JP2502086Y2 - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JP2502086Y2
JP2502086Y2 JP7222090U JP7222090U JP2502086Y2 JP 2502086 Y2 JP2502086 Y2 JP 2502086Y2 JP 7222090 U JP7222090 U JP 7222090U JP 7222090 U JP7222090 U JP 7222090U JP 2502086 Y2 JP2502086 Y2 JP 2502086Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ラジオカセットレコーダなどで好適に実施
され、低音域を増強することができる音響再生装置に関
する。
従来の技術 いわゆるラジオカセットレコーダなどの携行可能な音
響再生装置では、スピーカの形状や、エンクロージャ容
量に制限があり、このため臨場感のある豊かな低音を再
生するために、従来から音響信号の低音域を増強するよ
うにした構成が用いられている。
第2図は、典型的な従来技術のラジオカセットレコー
ダ1の電気的構成を示すブロック図である。このラジオ
カセットレコーダ1は、アンテナ2で受信され、ラジオ
受信部3で復調されたラジオ放送の音響信号と、磁気テ
ープ4に記憶されており、磁気ヘッド5によって読取ら
れ、録音再生部6から出力される音響信号とが、ソース
選択スイッチ7で選択された後、スピーカ8によって音
響化される。
前記ソース選択スイッチ7で選択された音響信号は、
ボリウム11を介して低音域増強回路12に入力される。こ
の低音域増強回路12からの音響信号は、メインアンプ13
で増幅された後、スイッチ14を介して前記スピーカ8に
与えられる。
前記ボリウム11からの音響信号はまた、ヘッドホンア
ンプ15を介してヘッドホンジャック16に出力されてい
る。このヘッドホンジャック16には、ヘッドホン17のプ
ラグ18が着脱自在に接続される。
前記ヘッドホンジャック16とスイッチ14とは連動して
おり、すなわちヘッドホンジャック16にプラグ18が挿入
されていないときには、スイッチ14は導通し、前記ラジ
オ受信部3および録音再生部6からの音響信号がスピー
カ8によつて音響化される。これに対してヘッドホンジ
ャック16にプラグ18が挿入されているときには、前記ス
イッチ14は遮断し、前記音響信号はヘッドホン17によつ
て音響化される。
このようにして、スピーカ8からは低音域の増強され
た臨場感のある音響が再生される。
考案が解決しようとする課題 上述のような従来技術のラジオカセットレコーダ1で
は、ヘッドホン17を駆動するために、専用のヘッドホン
アンプ15を設ける必要がある。一方、ヘッドホン17は低
音域から高音域まで比較的平坦な周波数特性を有してお
り、したがって低音域増強回路12の出力を直接ヘッドホ
ンジャック16へ与えるように構成した場合には、低音域
が過剰に増強された違和感のある音響が再生されること
になる。
本考案の目的は、外部接続端子のために専用の増幅回
路を設けることなく、構成を簡略化することができる音
響再生装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、音響信号源と、 前記音響信号源からの音響信号の低音域を増強する低
音域増強回路と、 前記低音域増強回路とは逆の周波数特性を有し、低音
域増強回路からの音響信号を補正して出力する逆特性回
路と、 低音域増強回路からの音響信号と、逆特性回路を介す
る音響信号とを選択的に切換えて出力する第1スイッチ
と、 前記第1スイッチからの音響信号を増幅する増幅回路
と、 スピーカと、 スピーカと増幅回路との間に介在される第2スイッチ
と、 前記増幅回路の出力が与えられ、出力信号ラインが着
脱自在に接続される外部接続端子と、 前記外部接続端子に前記出力信号ラインが接続されて
いるか否かを検出し、接続されていないときには前記第
2スイッチを導通して増幅回路の出力をスピーカに与
え、かつ低音域増強回路の出力を増幅回路に入力するよ
うに第1スイッチのスイッチング状態を制御し、前記出
力信号ラインが接続されているときには前記第2スイッ
チを遮断し、かつ逆特性回路からの音響信号を増幅回路
に入力するように第1スイッチのスイッチング状態を制
御する切換制御手段とを含むことを特徴とする音響再生
装置である。
作用 本考案に従えば、音響信号源からの音響信号は、低音
域増強回路において低音域が増強された後、第1スイッ
チの一方の入力に入力される。また、前記低音域増強回
路からの音響信号は、前記低音域増強回路とは逆の周波
数特性を有する逆特性回路で補正された後、前記第1ス
イッチの他方の入力に入力されている。第1スイッチ
は、前記低音域増強回路からの音響信号と、逆特性回路
からの音響信号とを選択的に切換えて増幅回路に与え
る。
増幅回路からの出力は、録音を行うための他の音響機
器や、ヘッドホンなどからの出力信号ラインが着脱自在
に接続される外部接続端子に与えられる。また、前記増
幅回路からの出力は、第2スイッチを介してスピーカに
与えられる。
前記外部接続端子に関連して切換制御手段が設けられ
ており、この切換制御手段は、外部接続端子に前記出力
信号ラインが接続されていないときには、前記第2スイ
ッチを導通して増幅回路の出力をスピーカに与えるとと
もに、低音域増強回路からの音響信号を、直接、増幅回
路に入力するように第1スイッチのスイッチング状態を
制御する。
これに対して、前記外部接続端子に出力信号ラインが
接続されているときには、前記第2スイッチを遮断する
とともに、逆特性回路を介する音響信号を増幅回路に入
力するように第1スイッチのスイッチング状態を制御す
る。
したがって、外部接続端子に出力信号ラインが接続さ
れていないときには、低音域の増強された臨場感のある
音響がスピーカから放出され、また前記出力信号ライン
が接続されているときには、低音域の増強されていない
音響信号が出力信号ラインに出力される。
こうして、低音域増強回路を介する音響信号と、逆特
性回路を介する音響信号とを選択的に増幅回路に入力す
ることによって、低音域の増強された音響信号と、増強
されていない音響信号とに、増幅回路を共用することが
できる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例のラジオカセットレコー
ダ21の電気的構成を示すブロック図である。このラジオ
カセットレコーダ21は、アンテナ22で受信され、ラジオ
受信部23で復調されたラジオ放送の音響信号と、磁気テ
ープ24に記憶されており、磁気ヘッド25によって読取ら
れ、録音再生部26から出力される音響信号とが、ソース
選択スイッチ27で選択された後、スピーカ28によって音
響化される。
音響信号源であるラジオ受信部23および録音再生部26
からの音響信号は、前記ソース選択スイッチ27を介して
ボリウム31に入力され、信号レベルが調整される。この
ボリウム31からの音響信号は、低音域増強回路32におい
て低音域が増強された後、バイパス信号ライン1を介
して、第1スイッチであるアナログスイッチ33の一方の
個別接点33aに与えられる。
また低音域増強回路32からの音響信号は、前記低音域
増強回路32とは逆の周波数特性を有する逆特性フィルタ
45を介して前記アナログスイッチ33の他方の個別接点33
bに与えられる。したがって、前記逆特性フィルタ45を
介する音響信号は、ボリウム31から出力される音響信号
と等しい周波数特性となる。
前記アナログスイッチ33は、制御入力端子33dがハイ
レベルであるときには共通接点33cと個別接点33aとを導
通し、前記制御入力端子33dがローレベルであるときに
は共通接点33cと個別接点33bとを導通する。
前記制御入力端子33dは、抵抗42を介して接地される
とともに、後述する切換制御手段であるスイッチ41を介
してハイレベルの電圧+Bの電源ラインに接続される。
したがって、スイッチ41が導通しているときには該制御
入力端子33dはハイレベルとなり、前述のように共通接
点33cは個別接点33aに導通し、スイッチ41が遮断すると
該制御入力端子33dはローレベルとなり、共通接点33cは
個別接点33bに導通する。
前記共通接点33cからの音響信号は、増幅回路である
メインアンプ34で電力増幅された後、第2スイッチであ
るスイッチ35を介して前記スピーカ28に与えられる。前
記メインアンプ34からの出力はまた、減衰用抵抗36を介
して、外部接続端子であるヘッドホンジャック37に導出
されている。
ヘッドホンジャック37には、プラグ38が着脱自在に接
続され、このプラグ38から、出力信号ラインである接続
ケーブル39を介して、ヘッドホン40や、録音用のテープ
レコーダなどの他の音響機器に音響信号が出力される。
前記ヘッドホンジャック37の接点37aに連動して前記
スイッチ35,41の接点が連動して制御される。すなわ
ち、ヘッドホンジャック37にプラグ38が挿入されている
ときには、これらのスイッチ35,41は遮断し、プラグ38
が挿入されていないときにはスイッチ35,41は導通して
いる。
したがって、プラグ38が挿入されると、スピーカ28へ
の音響信号ラインが遮断されるとともに、アナログスイ
ッチ33の制御入力端子33dがローレベルとなり、アナロ
グスイッチ33の共通接点33cは個別接点33bに導通する。
これによって、プラグ38を介してヘッドホン40へは、逆
特性フィルタ45を介する音響信号が出力され、自然な聴
感で音響再生を行うことができる。
また、プラグ38がヘッドホンジャック37に挿入されて
いないときには、スイッチ35が導通するとともに、アナ
ログスイッチ33の制御入力端子33dがハイレベルとなっ
て、共通接点33cは個別接点33aに導通する。これによっ
て、バイパス信号ライン1を介する低音域増強回路32
からの音響信号がスピーカ28に与えられ、低音域の強調
された臨場感のある音響再生を行うことができる。
このように本考案に従う音響再生装置21では、ヘッド
ホンジャック37にプラグ38が挿入されているか否かに対
応して、アナログスイッチ33のスイッチング状態を制御
し、プラグ38が挿入されていないときには、バイパス信
号ライン1を介する低音域増強回路32からの音響信号
をスピーカ28によって音響化し、プラグ38が挿入されて
いるときには、逆特性フィルタ45を介する音響信号を前
記プラグ38を介して接続ケーブル39に出力するようにし
たので、ヘッドホン40のために専用のアンプを設ける必
要がなくなり、構成を簡略化することができる。
なお、本考案は上述のラジオカセットレコーダに限ら
ず、コンパクトディスクプレーヤなどの携行可能な音響
再生装置に好適に実施することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、外部接続端子に出力信
号ラインが接続されているか否かに応答して、低音域増
強回路からの直接の音響信号と、逆特性回路を介する音
響信号とを選択的に増幅回路に入力するようにしたの
で、低音域の増強された音響信号と、増強されていない
音響信号とに増幅回路を共用することができ、構成を簡
略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のラジオカセットレコーダ21
の電気的構成を示すブロック図、第2図は従来技術のラ
ジオカセットレコーダ1の電気的構成を示すブロック図
である。 21……ラジオカセットレコーダ、23……ラジオ受信部、
26……録音再生部、27……ソース選択スイッチ、28……
スピーカ、31……ボリウム、32……低音域増強回路、33
……アナログスイッチ、34……メインアンプ、35,41…
…スイッチ、36……減衰用抵抗、37……ヘッドホンジャ
ック、38……プラグ、39……接続ケーブル、40……ヘッ
ドホン、45……逆特性フィルタ、1……バイパス信号
ライン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響信号源と、 前記音響信号源からの音響信号の低音域を増強する低音
    域増強回路と、 前記低音域増強回路とは逆の周波数特性を有し、低音域
    増強回路からの音響信号を補正して出力する逆特性回路
    と、 低音域増強回路からの音響信号と、逆特性回路を介する
    音響信号とを選択的に切換えて出力する第1スイッチ
    と、 前記第1スイッチからの音響信号を増幅する増幅回路
    と、 スピーカと、 スピーカと増幅回路との間に介在される第2スイッチ
    と、 前記増幅回路の出力が与えられ、出力信号ラインが着脱
    自在に接続される外部接続端子と、 前記外部接続端子に前記出力信号ラインが接続されてい
    るか否かを検出し、接続されていないときには前記第2
    スイッチを導通して増幅回路の出力をスピーカに与え、
    かつ低音域増強回路の出力を増幅回路に入力するように
    第1スイッチのスイッチング状態を制御し、前記出力信
    号ラインが接続されているときには前記第2スイッチを
    遮断し、かつ逆特性回路からの音響信号を増幅回路に入
    力するように第1スイッチのスイッチング状態を制御す
    る切換制御手段とを含むことを特徴とする音響再生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2568805Y2 (ja) 1991-09-26 1998-04-15 アイワ株式会社 スピーカ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2568805Y2 (ja) 1991-09-26 1998-04-15 アイワ株式会社 スピーカ装置

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