JPH01297224A - 粉体スラッシュ成形装置 - Google Patents

粉体スラッシュ成形装置

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JPH01297224A
JPH01297224A JP12874588A JP12874588A JPH01297224A JP H01297224 A JPH01297224 A JP H01297224A JP 12874588 A JP12874588 A JP 12874588A JP 12874588 A JP12874588 A JP 12874588A JP H01297224 A JPH01297224 A JP H01297224A
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高杉 範弘
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幸一 石原
Chikashi Fujiwara
藤原 力司
Takashi Nagase
高志 長瀬
Takeshi Kato
武 加藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C41/18Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/34Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor movable, e.g. to or from the moulding station
    • B29C33/36Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor movable, e.g. to or from the moulding station continuously movable in one direction, e.g. in a closed circuit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3008Instrument panels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉体スラッシュ成形装置の改良に係るもので
ある。粉体スラッシュ成形は、型面転写による高度な意
匠化、大型化及び歩留り向上によるコスト低減が可能な
成形手段であって、車両等の内装材の表皮等の製造に用
いられている。
[従来の技術] 従来より、例えばポリ塩化ビニル樹脂等の粉体スラッシ
ュ材料を用い、加熱された型面に粉体スラッシュ材料を
接触させ、型面で粉体スラッシュ材料を溶解凝着させ、
一定膜厚の溶融した可塑化ポリ塩化ビニル樹脂フィルム
とし、その侵、ポリ塩化ビニル樹脂を冷却して膜状成形
体を得る粉体スラッシュ成形が実用に供されている。
近時においては、粉体スラッ、シュ成形の延長として、
粒度の異なる21類の粉体スラッシュ材料により2層構
造の成形体を得る粉体スラッシュ成形が実用化されてい
る。このような成形に用いる一般的な粉体スラッシュ成
形装置は、加熱油および冷却油を流通させる銅パイプを
その裏面に貼り合せたスラッシュ型<N+、CU等の電
鋳型)と、銅バイブに接続して加熱油および冷却油を流
通させる加熱装置および冷却装置と、材料を投入・回収
するためスラッシュ型および材料箱の開口部を対向させ
て回転・揺動させる揺動装置とを備えている(特開昭6
0−157818号公報、実開昭60−168915号
公報、特公昭60−55756号公報等)。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の2層構造の成形体を得る粉体スラッシュ成形
装置にあっては、1個のスラッシュ型に対して、各装置
による処理工程を連続的に行なうことにより1個の製品
が製造される。即ち、加熱装置によりスラッシュ型を加
熱する加熱工程、揺動装置によりスラッシュ型へ材料を
供給する材料供給工程、加熱装置によりスラッシュ型を
再加熱する再加熱工程、冷却工程によりスラッシュ型を
冷却する冷却工程、形成された成形体をスラッシュ型か
ら分離する脱型工程を順に行なう。このため、1個の製
品を製造するのに約4〜12分く加熱・冷却の容滑によ
り変わる)を要し、非常に生産性が低いという問題があ
る。
本発明は上記実情に鑑み案出されたものであり、その目
的は生産性に優れた粉体スラッシュ成形装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の粉体スラッシュ成形装置は、少なくとも4個の
スラッシュ型と、該スラッシュ型を搬送するための1本
の線状に伸びるガイド部と、該ガイド部に案内され常に
該ガイド部の前後方向に位置する前方台車および後方台
車と、前記ガイド部にそってかつ前記ガイド部の前方よ
り後方に配置された脱型ステーション、冷却ステーショ
ン、加熱ステーション、再加熱ステーション、材料供給
ステーションとからなることを特徴とするものである。
[作用] 本発明の粉体スラッシュ成形装置では、脱型ステーショ
ンでの工程を終了したスラッシュ型は、前方台車により
加熱ステーションへ搬送される。
加熱後、スラッシュ型は加熱ステーションから後方台車
に受は渡されて材料供給ステーションへ搬送され、スラ
ッシュ型への材料の投入、回収が行われる。材料の投入
・回収は2度繰返されて2種類の材料がスラッシュ型の
型面に付着され@層される。その後、スラッシュ型は後
方台車により再加熱ステーションへ搬送される。再加熱
後、スラッシュ型は前方台車により冷却ステーションへ
搬送される。冷却模、スラッシュ型は前方台車により脱
型ステーションへ搬送され、製品脱型して1サイクルを
完了する。即ち、前方台車は脱型ステーションから再加
熱ステーションまでの間を、また後方台車は加熱ステー
ションから材料供給ステーションまでの間を移動する。
所定時間間隔を置いて4gAのスラッシュ型を送り込め
ば、上記1サイクルの間に前方台車と後方台車が4回同
じ動作を繰り返す。これにより、1サイクルの間に前方
台車と後方台車の2台の台車で4個のスラッシュ型を分
離独立した5つのステーションへ順次搬送する。両金型
の移動等はすべてプログラム制御され、両金型が干渉を
生じるおそれはない。
[実施例] 以下、本発明の粉体スラッシュ成形装置の具体的実施例
を図面に基づき説明する。第1図は本実施例の粉体スラ
ッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図である
第1図に示すように、本実施例の粉体スラッシュ成形装
置は、4個のスラッシュ型$1〜$4と、ガイド部1と
、前方台車2と、後方台車3と、脱型ステーション4と
、冷却ステーション5と、加熱ステーション6と、再加
熱ステーション7と、材料供給ステーション8とを主要
構成要素としている。
4個のスラッシュ型81〜S4は、その−面に凹状に形
成された所定形状の型面をもつ金属製の電鋳型であり、
その開口する一面の周囲には被挟持用のフランジ部が形
成されている。このスラッシュ型S1〜S4は、I!造
する製品に応じて任意に選択した4個のものを使用する
ガイド部1は、所定間隔を隔てて平行に配置された2本
の走行レールからなり、前方台車2および後方台車3を
支持し案内するものである。このガイド部1は、侵述す
る脱型ステーション4から材料供給ステーション8まで
の一列状に配置された各ステーションに沿ってその上方
位置に水平に設けられている。
前方台車2は、スラッシュ型81〜S4をその下方で挟
持して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レ
ール上に載置され、ガイド部1の前方側に配置されてい
る。前方台車2は、第2図にその側面図を示すように、
4個の走行車輪21と、変速機22と、変速機22を介
して走行車輪21を駆動する駆動モータ23と、台車本
体の下方部に設けられスラッシュ型81〜$4を挟持す
るクラ、ンバ25と、クランパ25を作動させる油圧装
置26とを備えている。
後方台車3は、スラッシュ型81〜$4をその下方で挟
持して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レ
ール上に載置され、ガイド部1の後方側に配置されてい
る。この後方台車3は、前方台車2と同一仕様のもので
あり、4個の走行車輪31と、変速機32と、台車駆動
モータ33と、クランパ35と、油圧装置36とを備え
ている(第2図参照)。
なお後方台車3および前記前方台車2の駆動モータ23
.33および油圧装置26.36は、コ−F 27.3
7を介して制御部(図示せず)と電気的に接続されてお
り、プログラム制御によって作動するようになっている
脱型ステーション4は、ガイド部1に沿ってその最前方
位置に設置され、冷却ステーション5での工程を終了し
た侵成形品を脱型するためのステーションであり、粉体
スラッシュ成形の最終工程を構成する。この脱型ステー
ション4は、第1図に示すように、基台40と、基台4
0に固定されスラッシュ型81〜S4を上下方向に昇降
させる昇降リフタ43と、昇降リフタ43に設けられス
ラッシュ型81〜S4を回転させる型回転装置ff45
とを備えている。
昇降リフタ43は、第3図にその側面図、第4図にその
正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基台40に
直立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装[431
を有する。各油圧シリンダ装W431のピストンロッド
431aは、油圧駆動部(図示せず)によって上下方向
に摺動自在であるとともにその上端部が可動基部432
に固定されている。各可動基部432は、各ピストンロ
ッド431aと平行してその両側に設けれらたリフタガ
イド433に摺動自在に保持されている。
また、一対の油圧シリンダ装置431の間には、その下
方部に装着されたラック・ビニオン機構(図示せず)、
伝達ベルト435等を介して同期バー436が連結され
ており、これにより油圧シリンダ装W1431の動作を
同期させるようになっている。
型回転装置45は、各可動基部432の内側に各々設け
られた一対の反転駆動部451と、反転駆動部451に
互に対向して設けられスラッシュ型81〜S4を挟持す
る型挟持部453とからなる。一対の反転駆動部450
は、駆動部(図示せず)によって互いに進退する方向へ
移動可能であるとともに、型挟持部453により挟持し
たスラッシュ型81〜S4を上下反転する方向へ回転可
能に設けられている。
なお、この脱型ステーション4には、所定位置で脱型作
業を行う作業者Aが配置される(第1図参照)。
冷却ステーション5は、ガイド部1の前方から後方に向
って脱型ステーション4の次に配置されており、再加熱
ステーション7での工程を終了した後溶融している粉体
材料を冷却固化させるステーションである。この冷却ス
テーション5は、第1図に示すように、基台50と、ス
ラッシュ型81〜S4を冷却するための温調水537を
投入した冷却水槽53と、冷却水槽53内へスラッシュ
型S1〜S4をItSする第1リフタ55と、スラッシ
ュ型81〜S4を挟持し反転させる第1型反転装置15
7とを備えている。
冷却水槽53は、第5図にその断面図を示すように、仕
切板531によって区画されたメインタンク533およ
びサブタンク535からなり、上部が開口したボックス
状のものである。メインタンク533とサブタンク53
5は、その周囲に配設された連結パイプ534により各
々の側底部で連通されている。連通バイブ534には、
ボンブ装置(図示せず)が設けられており、メインタン
ク533からサブタンク535へ仕切板531の上を越
えて溢れフローバイブ538へ流入した温調水537は
、そのポンプIIによりメインタンク533へ戻されて
両タンク間を循環するようになっている。そして、連結
バイブ534のメインタンク533内に延出した部分に
は、多数の孔から温調水537を噴出させメインタンク
533内の温調水537を撹拌するノズル部534aが
設けられている。なお、連通バイブ534には、循環す
る温調水537を60〜80℃の温度に維持する冷却装
!(図示せず)が設けられている。
第1リフタ55は、第6図にその側面図、第7図にその
一方側の正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基
台50に直立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装
置551を有する。各油圧シリンダlff1551のピ
ストンロッド551aは、上下方向に摺動自在であると
ともにその上端部が可動基部552に固定されている。
各可動基部552は、各ピストンロッド551aと平行
してその両側に設けられたりフタガイド554に摺動自
在に保持されている。また、一対の油圧シリンダ装置5
51の間には、各々に装着されたラック・ビニオン機構
(図示せず)、伝達ベルト455等を介して同期バー4
56が連結されており、これにより油圧シリンダ装置5
51の動作を同期させるようになっている。
第1型反転装置F57は、第19フタ55の各可動基部
552に同軸上に設けられた一対の反転軸部571と、
反転軸部571の内側先端に互いに対向して設けられス
ラッシュ型81〜S4を挟持するクランプ部573とか
らなる。一対の反転軸部571は、可動基部552内に
設けられた駆動部(図示せず)により互いに進退する方
向へ摺動可能であるとともに、クランプ部573により
て挟持したスラッシュ型81〜$4を上下反転可能に設
けられている。
加熱ステーション6は、冷却ステーション5の後方側に
配置されており、脱型ステーション4から搬送されてき
たスラッシュ型81〜$4を予め加熱するためのステー
ションである。この加熱ステーション6は、第1図に示
すように、基台60と、スラッシュ型81〜$4を加熱
するための第1流動床炉61と、第1流動床炉61内へ
スラッシュ型81〜S4を誘導する第2リフタ63と、
スラッシュ型81〜$4を挟持し反転させる第2型反転
装置65とを備えている。
第1流動床炉61は、第8図にその断面図を示すように
、上部が間口したボックス状のものである。この第1流
動床炉61は、所定間隔を隔てて多数の空気吹出し孔6
12aを形成した流動板612により上下に区画された
上方側の加熱槽614と下方側の空気吹込み室616と
からなる。加熱槽614には、熱媒砂(ガラスピーズ、
ジルコンサンド、アルミビーズ等)(図示せず)が投入
されており、この熱媒砂は加熱槽614内に設けられた
電気ヒータ618によって300〜350℃の温度に加
熱されている。また空気吹込み空616には、流動板6
12の空気吹出し孔612aから圧風して熱媒砂を流動
状態にさせる圧縮エアーが供給される。
なお、第2リフタ63および第2型反転装置65は、第
1リフタ55および第1型反転装置1t57と同一仕様
のものである。
再加熱ステーション7は、加熱ステーション6の後方側
に配置されており、材料供給ステーション8での工程を
終了した後スラッシュ型81〜S4に付着した半溶融状
態の粉体材料を溶融させるためのステーションである。
この再加熱ステーション7は、第1図に示すように、基
台7oと、第2流動床炉71と、第3リフタ73と、第
3型反転装置75とを備えており、前記加熱ステーショ
ン6ど同一の部材で構成されている。
材料供給ステーション8は、再加熱ステーション7の後
方側に配置されており、加熱ステーション6から搬送さ
れてきたスラッシュ型81〜S4に材料を供給するため
のステーションである。この材料供給ステーション8は
、第1図に示すように、基台80と、スラッシュ型$1
〜S4を所定位置へ誘導する誘導リフタ81と、スラッ
シュ型81〜S4を材料箱とともに挟持して揺動させる
揺動装置83と、粒度の異なる2種類の粉体材料を別々
に投入した2個づつ合計4個の材料箱84.85と、材
料箱84.85を載置するターンテーブル87と、ター
ンテーブル87上の所定の材料箱84.85をスラッシ
ュ型81〜$4と合体させるシザーリフト89とを儀え
ている。
誘導リフタ81は、第9図にその正面図を示すように、
幅方向に間隔を隔てて基台8oに直立して設けられた左
右一対の油圧シリンダ装置811を有する。各油圧シリ
ンダ装[811のピストンロッド811a、sよ、上下
方向に摺動自在であるとともにその上端部が可動基部8
12に固定されている。各可動基部812は各ピストン
ロッド811aと平行してその両側に設けられたりフタ
ガイド814に摺動自在に保持されている。また、各可
動基部812には、互いに対向して進退可能に装着され
スラッシュ型81〜S4を挟持するクランプ部815が
設けられている。そして、一対の油圧シリンダ装置71
1の間には、伝達ベルト717等を介して連結された同
期バー718が設けられている。
揺動装置1t83は、第10図にその平面図を示すよう
に、材料供給ステーション8の略中夫に配置されスラッ
シュ型81〜S4および材料箱84.85の開口部を対
向配置させる枠体831と、枠体831の左右両側に同
軸的に固定された一対の揺動軸833と、各基台80に
設けられ揺動軸833を揺動させる一対の揺動部835
と、揺動部835を駆動する駆動モータ837とからな
る。
枠体831には、スラッシュ型81〜S4のフランジ部
を位置決めして固定保持する固定ビン83281′3よ
び材料箱84.85の7ランジ部を位置決めして固定保
持する固定ビン832bが前後方向両側に6Ilづつ合
計12WA設けられている。
材料箱84.85は、スラッシュ型81〜S4の開口と
略同じ大きさの開口を一面にもつボックス状のものであ
り、第1次粉体材料を投入した2個の第1材料箱84と
、第2火粉体材料を投入した2個の第2材料箱85が用
意されている。なお、第1および第2材料箱84.85
には、20〜30回分の粉体材料が一度に投入されてい
る。
ターンテーブル87は、第11図にその平面図を示すよ
うに、回転軸871を中心に水平面上を図中矢印a方向
へ90’づつ回転する円盤状のものである。ターンテー
ブル87には、材料箱84.85の底面より少し小さい
大きさの長孔873が90″間隔毎に合計4個設けられ
ており、1個の長孔873が前記枠体831の直下位置
で停止するようになっている。なお、第1材料箱84お
よび第2材料箱85は、ターンテーブル87の各長孔8
73が形成された位置に交互に載置されている。また、
ターンテーブル87には、枠体831の直下位置の上流
側にある長孔873上へ粉体材料を投入した材料箱84
.85を搬入するための搬入装置876と、枠体831
の直下位置の下流側にある長孔873上から空になった
材料箱84.85を搬出するための搬出装@877が設
けられている。
シザーリフト89は、ターンテーブル87の下方で前記
枠体831の直下位置に配置されている。
このシザーリフト89は、ターンテーブル87の長孔8
73を貫通して材料箱84.85の底部を押し上げその
7ランジ部を枠体831に合体させるリフトロッド89
1を有する。
なお、材料供給ステーション8の後方側には、現在使用
しないあるいは次の成形作業で使用する異なるスラッシ
ュ型S5を準備するための段取ゾーン9が設けられてい
る。この段取ゾーン9のスラッシュ型S5との交換は、
作業者Aの指示〈電気的入力)により、前方台車2およ
び後方台車3によって自動的に行なわれるようになって
いる。
次に本実施例の粉体スラッシュ成形装置の作用を説明す
る。第12図は、本実施例の粉体スラッシュ成形装置の
作動状態を示すタイミングチャートである。ここでは4
個のスラッシュ型81〜S4の代表として第1番目のス
ラッシュ型S1についてその動作を説明する。
脱型ステーション4で脱型作業を終了したスラッシュ型
S1は、その7ランジ部を型回転装置45の型挟持部4
53により挟持されて型面が横を向いた状態となってい
る。この状態から型回転装置45により90’回転され
て型面が下方に向けられ、そのまま昇降りフタ43によ
り上昇され、上方に待機している前方台車2のクランパ
ー25に受は渡される。次いで前方台車2の台車駆動モ
ータ23が始動するとともに変速機22を介して走行車
輪21が回転し、これにより前方台I2はガイド部1に
案内されつつ走行してスラッシュ型S1を加熱ステーシ
ョン6まで搬送する。前方台車2が加熱ステーション6
の上方に到達すると、第2リフタ63が上昇して第2型
反転装置65によりスラッシュ型S1のフランジ部を挟
持し、前方台車2のクランパ25からスラッシュ型S1
を受()取る。スラッシュ型S1を受は取った第2リフ
タ63は、第2型反転装置65によりスラッシュ型S1
が上下に反転された後下降する。この下降によりスラッ
シュ型S1は第1流動床炉61内の熱媒砂に浸漬され、
ここで約230〜250℃に加熱される。加熱後、第2
リフタ63が上昇するとともにスラッシュ型S1は第2
型反転装置65により上下に反転された後その上方まで
走行して待機している後方台車3のクランパ35に受は
渡される。後方台車3は、ガイド部1に案内されてスラ
ッシュ型S1を材料供給ステーション8へ搬送する。こ
こで材料供給ステーション8の誘導リフタ81が上昇し
てクランプ部815によりスラッシュ型S1を挟持する
。そして、誘導リフタ81はそのまま下降しスラッシュ
型S1のフランジ部が枠体831上に位置決めされつつ
載置され固定ビン832aにより固定される。一方、ス
ラッシュ型S1の下降と同期して第1火粉体材料を投入
した第1材料箱84がシザーリフト89によりターンテ
ーブル87から押し上げられ、そのフランジ部が枠体8
31の下方側に位置決めされつつ固定ビン832bによ
り固定される。これにより、スラッシュ型S1と第1材
料箱84の開口部が向い合せになった状態となる。この
状態で揺動1183が作動して枠体831を1800回
転し揺動させる。この時、第1材料箱84の第1火粉体
材料がスラッシュ型S1に転移して型面に付着し溶融を
始める。次いでスラッシュ型$1が上方に来るように枠
体831が反転され、型面に付着していない第1火粉体
材料は第1材料箱84に戻り回収される。この時、スラ
ッシュ型S1の型面には約1 msの溶融した第1火粉
体材料が残る。そして、シザーリフト89のリフトロッ
ド891が延出してその先端面で第1材料箱84の底部
を支持し、固定ビン832bが解除された後第1材料箱
84をターンテーブル87上へ戻す。次いでターンテー
ブル87が90°回転し、シザーリフト89の上方に第
2火粉体材料の第2材料箱85が用意される。この第2
材料箱85についてもシザーリフト89および揺動装置
183により第1材料箱84と同じ動作を繰り返す。こ
れにより、スラッシュ型S1の型面には溶融した第1火
粉体材料とその表面に半溶融状態で付着した第2次粉体
材料とが積層される。その後スラッシュ型S1は、誘導
リフタ81により上昇されて後方台車3のクランパ35
に受は波され、後方台車3により再加熱ステーション7
へ搬送される。後方台II3が再加熱ステーション7の
上方に到達すると、第3リフタ73が上昇して第3型反
転装置75によりスラッシュ型S1のフランジ部を挟持
し、後方台車3のクランパ35からスラッシュ型$1を
受は取る。スラッシュ型S1を受は取った第3リフタ7
3は、第3型反転装置65によりスラッシュ型S1が上
下に反転された後下降する。この下降によりスラッシュ
型S1は第2流動床炉71内の熱媒砂に浸漬され、ここ
で約230〜250℃に加熱される。加熱後、第3リフ
タ73が上昇するとともにスラッシュ型S1は第3型反
転装a175により上下に反転された後その上方に待機
している後方台車3のクランパ35に受は渡される。後
方台車3は、ガイド部1に案内されてスラッシュ型S1
を冷却ステーション5へ搬送される。後方台車3が冷却
ステーション5に到達すると第1リフタ55が上昇する
とともに、スラッシュ型S1は第1型反転装置1157
のクランプ部573に受は渡され、上下反転された後第
1リフタ55が下降する。
これにより、スラッシュ型$1は冷却水1ff53のメ
インタンク533内に進入して11水537に浸漬され
る。ここで約50〜100℃になるまで冷却され、スラ
ッシュ型S1の型面に付着し溶融している第1次および
第2火粉体材料は固化される。所定時間経過後、第1リ
フタ55が上昇するとともにスラッシュ型S1は第1型
反転装置57により上下反転された後前方台車2のクラ
ンパ25に挟持され受は渡される。そして前方台車2が
ガイド部1に案内されて走行し、スラッシュ型S1は脱
型ステーション4の上方位置へ搬送される。
これと相前後して昇降リフタ43が上昇し、型回転装置
45の型挟持部453によりスラッシュ型S1を受は取
る。スラッシュ型S1は昇降リフタ43により下降され
た後、型回転装置45により90°回転され、スラッシ
ュ型S1の型面側が作業者A側に向けられる。次いでス
ラッシュ型S1の型面で溶融固化した粉体材料(このと
きは製品)が型面から作業者Aにより剥し取られる。こ
れで1サイクルの工程が完了する。以上は1個のスラッ
シュ型S1の1サイクルの工程を334秒で完了するよ
うに設定した場合を示す。
第12図のタイムチャートに示すように、スラッシュ型
S2はスラッシュ型S1の83.5秒後にスラッシュ型
S1と同じ工程を開始し、またスラッシュ型S3はさら
に83.5秒後に、そしてスラッシュ型S4はさらに8
3.5秒後に同じ工程を開始する。この間、前方台車2
は脱型ステーション4から再加熱ステーション7までの
間を、また後方台車3は加熱ステーション6から料供給
ステーション8までの間を移動して各スラッシュ型81
〜S4を搬送し、334秒間に4回同じ動作を繰り返す
以上のように本実施例の粉体スラッシュ成形装置は、2
台の台車2.3で4個のスラッシュ型81〜S4を5個
所の各ステーション4〜8へ順次送り込む。これにより
、1タクトについて83゜5秒のハイサイクルでの生産
が可能となる。また、熱エネルギーを必要とする冷却ス
テーション5、加熱ステーション6および再加熱ステー
ション7が分離独立して配置されているため、1型成形
に比べ製品1個に要するエネルギーは1/3〜1/2程
度に減少させることが可能となる。さらには、人手を要
する工程は脱型ステーション4のみであるが、1人で従
来の4倍の作業量をこなすことができ、作業が集中化し
てロスを著しく低減させることができる。また、4個の
スラッシュ型81〜S4の搬送を前方台車2および後方
台車3で行なうようにしているため、最小数の台車で互
いに干渉し合うことなく、かつ効率よく行なうことがで
きる。
[発明の効果] 本発明の粉体スラッシュ成形IIは、少なくとも4個の
スラッシュ型と、該スラッシュ型を搬送するための1本
の線状に伸びるガイド部と、該ガイド部に案内され常に
該ガイド部の前後方向に位置する前方台車および後方台
車と、前記ガイド部に沿ってかつ前記ガイド部の前方よ
り後方に配置された脱型ステーション、冷却ステーショ
ン、加熱ステーション、再加熱供給ステーション、材料
供給ステーションとからなるものである。これにより、
前方台車および後方台車により4個のスラッシュ型を各
ステーションへ順に搬送し、各ステーションでの作業工
程を4個のスラッシュ型について同時に行なうことがで
きる。従って、スラッシュ成形に必要な成形サイクル単
位内で4個の成形品が得られ、従来装置に比べ4倍に生
産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明の実施例に係り、第1図は粉
体スラッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図
、第2図は前方台車の側面図、第3図は脱型ステーショ
ンの側面図、第4図はその正面図、第5図は冷却水槽の
断面図、第6図は冷却ステーションの側止面図、第7図
はその一方側の正面図、第8図は流動床炉の断面図、第
9図は材料供給ステーションの正面図、第10図は揺動
装置の平面図、第11図はターンテーブルの平面図、第
12図は成形工程を実施する際のタイムチャートである
。 1・・・ガイド部     2・・・前方台車3・・・
後方台車     4・・・脱型ステーション5・・・
冷却ステーション 6・・・加熱ステーション7・・・
再加熱ステーション 8・・・材料供給ステーション 81〜S4・・・スラッシュ型 特許出願人   トヨタ自動車株式会社代理人    
弁理士 大川 宏 第2図 第8図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも4個のスラッシュ型と、 該スラッシュ型を搬送するための1本の線状に伸びるガ
    イド部と、 該ガイド部に案内され常に該ガイド部の前後方向に位置
    する前方台車および後方台車と、前記ガイド部に沿って
    かつ前記ガイド部の前方より後方に配置された脱型ステ
    ーション、冷却ステーション、加熱ステーション、再加
    熱ステーション、材料供給ステーションとからなること
    を特徴とする粉体スラッシュ成形装置。
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