JP5067191B2 - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents
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Description
Fw(k+1)=R・Fi(k)+P・Fw(k) …(1)
Freq(k)=(1−R)・Fi(k)+(1−P)・Fw(k) …(2)
燃料噴射手段は、内燃機関の吸気通路内に燃料を噴射するようになっている。
燃料付着量推定手段は、「前記吸気通路内における燃料の挙動を模した燃料挙動モデル」にしたがって「吸気通路を構成する部材(吸気通路構成部材)に付着し且つ残留している燃料の総量である燃料付着量」を「推定燃料付着量」として推定するようになっている。
燃料噴射量決定手段は、少なくとも前記推定された推定燃料付着量に基づいて前記燃料噴射手段から噴射される燃料の量である燃料噴射量を決定するようになっている。
空燃比取得手段は、排気通路を通過するガスの実際の空燃比の変化に対して出力が連続的に変化する広域空燃比センサを含む。そして、空燃比取得手段は、前記機関の排気通路に備えられ同排気通路を通過するガスの実際の空燃比(広域空燃比センサが配設されている排気通路内の箇所を通過するガスの空燃比であり、機関の空燃比と等しい)を取得するようになっている。
(1)前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が停止され始めたフューエルカット開始時点からの所定期間であるフューエルカット開始後期間、及び、
(2)前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が再開され始めたフューエルカット復帰時点からの所定期間であるフューエルカット復帰後期間、
の少なくとも一方の期間である。
前記燃料挙動モデルは、
前記機関の一回の吸気行程に対して前記燃料噴射手段により噴射された燃料の量に対する同噴射された燃料のうち前記吸気通路を構成する部材に付着する燃料の量の比である燃料付着率Rを使用する数式により表されるモデルであり、
前記燃料挙動モデル修正手段は、
前記フューエルカット復帰時点において前記吸気通路を構成する部材に付着している実際の燃料の量が0であると仮定し、且つ、前記取得した実燃料付着変化量を前記フューエルカット復帰後期間において積算することによって実燃料付着量を取得するとともに、同取得した実燃料付着量と前記推定燃料付着量とに基づいて前記燃料付着率Rを修正するように構成されることが好適である。
前記フューエルカット開始後期間において前記実燃料付着変化量を積算することによって前記フューエルカット開始時点における実燃料付着量を取得するとともに、同取得したフューエルカット開始時点における実燃料付着量と前記燃料付着量推定手段により推定されていた同フューエルカット開始時点における推定燃料付着量とに基づいて前記燃料付着率Rを修正するように構成されることが好適である。
図1は、第1実施形態に係る燃料噴射量制御装置(以下、「第1制御装置」とも称呼する。)を4サイクル火花点火式多気筒(4気筒)内燃機関10に適用したシステムの概略構成を示している。なお、図1は、特定気筒の断面のみを示しているが、他の気筒も同様な構成を備えている。
スロットルポジションセンサ62は、スロットル弁45の開度を検出し、スロットル弁開度TAを表す信号を出力するようになっている。
クランクポジションセンサ64は、クランク軸24が10°回転する毎に幅狭のパルスを有するとともにクランク軸24が360°回転する毎に幅広のパルスを有する信号を出力するようになっている。この信号は、後述する電気制御装置70により機関回転速度NEを表す信号に変換される。更に、電気制御装置70は、カムポジションセンサ63からの信号とクランクポジションセンサ64とに基づいて機関10の絶対クランク角を取得するようになっている。
水温センサ65は、内燃機関10の冷却水の温度を検出し、冷却水温THWを表す信号を出力するようになっている。
次に、第1制御装置の作動の概要について説明する。第1制御装置は、図3に示したように、各気筒の吸気通路構成部材に付着し且つ残留している燃料の総量(燃料付着量)を「吸気通路における燃料の挙動を模して構築され且つ燃料付着パラメータを使用した式により表される燃料挙動モデル」を用いて燃料噴射毎(吸気行程毎)に推定する。燃料付着パラメータは、本例において、燃料付着率R及び燃料残留率Pである。燃料挙動モデルにより推定される燃料付着量は、「推定燃料付着量」とも称呼される。
前述したように、第1制御装置は、吸気通路構成部材に付着し且つ残留する燃料の総量である推定燃料付着量を燃料挙動モデルに基づいて推定し、この推定燃料付着量に応じて「所定の目標空燃比」を得るために噴射すべき燃料の量(燃料噴射量)Fiを決定する。
Fw(k+1)=R・Fi(k)+P・Fw(k) …(3)
Fall(k)=(1−R)・Fi(k)+(1−P)・Fw(k) …(4)
Freq(k)=(1−R)・Fi(k)+(1−P)・Fw(k) …(5)
Fi(k)={Freq(k)−(1−P)・Fw(k)}/(1−R) …(6)
第1制御装置は、所定のフューエルカット条件が成立すると燃料の噴射を停止する「フューエルカット制御」を開始する。更に、第1制御装置は、フューエルカット制御中において所定のフューエルカット復帰条件が成立すると、フューエルカット制御を停止する。即ち、第1制御装置は、フューエルカット復帰条件成立時、燃料の噴射を再開する。
Fcyl=Mc/abyf …(7)
Fcyl(tn)=Mc(t−T)/abyfs(t) …(8)
Fcyl(k−N)=Mc(k−N)/abyfs(k) …(9)
次に、第1制御装置の実際の作動について、特定の気筒に着目して説明する。第1制御装置のCPU71は、図5にフローチャートにより示した燃料噴射制御ルーチンを、特定気筒のクランク角が吸気上死点前の所定クランク角度(例えば、BTDC90°)に一致する毎に繰り返し実行するようになっている。従って、任意の気筒のクランク角度が上記所定クランク角度になると、CPU71はステップ500から処理を開始し、以下に述べるステップ505乃至ステップ530の処理を順に行う。
KL={Mc(k)/(ρ・L/4)}・100(%) …(10)
ステップ520:CPU71は、燃料付着率Rの基本値R0に燃料付着率の学習値RGKを加えることにより燃料付着率Rを算出する。学習値RGKは後述するように別途求められている。
ステップ530:CPU71は、燃料残留率Pの基本値P0に燃料残留率の学習値PGKを加えることにより燃料残留率Pを算出する。学習値PGKは後述するように別途求められている。
ステップ545:CPU71は、上記(6)式に従って最終的な燃料噴射量Fi(k)を算出する。
ステップ550:CPU71は、燃料噴射量Fiの燃料を噴射するための噴射指示信号を特定気筒(燃料噴射気筒)に対して設けられているインジェクタ39に対して送出する。
ステップ555:CPU71は上記(3)式に従って今回の吸気行程後における推定燃料付着量Fw(k+1)を求める。
ステップ560:CPU71は上記ステップ545及び上記ステップ555の次回の計算に備え、推定燃料付着量Fw(k)に推定燃料付着量Fw(k+1)を格納する。
(条件1)スロットル弁開度TAが「0(又は所定開度以下)」である。即ち、スロットル弁45が全閉である。なお、CPU71は、スロットル弁45の開度を、アクセルペダルの操作量Accpが大きくなるほど大きくなるように制御している。
(条件2)機関回転速度NEがフューエルカット回転速度NEFC以上である。
(条件1)スロットル弁開度TAが「0(前記所定開度)」より大きい。
(条件2)機関回転速度NEが、フューエルカット回転速度NEFCよりも所定回転数ΔNだけ小さいフューエルカット復帰回転速度NEFK(NEFK=NEFC−ΔN)より小さい。
ステップ825:CPU71は、現時点のサイクルからNサイクル前の燃焼行程に対する吸気行程において特定気筒に吸入された吸入空気量である筒内吸入空気量Mc(k−N)を、ステップ820にて取得した検出空燃比abyfs(k)で除することにより、実筒内流入燃料量Fcylを算出する。
ステップ835:CPU71は、ステップ830にて読み出した燃料噴射量Fiからステップ825にて算出した実筒内流入燃料量Fcylを減じることにより、実燃料付着変化量DFwを算出する。即ち、現時点のサイクルからNサイクル前の吸気行程に対する燃料噴射により、吸気通路構成部材に追加的に付着した燃料量が実燃料付着変化量DFwとして算出される。
内燃機関の吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射手段(インジェクタ39及び電気制御装置70)と、
前記吸気通路内における燃料の挙動を模した燃料挙動モデルにしたがって前記燃料噴射手段により噴射された燃料のうち前記吸気通路を構成する部材に付着し残留する燃料の量(総量)である燃料付着量を推定燃料付着量Fwとして推定する燃料付着量推定手段(図5のステップ555及びステップ560等を参照。)と、
少なくとも前記推定された推定燃料付着量に基づいて前記燃料噴射手段から噴射される燃料の量である燃料噴射量Fiを決定する燃料噴射量決定手段(図5のステップ540及びステップ545を参照。)と、
を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、
前記機関の一回の吸気行程において同機関の気筒内に吸入される空気の量である筒内吸入空気量を取得する筒内吸入空気量取得手段(図5のステップ505を参照。)と、
前記機関の排気通路に備えられ同排気通路を通過するガスの実際の空燃比abyfsを取得する空燃比取得手段(空燃比センサ66、図8のステップ820)と、
前記機関の運転状態が所定のフューエルカット条件を満足したとき前記燃料噴射手段による燃料の噴射を停止するフューエルカット制御を実行するとともに同フューエルカット制御の実行中に同運転状態が所定のフューエルカット復帰条件を満足したとき前記燃料噴射手段による燃料の噴射を再開するフューエルカット制御実行手段(図6のルーチン、図5のステップ535及びステップ565を参照。)と、
前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が再開され始めたフューエルカット復帰時点からの所定期間であるフューエルカット復帰後期間(フューエルカット復帰時点から実燃料付着変化量DFwが微小値δ以下となるまでの期間)であってフューエルカット関連期間と称呼される期間において、前記取得された空燃比abyfsと前記取得された筒内吸入空気量Mcとに基づいて一回の吸気行程にて前記機関の気筒内に実際に流入した燃料量である実筒内流入燃料量Fcylを取得する実筒内流入燃料量取得手段(図8のステップ825を参照。)と、
前記吸気通路内に噴射された燃料の量Fiと前記取得された実筒内流入燃料量Fcylとに基づいて前記フューエルカット復帰後期間における一回の吸気行程に対する前記燃料付着量の実際の変化量を実燃料付着変化量DFwとして取得するとともに(図8のステップ835を参照。)、同取得した実燃料付着変化量DFwと前記推定燃料付着量Fw(k)とに基づいて前記燃料挙動モデルを修正する燃料挙動モデル修正手段(図8のステップ840乃至ステップ850を参照。)と、
を備えている。
前記燃料挙動モデル修正手段は、
前記フューエルカット復帰時点において前記吸気通路を構成する部材に付着している実際の燃料の量が0であると仮定し(図7のステップ725を参照。)、且つ、前記取得した実燃料付着変化量DFwを前記フューエルカット復帰後期間において積算することによって実燃料付着量FwGKを取得するとともに(図8のステップ840を参照。)、同取得した実燃料付着量FwGKと前記推定燃料付着量Fw(k)とに基づいて前記燃料付着率を修正するように構成されている(図8のステップ850を参照。)。
次に、本発明の第1実施形態の変形例に係る内燃機関の燃料噴射量制御装置(以下、「第1変形装置」と称呼する。)について説明する。第1変形装置は、フューエルカット復帰後期間において実燃料付着量FwGKが更新される毎に、その実燃料付着量FwGKと推定燃料付着量Fwとを比較し、その比較結果に基づいて燃料挙動モデルを修正する点のみにおいて第1制御装置と相違している。
次に、本発明の第2実施形態に係る内燃機関の燃料噴射量制御装置(以下、「第2制御装置」と称呼する。)について説明する。第2制御装置は、フューエルカット復帰後ではなく、フューエルカット開始後に燃料挙動モデルを修正する点のみにおいて第1制御装置と相違している。従って、以下、この相違点を中心として説明を加える。
第2制御装置の作動の概要について説明する。第2制御装置は、第1制御装置と同様、各気筒の吸気通路構成部材に付着し残留する燃料量(推定燃料付着量)を燃料挙動モデルを用いて燃料噴射毎(吸気行程毎)に推定する。
次に、第2制御装置の実際の作動について、特定の気筒に着目して説明する。第2制御装置のCPU71は、第1制御装置と同様に図5の燃料噴射制御ルーチン及び図6のフューエルカット条件判定ルーチンを実行する。更に、第2制御装置のCPU71は、図7に代わる図11の学習許可判定ルーチンと、図8に代わる図12の燃料付着率R及び燃料残留率Pの学習ルーチン(燃料挙動モデルの修正・学習ルーチン)を、それぞれ所定時間の経過毎に実行するようになっている。
ステップ1225:CPU71は、現時点のサイクルからNサイクル前の燃焼行程に対する吸気行程において特定気筒に吸入された吸入空気量である筒内吸入空気量Mc(k−N)を、ステップ1220にて取得した検出空燃比abyfs(k)で除することにより、実筒内流入燃料量Fcylを算出する。
前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が停止され始めたフューエルカット開始時点からの所定期間であるフューエルカット開始後期間(フューエルカット開始時点から実燃料付着変化量DFwが微小値δ以下となるまでの期間)であってフューエルカット関連期間と称呼される期間において、前記取得された空燃比abyfsと前記取得された筒内吸入空気量Mcとに基づいて一回の吸気行程にて前記機関の気筒内に実際に流入した燃料量である実筒内流入燃料量Fcylを取得する実筒内流入燃料量取得手段(図12のステップ1220及びステップ1225を参照。)と、
前記吸気通路内に噴射された燃料の量Fi(但し、第2制御装置においてこの燃料噴射量Fiは「0」である)と前記取得された実筒内流入燃料量Fcylとに基づいて前記フューエルカット関連期間における一回の吸気行程に対する前記燃料付着量の実際の変化量を実燃料付着変化量DFwとして取得するとともに(図12のステップ1230を参照。)、同取得した実燃料付着変化量DFwと前記推定燃料付着量Fwとに基づいて前記燃料挙動モデルを修正する燃料挙動モデル修正手段(図12のステップ1235、ステップ1240、ステップ1245及びステップ1250を参照。)と、
を備えている。
前記フューエルカット開始後期間において前記実燃料付着変化量DFwを積算することによって前記フューエルカット開始時点における実燃料付着量FwACTFCを取得するとともに、同取得したフューエルカット開始時点における実燃料付着量FwACTFCと前記燃料付着量推定手段により推定されていた同フューエルカット開始時点における推定燃料付着量FwINFFCとに基づいて前記燃料付着率を修正するように構成されている(図11のステップ1120、図12のステップ1235乃至ステップ1250を参照。)。
Claims (3)
- 内燃機関の吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
前記吸気通路内における燃料の挙動を模した燃料挙動モデルにしたがって前記吸気通路を構成する部材に付着し且つ残留している燃料の総量である燃料付着量を推定燃料付着量として推定する燃料付着量推定手段と、
少なくとも前記推定された推定燃料付着量に基づいて前記燃料噴射手段から噴射される燃料の量である燃料噴射量を決定する燃料噴射量決定手段と、
を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、
前記機関の一回の吸気行程において同機関の気筒内に吸入される空気の量である筒内吸入空気量を取得する筒内吸入空気量取得手段と、
前記機関の排気通路に備えられ同排気通路を通過するガスの実際の空燃比の変化に対して出力が連続的に変化する広域空燃比センサを含み同広域空燃比センサの出力に基づいて同排気通路を通過するガスの実際の空燃比を取得する空燃比取得手段と、
前記機関の運転状態が所定のフューエルカット条件を満足したとき前記燃料噴射手段による燃料の噴射を停止するフューエルカット制御を実行するとともに同フューエルカット制御の実行中に同運転状態が所定のフューエルカット復帰条件を満足したとき前記燃料噴射手段による燃料の噴射を再開するフューエルカット制御実行手段と、
前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が停止され始めたフューエルカット開始時点からの所定期間であるフューエルカット開始後期間及び前記フューエルカット制御実行手段により前記燃料の噴射が再開され始めたフューエルカット復帰時点からの所定期間であるフューエルカット復帰後期間の少なくとも一方の期間であるフューエルカット関連期間において、前記取得された筒内吸入空気量を前記取得された実際の空燃比により除すること又は前記取得された筒内吸入空気量と前記取得された実際の空燃比とを所定のテーブルに適用することよって一回の吸気行程にて前記機関の気筒内に実際に流入した燃料量である実筒内流入燃料量を取得する実筒内流入燃料量取得手段と、
前記吸気通路内に噴射された燃料の量と前記取得された実筒内流入燃料量とに基づいて前記フューエルカット関連期間における一回の吸気行程に対する前記燃料付着量の実際の変化量を実燃料付着変化量として取得するとともに、同取得した実燃料付着変化量と前記推定燃料付着量とに基づいて前記燃料挙動モデルを修正する燃料挙動モデル修正手段と、
を備えた燃料噴射量制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置において、
前記燃料挙動モデルは、
前記機関の一回の吸気行程に対して前記燃料噴射手段により噴射された燃料の量に対する同噴射された燃料のうち前記吸気通路を構成する部材に付着する燃料の量の比である燃料付着率Rを使用する数式により表されるモデルであり、
前記燃料挙動モデル修正手段は、
前記フューエルカット復帰時点において前記吸気通路を構成する部材に付着している実際の燃料の量が0であると仮定し、且つ、前記取得した実燃料付着変化量を前記フューエルカット復帰後期間において積算することによって実燃料付着量を取得するとともに、同取得した実燃料付着量と前記推定燃料付着量とに基づいて前記燃料付着率Rを修正するように構成されたことを特徴とする燃料噴射量制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置において、
前記燃料挙動モデルは、
前記機関の一回の吸気行程に対して前記燃料噴射手段により噴射された燃料の量に対する同噴射された燃料のうち前記吸気通路を構成する部材に付着する燃料の量の比である燃料付着率Rを使用する数式により表されるモデルであり、
前記燃料挙動モデル修正手段は、
前記フューエルカット開始後期間において前記実燃料付着変化量を積算することによって前記フューエルカット開始時点における実燃料付着量を取得するとともに、同取得したフューエルカット開始時点における実燃料付着量と前記燃料付着量推定手段により推定されていた同フューエルカット開始時点における推定燃料付着量とに基づいて前記燃料付着率Rを修正するように構成されたことを特徴とする燃料噴射量制御装置。
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