JP4492757B1 - 注湯設備および注湯方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保できる注湯設備および注湯方法を提供することを目的とする。注湯設備20は、未注湯の鋳型1を搬送する鋳型搬入ライン2と、注湯された鋳型3を搬送する鋳型搬出ライン4であって、鋳型搬入ライン2と平行に所定の距離Dずれて配置される鋳型搬出ライン4と、鋳型1に注湯する注湯機5,6であって、鋳型搬入ライン2に直交した方向に所定の距離Dずれて配置された2台の注湯機5,6と、鋳型搬入ライン2に直交した方向に可動な搬送台車7であって、鋳型1,3を載置する積載箇所17,18,19を可動な方向に所定の距離Dずれて3箇所有する搬送台車7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、注湯設備および注湯方法に関する。特に搬送台車を用いて、複数の注湯機に鋳型を搬入出する注湯設備および注湯方法に関する。
従来、造型された鋳型に対し注湯する注湯設備としては、一つの注湯機を用いて、造型ラインより搬送されてくる鋳型に対し1個ずつ注湯していた(たとえば、特開平10-323749号公報参照)。
しかしながら、一つの注湯機を用いて造型ラインより搬送されてくる鋳型に対し1個ずつ注湯するのでは、注湯速度([注湯時間+給湯時間]/鋳型)が、造型速度(造型時間/鋳型)より遅くなる場合がある。ここで、「注湯時間」は注湯機から鋳型に対し注湯する時間で、給湯時間は注湯機に溶湯を補給(給湯)する時間である。よって、注湯にかかる時間が鋳物製造ラインの生産性のボトルネックになることもあった。また、注湯機を複数備えると、注湯機への鋳型の搬入出が煩雑となり、注湯設備が複雑な構成になり、また、維持管理に多くの工数と費用が掛かるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するため、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保できる注湯設備および注湯方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、たとえば図1および図7〜図15に示すように、本発明の第1の局面における注湯設備20は、未注湯の(空の)鋳型1を搬送する鋳型搬入ライン2と;注湯された鋳型3を搬送する鋳型搬出ライン4であって、鋳型搬入ライン2と平行に所定の距離Dずれて配置される鋳型搬出ライン4と;鋳型1に注湯する注湯機5,6であって、鋳型搬入ライン2に直交した方向に所定の距離Dずれて配置された2台の注湯機5,6と;鋳型搬入ライン2に直交した方向に可動な搬送台車7であって、鋳型1,3を載置する積載箇所17,18,19を可動な方向に所定の距離Dずれて3箇所有する搬送台車7とを備える。
このように構成すると、注湯設備が鋳型搬入ラインに直交した方向に可動な搬送台車であって、鋳型を載置する積載箇所を可動な方向に所定の距離ずらして3箇所有する搬送台車を備えるので、簡素な構成で、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保できる注湯設備となる。たとえば、3箇所の積載箇所のうち2箇所を鋳型搬入ラインおよび2台の注湯機のうちの第1の注湯機と連通させて、未注湯の鋳型を積載箇所に移送し、第1の注湯機で注湯された鋳型を積載箇所に移送する。次に搬送台車を所定の距離ずらして、未注湯の鋳型を載置した積載箇所を第1の注湯機と、3箇所の積載箇所のうちの残りの1箇所を鋳型搬入ラインと連通させて、積載箇所に載置された未注湯の鋳型を第1の注湯機に移送し、鋳型搬入ラインの未注湯の鋳型を積載箇所に移送する。次に搬送台車を所定の距離ずらして最初の位置に戻し、第1の注湯機から注湯された鋳型が載置された積載箇所を鋳型搬出ラインと、未注湯の鋳型を第1の注湯機に移送した積載箇所を2台の注湯機のうちの第2の注湯機と連通させて、積載箇所に載置された注湯された鋳型を鋳型搬出ラインに移送し、第2の注湯機で注湯された鋳型を積載箇所に移送する。次に搬送台車を所定の距離ずらして2番目の位置に戻し、第2の注湯機で注湯された鋳型が載置された積載箇所を鋳型搬出ラインと、未注湯の鋳型が載置されている積載箇所を第2の注湯機と連通し、積載箇所に載置された注湯された鋳型を鋳型搬出ラインに移送し、積載箇所に載置された未注湯の鋳型を第2の注湯機に移送する。このように、搬送台車をずらすことにより、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で2台の注湯機での注湯時間を長く確保できる
本発明の第2の局面における注湯設備は、たとえば図1に示すように、第1の局面における注湯設備20において、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが、鋳型1,3(図2および図3参照)を搬送する第1の駆動ローラ15を有する。
このように構成すると、鋳型搬入ラインと鋳型搬出ラインとで鋳型を駆動ローラで搬送するので、重量のある鋳型でも確実に搬送でき、また、鋳型を鋳型搬入ラインあるいは鋳型搬出ラインに並べて一時的な保管をすることもできる。
本発明の第3の局面における注湯設備は、たとえば図1に示すように、第1の局面における注湯設備20において、搬送台車7が、鋳型搬入ライン2から鋳型1(図3参照)を積載箇所17,18,19に移送し、積載箇所17,18,19から鋳型3(図2参照)を鋳型搬出ライン4に移送する第2の駆動ローラ8を有する。
このように構成すると、搬送台車から鋳型搬入ラインと鋳型搬出ラインとに鋳型を駆動ローラで移送するので、重量のある鋳型でも確実に移送できる。
本発明の第4の局面における注湯設備は、たとえば図1に示すように、第1の局面における注湯設備20において、搬送台車7の積載箇所17,18,19に載置された鋳型1(図3参照)を注湯機5,6に移送し、注湯機5,6から鋳型3(図2参照)を積載箇所17,18,19に移送する第3の駆動ローラ9を備える。
このように構成すると、搬送台車から注湯機に鋳型を駆動ローラで移送するので、重量のある鋳型でも確実に移送できる。
本発明の第5の局面における注湯設備は、たとえば図2および図7に示すように、第4の局面における注湯設備20において、第3の駆動ローラ9により、鋳型1の湯口位置16を注湯機5,6の注湯位置に合わせる。
このように構成すると、搬送台車から注湯機に鋳型を移送する駆動ローラで鋳型の湯口位置を注湯機の注湯位置に合わせるので、簡素な構成で鋳型の湯口位置を注湯機の注湯位置に合わせることができる。
本発明の第6の局面における注湯設備は、たとえば図1に示すように、第1の局面における注湯設備20において、2台の注湯機5,6に給湯するための取鍋搬送装置14をさらに備え;鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが、2台の注湯機5,6に対して同じ側に配置され、2台の注湯機5,6に対して鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが配置されるのと反対側に取鍋搬送装置14が配置される。
このように構成すると、2台の注湯機に対して鋳型搬入ラインと鋳型搬出ラインとが配置されるのと反対側に取鍋搬送装置をさらに備えるので、注湯機への給湯を行いやすく、鋳型の搬送を邪魔することもない。
本発明の第7の局面における注湯方法は、たとえば図7から図15に示すように、搬送台車7を用いて2台の注湯機5,6に鋳型1,3を搬入出する注湯方法であって:搬送台車7を第1位置にして、第1の注湯機5から注湯された鋳型3を搬送台車7の鋳型1,3を載置する第1の積載箇所17に移送し、未注湯の鋳型1を搬送台車7の鋳型1,3を載置する第2の積載箇所18に移送する工程と;その後、搬送台車7を第2位置にして、未注湯の鋳型1を搬送台車7の鋳型1,3を載置する第3の積載箇所19に移送し、第2の積載箇所18に載置された未注湯の鋳型1を第1の注湯機5に移送する工程と;その後、搬送台車7を第1位置にして、第1の積載箇所17に載置された注湯された鋳型3を搬出し、第2の注湯機6から注湯された鋳型3を第2の積載箇所18に移送する工程と;その後、搬送台車7を第2位置にして、第2の積載箇所18に載置された注湯された鋳型3を搬出し、第3の積載箇所19に載置された未注湯の鋳型1を第2の注湯機6に移送する工程とを備える。
このように構成すると、搬送台車を第1位置と第2位置の間でずらしながら2台の注湯機に鋳型を搬入出するので、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保する注湯方法となる。
本発明の第8の局面における注湯方法は、たとえば図1に示すように、第7の局面における注湯方法において、鋳型の移送が、駆動ローラ8,9を用いて行われる。
このように構成すると、鋳型の移送が駆動ローラで行われるので、重量のある鋳型でも確実に移送できる。
本発明によれば、注湯設備が、未注湯の鋳型を搬送する鋳型搬入ラインと、注湯された鋳型を搬送する鋳型搬出ラインであって、鋳型搬入ラインと平行に所定の距離ずれて配置される鋳型搬出ラインと、鋳型に注湯する注湯機であって、鋳型搬入ラインに直交した方向に所定の距離ずれて配置された2台の注湯機と、鋳型搬入ラインに直交した方向に可動な搬送台車であって、鋳型を載置する積載箇所を可動な方向に所定の距離ずれて3箇所有する搬送台車とを備えるので、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保できる注湯設備を提供できる。
また、本発明によれば、注湯方法が、搬送台車を用いて2台の注湯機に鋳型を搬入出する注湯方法であって、搬送台車を第1位置にして、第1の注湯機から注湯された鋳型を搬送台車の鋳型を載置する第1の積載箇所に移送し、未注湯の鋳型を搬送台車の鋳型を載置する第2の積載箇所に移送する工程と、その後、搬送台車を第2位置にして、未注湯の鋳型を搬送台車の鋳型を載置する第3の積載箇所に移送し、第2の積載箇所に載置された未注湯の鋳型を第1の注湯機に移送する工程と、その後、搬送台車を第1位置にして、第1の積載箇所に載置された注湯された鋳型を搬出し、第2の注湯機から注湯された鋳型を第2の積載箇所に移送する工程と、その後、搬送台車を第2位置にして、第2の積載箇所に載置された注湯された鋳型を搬出し、第3の積載箇所に載置された未注湯の鋳型を第2の注湯機に移送する工程とを備えるので、簡素な構成にて、短いタイムサイクル内で長い注湯時間を確保する注湯方法を提供できる。
本発明は以下の詳細な説明により更に完全に理解できるであろう。しかしながら、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、当業者にとって明らかだからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
本明細書あるいは請求の範囲の記載において、名詞及び同様な指示語の使用は、特に指示されない限り、または文脈によって明瞭に否定されない限り、単数および複数の両方を含むものと解釈すべきである。本明細書中で提供されたいずれの例示または例示的な用語(例えば、「等」)の使用も、単に本発明を説明し易くするという意図であるに過ぎず、特に請求の範囲に記載しない限り本発明の範囲に制限を加えるものではない。
図1は、本発明に係る注湯設備の平面図である。 図2は、図1に示す注湯設備のA−A矢視による鋳型搬出ラインおよび取鍋搬送装置の正面図である。 図3は、図1に示す注湯設備のB−B矢視による鋳型搬入ラインの正面図である。 図4は、図1に示す注湯設備のC−C矢視による搬送台車の断面図である。 図5は、図1に示す注湯設備のD−D矢視による搬送台車の正面図である。 図6は、図1に示す注湯設備のE−E矢視による鋳型搬入ラインおよび鋳型搬出ラインの断面図である。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、原位置を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第1位置にあり、第1の注湯機から搬送台車の第1の積載箇所に注湯された鋳型を移送し、鋳型搬入ラインから第2の積載箇所に未注湯の鋳型を移送する状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第2位置に移動した状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第2位置にあり、第2の積載箇所から第1の注湯機に未注湯の鋳型を移送し、鋳型搬入ラインから第3の積載箇所に未注湯の鋳型を移送する状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第1位置に移動した状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第1位置にあり、第1の積載箇所から鋳型搬出ラインに注湯された鋳型を移送し、第2の注湯機から第2の積載箇所に注湯された鋳型を移送する状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第2位置に移動した状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第2位置にあり、第2の積載箇所から鋳型搬出ラインに注湯された鋳型を移送し、第3の積載箇所から第2の注湯機に未注湯の鋳型を移送する状態を示す。 鋳型の搬送工程を説明する模式図であって、搬送台車が第1位置に移動した状態、すなわち、原位置を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一又は相当する装置には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
先ず、図1から図6を参照して、本発明に係る注湯設備20の構成について説明する。図1は、本発明に係る注湯設備20の平面図である。注湯設備20は、鋳型12(図2参照)に注湯する2台の注湯機5,6と、未注湯の鋳型1(図3参照)を搬送する鋳型搬入ライン2と、注湯された鋳型3(図2参照)を搬送する鋳型搬出ライン4と、鋳型搬入ライン2により搬送された未注湯の鋳型1を注湯機5,6に、また、注湯機5,6から注湯された鋳型3を鋳型搬出ライン4に移送する搬送台車7と、注湯機5,6に溶湯を給湯(補給)するための取鍋搬送装置14とを備える。
図2は、図1のA−A矢視による鋳型搬出ライン4および取鍋搬送装置14の正面図である。図3は、図1のB−B矢視による鋳型搬入ライン2の正面図である。図4は、図1のC−C矢視による搬送台車7の断面図である。図5は、図1のD−D矢視による搬送台車7の正面図である。図6は、図1のE−E矢視による鋳型搬入ライン2および鋳型搬出ライン4の断面図である。
鋳型搬入ライン2は、造型し未注湯の鋳型1を搬送するローラコンベアである。鋳型搬入ライン2には第1の駆動ローラ15が所定の間隔で配設されており、鋳型1を自動搬送する。第1の駆動ローラ15は、不図示の制御装置により作動をコントロールされ、間歇的に鋳型1を注湯機5,6へ、具体的には搬送台車7へ搬入する。
鋳型搬出ライン4は、注湯された鋳型3を搬送するローラコンベアである。鋳型搬出ライン4は、鋳型搬入ライン2と平行に配置される。鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4との距離、ここでは中心線間距離は所定の距離Dとなされる。鋳型搬出ライン4には第1の駆動ローラ15が所定の間隔で配設されており、鋳型3を自動搬送する。第1の駆動ローラ15は、不図示の制御装置により作動をコントロールされ、間歇的に鋳型3を搬送台車7から搬出する。鋳型搬入ライン2および鋳型搬出ライン4が、ローラコンベアであるので、重量のある鋳型1,3でも搬送できる。また、鋳型1,3を鋳型搬入ライン2および鋳型搬出ライン4にて一時的に保管することができ、次の処理への待ち時間の間、鋳型搬入ライン2および鋳型搬出ライン4に留めておくことができる。そして、駆動ローラ15が配設されているので、確実に搬送できる。よって、制御装置の判断により、適切なタイミングで鋳型1を搬送台車7に搬入し、鋳型3を搬送台車7から搬出することができる。
2台の注湯機5,6は、第1の注湯機5が鋳型搬出ライン4と、第2の注湯機6が鋳型搬入ライン2とそれぞれ対向するように配置される。すなわち、2台の注湯機5,6は、平行な鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4と直交する方向に並んで配置される。2台の注湯機5,6の間隔、ここでは注湯位置の中心間距離は、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4との距離Dと同じである。
注湯機5,6の下部には、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4と同一直線上に2基の第3の駆動ローラ9が配設され、第3の駆動ローラ9上に鋳型1,3,12を載置する。なお、鋳型12は注湯中の鋳型を指す。第3の駆動ローラ9は、制御装置により作動をコントロールされ、鋳型1を搬送台車7から注湯機5,6の位置に移送し、鋳型3を注湯機5,6の位置から搬送台車7へ移送する。
さらに、第3の駆動ローラ9は、鋳型1の湯口位置16(図7参照)を注湯機5,6の注湯位置に合わせるように鋳型1を移動する。鋳型1,3の搬入出と位置合せとを第3の駆動ローラ9で行うので、構成を簡素化することができる。ただし、位置合せのための他の手段を備えていてもよい。また、位置合せとして第3の駆動ローラ9とは異なる方向に鋳型1,3を移動する手段を有し、2台の注湯機5,6の間隔を鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4との距離Dと異なる距離としてもよい。第3の駆動ローラ9に鋳型減速制御用検出器としての位置検出器10および/または鋳型停止制御用検出器としての位置検出器11を備えて、湯口位置16に応じて、注湯機5,6下での鋳型1の停止位置を任意に変更できるようにすることが好ましい。
搬送台車7は、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4と2基の第3の駆動ローラ9(あるいは2台の注湯機5,6)の間に配置される。搬送台車7は、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4と直交する方向に可動である。搬送台車7の移動は、油圧シリンダ、モータと減速装置等、周知の手段で行われる。搬送台車7の移動は、制御装置でコントロールされる。
搬送台車7は、鋳型1,3を載置する3箇所の積載箇所17,18,19を有する。3箇所の積載箇所17,18,19は搬送台車7の可動方向に並んで位置する。図1では、上方から順に、第1の積載箇所17、第2の積載箇所18、第3の積載箇所19とする。各積載箇所17,18,19の間隔、ここでは中心間距離は、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4との距離Dと同じである。各積載箇所17,18,19には、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、第3の駆動ローラ9と同一平面上に第2の駆動ローラ8が配置される。第2の駆動ローラ8の作動は、制御装置でコントロールされる。搬送台車7が第2の駆動ローラ8を備えるので、搬送台車7と鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、第3の駆動ローラ9(あるいは注湯機5,6)との鋳型1,3の移送が確実に行われる。
取鍋搬送装置14は、注湯機5,6を挟んで、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とあるいは搬送台車7と反対側に配置される。取鍋搬送装置14は、第1の注湯機5に溶湯を給湯する位置と第2の注湯機6に溶湯を給湯する位置とに取鍋13を移動させる。すなわち、2台の注湯機5,6の並んだ方向に取鍋13を移動させ、給湯する。取鍋搬送装置14は、不図示の溶湯貯留槽にて溶湯を入れられた取鍋13を、注湯機5,6に給湯する位置に搬送し、また給湯が終わった取鍋13を溶湯貯留槽に戻すためのローラコンベア(駆動ローラ)を備える。取鍋搬送装置14の作動は、制御装置によりコントロールされる。
次に、図7から図15を参照して、本発明に係る注湯設備20の動作を説明する。図7〜15は、鋳型1,3,12の搬送工程を説明する模式図であり、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、第1の注湯機5、第2の注湯機6、搬送台車7、第3の駆動ローラ9、鋳型1,3,12、および給湯する取鍋13の動きを示す。図中の丸付き数字は、個別の鋳型1,3,12を区別するために付した番号で、図7〜15にわたって、同一の鋳型1,3,12には同一の番号を付している。なお、以下では図中の丸付き数字を鋳型1,3,12に続けた[]内の数字で表す。
図7は、動作を説明するための最初の状態、すなわち原位置を表す。注湯設備20が運転開始された状態ではない。鋳型搬入ライン2には、未注湯の鋳型1[3]、[4]が搬送台車7への搬入のために並んでいる。鋳型搬出ライン4では、注湯された鋳型3が搬送され、搬送台車7に近接したスペースが鋳型3の一つ分は空けられている。搬送台車7の3箇所の積載箇所17,18,19には、鋳型1,3は載置されていない。搬送台車7は、図7の下側に移動し、第1の積載箇所17は、鋳型搬出ライン4および第1の注湯機5と同一直線上に並んでいる。また、第2の積載箇所18は、鋳型搬入ライン2および第2の注湯機6と同一直線上に並び、第3の積載箇所19は、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4および注湯機5,6の並びから突出している。搬送台車7のこの位置を第1位置とする。第1の注湯機5では鋳型12[1]への注湯がほぼ完了したところ、第2の注湯機6では鋳型12[2]へ注湯中である。なお、図中、第1の注湯機5の鋳型12[1]の位置と第2の注湯機6の鋳型12[2]の位置とを、鋳型1,3の搬送方向(鋳型搬入ライン2および鋳型搬出ライン4の方向)で若干ずらして示すが、鋳型1,3,12の湯口位置16を注湯機5,6の注湯位置に合わせるように鋳型1,3,12の位置をずらすことを強調して表したものである。
図8に示すように、第1の注湯機5での注湯が完了し、第1の注湯機5の位置から、注湯された鋳型3[1]が第3の駆動ローラ9および第2の駆動ローラ8により搬送台車7の第1の積載箇所17に移送される。また、鋳型搬入ライン2から未注湯の鋳型1[3]が第2の駆動ローラ8により搬送台車7の第2の積載箇所18に移送される。なお、鋳型搬出ライン4では、注湯された鋳型3が第1の駆動ローラ15により下流側に搬送され、搬送台車7に近接するスペースが空けられる。また、第1の注湯機5へ取鍋13から給湯される。
次に、図9に示すように、搬送台車7を移動する。移動により、第1の積載箇所17は、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4および注湯機5,6の並びから突出し、第2の積載箇所18は、鋳型搬出ライン4および第1の注湯機5と同一直線上に並び、第3の積載箇所19は、鋳型搬入ライン2および第2の注湯機6と同一直線上に並ぶ。搬送台車7のこの位置を第2位置とする。なお、鋳型搬入ライン2では、未注湯の鋳型1[4]が第1の駆動ローラ15により搬送台車7に近接する位置に搬送される。
図10に示すように、搬送台車7の第2の積載箇所18から、未注湯の鋳型1[3]が第2の駆動ローラ8および第3の駆動ローラ9により第1の注湯機5の位置に移送され、鋳型1[3]への注湯が始められる。また、鋳型搬入ライン2から未注湯の鋳型1[4]が第2の駆動ローラ8により搬送台車7の第3の積載箇所19に移送される。
次に、図11に示すように、搬送台車7を第1位置に移動する。なお、鋳型搬入ライン2では、未注湯の鋳型1[5]が第1の駆動ローラ15により搬送台車7に近接する位置に搬送される。
図12に示すように、第1の積載箇所17から、注湯された鋳型3[1]が第2の駆動ローラ8により鋳型搬出ライン4に移送される。また、第2の注湯機6での注湯が完了し、第2の注湯機6の位置から、注湯された鋳型3[2]が、第3の駆動ローラ9および第2の駆動ローラ8により搬送台車7の第2の積載箇所18に移送される。また、第2の注湯機6へ取鍋13から給湯される。
次に、図13に示すように、搬送台車7を第2位置に移動する。なお、鋳型搬出ライン4では、注湯された鋳型3[1]が第1の駆動ローラ15により下流側に搬送され、搬送台車7に近接するスペースが空けられる。
図14に示すように、搬送台車7の第2の積載箇所18から、注湯された鋳型3[2]が第2の駆動ローラ8により鋳型搬出ライン4に移送される。また、搬送台車7の第3の積載箇所19から、未注湯の鋳型1[4]が第2の駆動ローラ8および第3の駆動ローラ9により第2の注湯機6の位置に移送され、鋳型1[4]への注湯が始められる。
次に、図15に示すように、搬送台車7を第1位置に移動する。なお、鋳型搬出ライン4では、注湯された鋳型3[2]が第1の駆動ローラ15により下流側に搬送され、搬送台車7に近接するスペースが空けられる。この状態は、図7で説明した原位置と同じであり、以降、上記の工程が繰り返される。
以上の動作の説明で分かるように、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、および2台の注湯機5,6を備える注湯設備20において、3箇所の積載箇所17,18,19を有する搬送台車7を第1位置と第2位置の2つの位置を移動させることにより、3箇所の積載箇所17,18,19のうちの2箇所が、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、および2台の注湯機5,6と連通し、同時に2つの動作(搬送台車7への、および、搬送台車7からの鋳型1,3の移送)を行う。よって、未注湯の鋳型1および注湯された鋳型3を効率よく、すなわち、短いタイムサイクルで注湯機5,6に搬入出させることができる。
ここで、注湯設備20の動作の工程を、搬送台車7の位置、第1、第2および第3の積載箇所17,18,19に載置される鋳型1,3、第1および第2注湯機5,6の位置に配置される鋳型12に着目して、表1にまとめる。
Figure 0004492757
表1では、各行が工程中のある状態(時間)を示し、ステップ1〜9は、図7〜15の状態に対応する。積載箇所の列に関し、「鋳型」の後の丸付き数字は図7〜15の丸付き数字に対応し、その後の「未」は当該鋳型が未注湯であることを、「済」は注湯された鋳型でることを示す。積載箇所の列で鋳型が記載されているところは、鋳型が載置されていることを、また下向き矢印は上の行の鋳型がそのまま載置されていることを、右向き矢印は鋳型が注湯機5,6に移送されたことを、「搬出」は鋳型搬出ライン4に搬出されたことを表す。また、空欄は、その積載箇所には鋳型1,3が載置されていないことを表す。注湯機の列に関しても積載箇所の列と同様であるが、「(給湯)」とは、当該注湯機5,6の位置に鋳型12が置かれておらず、取鍋13から当該注湯機5,6に給湯されていることを表す。
表1でも明らかなように、注湯機5,6に鋳型12が置かれている状態(行)の方が置かれていない状態(行)よりも多い。搬送台車7への鋳型1,3の移送に要する時間(ステップ2,4,6,8)はそれぞれ等しく、搬送台車7を第1位置と第2位置とで移動するのに要する時間(ステップ1,3,5,7,9)はそれぞれ等しい。すると、注湯機5,6に鋳型12が置かれている時間は、1サイクルの4分の3となる。すなわち、注湯時間を長く確保することができる。一般に、給湯時間は注湯時間よりかなり短くて済むので、給湯時間が1サイクルの4分の1以下であっても、問題となることはない。
以上説明したように、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、および2台の注湯機5,6を備える注湯設備20によれば、搬送台車7が3箇所の積載箇所17,18,19を有することにより、簡素な構成にて、未注湯の鋳型1および注湯された鋳型3を効率よく、すなわち、短いタイムサイクルで搬入出させることができる。また、短いタイムサイクル内で注湯時間を長く確保することができる。
注湯設備20の動作、すなわち、第1の駆動ローラ15、第2の駆動ローラ8、第3の駆動ローラ9による鋳型1,3,12の搬送、搬送台車7の移動、注湯機5,6から鋳型12への注湯、取鍋13から注湯機5,6への給湯および取鍋搬送装置14による取鍋13の搬送等は、制御装置でコントロールされる。よって、注湯設備20の各動作はタイミングを合わせてスムーズに行われる。
以上の説明では、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが注湯機5,6の同じ側に配置され、注湯機5,6がその反対側に配置されるものとして説明したが、鋳型搬入ライン2と第1の注湯機5が同じ側に、鋳型搬出ライン4と第2の注湯機6がその反対側に配置され、鋳型搬入ライン2と第2の注湯機6が、また、鋳型搬出ライン4と第1の注湯機5が対向してもよい。
以上の説明では、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが直線で平行なものとして説明したが、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4とが曲がっていてもよい。そのときには、鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4と搬送台車7との接点位置における鋳型搬入ライン2と鋳型搬出ライン4との中心線間距離が所定の距離Dとなる。
以上の説明では、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4、第2の駆動ローラ8、第3の駆動ローラ9、取鍋搬送装置14における溶湯貯留槽との取鍋搬送とを、ローラコンベアとして説明したが、ベルトコンベア、チェーンコンベア等の周知のコンベアであってもよい。
以上の説明では、鋳型搬入ライン2での鋳型1の搬送台車7の近傍への搬送、および、鋳型搬出ライン4での鋳型3のの搬送台車7の近傍から下流側への搬送を、図9,11,13,15で説明した状態のときに行われるように説明したが、これら以外の状態のときに行われてもよい。要は、鋳型搬入ライン2から搬送台車7に鋳型1を移送するときに鋳型搬入ライン2の搬送台車7近傍に鋳型1があり、搬送台車7から鋳型搬出ライン4に鋳型3を移送するときに鋳型搬出ライン4の搬送台車7近傍に鋳型3のためのスペースが空いていればよい。
鋳型搬入ライン2および/または鋳型搬出ライン4に、鋳型1,3の位置を検出する位置センサ(不図示)を備え、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4上の鋳型1,3の位置をモニタし、制御装置に位置データを送るようにしてもよい。制御装置では、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4上の鋳型1,3の位置データに基づき、鋳型搬入ライン2、鋳型搬出ライン4での鋳型1,3の搬送をコントロールできる。

Claims (7)

  1. 未注湯の鋳型を搬送する鋳型搬入ラインと;
    注湯された鋳型を搬送する鋳型搬出ラインであって、前記鋳型搬入ラインと平行に所定の距離ずれて配置される鋳型搬出ラインと;
    前記鋳型に注湯する注湯機であって、前記鋳型搬入ラインに直交した方向に前記所定の距離ずれて配置される、前記鋳型搬出ラインと対向するように配置される第1の注湯機と、前記鋳型搬入ラインと対向するように配置される第2の注湯機からなる2台の注湯機と;
    前記鋳型搬入ライン及び前記鋳型搬出ラインと前記2台の注湯機との間に配置され、前記鋳型搬入ラインに直交した方向に可動な搬送台車であって、前記鋳型を載置する積載箇所を前記可動な方向に前記所定の距離ずれて3箇所有し、前記3箇所の積載箇所のうち2箇所が前記鋳型搬入ラインと前記鋳型搬出ラインとそれぞれ同一直線上に並ぶように設けられた搬送台車とを備える;
    注湯設備。
  2. 前記鋳型搬入ラインと前記鋳型搬出ラインとが、前記鋳型を搬送する第1の駆動ローラを有する;
    請求項1の注湯設備。
  3. 前記搬送台車が、前記鋳型搬入ラインから鋳型を前記積載箇所に移送し、前記積載箇所から鋳型を前記鋳型搬出ラインに移送する第2の駆動ローラを有する;
    請求項の注湯設備。
  4. 前記第2の駆動ローラと協働して、前記搬送台車の前記積載箇所に載置された鋳型を前記注湯機に移送し、前記注湯機から鋳型を前記積載箇所に移送する第3の駆動ローラを備える;
    請求項の注湯設備。
  5. 前記第3の駆動ローラにより、前記鋳型の湯口位置を前記注湯機の注湯位置に合わせる;
    請求項4の注湯設備。
  6. 前記2台の注湯機に給湯するための取鍋搬送装置をさらに備え;
    前記2台の注湯機に対して前記鋳型搬入ラインと前記鋳型搬出ラインとが配置されるのと反対側に前記取鍋搬送装置が配置される;
    請求項1の注湯設備。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の注湯設備を用いて鋳型に溶湯を注湯する注湯方法であって、
    前記搬送台車を、前記3箇所の積載箇所のうち第1の積載箇所が前記鋳型搬出ライン及び前記第1の注湯機の同一直線上に並び、第2の積載箇所が前記鋳型搬入ラインと同一直線上に並ぶ第1位置にして、前記第1の注湯機から注湯された鋳型を前記搬送台車の前記第1の積載箇所に移送し、未注湯の鋳型を前記鋳型搬入ラインから前記搬送台車の前記第2の積載箇所に移送する第1工程と;
    その後、前記搬送台車を、前記第2の積載箇所が前記鋳型搬出ライン及び前記第1の注湯機と同一直線上に並び、第3の積載箇所が前記鋳型搬入ラインと同一直線上に並ぶ第2位置にして、未注湯の鋳型を前記鋳型搬入ラインから前記搬送台車の前記第3の積載箇所に移送し、前記第2の積載箇所に載置された未注湯の鋳型を前記第1の注湯機に移送する第2工程と;
    その後、前記搬送台車を前記第1位置にして、前記第1の積載箇所に載置された注湯された鋳型を前記鋳型搬出ラインへ搬出し、第2の注湯機から注湯された鋳型を前記第2の積載箇所に移送する第3工程と;
    その後、前記搬送台車を前記第2位置にして、前記第2の積載箇所に載置された注湯された鋳型を前記鋳型搬出ラインへ搬出し、前記第3の積載箇所に載置された未注湯の鋳型を前記第2の注湯機に移送する第4工程とを備え;
    前記第1工程から第4工程を繰り返し行う;
    注湯方法。
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