1(要約欄および請求項1)の電話機では、第1の音量調節操作手段30と第2の音量調節操作手段33の二つの音量調節操作手段を有する。そして、コントロール部37は受話器4で通話中に第1の音量調節操作手段30で音量増減操作をすると、電子ボリューム部7の音量制御をし、受話スピーカ5での受話音量を増減させ、ハンズフリー通話モードで通話中に第1の音量調節操作手段30で音量増減操作をすると、電子ボリューム部13の音量制御をし、拡声スピーカ11からの拡声音量を増減させる。すなわち、第1の音量調節操作手段により、調節頻度の高い音声に関係する複数の音量調節を行う。
また、着信が有り拡声スピーカ11から呼び出し音が鳴っているときに第2の音量調節操作手段33で音量増減操作をすると、電子ボリューム部13の音量制御をし、拡声スピーカ11からの呼び出し音量を増減させる。すなわち、第2の音量調節操作手段により、調節頻度の低い音声に関係しない音量調節を行う。
特開2003−115900号公報(頁1〜2、図1)
特許文献1の電話機では、第1の音量調節操作手段が対応する調節頻度の高い音声に関係するものと、第2の音量調節操作手段が対応する調節頻度の低い音声に関係しないものに分けている。しかし、この分類は、例えば、音声の分類の受話音声といっても音楽が出力することもあるし、音声に関係しない呼び出し音といっても人の声の呼び出し音があるように、使用者にとって、使用中に瞬時にどちらの音量調節操作手段を選べばよいのか、簡単に判断できるような分類ではなく、とまどってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、一つの音量調節操作手段を有する携帯端末において、使用者の誤操作があっても着信音スピーカから過大な音量が発生することを制限することにより、使用者に不快感を与えることを防止できる携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末は、第1の音声出力手段と、第2の音声出力手段と、前記第2の音声出力手段の第2のデフォルト音量を記憶する音量登録記憶手段と、前記第2の音声出力手段の音量を調節する音量操作手段と、前記第1の音声出力手段から音声を出力しているときに、前記第2の音声出力手段から音声を出力開始する場合に、出力開始から所定時間の間は、前記第2のデフォルト音量が所定音量より大きい場合は当該所定音量に制限して出力開始させ、当該所定時間中、前記音量操作手段による第2の音声出力手段の音量調節を禁止する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、音量調節操作手段を有する携帯端末において、使用者の誤操作があっても着信音スピーカから過大な音量が発生することを制限することにより、使用者に不快感を与えることを防止できる携帯端末に関する。
図1は、本発明の実施例に係る携帯端末の外観図であり、筐体が開かれた状態を示す。携帯端末100は、折り畳み式の構造であり、上筐体21と下筐体22がヒンジ23により回動自在に係合している。
上筐体21には、開閉検出部10a、音声レシーバ6、表示部11、スピーカ7などが同じ面に配置される。下筐体22には、複数の操作キー8、その一部であるボリュームキー9、マイクロホン5、開閉検出部10bなどが配置される。ボリュームキー9は、通常は多機能キーであるが、その一つの機能としてとしてボリューム操作用に使用される。ボリュームキー9は、上向きの矢印部が押されると音声レシーバ6やスピーカ7の音量をリアルタイムで増加させ、下向きの矢印部が押されると音声レシーバ6やスピーカ7の音量をリアルタイムで減少させる動作となる。
なお、閉じられた状態においてもボリューム操作を行うために、図示しないサイドキーを筐体の側面に設けてもよい。例えばサイドキーを少なくとも2つ設けて、音量を増加させる第1のサイドキーと音量を減少させる第2のサイドキーとを設けるようにしてもよい。
開閉検出部10aと開閉検出部10bは、筐体が閉じられた状態では近接することにより、筐体の開閉検出を行うセンサである。
筐体の開状態において、使用者が耳を音声レシーバ6に押し当てて受話音などを聞く。スピーカ7は、使用者が携帯端末100から離れた場所にいても報知できるように、音声レシーバ6に比べて大きな音量で着信音などを出力する。
図2は、本発明の実施例に係る携帯端末のブロック図である。携帯端末100は、アンテナ1、通信部2、送受信部3、通話部4、マイクロホン5、音声レシーバ6、スピーカ7、操作キー8、ボリュームキー9、開閉検出部10、表示部11、制御部12などにより構成される。制御部12は、さらに、アプリケーション部13、スピーカ・レシーバ起動部14、ボリューム制御部15、音量登録記憶部16などを有する。
アンテナ1は、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行う。通信部2は、アンテナ1が受信した高周波信号を送受信部3へ送信し、また、送受信部3から送信される高周波信号をアンテナ1より送信する。
送受信部3は、通信部2からの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られたディジタル音声信号を通話部4へ、また、制御信号を制御部10に送る。更には、通話部4から送信されるディジタル音声信号、及び制御部10から送信される制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部2に送る。
通話部4は、送受信部3から送信されるディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅して音声レシーバ6に送る。また、着信音信号などを増幅してスピーカ7に送る。また、制御部12の指示に基づいて、音声レシーバ6およびスピーカ7の音量出力レベルを設定する。また、マイクロホン5から送信されるアナログ音声信号を増幅し、それをディジタル音声信号に変換して送受信部3に送信する。
マイクロホン5は、送話などの音声入力用である。音声レシーバ6は、通常の通話モードでの受話音の出力および、留守録再生、通話中録音の再生用であり、使用者が耳を押し当てて聞くものである。スピーカ7は、着信音やアラーム音の出力用であり、音声レシーバ6に比べて大きな音量で報知出力する。
操作キー8は、各種キー操作用の入力手段である。その中の一つであるボリュームキー9は、音声レシーバ6およびスピーカ7の音量をリアルタイムで調節する。開閉検出部10は、筐体の開閉検出用のセンサである。表示部11は、各種表示出力用であり、LCDなどで構成される。
制御部12は、図示しないCPU、ROM、RAMなどを有して、携帯端末100の主要な機能を実行する。制御部12は、特に本発明に関して、ボリュームキー9のチェックと、音声レシーバ6やスピーカ7の音量調節制御を行う。制御部12の音量登録記憶部16は、音声レシーバ6およびスピーカ7のそれぞれの出力音声の音量を、使用者設定などにより予めデフォルト値として記憶するメモリである。
制御部12の各部の詳細動作について次に説明する。
図3は、本発明の実施例に係る携帯端末のスピーカ・レシーバ起動部の動作フローチャートである。スピーカ・レシーバ起動部14は、アプリケーション部13により、各アプリケーション実行時に、音声出力が必要な場合に、起動される。
スピーカ・レシーバ起動部14は、起動されると、起動要因をチェックする(ステップS1)。起動要因として、スピーカ7を必要とするアプリケーション、例えば、着信報知や、アラーム報知(スケジュール、目覚まし、低電圧報知(一定電圧以下になった場合の報知))等であるか、または、音声レシーバ6を必要とするアプリケーション、例えば、通常通話、留守録再生、通話中録音の再生等であるかをチェックする。
スピーカ7を必要とするアプリケーションであれば、スピーカ起動に入る(ステップS2)。そして、筐体の開閉状態をチェックする(ステップS3)。
(スピーカ起動で、筐体開いた状態の場合)
ステップS2で、スピーカ起動ではあるが筐体が開状態の場合、開いた上筐体21の音声レシーバ6に使用者が耳を押し当てて聞いている可能性があり、その状態で使用者による間違ったボリュームキー操作が行われると、上筐体21の音声レシーバ6と同じ面の近傍に配置されているスピーカ7が大きい音量で鳴動してしまい、使用者自身が驚いてしまう。
それを防ぐために、以下の処理を行う。まず、音声レシーバが鳴動中かどうかをチェックする(ステップS4)。これが鳴動中であれば、予め登録されている音量登録記憶部16の中のスピーカの音量登録値が、レベル0(無音)〜レベル6(最大音量)のいずれであるかをチェックする(ステップS5)。レベル3以下であれば、比較的小音量なので、もし、使用者の顔の近傍に携帯端末100があっても使用者が驚くことはないので、登録されているレベル3以下の登録値をスピーカ出力レベルとして通話部4に指示する(ステップS6)。これにより、スピーカ7がレベル3以下の登録値の出力レベルで能動状態になり、鳴動開始する。
ステップS5で、音量登録記憶部16の中のスピーカの音量登録値がレベル4以上であれば、比較的大音量なので、そのままいきなり鳴動すると使用者が驚くので、レベル3に上限を限定してスピーカ出力レベルとして通話部4に指示する(ステップS7)。これにより、スピーカ7がレベル3の出力レベルで能動状態になり、鳴動開始する。
次に、n秒タイマにn秒を設定する(ステップS8)。そして、ボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作(図4で後述)を許可する(ステップS9)。
なお、ステップS9において、リアルタイムの音量増減動作は後述の図4で示されるように一部の動作を許可し、一部の動作を禁止することとしているが、これに限定されず、一律音量増減動作を禁止するように制御しても良い。その場合はステップS9における音量調節は一切行われない。
次に、n秒タイマのデクリメント(ステップS10)とn秒タイマのチェック(ステップS11)を繰り返す。ノット・イコール・ゼロは、n秒カウント中を意味する。イコール・ゼロは、n秒経過を意味し、終了する(ステップS12)。
このn秒間は、後述(図4)するように、ボリューム制御部15は、ボリュームキー操作があった場合、レベル3を最大リミットとして制限をかけてスピーカ出力を増減する。n秒経過後は、無制限にスピーカ出力を増減する。
すなわち、スピーカ起動要因が発生した直後のn秒間のスピーカ鳴動は、スピーカの音量登録値に関わらず、出力レベル3を上限として抑えられるとともに、ボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作は、レベル3を超えるスピーカ出力が禁止され、n秒経過以降にボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作が無制限で可能な状態になる。
これにより、開いた上筐体21の音声レシーバ6に使用者が耳を押し当てて聞いていたとき、使用者による間違ったボリュームキー操作が行われても、音声レシーバ6と同じ面の近傍に配置されているスピーカ7が大きい音量で鳴動することを防止でき、使用者が驚いてしまうことはない。
(スピーカ起動で、筐体開いているがレシーバ鳴動中でない場合、および筐体閉じた状態の場合)
ステップS3で、スピーカ起動ではあるが筐体が閉状態の場合、上筐体21の音声レシーバ6に使用者が耳を押し当てることはないと考えられる。また、ステップS4でレシーバ鳴動中でない場合には、使用者がレシーバの音量調節とスピーカの音量調節を間違える可能性は低いと考えられる。
その場合は、スピーカ起動がかかると、予め登録されている音量登録記憶部16の中のスピーカの音量登録値をそのままスピーカ出力レベルとして通話部4に指示する(ステップS21)。これにより、スピーカ7が登録値の出力レベルで能動状態になり、鳴動開始する。
次に、n秒タイマに零を設定する(ステップS22)。そして、ボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作(図4で後述)を許可する(ステップS23)。これにより、後述(図4)するように、ボリューム制御部15は、ボリュームキー操作があった場合、無制限にスピーカ出力を増減する。そして、終了する(ステップS12)。それ以降も、ボリューム制御部15によるリアルタイムの無制限の音量増減動作が可能な状態となる。
(レシーバ起動の場合)
ステップS1で、起動要因が音声レシーバ6を必要とするアプリケーションの場合は、レシーバ起動に入る(ステップS30)。音声レシーバ6は、元来、耳を押し当てて聞く用途であるため、設計上、最大音量でも使用者が驚くということはない。
したがって、予め登録されている音量登録記憶部16の中のレシーバの音量登録値をそのままレシーバ出力レベルとして通話部4に指示する(ステップS31)。そして、ボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作を許可する(ステップS32)。これにより、音声レシーバ6が登録値の出力レベルで能動状態になり、報知開始する。そして、終了する(ステップS12)。それ以降も、ボリューム制御部15によるリアルタイムの音量増減動作が可能な状態となる。
図4は、本発明の実施例に係る携帯端末のボリューム制御部の動作フローチャートである。ボリューム制御部15は、スピーカ・レシーバ起動部14により、前記(図3)したように、起動される。スピーカ起動で筐体が開いた状態の場合の起動直後のn秒間は、n秒タイマがn秒カウントを実行中である。
ボリューム制御部15は、まず、操作の有無をチェックする(ステップS41)。キー操作があれば、その時点で実行中の音声モードを確認する(ステップS42)。スピーカ出力中であれば、ボリュームキーは、スピーカ出力をリアルタイムに増減するためのスピーカ対応に入る(ステップS43)。また、ステップS42の時点で実行中の音声モードがスピーカ出力中と音声レシーバ出力中の両方である場合は、ボリュームキーは、スピーカ出力を優先させて、スピーカ出力をリアルタイムに増減するためのスピーカ対応に入る(ステップS43)。
スピーカ対応では、まず、n秒タイマをチェックする(ステップS44)。ノット・イコール・ゼロは、n秒カウント中を意味し、このn秒間は、音声登録記憶部16のスピーカ登録値をベースにして、ボリュームキー操作の増減操作に合わせて、スピーカ出力レベルを増減して通話部4に指示する。ただし、レベル3を最大リミットとして制限をかけてスピーカ出力を増減する。(ステップS45)。これにより、スピーカ7の出力レベルは、ボリュームキー操作にリアルタイムに対応してレベル3を最大リミットとして増減して鳴動する。
そして、ここで指示したスピーカ出力レベルを音声登録記憶部16のスピーカ登録値として再登録する(ステップS46)。以降の処理では、この再登録値がベースになる。そして、ステップS41に戻り、以上の処理をループする。
ステップS44で、n秒タイマがイコール・ゼロの場合、n秒経過以降を意味する。この場合は、音声登録記憶部16のスピーカ登録値をベースにして、ボリュームキー操作の増減操作に合わせて、スピーカ出力レベルを無制限に増減して通話部4に指示する。無制限と言っても、ハード上の上限であるレベル6が上限となる(ステップS47)。
そして、ここで指示したスピーカ出力レベルを音声登録記憶部16のスピーカ登録値として再登録する(ステップS48)。以降の処理では、この再登録値がベースになる。そして、ステップS41に戻り、以上の処理をループする。
ステップS42で、キー操作があった時点での実行中の音声モードがレシーバ出力中であれば、ボリュームキーは、レシーバ出力をリアルタイムに増減するためのレシーバ対応に入る(ステップS50)。
レシーバ対応では、音声登録記憶部16のレシーバ登録値をベースにして、ボリュームキー操作の増減操作に合わせて、レシーバ出力レベルを増減して通話部4に指示する(ステップS51)。これにより、音声レシーバ6の出力レベルがボリュームキー操作にリアルタイムに対応して増減して出力する。
そして、ここで指示したレシーバ出力レベルを音声登録記憶部16のレシーバ登録値として再登録する(ステップS52)。以降の処理では、この再登録値がベースになる。そして、ステップS41に戻り、以上の処理をループする。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、一つの音量調節操作手段のみを有する携帯端末において、使用者の誤操作があっても着信音スピーカから過大な音量が発生することを制限することにより、使用者に不快感を与えることを防止可能となる。
なお、図4において、n秒タイマがノット・イコール・ゼロ、すなわち、n秒カウント中は、ボリュームキー操作時、レベル3を上限とするボリューム制御を行ったが(ステップS45、S46)、このステップS45、S46をパスすることにより、ボリューム制御を行わないようにしてもよい。それにより、n秒カウント中は、ボリュームキー操作によるボリューム制御が禁止された状態となり、同様に、使用者の誤操作があっても着信音スピーカから過大な音量が発生することを制限することになり、使用者に不快感を与えることを防止可能となる。
また、携帯端末の構造として、図1の構造の開閉式ではなく、バータイプやスライドタイプの構造のものがある。その場合、音声レシーバが常に表面にあるため、使用者が耳を押し当てて聞いている可能性があり、その状態で使用者による間違ったボリュームキー操作が行われると、使用者が驚いてしまう。したがって、図3において、スピーカ起動の場合に筐体の開閉状態によって制御を変えていたが、筐体の開閉状態のチェック(ステップS3)をパスして、常時、ステップS4〜S11の処理を行うようにしてもよい。
また、図3において、スピーカ起動がかかった時にレシーバ鳴動中かのチェック(ステップS4)を行ったが、この処理をパスして、常時、ステップS5〜S11の処理を行うようにしてもよい。
また、ボリューム操作のキーとして、ボリュームキー9を対象としたが、図示しないサイドキーでボリューム操作ができる装置の場合は、このサイドキーを対象としてもよい。
また、音声レシーバ6とスピーカ7とは上筐体21の同じ面に配置されているが、スピーカ7が上筐体21の裏面に配置されている場合であってもよい。その場合も、使用者が音声レシーバ6に耳を押し当てて聞いている状態では、裏面のスピーカ7の音量が使用者の耳に比較的大きく届くので、より本発明の効果が生じる。
本発明の実施例に係る携帯端末の外観図。 本発明の実施例に係る携帯端末のブロック図。 本発明の実施例に係る携帯端末のスピーカ・レシーバ起動部の動作フローチャート。 本発明の実施例に係る携帯端末のボリューム制御部の動作フローチャート。
符号の説明
1 アンテナ
2 通信部
3 送受信部
4 通話部
5 マイクロホン
6 音声レシーバ
7 スピーカ
8 操作キー
9 ボリュームキー
10、10a、10b 開閉検出部
11 表示部
12 制御部
13 アプリケーション部
14 スピーカ・レシーバ起動部
15 ボリューム制御部
16 音量登録記憶部
21 上筐体
22 下筐体
23 ヒンジ
100 携帯端末

Claims (6)

  1. 使用者の耳の近傍で使用される音声レシーバと、
    前記使用者に情報を報知する用途に用いられるスピーカと、
    前記スピーカのデフォルト音量を記憶する音量登録記憶手段と、
    前記スピーカの音量を調節する音量操作手段と、
    前記音声レシーバから音声を出力しているときに前記スピーカから音声を出力開始する場合に、出力開始から所定時間の間は、前記デフォルト音量が所定音量より大きい場合は当該所定音量に制限して出力開始させ、当該所定時間中、前記音量操作手段による前記スピーカの音量調節を禁止する制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末。
  2. 使用者の耳の近傍で使用される音声レシーバと、
    前記使用者に情報を報知する用途に用いられるスピーカと、
    前記スピーカのデフォルト音量を記憶する音量登録記憶手段と、
    前記スピーカの音量を調節する音量操作手段と、
    前記音声レシーバから音声を出力しているときに、前記スピーカから音声を出力開始する場合に、出力開始から所定時間の間は、前記デフォルト音量が所定音量より大きい場合は当該所定音量に制限して出力開始させ、当該所定時間中、前記音量操作手段による前記スピーカの音量調節を所定の音量より大きい音量で出力させることを禁止する制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末。
  3. さらに、筐体の開閉を検出する開閉検出手段を設け、
    前記制御手段は、
    前記音声レシーバから音声を出力しているときに、前記スピーカから音声を出力開始する場合に、前記筐体が開状態の場合は、出力開始から所定時間の間は、前記デフォルト音量が所定音量より大きい場合は当該所定音量に制限して出力開始させ、当該所定時間中、前記音量操作手段による前記スピーカの音量調節を禁止することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. さらに、筐体の開閉を検出する開閉検出手段を設け、
    前記制御手段は、
    前記音声レシーバから音声を出力しているときに、前記スピーカから音声を出力開始する場合に、前記筐体が開状態の場合は、出力開始から所定時間の間は、前記デフォルト音量が所定音量より大きい場合は当該所定音量に制限して出力開始させ、当該所定時間中、前記音量操作手段による前記スピーカの音量調節を所定の音量より大きい音量で出力させることを禁止することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 前記音声レシーバ前記スピーカは筐体の同じ面に配置されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  6. 前記スピーカは、前記音声レシーバより大きい音量を出力するスピーカであることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
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