JP2002279721A - オーディオシステム - Google Patents

オーディオシステム

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JP2002279721A
JP2002279721A JP2001076659A JP2001076659A JP2002279721A JP 2002279721 A JP2002279721 A JP 2002279721A JP 2001076659 A JP2001076659 A JP 2001076659A JP 2001076659 A JP2001076659 A JP 2001076659A JP 2002279721 A JP2002279721 A JP 2002279721A
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Masato Tanaka
正人 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型オーディオ装置から設置型オーディオ
装置に切換えると、音声信号が途切れて、その音声信号
の連続性を損なう。 【解決手段】 音声信号を再生出力する携帯型オーディ
オ装置10及び設置型オーディオ装置20で構成するオ
ーディオシステム1であって、携帯型オーディオ装置
は、設置型オーディオ装置20と無線接続する携帯側無
線通信部15と、音声信号を音声出力するイヤホン14
とを有し、設置型オーディオ装置は、携帯型オーディオ
装置10と無線接続する設置側無線通信部25Aと、音
声信号を音声出力するスピーカ24と、携帯型オーディ
オ装置との無線通信を確立したか否かを判定する設置側
無線通信確立判定部25Cと、無線通信が確立したもの
と判定すると、携帯型オーディオ装置からの音声信号
を、優先的にスピーカから音声出力させる設置側マイコ
ン27とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば部屋や車内
等に設置した設置型オーディオ装置と、例えばポータブ
ルの携帯型オーディオ装置とで構成するオーディオシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術のオーディオシステム内
部の概略構成を示すブロック図である。
【0003】図4においてオーディオシステム100
は、例えばポータブルの携帯型オーディオ装置110
と、例えば自動車等に搭載した車載用の設置型オーディ
オ装置120とを有し、これら携帯型オーディオ装置1
10及び設置型オーディオ装置120は、連動すること
なく、個別に動作するようにしている。
【0004】携帯型オーディオ装置110は、例えばC
D等の再生メディアを再生する携帯側再生部111と、
この携帯側再生部111にて再生した携帯側音声信号を
増幅する携帯側アンプ部112と、この携帯側アンプ部
112にて増幅した携帯側音声信号を音声出力するイヤ
ホン113と、この携帯型オーディオ装置110全体を
制御する携帯側マイコン114とを有している。
【0005】設置型オーディオ装置120は、自動車の
アクセサリ電源から電力を供給するものであり、再生メ
ディアを再生する設置側再生部121と、この設置側再
生部121にて再生した設置側音声信号を増幅する設置
側アンプ部122と、この設置側アンプ部122にて増
幅した設置側音声信号を音声出力するスピーカ部123
と、この設置型オーディオ装置120全体を制御する設
置側マイコン124とを有している。
【0006】従来、これら携帯型オーディオ装置110
及び設置型オーディオ装置120においては、携帯側再
生部111若しくは設置側再生部121を設けて、これ
ら携帯側再生部111若しくは設置側再生部121にて
再生メディアを再生することで、携帯型オーディオ装置
110若しくは設置型オーディオ装置120から音声信
号を音声出力するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオーディオシステム100によれば、携帯型オーデ
ィオ装置110若しくは設置型オーディオ装置120か
ら音声信号を個別に音声出力するようにしたが、例えば
携帯型オーディオ装置110からの携帯側音声信号を受
聴しているユーザが車内に乗り込み、この車内に設置し
た設置型オーディオ装置120から携帯型オーディオ装
置110と同一内容の音声信号を受聴する場合には、携
帯型オーディオ装置110から音声出力に関わる再生メ
ディアを取り出し、この再生メディアを設置型オーディ
オ装置120に再生させるといった、携帯型オーディオ
装置110から設置型オーディオ装置120への切換操
作を行わなければならず、この間に携帯型オーディオ装
置110からの携帯側音声信号が途切れてしまうこと
で、その音声信号の連続性が損なわれ、臨場感を妨げて
しまうおそれがある。
【0008】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、携帯型オーディオ装置か
ら設置型オーディオ装置に切換操作を行わなくても、携
帯型オーディオ装置から設置型オーディオ装置への音声
信号の連続性を確保することができるオーディオシステ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のオーディオシステムは、個別に音声信号を音
声出力する機能を夫々備えた携帯型オーディオ装置及び
設置型オーディオ装置で構成するオーディオシステムで
あって、前記携帯型オーディオ装置は、携帯側音声信号
を生成する携帯側音源と、前記設置型オーディオ装置と
無線接続する携帯側無線通信手段と、前記携帯側音声信
号を音声出力する携帯側音声出力手段とを有し、前記設
置型オーディオ装置は、設置側音声信号を生成する設置
側音源と、前記携帯型オーディオ装置と無線接続する設
置側無線通信手段と、前記設置側音声信号を音声出力す
る設置側音声出力手段と、前記設置側無線通信手段を通
じて、前記携帯型オーディオ装置との無線通信を確立し
たか否かを判定する無線通信確立判定手段と、この無線
通信確立判定手段にて無線通信が確立したものと判定す
ると、前記携帯型オーディオ装置からの携帯側音声信号
を、優先的に前記設置側音声出力手段に音声出力させる
制御手段とを有するようにした。
【0010】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、携帯型オーディオ装置及び設置型オーディオ装置
間を無線接続し、設置型オーディオ装置が、携帯型オー
ディオ装置との無線接続を確立すると、前記携帯型オー
ディオ装置からの携帯側音声信号を優先的に音声出力さ
せるようにしたので、例えば携帯型オーディオ装置から
設置型オーディオ装置への切換操作を行わなくても、そ
の携帯型オーディオ装置から設置型オーディオ装置への
音声信号の連続性を確保することができる。
【0011】また、本発明のオーディオシステムは、前
記携帯型オーディオ装置及び前記設置型オーディオ装置
が、これらオーディオ装置相互を識別する識別IDを有
し、前記設置型オーディオ装置は、前記無線通信確立判
定手段にて前記携帯型オーディオ装置との無線通信を確
立すると、前記携帯型オーディオ装置からの識別IDを
照合する設置側照合手段を有し、前記制御手段は、前記
設置側照合手段の照合結果に基づいて、前記携帯型オー
ディオ装置を識別すると、この携帯型オーディオ装置か
らの携帯側音声信号を、優先的に前記設置側音声出力手
段に音声出力させるようにした。
【0012】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、前記携帯型オーディオ装置を識別すると、この携
帯型オーディオ装置からの携帯側音声信号を、優先的に
前記設置側音声出力手段に音声出力させるようにしたの
で、例えば携帯型オーディオ装置から設置型オーディオ
装置への切換操作を行わなくても、その携帯型オーディ
オ装置から設置型オーディオ装置への音声信号の連続性
を確保することができる。
【0013】また、本発明のオーディオシステムは、前
記携帯型オーディオ装置及び前記設置型オーディオ装置
は、これらオーディオ装置相互を識別する識別IDを有
し、前記携帯型オーディオ装置は、前記無線通信確立判
定手段にて前記携帯型オーディオ装置との無線通信を確
立すると、前記携帯型オーディオ装置からの識別IDを
照合する携帯側照合手段と、この携帯側照合手段の照合
結果に基づいて、前記設置型オーディオ装置を識別する
と、前記携帯側音声出力手段をミュート制御するミュー
ト制御手段とを有するようにした。
【0014】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、前記設置型オーディオ装置を識別すると、携帯側
オーディオ装置の携帯側音声出力手段をミュート制御す
るようにしたので、その携帯型オーディオ装置から設置
型オーディオ装置への音声信号の連続性を確保しなが
ら、携帯側音声出力手段からの音声出力を確実に防止す
ることができる。
【0015】また、本発明のオーディオシステムは、前
記ミュート制御手段が、前記設置型オーディオ装置を識
別し、この携帯型オーディオ装置の携帯側音声出力手段
にて音声出力中の場合には、この携帯側音声出力手段を
ミュート制御するようにした。
【0016】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、設置型オーディオ装置を識別し、この携帯型オー
ディオ装置の携帯側音声出力手段にて音声出力中の場合
には、携帯側オーディオ装置の携帯側音声出力手段をミ
ュート制御するようにしたので、その携帯型オーディオ
装置から設置型オーディオ装置への音声信号の連続性を
確保しながら、携帯側音声出力手段からの音声出力を確
実に防止することができる。
【0017】また、本発明のオーディオシステムは、前
記設置型オーディオ装置が、自動車に搭載され、この自
動車のアクセサリ電源から電力を供給する車載用オーデ
ィオ装置であるようにした。
【0018】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、設置型オーディオ装置を車載用オーディオ装置と
するようにしたので、例えば携帯型オーディオ装置から
車載型オーディオ装置への切換操作を行わなくても、そ
の携帯型オーディオ装置から車載型オーディオ装置への
音声信号の連続性を確保することができる。
【0019】また、本発明のオーディオシステムは、制
御手段が、前記アクセサリ電源からの電力供給中に、前
記無線通信確立判定手段にて無線通信が確立したものと
判定すると、前記携帯型オーディオ装置からの携帯側音
声信号を、優先的に前記設置側音声出力手段に音声出力
させるようにした。
【0020】従って、本発明のオーディオシステムによ
れば、アクセサリ電源からの電力供給中に、携帯型オー
ディオ装置との無線通信が確立すると、携帯型オーディ
オ装置からの携帯側音声信号を、優先的に設置側音声出
力手段に音声出力させるようにしたので、例えば携帯型
オーディオ装置から車載型オーディオ装置への切換操作
を行わなくても、その携帯型オーディオ装置から車載型
オーディオ装置への音声信号の連続性を確保することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を示すオーディオシステムについて説明する。
図1は本実施の形態に示すオーディオシステム内部の概
略構成を示すブロック図である。
【0022】図1に示すオーディオシステム1は、携帯
型オーディオ装置10と、自動車内に搭載され、携帯型
オーディオ装置10と無線接続する設置型オーディオ装
置20とを有している。
【0023】携帯型オーディオ装置10は、例えばCD
等の再生メディアを再生する携帯側再生部11と、携帯
側再生部11にて再生した携帯側音声信号をミュート制
御する携帯側ミュート部12と、携帯側再生部11にて
再生した携帯側音声信号を増幅する携帯側アンプ部13
と、この携帯側アンプ部13にて増幅した携帯側音声信
号を音声出力するイヤホン14と、設置型オーディオ装
置20との無線通信を司る携帯側無線インタフェース部
15と、この携帯型オーディオ装置10全体を制御する
携帯側マイコン16とを有している。
【0024】携帯側無線インタフェース部15は、設置
型オーディオ装置20との無線通信を司る携帯側無線通
信部15Aと、設置型オーディオ装置20との識別ID
を照合する携帯側照合部15Bと、携帯側無線通信部1
5Aを通じて、設置型オーディオ装置20との間で無線
通信が確立したか否かを判定する携帯側無線通信確立判
定部15Cとを有している。尚、識別IDとは、設置型
オーディオ装置20及び携帯型オーディオ装置10同士
間で通信相手を識別するものである。
【0025】設置型オーディオ装置20は、例えばCD
等の再生メディアを再生する設置側再生部21と、設置
側再生部21にて再生した設置側音声信号をミュート制
御する設置側ミュート部22と、この設置側再生部21
にて再生した設置側音声信号を増幅する設置側アンプ部
23と、この設置側アンプ部23にて増幅した設置側音
声信号を音声出力するスピーカ部24と、携帯側無線イ
ンタフェース部15との無線通信を司る設置側無線イン
タフェース部25と、この設置側無線インタフェース部
25からの携帯側音声信号又は、設置側再生部21から
の設置側音声信号を入力ソースとして切換制御する切換
スイッチ部26と、この設置型オーディオ装置20全体
を制御する設置側マイコン27とを有している。
【0026】設置側無線インタフェース部25は、携帯
型オーディオ装置10の携帯側無線インタフェース部1
5を通じて、携帯型オーディオ装置10と無線通信する
設置側無線通信部25Aと、携帯型オーディオ装置10
との識別IDを照合する設置側照合部25Bと、設置側
無線通信部25Aを通じて、携帯型オーディオ装置10
との間で無線通信が確立したか否かを判定する設置側無
線通信確立判定部25Cとを有している。
【0027】尚、請求項記載の携帯側音源は携帯側再生
部11、ミュート制御手段は携帯側ミュート部12及び
携帯側マイコン16、携帯側音声出力手段はイヤホン1
4、携帯側無線通信手段は携帯側無線通信部15A、携
帯側照合手段は携帯側照合部15B、設置側音声出力手
段はスピーカ24、制御手段は設置側マイコン27、設
置側音源は設置側再生部21、設置側無線通信手段は設
置側無線通信部25A、設置側照合手段は設置側照合部
25B、無線通信確立判定手段は設置側無線通信確立判
定部25Cに相当するものである。
【0028】次に本実施の形態に示すオーディオシステ
ム1の動作について説明する。図2は本実施の形態にお
ける携帯型オーディオ処理に関わる携帯側マイコン16
の処理動作を示すフローチャートである。
【0029】図2に示す携帯型オーディオ処理は、携帯
型オーディオ装置10が設置型オーディオ装置20との
無線通信が確立した場合に、携帯型オーディオ装置10
側の携帯側マイコン16で起動を開始する処理である。
【0030】図2において携帯側マイコン16は、携帯
側無線通信確立判定部15Cを通じて、設置型オーディ
オ装置20との無線通信が確立したか否かを判定する
(ステップS11)。
【0031】ステップS11にて設置型オーディオ装置
20との無線通信が確立したのであれば、携帯型オーデ
ィオ装置10が設置型オーディオ装置20との通信範囲
内、例えば携帯型オーディオ装置10が車内に存在する
ものと判断し、携帯側照合部15Bを通じて、設置型オ
ーディオ装置20との識別IDの照合結果がOKである
か否かを判定する(ステップS12)。
【0032】ステップS12にて設置型オーディオ装置
20との識別IDの照合結果がOKであると判断される
と、携帯側再生部11にて再生メディアを現在再生中で
あるか否かを判定する(ステップS13)。
【0033】ステップS13にて再生メディアが現在再
生中の場合、設置型オーディオ装置20に電力供給する
アクセサリ電源がON中であるか否かを判定する(ステ
ップS14)。アクセサリ電源がON中であると判定さ
れると、設置型オーディオ装置20の電源がON中であ
るか否かを判定する(ステップS15)。尚、設置型オ
ーディオ装置20側の電源及びアクセサリ電源の状態
は、携帯型オーディオ装置10及び設置型オーディオ装
置20間の無線通信が確立した段階で、携帯型オーディ
オ装置10が携帯側無線インタフェース部15を通じて
認識することができるものである。
【0034】設置型オーディオ装置20の電源がON中
であれば、携帯側ミュート部12をオン制御することで
(ステップS16)、この処理動作を終了する。
【0035】このように携帯側ミュート部12をオン制
御することで、イヤホン14から携帯側再生部11にて
再生した携帯側音声信号が音声出力されることはなく、
携帯側無線通信部15Aを通じて携帯側再生部11から
の携帯側音声信号を設置型オーディオ装置20に無線伝
送することになる。
【0036】図3は本実施の形態における設置型オーデ
ィオ処理に関わる設置側マイコン27の処理動作を示す
フローチャートである。
【0037】図3に示す設置型オーディオ処理は、アク
セサリ電源からの電力供給を検出すると、設置型オーデ
ィオ装置20の設置側マイコン27で起動を開始する処
理である。
【0038】図3において設置側マイコン27は、車両
用アクセサリ電源がON中であるか否かを判定する(ス
テップS21)。車両用アクセサリ電源がON中であれ
ば、設置側無線通信確立判定部25Cを通じて、携帯型
オーディオ装置10との無線通信が確立したか否かを判
定する(ステップS22)。
【0039】携帯型オーディオ装置10との無線通信が
確立したのであれば、携帯型オーディオ装置10が設置
型オーディオ装置20との通信範囲内、例えば携帯型オ
ーディオ装置10が車内に存在するものと判断し、設置
側照合部25Bを通じて、携帯型オーディオ装置10と
の識別IDの照合結果がOKであるか否かを判定する
(ステップS23)。
【0040】ステップS23にて設置型オーディオ装置
20との識別IDの照合結果がOKであると判断される
と、携帯側再生部11にて再生メディアが現在再生中で
あるか否かを判定する(ステップS24)。
【0041】携帯側再生部11にて現在再生中であれ
ば、設置側無線通信部25Aからの音声信号、つまり携
帯型オーディオ装置10からの携帯側音声信号を入力と
するように切換スイッチ26を切換え(ステップS2
5)、この処理動作を終了する。
【0042】ステップS21にてアクセサリ電源がON
中でなければ、ステップS22にて無線通信が確立した
のでなければ、ステップS23にて識別ID照合結果が
OKでなければ、又はステップS24にて携帯側再生部
11にて現在再生中でなければ、設置側再生部21から
の設置側音声信号を入力とするように切換スイッチ26
を切換え(ステップS26)、この処理動作を終了す
る。
【0043】つまり、携帯型オーディオ装置10及び設
置型オーディオ装置20間で所定条件を満たすことにな
ると、携帯型オーディオ装置10からの携帯側音声信号
を設置型オーディオ装置20に無線伝送し、この携帯側
音声信号を設置型オーディオ装置20から音声出力する
ことになる。
【0044】本実施の形態によれば、携帯型オーディオ
装置10及び設置型オーディオ装置20間を無線接続
し、設置型オーディオ装置20が、携帯型オーディオ装
置10との無線接続を確立して、所定条件を満たすこと
になると、携帯型オーディオ装置10からの携帯側音声
信号を優先的に音声出力させるようにしたので、例えば
携帯型オーディオ装置10から設置型オーディオ装置2
0への切換操作を行わなくても、その携帯型オーディオ
装置10から設置型オーディオ装置20への音声信号の
連続性を確保することができる。
【0045】尚、上記実施の形態においては、再生メデ
ィアを再生する携帯側再生部11を携帯側音源、再生メ
ディアを再生する設置側再生部21を設置側音源として
説明したが、携帯側音源及び設置側音源をラジオ放送や
テレビ放送を受信する携帯側チューナ及び設置側チュー
ナとすることで、携帯型オーディオ装置10から設置型
オーディオ装置20への切換操作を行わなくても、携帯
型オーディオ装置10から設置型オーディオ装置20へ
のラジオ放送やテレビ放送等の放送信号の連続性を確保
することもできる。
【0046】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のオーデ
ィオシステムによれば、携帯型オーディオ装置及び設置
型オーディオ装置間を無線接続し、設置型オーディオ装
置が、携帯型オーディオ装置との無線接続を確立する
と、前記携帯型オーディオ装置からの携帯側音声信号を
優先的に音声出力させるようにしたので、例えば携帯型
オーディオ装置から設置型オーディオ装置への切換操作
を行わなくても、その携帯型オーディオ装置から設置型
オーディオ装置への音声信号の連続性を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態を示すオーディオシ
ステム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に示すオーディオシステムの携帯
型オーディオ処理に関わる携帯側マイコンの処理動作を
示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態に示すオーディオシステムの設置
型オーディオ処理に関わる設置側マイコンの処理動作を
示すフローチャートである。
【図4】従来技術のオーディオシステム内部の概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 オーディオシステム 10 携帯型オーディオ装置 11 携帯側再生部(携帯側音源) 12 携帯側ミュート部(ミュート制御手段) 14 イヤホン(携帯側音声出力手段) 15A 携帯側無線通信部(携帯側無線通信手段) 15B 携帯側照合部(携帯側照合手段) 16 携帯側マイコン(ミュート制御手段) 20 設置型オーディオ装置 21 設置側再生部(設置側音源) 24 スピーカ(設置側音声出力手段) 27 設置側マイコン(制御手段) 25A 設置側無線通信部(設置側無線通信手段) 25B 設置側照合部(設置側照合手段) 25C 設置側無線通信確立判定部(無線通信確立判定
手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に音声信号を音声出力する機能を夫
    々備えた携帯型オーディオ装置及び設置型オーディオ装
    置で構成するオーディオシステムであって、 前記携帯型オーディオ装置は、 携帯側音声信号を生成する携帯側音源と、 前記設置型オーディオ装置と無線接続する携帯側無線通
    信手段と、 前記携帯側音声信号を音声出力する携帯側音声出力手段
    とを有し、 前記設置型オーディオ装置は、 設置側音声信号を生成する設置側音源と、 前記携帯型オーディオ装置と無線接続する設置側無線通
    信手段と、 前記設置側音声信号を音声出力する設置側音声出力手段
    と、 前記設置側無線通信手段を通じて、前記携帯型オーディ
    オ装置との無線通信を確立したか否かを判定する無線通
    信確立判定手段と、 この無線通信確立判定手段にて無線通信が確立したもの
    と判定すると、前記携帯型オーディオ装置からの携帯側
    音声信号を、優先的に前記設置側音声出力手段に音声出
    力させる制御手段とを有することを特徴とするオーディ
    オシステム。
  2. 【請求項2】 前記携帯型オーディオ装置及び前記設置
    型オーディオ装置は、これらオーディオ装置相互を識別
    する識別IDを有し、 前記設置型オーディオ装置は、 前記無線通信確立判定手段にて前記携帯型オーディオ装
    置との無線通信を確立すると、前記携帯型オーディオ装
    置からの識別IDを照合する設置側照合手段を有し、 前記制御手段は、 前記設置側照合手段の照合結果に基づいて、前記携帯型
    オーディオ装置を識別すると、この携帯型オーディオ装
    置からの携帯側音声信号を、優先的に前記設置側音声出
    力手段に音声出力させることを特徴とする請求項1記載
    のオーディオシステム。
  3. 【請求項3】 前記携帯型オーディオ装置及び前記設置
    型オーディオ装置は、これらオーディオ装置相互を識別
    する識別IDを有し、 前記携帯型オーディオ装置は、 前記無線通信確立判定手段にて前記携帯型オーディオ装
    置との無線通信を確立すると、前記携帯型オーディオ装
    置からの識別IDを照合する携帯側照合手段と、 この携帯側照合手段の照合結果に基づいて、前記設置型
    オーディオ装置を識別すると、前記携帯側音声出力手段
    をミュート制御するミュート制御手段とを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載のオーディオシステム。
  4. 【請求項4】 前記ミュート制御手段は、 前記設置型オーディオ装置を識別し、この携帯型オーデ
    ィオ装置の携帯側音声出力手段にて音声出力中の場合に
    は、この携帯側音声出力手段をミュート制御することを
    特徴とする請求項3記載のオーディオシステム。
  5. 【請求項5】 前記設置型オーディオ装置は、自動車に
    搭載され、この自動車のアクセサリ電源から電力を供給
    する車載用オーディオ装置であることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載のオーディオシステム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 前記アクセサリ電源からの電力供給中に、前記無線通信
    確立判定手段にて無線通信が確立したものと判定する
    と、前記携帯型オーディオ装置からの携帯側音声信号
    を、優先的に前記設置側音声出力手段に音声出力させる
    ことを特徴とする請求項5記載のオーディオシステム。
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