JP2000158446A - タイヤ加硫設備 - Google Patents
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Abstract
性を向上させる。 【解決手段】 搬入系5および搬出系6が加硫機1の一
方面側に配置された加硫機1を備えている。加硫機1の
一方面側が同一側となるように、複数台の加硫機1を並
列配置した加硫ライン2と、加硫ライン2の一方面側に
配置され、搬入系5に生タイヤ3を供給する生タイヤ搬
送ライン7と、加硫ライン2の一方面側に配置され、搬
出系6から加硫済みタイヤ4を後工程に搬送する加硫済
みタイヤ搬送ライン38と、加硫ライン2の他方面側に
配置され、加硫ライン2の各加硫機1に対してモールド
11を交換するモールド搬送ライン8とを有している。
Description
ンタイヤ)を加硫成形する加硫機を備えたタイヤ加硫設
備に関するものである。
状に成形した後、タイヤ加硫設備の加硫機に搬入して加
硫成形する。そして、加硫成形が完了すると、加硫済み
タイヤを加硫機から搬出して必要に応じてポストキュア
インフレータで空冷した後、成形状態を検査することに
より最終製品にされる。従って、従来、タイヤ加硫設備
に用いられる加硫機は、生タイヤおよび加硫済みタイヤ
の搬入および搬出を円滑にして良好な生産性が得られる
ように、タイヤの搬入および搬出が前面側から後面側の
一方向に設定された構成にされている。
イヤ加硫設備の加硫機は、モールドを備えた加硫成形部
51の前面側および後面側に搬入ローダ52および搬出
ローダ53をそれぞれ有しており、前面側の載置台54
に載置された生タイヤ57を加硫成形部51に搬入し、
加硫済みタイヤ58を加硫成形部51から搬出ローダ5
3により取り出して後面側の移送機構55に搬出するよ
うに構成されている。そして、タイヤ加硫設備は、この
ように構成された加硫機の複数台を前面および後面が同
一側となるように並列配置して加硫ライン56を形成
し、この加硫ライン56の前面側を生タイヤ57の載置
エリアに設定する一方、加硫ライン56の後面側を加硫
済みタイヤ58の検査工程への搬送エリアに設定するこ
とによって、タイヤの流れを単純化して良好な生産性を
得るように工夫されている。
来のように、加硫ライン56の前後に載置エリアおよび
搬送エリアをそれぞれ設定した構成では、加硫ライン5
6の各加硫機50に対してモールドを交換する場合に、
モールドを備えた加硫成形部51の前面側(載置エリア
側)や後面側(搬送エリア側)に設けられた機器を取り
外して交換作業エリアを確保することがモールドの交換
作業前に必要であると共に、モールドの交換後に機器を
元の状態に回復させる作業が必要である。例えば載置エ
リア側においてモールドを交換する場合には、少なくと
も載置台54を取り外して交換作業エリアを作成し、モ
ールドの交換後に載置台54を取り付けて元の状態に回
復させる必要がある。
換毎に行われる交換作業エリアの作成作業および回復作
業が生産性を低下させる要因になるという問題があり、
この問題は、特に自動車用のタイヤのようにタイヤ幅や
溝形状等の仕様の異なる多くの品種を頻繁に切り換える
必要がある場合に顕著である。
間で完了して生産性を向上させることができるタイヤ加
硫設備を提供するものである。
に、請求項1の発明は、モールドを着脱可能に備え、該
モールド内で生タイヤを加硫成形して加硫済みタイヤに
する加硫成形部と、該加硫成形部に生タイヤを搬入する
搬入系と、該加硫成形部から加硫済みタイヤを搬出する
搬出系とを有し、前記搬入系および搬出系が加硫機の前
面側および後面側のうちの何れか一方面側に配置された
加硫機を備えたタイヤ加硫設備であって、前記加硫機の
一方面側が同一側となるように、複数台の加硫機を並列
配置した加硫ラインと、前記加硫ラインの一方面側に配
置され、前記搬入系に生タイヤを供給する生タイヤ搬送
ラインと、前記加硫ラインの一方面側に配置され、前記
搬出系から加硫済みタイヤを後工程に搬送する加硫済み
タイヤ搬送ラインと、前記加硫ラインの他方面側に配置
され、前記加硫ラインの各加硫機に対してモールドを交
換するモールド搬送ラインとを有していることを特徴と
している。
が加硫機の一方面側に配置されているため、加硫機の他
方面側を加硫成形部のモールド交換時の作業エリアとし
て確保することができる。従って、従来における搬入系
および搬出系の一方を取り外して作業エリアを作成し、
作業終了後に元の状態に回復するという作業が不要にな
るため、モールドの交換を短時間で完了することが可能
になり、結果として生産性を向上させることができる。
さらに、上記のように形成された加硫機の他方面側の作
業エリアに、モールド搬送ラインを配置することによっ
て、モールドの交換を人手を介さずに自動で行うことが
できる。
加硫設備であって、前記加硫ラインの一方面側同士が対
向するように配置された2系統の加硫ラインと、これら
加硫ラインに共用される1系統の前記生タイヤ搬送ライ
ンおよび加硫済みタイヤ搬送ラインとを備えた加硫ステ
ーションを有していることを特徴としている。上記の構
成によれば、1系統の生タイヤ搬送ラインおよび加硫済
みタイヤ搬送ラインを2系統の加硫ラインに共用するこ
とができるため、設備コストを低減することができる。
加硫設備であって、前記加硫ラインの他方面側同士が対
向するように配置された2系統の加硫ラインと、これら
加硫ラインに共用される1系統の前記モールド搬送ライ
ンとを備えた加硫ステーションを有していることを特徴
としている。上記の構成によれば、1系統のモールド搬
送ラインを2系統の加硫ラインに共用することができる
ため、設備コストを低減することができる。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記モール
ドを成形する成形工程と前記加硫ラインとの間に設けら
れ、前記生タイヤ搬送ラインにより生タイヤを搬入出可
能に保管する生タイヤストックヤードを有していること
を特徴としている。上記の構成によれば、生タイヤスト
ックヤードにより生タイヤを保管しておくことができる
ため、加硫ラインにおいてモールド交換や修理等の作業
により生産能力が一時的に低下した場合でも、成形工程
の生産調整を行うことなく、生タイヤを連続的に生産す
ることができる。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記モール
ド搬送ラインによりモールドを搬入出可能に保管するモ
ールド保管庫を有していることを特徴としている。上記
の構成によれば、加硫ラインや加硫ステーションに対し
て各種のモールドを人手を介することなく交換および保
管することができる。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記生タイ
ヤ搬送ラインにより加硫ラインに搬送される途中で生タ
イヤの製造データを読み取るIDリーダーを備えた仮置
き部と、前記仮置き部からの製造データを基にして生産
計画に対応する生タイヤであるか否かを判定する集中監
視装置とを有していることを特徴としている。上記の構
成によれば、生産計画とは異なる生タイヤを搬送した場
合であっても、搬送途中の仮置き部で確認して対処する
ことができるため、搬入ミスによる加硫成形の歩留りの
低下を防止することができる。
加硫設備であって、前記仮置き部が、前記生タイヤの製
造データに基づいて該生タイヤをモールドに対して位相
合わせするように、該生タイヤを載置しながら回動する
載置台を有していることを特徴としている。上記の構成
によれば、種類の異なる生タイヤを同時に加硫成形する
場合であっても、製造データに基づいて各生タイヤをそ
れぞれ位相合わせすることができるため、多品種の生産
が可能になる。
図7に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係るタ
イヤ加硫設備は、図1に示すように、グリーンタイヤで
ある生タイヤ3を加硫成形する加硫機1を有している。
加硫機1は、生タイヤ3の搬入系5と加硫済みタイヤ4
の搬出系6とを前面側(一方面側)に有しており、これ
ら搬入系5および搬出系6は、水平方向から見て上下二
段に配置されていると共に、上方から見て左右方向の重
ならない位置に配置されている。そして、加硫機1は、
前面および後面が同一側となるように複数台が並列配置
されることにより加硫ライン2を構成している。
形前の生タイヤ3を搬送する生タイヤ搬送ライン7と、
加硫済みタイヤ4を搬送する加硫済みタイヤ搬送ライン
38とが上下に重なるように配置されている。一方、加
硫ライン2の後面側(他方面側)には、モールド11を
搬送および交換するモールド搬送ライン8が配置されて
いる。また、タイヤ加硫設備は、2系統の加硫ライン2
・2を一組の加硫ステーション37として有している。
2系統の加硫ライン2・2は、両搬送ライン7・38を
中心として左右対称に配置されており、1系統の生タイ
ヤ搬送ライン7と加硫済みタイヤ搬送ライン38とを両
加硫ライン2・2で共用している。
は、図2に示すように、生タイヤ3が搬入される加硫成
形部9と、前後方向を開口した中空部内に加硫成形部9
を配置した支持フレーム10とを備えた加硫機本体12
を有している。加硫成形部9は、上モールド11aおよ
び下モールド11bからなるモールド11と、上モール
ド11aを着脱可能に保持して加熱する上プラテン機構
13aと、支持フレーム10の上部に設けられ、上プラ
テン機構13aを昇降させる昇降シリンダ14と、支持
フレーム10の下部に設けられ、下モールド12を着脱
可能に保持して加熱する下プラテン機構13bとを有し
ている。そして、加硫成形部9は、生タイヤ3の搬入時
および加硫済みタイヤ4の搬出時において、昇降シリン
ダ14により上プラテン機構13aを介して上モールド
11aを上昇させてモールド11を型開きする一方、加
硫成形時において上モールド11aを下降させて型締シ
リンダー47によりモールド11を型締めして加熱する
ようになっている。
の搬入系5および搬出系6が水平方向から見て上下2段
に配置されている。上段の搬入系5は、対向する加硫機
本体12・12間に横設された水平支持台15と、水平
支持台15上に移動自在に設けられたタイヤ載置台16
と、タイヤ載置台16を搬入開始位置A(対向する加硫
機1・1間の中心位置O)から搬入中間位置C(水平支
持台15の端部)までの間を往復移動させる載置台駆動
機構17とを有している。さらに、搬入系5は、搬入用
ローダ25を有している。搬入用ローダ25は、生タイ
ヤ3を把持するチャック部25aと、チャック部25a
を搬入中間位置Cから加硫成形部9まで旋回させる図3
のアーム部25bとを有している。これにより、搬入系
5は、搬入開始位置Aで生タイヤ3をタイヤ載置台16
に載置すると、この生タイヤ3を水平支持台15に沿っ
て搬入中間位置Cに移動し、搬入中間位置Cで生タイヤ
3を搬入用ローダ25のチャック部25aで把持して加
硫成形部9に搬入するようになっている。
上方には、搬入系5に生タイヤ3を供給する生タイヤ搬
送ライン7が設けられている。生タイヤ搬送ライン7
は、搬入系5を横切るようにして設けられた走行レール
18と、走行レール18に係合された生タイヤ搬送装置
20とを有している。上記の走行レール18は、レール
支持部材19により取り付けられており、レール支持部
材19は、対向する加硫機本体12・12の支持フレー
ム10・10に設けられて支持されている。
3を把持可能なタイヤ把持機構20aと、タイヤ把持機
構20aを昇降させる昇降機構20bと、生タイヤ搬送
装置20を走行レール18に沿って走行させる走行機構
20cとを有している。そして、生タイヤ搬送ライン7
は、生タイヤ搬送装置20が生タイヤ3を把持して上限
位置まで上昇させながら走行し、目的位置に存在する搬
入系5の上方に到達したときに停止した後、生タイヤ3
を下降させて搬入開始位置Aのタイヤ載置台16に載置
するようになっている。
6と払出しコンベア22とを有している。搬出用ローダ
26は、加硫済みタイヤ4を把持するチャック部26a
と、チャック部26aを加硫成形部9から払出しコンベ
ア22の搬出中間位置Dまで旋回させる図3のアーム部
26bとを有している。また、払出しコンベア22は、
搬出中間位置Dから後工程搬送位置B(中間位置)まで
の間に設けられており、後工程搬送位置B側の一端部を
回動中心として回動可能にされている。これにより、払
出しコンベア22は、搬出中間位置D側の他端部に加硫
済みタイヤ4が載置されたときに、他端部を上昇させる
ように回動させることによって、加硫済みタイヤ4を重
力の作用により後工程搬送位置B方向に移動させる。そ
して、後工程搬送位置B(中間位置)には、加硫済みタ
イヤ4を移動させる搬送コンベア21が加硫ライン2に
沿って設けられており、搬送コンベア21は、後工程で
ある検査工程に連絡された加硫済みタイヤ搬送ライン3
8を構成している。
方には、上側作業通路27aおよび下側作業通路27b
がそれぞれ設けられている。上側作業通路27aは、加
硫成形部9に対するタイヤ3・4の搬入出の状況がオペ
レータ23により良好に目視されるように、各ローダ2
5・26と中心位置Oとの間における加硫成形部9の斜
め上方の位置に設定されている。また、上側作業通路2
7aには、各加硫機1に対応して操作盤31が設けられ
ている。操作盤31は、モニターおよびスイッチ類を備
えた操作パネル等を有し、加硫機1の動作を個別に制御
可能になっている。一方、搬出系6の下方に設けられた
下側作業通路27bは、上側作業通路27aと上下に重
なるように配置されている。そして、下側作業通路27
bの両側には、加硫用の個別配管系24aとメイン配管
系24bとが搬入系5および搬出系6の下方に形成され
た空間部を利用して配設されている。さらに、加硫機1
側の空間部には、加硫済みタイヤ4を膨張冷却する図示
しないポストキュアインフレータが必要に応じて設けら
れており、下側作業通路27bは、これら配管系24a
・24bやポストキュアインフレータの保全時等に用い
られる。
送ライン8が設けられている。モールド搬送ライン8
は、図3の加硫ライン2に沿って設けられた上側レール
28および下側レール29と、両レール28・29に沿
って走行する自走クレーン装置30とを有している。上
側レール28は、上述の支持フレーム10で支持された
レール支持部材19の端部に設けられている一方、下側
レール29は、床面に形成された溝内に設けられてい
る。
すように、両レール28・29間に立設された2本の中
間ポスト32・32と、中間ポスト32・32の上端部
同士を連結し、上側レール28に移動自在に係合された
上部フレーム33と、中間ポスト32・32の下端部同
士を連結し、下側レール29に移動自在に係合された下
部フレーム34と、中間ポスト32・32間に昇降可能
に設けられたキャリッジ35とを有している。そして、
キャリッジ35は、モールド11を支持すると共に水平
移動させるフォーク35aを有しており、図3に示すよ
うに、各加硫機1の加硫成形部9に対してモールド11
を搬入出するようになっている。
ン2・2を備えた加硫ステーション37は、図5に示す
ように、タイヤ加硫設備の敷地内において2行2列等の
マトリックス状に配置されている。そして、各行方向
(加硫ライン2の長手方向)の加硫ステーション37・
37は、ステーション群46を構成しており、加硫ライ
ン2・2間の中心位置Oが同一線上に存在するように設
定されている。
ヤ搬送ライン7、モールド搬送ライン8および加硫済み
タイヤ搬送ライン38を介して連絡されている。生タイ
ヤ搬送ライン7は、走行レール18をステーション群4
6の両端から外周を通過して成形工程および生タイヤス
トックヤード39に配設することにより構成されてお
り、ステーション群46の一方端(図中左側端)を生タ
イヤ3の入口側とし、他方端(図中右側端)を生タイヤ
3の出口側とすることによって、一方向の搬送により生
タイヤ搬送装置20の衝突を防止している。また、ステ
ーション群46の入口側には、仮置き部44が生タイヤ
搬送ライン7の下方位置に設けられている。仮置き部4
4は、図1に示すように、生タイヤ3を載置しながら任
意の角度に回動可能な載置台44aと、生タイヤ3に取
り付けられたID部材から品種やロット番号等の製造デ
ータを読み取るIDリーダー44bと、製造データに基
づいて生タイヤ3のモールド11に対する挿入角度を決
定し、この挿入角度となるように載置台44aを回動さ
せて生タイヤ3を位相合わせする仮置き部制御装置とを
有している。
図5に示すように、搬送コンベア21をステーション群
46の両端から後工程である検査工程に配設することに
より構成されている。また、モールド搬送ライン8は、
加硫ステーション37の加硫ライン2に沿って直線的に
配設されたレール28・29により構成された後、後述
のモールド保管庫40内に連通可能となっており、ステ
ーション群46の両端に位置する搬送ライン28は、モ
ールド搬送台車41により連結され、モールド11の受
け渡しが可能となっている。
ョン群46に対して一つ設けられている。モールド保管
庫40には、モールド搬送ライン8のレール28・29
が延長して設けられており、レール28・29を走行す
る自走クレーン装置30は、モールド保管庫40に進入
することによって、モールド保管庫40のクレーン装置
としても用いられている。また、隣接するステーション
群46・46間のモールド搬送ライン8・8同士は、連
絡用レール8aを介して接続されており、連絡用レール
8aは、両モールド搬送ライン8・8に自走クレーン装
置30を移動可能にさせることによって、1台の自走ク
レーン装置30を隣接するステーション群46・46の
モールド11の交換に共用させている。
ョン37との間には、モールド11を載置可能なモール
ド搬送台車41が設けられている。モールド搬送台車4
1は、モールド搬送ライン8のレール28・29に対し
て直交方向に走行して往復移動するようになっており、
モールド11を搬送することによって、保管庫40に連
通しないモールド搬送ライン8へのモールド11の受け
渡しを行うようになっている。モールド保管庫40側の
移動端には、モールド11を所定温度に加熱する予熱ス
テーション42が設けられている。また、モールド保管
庫40の近傍には、モールド11を検査および補修する
メンテナンスステーション43が設けられている。そし
て、このように構成されたタイヤ加硫設備は、集中監視
装置45により生産計画に応じて各加硫機1の加硫成形
の条件が設定されていると共に、各加硫機1の動作が監
視および制御されている。尚、集中監視装置45として
は、CRT装置等のモニター装置、ハードディスクや光
磁気ディスク等の大容量記録装置、キーボードやマウス
等の入力装置等を備えたパーソナルコンピュータやオフ
ィスコンピュータが用いられている。
ヤ加硫設備の動作について説明する。生産計画に基づい
て加硫成形する生タイヤ3の品種や数量等の加硫成形デ
ータがオペレータにより集中監視装置45に入力される
と、集中監視装置45は、生タイヤ3の数量および加硫
成形に要する時間を基にして効率良く加硫成形を行うこ
とができる加硫機1の台数を算出し、この台数に応じた
加硫機1を特定する。尚、加硫機1の台数が多い場合に
は、加硫ステーション37やステーション群46の単位
で特定する。尚、加硫成形データが複数の品種の生タイ
ヤ3について入力された場合には、これら各品種の生タ
イヤ3毎に加硫機1を特定する。
成形の加硫時間や加硫温度等の加硫処理条件をデータベ
ースから抽出し、特定した加硫機1に対して加硫処理条
件を設定する。また、特定した加硫機1に装着されてい
るモールド11の仕様(タイヤ幅や溝形状等)が生産予
定の生タイヤ3の品種に対応しているか否かを判定し、
対応していれば、モールド11の装着状態を維持する。
一方、モールド11の仕様が生タイヤ3の品種に対応し
ていなければ、モールド11の交換を要する加硫機1で
あると決定し、この加硫機1に対してモールド11の交
換指令を出力すると共に、この加硫機1の後面側に位置
するモールド搬送ライン8の自走クレーン装置30に対
してモールド11の交換指令を出力する。
ように、上プラテン機構13aおよび下プラテン機構1
3bによる上モールド11aおよび下モールド11bの
保持を解除すると共に、上プラテン機構13aを上昇さ
せることによって、上モールド11aおよび下モールド
11bからなるモールド11を抜脱自在な状態にする。
30は、モールド11を載置していない空状態であるこ
とを確認した後、指定された交換対象の加硫機1方向に
走行する。交換対象の加硫機1の後面側に到達すると、
走行を停止した後、キャリッジ35をモールド11の交
換高さ位置に位置決めする。そして、図4に示すよう
に、キャリッジ35のフォーク35aをモールド11の
下面側に進出させ、フォーク35a上にモールド11を
載置した後、フォーク35aを後退させることによっ
て、モールド11をキャリッジ35側に水平移動させ
る。
の移載を完了すると、図5に示すように、自走クレーン
装置30は、モールド保管庫40方向に走行し、モール
ド保管庫40内の所定の保管場所にモールド11を移載
する。また、走行方向(レール28・29の配設方向)
にモールド保管庫40が存在しない場合には、モールド
搬送台車41を介してモールド保管庫40に走行可能な
他の自走クレーン装置30に積み替えた後、モールド保
管庫40内の所定の保管場所にモールド11を移載す
る。
3の品種に対応した仕様のモールド11をモールド保管
庫40や予熱ステーション42から取り出し、上述の加
硫機1からモールド保管庫40への搬送動作とは逆の動
作によって、交換対象の加硫機1にモールド11を搬送
して取り付ける。そして、モールド11を取り付けられ
た加硫機1は、図2に示すように、上プラテン機構13
aを下降させ、上プラテン機構13aで上モールド11
aを保持すると共に、下プラテン機構13bで下モール
ド11bを保持する。
なモールド11および加硫処理条件が設定されると、集
中監視装置45は、図5に示すように、加硫準備完了指
令を生タイヤ搬送ライン7の図示しない制御装置に出力
する。そして、制御装置が生タイヤ搬送装置20に対し
て生タイヤ3をステーション群46の入口側に設けられ
た仮置き部44に搬送するように指令する。これによ
り、生タイヤ搬送装置20は、成形工程や生タイヤスト
ックヤード39から生タイヤ3を懸吊しながら仮置き部
44に搬送する。
に、仮置き部44の上方位置で走行を停止し、生タイヤ
3を下降させて仮置き部44の載置台44aに載置す
る。仮置き部44は、載置台44aに生タイヤ3が載置
されると、IDリーダー44bにより生タイヤ3のID
部材から品種やロット番号等の製造データを読み取って
集中監視装置45に送信する。集中監視装置45は、製
造データを基にして生産計画に対応する生タイヤ3であ
るか否かを判定し、生産計画に対応しない場合には、
『搬送ミス』である旨をモニター装置に画面表示してオ
ペレータに報知すると共に、生タイヤ搬送装置20によ
り生タイヤ3を回収して図5の生タイヤストックヤード
39に搬送させる。
る場合には、仮置き部44に対して適合指令を出力す
る。適合指令を受けた仮置き部44は、例えばIDリー
ダー44bによる製造データの読み取り位置に基づいて
生タイヤ3の位相を検出し、現在の位相が製造データに
対応したモールド11への挿入角度であるか否かを判定
する。そして、挿入角度である場合には、現在の位相を
維持しながら加硫ステーション37からの生タイヤ搬入
指令を待つ。一方、挿入角度でない場合には、載置台4
4aを回動させることによって、生タイヤ3の位相合わ
せを行った後、集中監視装置45からの生タイヤ搬入指
令を待つ。
機1が製造データに応じた加硫処理条件で生タイヤ3を
加硫成形している。尚、図2に示すように、オペレータ
23が特定の加硫機1に対して加硫処理条件を微調整す
る等の操作を目視しながら行う場合には、作業通路27
aの操作盤31が操作されることによって、図1の集中
監視装置45による制御から切り離されて各動作が制御
される。そして、生タイヤ3の加硫成形が完了した場合
には、上モールド11aを上昇させることによりモール
ド11を型開きし、下モールド11bに載置された加硫
済みタイヤ4を搬出用ローダ26により保持して取り出
す。そして、搬出用ローダ26を搬出中間位置Dに旋回
させることによって、加硫済みタイヤ4を払出しコンベ
ア22の上方に移動させる。この後、搬出用ローダ26
を下降させて加硫済みタイヤ4を払出しコンベア22に
載置し、搬出用ローダ26を加硫済みタイヤ4から離隔
させた後、払出しコンベア22の端部を上昇させるよう
に回動させる。これにより、加硫済みタイヤ4が重力の
作用により中心位置O方向に移動することによって、搬
送コンベア21に移載され、図1に示すように、搬送コ
ンベア21により検査工程へ搬送される。
出されると、この加硫機1が加硫成形完了信号を集中監
視装置45に出力する。集中監視装置45は、加硫成形
完了信号に基づいて生産状況をモニター装置に画面表示
することによりオペレータに報知する。また、集中監視
装置45は、仮置き部44に仮置きされている生タイヤ
3の品種と、加硫成形完了信号を出力した加硫機1の加
硫成形条件とが対応するか否かを確認し、対応していれ
ば、生タイヤ搬送ライン7の生タイヤ搬送装置20に対
して生タイヤ搬入指令を出力する。
置20は、仮置き部44の生タイヤ3を保持して上昇さ
せる。そして、仮置き部44を走行開始の基準位置とし
て搬入対象の加硫機1(搬入系5)までの走行距離を求
め、この走行距離分を走行することによって、生タイヤ
3を搬入対象の搬入系5上に位置させる。この後、図2
に示すように、生タイヤ3を下降させることによって、
生タイヤ3を搬入系5のタイヤ載置台16に載置する。
の端部方向に移動させることによって、生タイヤ3を水
平支持台15の端部(搬入中間位置C)に移動させる。
生タイヤ3が搬入中間位置Cに到達すると、この生タイ
ヤ3を搬入用ローダ25により保持して加硫成形部9方
向に旋回させることによって、型開きしたモールド11
内に搬入する。そして、モールド11を型締めした後、
生タイヤ3を所定の加硫成形条件で加硫成形し、加硫成
形が完了して加硫済みタイヤ4となれば、上述の加硫済
みタイヤ4を搬出して新たな生タイヤ3を搬入する動作
を行う。
備は、図5に示すように、モールド11を着脱可能に備
え、モールド11内で生タイヤ3を加硫成形して加硫済
みタイヤ4にする加硫成形部9と、加硫成形部9に生タ
イヤ3を搬入する搬入系5と、加硫成形部9から加硫済
みタイヤ4を搬出する搬出系6とを有し、搬入系5およ
び搬出系6が加硫機1の一方面側(前面側)に配置され
た加硫機1を備えており、加硫機1の一方面側が同一側
となるように、複数台の加硫機1を並列配置した加硫ラ
イン2と、加硫ライン2の一方面側に配置され、搬入系
5に生タイヤ3を供給する生タイヤ搬送ライン7と、加
硫ライン2の一方面側に配置され、搬出系6から加硫済
みタイヤ4を後工程(検査工程)に搬送する加硫済みタ
イヤ搬送ライン38と、加硫ライン2の他方面側に配置
され、加硫ライン2の各加硫機1に対してモールド11
を交換するモールド搬送ライン8とを有した構成にされ
ている。尚、上記の搬入系5および搬出系6は、加硫機
1の前面側および後面側のうちの何れか一方面側に配置
されていれば良い。
うに、搬入系5および搬出系6が加硫機1の一方面側に
配置されているため、加硫機1の他方面側を加硫成形部
9のモールド交換時の作業エリアとして確保することが
できる。従って、従来においては、図6(a)に示すよ
うに、加硫機1の前面側および後面側に搬入系5および
搬出系6がそれぞれ配設されているため、例えば後面側
の搬出系の機器を取り外して作業エリアを作成し、作業
終了後に元の状態に回復するという作業が必要であった
が、本実施形態の構成であれば、このような作業が不要
であるため、モールド11の交換を短時間で完了するこ
とが可能になり、結果として生産性を向上させることが
できる。
形成された加硫機1の他方面側の作業エリアに、モール
ド搬送ライン8を配置することによって、モールド11
の交換を人手を介さずに自動で行うことができる。
一方面側同士が対向するように配置された2系統の加硫
ライン2と、これら加硫ライン2に共用される1系統の
生タイヤ搬送ライン7および加硫済みタイヤ搬送ライン
38とを備えた加硫ステーション37を有した構成にさ
れている。これにより、1系統の生タイヤ搬送ライン7
および加硫済みタイヤ搬送ライン38を2系統の加硫ラ
イン2に共用して設備コストを低減することができる。
形する成形工程と加硫ライン2との間に設けられ、生タ
イヤ搬送ライン7により生タイヤ3を搬入出可能に保管
する生タイヤストックヤード39を有した構成にされて
いる。これにより、生タイヤストックヤード39により
生タイヤ3を保管しておくことができるため、加硫ライ
ン2においてモールド11交換や修理等の作業により生
産能力が一時的に低下した場合でも、成形工程の生産調
整を行うことなく、生タイヤ3を連続的に生産すること
ができる。
ライン8によりモールド11を搬入出可能に保管するモ
ールド保管庫40を有した構成にされることによって、
加硫ライン2や加硫ステーション37に対して各種のモ
ールド11を人手を介することなく交換および保管する
ことができるようになっている。
に、生タイヤ搬送ライン7により加硫ライン2に搬送さ
れる途中で生タイヤ3の製造データを読み取るIDリー
ダー44bを備えた仮置き部44と、仮置き部44から
の製造データを基にして生産計画に対応する生タイヤ3
であるか否かを判定する集中監視装置45とを有した構
成にされている。これにより、生産計画とは異なる生タ
イヤ3を搬送した場合であっても、搬送途中の仮置き部
44で確認して対処することができるため、搬入ミスに
よる加硫成形の歩留りの低下を防止することができる。
造データに基づいて生タイヤ3をモールド11に対して
位相合わせするように、生タイヤ3を載置しながら回動
する載置台44aを有した構成にされることによって、
種類の異なる生タイヤ3を同時に加硫成形する場合であ
っても、製造データに基づいて各生タイヤ3をそれぞれ
位相合わせし、多品種の生産を行うことができる。
び搬出系6を配置した一方面側(前面側)を対向させる
ように一対の加硫ライン2を対向配置し、両加硫ライン
2間に生タイヤ搬送ライン7および加硫済みタイヤ搬送
ライン38を設けることによって、これら搬送ライン7
・38を両加硫ライン2で共用するような加硫ステーシ
ョン37を有しているが、これに限定されることはな
い。即ち、タイヤ加硫設備は、図7に示すように、加硫
ライン2の他方面側(後面側)同士が対向するように配
置された2系統の加硫ライン2と、これら加硫ライン2
に共用される1系統のモールド搬送ライン8とを備えた
加硫ステーション37を有していても良い。そして、こ
のように構成すれば、1系統のモールド搬送ライン8を
2系統の加硫ライン2に共用することができるため、設
備コストを低減することができる。
に備え、該モールド内で生タイヤを加硫成形して加硫済
みタイヤにする加硫成形部と、該加硫成形部に生タイヤ
を搬入する搬入系と、該加硫成形部から加硫済みタイヤ
を搬出する搬出系とを有し、前記搬入系および搬出系が
加硫機の前面側および後面側のうちの何れか一方面側に
配置された加硫機を備えたタイヤ加硫設備であって、前
記加硫機の一方面側が同一側となるように、複数台の加
硫機を並列配置した加硫ラインと、前記加硫ラインの一
方面側に配置され、前記搬入系に生タイヤを供給する生
タイヤ搬送ラインと、前記加硫ラインの一方面側に配置
され、前記搬出系から加硫済みタイヤを後工程に搬送す
る加硫済みタイヤ搬送ラインと、前記加硫ラインの他方
面側に配置され、前記加硫ラインの各加硫機に対してモ
ールドを交換するモールド搬送ラインとを有している構
成である。
が加硫機の一方面側に配置されているため、加硫機の他
方面側を加硫成形部のモールド交換時の作業エリアとし
て確保することができる。従って、従来における搬入系
および搬出系の一方を取り外して作業エリアを作成し、
作業終了後に元の状態に回復するという作業が不要にな
るため、モールドの交換を短時間で完了することが可能
になり、結果として生産性を向上させることができる。
他方面側の作業エリアに、モールド搬送ラインを配置す
ることによって、モールドの交換を人手を介さずに自動
で行うことができるという効果を奏する。
加硫設備であって、前記加硫ラインの一方面側同士が対
向するように配置された2系統の加硫ラインと、これら
加硫ラインに共用される1系統の前記生タイヤ搬送ライ
ンおよび加硫済みタイヤ搬送ラインとを備えた加硫ステ
ーションを有している構成である。上記の構成によれ
ば、1系統の生タイヤ搬送ラインおよび加硫済みタイヤ
搬送ラインを2系統の加硫ラインに共用することができ
るため、設備コストを低減することができるという効果
を奏する。
加硫設備であって、前記加硫ラインの他方面側同士が対
向するように配置された2系統の加硫ラインと、これら
加硫ラインに共用される1系統の前記モールド搬送ライ
ンとを備えた加硫ステーションを有している構成であ
る。上記の構成によれば、1系統のモールド搬送ライン
を2系統の加硫ラインに共用することができるため、設
備コストを低減することができるという効果を奏する。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記生タイ
ヤを成形する成形工程と前記加硫ラインとの間に設けら
れ、前記生タイヤ搬送ラインにより生タイヤを搬入出可
能に保管する生タイヤストックヤードを有している構成
である。上記の構成によれば、生タイヤストックヤード
により生タイヤを保管しておくことができるため、加硫
ラインにおいてモールド交換や修理等の作業により生産
能力が一時的に低下した場合でも、成形工程の生産調整
を行うことなく、生タイヤを連続的に生産することがで
きるという効果を奏する。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記モール
ド搬送ラインによりモールドを搬入出可能に保管するモ
ールド保管庫を有している構成である。上記の構成によ
れば、加硫ラインや加硫ステーションに対して各種のモ
ールドを人手を介することなく交換および保管すること
ができるという効果を奏する。
れか1項に記載のタイヤ加硫設備であって、前記生タイ
ヤ搬送ラインにより加硫ラインに搬送される途中で生タ
イヤの製造データを読み取るIDリーダーを備えた仮置
き部と、前記仮置き部からの製造データを基にして生産
計画に対応する生タイヤであるか否かを判定する集中監
視装置とを有している構成である。上記の構成によれ
ば、生産計画とは異なる生タイヤを搬送した場合であっ
ても、搬送途中の仮置き部で確認して対処することがで
きるため、搬入ミスによる加硫成形の歩留りの低下を防
止することができるという効果を奏する。
加硫設備であって、前記仮置き部が、前記生タイヤの製
造データに基づいて該生タイヤをモールドに対して位相
合わせするように、該生タイヤを載置しながら回動する
載置台を有している構成である。上記の構成によれば、
種類の異なる生タイヤを同時に加硫成形する場合であっ
ても、製造データに基づいて各生タイヤをそれぞれ位相
合わせすることができるあて、多品種の生産が可能にな
るという効果を奏する。
係を示す説明図であり、(a)は従来の位置関係、
(b)は本発明の位置関係である。
Claims (7)
- 【請求項1】 モールドを着脱可能に備え、該モールド
内で生タイヤを加硫成形して加硫済みタイヤにする加硫
成形部と、該加硫成形部に生タイヤを搬入する搬入系
と、該加硫成形部から加硫済みタイヤを搬出する搬出系
とを有し、前記搬入系および搬出系が加硫機の前面側お
よび後面側のうちの何れか一方面側に配置された加硫機
を備えたタイヤ加硫設備であって、 前記加硫機の一方面側が同一側となるように、複数台の
加硫機を並列配置した加硫ラインと、 前記加硫ラインの一方面側に配置され、前記搬入系に生
タイヤを供給する生タイヤ搬送ラインと、 前記加硫ラインの一方面側に配置され、前記搬出系から
加硫済みタイヤを後工程に搬送する加硫済みタイヤ搬送
ラインと、 前記加硫ラインの他方面側に配置され、前記加硫ライン
の各加硫機に対してモールドを交換するモールド搬送ラ
インとを有していることを特徴とするタイヤ加硫設備。 - 【請求項2】 前記加硫ラインの一方面側同士が対向す
るように配置された2系統の加硫ラインと、これら加硫
ラインに共用される1系統の前記生タイヤ搬送ラインお
よび加硫済みタイヤ搬送ラインとを備えた加硫ステーシ
ョンを有していることを特徴とする請求項1記載のタイ
ヤ加硫設備。 - 【請求項3】 前記加硫ラインの他方面側同士が対向す
るように配置された2系統の加硫ラインと、これら加硫
ラインに共用される1系統の前記モールド搬送ラインと
を備えた加硫ステーションを有していることを特徴とす
る請求項1記載のタイヤ加硫設備。 - 【請求項4】 前記生タイヤを成形する成形工程と前記
加硫ラインとの間に設けられ、前記生タイヤ搬送ライン
により生タイヤを搬入出可能に保管する生タイヤストッ
クヤードを有していることを特徴とする請求項1ないし
3の何れか1項に記載のタイヤ加硫設備。 - 【請求項5】 前記モールド搬送ラインによりモールド
を搬入出可能に保管するモールド保管庫を有しているこ
とを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の
タイヤ加硫設備。 - 【請求項6】 前記生タイヤ搬送ラインにより加硫ライ
ンに搬送される途中で生タイヤの製造データを読み取る
IDリーダーを備えた仮置き部と、 前記仮置き部からの製造データを基にして生産計画に対
応する生タイヤであるか否かを判定する集中監視装置と
を有していることを特徴とする請求項1ないし5の何れ
か1項に記載のタイヤ加硫設備。 - 【請求項7】 前記仮置き部が、前記生タイヤの製造デ
ータに基づいて該生タイヤをモールドに対して位相合わ
せするように、該生タイヤを載置しながら回動する載置
台を有していることを特徴とする請求項6記載のタイヤ
加硫設備。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP33451098A JP3569141B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | タイヤ加硫設備 |
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KR1019990052465A KR100344889B1 (ko) | 1998-11-25 | 1999-11-24 | 타이어가황기 및 타이어가황기를 장착한 타이어가황설비 |
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Family
ID=18278217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33451098A Expired - Lifetime JP3569141B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | タイヤ加硫設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3569141B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173309A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Bridgestone Corp | タイヤ成型命令割付順序決定方法、タイヤ成型命令割付順序出力装置、及び、タイヤ成型命令割付順序出力処理プログラム |
CN107618143A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-01-23 | 湖南众钧科技有限公司 | 一种橡胶注射成型硫化生产线 |
CN113580434A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 华澳轮胎设备科技(苏州)股份有限公司 | 一种群控硫化机组 |
-
1998
- 1998-11-25 JP JP33451098A patent/JP3569141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010173309A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Bridgestone Corp | タイヤ成型命令割付順序決定方法、タイヤ成型命令割付順序出力装置、及び、タイヤ成型命令割付順序出力処理プログラム |
CN107618143A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-01-23 | 湖南众钧科技有限公司 | 一种橡胶注射成型硫化生产线 |
CN107618143B (zh) * | 2017-10-17 | 2024-03-29 | 湖南众钧科技有限公司 | 一种橡胶注射成型硫化生产线 |
CN113580434A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 华澳轮胎设备科技(苏州)股份有限公司 | 一种群控硫化机组 |
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