JP3512932B2 - 内燃機関の燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給制御装置

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JP3512932B2
JP3512932B2 JP00490696A JP490696A JP3512932B2 JP 3512932 B2 JP3512932 B2 JP 3512932B2 JP 00490696 A JP00490696 A JP 00490696A JP 490696 A JP490696 A JP 490696A JP 3512932 B2 JP3512932 B2 JP 3512932B2
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尚己 冨澤
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株式会社日立ユニシアオートモティブ
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料の供給
制御の改良技術に関する。特に、燃料圧力の変化に対応
した(例えば、始動時等の燃料圧力の変動が大きい状態
における)燃料供給制御の精度向上を図るためのもので
ある。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に燃料を供給するに際し、所望
の排気特性,燃費特性,出力特性等を達成できるように
するためには、所定の燃料供給量が得られるように、か
つ、所定のタイミング(時期)で燃料を供給できるよう
に、燃料供給量と燃料供給時期とを正確に制御する必要
がある。
【0003】ここで、間欠的に燃料を噴射供給する燃料
噴射弁を用いた内燃機関の燃料供給制御を例として具体
的に説明する。即ち、間欠的に燃料を噴射供給する燃料
噴射弁における燃料供給量は、所定圧力の燃料を、所定
期間弁体を開弁させて噴射供給させることにより制御さ
れるようになっている。
【0004】また、燃料供給時期は、所定クランク角度
位置となったときに、燃料噴射弁を開閉弁させることで
制御される。これは、前記電磁式燃料噴射弁では、例え
ばコントロールユニットからの開弁指示,閉弁指示によ
り達成され、前記機械式燃料噴射弁では、例えば高圧燃
料ポンプからの高圧燃料の給送タイミングを制御(コン
トロールユニットでも制御できるし、所謂機械式タイマ
等でも制御できる)することで達成されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記燃
料供給量を支配する重要な因子である燃料圧力は、例え
ば始動時等においては十分に昇圧されず低圧な状態とな
っている場合があり、このため、電磁式燃料噴射弁にあ
っては、如何に正確に開弁期間を制御しても燃料供給量
を正確に制御できなくなる惧れがある。
【0006】一方、燃料供給時期については、電磁式の
燃料噴射弁にあっては、開弁時において、燃料圧力が低
いと、燃料圧力が高い場合に比較して、燃料圧力が弁体
に対して閉弁方向に作用する力(即ち、反力)が小さい
ので、実際の開弁時期が早まり、燃料供給の開始時期が
早まることとなる。逆に、閉弁時においては、燃料圧力
が低いと、燃料圧力が高い場合に比較して、噴射中の燃
料圧力が弁体に対して開弁方向に作用する力(即ち、反
力)が小さいので、実際の閉弁時期が早まり、実質的な
燃料供給の終了時期が早まることとなる(図5参照)。
【0007】なお、この開閉弁時期のズレは、実質的な
開弁期間に変化を来すので、燃料供給量にも変動を来す
ため、この開閉弁時期のズレを見込んで燃料供給量を補
正する必要がある。然も、このような燃料供給時期の変
化は、燃焼状態に悪影響する惧れがあり、始動特性,排
気特性,燃費特性,出力特性等に悪影響を及ぼす惧れが
ある。特に、圧縮行程中に筒内に直接燃料を噴射供給す
る直噴式ガソリン機関等にあっては、通常の吸気行程中
等に燃料を吸気ポート内等に噴射供給するものに比べ、
燃焼開始(膨張行程)までの時間が短いので燃焼状態に
与える影響度合いが大きく、より一層その惧れが顕著に
なり易い。
【0008】
【0009】ところで、燃料圧力の低下は、燃料供給量
や燃料供給時期の制御に悪影響を及ぼすばかりでなく、
更に、燃料の噴霧特性(噴霧形状,噴霧到達距離,噴霧
粒径等)にも影響を及ぼすので、燃料圧力が低いこと自
体が燃焼状態を悪化させる要因にもなる。このような燃
料圧力の低下による種々の問題発生の惧れに対処するた
めに、始動中等の燃料圧力の低下等を予め見込んだ補正
項により燃料供給量や燃料供給時期を補正制御すること
も考えられるが、ポンプの送油特性や、始動条件、例え
ばクランキング回転速度を支配するバッテリ電圧の状
態、機関間のフリクションのバラツキ、使用エンジンオ
イルの粘度、機関温度やオイル温度、更には燃料温度、
使用燃料の比重等の燃料圧力に影響する全ての要因を見
込んだ補正を行なって、燃料供給量や燃料供給時期を最
適に制御することは困難であるという実情もある。
【0010】本発明は、このような従来の実情に鑑みな
されたものであり、燃料圧力を検出し、燃料圧力の検出
結果に基づいて、燃料圧力の変化に拘わらず燃料供給特
性(燃料供給量,燃料供給時期,燃料噴霧特性)を最適
に制御できるようにした内燃機関の燃料供給制御装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る内燃機関の燃料供給制御装置は、図1に示すように、
機関に燃料を供給するための電磁式の燃料噴射弁と、該
燃料噴射弁からの基準となる燃料圧力状態における燃料
供給量を運転状態に応じて設定する燃料供給量設定手段
と、前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する
燃料圧力検出手段と、前記燃料供給量設定手段により設
定された燃料供給量に相当する燃料供給期間で実際に供
給できる燃料供給量の燃料圧力に応じた変化を、前記燃
料圧力検出手段で検出された燃料圧力に基づいて検出す
る燃料供給量変化検出手段と、駆動信号に対する前記燃
料噴射弁の動作遅れによる実際の開閉時期の燃料圧力に
応じた変化を、前記燃料圧力検出手段で検出された燃料
圧力に基づいて検出する開閉時期変化検出手段と、前記
開閉時期変化検出手段により検出された変化に基づい
て、燃料供給開始時期を補正する燃料供給時期補正手段
と、前記燃料供給量変化検出手段と前記開閉時期変化検
出手段とから検出された変化に基づいて、前記燃料供給
量設定手段により設定された燃料供給量を補正する燃料
供給量補正手段と、前記燃料供給量補正手段により補正
された燃料供給量が得られ、かつ、前記燃料供給時期補
正手段により補正された燃料供給開始時期で燃料供給を
開始するように、前記燃料噴射弁を駆動制御する燃料供
給制御手段と、を含んで構成し、前記燃料供給時期補正
手段が、前記燃料圧力検出手段により検出される燃料圧
力が高いほど、前記燃料供給開始時期を早めるよう補正
するようにした
【0012】即ち、前記燃料供給量設定手段により運転
状態に応じて基準となる燃料圧力状態における燃料供給
量を設定しても、当該基準となる燃料圧力状態における
燃料供給量に相当する燃料供給期間内で実際に供給でき
る燃料供給量は燃料圧力が変化すると変化し、また燃料
圧力が変化すると実際の燃料供給期間も変化してしまう
ので、前記燃料供給量設定手段により運転状態に応じて
設定された基準となる燃料圧力状態における燃料供給量
では、最適な燃料供給量を達成できなくなる。そこで、
上記構成を採用し、前記燃料圧力検出手段により燃料圧
力を検出し、当該燃料圧力に基づいて、実際に供給でき
る燃料供給量の変化と、燃料噴射弁の動作遅れによる実
際の開閉時期の変化と、を検出し、これらの変化に基づ
いて、前記燃料供給量設定手段により設定された燃料供
給量を補正するようにしたので、燃料圧力が変化しても
(例えば、始動時等の燃圧変動が大きい領域であって
も)、最適な燃料供給量を達成できることなる。
【0013】また、燃料圧力が変化すると、例えば、燃
料供給開始時期や燃料供給終了時期を制御する弁手段の
開閉の反力として作用するので、この反力の影響で実際
の燃料供給期間が変化し、即ち、燃料供給開始時期の遅
れ期間(供給開始指示から実際に有効に供給が開始され
るまのでの動作遅れ期間)や、燃料供給終了時期の遅れ
期間(供給終了指示から実際に供給が終了されるまので
の動作遅れ期間)が変化して、所望の燃料供給開始時期
が達成できず、或いは所望の燃料供給終了時期が達成で
きなくなり、始動特性,排気特性,燃費特性,出力特性
等に悪影響を及ぼす惧れがあるが、本発明では、燃料
射弁の動作遅れによる実際の開閉時期の変化に基づい
て、即ち、燃料供給開始時期の遅れ期間や燃料供給終了
時期の遅れ期間を考慮して、燃料供給開始時期を補正で
きるようにしたので、上記不具合発生の惧れを防止する
ことが可能となる。
【0014】ここで、燃料供給開始時期の遅れ期間や燃
料供給終了時期の遅れ期間が変化するが、この場合に、
影響度合いの大きい側の遅れ期間のみを考慮させる構成
とすること、或いは両遅れ期間を同時に考慮することが
できる構成とすることができるので、何れかの遅れ期間
を考慮することを省略して構成の簡略化を優先させた
り、両遅れ期間を考慮することで補正精度の向上を優先
させたりすることが可能となるが、本発明では、前記燃
料圧力検出手段により検出される燃料圧力が高いほど、
前記燃料供給時期補正手段が、燃料供給開始時期を早め
るように燃料供給時期を補正するように構成した。
【0015】例えば、通常、燃料圧力が高くなれば、前
記開閉の反力が大きくなって、燃料供給開始時期の遅れ
期間が長くなり、燃料供給終了時期の遅れ期間も長くな
る。従って、燃料供給開始時を所定の時期に合わせたい
場合には、燃料圧力が高くなるほど燃料供給開始時期を
早めるように燃料供給時期を補正し、また燃料供給終了
時を所定の時期に合わせたい場合にも、燃料圧力が高く
なるほど燃料供給開始時期を早めるように燃料供給時期
を補正する必要があるが、本発明によれば、この特性を
達成させることができることとなる。請求項に記載の
発明では、燃料圧力の変化に応じて変化する燃料の噴霧
特性の変化に対応した燃料供給量の補正量を、前記燃料
圧力検出手段で検出された燃料圧力に基づいて設定する
燃料噴霧特性補正量設定手段を備えると共に、前記燃料
供給量補正手段が、前記燃料噴霧特性補正量設定手段に
より設定された補正量に基づいて、前記燃料供給量設定
手段により設定された燃料供給量を補正する手段を含ん
で構成されるようにした。
【0016】即ち、燃料圧力の変化は、燃料の噴霧特性
(噴霧形状〔噴霧広がり角等〕,噴霧到達距離,噴霧粒
径等)にも影響を及ぼすので、燃料圧力が変化すること
自体に燃焼状態を悪化させる要因がある。一方、燃料の
噴霧特性の変化は、燃料供給量の補正により回復可能で
ある。そこで、本発明では、燃料圧力の変化による燃料
の噴霧特性の変化を、燃料供給量で補正するようにした
ので、以って噴霧特性の変化による燃焼状態の変化を抑
制でき、最適な燃焼状態延いては始動特性,排気特性,
燃費特性,出力特性等を最適に達成できることとなる。
【0017】請求項に記載の発明では、前記燃料の噴
霧特性が、燃料の噴霧広がり角形状であることを特徴と
した。特に、燃料の噴霧広がり角の変化は、燃焼状態に
及ぼす影響が大きいので、これを考慮することで、簡単
な構成で効率よく燃焼状態の変化を抑制できることとな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付の図面に基づいて説明する。本発明の第1の実施形
態に係る燃料系のシステム構成を示す図2において、図
示しない内燃機関の各燃焼室に臨んで燃料噴射弁1が設
けられている。なお、本実施形態では、各燃焼室に臨ん
で設けられる燃料噴射弁1を備えた直接噴射式ガソリン
機関の場合について説明することにするが、本発明は、
これに限られるものではなく通常の吸気ポート噴射式ガ
ソリン機関にも適用できるものである。
【0019】この燃料噴射弁1は、ソレノイドに通電さ
れて開弁し、通電停止されて閉弁する電磁ソレノイド式
燃料噴射弁であって、後述するコントロールユニット2
0において運転状態等に応じて設定される駆動信号を受
け、例えば圧縮行程中の所定時期に所定時間開弁される
ことで、高圧燃料ポンプ2から高圧燃料配管4を介して
圧送されて高圧側プレッシャレギュレータ3により所定
の圧力に調整された燃料を、機関燃焼室内に間欠的に噴
射供給するようになっている。
【0020】なお、前記燃料噴射弁1のそれぞれに前記
高圧燃料配管4は連結されており、当該高圧燃料配管4
は、例えば、燃料噴射に伴う配管内圧(燃料圧力)の低
下をある程度吸収できるように、機関等により駆動され
る前記高圧燃料ポンプ2によって圧送供給される高圧燃
料を所定量貯留できる構成としても良い。この高圧燃料
配管4は、当該高圧燃料配管4内の燃料圧力を、所望に
維持できるようにするための前記高圧側プレッシャーレ
ギュレータ3、或いは高圧になり過ぎないように高圧燃
料配管4内の燃料圧力を制限するための安全弁5に連通
されているが、これらの調圧作用により余剰となった燃
料は、低圧側プレッシャーレギュレータ9を介装する燃
料リターン配管7を介して、燃料タンク10へリターン
されるようになっている。
【0021】ところで、前記高圧燃料ポンプ2には、フ
ィードポンプ11により燃料タンク10から吸い上げら
れた燃料が、逆止弁,燃料フィルタ等(図示せず)を介
装した低圧燃料供給配管6を介して所定のフィード圧に
制御され、供給されるようになっている。なお、この所
定のフィード圧の調整は、低圧燃料供給配管6にバイパ
ス配管8を介して連通される前記低圧側プレッシャーレ
ギュレータ9によりなされるようになっている。
【0022】ところで、本実施形態では、高圧燃料配管
4内の燃料圧力P(或いは高圧燃料ポンプ3の吐出圧で
もよい)を検出することができる燃圧センサ12が備え
られている。そして、この燃圧センサ12の検出信号
は、コントロールユニット20へ入力されるようになっ
ている。従って、当該燃圧センサ12とコントロールユ
ニット20とが、本発明にかかる燃料圧力検出手段を構
成することとなる。
【0023】機関への燃料供給等を電子制御するコント
ロールユニット20は、CPU,ROM,RAM,A/
D変換器及び入出力インタフェイス等を含んで構成され
るマイクロコンピュータからなり、各種センサからの入
力信号を受け、後述の如く演算処理して、燃料噴射弁1
の作動を制御する。前記各種センサとしては、上述した
燃圧センサ12の他に、図示しない吸気ダクト中に設け
られ吸入空気流量Qを検出するためのエアフローメータ
(図示せず)が設けられていると共に、基準角度位置毎
(例えばTDC毎)の基準角度信号REFと、1°又は
2°毎の単位角度信号POSとを出力するクランク角セ
ンサ(図示せず)が設けられている。そして、このクラ
ンク角センサからの信号が入力されるコントロールユニ
ット20では、前記基準角度信号REFの周期、或い
は、所定時間内における前記単位角度信号POSの発生
数を計測することにより、機関回転速度Neを算出でき
るようになっている。
【0024】なお、他にも、機関のウォータジャケット
の冷却水温度Twを検出する水温センサ(図示せず)が
設けられている。ところで、コントロールユニット20
に内蔵されたマイクロコンピュータのCPUは、ROM
上のプログラムに従って演算処理を行い、機関への燃料
噴射量(噴射パルス幅相当)を演算し、所定の噴射タイ
ミングにおいて前記燃料噴射量相当のパルス幅を持つ駆
動パルス信号を燃料噴射弁1に出力するのであるが、こ
こで、まず、従来における燃料供給量・時期の具体的な
設定手法について説明することにする。
【0025】従来技術における最終的な燃料噴射量をT
eとすると、 燃料噴射量Te=基本噴射量Tp×各種補正係数Co+
電圧補正分Ts として算出される。前記基本噴射量Tpは、吸入空気流
量Qと機関回転速度Neとに基づいて決定される基本的
な噴射量であり、電圧補正分Tsは、バッテリ電圧の低
下による無効噴射量の増加に対応するための補正分であ
る。
【0026】また、前記各種補正係数Coは、Co=
{1+空燃比補正係数KMR+水温増量補正係数KTW+始
動及び始動後増量補正係数KAS+加速増量補正係数K
ACC +減速減量補正係数KDC+・・・}として算出され
る。なお、例えば、空燃比フィードバック補正係数αや
学習補正係数KLRN等による補正をTeの演算に含めるよ
うにしてもよい。
【0027】そして、燃料噴射タイミングは、燃料噴射
量Teを噴射できる開弁期間(時間或いはクランク角度
期間)を確保しつつ、かつ運転状態等に応じた所定のク
ランク角度位置までに噴射が終了できるように、開弁開
始タイミングが設定されるようになっている。或いは、
所定の燃焼状態等が達成できるように、予め開弁開始タ
イミングを設定するようにしておいてもよい。
【0028】しかしながら、上記従来の手法では、燃料
圧力Pが低下している場合には、以下のような問題が生
じる惧れがある。即ち、 上記演算手法により設定される燃料噴射量(噴射パル
ス幅相当)Teが得られるように燃料噴射弁1の開弁期
間を制御しても、実際の噴射量は、燃料圧力Pによって
変化するものであり、その影響は実験等により確認され
ているが、P1/ 2 に略比例して変化する。
【0029】燃料噴射タイミングについては、図5に
示すように、コントロールユニット20からの開弁駆動
信号に従って開弁されても、燃料圧力が低いと、燃料圧
力Pが高い場合に比較して、燃料圧力Pが弁体に対して
開弁時に閉弁方向に作用する反力が小さいので、同一時
期に開弁を指示しても、実際の開弁時期が早まり、燃料
供給の開始時期が早まることとなる。また、燃料圧力P
が低いと、燃料圧力Pが高い場合に比較して、噴射中の
燃料圧力も低いのでそれだけ閉弁時に開弁方向に弁体に
対して作用する反力が小さいので、同一時期に閉弁を指
示しても、早期に閉弁されることになる。
【0030】即ち、燃料圧力の変化によって、実質的な
燃料供給量に変動を来すと共に、開閉弁時期が変化して
燃焼状態等に悪影響を及ぼすので、これらを補正する必
要がある。 更に、燃料圧力Pは噴霧特性(噴霧形状〔特に噴霧の
広がり角θ〕,噴霧到達距離L,噴霧粒径φ等)にも大
きな影響を及ぼすが、この噴霧特性は燃焼状態に重大な
影響を与えるものであるので、燃料圧力Pの低下による
燃焼状態への悪影響を抑制する必要もある。なお、同じ
燃料噴射弁であれば、即ち噴孔数や噴孔面積等が同一で
あれば、燃料噴射量によって噴霧特性を改善することが
可能である。これは、特に機械式燃料噴射弁の場合に、
より改善効果が大きいものとなる。
【0031】そこで、本実施形態では、以下のようにし
て、燃料圧力の変化を考慮した燃料の供給制御を行なう
ようにした。即ち、 本実施形態における最終的な燃料噴射量をTiとする
と、Tiは、下式に基づき設定される。
【0032】 Ti=Te’+Tc Te’=Te×k/(P1/2 )×fθ(P) Tc=fTa(P)−fTb(P) なお、kは、所定基準燃料圧力のときに、k/
(P1/2 )=1となる定数である。
【0033】fθ(P)は、燃料圧力Pの変化に応じた
噴霧特性(噴霧形状〔噴霧の広がり角θ〕,噴霧到達距
離L,噴霧粒径φ等)の変化分を考慮した関数である。
Tcは、燃料圧力Pの変化に応じた噴射開始時期変化
(Ta)分と、噴射終了時期変化(Tb)分と、を考慮
した燃料補正量である。 一方、燃料噴射時期については、電磁式燃料噴射弁に
あっては、燃料圧力Pが低いと、高い場合に比較して、
実質開弁時期が早まり、実質閉弁時期も早まるので、こ
れらを考慮して、前記最終的な燃料噴射量Tiが得ら
れ、かつ、運転状態等に応じた所定のクランク角度位置
までに噴射が終了できるように、開弁タイミングが設定
される。或いは、所定の燃焼状態等が達成できるよう
に、運転状態等に応じて予め設定されれている開弁開始
タイミングを、開弁時期の遅れ期間で補正するようにし
てもよい。
【0034】具体的には、本実施形態におけるコントロ
ールユニット20が、図3,図4(或いは図6)のフロ
ーチャートに従って、上記本実施形態における燃料供給
制御を行なうこととなる。なお、本発明にかかる燃料供
給量設定手段、燃料供給量変化検出手段、燃料供給期間
変化検出手段、燃料供給量補正手段、燃料供給制御手段
としての機能は、図3のフローチャートに示すようにコ
ントロールユニット20がソフトウェア的に備えるもの
である。また、本発明にかかる燃料供給時期補正手段と
しての機能は、図4(或いは図6)のフローチャートに
示すようにコントロールユニット20がソフトウェア的
に備えるものである。
【0035】ここで、燃料供給量制御に関する図3のフ
ローチャートについて説明する。ステップ(図中ではS
としてある。以下同様)1では、従来同様の方法によ
り、燃料噴射量Te(=Tp×Co+Ts)を求める。
ステップ2では、燃圧センサ12からの信号に基づき燃
料圧力Pを検出し、当該燃料圧力Pに基づき、フロー中
に示すようなマップを参照し、噴霧特性を最適補正する
ためのfθ(P)を検索等により求める。
【0036】ステップ3では、Te’〔=Te×k/
(P1/2 )×fθ(P)〕を求める。なお、Te’は、
同一開弁期間を指示した場合に、燃料圧力Pの変化によ
る実噴射量の変化分の補正(実噴射期間の変化分は含ま
ず)と、噴霧特性の変化分の補正と、が盛り込まれた燃
料噴射量である。そして、ここまでの補正には、燃料圧
力Pが変化したことで、実噴射期間が変化し燃料噴射量
が変化することを補正するための補正項Tcは含まれて
いないので、以下で前記補正項Tcを演算する。
【0037】ステップ4では、燃料圧力Pに基づき、フ
ロー中に示すようなマップを参照し、燃料圧力Pに応じ
た開弁時期の遅れ期間Taを算出するための係数ka、
及び燃料圧力Pに応じた閉弁時期の遅れ期間Tbを算出
するための係数kbを、検索等により求める。ステップ
5では、燃料圧力Pに応じた開閉弁時期のズレにより生
じる燃料噴射量の変化を補正するための燃料補正量Tc
を下式により求める。
【0038】Tc=Ta0 ・ka(≒Ta)−Tb0
kb(≒Tb) なお、Ta0 は所定基準燃料圧力のときの開弁遅れ期間
であり、Tb0 は所定基準燃料圧力のときの閉弁遅れ期
間である。ところで、図5に示すように、燃料圧力Pが
高い程、Taの値は大きくなり実開弁期間を短縮する方
向に働く。一方、燃料圧力Pが高い程、Tbの値は大き
くなり実開弁期間を増大する方向に働く。従って、これ
らの偏差を求めることで、燃料圧力Pによる実開弁期間
の変化、即ち燃料圧力Pに応じた開閉弁時期のズレによ
る燃料補正量Tcを求めることができることとなる。な
お、本実施形態では、基準値Ta0 ,Tb0 ,係数k
a,kbを用いて、Ta,Tbを求めるようにしたが、
直接、マップ検索等により、燃料圧力Pに応じた開弁時
期の遅れ期間Ta,閉弁時期の遅れ期間Tbを求めるよ
うにしてもよい。
【0039】なお、例えば、燃料噴射量の絶対量(例え
ば、燃料噴射量Te’等)によって、Ta,Tbは変化
するので、燃料噴射量Te’によるTa,Tbの変化の
補正を盛り込ませるようにしてもよい。すなわち、例え
ば、係数ka,kbを検索するためのマップを、燃料噴
射量Te’毎に複数備えるようにする、或いは燃料噴射
量Te’によるTa,Tbの変化を補正するための補正
係数k1 ,k2 をマップ等に記憶しておき、これを燃料
噴射量Te’に基づき検索等により求め、Tc=Ta0
・ka・k1 −Tb0 ・kb・k2 なる式から、Tcを
求めるようにしてもよい。
【0040】ステップ6では、最終的な燃料噴射量Ti
(=Te’+Tc)を求める。そして、最終的な燃料噴
射量Tiに応じたパルス幅を持つ駆動パルス信号を燃料
噴射弁1に、図4のフローチャートにおいて設定される
タイミングで出力する。ここで、本実施形態におけるコ
ントロールユニット20が、図4のフローチャートに従
って行なう燃料噴射時期の設定制御について説明する。
【0041】即ち、ステップ11では、従来同様の手法
により、運転状態(負荷や回転速度や冷却水温や点火時
期等)に応じて設定される燃料噴射弁1の閉弁時期CA
(所定クランク角度位置)を求める。ステップ12で
は、フロー中のマップ等を検索して、燃料圧力Pに応じ
て、即ち閉弁遅れ期間Tbの変化による補正分cを検索
等により求める。なお、燃料圧力が高い程、実閉弁時期
は遅れるので、これを補正するように、前記cは、燃料
圧力が高い程大きな値に設定される。
【0042】ステップ13では、最終的な閉弁時期C
A’(=閉弁時期CA−c、閉弁時期設定のための基準
位置からの経過クランク角度)を求める。なお、前記T
b、延いては前記cは、燃料噴射量Te’やTe或いは
Tpによって異なるので、これを考慮して設定するよう
にしてもよい。ステップ14では、図3のフローチャー
トの実行により設定された最終的な燃料噴射量Tiが得
られるパルス幅CB(クランク角度期間)を、回転速度
Ne等に基づいて求める。
【0043】ステップ15では、前記CA’から前記パ
ルス幅CB分を逆算して、開弁開始時期CSを求める。
ステップ16では、ステップ15で求められた開弁開始
時期となったときに、前記最終的な燃料噴射量Tiが得
られるパルス幅CBを、燃料噴射弁1に出力して、本フ
ローを終了する。
【0044】即ち、本実施形態によれば、燃料圧力Pが
高い程、燃料噴射の開始指令時期が早まることとなる。
なお、開弁開始時期を所定に制御する場合には、図6の
フローチャート(S21〜S24)に示すように、予め
運転状態等に応じて開弁開始時期を設定し、これを前記
開弁開始遅れ期間Taの変化分で補正するようにしても
構わない。この場合は、実際の開弁開始時期が所望の値
に制御される一方で、閉弁時期の方が燃料圧力や燃料噴
射量に応じて変化することとなる。例えば、この手法
は、燃焼状態を所望のものとするうえで燃料が噴射され
てから着火が開始されるまでの着火遅れ期間等を重要視
する直接噴射式ディーゼル機関等において有効なものと
なる。なお、この場合も、燃料圧力Pが高い程、燃料噴
射の開始指令時期が早まることとなる。
【0045】このように、本実施形態によれば、同一開
弁期間で燃料噴射をしたとしても、燃料圧力が変化する
と実際の燃料噴射量が変化してしまうのを、燃料圧力を
検出し、当該燃料圧力に基づいて補正できるようにする
と共に、燃料圧力が変化すると開閉弁遅れ期間が変化し
実開弁期間が変化して実際の燃料噴射量が変化するのを
補正できるようにしたので、燃料圧力が変化しても燃料
噴射量を常に最適値に制御することができる。
【0046】また、燃料圧力の変化による燃料の噴霧特
性の変化を、燃料噴射量の補正により補正できるように
したので、これによって最適な燃焼状態の維持を図れる
こととなる。更に、燃料圧力の変化によって変化する実
閉弁時期を考慮して、燃料噴射時期を設定するようにし
たので、例えば、所定の時期に燃料噴射が開始できず或
いは所定の時期までに燃料噴射が終了できずに燃焼を悪
化させるような事態が発生するのを防止することが可能
となる。特に、この効果は、直噴式内燃機関において大
きなものとなる。
【0047】
【0048】なお、本実施形態では、高圧燃料ポンプを
採用し比較的高圧で燃料を噴射供給する例について説明
したが、本発明は、これに限らず、通常のガソリン機関
のように比較的低圧で燃料を供給する場合にも適用でき
ることは勿論である。また、本実施形態では、燃料圧力
の変動の比較的大きな始動時等を代表として説明した
が、これに限らず、燃料ポンプの駆動特性差や燃料温度
や燃料性状等の相違等により変化する燃料圧力の変化に
も対応できることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にかかる内燃機関の燃料供給制御装置によれば、燃
料圧力が変化しても、最適な燃料供給量を常に達成でき
ることなるので、始動特性,排気特性,燃費特性,出力
特性等を常に最適に制御することが可能となる。
【0050】また、燃料圧力が変化しても、所望の燃料
供給開始時期を常に達成することができるとになるの
で、始動特性,排気特性,燃費特性,出力特性等を常に
最適に制御することが可能となる。
【0051】特に、通常、燃料圧力が高いほど燃料供給
開始時期を早めるように燃料供給時期を補正する必要が
あるが、この特性を達成させることができることとな
る。請求項に記載の発明によれば、燃料圧力の変化に
よる燃料の噴霧特性の変化を燃料供給量の補正により行
なわせるようにしたので、簡単な構成で、最適な燃焼状
態延いては始動特性,排気特性,燃費特性,出力特性等
を最適に達成させることが可能となる。
【0052】請求項に記載の発明によれば、燃料圧力
の変化による燃料の噴霧広がり角の変化を、燃料供給量
の補正により補正するようにしたので、簡単な構成で効
率よく燃焼状態の変化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態における燃料系のシステ
ム構成図。
【図3】同上実施形態の燃料供給量制御を説明するフロ
ーチャート。
【図4】同上実施形態の燃料供給時期制御(燃料噴射終
了時期制御)を説明するフローチャート。
【図5】「燃料噴射開始遅れ期間Ta」と「燃料噴射終
了遅れ期間Tb」とを燃料圧力が異なる場合で比較して
説明するタイムチャート。
【図6】他の燃料供給時期制御(燃料噴射開始時期制
御)を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁 2 高圧燃料ポンプ 3 高圧側プレッシャーレギュレータ 4 高圧燃料配管 5 安全弁 6 低圧燃料供給配管 7 燃料リターン配管 8 バイパス配管 9 低圧側プレッシャーレギュレータ 10 燃料タンク 11 フィードポンプ 12 燃圧センサ 20 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 41/40 F02D 41/40 C (56)参考文献 特開 平5−125985(JP,A) 特開 昭58−72626(JP,A) 特開 平4−203452(JP,A) 特開 平6−229304(JP,A) 特開 昭58−27852(JP,A) 特開 平6−66179(JP,A) 特開 平6−88546(JP,A) 特開 平6−66193(JP,A) 実開 平2−107745(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/04 330 F02D 41/04 335 F02D 41/04 380 F02D 41/04 385 F02D 41/34 F02D 41/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関に燃料を供給するための電磁式の燃料
    噴射弁と、 該燃料噴射弁からの基準となる燃料圧力状態における燃
    料供給量を運転状態に応じて設定する燃料供給量設定手
    段と、 前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する燃料
    圧力検出手段と、前記燃料供給量設定手段により設定された燃料供給量に
    相当する燃料供給期間で 実際に供給できる燃料供給量の
    燃料圧力に応じた変化を、前記燃料圧力検出手段で検出
    された燃料圧力に基づいて検出する燃料供給量変化検出
    手段と、駆動信号に対する 前記燃料噴射弁の動作遅れによる実際
    の開閉時期の燃料圧力に応じた変化を、前記燃料圧力検
    出手段で検出された燃料圧力に基づいて検出する開閉時
    期変化検出手段と、 前記燃料供給量変化検出手段と前記開閉時期変化検出手
    段とから検出された変化に基づいて、前記燃料供給量設
    定手段により設定された燃料供給量を補正する燃料供給
    量補正手段と、前記開閉時期変化検出手段により検出された変化に基づ
    いて、燃料供給開始時期を補正する燃料供給時期補正手
    段と、 前記燃料供給量補正手段により補正された燃料供給量が
    得られ、かつ、前記燃料供給時期補正手段により補正さ
    れた燃料供給開始時期で燃料供給を開始するように、前
    記燃料噴射弁を駆動制御する燃料供給制御手段と、を含
    んで構成し、 前記燃料供給時期補正手段は、前記燃料圧力検出手段に
    より検出される燃料圧力が高いほど、前記燃料供給開始
    時期を早めるよう補正すること を特徴とする内燃機関の
    燃料供給制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料圧力の変化に応じて変化する燃料の噴
    霧特性の変化に対応した燃料供給量の補正量を、前記燃
    料圧力検出手段で検出された燃料圧力に基づいて設定す
    る燃料噴霧特性補正量設定手段を備え 前記燃料供給量補正手段が、前記燃料噴霧特性補正量設
    定手段により設定された補正量に基づいて、前記燃料供
    給量設定手段により設定された燃料供給量を補正する手
    段を含んで構成されたことを特徴とする請求項記載の
    内燃機関の燃料供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料の噴霧特性が、燃料の噴霧広がり
    角形状であることを特徴とする請求項記載の内燃機関
    の燃料供給制御装置。
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