JP4271550B2 - オーディオシステム、オーディオ装置及び音声信号出力処理方法 - Google Patents

オーディオシステム、オーディオ装置及び音声信号出力処理方法 Download PDF

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Description

本発明はオーディオシステムに係り、特に、オーディオ信号を再生出力するオーディオ装置と、このオーディオ装置に接続されたスピーカを介して案内音声を出力する電子機器とが相互に通信可能に接続され、案内音声として優先順位の高い音声信号(以下、「高優先順位音声信号」ともいう。)を出力する際にその高優先順位音声信号を聴き取り易くするのに適応されたオーディオシステム、オーディオ装置及び音声信号出力処理方法に関する。
ここに、「高優先順位音声信号」とは、ユーザにとって認識する必要のある重要な案内音声を指し、例えば、車載用オーディオ装置とナビゲーション装置が統合された車載用オーディオシステムの場合、ナビゲーション装置により運転者に対して行う交差点案内に係る案内音声(「300m先右折です」といったメッセージなど)を指している。
近年、車両にはCDプレーヤ、DVDプレーヤ、AM/FMチューナ、カセットテープデッキ、ナビゲーション装置、電話機などの各種の電子機器が搭載されるようになっている。これらの電子機器の多くはユニット化され、バス等の共通の信号線を介して相互に接続されてオーディオ/ナビゲーションシステムを構築できるようになっている。かかるシステムにおいて、ナビゲーションの案内音声を出力する場合、通常行われている方法としては、(i) オーディオ装置とナビゲーション装置で別々に用意したスピーカより案内音声を出力する方法、(ii)オーディオ装置においてナビゲーションの案内音声信号をオーディオ信号にミキシングして出力する方法などがある。
単純なシステム構成では(i) の方法を採用していることが多かったが、この方法では、オーディオ信号とナビゲーションの案内音声信号が同時に出力される場合があり、この場合、ユーザ(典型的には運転者)にとっては聴き取り難いといった不利がある。そこで、最近では、ナビゲーションの案内音声のような高優先順位音声信号をより聴き取り易く出力するよう配慮された(ii)の方法を採用することが多くなってきている。
この方法(ナビゲーションの案内音声信号をオーディオ信号にミキシングして出力する方法)によれば、例えば図6に音声信号出力処理の一例として示すように、オーディオ信号ASを受信している状態で案内音声信号(高優先順位音声信号)GSを受信した場合でも、オーディオ装置において両信号のミキシング処理(AS+GS)を行い、適宜フィルタ処理を施すことで案内音声信号GSを選択出力することができる。つまり、高優先順位音声信号GSのみを受聴することができる。
その一方で、昨今のオーディオシステムでは、車載用であるか否かを問わず、オーディオ信号の多くは、CD、DVD、MD等の記憶媒体に見られるようにデジタル形式で記録されており、デジタル形式のままDSP(デジタル信号プロセッサ)などでデジタル信号処理を行い、最終段でデジタル/アナログ(D/A)変換を行うことが多くなってきている。さらに、より高音質を追求したシステムでは、DSPでのデジタル信号処理により各スピーカ(ウーファ、ツィータ等)に適切な特性になるよう調整した上で、アナログ信号に変換して出力するようにしている。
これらのシステムでは、オーディオ信号は最終的にはアナログ形式で出力されるが、ナビゲーション装置や電話機等の電子機器と統合されたオーディオシステムでは、従来、AM/FMチューナやカセットテープデッキ等が主な音声信号源であったこともあり、その音声信号出力処理ではアナログ形式でミキシング処理されることが多かった。例えば、図7(a)に一構成例として示すように、オーディオプロセッサにおいて、DVDプレーヤ等からデジタル形式で出力されたオーディオ信号に対し、DSP51を通してデジタル信号処理を行った後、D/A変換部52を通してアナログ信号に変換し、この変換されたアナログ形式のオーディオ信号と、ナビゲーション装置等からアナログ形式で出力された案内音声信号とをミキシング処理部53においてミキシングする。
この場合、ミキシングするスピーカ出力の特性によっては、例えばツィータでは、低音の入力に対して、最悪の場合には破壊につながる場合がある。これに対しウーファでは、破壊につながることはないが、その特性上低音のみ出力するスピーカであるために、中高音の出力音圧は低くなり、聴こえ難くなる場合がある。これらを考慮すると、案内音声をミキシングする場合は、フルレンジ等の広い再生帯域のチャンネルにミキシングするなどの対応が必要となる。昨今の高音質を追求した車載用オーディオシステムでナビゲーション装置等と統合する場合、処理を厳密に行おうとすると、接続されるスピーカの特性に応じて各チャンネル毎にそれぞれフィルタを介して分配・出力する必要があり、また、組み合わせるスピーカの特性に合わせて各フィルタの特性を調整する必要がある。
これに対し、昨今ではオーディオ信号についてもデジタル形式で処理することが多くなっており、DSPを含むシステムでは、DSPにおいてミキシング処理を行えるようにしたものもある。例えば、図7(b)に一構成例として示すように、オーディオプロセッサにおいて、DVDプレーヤ等からデジタル形式で出力されたオーディオ信号を、ナビゲーション装置等からデジタル形式で出力された案内音声信号と共にDSP54内のミキシング処理部55に入力し、デジタルミキシングを行った後、D/A変換部56を通してアナログ信号に変換し、さらにアンプ57を通して信号増幅を行った後、出力する。
上記の従来技術に関連する技術としては、例えば、車載オーディオ装置に接続されたスピーカを介して案内音声を出力する車載ナビゲーション装置を備えたナビゲーションシステムにおいて、車載オーディオ装置で再生している音楽の曲間を利用して案内音声を出力するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、別の技術として、ナビゲーション装置から発生される案内音声の重要度に応じて、音響装置の音量とナビゲーション装置の案内音声の音量とのミキシング状態を調節するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−116581号公報 特開2002−116045号公報
上述したように従来の車載用オーディオシステムでは、ナビゲーションの案内音声のような高優先順位音声信号(案内音声信号)を聴き取り易くするために、当該案内音声信号をオーディオ信号にミキシングして出力する方法を採用している。しかしこの場合、ミキシングされるオーディオ信号は、上述したようにCD、DVD、MD等の各種メディアが存在し、各メディアの種類に応じてサンプリング周波数(サンプルレート)が切り換わることがある。例えば、CDやMDの場合は44.1kHzのサンプルレート、DVDの場合は48kHz、96kHz又は192kHzのサンプルレートで切り換わる。また、最近では、CD−R等の自分で編集できるディスクに、MP3(MPEG1、オーディオ・レイヤ3)等のオーディオ圧縮技術によってエンコードしたオーディオデータ(楽曲)を記録・編集し、当該ディスクをオーディオ機器を介して再生処理することが増えてきている。かかるCD−R等のメディアの場合、楽曲(すなわちトラック)毎にサンプリング周波数が頻繁に切り換わる。
サンプルレートが切り換わった場合、切り換わった後のサンプルレートで切り換わる前のデータをそのまま再生出力すると、トーンが高くなったり低くなったりして違和感のある音になってしまう。これを防ぐためには、サンプルレートに応じてフィルタ係数(すなわち、音声出力周波数帯の選択特性)を切り換える必要がある。具体的には、マイクロコンピュータ等からの制御に基づいて、DSP内部のデータをいったんクリアした後、サンプルレートを切り換えて、レベル調整した後に再生を再開することになる。
しかしながら、ナビゲーション等の案内音声が出力されるタイミングは不定期であるため、この案内音声出力を、上記のサンプルレート切り換え処理の期間を完全に避けて行うようにすることは実際上不可能である。その結果、サンプルレート切り換え処理を行うタイミングとナビゲーション等の案内音声出力のタイミングが重なると、例えば図8に音声信号出力処理の一例として示すように、サンプルレート切り換え処理の期間中、案内音声信号GSの出力が途切れた状態(いわゆる「音切れ」)が発生し、ナビゲーション等の案内音声が一部聴き取れなくなるといった不都合が生じる。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、ナビゲーションの案内音声のような高優先順位音声信号の出力について音切れの発生を防止することができるオーディオシステム、オーディオ装置及び音声信号出力処理方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、オーディオ信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、バスを介して前記各電子機器に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号又は高優先順位音声信号をスピーカを通して選択出力するオーディオ装置とを備え、該オーディオ装置は、前記バスを介して前記オーディオ信号を受信している状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始し、該ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオシステムが提供される。
この形態に係るオーディオシステムによれば、オーディオ信号と高優先順位音声信号のミキシング処理中はサンプルレート切り換え処理を保留するようにしているので、従来技術(図8)に見られたような、サンプルレート切り換え処理の期間中に案内音声信号(高優先順位音声信号)の出力が途切れた状態(「音切れ」)が発生するのを防止することができる。これによって、ナビゲーションの案内音声のような高優先順位音声信号が一部聴き取れなくなるといった不都合を解消することが可能となる。
また、本発明の他の形態によれば、オーディオ信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、バスを介して前記各電子機器に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号又は高優先順位音声信号をスピーカを通して選択出力するオーディオ装置とを備え、該オーディオ装置は、前記バスを介して受信した前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオシステムが提供される。
この形態に係るオーディオシステムによれば、サンプルレート切り換え処理中にミキシング処理が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理が完了するまで当該ミキシング処理を保留するようにしているので、上記の形態に係るオーディオシステムの場合と同様に、サンプルレート切り換え処理の期間中に案内音声信号(高優先順位音声信号)の出力が途切れた状態(「音切れ」)が発生するのを防止することができる。
また、本発明の更に他の形態によれば、上記の各形態に係るオーディオシステムに対応してそれぞれオーディオ装置が提供される。その一形態に係るオーディオ装置は、オーディオ信号と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号との間でサンプルレートを一致させるためのサンプルレート整合部と、サンプルレートの一致したオーディオ信号と高優先順位音声信号のミキシング処理を行うミキシング処理部と、前記一致したサンプルレートに応じて音声出力周波数帯の選択特性を切り換えるフィルタ処理部と、該フィルタ処理部を通して出力された高優先順位音声信号及び/又はオーディオ信号を出力するスピーカとを備え、前記オーディオ信号を受信している状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始し、該ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留することを特徴とする。
また、他の形態に係るオーディオ装置は、オーディオ信号と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号との間でサンプルレートを一致させるためのサンプルレート整合部と、サンプルレートの一致したオーディオ信号と高優先順位音声信号のミキシング処理を行うミキシング処理部と、前記一致したサンプルレートに応じて音声出力周波数帯の選択特性を切り換えるフィルタ処理部と、該フィルタ処理部を通して出力された高優先順位音声信号及び/又はオーディオ信号を出力するスピーカとを備え、前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留することを特徴とする。
さらに、本発明の他の形態によれば、上記の各形態に係るオーディオシステムに対応してそれぞれ音声信号出力処理方法が提供される。その一形態に係る音声信号出力処理方法は、オーディオ信号を受信している状態で高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始すると共に、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力し、前記ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留し、該ミキシング処理を完了し、かつ前記サンプルレート切り換え処理を完了したときに、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号を前記スピーカを通して出力するようにしたことを特徴とする。
また、他の形態に係る音声信号出力処理方法は、オーディオ信号をスピーカを通して出力し、かつ当該オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留し、該サンプルレート切り換え処理を完了したときに、前記ミキシング処理を開始すると共に、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力するようにしたことを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態に係る車載用オーディオシステムの構成を概略的に示したものである。
図示のように、本実施形態に係る車載用オーディオシステム40は、オーディオ信号を出力するオーディオ信号出力ユニット1と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する高優先順位音声信号出力ユニット2と、これら各出力ユニット1,2にバス5を介して通信可能に接続されたオーディオプロセッサ3とを備えている。オーディオプロセッサ3にはスピーカ4が接続されており、このスピーカ4を通して、各出力ユニット1,2から出力されたオーディオ信号AS及び/又は案内音声信号(高優先順位音声信号)GSが出力される。図示の例では、説明の簡単化のためスピーカ4が1つだけ示されているが、実際には、低音、中音、高音の各周波数帯域に合わせてウーファ、スコーカ、ツィータの3つのスピーカが車室内の所定位置に設置されている。
オーディオ信号出力ユニット1としては、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、MDプレーヤ、AM/FMチューナ、カセットテープデッキなどが包含され、一方、高優先順位音声信号出力ユニット2としては、ナビゲーション装置、電話機、緊急用の放送受信装置などが包含される。電話機については、電話機能だけを備えたユニットや、電話機能と緊急呼出し機能を兼ね備えたユニットがある。いずれにせよ、出力ユニット2から出力される案内音声信号(高優先順位音声信号)は、その果たす役割からユーザに確実に聴こえる状態を作る必要があるため、後述するように優先的に再生出力される。
オーディオ信号出力ユニット1は、当該ユニット1全体の制御を行うと共にバス5との間でデータ等の授受を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)等の制御部10と、ユーザによる操作指示を入力するための各種の操作キーを備えた操作部11と、LCD等から構成された表示画面を有する表示部12と、制御部10からの制御に基づいてオーディオ信号を出力するオーディオ信号出力部13とを備えている。例えば、当該ユニット1がCDプレーヤの場合、制御部10では、操作部11から与えられる操作指示に応答して、ユーザにより選択されたCDに記録された信号を読み取り、再生されたオーディオ信号をオーディオ信号出力部13を通してバス5上に送出する。
また、高優先順位音声信号出力ユニット2は、オーディオ信号出力ユニット1の内部ブロック構成と同様に、当該ユニット2全体の制御を行うと共にバス5との間でデータ等の授受を制御するマイコン等の制御部20と、ユーザによる操作指示を入力するための操作部21と、LCD等の表示部22と、制御部20からの制御に基づいて案内音声(高優先順位音声)を作成する案内音声作成部23とを備えている。例えば、当該ユニット2がナビゲーション装置の場合、制御部20では、基本的な処理として、経路探索やそれに基づく経路案内に必要な制御を行い、本発明に関係する処理として、案内音声(高優先順位音声)の作成に必要な制御を行う。この場合、案内音声作成部23では、自車の経路誘導時に案内対象ポイントまで所定の距離に達したときに当該案内対象ポイントの案内音声(例えば、交差点の場合に「300m先右折です」といったメッセージなど)を作成する。作成された案内音声(データ)は、マイコン20に内蔵されたメモリ(図示せず)にいったん格納された後、バス5上に送出される。
また、オーディオプロセッサ3は、当該プロセッサ3全体の制御を行うと共にバス5との間でデータ等の授受を制御するマイコン等の制御部30と、ユーザによる操作指示を入力するための操作部31と、LCD等の表示部32と、バス5を介して送られてくるオーディオ信号ASと案内音声信号GSとの間でサンプリング周波数(サンプルレート)を一致させるためのサンプリング周波数(サンプルレート)整合部33と、サンプルレートの一致したオーディオ信号AS及び案内音声信号GSに対してデジタル信号処理を行うDSP34と、DSP34から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部35と、アナログ変換された音声信号(オーディオ信号AS又は案内音声信号GS)を増幅するアンプ36とを備えている。DSP34は、本発明に関係する機能ブロックとして、サンプルレートの一致したオーディオ信号ASと案内音声信号GSのミキシング処理を行うミキシング処理部34aと、サンプルレートに応じてフィルタ係数(音声出力周波数帯の選択特性)を切り換えるフィルタ処理部34bとを有している。このフィルタ処理部34bを通して案内音声信号GS及び/又はオーディオ信号ASが出力され、D/A変換部35及びアンプ36を介してスピーカ4に供給される。
サンプリング周波数整合部33は、上記のようにDSP34においてデジタル信号処理を行えるようにサンプルレートの調整を行うものであるが、そのサンプルレートの調整を行う手段としては以下の形態が考えられる。一つは、オーディオ信号ASのサンプリング周波数(クロック)と同じクロックを用いて案内音声信号GSを取り込む方法であり、この場合、案内音声信号GSは現状ではアナログ形式で出力されることが多いため、A/D変換を行う必要がある。あるいは、別の方法として、オーディオ信号ASのサンプリング周波数をDSP34内部のサンプリング周波数(例えば、48kHz)に変換するためのサンプルレートコンバータを用いてもよい。
以上のように構成された本実施形態に係る車載用オーディオシステム40において、オーディオ信号出力ユニット1及び高優先順位音声信号出力ユニット2はそれぞれ「電子機器」に対応し、オーディオプロセッサ3は「オーディオ装置」に対応している。
以下、本実施形態の車載用オーディオシステム40においてオーディオプロセッサ3が行う音声信号(オーディオ信号AS/案内音声信号GS)出力処理について、その処理フローの一例を示す図2と共に、その処理フローに対応した出力信号波形の一例を示す図4を参照しながら説明する。
先ず最初のステップS11では、オーディオ信号出力ユニット1(例えば、DVDプレーヤ)からバス5を介して受信したオーディオ信号ASを、制御部30からの制御に基づき、サンプリング周波数整合部33、DSP34、D/A変換部35及びアンプ36を介してスピーカ4から出力する(図4参照)。
次のステップS12では、制御部30により、高優先順位音声信号出力ユニット2からバス5を介して高優先順位音声信号(例えば、ナビゲーション装置からの案内音声信号)GSを受信した(YES)か否(NO)かを判定する。すなわち、ナビゲーション等の案内音声信号GSが出力されるのは不定期であるため、当該出力ユニット2から実際に出力する時に、案内音声信号GSを出力している旨をバス5上に通知する。オーディオプロセッサ3では、バス5上の信号をモニタすることで、案内音声信号GSの受信の有無を判定することができる。そして、判定結果がYESの場合にはステップS13に進み、判定結果がNOの場合には本処理フローは「終了」となる。
ステップS13では、制御部30からの制御に基づき、サンプリング周波数整合部33によりオーディオ信号ASと案内音声信号GSとの間でサンプリング周波数を一致させた後、DSP34のミキシング処理部34aにおいて、両信号AS,GSのミキシング処理を開始する(図4参照)。また、フィルタ処理部34bを通して案内音声信号GSを選択出力し、D/A変換部35及びアンプ36を介してスピーカ4から出力する。ミキシング処理中は、制御部30により、ミキシング処理を行っている旨をバス5上に通知する。
次のステップS14では、制御部30において、バス5上のオーディオ信号ASをモニタすることにより、サンプルレート切り換えイベント(サンプリング周波数が切り換わるような曲あるいはトラックの存在)が発生しているか否か、すなわち、サンプルレート切り換え要求が発生している(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS15に進み、判定結果がNOの場合にはステップS19に進む。
ステップS15では、制御部30からの制御に基づいて、当該サンプルレート切り換え処理を保留する。つまり、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号ASの再生出力を保留する(図4参照)。
次のステップS16では、制御部30において、ステップS13で開始したミキシング処理を完了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS17に進み、判定結果がNOの場合には当該判定処理を繰り返す。ミキシング処理が完了すると、その旨をバス5上に通知する。
次のステップS17では、制御部30からの制御に基づいて、当該サンプルレート切り換え処理を行う(図4参照)。このとき、制御部30により、サンプルレート切り換え処理を行っている旨をバス5上に通知する。
次のステップS18では、制御部30からの制御に基づいて、保留状態としていたサンプルレート切り換えイベントの実行、すなわち、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号ASの再生を開始し、当該オーディオ信号を出力する(図4参照)。そして、本処理フローは「終了」となる。
一方、ステップS19では(サンプルレート切り換え要求が発生していない場合)、ステップS16で行った処理と同様にして、ミキシング処理を完了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合には本処理フローは「終了」となり、判定結果がNOの場合には当該判定処理を繰り返す。
次に、本実施形態の車載用オーディオシステム40においてオーディオプロセッサ3が行う音声信号(オーディオ信号/案内音声信号)出力処理について、その処理フローの他の例を示す図3と共に、その処理フローに対応した出力信号波形の一例を示す図5を参照しながら説明する。
先ず最初のステップS21では、ステップS11(図2)で行った処理と同様にして、オーディオ信号出力ユニット1(例えば、DVDプレーヤ)からバス5を介して受信したオーディオ信号ASをスピーカ4から出力する(図5参照)。
次のステップS22では、ステップS14(図2)で行った処理と同様にして、制御部30により、サンプルレート切り換え要求が発生している(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS23に進み、判定結果がNOの場合には本処理フローは「終了」となる。
ステップS23では、ステップS17(図2)で行った処理と同様にして、当該サンプルレート切り換え処理を行い(図5参照)、その旨をバス5上に通知する。
次のステップS24では、ステップS12(図2)で行った処理と同様にして、制御部30により、高優先順位音声信号出力ユニット2からバス5を介して高優先順位音声信号GS(例えば、ナビゲーション装置からの案内音声信号)を受信した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS25に進み、判定結果がNOの場合にはステップS28に進む。
ステップS25では、制御部30からの制御に基づいて、案内音声信号GSのミキシングを行う処理を保留する(図5参照)。
次のステップS26では、制御部30において、当該サンプルレート切り換え処理を完了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS27に進み、判定結果がNOの場合には当該判定処理を繰り返す。同様にして、サンプルレート切り換え処理が完了すると、その旨をバス5上に通知する。
次のステップS27では、ステップS13(図2)で行った処理と同様にして、制御部30からの制御に基づき、オーディオ信号ASと案内音声信号GSとの間でサンプリング周波数を一致させた後、両信号AS,GSのミキシング処理を開始する(図5参照)。さらに、案内音声信号GSをスピーカ4から選択出力する。同様にして、ミキシング処理中は、その旨をバス5上に通知する。そして、本処理フローは「終了」となる。
一方、ステップS28では(案内音声信号GSを受信していない場合)、ステップS26で行った処理と同様にして、当該サンプルレート切り換え処理を完了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS29に進み、判定結果がNOの場合には当該判定処理を繰り返す。
ステップS29では、ステップS18(図2)で行った処理と同様にして、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号ASを再生し、出力する。そして、本処理フローは「終了」となる。
以上説明したように、本実施形態に係る車載用オーディオシステム40(図1)及び音声信号出力処理方法(図2,図3)によれば、オーディオ信号ASと案内音声信号GSのミキシング処理中はサンプルレート切り換え処理を保留するようにしているので(図2、図4参照)、従来技術(図8)に見られたような、サンプルレート切り換え処理の期間中に案内音声信号GSの出力が途切れた状態(「音切れ」)が発生するのを防止することができる。これによって、ナビゲーションの案内音声のような高優先順位音声信号(案内音声信号GS)が一部聴き取れなくなるといった不都合を解消することが可能となる。
また、サンプルレート切り換え処理中にミキシング処理が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理が完了するまでミキシング処理を保留するようにしているので(図3、図5参照)、上記の音声信号出力処理方法(図2、図4)の場合と同様に、サンプルレート切り換え処理の期間中に案内音声信号GSの出力が途切れた状態(「音切れ」)が発生するのを防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車載用オーディオシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1の車載用オーディオシステムにおいてオーディオプロセッサが行う音声信号出力処理の一例を示すフロー図である。 図1の車載用オーディオシステムにおいてオーディオプロセッサが行う音声信号出力処理の他の例を示すフロー図である。 図2の処理フローを補足説明するための信号波形図である。 図3の処理フローを補足説明するための信号波形図である。 従来の車載用オーディオシステムにおける音声信号出力処理を説明するための信号波形図である。 案内音声のミキシング処理を行うオーディオプロセッサの構成を概略的に示すブロック図である。 従来のシステムにおいてサンプルレート切り換え処理が発生した場合の音声信号出力処理を説明するための信号波形図である。
符号の説明
1…オーディオ信号出力ユニット(電子機器/CDプレーヤ、DVDプレーヤなど)、
2…高優先順位音声信号出力ユニット(電子機器/ナビゲーション装置など)、
3…オーディオプロセッサ(オーディオ装置)、
4…スピーカ、
5…バス、
10,20,30…制御部(マイコン)、
13…オーディオ信号出力部、
23…案内音声作成部、
33…サンプリング周波数(サンプルレート)整合部、
34…デジタル信号プロセッサ(DSP)、
34a…ミキシング処理部、
34b…フィルタ処理部、
40…車載用オーディオシステム、
AS…オーディオ信号、
GS…案内音声信号(高優先順位音声信号)。

Claims (11)

  1. オーディオ信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、
    案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、
    バスを介して前記各電子機器に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号又は高優先順位音声信号をスピーカを通して選択出力するオーディオ装置とを備え、
    該オーディオ装置は、前記バスを介して前記オーディオ信号を受信している状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始し、該ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオシステム。
  2. オーディオ信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、
    案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する少なくとも1つの電子機器と、
    バスを介して前記各電子機器に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号又は高優先順位音声信号をスピーカを通して選択出力するオーディオ装置とを備え、
    該オーディオ装置は、前記バスを介して受信した前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオシステム。
  3. オーディオ信号と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号との間でサンプルレートを一致させるためのサンプルレート整合部と、サンプルレートの一致したオーディオ信号と高優先順位音声信号のミキシング処理を行うミキシング処理部と、前記一致したサンプルレートに応じて音声出力周波数帯の選択特性を切り換えるフィルタ処理部と、該フィルタ処理部を通して出力された高優先順位音声信号及び/又はオーディオ信号を出力するスピーカとを備え、
    前記オーディオ信号を受信している状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始し、該ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオ装置。
  4. 前記オーディオ装置は、前記高優先順位音声信号のミキシング処理を開始したときに、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力することを特徴とする請求項3に記載のオーディオ装置。
  5. 前記オーディオ装置は、前記ミキシング処理を完了し、かつ前記サンプルレート切り換え処理を完了したときに、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号を前記スピーカを通して出力することを特徴とする請求項3に記載のオーディオ装置。
  6. オーディオ信号と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号との間でサンプルレートを一致させるためのサンプルレート整合部と、サンプルレートの一致したオーディオ信号と高優先順位音声信号のミキシング処理を行うミキシング処理部と、前記一致したサンプルレートに応じて音声出力周波数帯の選択特性を切り換えるフィルタ処理部と、該フィルタ処理部を通して出力された高優先順位音声信号及び/又はオーディオ信号を出力するスピーカとを備え、
    前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留することを特徴とするオーディオ装置。
  7. 前記オーディオ装置は、前記サンプルレート切り換え処理を完了したときに、前記ミキシング処理を開始すると共に、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力することを特徴とする請求項6に記載のオーディオ装置。
  8. 前記サンプルレート整合部は、前記オーディオ信号のサンプルレートと同じ周波数のクロックを用いて前記高優先順位音声信号を取り込むことを特徴とする請求項3又は6に記載のオーディオ装置。
  9. 前記サンプルレート整合部は、前記オーディオ信号のサンプルレートを、前記ミキシング処理部において使用するサンプルレートに変換するためのコンバータを有していることを特徴とする請求項3又は6に記載のオーディオ装置。
  10. オーディオ信号を出力する電子機器と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する電子機器にそれぞれ通信可能に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号及び/又は高優先順位音声信号をスピーカを通して出力するオーディオ装置を備えたオーディオシステムにおいて、
    前記オーディオ信号を受信している状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を開始すると共に、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力し、
    前記ミキシング処理を行っているときに前記オーディオ信号についてサンプルレート切り換え要求が発生した場合に、当該サンプルレート切り換え処理を、前記ミキシング処理が完了するまで保留し、
    該ミキシング処理を完了し、かつ前記サンプルレート切り換え処理を完了したときに、当該サンプルレート切り換えに係るオーディオ信号を前記スピーカを通して出力するようにしたことを特徴とする音声信号出力処理方法。
  11. オーディオ信号を出力する電子機器と、案内音声としてユーザに認識させる必要のある高優先順位音声信号を出力する電子機器にそれぞれ通信可能に接続され、各電子機器から出力される前記オーディオ信号及び/又は高優先順位音声信号をスピーカを通して出力するオーディオ装置を備えたオーディオシステムにおいて、
    前記オーディオ信号を前記スピーカを通して出力し、かつ当該オーディオ信号についてサンプルレート切り換え処理を行っている状態で前記高優先順位音声信号を受信したときに、当該高優先順位音声信号のミキシング処理を、前記サンプルレート切り換え処理が完了するまで保留し、
    該サンプルレート切り換え処理を完了したときに、前記ミキシング処理を開始すると共に、当該高優先順位音声信号を前記スピーカを通して出力するようにしたことを特徴とする音声信号出力処理方法。
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