JP2519030Y2 - 重低音発生回路付音響機器 - Google Patents

重低音発生回路付音響機器

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JP2519030Y2 JP10081890U JP10081890U JP2519030Y2 JP 2519030 Y2 JP2519030 Y2 JP 2519030Y2 JP 10081890 U JP10081890 U JP 10081890U JP 10081890 U JP10081890 U JP 10081890U JP 2519030 Y2 JP2519030 Y2 JP 2519030Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 重低音発生回路を有する音響機器に関する。
〈従来の技術〉 従来の重低音発生回路を有する音響機器例えば、ラジ
オカセツトテープレコーダーその他の音響機器等におい
ては、重低音発生回路の周波数特性と通常音の周波数特
性とは著しく異なる為に、そのまま重低音をヘッドホン
へ入力するのはヘッドホン自体の音響特性から見て不適
切であるから、通常第2図に示すように構成している。
即ちラジオ信号受信部1と、録音信号再生部2と、該受
信部1と該再生部2からの信号を選択的に切り換える切
り換えスィッチ3と、可変抵抗5と、重低音発生回路6
と、メインアンプ7と、メインスピーカー8と、プラグ
スィッチ9及び前記可変抵抗5から分岐して接続したプ
ラグジャック10とにより音響回路を形成していた。
そしてメインスピーカー8を動作させる場合は前記切
り換えスィッチ3及び可変抵抗5を経て前記ラジオ信号
受信部1からのラジオ信号或は録音信号再生部2からの
再生信号を受け入れ、これを重低音発生回路6により重
低音に変更した後、メインアンプ7にて増幅し、プラグ
スィッチ9を介してメインスピーカー8から重低音とし
て出力せしめる。又、ヘッドホンにてラジオ信号或は再
生信号を聴取するには、プラグジャック10へヘッドホン
プラグを挿入して、可変抵抗5と接続して直接聴取する
ようにすると同時にプラグスィッチ9を開いてメインス
ピーカー8から重低音が発生するのを防止するようにし
ている。
又、図示しないが、この他に重低音発生回路からの出
力をヘッドホンの音響特性に適合するように一旦専用ア
ンプにより変換して、これをヘッドホンへ入力する手段
も取られていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記第2図に示す例では、重低音発生回路が
あるにも拘らず、重低音がヘッドホンの音響特性に適合
しないので、該重低音発生回路を経由しない回路を通っ
てラジオ信号又は再生信号をそのままヘッドホンで聴取
するようにしているので、重厚さが全くなく、臨場感に
乏しい欠点がある。
又、前記後者例では、臨場感を味わえる反面、重低音
をヘッドホンの音響特性に適した周波数特性に変換する
為に高価な専用の駆動アンプが必要となり、コスト高と
なる欠点があった。
そこで、本考案は上記従来例の欠点に対処し、重低音
をヘッドホンの音響特性に適した周波数特性に変換する
ことにより、簡単な回路構成にて臨場感溢れる重低音を
味わえる音響機器を提供しようとするものである。
〈課題を解決する為の手段〉 本発明は、上記目的を達成するため、ラジオ信号と録
音機の再生信号のいずれか一方を選択的に受け入れるよ
うにした電子グラフィックイコライザ回路(以下、電子
G.Eqと略称する)と、該電子G.Eq回路からの信号を重低
音に変換する重低音発生回路と、ヘッドホンの非挿着状
態では、前記重低音発生回路をスピーカ側に接続し、ヘ
ッドホンの挿着状態では、重低音発生回路をスピーカ側
の接続から切り離してヘッドホン側に接続する手段と、
該重低音発生回路の出力側にヘッドホンを挿着している
か否かを検出して、ヘッドホンを挿着している時は、重
低音発生回路の周波数特性とは逆特性の信号を前記電子
G.Eq回路が出力するように該電子G.Eq回路を制御するコ
ントロールマイコンとを備えている。
〈作用〉 ヘッドホンプラグを重低音発生回路の出力側に接続し
たプラグジャックへ挿嵌することにより、メインスピー
カーの回路を開路すると同時に、電子G.Eq回路を制御す
るコントロールマイコンの回路を開路せしめ、ヘッドホ
ンを重低音発生回路に接続したことを検出し、電子G.Eq
回路を制御して重低音発生回路の音響特性をヘッドホン
の音響特性に適した出力であるように補正する。
〈実施例〉 以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、ラジオ信号受信部1と、録音信号再生部2
と、該受信部1からラジオ信号と該再生部2からの再生
信号とを選択的に切り換える為の切り換えスィッチ3
と、電子G.Eq回路4と、該G.Eq回路からの出力を調整す
る可変抵抗5と、重低音発生回路6と、メインアンプ7
と、該メインアンプ7に分岐接続したプラグジャック10
とメインスピーカー8への回路中に設けたスィッチ3
と、前記電子G.Eq回路4の出力を制御するコントロール
マイコン13のプラグスイッチ11とからなる。なお、上記
の電子G.Eq回路は、図示しないが、任意の周波数帯(た
とえば、100Hz,1KHz,10KHzなど)において、各周波数を
バンドパスして減衰させるフィルタと、このフィルタの
時定数を変更するスイッチ回路と、このスイッチ回路を
制御するロジック回路とを備えており、コントロールマ
イコン13からロジック回路に対してコントロール信号を
送ることで、スイッチ回路を切り換えてフィルタの時定
数を所望の値に設定し、これによって、この電子G.Eq回
路を通る信号の周波数特性を可変できるように構成され
ている。
次に上記回路の動作について述べると、先ず通常使用
即ちヘッドホンを挿嵌しない状態でメインスピーカー8
から音響出力を得る場合には、ラジオ信号受信部1から
のラジオ信号又はテープ、ディスク等を用いた録音信号
再生部2からの再生信号を切り換えスィッチ3により任
意に切り換え選択して、その何れかの入力信号を電子G.
Eq回路4へ入力する。
そして、該電子G.Eq回路4からの出力を可変抵抗5に
て適宜調節して、重低音発生回路6へ導き、該重低音発
生回路6からの出力をメインアンプ7にて増幅する。そ
してこの場合はヘッドホンを挿入してないからプラグス
ィッチ9が“ON"の状態となっているので該スィッチ9
を経てメインスピーカー8から重低音を発生せしめる。
又、プラグスィッチ11も“ON"となっているので、コ
ントロールマイコン13の入力端aは+Bの電位が印加さ
れ“H"レベルとなり、電子G.Eq回路から可変抵抗5への
出力即ち周波数特性は、重低音発生回路6の周波数特性
を変えることなくそのままで重低音を発生せしめる。
又、ヘッドホンを挿入して重低音を鑑賞するには、ヘ
ッドホンのプラグをプラグジャック10へ挿入することに
より、ヘッドホンはメインアンプ7に接続すると同時に
プラグスィッチ9,11を“OFF"状態とすることによりメイ
ンスピーカー8と、コントロールマイコン13への+B電
圧回路を遮断する。従って、コントロールマイコン13の
入力端子aは抵抗12によって“L"レベルとなり電子G.Eq
回路4の周波数特性を前記重低音発生回路6の周波数と
逆特性になるようにセットする。
これにより、重低音発生回路6の周波数特性は電子G.
Eq回路の周波数特性と合成され、メインアンプ7への音
声出力は、平均化されヘッドホンの音響特性に適合した
出力が得られ、重低音をヘッドホンか取り出すことが可
能となる。
〈考案の効果〉 上述のように、本考案は重低音発生回路を有する音響
機器において、ヘッドホンのプラグを、プラグジャック
へ挿入することにより、重低音発生回路の周波数特性を
ヘッドホンの音響特性に適合するように補正するとこに
より、ヘッドホン専用のアンプを用いることなく、臨場
感のある重低音を再生し鑑賞することができる。
そして、高価な専用アンプを組み入れる必要がなくな
るので安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示すブロツク図、 第2図は、従来例を示すブロツク図である。 4……電子G.Eq回路、6……重低音発生回路、10……プ
ラグジャック、9、11……プラグスィッチ、13……コン
トロールマイコン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジオ信号と録音機の再生信号のいずれか
    一方を選択的に受け入れるようにした電子グラフィック
    イコライザ回路と、 該電子グラフィックイコライザ回路からの信号を重低音
    に変換する重低音発生回路と、 ヘッドホンの非挿着状態では、前記重低音発生回路をス
    ピーカ側に接続し、ヘッドホンの挿着状態では、重低音
    発生回路をスピーカ側の接続から切り離してヘッドホン
    側に接続する手段と、 該重低音発生回路の出力側にヘッドホンを挿着している
    か否かを検出して、ヘッドホンを挿着している時は、重
    低音発生回路の周波数特性とは逆特性の信号を前記電子
    グラフィックイコライザ回路が出力するように該電子グ
    ラフィックイコライザ回路を制御するコントロールマイ
    コンと、 を備えていることを特徴とする重低音発生回路付音響機
    器。
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