JP4489648B2 - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関への燃料供給を制御する装置に関する。
所望の量の燃料が噴射されるように、燃料噴射弁から噴射される燃料の量を制御する手法が知られている。該制御において、燃料の噴射量は、燃料の圧力(燃圧)に従って補正される。
一例では、式(1)に示されるように、燃圧補正係数kPf0を算出することが行われている。燃圧補正係数kPf0を用いて、式(2)に示されるように、燃料噴射量Toutを算出する。ここで、Pfは、検出された燃圧(該検出燃圧を、なました値でもよい)を示し、targetPfは、目標燃圧を示す。Pbは、内燃機関の吸気管の圧力を示す。Tiは、内燃機関の運転状態に応じて求められる基本噴射量を示す。「他の補正係数」には、例えば、内燃機関の水温に応じて設定される補正係数、吸気温度に応じて設定される補正係数、および空燃比に応じて設定される補正係数などが含まれる。検出燃圧Pfが目標燃圧targetPfより大きければ、燃圧補正係数kPf0は1より小さい値となり、これは、燃料噴射量Toutを減らす働きをする。
Figure 0004489648
また、下記の特許文献1には、燃圧の低下量に基づいて補正値を学習し、該学習した補正値で、燃料噴射量を補正する手法が記載されている。
さらに、下記の特許文献2には、燃圧センサの出力を、燃料噴射に起因する高周波成分を取り除くよう“なまし処理”し、該なました燃圧センサ出力を用いて、燃料噴射量を算出している。
特開平9−1869255号公報 特開平8−200124号公報
所望の量の燃料を噴射するためには、過渡状態を含む様々な運転状態において、燃圧補正係数をより適切に算出することが必要とされる。
また、燃圧補正係数に、エンジンの運転状態に基づく学習を適用することは、燃圧補正係数による燃料噴射量の補正の精度を上げるのに有効であるが、燃料供給系に何らかの異常が検知された時に学習を継続すると、不適切な補正係数で燃料噴射量が補正されるおそれがある。
また、燃圧の制御が不安定になると、燃圧補正係数に変動を起こすおそれがある。このような燃圧補正係数を用いると、燃料噴射量が適切に算出されず、空燃比に影響を及ぼすおそれがある。
本発明の一つの側面によると、内燃機関への燃料供給を制御するための装置は、燃料噴射弁を介して噴射される燃料の圧力(Pf)を検出する燃圧センサと、内燃機関の運転状態を検出する手段と、該検出された運転状態に基づいて、燃圧補正係数の基準値(kPfAVE)を求める手段と、該検出された燃料の圧力を、燃圧補正係数の基準値で補正する手段と、該補正された燃料の圧力と、燃料の圧力の目標値とに基づいて、燃圧補正係数(kPf)を算出する手段と、該算出された燃圧補正係数に基づいて、燃料噴射弁を介して噴射する燃料の量を算出する手段と、を備える。
この発明によれば、内燃機関の運転状態に基づいて燃圧補正係数の基準値が決定され、該基準値を用いて燃圧補正係数を算出するので、たとえば内燃機関が過渡運転状態にある時でも、該過渡状態に適した燃圧補正係数を算出することができる。また、燃圧センサにより検出された燃圧と、デリバリパイプ内の燃圧との間に偏差が生じても、燃圧補正係数の基準値により、該燃圧センサの検出値から、デリバリパイプ内の燃圧をより正確に推定することができるので、より適切な燃圧補正係数を算出することができる。
この発明の一実施形態によると、燃料供給を制御するための装置は、さらに、内燃機関の空燃比に基づいて、学習係数(kPfGAKU)を算出する手段と、燃圧補正係数の基準値に該学習係数を適用して、該学習係数により補正された燃圧補正係数の基準値(kPfGAKU×kPfAVE)を算出する手段と、を備える。検出された燃料の圧力は、該学習係数により補正された燃圧補正係数の基準値で補正される。
この発明によれば、学習係数を、内燃機関の空燃比に基づいて算出するので、空燃比に適合するよう燃圧補正係数を算出することができる。したがって、燃圧補正係数に起因して、空燃比にばらつきを起こることを回避することができる。
この発明の一実施形態によると、燃料タンクから燃料噴射弁に至る系を含む燃料供給系に何らかの異常が検出されたならば、燃圧補正係数の基準値への学習係数の適用により該基準値が変更されないように、該学習係数を所定値に設定する。
この発明によれば、異常が検出された場合には、燃圧補正係数の基準値が変更されないように学習係数が所定値に設定される、これにより、燃圧補正係数の学習が停止される。したがって、異常が検出された状態下では不適切に算出されるおそれのある燃圧補正係数によって燃料噴射量が補正されることを回避することができる。
この発明の一実施形態によると、燃圧センサの出力を、該燃圧センサの出力に脈動を発生させる前記燃料噴射の周期の1/m(mは2以上の整数)の周期でサンプリングして、第1のサンプリング値(Pf1)を生成する第1のサンプリング手段と、該第1のサンプリング値を平滑化して、第1の平均燃圧(PfAVE1)を算出する第1の平滑化手段と、燃圧センサの出力に脈動を発生させる、燃料タンクから燃料噴射弁に至る系に固有の周波数に対応する周期の1/n(nは2以上の整数)の周期で、該第1の平均燃圧をサンプリングして、第2のサンプリング値(Pf2)を生成する第2のサンプリング手段と、第2のサンプリング値を平滑化して、第2の平均燃圧(PfAVE2)を算出する第2の平滑化手段と、該第2の平均燃圧が所定の目標値に収束するように、燃料噴射における燃料の圧力を制御する制御手段と、を備える。
この発明によれば、第1のサンプリングと第1の平滑化で、燃料噴射に起因する脈動成分が平滑化され、第2のサンプリングと第2の平滑化で、燃料タンクから燃料噴射弁に至る系に固有の周波数に起因する脈動成分が平滑化されるので、燃圧を、より安定的に制御することができる。燃圧がより安定的に制御されるので、より安定した燃圧補正係数を算出することができる。
次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、本願発明の一実施形態に従う、燃料供給システムの概略図である。このシステムは、燃料タンク11から燃料を送り出すためのフィードポンプ12と、フィードポンプ12に燃料管13を介して連結され、燃料噴射装置14に燃料を供給するデリバリパイプ15と、デリバリパイプ15内の燃料の圧力を検出する燃圧センサ16と、燃圧センサ16の出力に基づいて、デリバリパイプ15内の燃料の圧力をフィードバック制御する電子制御ユニット(ECU)20と、を備えている。
フィードポンプ12は、ポンプ駆動装置21により駆動される。ポンプ駆動装置21は、ECU20からの制御信号に従って、フィードポンプ12をデューティ制御する。こうして、デリバリパイプ15内の圧力は、所定の圧力になるようにフィードバック制御される。
エンジン25は、この実施例では、4気筒を有する4サイクルエンジンである。燃料噴射装置14は、それぞれの気筒について設けられている。燃料噴射装置14は、典型的には電磁バルブである燃料噴射弁を備えており、該燃料噴射弁を介して、対応する気筒に燃料が噴射される。噴射される燃料の量および噴射のタイミングは、ECU20によって制御される。燃料噴射装置14は、ECU20からの制御信号に従って、燃料噴射弁を開弁する。噴射は、エンジンの回転に同期して行われる。この実施例では、エンジンのクランク軸(図示せず)が180度回転するたびに、4個の燃料噴射弁のうちの1つが燃料を噴射する。
エンジン25には、エンジン25に空気を吸入するための吸気管の圧力Pbを検出する吸気管圧力センサ26、および、エンジン25のクランク軸の回転に同期したクランク(CRK)信号を送出するクランクセンサ27が設けられている。一実施例では、クランク軸が30度回転するたびに、1つのクランク信号が送出される。ECU20は、送出されたクランク信号をカウントすることにより、エンジン25の回転数Neを算出する。
ECU20は、中央演算処理装置(CPU)を備えるコンピュータである。ECU20は、メモリ(図示せず)を備えており、該メモリは、車両の様々な制御を実現するためのコンピュータ・プログラムおよび該プログラムの実施に必要なデータを格納する読み取り専用メモリ(ROM)と、CPUの演算のための作業領域を提供し、プログラムおよびデータを一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)を備えている。
フィードポンプ12から、燃料管13を介して、デリバリパイプ15に至るまでの系(以下、燃料系と呼ぶ)は、燃圧脈動を伝達する系を構成し、共振が発生することがあることが発明者により確かめられた。該共振に起因する周波数(たとえば、13Hz)は、エンジン回転の周波数(たとえば、6000rpmでは100Hz)に比べて低い。
図2は、本発明の一実施形態に従う、ECU20の機能ブロック図である。運転状態検出部30は、図1に示される燃圧センサ16、吸気管圧力センサ26およびクランク角センサ27の出力を受け取る。運転状態検出部30は、クランク角センサ27からの出力に基づいて、エンジン回転数Neを算出する。
第1のフィルタユニット31は、第1のサンプリング部41および第1の平滑部42を含む。第1のサンプリング部41は、燃圧センサ16の検出値Pfを、燃料噴射周期の1/m(mは、2以上の整数)の周期でサンプリングし、第1のサンプリング値Pf1を生成する。
燃圧は、燃料噴射が行われるたびに低下することが知られている。したがって、燃圧センサの検出値には、燃料噴射の周期を持つ脈動が現れる。燃料噴射の周期をTで表すと、その周波数は1/Tで表される。脈動成分を抽出するため、サンプリング定理にしたがって、第1のサンプリングは1/Tの2倍以上の周波数で行われる。
具体的例をあげると、この実施例では、燃料噴射は、クランク軸が180度回転するたびに行われる。したがって、サンプリング周期は、180×1/mとなる。たとえば、m=6であり、クランク角が30度進むたびにクランク信号が送出されるならば、該クランク信号に同期してサンプリングが行われる。
第1の平滑部42は、m個の第1のサンプリング値Pf1に対して平滑化を実行し、第1の平均燃圧PfAVE1を算出する。
平滑化は、式(3)に示されるような、移動平均により実現することができる。ここで、kは、サンプリング時刻を示す。脈動の1周期中に得られるm個の第1のサンプル値Pf1に対して移動平均を適用することにより、脈動成分を平滑化することができる。
Figure 0004489648
第2のフィルタユニット32は、第2のサンプリング部43および第2の平滑部44を含む。第2のサンプリング部43は、第1のフィルタユニット21から受け取った第1の平均燃圧PfAVE1を、前述した燃料系に固有の周波数に対応する周期の1/n(nは、2以上の整数)の周期でサンプリングし、第2のサンプリング値Pf2を生成する。
前述したように、該燃料系には共振が発生するおそれがある。燃圧センサの検出値には、該燃料系の共振に起因した脈動も現れる。該共振に起因した周波数を1/Tで表すと、対応する周期はTで表される。該共振に起因した脈動成分を抽出するため、サンプリング定理にしたがって、第2のサンプリングは1/Tの2倍以上の周波数で行われる。
第2の平滑部44は、n個の第2のサンプリング値に対して平滑化を実行し、第2の平均燃圧PfAVE2を算出する。平滑化は、式(4)に示されるような移動平均により実現することができる。ここで、k’は、サンプリング時刻を示す。脈動の1周期中に得られるn個の第2のサンプル値Pf2に対して移動平均を適用することにより、脈動成分を平滑化することができる。
Figure 0004489648
代替的に、第1の平滑化および第2の平滑化は、他の計算式によって実現してもよい。
こうして、第2のフィルタユニット32の出力(第2の平均燃圧PfAVE2)は、燃料噴射に起因する脈動成分および燃料系に発生する共振に起因する脈動成分の両方が平滑化された燃圧を示す。
第1のマップ51には、吸気管圧力Pbと目標燃圧targetPfの間の関係が規定されている。吸気管圧力Pbは、エンジン25の負荷を示すパラメータであり、目標燃圧targetPfは、負荷が高くなるほど高くなるよう設定されている。
ポンプデューティ算出部33は、運転状態検出部30から受け取った吸気管圧力Pbに基づいて第1のマップ51を参照し、対応する目標燃圧targetPfを求める。ポンプデューティ算出部33は、第2の平均燃圧PfAVE2が、目標燃圧targetPfに収束するように(言い換えれば、第2の平均燃圧PfAVE2と目標燃圧targetPfとの差がゼロになるように)、フィードポンプ12を駆動するための通電デューティ比を求める。該通電デューティ比は、制御信号として、ポンプ駆動装置21(図1)に供給される。
こうして、燃料噴射に起因する脈動成分だけでなく、燃料系に固有の周波数に起因する脈動成分も平滑化された燃圧に基づいて燃圧制御が行われるので、より安定した燃圧制御を実現することができる。
第2のマップ52は、3次元マップであり、エンジン回転数Ne、吸気管圧力Pb、および燃圧補正係数の基準値kPfAVEの間の関係が規定されている。エンジンの運転状態は、典型的には、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbによって表されることができる。第2のマップ52は、エンジンの定常運転状態だけでなく、過渡運転状態も想定して規定されており、燃圧補正係数の基準値kPfAVEは、これらの運転状態に適合するように設定されている。具体的には、吸気管圧力Pbが高くなるほど、また燃圧脈動振幅が大きい領域ほど、基準値kPfAVEの値は大きくされる。
第3のマップ53は、3次元マップであり、エンジン回転数Ne、吸気管圧力Pb、および学習係数kPfGAKUの間の関係が規定されている。ここで、学習係数kPfGAKUは、式(5)によって空燃比補正係数kAFを学習するための係数である。第3のマップ53は、エンジンの定常運転状態だけでなく、過渡運転状態も想定して規定しており、学習係数kPfGAKUは、これらのエンジンの運転状態に適合するよう、学習係数更新部34により学習可能である。該学習係数kPfGAKUの初期値は1.0である
典型的には、ECU20によって実行される空燃比制御により、空燃比補正係数kAFは算出される。学習係数更新部34は、空燃比補正係数kAFを受け取り、式(5)に従って、空燃比補正係数kAFに基づいて学習係数kPfGAKUを算出する。算出した学習係数kPfGAKUを、第3のマップ53に書き込む。該更新された学習係数kPfGAKUは、今回の燃料噴射サイクルでは用いられず、次回以降の燃料噴射サイクルで用いられることとなる。式(5)中の基準値は、予め決められた値である。
Figure 0004489648
排ガスによる空燃比補正係数kAFによる空燃比補正は、定常運転状態において理論空燃比からの空燃比ずれを有効に補正し、エンジン個体バラツキによる排ガスの排出を抑制する。しかしながら、排ガス成分の検知濃度のフィードバックには制御遅れがあるため、エンジンの過渡運転状態において理論空燃比からずれる場合は、空燃比ずれの補正が遅れる傾向がある。このような遅れを回避するため、空燃比補正係数kAFは、全運転領域にわたって一定値(この例では、1)に近く保つことが必要である。
本発明によれば、エンジン個体バラツキのため、或る機会において空燃比補正係数kAFが1より大きい値をとる運転領域においては、学習係数kPfGAKUの値が、式(5)によって小さくされ、該演算結果が、第3のマップ53に上書きされ学習される(ただし、この機会(サイクル)における空燃比制御には反映されない)。その結果、後の機会において該領域で運転するときは、空燃比制御が、先の機会(すなわち、上記の学習時)よりも空燃比をリッチ方向に補正し、その結果空燃比補正係数kAFは略1となり、該先の機会における該領域のエンジン過渡運転状態における空燃比変動よりも、変動度合いを抑制することができるという効果がある。結果として、排ガスの空燃比は、エンジンの運転状態/エンジン個体バラツキによらず、理論空燃比に保たれ、排ガスは触媒にて効果的に浄化されることができる。
補正係数演算部35は、運転状態検出部30から受け取った吸気管圧力Pbおよびエンジン回転数Neに基づいて第2のマップ52を参照し、対応する燃圧補正係数の基準値kPfAVEを求める。また、補正係数演算部35は、吸気管圧力Pbおよびエンジン回転数Neに基づいて第3のマップ53を参照し、学習係数kPfGAKUを求める。補正係数演算部35は、式(6)に従って、燃圧補正係数の基準値kPfAVEに対し、学習係数kPfGAKUを乗算する。該乗算により算出される値は、学習値により補正済みの燃圧補正係数の基準値である。
Figure 0004489648
燃料噴射量算出部36は、式(7)に従って、第1の平均燃圧PfAVE1に、該学習値による補正済み燃圧補正係数の基準値を乗算することにより、第1の平均燃圧PfAVE1を補正する。燃料噴射量算出部36は、式(8)に従って、燃料噴射量補正のための燃圧補正係数kPfを算出し、さらに、式(9)に従って、燃料噴射量Toutを算出する。算出された燃料噴射量Toutを示す制御信号は、燃料噴射装置14(図1)に供給される。
Figure 0004489648
ここで、Tiは、エンジンの運転状態に応じて決められる、基本燃料噴射量を示す。「他の補正係数」には、エンジン水温に応じた補正係数、吸気温に応じた補正係数、空燃比に応じた補正係数(上記のkAFに相当する)などが含まれる。
燃料噴射においてサンプリング/制御すべき燃圧の値は、燃料噴射弁の入口の燃圧(図1に示すようなデリパリパイプ15内の燃圧であり、以下、デリパイ内燃圧と呼ぶ)である。燃圧センサは、該センサ近傍の燃料圧を検知する。したがって、最適な燃圧センサの取り付け位置は、デリバリパイプ上である。燃圧センサをデリバリパイプ上に取り付けないと、検知された燃圧値と、デリパイ内燃圧値の間に偏差が生じることがある。これは、燃圧センサ取り付け位置とデリバリパイプとの間に圧損が発生しやすいからである。圧損の度合いは、燃料流量が多い運転状態(エンジン回転数Neが高い/吸気管圧力が高い領域)において大きくなる。しかし、そうではあっても、設計の都合上、燃圧センサをデリパイ上に配置することが困難な場合がある。その場合とは、たとえば、1)エンジンのレイアウト上、デリバリパイプ上に燃圧センサの取り付けができず、燃圧センサを燃料配管途中に配置した場合、2)V型エンジンにおいて、デリバリパイプがバンクごとに配置され、両方のデリバリパイプが燃料配管で連通されるといった燃料系構造において、燃圧センサを1個取り付けるレイアウトを選定し、該燃圧センサを片側のデリバリパイプのみに配置した場合、である。図1では、上記1)の例を示しており、燃圧センサ16が、燃料管13に配置されている。
本発明では、燃圧補正係数の基準値kPfAVEにより、燃圧センサによって検知された燃圧値とデリパイ内燃圧値の間に偏差が生じるおそれのある燃料系のレイアウトにおいて、該検知された燃圧値からPfAVE1を推定することが可能となる(式(7))。また、学習係数kPfGAKUを乗算することにより、燃圧センサの出力およびデリバリパイプと燃圧センサを連通する配管の圧損度合いなどに個体バラツキがあっても、該検知された燃圧値からデリパイ内燃圧値PfAVE1を、より正しく推定することが可能となる(式(7))。
学習係数更新部34は、図1に示される燃料供給システムに何らかの異常が検出されたならば、第3のマップ内の学習係数kPfGAKUを強制的に1に設定し直す。こうして、不適切に算出されるおそれのある学習係数kPfGAKUにより、燃圧補正係数の基準値kPfAVEが算出されることを回避する。
燃料噴射は、燃圧の検出に対し、速やかに反応するのが好ましい。燃圧の検出に対し燃料噴射に位相遅れが生じると、所望のトルクを良好なタイミングで生じさせることができないおそれがある。したがって、第1のフィルタユニット31の出力、すなわち第1の平均燃圧PfAVE1に基づいて、燃料噴射量を算出する。それに対し、燃圧の制御には、速応性よりも、制御発散や振動の元となる高周波成分を除いた平均燃圧が必要とされる。したがって、第2の平均燃圧PfAVE2に基づいて、燃圧を制御する。
より正確な燃圧、すなわち第2の平均燃圧PfAVE2に基づいて燃圧が制御されるので、燃圧の制御は、より安定する。燃圧の制御が安定すると、制御振動が無くなり、燃圧センサにより検出される燃圧が安定し、よって、該検出される燃圧に基づいて算出される燃圧補正係数の安定さが増す。こうして、より安定的に、燃料噴射量を補正することができる。
図3〜図5を参照して、本発明の一実施形態に従うプロセスのフローチャートを説明する。該プロセスは、ECU20によって実施される。
図3は、燃圧を制御するプロセスを示す。該プロセスは、所定の時間間隔で実施される。
ステップS1において、クランク角センサおよび吸気管圧力センサからの出力から、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbを検出する。ステップS2において、前述した第1のサンプリングで生成された第1のサンプリング値Pf1を受け取り、該第1のサンプリング値に対して平滑化処理を適用して第1の平均燃圧PfAVE1を算出する。
ステップS3において、前述した第2のサンプリングで生成された第2のサンプリング値Pf2を受け取り、該第2のサンプリング値に対して平滑化処理を適用して、第2の平均燃圧PfAVE2を算出する。
ステップS4において、前述した第1のマップ51を、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbに基づいて参照し、対応する目標燃圧targetPfを求める。
ステップS5において、目標燃圧targetPfと、第2の平均燃圧PfAVE2とを比較する。両者が等しければ、ステップS6に進み、現在のデューティ比を維持するための制御信号をポンプ駆動装置21(図1)に送出する。目標燃圧targePfが第2の平均燃圧PfAVE2より大きければ、デューティ比を増やすための制御信号をポンプ駆動装置21に送出し、燃圧を増やす(S7)。目標燃圧targePfが第2の平均燃圧PfAVE2より低ければ、デューティ比を減らすための制御信号をポンプ駆動装置21に送出し、燃圧を減らす(S8)。
図4は、燃料噴射量を算出するためのプロセスを示す。ステップS21からステップS23は、図3のステップS1、S2およびS4の処理と同じであり、わかりやすさのため、重複するよう記載されている。
ステップ24において、前述した第2のマップ52を、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbに基づいて参照し、対応する燃圧補正係数の基準値kPfAVEを求める。ステップS25において、前述した第3のマップ53を、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbに基づいて参照し、対応する学習係数kPfGAKUを求める。
ステップS26において、前述した式(6)に従い、燃圧補正係数の基準値kPfAVEに、学習係数kPfGAKUを乗算することにより、学習値による補正済み燃圧補正係数の基準値を算出する。ステップS27において、前述した式(7)に従い、第1の平均燃圧PfAVE1を、該学習値による補正済みの燃圧補正係数の基準値で補正する。
ステップS28において、前述した式(8)に従い、補正された第1の平均燃圧PfAVE1に基づいて、燃圧補正係数kPfを算出する。ステップS29において、前述した式(9)に従い、燃圧補正係数kPfに基づいて、燃料噴射量Toutを算出する。
図5は、学習係数を算出するプロセスを示す。該プロセスは、所定の時間間隔で実行される。
ステップS41において、図1に示されるような燃料供給系に何らかの異常が検出されているかどうかを判断する。燃料供給系の異常は、適切な任意の処理によって検出されることができる。燃料供給系に何らかの異常が検出されていれば、学習係数kPfGAKUを値1に設定し、学習を停止する(S42)。燃料供給系が正常ならば、ステップS43に進み、エンジンが始動モードにあるかどうかを判断する。始動モードは、エンジンの過渡運転状態の1つであり、よって学習を実行するのは好ましくないので、該プロセスを終了する。
始動モードになければ、ステップS44において、エンジンが定常運転状態にあるかどうかを判断する。エンジンが定常運転状態にない時に学習すると不適切な学習係数が算出されるおそれがあるので、該ステップの判断がNoならば、該プロセスを終了する。エンジンが定常運転状態にあるならば、ステップS45に進み、エンジン回転数Neおよび吸気管圧力Pbを読み込む。
ステップS46において、空燃比制御ルーチンによって別途算出されている空燃比補正係数kAFを受け取る。ステップS47において、空燃比補正係数kAFを加重平均処理し、加重平均値kAFAVEを算出する。加重平均処理により、空燃比補正係数kAFによって学習係数kPfGAKUがばらつくことを回避することができる。
ステップS48において、空燃比補正係数kAFのサンプル数が所定値に達したかどうかを判断する。この判断がYesならば、ステップS48において、所定のサンプル数の空燃比補正係数kAfの加重平均値が算出されたことを示す。所定のサンプル数に達していなければ、このプロセスを終了する。
ステップS49において、加重平均値kAFAVEと、中央値(たとえば、1.0)とを比較する。両者の値が同じならば、現在の空燃比が理論空燃比に維持されていることを示すので、学習係数kPfGAKUの現在の値を維持する(S50)。加重平均値が中央値より小さければ、空燃比制御により、空燃比がリーンに向けて制御されることを示す。ステップS51において、上記の式(5)を実施することにより、学習係数kPFGAKUを増やす。加重平均値kAFAVEが中央値より大きければ、空燃比制御により、空燃比がリッチに向けて制御されることを示す。ステップS52において、上記の式(5)を実施することにより、学習係数kPFGAKUを減らす。
ステップS53において、算出された学習係数kPfGAKUが、所定の上限値または下限値に達しているかどうかを判断する。学習係数kPfGAKUが上限値に達していれば、該学習係数kPfGAKUを上限値にセットし、下限値に達していれば、該学習係数kPfGAKUを下限値にセットする(S54)。こうして、学習係数kPfGAKUが、過度に変更されるのを回避する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明した。上記の実施形態において、代替的に、吸気管圧力Pbに代えて、エアフローメータ(AFM)によって計測可能な吸入空気量を用いてもよい。
他の実施形態では、第2のフィルタユニット32は、複数の平滑処理を実行するよう構成されることができる。たとえば、上記の式(4)で表される第2の平滑処理に加え、式(10)で示されるような平滑処理を追加することができる。ここで、k’は、第2の平均燃圧PfAVE2のサンプリング時刻を示す。
Figure 0004489648
たとえば、燃料系における共振に起因して、燃圧センサの検出値に、複数の周波数成分からなる脈動が含まれるおそれがある。このような場合には、前述した第2の平滑処理だけでは、燃料系における共振に起因した脈動を平滑化することができないおそれがある。したがって、該脈動を構成する周波数成分のそれぞれについて、平滑処理を設けることができる。当然ながら、該周波数成分のそれぞれを抽出することができるように、第2の平均燃圧PfAVE2のサンプリング周波数は設定され、該サンプリング周波数に応じて、式中のhの値は設定される。
本発明は、汎用の(例えば、船外機等の)内燃機関に適用可能である。
この発明の一実施例に従う、燃料供給システムを概略的に示す図。 この発明の一実施例に従う、ECUの機能ブロック図。 この発明の一実施例に従う、燃圧制御プロセスのフローチャート。 この発明の一実施例に従う、燃料噴射量を算出するプロセスのフローチャート。 この発明の一実施例に従う、学習係数を算出するプロセスのフローチャート。
符号の説明
12 フィードポンプ
13 燃料管
14 燃料噴射装置
15 デリバリパイプ
16 燃圧センサ
20 ECU
25 エンジン

Claims (3)

  1. 内燃機関への燃料供給を制御するための装置であって、
    燃料噴射弁を介して噴射される燃料の圧力を検出する燃圧センサと、
    前記内燃機関の運転状態を検出する手段と、
    前記検出された運転状態に基づいて、燃圧補正係数の基準値を求める手段と、
    前記内燃機関の空燃比に基づいて、学習係数を算出する手段と、
    前記燃圧補正係数の基準値に前記学習係数を適用することにより、該学習係数により補正済みの燃圧補正係数の基準値を算出する手段と、
    前記検出された燃料の圧力を、前記学習係数により補正済みの燃圧補正係数の基準値で補正する手段と、
    前記補正された燃料の圧力と、所定の目標値とに基づいて、燃料噴射量のための燃圧補正係数を算出する手段と、
    前記算出された燃圧補正係数に基づいて、前記燃料噴射弁を介して噴射する燃料の量を算出する手段と、
    を備える、装置
  2. 燃料タンクから燃料噴射弁に至る系を含む燃料供給系に何らかの異常が検出されたならば、前記燃圧補正係数の基準値への前記学習係数の適用により該基準値が変更されないように、該学習係数を所定値に設定する、
    請求項に記載の装置。
  3. 前記燃圧センサの出力を、該燃圧センサの出力に脈動を発生させる前記燃料噴射の周期の1/m(mは2以上の整数)の周期でサンプリングして、第1のサンプリング値を生成する第1のサンプリング手段と、
    前記第1のサンプリング値を平滑化して、第1の平均燃圧を算出する第1の平滑化手段と、
    前記燃圧センサの出力に脈動を発生させる、燃料タンクから前記燃料噴射弁に至る系に固有の周波数に対応する周期の1/n(nは2以上の整数)の周期で、前記第1の平均燃圧をサンプリングして、第2のサンプリング値を生成する第2のサンプリング手段と、
    前記第2のサンプリング値を平滑化して、第2の平均燃圧を算出する第2の平滑化手段と、
    前記第2のサンプリング値が前記所定の目標値に収束するように、前記燃料噴射における燃料の圧力を制御する制御手段と、
    を備える、請求項1または2に記載の装置。
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