JP2001301619A - 電子連動システム、およびその制御方法 - Google Patents

電子連動システム、およびその制御方法

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JP2001301619A JP2000118174A JP2000118174A JP2001301619A JP 2001301619 A JP2001301619 A JP 2001301619A JP 2000118174 A JP2000118174 A JP 2000118174A JP 2000118174 A JP2000118174 A JP 2000118174A JP 2001301619 A JP2001301619 A JP 2001301619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子連動装置における連動データの変更を行
う際に、連動データの交換の手間を省き、また、入力ミ
スをなくし、容易に連動データを変更できる電子連動装
置を提供する。 【解決手段】 連動モニタ4から入力されるローディン
グ対象データは、LAN2を介して、進路制御論理部
5、連動論理部6および現場機器制御論理部7等の各論
理部に配信される。各論理部はそのデータを受信する
と、自身の新データエリアに格納し、LAN2を介して
モニタ・試験部3にアンサを送信する。そして、そのア
ンサに応じて送信されるデータ承認により、各論理部
は、新データエリア内のデータを現用データエリアに格
納し、受信したデータを以降の連動動作において有効と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道駅構内の転て
つ機、信号機等を連鎖制御する電子連動装置に係り、詳
細には、ネットワークを介して連動データの更新を行う
電子連動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子処理装置を用いた
電子連動装置は、各駅毎に共通して使用する連動機能な
どを標準プログラムとして実装し、駅毎に異なる連動条
件等は連動データとして個々の電子連動装置に与えられ
ている。この電子連動装置は、ソフトウェアを大幅に標
準化しているので、設計から検査、工事、保守作業まで
効率のよいシステムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子連動装置は、連動データの入力にROM(Read Onl
y Memory)を用いていたため、連動データの内容が変更
になった場合、その電子連動装置を構成する複数の各論
理部における連動データのROMを交換する必要があっ
た。その際のROM交換は人の手作業によるため、作業
の手間がかかり、また、実装ミスが発生することが多か
った。
【0004】また、複数のROMにデータを書き込む際
に書込ミスが発生すること、さらに、誤って実装された
ROMによるデータミスが発見されにくいことなどの問
題もあった。
【0005】本発明の課題は、連動データの変更を行う
際に、連動データの交換の手間を省き、また、入力ミス
をなくし、容易に連動データを変更できる電子連動シス
テムおよびその制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、外部からデータ、指示等
の入力を受け付けるモニタ装置(例えば、図1のモニタ
・試験部3)と、電子連動システムを構成する各部を制
御する連動論理装置(例えば、図1の連動論理部6)
と、自身に接続された各機器を制御する複数の制御論理
装置(例えば、図1の進路制御論理部5、現場機器制御
論理部7、中継器8)と、が通信回線(例えば、図1の
LAN2)を介して接続された電子連動システム(例え
ば、図1の電子連動装置1)であって、前記モニタ装置
は、入力されるデータを前記通信回線を介して前記連動
論理装置および複数の制御論理装置に送信し、前記連動
論理装置および複数の制御論理装置は、前記通信回線を
介して前記モニタ装置から送信されたデータを受信する
と、当該通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデ
ータの受信を確認する受信応答を送信し、前記モニタ装
置は、前記受信応答を受信すると、該受信応答を送信し
た連動論理装置および複数の制御論理装置に、前記通信
回線を介してデータ承認を送信し、前記連動論理装置お
よび複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対
するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記
受信したデータを使用可能とすることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、外部からデータ、
指示等の入力を受け付けるモニタ装置と、電子連動シス
テムを構成する各部を制御する連動論理装置と、自身に
接続された各機器を制御する複数の制御論理装置と、が
通信回線を介して接続された電子連動システムの制御方
法であって、前記モニタ装置において、入力されるデー
タを前記通信回線を介して前記連動論理装置および複数
の制御論理装置に送信するデータ送信工程と、前記連動
論理装置および複数の制御論理装置において、前記通信
回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを受
信すると、当該通信回線を介して、前記モニタ装置に、
そのデータの受信を確認する受信応答を送信する受信応
答送信工程と、前記モニタ装置において、前記受信応答
を受信すると、該受信応答を送信した連動論理装置およ
び複数の制御論理装置に、前記通信回線を介してデータ
承認を送信するデータ承認工程と、前記連動論理装置お
よび複数の制御論理装置は、前記送信した受信応答に対
するデータ承認を前記モニタ装置から受信すると、前記
受信したデータを使用可能とするデータ使用許可工程
と、を含むことを特徴とする。
【0008】したがって、モニタ装置よりデータを入力
することにより、通信回線を介して接続された各装置
に、そのデータを容易にローディングできる。
【0009】また、電子連動システムを構成する各装置
は、通信回線を介して送信されたデータの受信を確認す
る受信応答を送信し、それに応じたデータ承認の指示に
よりそのデータの使用を許可するため、ローディングす
るデータの送信の際のミスを防止できる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子連動システムであって、前記連動論理装置および複数
の制御論理装置は、自身で現在使用しているデータを格
納する第1のデータ領域(例えば、図3の現用データエ
リア32、52)と、前記通信回線を介して受信したデ
ータを格納する第2のデータ領域(例えば、図3の新デ
ータエリア31、51)と、を有し、前記通信回線を介
してデータを受信すると、当該受信したデータを前記第
2のデータ領域に格納し、その受信したデータに対応す
るデータ承認を受信すると、前記第2のデータ領域に格
納されているデータを第1のデータ領域に複写し、当該
第1のデータ領域に複写されたデータと前記第2のデー
タ領域に格納されているデータとの一致を確認した場
合、前記受信したデータを使用可能とすることを特徴と
する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の電
子連動システムの制御方法であって、自身で現在使用し
ているデータを格納する第1のデータ領域と、前記通信
回線を介して受信したデータを格納する第2のデータ領
域と、を有する前記連動論理装置および複数の制御論理
装置において、前記使用許可工程は、前記通信回線を介
してデータを受信すると、当該受信したデータを前記第
2のデータ領域に格納するデータ格納工程と、その受信
したデータに対応するデータ承認を受信すると、前記第
2のデータ領域に格納されているデータを第1のデータ
領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写されたデー
タと前記第2のデータ領域に格納されているデータとの
一致を確認した場合、前記受信したデータを使用可能と
するデータ切換工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】したがって、データ承認指示により、現用
データからローディングされた新データへの切換を行う
ことができる。また、そのデータ切換の際に、両データ
の一致を確認してから使用を許可するので、データ切換
の際のミスを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜7を参照して本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0014】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における電子連動装置1の構成を示す図である。この
図において、電子連動装置1は、モニタ・試験部3、進
路制御論理部5、連動論理部6および現場機器制御論理
部7によって構成され、これらの各部は、LAN(Loca
l Area Network)2に接続されている。
【0015】LAN2は、中継器8を介して他の装置の
LAN10に接続され、また、現場機器制御論理部7
は、LAN20を介して転てつ機、信号機等の複数の現
場機器9に接続されている。
【0016】モニタ・試験部3は、連動モニタ4からの
指示にしたがって、進路制御論理部5、連動論理部6お
よび現場機器制御論理部7等の各論理部で使用するロー
ディング対象データを、LAN2を介して送信する。ま
た、モニタ・試験部3は、上記の各論理部から受信した
アンサを連動モニタ4に示し、このアンサに応じて連動
モニタ4から指示されるデータ承認を、LAN2を介し
て各論理部に送信する。
【0017】進路制御論理部5、連動論理部6および現
場機器制御論理部7等の各論理部は、モニタ・試験部3
よりLAN2を介して送信されたローディング対象デー
タを受信し、そのデータ受信を確認するアンサを、LA
N2を介してモニタ・試験部3に送信する。
【0018】また、各論理部は、送信したアンサに応じ
てモニタ・試験部3から送信されるデータ承認を受信す
ることにより、LAN2を介して受信したローディング
対象データを以降の連動動作において使用可能とする。
【0019】なお、各論理部にはデータエリアとして、
現用データエリア(フラッシュROM)、および新デー
タエリア(RAM(Random Access Memory))の2種類
のデータエリアを設ける。現用データエリアには、現在
使用可能なデータが格納され、新データエリアには、L
AN2を介して受信するローディング対象データが格納
される。
【0020】連動論理部6は、連動モニタ4から、モニ
タ・試験部3、LAN2を介して入力される各機能設定
に基づき、LAN2を介して各論理部に、その機能実行
を指示する。
【0021】次に動作を説明する。本発明の実施の形態
において、データローディング処理は、ローディング対
象データのローディング、そのデータ承認およびデータ
切換の3つの処理により実行される。これらの各処理の
設定は、任意の連動モニタ4にて行われ、同系のモニタ
・試験部3にて制御され、連動論理部6に出力される。
そして、各処理のチェックおよび指示の出力は、連動論
理部6にて行われる。
【0022】図2は、図1の電子連動装置1において、
データをローディングする際のデータおよび指示の流れ
を模式的に示す図である。この図において、太線L1は
ローディング対象データの流れを、点線L2は各機能設
定入力の流れを、そして、破線L3は各機能実行指示の
流れを、それぞれ示す。
【0023】ローディング対象データは、連動モニタ4
より入力され、同系のモニタ・試験部3により、Ei−
W(Electronic inter-rocking Wire:電子連動網、図
1のLAN2に相当する。)を介して、連動論理部6、
各対象論理部等の各論理部に送信される。
【0024】また、連動モニタ4から行われる各機能設
定入力は、同系のモニタ・試験部3により、Ei―Wを
経由して連動論理部6に送信される。そして、この機能
設定入力を受信した連動論理部6は、Ei−Wを経由し
て同系のモニタ・試験部3および各対象論理部に、その
機能設定入力に応じた実行指示を送信する。
【0025】モード設定パネル12は、電子連動装置1
が現場機器(転てつ機、信号機等)9を制御している通
常モードから、データローディングが可能な保守モード
に切り換えるためのスイッチパネルであり、このモード
設定パネル12により電子連動装置1のモードが保守モ
ードに切り換わっているときのみ、データローディング
の機能が有効となる。
【0026】図3は、図1の電子連動装置1における、
連動モニタ4から各論理部へのデータローディングの流
れを模式的に示す図である。この図において、太線L1
は、ローディング対象データの流れを、実線L4は各機
能設定および指示の流れを、それぞれ示す。
【0027】まず、保守者は、連動モニタ4にローディ
ング対象データが格納されているローディングデータメ
ディア(記憶媒体)を挿入する。すると、連動モニタ4
は、挿入されたローディングデータメディアから格納さ
れているデータを読み出して自身の新データエリアに格
納する。
【0028】次いで、保守者により連動モニタ4からロ
ーディングデータの読み込みが指示されると、モニタ・
試験部3は、連動モニタ4の新データエリア内に格納さ
れているローディングデータを読み込み、自身の新デー
タエリア31にそのデータを格納する。そして、その読
み込んだデータのバージョンを連動モニタ4に表示す
る。
【0029】なお、LAN2に接続されている各部は、
全て同一のバージョンのデータで動作することが前提で
あるで、現用データのバージョンと比較・確認するため
に、その読み込んだデータのバージョンが表示される。
【0030】そして、保守者が、連動モニタ4に表示さ
れたデータからローディング対象データを選択すると、
連動論理部6は、モニタ・試験部3に対して、選択され
たローディングデータの送信を指示する。
【0031】ローディングデータの送信を指示されたモ
ニタ・試験部3は、受信側である各論理部の受信準備時
間を考慮して一定期間経過後、自身の新データエリア3
1内の選択されたローディングデータを、LAN2を介
して各論理部に送信する。
【0032】ローディングデータを受信した各論理部
は、そのデータを各論理部自身の新データエリア51に
格納する。その後、ローディングデータを受け取ったこ
とを表すアンサを、LAN2を経由してモニタ・試験部
3に送信する。
【0033】この、モニタ・試験部3、および各論理部
間で行われるローディングデータの送受信手順を、図4
に基づいて説明する。
【0034】送信対象となるローディングデータを送信
する際に、まずモニタ・試験部3は、そのローディング
データを適当な大きさに分割してから、Ei−Wに順次
送信する。この時、各分割データ1〜nは、データの妥
当性を高めるためにそれぞれ二度づつ送信される。
【0035】各論理部は、Ei−Wから分割データ1〜
nを受信すると、その受信した分割データ1〜nを、そ
れぞれ一致するか否かをチェックし、一致していた場合
のみ受信した分割データ1〜nは妥当であると判断し、
妥当な分割ローディングデータとして確定する。
【0036】その後、各論理部は、確定した分割ローデ
ィングデータを、データの順番を表すシーケンス番号1
〜nにしたがって組み立て、ローディングデータを復元
する。そして、復元したローディングデータを、自身の
新データエリア52に格納する。
【0037】また、受信した分割データが一致せず、妥
当でないと判断した場合、その論理部は、モニタ・試験
部3に対してデータの再送信を要求し、受信を待機す
る。
【0038】各論理部は、受信した分割データの一致を
チェックし、妥当であると判断してローディングデータ
を復元すると、ローディングデータの受信を確認するア
ンサを、LAN2を経由してモニタ・試験部3に送信す
る。
【0039】以上のように、モニタ・試験部3から各論
理部に送信されたローディングデータは、図5の模式図
に基づいて説明されるデータ承認およびデータ切換を経
て、電子連動装置1における実際に使用可能なデータと
される。
【0040】図5において、太線L1は、ローディング
データの流れを、実線L5は各処理設定および指示の流
れを、それぞれ示す。
【0041】モニタ・試験部3は、LAN2を介して、
各論理部からローディングデータの受信を確認するアン
サを受信すると、次いで、そのアンサを送信した論理部
に対し、データ承認を送信する。
【0042】ローディングにより各論理部の新データエ
リア51に格納されたローディングデータは、モニタ・
試験部3から指示されるデータ承認により、各論理部に
実装されている現用データエリア52(不揮発性メモ
リ;例えばフラッシュROM等。)に書き込むことがで
きる。
【0043】データ承認が指示された各論理部は、ま
ず、「現用データエリア52内のデータは使用できな
い」ことを表すために、現用データエリア52である不
揮発性メモリに「データ使用不可フラグ」を書き込む。
このフラグが書き込まれている場合、現用データエリア
52である不揮発性メモリ内のデータは、正規のデータ
として使用できない。
【0044】次に、各論理部は、新データエリア51内
に格納されているローディングデータを現用データエリ
ア52に格納する。そして、現用データエリア52に新
たに格納されたデータと、新データエリア51に格納さ
れているローディングデータとが完全に一致することを
確認するためのデータ比較を行い、比較結果を、LAN
2を介して連動モニタ4に出力する。
【0045】そして、現用データエリア52に格納され
たデータと、新データエリア51に格納されているロー
ディングデータとの一致が確認された場合のみ、各論理
部は、現用データエリア52の「データ使用不可フラ
グ」を消去し、正規のデータとしての使用を可能とす
る。
【0046】以上のように、連動モニタ4から入力され
るローディングデータは、LAN2を介して各論理部に
ローディングされ、モニタ・試験部3によるデータ承認
の指示を経て使用可能となる。また、そのデータをロー
ディングする際に、受信したデータの一致を確認するこ
とにより、送信ミス等を防止している。
【0047】また、以上のように構成される電子連動装
置1において、ローディングするデータを試験データと
し、その電子連動装置1の性能等を容易に試験すること
ができる。そして、その際には、実際の現場機器9等に
支障が起きないように条件を設定する必要がある。その
条件として、例えば、現場機器9の接続/未接続(=模
擬)、他装置LAN10の接続/未接続(=模擬)等の
条件が設定でき、また、それぞれの条件については独立
して設定できる。
【0048】以下、電子連動装置1における試験条件設
定について説明する。図6は、図1の電子連動装置1に
おける、試験データ設定の流れを模式的に示す図であ
る。この試験データの設定は、上述したデータローディ
ングの際の各設定と同様に連動モニタ4から行われ、こ
の設定に基づいて連動論理部6が各対象論理部に指示す
る。
【0049】例えば、他装置LAN10の接続/未接続
(=模擬)を条件設定とする場合、連動論理部6は、中
継器8に対して他装置LAN10の接続/未接続の設定
を、また、現場機器9の接続/未接続(=模擬)を条件
設定とする場合、連動論理部6は、現場機器制御論理部
7に対して現場機器9の接続/未接続の設定を指示す
る。
【0050】図7は、現場機器制御論理部7における、
現場機器9の接続/未接続の設定を指示する際の、論理
演算の流れを示す図である。なお、この現場機器9の接
続/未接続の設定は、全現場機器9一括単位でのみ可能
とし、現場機器9個別の設定は行わないこととする。
【0051】連動モニタ4から、外部条件として現場機
器9を接続に設定すると、現場機器制御論理部7は、現
場機器9に対する制御を出力する。そして、現場機器9
からET−W(Electronic Terminal Wire:電子端末
網、図1のLAN20に相当する。)を経由して入力さ
れる実状態をEi−Wに出力する。
【0052】また、外部条件として現場機器9を未接続
に設定すると、現場機器制御論理部7は、現場機器9に
対する制御を出力しない。そして、あらかじめ実装され
ている模擬化結線を実行し、模擬した現場機器9の状態
をEi−Wに出力する。
【0053】以上のように、現場機器9を切り離すよう
に条件を設定することで、試験時に動作しては困る現場
機器9に影響なく、電子連動装置1における各論理部の
動作確認を容易に行うことができる。
【0054】なお、本実施の形態においては、本発明を
適用した電子連動装置1について説明を行ったが、LA
Nを利用したほかのシステム、例えば、ATC(Automa
ticTrain Control)装置、CTC(Centralized Traffi
c Control)装置等にも同様に本発明を適用できる。
【0055】
【発明の効果】請求項1および3記載の発明によれば、
モニタ装置よりデータを入力することにより、通信回線
を介して接続された各装置に、そのデータを容易にロー
ディングできる。
【0056】また、電子連動システムを構成する各装置
は、通信回線を介して送信されたデータの受信を確認す
る受信応答を送信し、それに応じたデータ承認の指示に
よりそのデータの使用を許可するため、ローディングす
るデータの送信の際のミスを防止できる。
【0057】請求項2および4記載の発明によれば、デ
ータ承認指示により、現用データからローディングされ
た新データへの切換を行うことができる。また、そのデ
ータ切換の際に、両データの一致を確認してから使用を
許可するので、データ切換の際のミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子連動装置1の構成図である。
【図2】データをローディングする際のデータおよび指
示の流れを示す図である。
【図3】ローディングデータの流れを示す図である。
【図4】ローディングデータの送受信手順を示す図であ
る。
【図5】データ承認およびデータ切換の流れを示す図で
ある。
【図6】試験データ設定の流れを示す図である。
【図7】現場機器9の接続/未接続の設定に応じた現場
機器制御論理部7の論理演算の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 電子連動装置 2、10、20 LAN 3 モニタ・試験部 31、51 新データエリア 32、52 現用データエリア 4 連動モニタ 5 進路制御論理部 6 連動論理部 7 現場機器制御論理部 8 中継器 9 現場機器 12 モード設定パネル L1 ローディングデータ L2 各処理設定入力 L3 各処理実行指示 L4 各処理設定および指示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤塚 和哉 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 市川 直至 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 塩沢 一雄 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社内 (72)発明者 瀬戸 通夫 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 Fターム(参考) 5H161 AA01 JJ02 JJ21 SS11 5K033 BA06 BA08 CB04 DA01 DB13 9A001 BB03 BB04 HH34 KK31 KK32 KK56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からデータ、指示等の入力を受け付け
    るモニタ装置と、電子連動システムを構成する各部を制
    御する連動論理装置と、自身に接続された各機器を制御
    する複数の制御論理装置と、が通信回線を介して接続さ
    れた電子連動システムであって、 前記モニタ装置は、入力されるデータを前記通信回線を
    介して前記連動論理装置および複数の制御論理装置に送
    信し、 前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記通
    信回線を介して前記モニタ装置から送信されたデータを
    受信すると、当該通信回線を介して、前記モニタ装置
    に、そのデータの受信を確認する受信応答を送信し、 前記モニタ装置は、前記受信応答を受信すると、該受信
    応答を送信した連動論理装置および複数の制御論理装置
    に、前記通信回線を介してデータ承認を送信し、 前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送
    信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置か
    ら受信すると、前記受信したデータを使用可能とするこ
    とを特徴とする電子連動システム。
  2. 【請求項2】前記連動論理装置および複数の制御論理装
    置は、 自身で現在使用しているデータを格納する第1のデータ
    領域と、前記通信回線を介して受信したデータを格納す
    る第2のデータ領域と、を有し、 前記通信回線を介してデータを受信すると、当該受信し
    たデータを前記第2のデータ領域に格納し、 その受信したデータに対応するデータ承認を受信する
    と、前記第2のデータ領域に格納されているデータを第
    1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写
    されたデータと前記第2のデータ領域に格納されている
    データとの一致を確認した場合、前記受信したデータを
    使用可能とすることを特徴とする請求項1記載の電子連
    動システム。
  3. 【請求項3】外部からデータ、指示等の入力を受け付け
    るモニタ装置と、電子連動システムを構成する各部を制
    御する連動論理装置と、自身に接続された各機器を制御
    する複数の制御論理装置と、が通信回線を介して接続さ
    れた電子連動システムの制御方法であって、 前記モニタ装置において、入力されるデータを前記通信
    回線を介して前記連動論理装置および複数の制御論理装
    置に送信するデータ送信工程と、前記連動論理装置およ
    び複数の制御論理装置において、前記通信回線を介して
    前記モニタ装置から送信されたデータを受信すると、当
    該通信回線を介して、前記モニタ装置に、そのデータの
    受信を確認する受信応答を送信する受信応答送信工程
    と、 前記モニタ装置において、前記受信応答を受信すると、
    該受信応答を送信した連動論理装置および複数の制御論
    理装置に、前記通信回線を介してデータ承認を送信する
    データ承認工程と、 前記連動論理装置および複数の制御論理装置は、前記送
    信した受信応答に対するデータ承認を前記モニタ装置か
    ら受信すると、前記受信したデータを使用可能とするデ
    ータ使用許可工程と、 を含むことを特徴とする電子連動システムの制御方法。
  4. 【請求項4】自身で現在使用しているデータを格納する
    第1のデータ領域と、前記通信回線を介して受信したデ
    ータを格納する第2のデータ領域と、を有する前記連動
    論理装置および複数の制御論理装置において、前記使用
    許可工程は、 前記通信回線を介してデータを受信すると、当該受信し
    たデータを前記第2のデータ領域に格納するデータ格納
    工程と、 その受信したデータに対応するデータ承認を受信する
    と、前記第2のデータ領域に格納されているデータを第
    1のデータ領域に複写し、当該第1のデータ領域に複写
    されたデータと前記第2のデータ領域に格納されている
    データとの一致を確認した場合、前記受信したデータを
    使用可能とするデータ切換工程と、 を含むことを特徴とする請求項3記載の電子連動システ
    ムの制御方法。
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