JP2004064172A - 音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、スピーカ又はヘッドホンにより音声を再生可能であって、ヘッドホン使用時とスピーカ使用時とで音質を自動的に適正値に制御することができ、かつユーザにより好みの音質に設定可能な音声再生装置を提供する。
【解決手段】スピーカ及びヘッドホンでの音声再生を可能とし、ヘッドホンプラグの挿入・非挿入を検出する検出回路と、メモリ回路とを備え、スピーカ又はヘッドホン再生時にメモリ回路に記憶した標準音質データをもとに再生音声信号の音質を標準値に設定し、かつユーザによって音質が補正されたときは補正データをメモリ回路に記憶し、標準音質データ及び補正データに基いてスピーカ又はヘッドホンでの再生に適した音質に調整する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機、ステレオ再生装置等の音響機器に関し、スピーカまたはヘッドホンを利用して音声を再生するものにおいて、スピーカによる再生時とヘッドホンによる再生時とで、それぞれに適した音質で音声を聴取可能にした音声再生装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来の音響機器、例えばテレビジョン受像機やステレオ再生装置においては、スピーカで音声を再生する場合と、ヘッドホンを利用して音声を再生する場合とがあり、音声信号の音質設定はオーディオ・プロセッサで行われ、オーディオ・プロセッサは、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)により制御されている。制御された音声信号は音声出力アンプで増幅され、スピーカまたはヘッドホンに出力される。
【0003】
そして、ヘッドホンプラグが挿入されていない時には、音声信号はスピーカに出力され、ヘッドホンプラグ挿入時には、音声信号はヘッドホンのみに出力され、スピーカからは出力されないようになっている。また、ヘッドホンプラグの挿入、非挿入にかかわらず音質設定は同じでのままである。
音質設定は聴く場所やスピーカに合わせて設定することが多く、前記マイコンを介してオーディオ・プロセッサを制御することによって音質を設定できる。しかしながら、スピーカで聴く場合に設定した音質をそのままヘッドホンで聴く場合に適用しても、必ずしもヘッドホンに適した音質設定とはならない。これは、ヘッドホンの周波数特性がスピーカの特性とは異なるためである。
そこで従来では、スピーカで聴く場合とヘッドホンで聴く場合とで、それぞれ音質を設定し直す必要があった。このため、ヘッドホンプラグを挿抜する度に音質を設定し直す必要があり、操作が煩雑であり、その操作が面倒なユーザはスピーカ又はヘッドホンで設定したいずれかの音質で我慢して聴くしかなかった。
【0004】
また、上記の煩わしさを解消する装置が特開平10−39869号公報に記載されている。この先行技術は、ヘッドホンプラグがヘッドホンジャックに挿入されていない時には、スピーカに適した周波数補正を行った音声信号をスピーカに供給し、ヘッドホンプラグが挿入された場合には、これを検知して、出力先をヘッドホンに切り替え、ヘッドホンに適した周波数補正を行った音声信号をヘッドホンに供給するようにしたものである。
【0005】
この先行技術によれば、ヘッドホンおよびスピーカに適した音質で再生するために、ROMに予め音質補正データを記憶しておき、ヘッドホン使用時およびスピーカ使用時にそれぞれ適した音質補正データを読み出し、いずれの場合であっても良好な音質で音楽信号を出力できるようにしている。
しかしながら、上記先行技術ではスピーカ用又はヘッドホン用に設定した音質を、ユーザの好みにより変更したい場合にはそれができず、できたとしても再設定が面倒であるという課題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように従来の音声再生装置では、スピーカで聴く場合とヘッドホンで聴く場合とで、それぞれ音質を設定し直す必要があり操作が煩雑であった。また、ヘッドホンの挿抜を検知して、スピーカ又はヘッドホンに適した周波数補正を行うようにしたした場合であっても、音質をユーザの好みにより変更したい場合にはそれができないという不具合があった。
【0007】
本発明は上記の点に鑑み、ヘッドホン使用時とスピーカ使用時とで音質を自動的に適正値に制御可能であって、かつユーザの好みの音質設定が可能な音声再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スピーカ及びヘッドホンでの音声再生を可能とする音響機器において、
音声信号源と;前記音声信号源からの音声信号が入力される入力端子と、制御信号端子と、前記制御信号端子に供給された制御信号に応じて前記入力された音声信号の音質を制御して出力する出力端子とを有する音声処理回路と;ヘッドホンプラグの挿入・非挿入に応じて前記音声処理回路からの出力を前記スピーカ又は前記ヘッドホンに選択的に出力する切り換え回路と;前記ヘッドホンプラグの挿入・非挿入を検出する検出回路と;スピーカ及びヘッドホン再生時における標準音質データをそれぞれ記憶した第1の記憶手段と、スピーカ及びヘッドホン再生時にユーザによって音質が補正されたとき音質の補正データを記憶可能な第2の記憶手段とを有してなるメモリ回路と;前記検出回路からの検出結果及び前記メモリ回路から読み出した前記標準音質データ及び補正データに基いて前記音声処理回路を制御し、前記スピーカ及び前記ヘッドホンでの再生に適した音質に調整する制御回路とを具備したことを特徴とする音声再生装置である。
【0009】
本発明によればヘッドホンプラグの挿入の有無を自動的に検出して、スピーカ及びヘッドホンに適した標準音質で音声信号を再生することができ、さらにユーザが音質を調整した場合は、補正された音質データを基に好みの音質で再生することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る音声再生装置の一実施形態を示すブロック図であり、テレビジョン受像機に応用した例を示している。以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図において、1はアンテナであり、このアンテナ1で受信したテレビジョン信号はチューナ2に入力される。このチューナ2ではマイコン3の制御のもとに任意のチャンネルが選局され、かつ音声信号及び映像信号の復調が行われる。
【0012】
前記音声信号は、音声多重信号処理回路4に供給され、ステレオ音声信号L,Rが出力される。尚、ステレオ音声以外に、モノラル音声或いは二カ国語音声が出力されることもあるが、以降の説明ではステレオ音声信号L,Rが出力された場合について説明する。
【0013】
また、5は映像処理回路であり、輝度信号、色信号の分離や同期信号の再生等を行うものであり、表示装置6(CRT等)に映像信号を供給するものである。
【0014】
一方、前記音声信号L,Rは、オーディオ・プロセッサ7に供給される。オーディオ・プロセッサ7はマイコン3の制御のもとに音質等の調整を行い、音質調整された音声信号L,Rはそれぞれ音声出力アンプ8、9を介して切り換え回路10に供給される。
【0015】
この切り換え回路10は、ヘッドホンジャック及びスイッチを有し、ヘッドホンジャックにヘッドホンプラグが挿入されていないときには音声信号L,Rをスピーカ11、12のみに出力し、ヘッドホンジャックにヘッドホンプラグが挿入されたときには音声信号L,Rをヘッドホン13に出力するものである。また、この切り換え回路10にはヘッドホンプラグ131の挿入・非挿入を検出する検出回路14が接続されており、ヘッドホンプラグ131の挿入時と非挿入時(抜去時)でそれぞれ異なる検出信号を前記マイコン3に供給する。
【0016】
このマイコン3にはROM151及びRAM152等で構成されたメモリ15が接続されており、このメモリ15には音質補正データ(後述)等を記憶できるようにしている。また、16はリモートコントローラ(以下リモコンと称す)であり、前記マイコン3に音質、音量、バランス等の制御指令を伝送するものであり、マイコン3にはリモコン受光部17が接続されている。またリモコン16以外の操作部18が備えられており、この操作部18を操作することによっても各種の制御指令をマイコン3に入力することができる。
【0017】
前記オーディオ・プロセッサ7は、マイコン3の制御のもとに周波数補正を行い、音質設定が可能であり、その音質データがメモリ15に記憶されている。前記ROM151の第1の記憶領域には前記スピーカ11,12に適した音質データ(適正値)が予め記憶されており、第2の記憶領域には前記ヘッドホン13に適した音質データ(適正値)が予め記憶されている。
【0018】
これら音質データは、マイコン3の制御のもとに前記検出回路14の検出結果に応答して読み出され、ヘッドホンプラグ131が挿入されていないときにはスピーカ11、12用の音質データが読み出され、ヘッドホンプラグ131が挿入されたときにはヘッドホン13用の音質データが読み出され、マイコン3はこれら読み出されたデータを基にオーディオ・プロセッサ7を制御して、音質調整を行う。
【0019】
また、リモコン16等によりユーザが音質調整を行った場合にはユーザ調整による補正データが新たに記憶されるようになっており、前記RAM152の第1の記憶領域には前記スピーカ11,12用の補正データ記憶され、第2の記憶領域には前記ヘッドホン13用の補正データが記憶され、前記適正値の音質データにこの補正データを加算することでユーザ好みの音質設定が可能となる。
【0020】
また、ユーザがリモコン16等の操作により、標準的な音質に設定したい場合には、前述した適正値の音質データのみを読み出すこともでき、この適正値の音質データによって標準音質に設定可能にしている。
【0021】
また、前記メモリ15には、ヘッドホンプラグ131が挿入されているか否かを示す情報も記憶するようにしている。尚、オーディオ・プロセッサ7としては、例えばイコライザを用いることができ、各周波数帯域ごとに音圧レベルを増加、減少するように制御し、メモリ15からの音質調整データを基に各周波数帯域を制御するようにしている。
【0022】
次に、前記切り換え回路10の具体的な回路構成を図2を参照して説明する。図2において、101はヘッドホンジャックであり、ここにヘッドホンプラグ131が挿入可能になっている。また、S1,S2はスイッチであり、それぞれ端子a1〜d1及び端子a2〜d2を有している。また端子e1はアース端子である。
【0023】
端子a1,b1には音声信号Lが供給され、端子a2,b2には音声信号Rが供給されている。また、端子c1とアース間にはスピーカ11が接続され、端子c2とアース間にはスピーカ12が接続され、端子d1は抵抗R1を介して電源Vccに接続されている。また端子d1は前記検出回路14に接続されており、前記スイッチS1、S2は、前記ヘッドホンプラグ131の挿入、抜去に応じて切り換わるようになっている。
【0024】
即ち、ヘッドホンプラグが挿入されていない状態(図示の状態)では、端子b1と端子c1が短絡し、端子d1は開放状態となる。同様に端子b2と端子c2が短絡し、端子d2は開放状態となる。これにより、音声信号L,Rはスピーカ11,12にそれぞれ供給される。またこのとき、端子d1は開放となるため、検出回路14には電源からの電圧Vccが抵抗R1を介して供給される。
【0025】
一方、ヘッドホンプラグが挿入された状態では、端子a1とa2がヘッドホンプラグに接続され、端子b1と端子b2は開放となり、端子c1とd1間が短絡し、端子c2とd2間も短絡状態となる。これにより、音声信号L,Rはヘッドホンにそれぞれ供給される。またこのとき、端子c1とd1間の短絡により、検出回路14には抵抗R1とスピーカ11のインピーダンスで分圧された電圧が供給される。したがって、検出回路14はヘッドホンプラグ131の非挿入時には高い電圧が供給され、挿入時には分圧された低い電圧が供給されるため、この電圧変化を判別することにより、スピーカ11,12の使用時とヘッドホン13の使用時とを検出することができる。
【0026】
次にこのような本発明の音声再生装置における音質の制御動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。尚、ROM151には、スピーカ11,12に適した音質データ(適正値)とヘッドホン13に適した音質データ(適正値)が予め記憶されているものとする。
【0027】
まず、ステップS1では、ヘッドホンが挿入されているか否かの判定が行なわれる。ヘッドホン抜去時、つまりスピーカ11,12で再生しているときは、前記検出回路14には高い電圧が供給され、検出回路14はそれを判別してマイコン3にスピーカ11,12による再生が行われていることを知らせる。これにより、マイコン3は、ステップS2においてメモリ15の読み出し制御を行い、ROM151の第1領域に記憶されている適正音質データを読み出す。
【0028】
また、ステップS3では、RAM152に補正データが記憶されているか否かを判別する。初期状態においては、補正データがないので、ステップS4に進み、ROM151からの適正音質データを基にオーディオ・プロセッサ7を制御する。これにより、オーディオ・プロセッサ7からはスピーカ11,12で再生するに適した音質の音声信号L,Rが出力され、音声出力アンプ8,9を介してスピーカ11,12が駆動される。
【0029】
なお、ステップS3でRAM152に補正データが記憶されている場合は、ステップS5において、補正データも読み出され、前記適正音質データとこの補正データの両データを基に音質調整が行なわれる。
【0030】
さらに、ステップS4又はステップS5の状態から、ユーザがリモコン16等により音質調整の操作を行うと、ステップS6において操作内容が判別され、ユーザが標準の音質での再生を希望する場合はステップS4に戻り、標準音質での再生が行なわれる。またステップS6において、ユーザが更なる音質調整を行なったときは、ステップS7において前記オーディオ・プロセッサ7によりユーザ好みの音質に調整され、再調整された音声信号が出力される。
【0031】
このとき前記RAM152には前記標準音質との差分に相当する補正データが記憶されるが、この補正データはユーザが音質調整を行なう都度ステップS8において更新されて記憶される。このステップS8経過後はステップ1に戻り、以降もユーザの操作に応じて音質調整が行われる。こうして、スピーカ11,12で音声の再生がおこなわれるときには、前記適正音質データと更新された補正データが読み出され、適正音質データと補正データの両データに基づいて音質制御を行うことができる。
【0032】
次に、ヘッドホンプラグの挿入時、つまりヘッドホンによる再生時には、ステップS8からステップS1に戻り、前記検出回路14には低い電圧が供給され、検出回路14はそれを判別してマイコン3にヘッドホン13による再生が行われていることを知らせる。これにより、マイコン3は、図4のステップに移行し、ステップS12においてROM151の第2領域に記憶されている適正音質データを読み出す。またステップS13では、RAM152に補正データが記憶されているか否かを判別する。初期状態においては、補正データがないので、ステップS14に進み、ROM151からの適正音質データを基にオーディオ・プロセッサ7を制御する。これにより、オーディオ・プロセッサ7からはヘッドホン13で再生するに適した標準音質の音声信号L,Rが出力され、音声出力アンプ8,9を介してヘッドホン13が駆動される。
【0033】
また、ステップS13でRAM152に補正データが記憶されている場合は、ステップS15において、補正データも読み出され、前記適正音質データとこの補正データの両データを基に音質調整が行なわれ、オーディオ・プロセッサ7からはヘッドホン13で再生するに適した音質の音声信号L,Rが出力される。
【0034】
また、この状態でユーザがリモコン16等により音質調整を行った場合、ステップS16において操作内容が判別され、ユーザが標準の音質での再生を希望する場合はステップS14に戻り、標準音質での再生が行なわれる。またステップS16において、ユーザが更なる音質調整を行なったときは、ステップS17において前記オーディオ・プロセッサ7によりユーザ好みの音質に調整され、再調整された音声信号が出力される。
【0035】
このとき前記RAM152に記憶されている補正データはステップS18において更新されて記憶される。このステップS18経過後はステップ1に戻り、ユーザの操作に応じて音質調整が行われる。こうして、ヘッドホン13で音声の再生がおこなわれるときには、前記適正音質データと更新された補正データが読み出され、適正音質データと補正データの両データに基づいて音質制御を行うことができる。また、ヘッドホンプラグが抜去されると、ステップS8からステップS1に戻り、図3で説明したスピーカでの再生に適した音質制御が行なわれる。
【0036】
つまり初期設定時においては、スピーカ及びヘッドホンの音質はROM151に記憶された適正値データをもとに標準値に調整されるが、再生時にユーザによって音質が補正されるとその補正データがRAM152に記憶され、補正された音質(ユーザ好みの音質)で再生され、その後は適正値データと補正データによってスピーカ及びヘッドホンに応じた音質調整が行われるようになる。
【0037】
したがって、2回目以降のヘッドホンプラグ挿入時は、前回のヘッドホプラグン抜去前の音質設定状態に戻りヘッドホン再生が行われる。同様に2回目以降のヘッドホンプラグ抜去時は、前回のヘッドホンプラグ挿入前の音質設定に戻りスピーカでの再生が行われる。
【0038】
また、ユーザが標準の音質調整を希望した場合は、ROM151に記憶されている適正値データのみが読み出され、ユーザは標準的な音質でスピーカ及びヘッドホンでの再生を行うことができる。
【0039】
なお、図1ではオーディオ・プロセッサ7としてアナログのイコライザを使用する例を述べたが、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)を用いることもできる。この場合、音声多重信号処理回路4の出力はA/D変換器によってデジタル信号に変換されてDSPに供給され、DSPの出力はD/A変換器によってアナログ信号に変換されて音声出力アンプ8,9に供給される。
【0040】
また、図1ではテレビジョン受像機の例を述べているが、本発明はステレオ再生装置等、他の音響機器にも適用できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ヘッドホンプラグの挿入の有無を自動的に検出して、スピーカ及びヘッドホンに適した音質で音声信号を再生することができる。またユーザが好みの音質で再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声再生装置の一実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明の音声再生装置に使用する切り換え回路を示す接続図。
【図3】本発明の音声再生装置の動作を説明するフローチャート。
【図4】本発明の音声再生装置の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…アンテナ
2…チューナ
3…マイコン
4…音声多重信号処理回路
5…映像処理回路
6…表示装置
7…オーディオ・プロセッサ
8,9…音声出力アンプ
10…切り換え回路
101…ヘッドホンジャック
11,12…スピーカ
13…ヘッドホン
131…ヘッドホンプラグ
14…検出回路
15…メモリ
151…ROM
152…RAM
16…リモコン
17…受光部
18…操作部

Claims (5)

  1. スピーカ及びヘッドホンでの音声再生を可能とする音響機器において、
    音声信号源と、
    前記音声信号源からの音声信号が入力される入力端子と、制御信号端子と、前記制御信号端子に供給された制御信号に応じて前記入力された音声信号の音質を制御して出力する出力端子とを有する音声処理回路と、
    ヘッドホンプラグの挿入・非挿入に応じて前記音声処理回路からの出力を前記スピーカ又は前記ヘッドホンに選択的に出力する切り換え回路と、
    前記ヘッドホンプラグの挿入・非挿入を検出する検出回路と、
    スピーカ及びヘッドホン再生時における標準音質データをそれぞれ記憶した第1の記憶手段と、スピーカ及びヘッドホン再生時にユーザによって音質が補正されたとき音質の補正データを記憶可能な第2の記憶手段とを有してなるメモリ回路と、
    前記検出回路からの検出結果及び前記メモリ回路から読み出した前記標準音質データ及び補正データに基いて前記音声処理回路を制御し、前記スピーカ及び前記ヘッドホンでの再生に適した音質に調整する制御回路とを具備したことを特徴とする音声再生装置。
  2. 前記制御回路は、前記スピーカ又はヘッドホンでの最初の再生時には前記標準音質データに基いて前記音声処理回路を制御し、標準音質に調整することを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  3. 前記制御回路は、ユーザにより音質の調整が行なわれた場合は、前記標準音質との差分に相当する補正データを前記第2の記憶手段に記憶し、次回に前記スピーカ又はヘッドホンで再生するときは、前記標準音質データと前記補正データに基いて前回の再生時と同じ音質で再生するように前記音声処理回路を制御することを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  4. 前記制御回路は、ユーザが標準音質での再生を指示したときには、前記標準音質データのみを用いて前記音声処理回路を制御することを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
  5. 前記検出回路は、電源電圧が抵抗を介して入力される入力端子と、この入力端子と基準電位点間に接続されたスイッチと前記スピーカからなる直列回路とを具備し、前記ヘッドホンプラグの挿入・非挿入に応じて前記スイッチを開閉し、前記入力端子の電圧変化によって前記ヘッドホンプラグの挿入・非挿入を検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の音声再生装置。
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