JP2003198597A - データ通信システム、通信端末装置および通信端末装置用設定器 - Google Patents

データ通信システム、通信端末装置および通信端末装置用設定器

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JP2003198597A JP2001393015A JP2001393015A JP2003198597A JP 2003198597 A JP2003198597 A JP 2003198597A JP 2001393015 A JP2001393015 A JP 2001393015A JP 2001393015 A JP2001393015 A JP 2001393015A JP 2003198597 A JP2003198597 A JP 2003198597A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IP網対応通信端末装置に対して、設定器を
用いて、IPアドレスを重複することなく設定する。 【解決手段】 設定器を通信端末装置に接続して、設定
器にIPアドレスを入力する。設定器の不揮発性メモリ
には、すでに発行されているIPアドレスが記憶されて
おり、これらのIPアドレスと入力されたIPアドレス
とを対比して、発行済みかをチェックする。発行済みで
ないとき、通信端末装置にこのIPアドレスを設定す
る。設定したIPアドレスは不揮発性メモリに保存して
おく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN、WAN等
を利用して、通信端末装置とセンタ側装置との間で通信
回線を通じて検針等のデータ伝送を行うデータ通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスメータ、水道メータ等が接続
された通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ伝送
を行うデータ通信システムでは、アナログ電話回線やI
SDN回線網などを利用している。この場合、回線交換
を行うため、電話番号が分かればセンタ側装置から通信
端末装置に接続でき、各種の設定を行うことができる。
【0003】TCP/IPプロトコルを用い、IP網を
利用したデータ通信システムとする場合、個々の通信端
末装置を識別するために、最初に通信端末装置のIPア
ドレスを決めなければならない。IPアドレスが設定さ
れていないと、センタ側装置との間で通信を行うことが
できず、センタ側装置から設定作業を行うことはできな
い。そのため、IP網対応の通信端末装置に対して、設
定器を接続し、IPアドレスを設定する作業が必要とな
る。このとき、個々の通信端末装置に対してユニークな
IPアドレスをキー入力する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、設定器を
用いてIPアドレスを設定する場合、通信端末装置ごと
に個別に入力していくので、IPアドレスの重複等の設
定ミスが生じやすい。その結果、設定対象の通信端末装
置がセンタ側装置と通信を行えないだけでなく、システ
ム全体の動作にも影響を及ぼす恐れがある。また、従来
のアナログ用通信端末装置の設定項目に加えて、TCP
/IPプロトコルにおけるIPアドレス等のIP網に関
する設定項目が増えるため、多くの設定値を入力する手
間がかかり、入力ミスが発生する危険性が高くなる。
【0005】本発明は、上記に鑑み、IP網に対応する
ために、IPアドレスを重複することなく、かつミスな
く設定できるようにしたデータ通信システムおよび通信
端末装置の提供を目的とする。また、IPアドレスを重
複しないように通信端末装置に設定可能な設定器を提供
することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用し
て通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ通信を行
うデータ通信システムであって、通信端末装置のIPア
ドレスを設定するために設定器が用いられ、通信端末装
置あるいは設定器は、設定されたIPアドレスが重複し
ていないかチェックする監視手段を備えたものである。
【0007】設定器では、入力されたIPアドレスを通
信端末装置に設定する設定手段を有し、監視手段とし
て、設定したIPアドレスを記憶する記憶手段と、他の
通信端末装置に設定するために入力されたIPアドレス
がすでに設定されたIPアドレスと重複しているとき報
知する警告手段とを有する。
【0008】このように、設定器において、すでに設定
したIPアドレスを記憶しておくことにより、通信端末
装置に設定する際に事前にIPアドレスが重複していな
いか確認することができる。そのため、重複したIPア
ドレスを設定することを未然に防止でき、二度手間にな
らない。
【0009】通信端末装置における監視手段としては、
設定されたIPアドレス宛てにメッセージを送る送信手
段と、応答の有無により重複して設定されていないかを
確認する判断手段とを有する。
【0010】このように、設定されたIPアドレス宛て
に送信したメッセージに応答があった場合、重複設定さ
れていることがわかる。したがって、実際のネットワー
ク上で確認することにより、何かの誤りで重複設定され
たとしても、これを見出すことができ、IPアドレスの
訂正によって、正常なデータ通信システムを構築でき
る。なお、設定器での監視と組み合わせれば、より完璧
に重複設定を防止できる。
【0011】また、設定器での入力ミスを軽減するため
に、設定器は、通信端末装置に対して設定可能な複数の
IPアドレスを管理する管理手段と、各IPアドレスの
中から1つのIPアドレスを通信端末装置に割り振って
設定する設定手段とを備えたものとする。
【0012】これによって、複数の通信端末装置に設定
する際、順次IPアドレスを割り振っていけば、重複し
ないようにIPアドレスを設定することができる。しか
も、設定の都度、IPアドレスを入力する必要がないの
で、入力ミスをなくせる。
【0013】次に、設定器から設定せずにセンタ側装置
から設定する場合、通信端末装置は、仮のIPアドレス
を有し、仮のIPアドレスによりセンタ側装置と通信を
行う通信手段を備え、センタ側装置は、IPアドレスの
設定要求を送信してきた通信端末装置にIPアドレスを
割り振る設定手段を備えたものとする。
【0014】このように、仮のIPアドレスによって通
信端末装置とセンタ側装置との間でデータのやり取りを
行えるようにしておくことにより、通信端末装置ではセ
ンタ側装置から送信されたデータに基づいてIPアドレ
スが自動的に設定される。したがって、センタ側装置に
おいて複数の通信端末装置のIPアドレスを管理できる
ので、IPアドレスが重複して設定されることはなく、
端末側においてIPアドレスの入力作業も不要となる。
【0015】ここで、通信端末装置が有する仮のIPア
ドレスは、設定器によって設定するとよい。また、セン
タ側装置のIPアドレスも同時に設定しておく。これに
よって、事前に個々の通信端末装置に仮のIPアドレス
を割り当てておく必要がなくなり、初期設定作業が複雑
にならない。そして、仮のIPアドレスはユニークなI
Pアドレスとすれば、複数の通信端末装置から同時にセ
ンタ側装置にIPアドレスの設定要求を行っても、混乱
することなく各通信端末装置に対してIPアドレスを割
り振ることができる。
【0016】また、通信端末装置のIPアドレスを設定
するために設定器を用いるとき、通信端末装置に直接接
続して設定する代わりにネットワークを利用して設定し
てもよい。この場合、設定器と通信端末装置とがネット
ワークによって結ばれ、設定器は、通信端末装置との通
信が確立したときにIPアドレスを設定するものとす
る。設定器は、通信端末装置が属するネットワークに接
続され、仮のIPアドレスを有する通信端末装置に、入
力されたIPアドレスを送信する設定手段を有する。
【0017】これによって、設定器からネットワーク内
の通信端末装置にそれぞれIPアドレスを設定していけ
ば、設定器をセンタ側装置の代わりとして機能させるこ
とが可能となる。IPアドレスの管理を行うことによ
り、重複することなくIPアドレスの設定を行うことが
できる。しかも、通信端末装置に近づかなくても遠隔で
設定作業を行うことができ、作業効率がよくなる。
【0018】ネットワークを利用する他の形態として、
設定器は、通信端末装置が属するネットワークのネット
ワークアドレスを利用してIPアドレスを通信端末装置
に設定する設定手段を備えたものとする。この設定手段
は、通信端末装置が属するネットワークにおけるネット
ワークアドレスおよびサブネットマスクを認識する認識
手段と、入力されたホストアドレスに基づいてネットワ
ークアドレスからIPアドレスを算出する算出手段とを
有する。
【0019】ネットワークアドレスおよびサブネットマ
スクは、ネットワークごとに決まっているので、これを
設定器に入力しておけば、認識することができる。ある
いは、設定器をネットワークに接続して、ルータ等の中
継機器からこれらの情報を入手するようにしてもよい。
【0020】そして、IPアドレスは、ネットワークア
ドレスとホストアドレスとから決まるものであるので、
設定器にはホストアドレスのみを入力すれば、IPアド
レスが自動的に算出され、設定を行うことができる。し
たがって、設定の際、設定器での入力量はわずかで済
み、入力ミスを減らすことができる。その結果、誤って
同じIPアドレスを設定してしまうことがなくなり、重
複設定を防止できる。
【0021】また、設定器は、他の通信端末装置に設定
したIPアドレスのネットワークアドレスを利用してI
Pアドレスを通信端末装置に設定する設定手段を備えた
ものとしてもよい。この設定手段は、他の通信端末装置
に設定したIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、I
Pアドレスとサブネットマスクとからネットワークアド
レスを導き出す演算手段と、入力されたホストアドレス
に基づいてネットワークアドレスからIPアドレスを算
出する算出手段とを有する。
【0022】このように、他の通信端末装置に設定した
IPアドレスを利用することにより、同じネットワーク
内で通信端末装置の設定を行う場合、ナットワークアド
レスは同じであるので、ホストアドレスのみを入力すれ
ばよい。したがって、上記と同様、入力ミスを減らすこ
とができ、重複設定もなくすことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1実施形態の
データ通信システムを図1に示す。本通信システムで
は、複数の通信端末装置1がルータ2あるいはレイヤ3
(L3)スイッチ等の中継機器に接続されて、LANが
構築され、1つのネットワークを形成している。このネ
ットワークがWANによってセンタ側装置3とつなが
り、通信端末装置1とセンタ側装置3との間でIP網を
利用してデータ伝送を行う。
【0024】通信端末装置1には、メータ4およびセン
サ等の接点機器5が接続され、複数の通信端末装置1
は、LAN(イーサネット:登録商標)ケーブル6によ
りハブ7あるいはLANスイッチといった接続機器に接
続される。ハブ7はルータ2に接続され、ルータ2が電
話回線、専用線等の通信回線8によってセンタ側のルー
タ2と接続される。センタ側のルータ2は、ハブ7を介
してセンタ側装置3に接続される。なお、図中、9は設
定器であり、IPアドレス等の各種データを設定する際
に、各通信端末装置1に一時的に接続される。
【0025】通信端末装置1は、図2に示すように、制
御部10、ROM11、RAM12を有し、イーサネッ
トケーブル6が接続されるネットワークインターフェー
ス13、メータ4、接点機器5が接続されるメータイン
ターフェース14、設定器9が接続される設定器インタ
ーフェース15を備えている。制御部10は、ROM1
1のプログラムデータにより動作し、RAM12に作業
用データを一時記憶する。そして、制御部10の動作に
より、センタ側装置3からの呼び出し、または端末発信
によってセンタ側装置3と通信を行う。TCP/IPプ
ロトコルを用いた通信には、送信先および送信元を示す
IPアドレスが必要であり、通信端末装置1は、センタ
側装置3から自己のIPアドレス宛てに送られてきたデ
ータの処理を行ったり、メータ4の検針データをセンタ
側装置3のIPアドレス宛てに送信したりする。
【0026】通信端末装置1には、センタ側装置3のI
Pアドレスおよび自己のIPアドレスが設定されてい
る。IPアドレスは、同一のネットワーク上において
は、機器ごとに固有の値であることが必要であり、重複
して設定されると、通信が正常に行えない。なお、ここ
では、IPアドレスは、1つのルータ7につながったL
ANにおけるプライベートアドレスであるが、IPv6
に対応可能なように、グローバルアドレスであってもよ
い。
【0027】このようなIPアドレス等の各種設定デー
タは、設定器インターフェース15に接続される設定器
9から設定され、通信端末装置1の制御部10は設定デ
ータを不揮発性メモリ16に保存する。設定器9は、図
3に示すように、制御部20、ROM21、RAM2
2、不揮発性メモリ23を有し、通信端末装置1に接続
するための通信端末インターフェース24、入力部2
5、表示部26を備えている。制御部20は、ROM2
1のプログラムデータにより動作し、RAM22に作業
用データを一時記憶する。そして、制御部20は、表示
部26をコントロールし、表示部26の表示に従ってキ
ー入力式あるいはタッチ式の入力部25から入力された
設定データを通信端末インターフェース24を介して通
信端末装置1に出力する。そして、IPアドレスが通信
端末装置1に設定されると、そのIPアドレスの値を不
揮発性メモリ23に保存する。
【0028】ここで、設定器9は、IPアドレスが重複
して通信端末装置1に設定されるのを防ぐために、設定
しようとするIPアドレスが重複していないかチェック
する監視機能を有している。すなわち、使用されている
IPアドレスを別の通信端末装置1に設定しようとする
と、表示部26に既に発行済みである旨を表示して、報
知するといった警告機能である。これによって、IPア
ドレスの重複設定を避けることができる。
【0029】上記のIPアドレス設定時の手順を図4に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、設定器
9を通信端末装置1に接続して、入力部25よりIPア
ドレスを入力する。入力されたIPアドレスを読み込み
(ステップS1)、次に不揮発性メモリ23から使用済
みのIPアドレスを読み込む(ステップS2)。記憶し
ていたIPアドレスと入力されたIPアドレスとを比較
し、発行済みかどうか判断する(ステップS3)。使用
されていない場合、通信端末装置1にそのIPアドレス
を設定する(ステップS4)。その後、そのIPアドレ
スを発行済みIPアドレスとして不揮発性メモリ23に
記憶する(ステップS5)。そして、表示部26に正常
終了と表示し(ステップS6)、IPアドレスの設定が
終了したことを知らせる。
【0030】一方、入力されたIPアドレスが発行済み
の場合は、表示部26に「ERROR」と表示し(ステ
ップS7)、入力されたIPアドレスがすでに使用され
ていることを知らせる。この場合、別のIPアドレスを
入力して、同様にチェックして、IPアドレスを設定す
る。なお、センタ側装置3は、設定器9とデータを共有
するようになっており、設定されたIPアドレスに関す
るデータを保有している。
【0031】上記のように、発行済みのIPアドレスを
通信端末装置1に設定しようとすると、設定器9から警
告が発せられ、設定できないので、誤って重複したIP
アドレスが設定されることはない。
【0032】(第2実施形態)本実施形態では、使用可
能なIPアドレスの範囲が事前に設定されているものと
して、設定器9は、使用可能な複数のIPアドレスを管
理して、これらのIPアドレスを通信端末装置1に対し
割り振って設定を行う。すなわち、設定器9の不揮発性
メモリ23に、1番目のIPアドレスおよび最終のIP
アドレスが保存されている。IPアドレスを設定する場
合、設定器9は、重複しないように1番目のIPアドレ
スから順次割り振りを行っていく。そして、最終のIP
アドレスまで使用すると、設定器9は新たにIPアドレ
スを取得する。なお、その他の構成、動作は、第1実施
形態と同じである。
【0033】上記のIPアドレス設定時の手順を図5に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、通信端
末装置1に接続された設定器9は、不揮発性メモリ23
から1番目のIPアドレスを読み込み(ステップS
8)、通信端末装置1に設定する(ステップS4)。そ
の後、IPアドレスを1つインクリメントし(ステップ
S9)、記憶しているIPアドレスとインクリメントし
たIPアドレスとを比較し、最終のIPアドレスかどう
か判断する(ステップS10)。最終のIPアドレスを
発行して使用可能なIPアドレスを使い切ってしまった
場合、表示部26に「IPアドレス終了」と表示し(ス
テップS11)、使用できるIPアドレスが終了したこ
とを知らせる。
【0034】インクリメントしたIPアドレスがまだ使
用可能な場合、不揮発性メモリ23に書き込んでおく
(ステップS12)。次の通信端末装置1を設定する際
に、このIPアドレスを使用する。
【0035】このように、IPアドレスは、設定器9に
より設定予定のIPアドレスの中から自動的に割り振り
が行われるので、誤って重複したIPアドレスを設定す
ることを防止することができる。
【0036】なお、上記の設定では、事前に保存するI
Pアドレスを連続したIPアドレスとし、1番目のIP
アドレスから順番に設定するようにしているが、使用可
能なIPアドレスを1つずつ不揮発性メモリに事前に保
存して、これを使用するようにしてもよい。また、IP
アドレスの保存場所を不揮発性メモリ23としたが、F
D(磁気ディスク)、CD、メモリカードのような記録
媒体に保存しておき、ここから読み込むようにしてもよ
い。さらに、使用可能なIPアドレスを制御部20が自
動で割り振るようにしているが、設定時に使用可能なI
Pアドレスの一覧を表示して、設定者が任意に選択でき
るようにしてもよい。
【0037】(第3実施形態)本実施形態では、通信端
末装置1が、設定されたIPアドレスが重複して設定さ
れていないかチェックする監視機能を有する。すなわ
ち、通信端末装置1では、設定されたIPアドレス宛に
メッセージを送信して、このメッセージに対する応答の
有無によってIPアドレスが重複して設定されていない
かを判断する。同じIPアドレスを有する通信端末装置
1がすでに存在していれば、応答があるので、IPアド
レスが重複していることを確認でき、通信端末装置1は
設定器9を通じて報知する。なお、その他の構成、動作
は、第1実施形態と同じである。
【0038】上記のIPアドレス設定時の手順を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、通信端
末装置1に接続された設定器9にIPアドレスを入力
し、通信端末装置1は設定器9から送信されたIPアド
レスを読み込む(ステップS13)。通信端末装置1で
は、仮のIPアドレスを送信元IPアドレスとして、設
定器9から読み込んだIPアドレス宛てにICMP(In
ternet Control Message Protocol)のメッセージの
1つであるエコー要求を送信する(ステップS14)。
通信端末装置1は、送信先からの応答の有無を判断する
(ステップS15)。ICMPでは、相手に機器に対し
て返答を要求するエコー要求、これに対して返答するエ
コー応答の2つのメッセージがやり取りされる。
【0039】応答がなければ、設定器9から読み込んだ
IPアドレスは使用されていないと判断し、このIPア
ドレスを通信端末装置1のIPアドレスとして設定する
(ステップS16)。そして、設定器9に設定が完了し
たことを通知する(ステップS17)。
【0040】一方、ステップS15で応答があれば、設
定器9から読み込んだIPアドレスは別の通信端末装置
1で既に使用されていることになる。このIPアドレス
は使用できないことを設定器9に通知する(ステップS
18)。この場合、別のIPアドレスを入力して、同様
にチェックして、IPアドレスを設定する。
【0041】このように、同じIPアドレスの通信端末
装置1が存在していないかを調べ、重複している場合は
警告を発することにより、IPアドレスの重複設定を防
止することができる。これによって、同時期に複数箇所
で設定作業をしている場合でも、重複設定を避けること
ができる。しかも、実際にネットワーク上で確認するの
で、何かの誤りで重複設定が行われたとしても、重複に
気づいてIPアドレスを変更することができる。
【0042】なお、ここではIPアドレスの設定の際
に、IPアドレスの重複チェックを行ったが、定期的に
チェックを行うようにしてもよい。これによって、他の
通信端末装置1に同じIPアドレスが設定されたことを
認識でき、他の通信端末装置1におけるIPアドレスの
変更を促すことによって、通信システムの動作に支障を
来たすことを未然に防止できる。また、ネットワークイ
ンターフェース13を介してセンタ側装置3に、IPア
ドレスの設定がされていないといった異常を知らせるよ
うにしてもよい。このとき、通信端末装置1は仮のIP
アドレスを用いて、送信する。
【0043】(第4実施形態)上記の各実施形態では、
設定器9からIPアドレスを設定したが、本実施形態で
は、センタ側装置3からIPアドレスを設定するものと
する。すなわち、通信端末装置1は、仮のIPアドレス
を用いて、センタ側装置3にIPアドレスの設定要求を
行う通信機能と、センタ側装置3から送信されてきたI
Pアドレスを設定する設定機能を有する。センタ側装置
3は、通信端末装置1からの設定要求に応じてIPアド
レスを含む設定データを送信する設定機能を有してお
り、複数のIPアドレスを一元管理して、IPアドレス
を各通信端末装置1に割り振るようになっている。な
お、その他の構成、動作は、第1実施形態と同じであ
る。
【0044】上記のIPアドレス設定時の手順を図7に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、設定器
9により、通信端末装置1にセンタ側装置3のIPアド
レスを設定する。また、通信端末装置1には、初期値と
して、特定の仮のIPアドレスが設定されている。な
お、仮のIPアドレスは、設定器9により設定してもよ
い。
【0045】通信端末装置1は、ネットワークインター
フェース13を介して仮のIPアドレスを送信元アドレ
スとして、センタ側装置3に設定データの送信を要求す
る(ステップS19)。センタ側装置3は、通信端末装
置1に対するIPアドレスを含む設定データを通信端末
装置1に送信する。通信端末装置1は、センタ側のIP
アドレスが付けられた設定データを読み込み(ステップ
S20)、設定データを不揮発性メモリ16に保存して
(ステップS21)、設定データに含まれるIPアドレ
スを自己のIPアドレスとして設定する。通信端末装置
1は、以後このセンタ側装置3から割り振られたIPア
ドレス用いて、センタ側装置3と通信を行う。
【0046】このように、センタ側装置3から各通信端
末装置1にIPアドレスを割り振るようにすれば、IP
アドレスを一元管理することができ、IPアドレスの重
複設定を防ぐことができる。また、センタ側装置3から
設定データを読み込んで、IPアドレスの設定を行うの
で、設定器9に設定データを入力して設定する手間を省
くことができ、設定作業が簡易となる。特に、設定項目
が多い場合には非常に有効である。
【0047】ところで、上記のように、設定器9から入
力された特定の仮のIPアドレスを使用して、複数の通
信端末装置1からセンタ側装置3に同時に設定データの
送信要求が行われると、送信元のIPアドレスが同じで
あるため、センタ側装置3はどの通信端末装置1から送
信要求があったのか判別できない。そこで、仮のIPア
ドレスをユニークなものとすればよく、設定器9ごとに
個別の仮のIPアドレスを割り当てる。そして、それぞ
れの通信端末装置1が、各設定器9から仮のIPアドレ
スを読み込んで、設定データの送信要求をする。センタ
側装置3では、同時に複数の通信端末装置1からアクセ
スがあった場合でも、送信元のIPアドレスが異なるの
で、それぞれの通信端末装置1と通信が可能となる。
【0048】すなわち、図8に示すように、設定器9か
らユニークな仮のIPアドレスを読み込む(ステップ2
2)。以後は、図7に示すフローチャートと同じであ
り、センタ側装置3に設定データを要求する際には、設
定器9から読み込んだ仮のIPアドレスを自己のIPア
ドレスとして使用する。センタ側装置3からの設定デー
タは、それぞれの仮のIPアドレス宛に送信されること
になる。
【0049】したがって、複数箇所で同時に設定作業を
行っている場合でも、設定器9ごとに保有している仮の
IPアドレスが通信端末装置1に設定されるので、セン
タ側装置3は、それぞれの通信端末装置1に対して、間
違いなくIPアドレスや他の項目を設定することができ
る。
【0050】(第5実施形態)上記の各実施形態では、
設定器9を通信端末装置1に直接接続しているが、本実
施形態では、通信端末装置1が含まれるネットワークに
設定器9を接続して、IPアドレスをセンタ側装置3の
代わりとして利用するものである。具体的には、図9に
示すように、設定器9がハブ7を介してネットワークに
接続される。設定器9は、図10に示すように、ネット
ワークインターフェース27を有し、イーサネットケー
ブル6によってハブ7に接続される。
【0051】そして、設定器9は、ネットワークを通じ
て通信端末装置1との通信を確立させ、通信端末装置1
にIPアドレスを設定する設定機能を有している。通信
端末装置1には、設定器9と通信するために、仮のIP
アドレスが設定されている。設定器9は、各通信端末装
置1の仮のIPアドレスを把握しており、このIPアド
レスを用いて、通信端末装置1との通信を行う。この仮
のIPアドレスとしては、例えばネットワーク内におい
てのみ利用可能なプライベートアドレスである。その他
の構成、動作は、第1実施形態のものと同じである。な
お、通信端末装置1は、図11に示すように、図2に示
した通信端末装置1から設定器インターフェース15を
除いた構成であってもよい。
【0052】上記のIPアドレス設定時の手順を説明す
る。まず、設定器9には、予め定められた設定器IPア
ドレスが設定されており、この設定器9をハブ7に接続
する。図12に示すように、設定器9は、入力部25よ
り入力されたIPアドレスを読み込むと(ステップS
1)、仮のIPアドレス宛てに読み込んだIPアドレス
を含む設定データを送信する(ステップS23)。
【0053】一方、通信端末装置1には、仮のIPアド
レスが設定されている。図13に示すように、設定器9
からの設定データを受信して、IPアドレスを読み込む
(ステップS24)。通信端末装置1は、このIPアド
レスを自己のIPアドレスとして設定する(ステップS
25)。
【0054】ここで、通信端末装置1の仮のIPアドレ
スと設定すべきIPアドレスとを一対一に対応付けてお
けば、重複することなくIPアドレスを設定することが
できる。さらに、設定器9にIPアドレスが入力された
ときに、第1実施形態における方法によりIPアドレス
をチェックして、重複していないか確認しておくとよ
い。あるいは、通信端末装置1にIPアドレスが設定さ
れた後、第3実施形態における方法によりIPアドレス
の重複設定をチェックしてもよい。
【0055】このように、設定器9をセンタ側装置3の
代用として利用できるので、設定器9においてIPアド
レスを一元管理するようにすれば、IPアドレスを重複
することなく設定できる。そして、ネットワーク経由で
設定作業が行えるので、通信端末装置1に設定器用の特
別な端子を設ける必要がなくなり、低コスト化、小型化
を図れるとともに、通信端末装置1に設定器9を接続す
る手間を省ける。また、データ設定の際にはハブ7に設
定器9をつなげばよいので、通信端末装置1の設置が完
了していて移動させられない場合、あるいは通信端末装
置1が壁面等の屋外や高所等の接続しにくい場所に設置
されている場合には、通信端末装置1に設定器9を直接
接続するよりも作業性がよい。
【0056】(第6実施形態)本実施形態では、設定器
9は、ネットワークアドレスを利用して、IPアドレス
を設定する。通常TCP/IPプロトコルでは、IPア
ドレスおよびサブネットマスク(ネットマスクとも言
う)を設定するようになっており、これらの論理積より
ネットワークアドレスがわかる。また、IPアドレス
は、ネットワークアドレスとホストアドレスとから構成
されている。したがって、通信端末装置1の属するネッ
トワークのネットワークアドレスに対して、通信端末装
置1を特定するためのホストアドレスを加えることによ
り、IPアドレスが算出される。なお、その他の構成、
動作は、第1実施形態と同じである。
【0057】設定器9は、通信端末装置1の属するネッ
トワークのネットワークアドレスおよびサブネットマス
クを認識する認識機能と、入力されたホストアドレスが
ネットワークの大きさ(ホスト台数)の範囲内にあるか
どうか確認する判断機能と、範囲内にあるとき、ネット
ワークアドレスとホストアドレスからIPアドレスを算
出する算出機能とを有している。ここで、ネットワーク
の大きさは、サブネットマスクの値によって決まる。ホ
ストアドレスの値がネットワーク内に所属可能なホスト
台数より大きいと、このホストアドレスから算出される
IPアドレスのネットワークアドレスは、本来の属する
ネットワークのものとは異なるようになってしまう。
【0058】上記のIPアドレス設定時の手順を図14
に示すフローチャートを参照して説明する。設定器9に
は、予め入力部25よりネットワークアドレスおよびサ
ブネットマスクが入力され、保存されている。設定器9
を通信端末装置1に接続して、IPアドレスを設定する
際には、表示部26にホストアドレスを“0”として、
ネットワークアドレス+“0”をIPアドレスとして表
示する(ステップS26)。例えば、ネットワークアド
レスが「10.2.4.64」、サブネットマスクが
「255.255.255.192」の場合、「10.
2.4.64」と表示する。そして、入力部25よりホ
ストアドレスを入力する(ステップS27)。この場
合、ホストアドレスとしては、0〜63(最大値−サブ
ネットマスク値=「255.255.255.255」
−「255.255.255.192」)までが設定可
能であり、入力されたホストアドレスがその範囲内に入
っているかどうか判断する(ステップS28)。範囲外
の場合は、範囲内に入っていないことを表示して、再度
入力を促す。範囲内の63と入力された場合、IPアド
レスを算出する。この場合、IPアドレスは「10.
2.4.127」(ネットワークアドレス+ホストアド
レス=「10.2.4.64」+「0.0.0.6
3」)となる(ステップS29)。そして、このIPア
ドレスを通信端末装置1に設定する(ステップS4)。
【0059】このように、IPアドレスを入力する場
合、ネットワークアドレスが同じであれば、ホストアド
レスのみを入力すればよいので、入力の手間を少なくで
き、入力ミスの発生する確率が低くなる。IPv6では
アドレス長が128ビットにもなるので、IPアドレス
の入力量が増大することから特に有効である。
【0060】(第7実施形態)第6実施形態では、予め
入力された既知のネットワークアドレスを利用して、ホ
ストアドレスを入力することによりIPアドレスを設定
しているが、本実施形態では、他の通信端末装置1に設
定したIPアドレスのネットワークアドレスを利用し
て、IPアドレスを設定する。すなわち、設定器9は、
前回設定したIPアドレスを不揮発性メモリ23に記憶
しておく記憶機能と、このIPアドレスとサブネットア
ドレスとからネットワークアドレスを導き出す演算機能
と、入力されたホストアドレスとネットワークアドレス
からIPアドレスを算出する算出機能とを有している。
その他の構成は、第6実施形態と同じである。
【0061】上記のIPアドレス設定時の手順を図15
に示すフローチャートを参照して説明する。設定器9を
通信端末装置1に接続して、IPアドレスを設定する際
に、設定器9は、まず不揮発性メモリ23から前回、別
の通信端末装置1に設定したIPアドレスを読み込む
(ステップS30)。予め入力されているか、あるいは
前回の設定時に記憶したサブネットマスクの値から、ネ
ットワークアドレスを割り出し、表示部26に、このネ
ットワークアドレスにおいて、ホストアドレスを“0”
としたときのIPアドレスを表示する(ステップS3
1)。例えば、前回設定したIPアドレスが「10.
2.4.10」で、サブネットマスクが「255.25
5.255.0」の場合、ネットワークアドレスは「1
0.2.4.0」となり、表示部には、「10.2.
4.0」と表示される。次に、入力部25からの入力に
従い、このIPアドレスを修正する(ステップS3
2)。このとき、ホストアドレスを入力すると、IPア
ドレスが算出される。ホストアドレスとしては、0〜2
55までが設定可能である。ただし、実際には、0と2
55は割り当てることができない。あるいは、IPアド
レスを直接入力してもよい。その後、通信端末装置1に
IPアドレスを設定する(ステップS4)。設定したI
Pアドレスは、次回の入力時のために不揮発性メモリ2
3に保存する(ステップS33)。
【0062】このようにIPアドレスを設定する場合、
前回と同じネットワークアドレスであれば、ホストアド
レスのみを入力すればよいので、入力の手間を少なくで
き、入力ミスも減らせる。特に、IPv6におけるIP
アドレスを設定する場合には、非常に有用である。
【0063】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。各実施
形態では、通信端末装置はケーブルによってLANにつ
ながれているが、無線LANとしてもよい。さらに、設
定器に無線機能を付加すれば、通信端末装置の設置場所
にかかわらず設定作業を容易に行うことができる。
【0064】各実施形態の設定方法を組み合わせてもよ
く、例えば設定器を用いてIPアドレスを設定する場
合、IPアドレスを設定器から入力する代わりに、設定
器は、IPアドレスを一元管理するセンタ側装置に設定
要求を行って、センタ側装置から送信されてきたIPア
ドレスを保存する。そして、設定器を通信端末装置に直
接接続するか、あるいはネットワークに接続して、設定
器からIPアドレスの設定を行う。これによって、設置
場所での入力作業が不要となり、IPアドレスの重複と
いった入力ミスをなくすことができる。
【0065】また、設定器あるいはセンタ側装置からI
Pアドレスを設定された後、通信端末装置は、設定され
たIPアドレス宛にメッセージを送信して、このメッセ
ージに対する応答の有無によってIPアドレスが重複し
て設定されていないかを確認するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、設定器を利用してIPアドレスを設定すること
により、入力されたIPアドレスが重複していないか事
前にチェックすることができ、IPアドレスの重複設定
を防止できる。さらに、設定器が自動的にIPアドレス
を割り振るようにすれば、IPアドレスを入力する手間
を省くことができ、入力ミスをなくすことができる。
【0067】通信端末装置において、設定されたIPア
ドレス宛に所定のプロトコルに従って実際に通信を試み
ることにより、重複設定の有無をチェックすることがで
きる。
【0068】センタ側装置において、集中してIPアド
レスを管理し、IPアドレスの設定を行うようにすれ
ば、IPアドレスの入力ミスは起こり得ず、重複設定を
防止することができる。
【0069】また、同じネットワーク内の通信端末装置
に対してIPアドレスを入力する際、ネットワークアド
レスが同じであるので、ホストアドレスのみを入力すれ
ば、IPアドレスを設定できる。そのため、IPアドレ
スをそのまま入力する場合に比べて入力量が少なくなる
ので、入力ミスを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ通信システムの全体構成図
【図2】 通信端末装置の構成図
【図3】 設定器の構成図
【図4】 第1実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【図5】 第2実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【図6】 第3実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【図7】 第4実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【図8】 他の形態のIPアドレス設定時のフローチ
ャート
【図9】 第5実施形態のデータ通信システムの全体
構成図
【図10】 設定器の構成図
【図11】 通信端末装置の構成図
【図12】 第5実施形態の設定器におけるIPアドレ
ス設定時のフローチャート
【図13】 第5実施形態の通信端末装置におけるIP
アドレス設定時のフローチャート
【図14】 第6実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【図15】 第7実施形態のIPアドレス設定時のフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 通信端末装置 2 ルータ 3 センタ側装置 4 メータ 7 ハブ 8 通信回線 9 設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 准二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA11 HA08 HB06 HC01 HC14 HD06 HD09 JT03 5K033 CB11 DA05 EA07 EC03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用して通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ
    通信を行うデータ通信システムであって、前記通信端末
    装置のIPアドレスを設定するために設定器が用いら
    れ、前記通信端末装置あるいは設定器は、設定されたI
    Pアドレスが重複していないかチェックする監視手段を
    備えたことを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用して通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ
    通信を行うデータ通信システムであって、前記通信端末
    装置は、仮のIPアドレスを有し、仮のIPアドレスに
    より前記センタ側装置と通信を行う通信手段を備え、前
    記センタ側装置は、IPアドレスの設定要求を送信して
    きた前記通信端末装置にIPアドレスを割り振る設定手
    段を備えたことを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 通信端末装置に仮のIPアドレスおよび
    センタ側装置のIPアドレスを設定するために設定器が
    用いられたことを特徴とする請求項2記載のデータ通信
    システム。
  4. 【請求項4】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用して通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ
    通信を行うデータ通信システムであって、前記通信端末
    装置のIPアドレスを設定するために設定器が用いら
    れ、該設定器と前記通信端末装置とがネットワークによ
    って結ばれ、前記設定器は、前記通信端末装置との通信
    が確立したときにIPアドレスを設定することを特徴と
    するデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通信
    システムにおける通信端末装置であって、設定されたI
    Pアドレスが他の機器に設定されていないかをチェック
    する監視手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】 監視手段は、設定されたIPアドレス宛
    てにメッセージを送る送信手段と、応答の有無により重
    複して設定されていないかを確認する判断手段とを有す
    ることを特徴とする請求項5記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通信
    システムにおける通信端末装置であって、仮のIPアド
    レスを用いて前記センタ側装置と通信を行う通信手段
    と、前記センタ側装置から送信されたデータに基づいて
    IPアドレスを設定する設定手段とを備えたことを特徴
    とする通信端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の通信端末装置に対して、
    仮のIPアドレスを設定する設定手段を備え、仮のIP
    アドレスはユニークなIPアドレスとされたことを特徴
    とする通信端末装置用設定器。
  9. 【請求項9】 TCP/IPプロトコルを用い、IP網
    を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通信
    システムにおける通信端末装置の設定を行うための設定
    器であって、入力されたIPアドレスを前記通信端末装
    置に設定する設定手段と、他の通信端末装置にIPアド
    レスが重複して設定されないようにチェックする監視手
    段とを備えたことを特徴とする通信端末装置用設定器。
  10. 【請求項10】 監視手段は、設定したIPアドレスを
    記憶する記憶手段と、他の通信端末装置に設定するため
    に入力されたIPアドレスがすでに設定されたIPアド
    レスと重複しているとき報知する警告手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項9記載の通信端末装置用設定器。
  11. 【請求項11】 TCP/IPプロトコルを用い、IP
    網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通
    信システムにおける通信端末装置の設定を行うための設
    定器であって、前記通信端末装置に対して設定可能な複
    数のIPアドレスを管理する管理手段と、各IPアドレ
    スの中から1つのIPアドレスを前記通信端末装置に割
    り振って設定する設定手段とを備えたことを特徴とする
    通信端末装置用設定器。
  12. 【請求項12】 TCP/IPプロトコルを用い、IP
    網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通
    信システムにおける通信端末装置の設定を行うための設
    定器であって、前記通信端末装置が属するネットワーク
    に接続され、IPアドレスを前記ネットワークを通じて
    前記通信端末装置に設定する設定手段を備えたことを特
    徴とする通信端末装置用設定器。
  13. 【請求項13】 設定手段は、仮のIPアドレスを有す
    る通信端末装置に、入力されたIPアドレスを送信する
    ことを特徴とする請求項12記載の通信端末装置用設定
    器。
  14. 【請求項14】 TCP/IPプロトコルを用い、IP
    網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通
    信システムにおける通信端末装置の設定を行うための設
    定器であって、前記通信端末装置が属するネットワーク
    のネットワークアドレスを利用してIPアドレスを前記
    通信端末装置に設定する設定手段を備えたことを特徴と
    する通信端末装置用設定器。
  15. 【請求項15】 設定手段は、通信端末装置が属するネ
    ットワークにおけるネットワークアドレスおよびサブネ
    ットマスクを認識する認識手段と、入力されたホストア
    ドレスに基づいて前記ネットワークアドレスからIPア
    ドレスを算出する算出手段とを有することを特徴とする
    請求項14記載の通信端末装置用設定器。
  16. 【請求項16】 TCP/IPプロトコルを用い、IP
    網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通
    信システムにおける通信端末装置の設定を行うための設
    定器であって、他の通信端末装置に設定したIPアドレ
    スのネットワークアドレスを利用してIPアドレスを前
    記通信端末装置に設定する設定手段を備えたことを特徴
    とする通信端末装置用設定器。
  17. 【請求項17】 設定手段は、他の通信端末装置に設定
    したIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、前記IP
    アドレスとサブネットマスクとからネットワークアドレ
    スを導き出す演算手段と、入力されたホストアドレスに
    基づいて前記ネットワークアドレスからIPアドレスを
    算出する算出手段とを有することを特徴とする請求項1
    6記載の通信端末装置用設定器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009071442A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Ricoh Co Ltd アドレス重複回避可能な画像形成装置、アドレス重複回避方法、及びアドレス重複回避プログラム

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