JP2003158789A - 車載用音響システム - Google Patents

車載用音響システム

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JP2003158789A JP2001355114A JP2001355114A JP2003158789A JP 2003158789 A JP2003158789 A JP 2003158789A JP 2001355114 A JP2001355114 A JP 2001355114A JP 2001355114 A JP2001355114 A JP 2001355114A JP 2003158789 A JP2003158789 A JP 2003158789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤ席の近傍にサブ・ウーファを搭載した車
載用音響システムにおいて、リヤ席のユーザがフロント
側と異なるオーディオソースを選択した場合でも聴感上
の違和感を覚えることなく当該オーディオ情報を享受可
能とする。 【解決手段】 車載用音響システム10は、オーディオ
ソース11〜13と、オーディオ信号出力手段(リヤ席
用のヘッドホン4、リヤ席の近傍に配置されたサブ・ウ
ーファ3など)と、選択ソースからのオーディオ信号を
選択的に切り替えてオーディオ信号出力手段に接続する
オーディオ出力選択部40と、制御部20とを備える。
サブ・ウーファ3からオーディオ信号が出力されている
状態で制御部20が所定の入力情報を検知したときに、
制御部20からの制御に基づいてオーディオ出力選択部
40が、当該オーディオ信号のサブ・ウーファ3への接
続を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用音響システ
ムに係り、特に、重低音再生用のスピーカ(「サブ・ウ
ーファ」ともいう。)を搭載し、後部座席(リヤ席)の
ユーザに対してCDチェンジャ(CDC)やラジオチュ
ーナ等のオーディオソースに係るオーディオ情報を提供
する際にサブ・ウーファから発生される振動に起因して
生じる不都合を解消するのに適応されたリヤ席用音響シ
ステムに関する。
【0002】このようなリヤ席用音響システムは、リヤ
・エンターテイメントシステム(RES:Rear Enterta
inment System )とも呼ばれており、一般には高級大型
車向けに提供されている。
【0003】
【従来の技術】従来のリヤ・エンターテイメントシステ
ム(RES)には、リヤ席に搭乗しているユーザがオー
ディオソースの選択や音量・音質調整等の操作を行うた
めの操作ユニット(操作部、制御部等を含む)、選択さ
れたソースから出力されるオーディオ信号(音声)を受
聴するためのヘッドホンなどが用意されている。また、
フロント側についても同様の装備がなされており、この
場合、運転者の利用の便宜を考慮してヘッドホンの代わ
りにスピーカが用いられる。
【0004】スピーカの配置形態としては様々な形態が
あるが、典型的なリヤ・エンターテイメントシステムに
おいては、例えば図2に模式的に示すように、フロント
側の左右及びリヤ側の左右にそれぞれスピーカ1L,1
R,2L及び2Rの計4個が配置され、更にリヤ席の近
傍(中央部)に重低音再生用のスピーカ(サブ・ウーフ
ァ3)が配置されている場合が多い。
【0005】かかるリヤ・エンターテイメントシステム
において、リヤ席又はフロント席のユーザが、操作部に
設けられている各種の操作キーを操作し、そのヘッドホ
ン又はスピーカにどのソースのオーディオ情報を出力さ
せるかを選択指示し、或いはヘッドホン又はスピーカに
出力されているオーディオ情報に係るソースに対して操
作指示(シーク・アップ/ダウン、音量・音質調整等)
を与えることで、制御部を介してその指示に基づいて変
更されたソースの動作状態が、ヘッドホン又はスピーカ
を通して受聴される。
【0006】このとき、リヤ席のユーザがフロント側と
同じオーディオソース(オーディオ信号)を聴く場合に
は、ヘッドホンを用いずに、各スピーカを介して当該オ
ーディオ信号を受聴する。リヤ席のユーザがフロント側
と異なるオーディオソースを選択したときは、フロント
席のユーザは、フロント側で選択したオーディオソース
を各スピーカを介して受聴し、リヤ席のユーザは、リヤ
側で選択したオーディオソースをヘッドホンを介して受
聴する。なお、フロント側とリヤ側とで同じオーディオ
ソースを聴いている状態でフロント席のユーザが選択ソ
ースの変更を行った場合には、その変更されたオーディ
オソースに係るオーディオ信号が各スピーカを介して出
力される。
【0007】このようにリヤ・エンターテイメントシス
テムでは、リヤ席のユーザがフロント側と同じオーディ
オソースを選択した場合はもちろんのこと、フロント側
と異なるオーディオソースを選択した場合にも、その選
択したオーディオソースに係るオーディオ情報をスピー
カ又はヘッドホンを介して聴くことができるようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、リヤ
席の近傍にサブ・ウーファが配置されている従来のリヤ
・エンターテイメントシステムにおいては、フロント側
とリヤ側とで同じオーディオソースを選択しているとき
は双方共に各スピーカを介して当該オーディオ信号を聴
くことができるので何ら不都合は生じないが、リヤ席の
ユーザがフロント側と異なるオーディオソースを選択し
たときに以下の不都合が生じる。
【0009】すなわち、リヤ席のユーザがフロント側と
同じオーディオソース(「オーディオ信号A」とする)
を選択しているときは、フロント席用、リヤ席用の各ス
ピーカ及びサブ・ウーファからはオーディオ信号Aが出
力されている。この状態で、リヤ席のユーザがフロント
側と異なるオーディオソース(「オーディオ信号B」と
する)を選択すると、リヤ側に対してオーディオ信号B
は出力可能な状態となるが、スピーカを介してオーディ
オ信号Bを聴くことはできないので、リヤ席専用のヘッ
ドホンを用いてオーディオ信号Bを聴くことになる。
【0010】しかしこのとき、サブ・ウーファからはフ
ロント側のオーディオ信号Aが出力され、しかもその音
響は重低音であり振動を伴っているため、リヤ席のユー
ザにとっては、自分はヘッドホンを用いてオーディオ信
号Bを聴いているにもかかわらず、サブ・ウーファから
の振動(オーディオ信号A)が身体を通じて伝わり、実
際に聞いている音楽(オーディオ信号B)の調子と違う
ため、聴感上の違和感を覚えるといった不都合が生じ
る。
【0011】このような聴感上の違和感は、サブ・ウー
ファから発生される振動にのみ起因して起こるといった
ものではなく、例えば、車両の走行速度が高い場合にも
同様の振動が発生し、これに起因して起こる場合もあり
得る。
【0012】本発明の目的は、上述した従来技術におけ
る課題に鑑み、リヤ席の近傍にサブ・ウーファを搭載し
た車載用音響システムにおいて、リヤ席のユーザがフロ
ント側と異なるオーディオソースを選択した場合でも聴
感上の違和感を覚えることなく当該オーディオ情報を享
受できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の課題
を解決するため、本発明の基本形態に係る車載用音響シ
ステムは、複数のオーディオソースと、選択されたオー
ディオソースに係るオーディオ信号を出力可能なオーデ
ィオ信号出力手段であって、少なくとも、リヤ席用のヘ
ッドホンとリヤ席の近傍に配置された重低音再生用のス
ピーカ(サブ・ウーファ)とを含むものと、選択された
オーディオソースからのオーディオ信号を選択的に切り
替えて前記オーディオ信号出力手段に接続するオーディ
オ出力選択部と、該オーディオ出力選択部を制御する制
御部とを具備し、該制御部は、前記サブ・ウーファから
オーディオ信号が出力されている状態で所定の入力情報
を検知したときに、前記オーディオ出力選択部に対し、
当該オーディオ信号の前記サブ・ウーファへの接続を遮
断するよう制御することを特徴とする。
【0014】ここに、所定の入力情報を検知する1つの
形態としては、制御部が、フロント席とリヤ席とでそれ
ぞれ選択されたオーディオソースの種類が異なると判定
したとき(例えば、操作部からの操作指示に基づいてリ
ヤ席用のオーディオソースとしてフロント側と異なるオ
ーディオソースが選択されたとき)に、その旨を前記所
定の入力情報として検知するようにしてもよい。また、
別の形態としては、制御部が、システム内の情報伝送路
を介して送られてくる車速情報に基づいて、例えば車速
が規定の速度を超えたときに前記所定の入力情報の検知
を行うようにしてもよい。
【0015】本発明に係る車載用音響システムによれ
ば、サブ・ウーファからオーディオ信号が出力されてい
る状態で制御部が所定の入力情報を検知したとき(例え
ば、リヤ席のユーザがフロント側と異なるオーディオソ
ースを選択したとき、或いは車速が規定の速度を超えた
とき)、制御部からの制御に基づいてオーディオ出力選
択部が、当該オーディオ信号のサブ・ウーファへの接続
を遮断する。
【0016】これによって、サブ・ウーファはシステム
から切り離されてその重低音再生機能を停止し、振動を
発生しないので、リヤ席のユーザにとっては、現在選択
中のオーディオソースがフロント側で選択中のオーディ
オソースと同じであるか否かにかかわらず、専用のヘッ
ドホンを用いて、聴感上の違和感を覚えることなく当該
オーディオ信号を受聴することが可能となる。
【0017】上記の形態に係る車載用音響システムにお
いては、制御部が所定の入力情報を検知した後は当該オ
ーディオ信号はサブ・ウーファに出力されないので、車
室内全体として見たときの再生空間における音の伝達特
性は、所定の入力情報を検出した後と検出する前とでは
異なったものになる。つまり、再生空間における音の反
射や吸収により音の伝達特性が変化し、音場が変化す
る。このように音の伝達特性が変化すると、車室内の受
聴者に到達する音の周波数帯毎のレベル(バンドレベ
ル)が変化し、場合によっては違和感を生じさせる原因
ともなり得る。
【0018】そこで、これに対処するために、複数のオ
ーディオソースと、選択されたオーディオソースに係る
オーディオ信号を出力可能なオーディオ信号出力手段で
あって、少なくとも、フロント席用のスピーカ及びリヤ
席用のスピーカとリヤ席の近傍に配置された重低音再生
用のスピーカ(サブ・ウーファ)とを含むものと、選択
されたオーディオソースからのオーディオ信号のレベル
をそれぞれ規定のレベルに調整して出力するフロント席
用及びリヤ席用の電子ボリュームを有するオーディオ出
力制御部と、前記リヤ席用の電子ボリュームを通して出
力されたオーディオ信号を選択的に切り替えて前記リヤ
席用のスピーカ及びサブ・ウーファに接続するオーディ
オ出力選択部と、前記オーディオ出力制御部及びオーデ
ィオ出力選択部を制御する制御部とを具備し、該制御部
は、前記リヤ席用のスピーカ及びサブ・ウーファからオ
ーディオ信号が出力されている状態で所定の入力情報を
検知したときに、前記オーディオ出力選択部に対し、当
該オーディオ信号の前記リヤ席用のスピーカへの接続及
び前記サブ・ウーファへの接続を遮断するよう制御する
ことを特徴とする車載用音響システムにおいて、前記オ
ーディオ出力制御部が、前記フロント席用及びリヤ席用
の各電子ボリュームの後段に接続された音場補正部を更
に有し、該音場補正部が、前記制御部からの制御に基づ
いて、前記所定の入力情報の検知後に前記フロント席用
のスピーカから出力されるオーディオ信号によって形成
される音場を、前記所定の入力情報の検知前に前記フロ
ント席用及びリヤ席用のスピーカとサブ・ウーファとか
ら出力されていたオーディオ信号によって形成されてい
た音場と実質的に等しくなるよう音場補正を行うように
してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施形態に係る車載
用音響システムの概略構成をブロック図の形態で示した
ものである。
【0021】本実施形態に係る車載用音響システム10
において、1(L,R)はフロント席用のスピーカ、2
(L,R)はリヤ席用のスピーカ、3は重低音再生用の
スピーカ(サブ・ウーファ)、4はリヤ席用のヘッドホ
ンを示す。スピーカ1(L,R)及び2(L,R)は、
図2に一例として模式的に示すように、車両のフロント
側の左右及びリヤ側の左右にそれぞれ配置されており、
サブ・ウーファ3は、リヤ席の近傍(中央部)に配置さ
れている。各スピーカ1〜3及びヘッドホン4は、オー
ディオ信号出力手段を構成する。
【0022】また、11〜13はそれぞれオーディオソ
ースとしてのCDチェンジャ(CDC)、ラジオチュー
ナ及びカセットテープデッキを示し、各オーディオソー
ス11〜13は、情報伝送路として供される光ファイバ
等のシステムバス14を介して制御部20に接続されて
いる。制御部20が行う動作については後述する。
【0023】また、30はオーディオ出力制御部を示
し、制御部20から供給される制御信号CS1に基づい
て動作するフロント側用の電子ボリューム31及びリヤ
側用の電子ボリューム32を有している。各電子ボリュ
ーム31,32は、選択されたオーディオソースからシ
ステムバス14及び制御部20を介して送られてくるオ
ーディオ信号ADのレベルをそれぞれ規定のレベルに調
整して出力する。
【0024】また、40はオーディオ出力選択部を示
し、制御部20から供給される制御信号CS2によりそ
れぞれ連動して切替動作を行うスイッチ41及び42を
有している。各スイッチ41,42は、オーディオ出力
制御部30のリヤ側用の電子ボリューム32から出力さ
れたオーディオ信号をそれぞれ選択的に切り替えて、リ
ヤ席用のスピーカ2(L,R)及びサブ・ウーファ3、
又はヘッドホン4に接続する。
【0025】オーディオ出力制御部30のフロント側用
の電子ボリューム31から出力されたオーディオ信号
は、増幅器43を介してフロント席用のスピーカ1
(L,R)に供給される。また、オーディオ出力選択部
40のスイッチ41を介して出力されたオーディオ信号
は、増幅器44を介してリヤ席用のスピーカ2(L,
R)に供給され、同様に、スイッチ42を介して出力さ
れたオーディオ信号は、増幅器45を介してサブ・ウー
ファ3に供給される。
【0026】また、図1には示していないが、制御部2
0には、フロント席に搭乗しているユーザ及びリヤ席に
搭乗しているユーザがそれぞれ各種の選択指示や操作指
示を入力するための操作部21(図3参照)が接続され
ている。この操作部21は、ソース選択キー、電源キ
ー、数字キーなどの各種の操作キーを備えており、特に
図示はしていないが、好適には、フロント席のユーザと
リヤ席のユーザがそれぞれ操作し易いようにフロント側
とリヤ側とに分けて設けられる。
【0027】制御部20は、操作部21を介して操作指
示等が与えられると、当該指示に係るデータを所定の通
信フォーマットに変換し、システムバス14を介して各
オーディオソース11〜13に向けて送信する。そし
て、選択されたオーディオソースから送信されたオーデ
ィオデータをシステムバス14を介して受信し、この受
信データに対して所定の復調処理を行った後、オーディ
オ情報の再生等に係る制御を行い、オーディオ信号AD
を出力する。
【0028】一方、各オーディオソース11〜13で
は、制御部20からシステムバス14を介して与えられ
る操作指示に係るデータを受信し、受信したデータに基
づいて自己ソースの動作状態を変更し、その変更した結
果(現在の動作状態)を指示するデータをオーディオ情
報として、システムバス14を介して制御部20に向け
て送信する。例えば、CDC11の場合、複数枚のCD
が装填されており、制御部20から与えられる操作指示
に応答して、ユーザにより選択されたCDの記録面に記
録された信号を読み取り、再生されたオーディオデータ
をシステムバス14を介して制御部20に向けて送信す
る。また、ラジオチューナ12の場合、制御部20から
与えられる操作指示に応答して、FM放送やAM放送の
信号を受信して復調することにより音声信号を生成し、
これをデジタルのオーディオデータに変換して、システ
ムバス14を介して制御部20に向けて送信する。
【0029】本実施形態に係る車載用音響システム10
は、サブ・ウーファ3からオーディオ信号が出力されて
いる状態で制御部20が所定の入力情報を検知したとき
に、制御部20からの制御(制御信号CS2)に基づい
てオーディオ出力選択部40がスイッチ41,42をそ
れぞれ切り替えることで、当該オーディオ信号のリヤ席
用のスピーカ2(L,R)への接続及びサブ・ウーファ
3への接続を遮断すると共に、当該オーディオ信号のヘ
ッドホン4への接続を行うようにしたことを特徴とす
る。
【0030】制御部20が行う所定の入力情報の検知方
法について、図3を参照しながら説明する。
【0031】図3(a)に示す例では、制御部20が、
操作部21からの操作指示に基づいて、リヤ席のユーザ
がフロント側で選択中のソースA(例えばCDC11)
と異なるソースB(例えばラジオチューナ12)に切替
操作を行ったとき、つまり、フロント側とリヤ側とでそ
れぞれ選択されたオーディオソースの種類が異なると判
定したときに、その旨を指示する情報を「所定の入力情
報」として検知するようにしている。
【0032】一方、図3(b)に示す例では、情報伝送
路(システムバス14)に車速情報を出力する手段(車
速センサ15)その他の車載機器16(ナビゲーション
ユニット等)が接続されている場合に、制御部20が、
システムバス14を介して送られてくる車速情報に基づ
いて、例えば車速が規定の速度を超えたときに「所定の
入力情報」の検知を行うようにしている。
【0033】以上説明したように、本実施形態に係る車
載用音響システム10によれば、サブ・ウーファ3から
オーディオ信号が出力されているときに、制御部20
が、図3に示したような方法で「所定の入力情報」を検
知すると、制御部20から供給される制御信号CS2に
より、オーディオ出力選択部40の各スイッチ41,4
2がそれぞれ連動して切り替わる。その結果、当該オー
ディオ信号のリヤ席用のスピーカ2(L,R)への接続
及びサブ・ウーファ3への接続は遮断され、当該オーデ
ィオ信号はヘッドホン4に接続される。
【0034】これによって、サブ・ウーファ3はシステ
ムから切り離されてその重低音再生機能を停止し、振動
を発生しないので、リヤ席のユーザにとっては、現在選
択中のオーディオソース(例えば、図3(a)において
切替操作を行ったソースB)がフロント側で選択中のオ
ーディオソース(図3(a)の例ではソースA)と同じ
であるか否かにかかわらず、専用のヘッドホン4を用い
て当該オーディオ信号を、聴感上の違和感を覚えること
なく受聴することができる。
【0035】図4は本発明の第2の実施形態に係る車載
用音響システムの構成を概略的に示したものである。但
し、各オーディオソース11〜13及びシステムバス1
4については、その図示を省略している。
【0036】この第2の実施形態に係る車載用音響シス
テム10aは、上述した第1の実施形態に係る車載用音
響システム10(図1)の構成に加えて、更に、サブ・
ウーファ3に供給されるべきオーディオ信号のレベルを
所定レベル以下に低減するミュート部46を備えてい
る。この所定レベルは、極力リヤ側の聴取を妨げない程
度の適当なレベルに設定されている。他の構成及びその
動作態様については、第1の実施形態の場合と同じであ
るのでその説明は省略する。
【0037】この第2の実施形態では、制御部20は、
所定の入力情報を検知したときに、オーディオ出力選択
部40の各スイッチ41,42を切り替えて、当該オー
ディオ信号のリヤ席用のスピーカ2(L,R)への接続
及びサブ・ウーファ3への接続を遮断すると共に、当該
オーディオ信号のヘッドホン4への接続を行うよう制御
する際に、同時に当該オーディオ信号のミュート部46
を介してのサブ・ウーファ3への接続を行うよう制御し
ている。
【0038】第2の実施形態に係る車載用音響システム
10aによれば、制御部20が所定の入力情報を検知し
た後も、サブ・ウーファ3はシステムに接続されたまま
であり、その重低音再生機能を発揮し、振動を伴うこと
になるが、ミュート部46を介してオーディオ信号がリ
ヤ側の聴取を妨げない程度の適当なレベルに低減されて
いるので、上述した第1の実施形態(図1)の場合と同
様に、リヤ席のユーザは、専用のヘッドホン4を用い
て、聴感上の違和感を覚えることなく現在選択中のオー
ディオ信号を聴くことができる。
【0039】上述した第1,第2の実施形態に係る車載
用音響システム10,10aにおいては、制御部20が
所定の入力情報を検知した後は、当該オーディオ信号は
サブ・ウーファ3に出力されないか(図1)、或いは出
力されてもそのレベルが低減されているので(図4)、
車室内の再生空間における音の伝達特性は、所定の入力
情報を検出した後と検出する前とでは異なったものにな
る(つまり、音場が変化する)。このような音場の変化
により、車室内の受聴者に到達する音の周波数帯毎のレ
ベル(バンドレベル)も変化し、場合によっては違和感
を生じさせる原因ともなり得る。以下、このような不都
合の可能性を排除することができる実施形態について説
明する。
【0040】図5は本発明の第3の実施形態に係る車載
用音響システムの構成を概略的に示したものである。図
4の例示と同様に、各オーディオソース11〜13及び
システムバス14については、その図示を省略してい
る。
【0041】この第3の実施形態に係る車載用音響シス
テム10bは、上述した第1の実施形態に係る車載用音
響システム10(図1)と比べて、オーディオ出力制御
部30aが、電子ボリューム31,32の後段に接続さ
れた音場補正部50を備えている点、車室内の特定のリ
スニングポイント(図2の例では運転席)にマイクロホ
ン5が設置されている点で、相違している。他の構成及
びその動作態様については、基本的に第1の実施形態の
場合と同じであるのでその説明は省略する。
【0042】音場補正部50は、基本的には、制御部2
0aからの制御に基づいて、所定の入力情報の検知後に
フロント席用のスピーカ1(L,R)から出力されるオ
ーディオ信号によって形成される音場を、所定の入力情
報の検知前にフロント席用、リヤ席用及び重低音再生用
の各スピーカ1(L,R),2(L,R)及び3から出
力されていたオーディオ信号によって形成されていた音
場と実質的に等しくなるよう音場補正を行う機能を有し
ている。
【0043】具体的な構成として、音場補正部50は、
各電子ボリューム31,32から出力されたオーディオ
信号を混合する混合器51と、電子ボリューム31から
出力されたオーディオ信号のバンドレベルを制御部20
aからの制御信号CS3に基づいて調整するイコライザ
部(EQ)52と、電子ボリューム32から出力された
オーディオ信号のバンドレベルを制御信号CS3に基づ
いて調整するイコライザ部(EQ)53と、混合器51
を通して出力されたオーディオ信号のバンドレベルを制
御信号CS3に基づいて調整するイコライザ部(EQ)
54と、各イコライザ部52〜54から出力された信号
を制御部20aからの制御信号CS4に基づいてそれぞ
れ所定の時間だけ遅延させる信号遅延部55〜57と、
制御部20aから供給される制御信号CS2によりそれ
ぞれ連動して切替動作を行うスイッチ58及び59と、
混合器60とを備えて構成されている。なお、各イコラ
イザ部52〜54は、制御部20aからの制御信号CS
3によりそれぞれ固有に設定されるフィルタ係数に応じ
てオーディオ信号のバンドレベルを調整する。
【0044】制御部20aが所定の入力情報を検知する
前は(図示の接続状態のとき)、イコライザ部52から
出力された信号は、信号遅延部55及び混合器60を介
して増幅器43に入力され、増幅された後、フロント席
用のスピーカ1(L,R)に供給される。また、イコラ
イザ部53から出力された信号は、信号遅延部56、ス
イッチ58及びスイッチ41を介して増幅器44に入力
され、増幅された後、リヤ席用のスピーカ2(L,R)
に供給される。同様に、イコライザ部54から出力され
た信号は、信号遅延部57、スイッチ59及びスイッチ
42を介して増幅器45に入力され、増幅された後、サ
ブ・ウーファ3に供給される。
【0045】一方、制御部20aが所定の入力情報を検
知した後は、スイッチ41,42と共にスイッチ58,
59が切り替えられることにより、それまでリヤ席用の
スピーカ2(L,R)及びサブ・ウーファ3に供給され
ていたオーディオ信号は、各スイッチ58,59を介し
て混合器60に入力される。従って、本来はフロント席
用のスピーカ1(L,R)にのみ供給されるべきオーデ
ィオ信号と、本来はリヤ席用のスピーカ2(L,R)及
びサブ・ウーファ3に供給されるべき各オーディオ信号
とが、混合器60で混合された後、増幅器43に入力さ
れ、増幅器43で増幅された後、フロント席用のスピー
カ1(L,R)に供給される。
【0046】本実施形態においては、制御部20aは、
マイクロホン5から出力された信号に基づいて音場補正
部50(イコライザ部52〜54、信号遅延部55〜5
7)を制御する制御信号CS3及びCS4を生成してい
る。このマイクロホン5から出力された信号に基づいて
制御部20aが音場補正部50を制御する方法について
は、本件出願人が以前に提案した技術、例えば、特開平
1−25100号公報(発明の名称:オートグラフィッ
クイコライザ及びバンドレベル設定方法)に開示されて
いる技術を利用して実施することができる。その制御方
法の概要を説明すると、以下の通りである。
【0047】先ず、運転席に設置されたマイクロホン5
は、各スピーカ1L,1R,2L,2R及び3から放出
された音波を入力し、電気信号に変換して出力する。マ
イクロホン5から出力された信号は各イコライザ部52
〜54の分割帯域に合わせたバンド毎に分割され、分割
された各信号についてバンドレベルが計算される。次
に、この計算されたバンドレベルと、予め目標とするレ
ベルに設定されたバンドレベルとが比較され、各バンド
毎に両者のレベル差(誤差)が演算される。制御部20
aは、この演算されたレベル差(誤差)に応じて、各イ
コライザ部52〜54のフィルタ係数を設定し(制御信
号CS3)、また、各信号遅延部55〜57における信
号遅延時間を設定する(制御信号CS4)。
【0048】第3の実施形態に係る車載用音響システム
10bによれば、制御部20aが所定の入力情報を検知
すると、制御部20aからの制御信号CS2により、オ
ーディオ出力選択部40の各スイッチ41,42がそれ
ぞれ連動して切り替わると共に、音場補正部50におけ
る各スイッチ58,59がそれぞれ連動して切り替わ
る。これによって、本来はフロント席用のスピーカ1
(L,R)にのみ供給されるべきオーディオ信号が、本
来はリヤ席用のスピーカ2(L,R)及びサブ・ウーフ
ァ3に供給されるべき各オーディオ信号と混合されて、
フロント席用のスピーカ1(L,R)に供給されるの
で、制御部20aが所定の入力情報を検出した後に形成
される音場と、所定の入力情報を検出する前に形成され
ていた音場とを実質的に等しくすることができる。その
結果、車室内の受聴者は、違和感を覚えることなく当該
オーディオ信号を受聴することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ヤ席の近傍にサブ・ウーファを搭載した車載用音響シス
テムにおいて、リヤ席のユーザがフロント側と異なるオ
ーディオソースを選択した場合でも、聴感上の違和感を
覚えることなく当該オーディオ信号を受聴することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車載用音響シス
テムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】車載用音響システムに含まれる各スピーカ及び
マイクロホンの車室内での配置形態の一例を示す図であ
る。
【図3】図1における制御部が行う所定の入力情報の検
知方法を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る車載用音響シス
テムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る車載用音響シス
テムの構成を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1L,1R,2L,2R,3…スピーカ(オーディオ信
号出力手段)、 4…ヘッドホン(オーディオ信号出力手段)、 5…マイクロホン、 10,10a,10b…車載用音響システム、 11,12,13…オーディオソース、 14…システムバス(情報伝送路)、 15…車速センサ(車速情報出力手段)、 20,20a…制御部、 21…操作部、 30,30a…オーディオ出力制御部、 40…オーディオ出力選択部、 46…ミュート部、 50…音場補正部、 52〜54…イコライザ部(EQ)、 55〜57…信号遅延部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオーディオソースと、 選択されたオーディオソースに係るオーディオ信号を出
    力可能なオーディオ信号出力手段であって、少なくと
    も、リヤ席用のヘッドホンとリヤ席の近傍に配置された
    重低音再生用のスピーカとを含むものと、 選択されたオーディオソースからのオーディオ信号を選
    択的に切り替えて前記オーディオ信号出力手段に接続す
    るオーディオ出力選択部と、 該オーディオ出力選択部を制御する制御部とを具備し、 該制御部は、前記重低音再生用のスピーカからオーディ
    オ信号が出力されている状態で所定の入力情報を検知し
    たときに、前記オーディオ出力選択部に対し、当該オー
    ディオ信号の前記重低音再生用のスピーカへの接続を遮
    断するよう制御することを特徴とする車載用音響システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記オーディオ出力選択
    部に対し、当該オーディオ信号の前記重低音再生用のス
    ピーカへの接続を遮断するよう制御する際に同時に当該
    オーディオ信号の前記ヘッドホンへの接続を行うよう制
    御することを特徴とする請求項1に記載の車載用音響シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記オーディオ信号出力手段としてリヤ
    席用のスピーカを更に含み、 前記制御部は、前記リヤ席用のスピーカ及び重低音再生
    用のスピーカからオーディオ信号が出力されている状態
    で前記所定の入力情報を検知したときに、前記オーディ
    オ出力選択部に対し、当該オーディオ信号の前記リヤ席
    用のスピーカへの接続及び前記重低音再生用のスピーカ
    への接続を遮断すると共に、当該オーディオ信号の前記
    ヘッドホンへの接続を行うよう制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の車載用音響システム。
  4. 【請求項4】 複数のオーディオソースと、 選択されたオーディオソースに係るオーディオ信号を出
    力可能なオーディオ信号出力手段であって、少なくと
    も、リヤ席の近傍に配置された重低音再生用のスピーカ
    を含むものと、 該重低音再生用のスピーカに供給されるべきオーディオ
    信号のレベルを所定レベル以下に低減するミュート部
    と、 選択されたオーディオソースからのオーディオ信号を選
    択的に切り替えて前記オーディオ信号出力手段又はミュ
    ート部に接続するオーディオ出力選択部と、 該オーディオ出力選択部を制御する制御部とを具備し、 該制御部は、前記ミュート部を介さずに前記重低音再生
    用のスピーカからオーディオ信号が出力されている状態
    で所定の入力情報を検知したときに、前記オーディオ出
    力選択部に対し、当該オーディオ信号の前記ミュート部
    を介しての前記重低音再生用のスピーカへの接続を行う
    よう制御することを特徴とする車載用音響システム。
  5. 【請求項5】 複数のオーディオソースと、 選択されたオーディオソースに係るオーディオ信号を出
    力可能なオーディオ信号出力手段であって、少なくと
    も、フロント席用のスピーカ及びリヤ席用のスピーカと
    リヤ席の近傍に配置された重低音再生用のスピーカとを
    含むものと、 選択されたオーディオソースからのオーディオ信号のレ
    ベルをそれぞれ規定のレベルに調整して出力するフロン
    ト席用及びリヤ席用の電子ボリュームを有するオーディ
    オ出力制御部と、 前記リヤ席用の電子ボリュームを通して出力されたオー
    ディオ信号を選択的に切り替えて前記リヤ席用のスピー
    カ及び重低音再生用のスピーカに接続するオーディオ出
    力選択部と、 前記オーディオ出力制御部及びオーディオ出力選択部を
    制御する制御部とを具備し、 該制御部は、前記リヤ席用のスピーカ及び重低音再生用
    のスピーカからオーディオ信号が出力されている状態で
    所定の入力情報を検知したときに、前記オーディオ出力
    選択部に対し、当該オーディオ信号の前記リヤ席用のス
    ピーカへの接続及び前記重低音再生用のスピーカへの接
    続を遮断するよう制御することを特徴とする車載用音響
    システム。
  6. 【請求項6】 前記オーディオ出力制御部は、前記フロ
    ント席用及びリヤ席用の各電子ボリュームの後段に接続
    された音場補正部を更に有し、 該音場補正部は、前記制御部からの制御に基づいて、前
    記所定の入力情報の検知後に前記フロント席用のスピー
    カから出力されるオーディオ信号によって形成される音
    場を、前記所定の入力情報の検知前に前記フロント席
    用、リヤ席用及び重低音再生用の各スピーカから出力さ
    れていたオーディオ信号によって形成されていた音場と
    実質的に等しくなるよう音場補正を行うことを特徴とす
    る請求項5に記載の車載用音響システム。
  7. 【請求項7】 前記音場補正部は、 前記各電子ボリュームを通してレベル調整された各オー
    ディオ信号の周波数帯毎のレベルをそれぞれ調整可能な
    複数のイコライザ部と、 該複数のイコライザ部から出力された信号をそれぞれ所
    定の時間だけ遅延させる複数の信号遅延部とを有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の車載用音響システム。
  8. 【請求項8】 車室内の特定のリスニングポイントに設
    置されたマイクロホンを更に具備し、 前記制御部は、前記マイクロホンから出力された信号に
    基づいて前記複数のイコライザ部及び複数の信号遅延部
    を制御することを特徴とする請求項7に記載の車載用音
    響システム。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、フロント席とリヤ席とで
    それぞれ選択されたオーディオソースの種類が異なると
    判定したときに、その旨を前記所定の入力情報として検
    知することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項
    に記載の車載用音響システム。
  10. 【請求項10】 前記複数のオーディオソースに対し選
    択的に操作指示を行う操作部を更に具備し、 前記制御部は、前記操作部からの操作指示に基づいて、
    リヤ席用のオーディオソースとしてフロント側と異なる
    オーディオソースが選択されたときに、その旨を指示す
    る情報を前記所定の入力情報として検知することを特徴
    とする請求項9に記載の車載用音響システム。
  11. 【請求項11】 車速情報を出力する手段その他の車載
    機器に接続された情報伝送路を含み、 前記制御部は、前記情報伝送路を介して送られてくる車
    速情報に基づいて、前記所定の入力情報の検知を行うこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の
    車載用音響システム。
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