JP3870086B2 - データ通信システム、通信端末装置および通信端末装置用設定器 - Google Patents
データ通信システム、通信端末装置および通信端末装置用設定器 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN、WAN等を利用して、通信端末装置とセンタ側装置との間で通信回線を通じて検針等のデータ伝送を行うデータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガスメータ、水道メータ等が接続された通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ伝送を行うデータ通信システムでは、アナログ電話回線やISDN回線網などを利用している。この場合、回線交換を行うため、電話番号が分かればセンタ側装置から通信端末装置に接続でき、各種の設定を行うことができる。
【0003】
TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用したデータ通信システムとする場合、個々の通信端末装置を識別するために、最初に通信端末装置のIPアドレスを決めなければならない。IPアドレスが設定されていないと、センタ側装置との間で通信を行うことができず、センタ側装置から設定作業を行うことはできない。そのため、IP網対応の通信端末装置に対して、設定器を接続し、IPアドレスを設定する作業が必要となる。このとき、個々の通信端末装置に対してユニークなIPアドレスをキー入力する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、設定器を用いてIPアドレスを設定する場合、通信端末装置ごとに個別に入力していくので、IPアドレスの重複等の設定ミスが生じやすい。その結果、設定対象の通信端末装置がセンタ側装置と通信を行えないだけでなく、システム全体の動作にも影響を及ぼす恐れがある。また、従来のアナログ用通信端末装置の設定項目に加えて、TCP/IPプロトコルにおけるIPアドレス等のIP網に関する設定項目が増えるため、多くの設定値を入力する手間がかかり、入力ミスが発生する危険性が高くなる。
【0005】
本発明は、上記に鑑み、IP網に対応するために、IPアドレスを重複することなく、かつミスなく設定できるようにしたデータ通信システムおよび通信端末装置の提供を目的とする。また、IPアドレスを重複しないように通信端末装置に設定可能な設定器を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題解決手段は、TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用して通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ通信を行うデータ通信システムであって、通信端末装置のIPアドレスを設定するために設定器が用いられ、通信端末装置あるいは設定器は、設定されたIPアドレスが重複していないかチェックする監視手段を備えたものである。
【0007】
設定器では、入力されたIPアドレスを通信端末装置に設定する設定手段を有し、監視手段として、設定したIPアドレスを記憶する記憶手段と、他の通信端末装置に設定するために入力されたIPアドレスがすでに設定されたIPアドレスと重複しているとき報知する警告手段とを有する。
【0008】
このように、設定器において、すでに設定したIPアドレスを記憶しておくことにより、通信端末装置に設定する際に事前にIPアドレスが重複していないか確認することができる。そのため、重複したIPアドレスを設定することを未然に防止でき、二度手間にならない。
【0009】
通信端末装置における監視手段としては、設定されたIPアドレス宛てにメッセージを送る送信手段と、応答の有無により重複して設定されていないかを確認する判断手段とを有する。
【0010】
このように、設定されたIPアドレス宛てに送信したメッセージに応答があった場合、重複設定されていることがわかる。したがって、実際のネットワーク上で確認することにより、何かの誤りで重複設定されたとしても、これを見出すことができ、IPアドレスの訂正によって、正常なデータ通信システムを構築できる。なお、設定器での監視と組み合わせれば、より完璧に重複設定を防止できる。
【0011】
また、設定器での入力ミスを軽減するために、設定器は、通信端末装置に対して設定可能な複数のIPアドレスを管理する管理手段と、各IPアドレスの中から1つのIPアドレスを通信端末装置に割り振って設定する設定手段とを備えたものとする。
【0012】
これによって、複数の通信端末装置に設定する際、順次IPアドレスを割り振っていけば、重複しないようにIPアドレスを設定することができる。しかも、設定の都度、IPアドレスを入力する必要がないので、入力ミスをなくせる。
【0013】
次に、設定器から設定せずにセンタ側装置から設定する場合、通信端末装置は、仮のIPアドレスを有し、仮のIPアドレスによりセンタ側装置と通信を行う通信手段を備え、センタ側装置は、IPアドレスの設定要求を送信してきた通信端末装置にIPアドレスを割り振る設定手段を備えたものとする。
【0014】
このように、仮のIPアドレスによって通信端末装置とセンタ側装置との間でデータのやり取りを行えるようにしておくことにより、通信端末装置ではセンタ側装置から送信されたデータに基づいてIPアドレスが自動的に設定される。したがって、センタ側装置において複数の通信端末装置のIPアドレスを管理できるので、IPアドレスが重複して設定されることはなく、端末側においてIPアドレスの入力作業も不要となる。
【0015】
ここで、通信端末装置が有する仮のIPアドレスは、設定器によって設定するとよい。また、センタ側装置のIPアドレスも同時に設定しておく。これによって、事前に個々の通信端末装置に仮のIPアドレスを割り当てておく必要がなくなり、初期設定作業が複雑にならない。そして、仮のIPアドレスはユニークなIPアドレスとすれば、複数の通信端末装置から同時にセンタ側装置にIPアドレスの設定要求を行っても、混乱することなく各通信端末装置に対してIPアドレスを割り振ることができる。
【0016】
また、通信端末装置のIPアドレスを設定するために設定器を用いるとき、通信端末装置に直接接続して設定する代わりにネットワークを利用して設定してもよい。この場合、設定器と通信端末装置とがネットワークによって結ばれ、設定器は、通信端末装置との通信が確立したときにIPアドレスを設定するものとする。設定器は、通信端末装置が属するネットワークに接続され、仮のIPアドレスを有する通信端末装置に、入力されたIPアドレスを送信する設定手段を有する。
【0017】
これによって、設定器からネットワーク内の通信端末装置にそれぞれIPアドレスを設定していけば、設定器をセンタ側装置の代わりとして機能させることが可能となる。IPアドレスの管理を行うことにより、重複することなくIPアドレスの設定を行うことができる。しかも、通信端末装置に近づかなくても遠隔で設定作業を行うことができ、作業効率がよくなる。
【0018】
ネットワークを利用する他の形態として、設定器は、通信端末装置が属するネットワークのネットワークアドレスを利用してIPアドレスを通信端末装置に設定する設定手段を備えたものとする。この設定手段は、通信端末装置が属するネットワークにおけるネットワークアドレスおよびサブネットマスクを認識する認識手段と、入力されたホストアドレスに基づいてネットワークアドレスからIPアドレスを算出する算出手段とを有する。
【0019】
ネットワークアドレスおよびサブネットマスクは、ネットワークごとに決まっているので、これを設定器に入力しておけば、認識することができる。あるいは、設定器をネットワークに接続して、ルータ等の中継機器からこれらの情報を入手するようにしてもよい。
【0020】
そして、IPアドレスは、ネットワークアドレスとホストアドレスとから決まるものであるので、設定器にはホストアドレスのみを入力すれば、IPアドレスが自動的に算出され、設定を行うことができる。したがって、設定の際、設定器での入力量はわずかで済み、入力ミスを減らすことができる。その結果、誤って同じIPアドレスを設定してしまうことがなくなり、重複設定を防止できる。
【0021】
また、設定器は、他の通信端末装置に設定したIPアドレスのネットワークアドレスを利用してIPアドレスを通信端末装置に設定する設定手段を備えたものとしてもよい。この設定手段は、他の通信端末装置に設定したIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、IPアドレスとサブネットマスクとからネットワークアドレスを導き出す演算手段と、入力されたホストアドレスに基づいてネットワークアドレスからIPアドレスを算出する算出手段とを有する。
【0022】
このように、他の通信端末装置に設定したIPアドレスを利用することにより、同じネットワーク内で通信端末装置の設定を行う場合、ナットワークアドレスは同じであるので、ホストアドレスのみを入力すればよい。したがって、上記と同様、入力ミスを減らすことができ、重複設定もなくすことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
第1実施形態のデータ通信システムを図1に示す。本通信システムでは、複数の通信端末装置1がルータ2あるいはレイヤ3(L3)スイッチ等の中継機器に接続されて、LANが構築され、1つのネットワークを形成している。このネットワークがWANによってセンタ側装置3とつながり、通信端末装置1とセンタ側装置3との間でIP網を利用してデータ伝送を行う。
【0024】
通信端末装置1には、メータ4およびセンサ等の接点機器5が接続され、複数の通信端末装置1は、LAN(イーサネット:登録商標)ケーブル6によりハブ7あるいはLANスイッチといった接続機器に接続される。ハブ7はルータ2に接続され、ルータ2が電話回線、専用線等の通信回線8によってセンタ側のルータ2と接続される。センタ側のルータ2は、ハブ7を介してセンタ側装置3に接続される。なお、図中、9は設定器であり、IPアドレス等の各種データを設定する際に、各通信端末装置1に一時的に接続される。
【0025】
通信端末装置1は、図2に示すように、制御部10、ROM11、RAM12を有し、イーサネットケーブル6が接続されるネットワークインターフェース13、メータ4、接点機器5が接続されるメータインターフェース14、設定器9が接続される設定器インターフェース15を備えている。制御部10は、ROM11のプログラムデータにより動作し、RAM12に作業用データを一時記憶する。そして、制御部10の動作により、センタ側装置3からの呼び出し、または端末発信によってセンタ側装置3と通信を行う。TCP/IPプロトコルを用いた通信には、送信先および送信元を示すIPアドレスが必要であり、通信端末装置1は、センタ側装置3から自己のIPアドレス宛てに送られてきたデータの処理を行ったり、メータ4の検針データをセンタ側装置3のIPアドレス宛てに送信したりする。
【0026】
通信端末装置1には、センタ側装置3のIPアドレスおよび自己のIPアドレスが設定されている。IPアドレスは、同一のネットワーク上においては、機器ごとに固有の値であることが必要であり、重複して設定されると、通信が正常に行えない。なお、ここでは、IPアドレスは、1つのルータ7につながったLANにおけるプライベートアドレスであるが、IPv6に対応可能なように、グローバルアドレスであってもよい。
【0027】
このようなIPアドレス等の各種設定データは、設定器インターフェース15に接続される設定器9から設定され、通信端末装置1の制御部10は設定データを不揮発性メモリ16に保存する。設定器9は、図3に示すように、制御部20、ROM21、RAM22、不揮発性メモリ23を有し、通信端末装置1に接続するための通信端末インターフェース24、入力部25、表示部26を備えている。制御部20は、ROM21のプログラムデータにより動作し、RAM22に作業用データを一時記憶する。そして、制御部20は、表示部26をコントロールし、表示部26の表示に従ってキー入力式あるいはタッチ式の入力部25から入力された設定データを通信端末インターフェース24を介して通信端末装置1に出力する。そして、IPアドレスが通信端末装置1に設定されると、そのIPアドレスの値を不揮発性メモリ23に保存する。
【0028】
ここで、設定器9は、IPアドレスが重複して通信端末装置1に設定されるのを防ぐために、設定しようとするIPアドレスが重複していないかチェックする監視機能を有している。すなわち、使用されているIPアドレスを別の通信端末装置1に設定しようとすると、表示部26に既に発行済みである旨を表示して、報知するといった警告機能である。これによって、IPアドレスの重複設定を避けることができる。
【0029】
上記のIPアドレス設定時の手順を図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、設定器9を通信端末装置1に接続して、入力部25よりIPアドレスを入力する。入力されたIPアドレスを読み込み(ステップS1)、次に不揮発性メモリ23から使用済みのIPアドレスを読み込む(ステップS2)。記憶していたIPアドレスと入力されたIPアドレスとを比較し、発行済みかどうか判断する(ステップS3)。使用されていない場合、通信端末装置1にそのIPアドレスを設定する(ステップS4)。その後、そのIPアドレスを発行済みIPアドレスとして不揮発性メモリ23に記憶する(ステップS5)。そして、表示部26に正常終了と表示し(ステップS6)、IPアドレスの設定が終了したことを知らせる。
【0030】
一方、入力されたIPアドレスが発行済みの場合は、表示部26に「ERROR」と表示し(ステップS7)、入力されたIPアドレスがすでに使用されていることを知らせる。この場合、別のIPアドレスを入力して、同様にチェックして、IPアドレスを設定する。なお、センタ側装置3は、設定器9とデータを共有するようになっており、設定されたIPアドレスに関するデータを保有している。
【0031】
上記のように、発行済みのIPアドレスを通信端末装置1に設定しようとすると、設定器9から警告が発せられ、設定できないので、誤って重複したIPアドレスが設定されることはない。
【0032】
(第2実施形態)
本実施形態では、使用可能なIPアドレスの範囲が事前に設定されているものとして、設定器9は、使用可能な複数のIPアドレスを管理して、これらのIPアドレスを通信端末装置1に対し割り振って設定を行う。すなわち、設定器9の不揮発性メモリ23に、1番目のIPアドレスおよび最終のIPアドレスが保存されている。IPアドレスを設定する場合、設定器9は、重複しないように1番目のIPアドレスから順次割り振りを行っていく。そして、最終のIPアドレスまで使用すると、設定器9は新たにIPアドレスを取得する。なお、その他の構成、動作は、第1実施形態と同じである。
【0033】
上記のIPアドレス設定時の手順を図5に示すフローチャートを参照して説明する。まず、通信端末装置1に接続された設定器9は、不揮発性メモリ23から1番目のIPアドレスを読み込み(ステップS8)、通信端末装置1に設定する(ステップS4)。その後、IPアドレスを1つインクリメントし(ステップS9)、記憶しているIPアドレスとインクリメントしたIPアドレスとを比較し、最終のIPアドレスかどうか判断する(ステップS10)。最終のIPアドレスを発行して使用可能なIPアドレスを使い切ってしまった場合、表示部26に「IPアドレス終了」と表示し(ステップS11)、使用できるIPアドレスが終了したことを知らせる。
【0034】
インクリメントしたIPアドレスがまだ使用可能な場合、不揮発性メモリ23に書き込んでおく(ステップS12)。次の通信端末装置1を設定する際に、このIPアドレスを使用する。
【0035】
このように、IPアドレスは、設定器9により設定予定のIPアドレスの中から自動的に割り振りが行われるので、誤って重複したIPアドレスを設定することを防止することができる。
【0036】
なお、上記の設定では、事前に保存するIPアドレスを連続したIPアドレスとし、1番目のIPアドレスから順番に設定するようにしているが、使用可能なIPアドレスを1つずつ不揮発性メモリに事前に保存して、これを使用するようにしてもよい。また、IPアドレスの保存場所を不揮発性メモリ23としたが、FD(磁気ディスク)、CD、メモリカードのような記録媒体に保存しておき、ここから読み込むようにしてもよい。さらに、使用可能なIPアドレスを制御部20が自動で割り振るようにしているが、設定時に使用可能なIPアドレスの一覧を表示して、設定者が任意に選択できるようにしてもよい。
【0037】
(第3実施形態)
本実施形態では、通信端末装置1が、設定されたIPアドレスが重複して設定されていないかチェックする監視機能を有する。すなわち、通信端末装置1では、設定されたIPアドレス宛にメッセージを送信して、このメッセージに対する応答の有無によってIPアドレスが重複して設定されていないかを判断する。同じIPアドレスを有する通信端末装置1がすでに存在していれば、応答があるので、IPアドレスが重複していることを確認でき、通信端末装置1は設定器9を通じて報知する。なお、その他の構成、動作は、第1実施形態と同じである。
【0038】
上記のIPアドレス設定時の手順を図6に示すフローチャートを参照して説明する。まず、通信端末装置1に接続された設定器9にIPアドレスを入力し、通信端末装置1は設定器9から送信されたIPアドレスを読み込む(ステップS13)。通信端末装置1では、仮のIPアドレスを送信元IPアドレスとして、設定器9から読み込んだIPアドレス宛てにICMP(Internet Control Message Protocol)のメッセージの1つであるエコー要求を送信する(ステップS14)。通信端末装置1は、送信先からの応答の有無を判断する(ステップS15)。ICMPでは、相手に機器に対して返答を要求するエコー要求、これに対して返答するエコー応答の2つのメッセージがやり取りされる。
【0039】
応答がなければ、設定器9から読み込んだIPアドレスは使用されていないと判断し、このIPアドレスを通信端末装置1のIPアドレスとして設定する(ステップS16)。そして、設定器9に設定が完了したことを通知する(ステップS17)。
【0040】
一方、ステップS15で応答があれば、設定器9から読み込んだIPアドレスは別の通信端末装置1で既に使用されていることになる。このIPアドレスは使用できないことを設定器9に通知する(ステップS18)。この場合、別のIPアドレスを入力して、同様にチェックして、IPアドレスを設定する。
【0041】
このように、同じIPアドレスの通信端末装置1が存在していないかを調べ、重複している場合は警告を発することにより、IPアドレスの重複設定を防止することができる。これによって、同時期に複数箇所で設定作業をしている場合でも、重複設定を避けることができる。しかも、実際にネットワーク上で確認するので、何かの誤りで重複設定が行われたとしても、重複に気づいてIPアドレスを変更することができる。
【0042】
なお、ここではIPアドレスの設定の際に、IPアドレスの重複チェックを行ったが、定期的にチェックを行うようにしてもよい。これによって、他の通信端末装置1に同じIPアドレスが設定されたことを認識でき、他の通信端末装置1におけるIPアドレスの変更を促すことによって、通信システムの動作に支障を来たすことを未然に防止できる。また、ネットワークインターフェース13を介してセンタ側装置3に、IPアドレスの設定がされていないといった異常を知らせるようにしてもよい。このとき、通信端末装置1は仮のIPアドレスを用いて、送信する。
【0043】
(第4実施形態)
上記の各実施形態では、設定器9からIPアドレスを設定したが、本実施形態では、センタ側装置3からIPアドレスを設定するものとする。すなわち、通信端末装置1は、仮のIPアドレスを用いて、センタ側装置3にIPアドレスの設定要求を行う通信機能と、センタ側装置3から送信されてきたIPアドレスを設定する設定機能を有する。センタ側装置3は、通信端末装置1からの設定要求に応じてIPアドレスを含む設定データを送信する設定機能を有しており、複数のIPアドレスを一元管理して、IPアドレスを各通信端末装置1に割り振るようになっている。なお、その他の構成、動作は、第1実施形態と同じである。
【0044】
上記のIPアドレス設定時の手順を図7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、設定器9により、通信端末装置1にセンタ側装置3のIPアドレスを設定する。また、通信端末装置1には、初期値として、特定の仮のIPアドレスが設定されている。なお、仮のIPアドレスは、設定器9により設定してもよい。
【0045】
通信端末装置1は、ネットワークインターフェース13を介して仮のIPアドレスを送信元アドレスとして、センタ側装置3に設定データの送信を要求する(ステップS19)。センタ側装置3は、通信端末装置1に対するIPアドレスを含む設定データを通信端末装置1に送信する。通信端末装置1は、センタ側のIPアドレスが付けられた設定データを読み込み(ステップS20)、設定データを不揮発性メモリ16に保存して(ステップS21)、設定データに含まれるIPアドレスを自己のIPアドレスとして設定する。通信端末装置1は、以後このセンタ側装置3から割り振られたIPアドレス用いて、センタ側装置3と通信を行う。
【0046】
このように、センタ側装置3から各通信端末装置1にIPアドレスを割り振るようにすれば、IPアドレスを一元管理することができ、IPアドレスの重複設定を防ぐことができる。また、センタ側装置3から設定データを読み込んで、IPアドレスの設定を行うので、設定器9に設定データを入力して設定する手間を省くことができ、設定作業が簡易となる。特に、設定項目が多い場合には非常に有効である。
【0047】
ところで、上記のように、設定器9から入力された特定の仮のIPアドレスを使用して、複数の通信端末装置1からセンタ側装置3に同時に設定データの送信要求が行われると、送信元のIPアドレスが同じであるため、センタ側装置3はどの通信端末装置1から送信要求があったのか判別できない。そこで、仮のIPアドレスをユニークなものとすればよく、設定器9ごとに個別の仮のIPアドレスを割り当てる。そして、それぞれの通信端末装置1が、各設定器9から仮のIPアドレスを読み込んで、設定データの送信要求をする。センタ側装置3では、同時に複数の通信端末装置1からアクセスがあった場合でも、送信元のIPアドレスが異なるので、それぞれの通信端末装置1と通信が可能となる。
【0048】
すなわち、図8に示すように、設定器9からユニークな仮のIPアドレスを読み込む(ステップ22)。以後は、図7に示すフローチャートと同じであり、センタ側装置3に設定データを要求する際には、設定器9から読み込んだ仮のIPアドレスを自己のIPアドレスとして使用する。センタ側装置3からの設定データは、それぞれの仮のIPアドレス宛に送信されることになる。
【0049】
したがって、複数箇所で同時に設定作業を行っている場合でも、設定器9ごとに保有している仮のIPアドレスが通信端末装置1に設定されるので、センタ側装置3は、それぞれの通信端末装置1に対して、間違いなくIPアドレスや他の項目を設定することができる。
【0050】
(第5実施形態)
上記の各実施形態では、設定器9を通信端末装置1に直接接続しているが、本実施形態では、通信端末装置1が含まれるネットワークに設定器9を接続して、IPアドレスをセンタ側装置3の代わりとして利用するものである。具体的には、図9に示すように、設定器9がハブ7を介してネットワークに接続される。設定器9は、図10に示すように、ネットワークインターフェース27を有し、イーサネットケーブル6によってハブ7に接続される。
【0051】
そして、設定器9は、ネットワークを通じて通信端末装置1との通信を確立させ、通信端末装置1にIPアドレスを設定する設定機能を有している。通信端末装置1には、設定器9と通信するために、仮のIPアドレスが設定されている。設定器9は、各通信端末装置1の仮のIPアドレスを把握しており、このIPアドレスを用いて、通信端末装置1との通信を行う。この仮のIPアドレスとしては、例えばネットワーク内においてのみ利用可能なプライベートアドレスである。その他の構成、動作は、第1実施形態のものと同じである。なお、通信端末装置1は、図11に示すように、図2に示した通信端末装置1から設定器インターフェース15を除いた構成であってもよい。
【0052】
上記のIPアドレス設定時の手順を説明する。まず、設定器9には、予め定められた設定器IPアドレスが設定されており、この設定器9をハブ7に接続する。図12に示すように、設定器9は、入力部25より入力されたIPアドレスを読み込むと(ステップS1)、仮のIPアドレス宛てに読み込んだIPアドレスを含む設定データを送信する(ステップS23)。
【0053】
一方、通信端末装置1には、仮のIPアドレスが設定されている。図13に示すように、設定器9からの設定データを受信して、IPアドレスを読み込む(ステップS24)。通信端末装置1は、このIPアドレスを自己のIPアドレスとして設定する(ステップS25)。
【0054】
ここで、通信端末装置1の仮のIPアドレスと設定すべきIPアドレスとを一対一に対応付けておけば、重複することなくIPアドレスを設定することができる。さらに、設定器9にIPアドレスが入力されたときに、第1実施形態における方法によりIPアドレスをチェックして、重複していないか確認しておくとよい。あるいは、通信端末装置1にIPアドレスが設定された後、第3実施形態における方法によりIPアドレスの重複設定をチェックしてもよい。
【0055】
このように、設定器9をセンタ側装置3の代用として利用できるので、設定器9においてIPアドレスを一元管理するようにすれば、IPアドレスを重複することなく設定できる。そして、ネットワーク経由で設定作業が行えるので、通信端末装置1に設定器用の特別な端子を設ける必要がなくなり、低コスト化、小型化を図れるとともに、通信端末装置1に設定器9を接続する手間を省ける。また、データ設定の際にはハブ7に設定器9をつなげばよいので、通信端末装置1の設置が完了していて移動させられない場合、あるいは通信端末装置1が壁面等の屋外や高所等の接続しにくい場所に設置されている場合には、通信端末装置1に設定器9を直接接続するよりも作業性がよい。
【0056】
(第6実施形態)
本実施形態では、設定器9は、ネットワークアドレスを利用して、IPアドレスを設定する。通常TCP/IPプロトコルでは、IPアドレスおよびサブネットマスク(ネットマスクとも言う)を設定するようになっており、これらの論理積よりネットワークアドレスがわかる。また、IPアドレスは、ネットワークアドレスとホストアドレスとから構成されている。したがって、通信端末装置1の属するネットワークのネットワークアドレスに対して、通信端末装置1を特定するためのホストアドレスを加えることにより、IPアドレスが算出される。なお、その他の構成、動作は、第1実施形態と同じである。
【0057】
設定器9は、通信端末装置1の属するネットワークのネットワークアドレスおよびサブネットマスクを認識する認識機能と、入力されたホストアドレスがネットワークの大きさ(ホスト台数)の範囲内にあるかどうか確認する判断機能と、範囲内にあるとき、ネットワークアドレスとホストアドレスからIPアドレスを算出する算出機能とを有している。ここで、ネットワークの大きさは、サブネットマスクの値によって決まる。ホストアドレスの値がネットワーク内に所属可能なホスト台数より大きいと、このホストアドレスから算出されるIPアドレスのネットワークアドレスは、本来の属するネットワークのものとは異なるようになってしまう。
【0058】
上記のIPアドレス設定時の手順を図14に示すフローチャートを参照して説明する。設定器9には、予め入力部25よりネットワークアドレスおよびサブネットマスクが入力され、保存されている。設定器9を通信端末装置1に接続して、IPアドレスを設定する際には、表示部26にホストアドレスを“0”として、ネットワークアドレス+“0”をIPアドレスとして表示する(ステップS26)。例えば、ネットワークアドレスが「10.2.4.64」、サブネットマスクが「255.255.255.192」の場合、「10.2.4.64」と表示する。そして、入力部25よりホストアドレスを入力する(ステップS27)。この場合、ホストアドレスとしては、0〜63(最大値−サブネットマスク値=「255.255.255.255」−「255.255.255.192」)までが設定可能であり、入力されたホストアドレスがその範囲内に入っているかどうか判断する(ステップS28)。範囲外の場合は、範囲内に入っていないことを表示して、再度入力を促す。範囲内の63と入力された場合、IPアドレスを算出する。この場合、IPアドレスは「10.2.4.127」(ネットワークアドレス+ホストアドレス=「10.2.4.64」+「0.0.0.63」)となる(ステップS29)。そして、このIPアドレスを通信端末装置1に設定する(ステップS4)。
【0059】
このように、IPアドレスを入力する場合、ネットワークアドレスが同じであれば、ホストアドレスのみを入力すればよいので、入力の手間を少なくでき、入力ミスの発生する確率が低くなる。IPv6ではアドレス長が128ビットにもなるので、IPアドレスの入力量が増大することから特に有効である。
【0060】
(第7実施形態)
第6実施形態では、予め入力された既知のネットワークアドレスを利用して、ホストアドレスを入力することによりIPアドレスを設定しているが、本実施形態では、他の通信端末装置1に設定したIPアドレスのネットワークアドレスを利用して、IPアドレスを設定する。すなわち、設定器9は、前回設定したIPアドレスを不揮発性メモリ23に記憶しておく記憶機能と、このIPアドレスとサブネットアドレスとからネットワークアドレスを導き出す演算機能と、入力されたホストアドレスとネットワークアドレスからIPアドレスを算出する算出機能とを有している。その他の構成は、第6実施形態と同じである。
【0061】
上記のIPアドレス設定時の手順を図15に示すフローチャートを参照して説明する。設定器9を通信端末装置1に接続して、IPアドレスを設定する際に、設定器9は、まず不揮発性メモリ23から前回、別の通信端末装置1に設定したIPアドレスを読み込む(ステップS30)。予め入力されているか、あるいは前回の設定時に記憶したサブネットマスクの値から、ネットワークアドレスを割り出し、表示部26に、このネットワークアドレスにおいて、ホストアドレスを“0”としたときのIPアドレスを表示する(ステップS31)。例えば、前回設定したIPアドレスが「10.2.4.10」で、サブネットマスクが「255.255.255.0」の場合、ネットワークアドレスは「10.2.4.0」となり、表示部には、「10.2.4.0」と表示される。次に、入力部25からの入力に従い、このIPアドレスを修正する(ステップS32)。このとき、ホストアドレスを入力すると、IPアドレスが算出される。ホストアドレスとしては、0〜255までが設定可能である。ただし、実際には、0と255は割り当てることができない。あるいは、IPアドレスを直接入力してもよい。その後、通信端末装置1にIPアドレスを設定する(ステップS4)。設定したIPアドレスは、次回の入力時のために不揮発性メモリ23に保存する(ステップS33)。
【0062】
このようにIPアドレスを設定する場合、前回と同じネットワークアドレスであれば、ホストアドレスのみを入力すればよいので、入力の手間を少なくでき、入力ミスも減らせる。特に、IPv6におけるIPアドレスを設定する場合には、非常に有用である。
【0063】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。各実施形態では、通信端末装置はケーブルによってLANにつながれているが、無線LANとしてもよい。さらに、設定器に無線機能を付加すれば、通信端末装置の設置場所にかかわらず設定作業を容易に行うことができる。
【0064】
各実施形態の設定方法を組み合わせてもよく、例えば設定器を用いてIPアドレスを設定する場合、IPアドレスを設定器から入力する代わりに、設定器は、IPアドレスを一元管理するセンタ側装置に設定要求を行って、センタ側装置から送信されてきたIPアドレスを保存する。そして、設定器を通信端末装置に直接接続するか、あるいはネットワークに接続して、設定器からIPアドレスの設定を行う。これによって、設置場所での入力作業が不要となり、IPアドレスの重複といった入力ミスをなくすことができる。
【0065】
また、設定器あるいはセンタ側装置からIPアドレスを設定された後、通信端末装置は、設定されたIPアドレス宛にメッセージを送信して、このメッセージに対する応答の有無によってIPアドレスが重複して設定されていないかを確認するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、設定器を利用してIPアドレスを設定することにより、入力されたIPアドレスが重複していないか事前にチェックすることができ、IPアドレスの重複設定を防止できる。さらに、設定器が自動的にIPアドレスを割り振るようにすれば、IPアドレスを入力する手間を省くことができ、入力ミスをなくすことができる。
【0067】
通信端末装置において、設定されたIPアドレス宛に所定のプロトコルに従って実際に通信を試みることにより、重複設定の有無をチェックすることができる。
【0068】
センタ側装置において、集中してIPアドレスを管理し、IPアドレスの設定を行うようにすれば、IPアドレスの入力ミスは起こり得ず、重複設定を防止することができる。
【0069】
また、同じネットワーク内の通信端末装置に対してIPアドレスを入力する際、ネットワークアドレスが同じであるので、ホストアドレスのみを入力すれば、IPアドレスを設定できる。そのため、IPアドレスをそのまま入力する場合に比べて入力量が少なくなるので、入力ミスを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ通信システムの全体構成図
【図2】 通信端末装置の構成図
【図3】 設定器の構成図
【図4】 第1実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図5】 第2実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図6】 第3実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図7】 第4実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図8】 他の形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図9】 第5実施形態のデータ通信システムの全体構成図
【図10】 設定器の構成図
【図11】 通信端末装置の構成図
【図12】 第5実施形態の設定器におけるIPアドレス設定時のフローチャート
【図13】 第5実施形態の通信端末装置におけるIPアドレス設定時のフローチャート
【図14】 第6実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【図15】 第7実施形態のIPアドレス設定時のフローチャート
【符号の説明】
1 通信端末装置
2 ルータ
3 センタ側装置
4 メータ
7 ハブ
8 通信回線
9 設定器
Claims (4)
- TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用して通信端末装置とセンタ側装置との間でデータ通信を行うデータ通信システムであって、前記通信端末装置に仮のIPアドレスおよびセンタ側装置のIPアドレスを設定するために設定器が用いられ、設定器ごとにユニークな仮のIPアドレスが割り当てられ、前記通信端末装置は、前記設定器から入力された仮のIPアドレスにより前記センタ側装置と通信を行う通信手段を備え、前記センタ側装置は、IPアドレスの設定要求を送信してきた各通信端末装置にIPアドレスを割り振る設定手段を備え、仮のIPアドレス宛てにIPアドレスを含む設定データを送信することを特徴とするデータ通信システム。
- センタ側装置は、複数のIPアドレスを一元管理し、IPアドレスを各通信端末装置に割り振ることを特徴とする請求項1記載のデータ通信システム。
- TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通信システムにおける通信端末装置であって、設定器から仮のIPアドレスおよびセンタ側装置のIPアドレスを読み込む手段と、仮のIPアドレスを用いて前記センタ側装置と通信を行う通信手段と、仮のIPアドレス宛てに前記センタ側装置から送信されたデータに基づいてIPアドレスを設定する設定手段とを備え、設定器ごとにユニークな仮のIPアドレスが割り当てられていることを特徴とする通信端末装置。
- TCP/IPプロトコルを用い、IP網を利用してセンタ側装置とデータ通信を行うデータ通信システムにおける通信端末装置の設定を行うための設定器であって、前記通信端末装置に対してユニークな仮のIPアドレスおよびセンタ側装置のIPアドレスを設定する設定手段を備え、仮のIPアドレスは設定器ごとに割り当てられていることを特徴とする通信端末装置用設定器。
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