JP4488394B2 - 電子連動システム、およびその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道駅構内の転てつ機、信号機等を連鎖制御する電子連動装置に係り、詳細には、ネットワークを介して連動データの更新を行う電子連動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の電子処理装置を用いた電子連動装置は、各駅毎に共通して使用する連動機能などを標準プログラムとして実装し、駅毎に異なる連動条件等は連動データとして個々の電子連動装置に与えられている。この電子連動装置は、ソフトウェアを大幅に標準化しているので、設計から検査、工事、保守作業まで効率のよいシステムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子連動装置は、連動データの入力にROM(Read Only Memory)を用いていたため、連動データの内容が変更になった場合、その電子連動装置を構成する複数の各論理部における連動データのROMを交換する必要があった。その際のROM交換は人の手作業によるため、作業の手間がかかり、また、実装ミスが発生することが多かった。
【0004】
また、複数のROMにデータを書き込む際に書込ミスが発生すること、さらに、誤って実装されたROMによるデータミスが発見されにくいことなどの問題もあった。
【0005】
本発明の課題は、連動データの変更を行う際に、連動データの交換の手間を省き、また、入力ミスをなくし、容易に連動データを変更できる電子連動システムおよびその制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
外部からデータ、指示等の入力を受け付けるモニタ装置(例えば、図1のモニタ・試験部3)と、電子連動システムを構成する各部を制御する連動論理装置(例えば、図1の連動論理部6)と、自身に接続された各機器を制御する複数の制御論理装置(例えば、図1の進路制御論理部5、現場機器制御論理部7、中継器8)と、が通信回線(例えば、図1のLAN2)を介して接続された電子連動システム(例えば、図1の電子連動装置1)であって、
前記モニタ装置は、入力されるデータを前記通信回線を介して前記連動論理装置および複数の制御論理装置に送信し、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、自身で現在使用しているデータを格納する第1のデータ領域(例えば、図3の現用データエリア32、52)と、前記通信回線を介して受信したデータを格納する第2のデータ領域(例えば、図3の新データエリア31、51)と、を有し、前記通信回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを受信すると、当該受信したデータを前記第2のデータ領域に格納し、前記通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデータの受信を確認する受信応答を送信し、
前記モニタ装置は、前記受信応答を受信すると、該受信応答を送信した連動論理装置および複数の制御論理装置に、前記通信回線を介してデータ承認を送信し、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記第2のデータ領域に格納されているデータを前記第1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写されたデータと前記第2のデータ領域に格納されているデータとの一致を確認した場合、前記受信したデータを使用可能とすることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、外部からデータ、指示等の入力を受け付けるモニタ装置と、電子連動システムを構成する各部を制御する連動論理装置と、自身に接続された各機器を制御する複数の制御論理装置と、が通信回線を介して接続された電子連動システムの制御方法であって、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、自身で現在使用しているデータを格納する第1のデータ領域と、前記通信回線を介して受信したデータを格納する第2のデータ領域と、を有し、
前記モニタ装置において、入力されるデータを前記通信回線を介して前記連動論理装置および複数の制御論理装置に送信するデータ送信工程と、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置において、前記通信回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを受信すると、当該受信したデータを前記第2のデータ領域に格納し、前記通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデータの受信を確認する受信応答を送信する受信応答送信工程と、
前記モニタ装置において、前記受信応答を受信すると、該受信応答を送信した連動論理装置および複数の制御論理装置に、前記通信回線を介してデータ承認を送信するデータ承認工程と、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記第2のデータ領域に格納されているデータを第1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写されたデータと前記第2のデータ領域に格納されているデータとの一致を確認した場合、前記受信したデータを使用可能とするデータ使用許可工程と、
を含むことを特徴とする。
【0008】
したがって、モニタ装置よりデータを入力することにより、通信回線を介して接続された各装置に、そのデータを容易にローディングできる。
【0009】
また、電子連動システムを構成する各装置は、通信回線を介して送信されたデータの受信を確認する受信応答を送信し、それに応じたデータ承認の指示によりそのデータの使用を許可するため、ローディングするデータの送信の際のミスを防止できる。
【0012】
また、データ承認指示により、現用データからローディングされた新データへの切換を行うことができる。また、そのデータ切換の際に、両データの一致を確認してから使用を許可するので、データ切換の際のミスを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜7を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
まず構成を説明する。
図1は、本実施の形態における電子連動装置1の構成を示す図である。この図において、電子連動装置1は、モニタ・試験部3、進路制御論理部5、連動論理部6および現場機器制御論理部7によって構成され、これらの各部は、LAN(Local Area Network)2に接続されている。
【0015】
LAN2は、中継器8を介して他の装置のLAN10に接続され、また、現場機器制御論理部7は、LAN20を介して転てつ機、信号機等の複数の現場機器9に接続されている。
【0016】
モニタ・試験部3は、連動モニタ4からの指示にしたがって、進路制御論理部5、連動論理部6および現場機器制御論理部7等の各論理部で使用するローディング対象データを、LAN2を介して送信する。また、モニタ・試験部3は、上記の各論理部から受信したアンサを連動モニタ4に示し、このアンサに応じて連動モニタ4から指示されるデータ承認を、LAN2を介して各論理部に送信する。
【0017】
進路制御論理部5、連動論理部6および現場機器制御論理部7等の各論理部は、モニタ・試験部3よりLAN2を介して送信されたローディング対象データを受信し、そのデータ受信を確認するアンサを、LAN2を介してモニタ・試験部3に送信する。
【0018】
また、各論理部は、送信したアンサに応じてモニタ・試験部3から送信されるデータ承認を受信することにより、LAN2を介して受信したローディング対象データを以降の連動動作において使用可能とする。
【0019】
なお、各論理部にはデータエリアとして、現用データエリア(フラッシュROM)、および新データエリア(RAM(Random Access Memory))の2種類のデータエリアを設ける。現用データエリアには、現在使用可能なデータが格納され、新データエリアには、LAN2を介して受信するローディング対象データが格納される。
【0020】
連動論理部6は、連動モニタ4から、モニタ・試験部3、LAN2を介して入力される各機能設定に基づき、LAN2を介して各論理部に、その機能実行を指示する。
【0021】
次に動作を説明する。
本発明の実施の形態において、データローディング処理は、ローディング対象データのローディング、そのデータ承認およびデータ切換の3つの処理により実行される。これらの各処理の設定は、任意の連動モニタ4にて行われ、同系のモニタ・試験部3にて制御され、連動論理部6に出力される。そして、各処理のチェックおよび指示の出力は、連動論理部6にて行われる。
【0022】
図2は、図1の電子連動装置1において、データをローディングする際のデータおよび指示の流れを模式的に示す図である。この図において、太線L1はローディング対象データの流れを、点線L2は各機能設定入力の流れを、そして、破線L3は各機能実行指示の流れを、それぞれ示す。
【0023】
ローディング対象データは、連動モニタ4より入力され、同系のモニタ・試験部3により、Ei−W(Electronic inter-rocking Wire:電子連動網、図1のLAN2に相当する。)を介して、連動論理部6、各対象論理部等の各論理部に送信される。
【0024】
また、連動モニタ4から行われる各機能設定入力は、同系のモニタ・試験部3により、Ei―Wを経由して連動論理部6に送信される。そして、この機能設定入力を受信した連動論理部6は、Ei−Wを経由して同系のモニタ・試験部3および各対象論理部に、その機能設定入力に応じた実行指示を送信する。
【0025】
モード設定パネル12は、電子連動装置1が現場機器(転てつ機、信号機等)9を制御している通常モードから、データローディングが可能な保守モードに切り換えるためのスイッチパネルであり、このモード設定パネル12により電子連動装置1のモードが保守モードに切り換わっているときのみ、データローディングの機能が有効となる。
【0026】
図3は、図1の電子連動装置1における、連動モニタ4から各論理部へのデータローディングの流れを模式的に示す図である。この図において、太線L1は、ローディング対象データの流れを、実線L4は各機能設定および指示の流れを、それぞれ示す。
【0027】
まず、保守者は、連動モニタ4にローディング対象データが格納されているローディングデータメディア(記憶媒体)を挿入する。すると、連動モニタ4は、挿入されたローディングデータメディアから格納されているデータを読み出して自身の新データエリアに格納する。
【0028】
次いで、保守者により連動モニタ4からローディングデータの読み込みが指示されると、モニタ・試験部3は、連動モニタ4の新データエリア内に格納されているローディングデータを読み込み、自身の新データエリア31にそのデータを格納する。そして、その読み込んだデータのバージョンを連動モニタ4に表示する。
【0029】
なお、LAN2に接続されている各部は、全て同一のバージョンのデータで動作することが前提であるので、現用データのバージョンと比較・確認するために、その読み込んだデータのバージョンが表示される。
【0030】
そして、保守者が、連動モニタ4に表示されたデータからローディング対象データを選択すると、連動論理部6は、モニタ・試験部3に対して、選択されたローディングデータの送信を指示する。
【0031】
ローディングデータの送信を指示されたモニタ・試験部3は、受信側である各論理部の受信準備時間を考慮して一定期間経過後、自身の新データエリア31内の選択されたローディングデータを、LAN2を介して各論理部に送信する。
【0032】
ローディングデータを受信した各論理部は、そのデータを各論理部自身の新データエリア51に格納する。その後、ローディングデータを受け取ったことを表すアンサを、LAN2を経由してモニタ・試験部3に送信する。
【0033】
この、モニタ・試験部3、および各論理部間で行われるローディングデータの送受信手順を、図4に基づいて説明する。
【0034】
送信対象となるローディングデータを送信する際に、まずモニタ・試験部3は、そのローディングデータを適当な大きさに分割してから、Ei−Wに順次送信する。この時、各分割データ1〜nは、データの妥当性を高めるためにそれぞれ二度づつ送信される。
【0035】
各論理部は、Ei−Wから分割データ1〜nを受信すると、その受信した分割データ1〜nを、それぞれ一致するか否かをチェックし、一致していた場合のみ受信した分割データ1〜nは妥当であると判断し、妥当な分割ローディングデータとして確定する。
【0036】
その後、各論理部は、確定した分割ローディングデータを、データの順番を表すシーケンス番号1〜nにしたがって組み立て、ローディングデータを復元する。そして、復元したローディングデータを、自身の新データエリア52に格納する。
【0037】
また、受信した分割データが一致せず、妥当でないと判断した場合、その論理部は、モニタ・試験部3に対してデータの再送信を要求し、受信を待機する。
【0038】
各論理部は、受信した分割データの一致をチェックし、妥当であると判断してローディングデータを復元すると、ローディングデータの受信を確認するアンサを、LAN2を経由してモニタ・試験部3に送信する。
【0039】
以上のように、モニタ・試験部3から各論理部に送信されたローディングデータは、図5の模式図に基づいて説明されるデータ承認およびデータ切換を経て、電子連動装置1における実際に使用可能なデータとされる。
【0040】
図5において、太線L1は、ローディングデータの流れを、実線L5は各処理設定および指示の流れを、それぞれ示す。
【0041】
モニタ・試験部3は、LAN2を介して、各論理部からローディングデータの受信を確認するアンサを受信すると、次いで、そのアンサを送信した論理部に対し、データ承認を送信する。
【0042】
ローディングにより各論理部の新データエリア51に格納されたローディングデータは、モニタ・試験部3から指示されるデータ承認により、各論理部に実装されている現用データエリア52(不揮発性メモリ;例えばフラッシュROM等。)に書き込むことができる。
【0043】
データ承認が指示された各論理部は、まず、「現用データエリア52内のデータは使用できない」ことを表すために、現用データエリア52である不揮発性メモリに「データ使用不可フラグ」を書き込む。このフラグが書き込まれている場合、現用データエリア52である不揮発性メモリ内のデータは、正規のデータとして使用できない。
【0044】
次に、各論理部は、新データエリア51内に格納されているローディングデータを現用データエリア52に格納する。そして、現用データエリア52に新たに格納されたデータと、新データエリア51に格納されているローディングデータとが完全に一致することを確認するためのデータ比較を行い、比較結果を、LAN2を介して連動モニタ4に出力する。
【0045】
そして、現用データエリア52に格納されたデータと、新データエリア51に格納されているローディングデータとの一致が確認された場合のみ、各論理部は、現用データエリア52の「データ使用不可フラグ」を消去し、正規のデータとしての使用を可能とする。
【0046】
以上のように、連動モニタ4から入力されるローディングデータは、LAN2を介して各論理部にローディングされ、モニタ・試験部3によるデータ承認の指示を経て使用可能となる。また、そのデータをローディングする際に、受信したデータの一致を確認することにより、送信ミス等を防止している。
【0047】
また、以上のように構成される電子連動装置1において、ローディングするデータを試験データとし、その電子連動装置1の性能等を容易に試験することができる。そして、その際には、実際の現場機器9等に支障が起きないように条件を設定する必要がある。その条件として、例えば、現場機器9の接続/未接続(=模擬)、他装置LAN10の接続/未接続(=模擬)等の条件が設定でき、また、それぞれの条件については独立して設定できる。
【0048】
以下、電子連動装置1における試験条件設定について説明する。
図6は、図1の電子連動装置1における、試験データ設定の流れを模式的に示す図である。この試験データの設定は、上述したデータローディングの際の各設定と同様に連動モニタ4から行われ、この設定に基づいて連動論理部6が各対象論理部に指示する。
【0049】
例えば、他装置LAN10の接続/未接続(=模擬)を条件設定とする場合、連動論理部6は、中継器8に対して他装置LAN10の接続/未接続の設定を、また、現場機器9の接続/未接続(=模擬)を条件設定とする場合、連動論理部6は、現場機器制御論理部7に対して現場機器9の接続/未接続の設定を指示する。
【0050】
図7は、現場機器制御論理部7における、現場機器9の接続/未接続の設定を指示する際の、論理演算の流れを示す図である。なお、この現場機器9の接続/未接続の設定は、全現場機器9一括単位でのみ可能とし、現場機器9個別の設定は行わないこととする。
【0051】
連動モニタ4から、外部条件として現場機器9を接続に設定すると、現場機器制御論理部7は、現場機器9に対する制御を出力する。そして、現場機器9からET−W(Electronic Terminal Wire:電子端末網、図1のLAN20に相当する。)を経由して入力される実状態をEi−Wに出力する。
【0052】
また、外部条件として現場機器9を未接続に設定すると、現場機器制御論理部7は、現場機器9に対する制御を出力しない。そして、あらかじめ実装されている模擬化結線を実行し、模擬した現場機器9の状態をEi−Wに出力する。
【0053】
以上のように、現場機器9を切り離すように条件を設定することで、試験時に動作しては困る現場機器9に影響なく、電子連動装置1における各論理部の動作確認を容易に行うことができる。
【0054】
なお、本実施の形態においては、本発明を適用した電子連動装置1について説明を行ったが、LANを利用したほかのシステム、例えば、ATC(Automatic Train Control)装置、CTC(Centralized Traffic Control)装置等にも同様に本発明を適用できる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1および2記載の発明によれば、モニタ装置よりデータを入力することにより、通信回線を介して接続された各装置に、そのデータを容易にローディングできる。
【0056】
また、電子連動システムを構成する各装置は、通信回線を介して送信されたデータの受信を確認する受信応答を送信し、それに応じたデータ承認の指示によりそのデータの使用を許可するため、ローディングするデータの送信の際のミスを防止できる。
【0057】
また、データ承認指示により、現用データからローディングされた新データへの切換を行うことができる。また、そのデータ切換の際に、両データの一致を確認してから使用を許可するので、データ切換の際のミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子連動装置1の構成図である。
【図2】データをローディングする際のデータおよび指示の流れを示す図である。
【図3】ローディングデータの流れを示す図である。
【図4】ローディングデータの送受信手順を示す図である。
【図5】データ承認およびデータ切換の流れを示す図である。
【図6】試験データ設定の流れを示す図である。
【図7】現場機器9の接続/未接続の設定に応じた現場機器制御論理部7の論理演算の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 電子連動装置
2、10、20 LAN
3 モニタ・試験部
31、51 新データエリア
32、52 現用データエリア
4 連動モニタ
5 進路制御論理部
6 連動論理部
7 現場機器制御論理部
8 中継器
9 現場機器
12 モード設定パネル
L1 ローディングデータ
L2 各処理設定入力
L3 各処理実行指示
L4 各処理設定および指示
Claims (2)
- 外部からデータ、指示等の入力を受け付けるモニタ装置と、電子連動システムを構成する各部を制御する連動論理装置と、自身に接続された各機器を制御する複数の制御論理装置と、が通信回線を介して接続された電子連動システムであって、
前記モニタ装置は、入力されるデータを前記通信回線を介して前記連動論理装置および複数の制御論理装置に送信し、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、自身で現在使用しているデータを格納する第1のデータ領域と、前記通信回線を介して受信したデータを格納する第2のデータ領域と、を有し、前記通信回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを受信すると、当該受信したデータを前記第2のデータ領域に格納し、前記通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデータの受信を確認する受信応答を送信し、
前記モニタ装置は、前記受信応答を受信すると、該受信応答を送信した連動論理装置および複数の制御論理装置に、前記通信回線を介してデータ承認を送信し、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記第2のデータ領域に格納されているデータを前記第1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写されたデータと前記第2のデータ領域に格納されているデータとの一致を確認した場合、前記受信したデータを使用可能とすることを特徴とする電子連動システム。 - 外部からデータ、指示等の入力を受け付けるモニタ装置と、電子連動システムを構成する各部を制御する連動論理装置と、自身に接続された各機器を制御する複数の制御論理装置と、が通信回線を介して接続された電子連動システムの制御方法であって、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、自身で現在使用しているデータを格納する第1のデータ領域と、前記通信回線を介して受信したデータを格納する第2のデータ領域と、を有し、
前記モニタ装置において、入力されるデータを前記通信回線を介して前記連動論理装置および複数の制御論理装置に送信するデータ送信工程と、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置において、前記通信回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを受信すると、当該受信したデータを前記第2のデータ領域に格納し、前記通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデータの受信を確認する受信応答を送信する受信応答送信工程と、
前記モニタ装置において、前記受信応答を受信すると、該受信応答を送信した連動論理装置および複数の制御論理装置に、前記通信回線を介してデータ承認を送信するデータ承認工程と、
前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記第2のデータ領域に格納されているデータを前記第1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写されたデータと前記第2のデータ領域に格納されているデータとの一致を確認した場合、前記受信したデータを使用可能とするデータ使用許可工程と、
を含むことを特徴とする電子連動システムの制御方法。
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