JP2000315165A - 回線を通じて接続された装置間の状態管理方法、データ集配信装置、データ通信システム - Google Patents

回線を通じて接続された装置間の状態管理方法、データ集配信装置、データ通信システム

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JP2000315165A
JP2000315165A JP11125279A JP12527999A JP2000315165A JP 2000315165 A JP2000315165 A JP 2000315165A JP 11125279 A JP11125279 A JP 11125279A JP 12527999 A JP12527999 A JP 12527999A JP 2000315165 A JP2000315165 A JP 2000315165A
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Koji Ishikawa
幸司 石川
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転状態をオンライン状態からオフライン状
態に切り替える場合に、相手側装置に不都合を生じさせ
ないデータ集配信装置を提供する。 【構成】 自装置の運転状態を切り替える前に、同一の
テストパケットを回線を通じて互いに折り返す相手側装
置との間でテストパケットの折り返し試験を行う。即
ち、テストパケットの折り返し回数を設定し、このテス
トデータを相手側装置に向けて送信するとともに、最終
的に折り返されたテストデータを受信するまでの時間を
計測する。その時間が所定時間内であれば相手側装置や
回線が正常、それ以外の場合は異常と判定し、正常の場
合は自装置の運転状態を変更する旨を相手側装置に通知
した後に自装置の運転状態を変更する。一方、異常であ
った場合は運転状態の変更を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回線で接続
された複数の通信装置間でデータの実時間の送受信が可
能な状態(以下、「オンライン状態」)と、回線を閉じ
た状態(以下、「オフライン状態」)とを切り替える際
に、適切な保守運用処理を行うことができるデータ集配
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回線網を通じて複数の通信装置間でデー
タ通信を行うデータ通信システムでは、回線網の随所に
ノード装置が配備されている。このノード装置の一例と
して、対象データをパケット形式やブロック形式でデー
タ通信の中継を行うデータ集配信装置がある。この種の
データ集配信装置では、回路網の構成要素、例えばワイ
ヤ、スイッチ、インタフェイス、キュー等の動作確認を
行う保守運用機能を具備するが、このような保守運用機
能は、オンライン状態からオフライン状態に切り替えて
実行されるのが一般的である。すなわち、対象となる通
信装置との間の回線網を閉じた後、この回線網のいずれ
かのノードから送信されたテストデータを受信する。そ
して、受信したテストデータを加工(例えば、パケット
内の目的地アドレス、受信パケット内のソースアドレ
ス、各パケット内の命令等を累積・圧縮)し、これを予
め与えられた基準値と比較する。これによって、回路網
のすべての構成要素の正常性をデータ通信システムの動
作に影響を与えずに確認することができるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データ集配
信装置には、回線を通じて複数の通信装置が接続されて
いる。これらの通信装置や回線の中には、保守運用機能
の実行時に異常が生じている場合があり得る。このよう
な場合に、通信装置等の正常性の判定を行わずにデータ
集配信装置の側だけで一方的にオンライン状態からオフ
ライン状態に切り替えると、通信装置等における異常発
生の検出が遅れるだけではなく、データ集配信装置をオ
フライン状態から再度オンライン状態に切り替えた場合
に、データ通信システムが正常に運用できない虞があ
る。
【0004】また、データ集配信装置がオンライン状態
からオフライン状態に切り替わったことを、そのデータ
集配信装置に接続されているすべての通信装置が認識し
ていないと、通信装置が誤ってオフライン状態のデータ
集配信装置を使用してデータ通信を試みてしまう可能性
がある。このように、従来は、データ集配信装置の運転
状態が変更されるとき、特に、オンライン状態とオフラ
イン状態の一方から他方に切り替えられるときに、保守
運用機能が適切になされない虞があった。
【0005】そこで本発明は、回線を通じて接続された
装置間で一方の装置の運転状態が変更される場合の保守
運用機能を適切に実行できる状態管理方法を提供するこ
とを主たる課題とする。本発明の他の課題は、例えば自
装置をオンライン状態からオフライン状態へ切り替えて
保守運用機能を実行する場合に自装置に接続されている
通信装置等に不都合を生じさせないようにするデータ集
配信装置を提供することにある。本発明の他の課題は、
このデータ集配信装置を応用したデータ通信システムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の状態管理方法は、同一のテストデータを回線を通じ
て互いに折り返す手段を備えた一対の装置間において一
方の装置の運転状態を例えばオンライン状態からオフラ
イン状態へ変更する前に、当該一方の装置で前記テスト
データの折り返し条件を設定し、このテストデータを他
方の装置に向けて送信するステップと、前記設定した折
り返し条件に従って折り返されたテストデータに基づい
て前記他方の装置及び使用回線の異常の有無を判定し、
異常がない場合に自装置の運転状態を変更する旨を前記
他方の装置に通知するステップとを含み、この通知を条
件として前記変更を実行することを特徴とする。
【0007】折り返し条件は、例えばテストデータに付
加される折り返し回数とする。一方の装置及び他方の装
置は、それぞれこのテストデータを折り返す際に当該折
り返し回数を所定数だけ減算し、減算後の折り返し回数
が所定値に達したテストデータに基づいて異常の有無を
判定するようにする。より具体的は、折り返し回数を初
期設定して送信した後、当該折り返し回数が所定値に達
したものを受信するまでの時間を計測し、計測時間が所
定時間内の場合に他方の装置及び使用回線を正常と判定
し、それ以外を異常と判定する。他方の装置が複数の装
置のとき、これらの装置の少なくとも一つに異常がある
場合は前記変更の実行を保留する。
【0008】上記他の課題を解決する本発明のデータ集
配信装置は、回線を介して受信した所定のテストデータ
を折り返す手段を備えた相手側装置との間でデータの送
受信を行う装置であって、自装置の運転状態を変更する
運転状態変更手段と、テストデータの折り返し条件を設
定する条件設定手段と、折り返し条件が設定されたテス
トデータを相手側装置に向けて送信した後、当該相手側
装置から最終的に折り返されて受信するまでの時間を計
測し、計測した時間が所定時間内のときに自装置の運転
状態を変更する旨を当該相手側装置に通知する状態管理
手段とを備え、この通知を条件として運転状態変更手段
が前記変更を行うことを特徴とする。
【0009】相手側装置より受信したテストデータを一
定条件下で当該相手側装置宛てに折り返すデータ折り返
し手段をさらに備えてデータ集配信装置を構成し、テス
トデータを複数回折り返した後、最終的に折り返されて
受信するまでの時間を計測するようにしても良い。この
場合、条件設定手段は、自装置及び相手側装置で折り返
される度に更新され、更新後の値が所定値に達した時点
で次の折り返しを終了させるための前記テストデータの
折り返し回数を設定する。
【0010】上記他の課題を解決する本発明のデータ通
信システムは、それぞれ回線を介して通信装置が接続さ
れ、一方の運転状態がオンライン状態のときに他方の運
転状態がオフライン状態となる第1データ集配信装置及
び第2データ集配信装置を含んで構成されるものであ
る。第1データ集配信装置は、自装置の運転状態をオン
ライン状態からオフライン状態に変更する際に、第2デ
ータ集配信装置に接続されている回線と通信装置とが正
常状態か否かを確認するとともに、自装置に接続されて
いる回線と通信装置とが正常状態か否かを確認し、すべ
ての回線及び通信装置が正常状態であることを確認した
ときに各通信装置に対して前記運転状態の変更を通知
し、この通知を条件として当該変更を実行する制御手段
を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は、本実施形態によるデータ集配信装置の構成
図である。このデータ集配信装置1には、回線網を構成
する複数の回線#1〜#nと、オペレータが操作するマ
ンマシン装置2とが接続されている。回線網を伝送する
データには種々のものが考えられるが、ここではパケッ
ト形式で伝送するものとする。
【0012】データ集配信装置1は、回線制御部11、
パケット交換部12、テストパケット処理部13、シス
テム管理部14、マンマシンI/F15、及び、記憶装
置16を含んで構成されている。
【0013】回線制御部11は、任意の回線を介して送
られるパケットを受け取り、これをパケット交換部12
に送ったり、パケット交換部12からパケットと回線番
号とを受け取り、受け取ったパケットを回線番号に対応
する回線を用いて送信する機能を有するものである。
【0014】パケット交換部12は、パケットのヘッダ
部に記録されている送信先アドレスに従い、送信のため
に使用する回線番号を特定し、特定した回線番号とパケ
ットとを回線制御部11に送る機能を有する。パケット
交換部12は、また、回線制御部11から送られたパケ
ットがテストパケットであるか否かを判定し、テストパ
ケットであった場合は、このテストパケットをテストパ
ケット処理部13へ送る機能をも有する。
【0015】テストパケット処理部13は、マンマシン
I/F15を介して入力されるオペレータからの各種命
令、または、システム管理部14から送られる命令に従
ってテストパケットを作成し、これをパケット交換部1
2に送る機能を有するものである。テストパケット処理
部13は、また、テストパケットが送られた場合に、そ
のテストパケットの内容を解析してこのテストパケット
を送信元装置に対して折り返し送信する必要があるか否
かを判定する機能をも有する。
【0016】システム管理部14は、データ集配信装置
1全体の動作を制御するものであり、本実施形態の例で
は、特に、データ集配信装置1の運転状態を変更して保
守運用処理を行う動作を制御する。
【0017】マンマシンI/F(I/F:インタフェイ
ス)15は、データ集配信装置1とマンマシン装置2と
の間で送受信される命令やデータのインタフェイスとな
るものである。
【0018】記憶装置16は、ハードディスク等の磁気
記憶装置やEEPROM(Electrically Erasable and P
rogramable Read Only Memory)等の半導体記憶装置等で
構成される不揮発性の記憶装置である。この記憶装置1
6には、テストパケットを作成する際に参照されるテー
ブル16aと、テストパケットの送受信によって得られ
た回線や相手側装置の情報が記録されるテーブル16b
とが格納されるようになっている。
【0019】次に、上記のように構成されるデータ集配
信装置1の動作を説明する。まず、基本的な処理である
パケット交換処理、テストパケットの送受信処理につい
て説明する。 〈パケット交換処理〉回線制御部11は、複数の回線#
1〜#nのいずれかを介してパケットを受け取ると、こ
れをパケット交換部12に送る。パケット交換部12
は、パケットのヘッダ部に記録されている送信先アドレ
スを解析して使用すべき回線番号を決定し、この回線番
号の情報をパケットと共に回線制御部11に送る。回線
制御部11は、この回線番号に対応する回線を使用して
パケットを送信する。
【0020】〈テストパケットの送信処理〉テストパケ
ットの送信処理は、オペレータの指示に基づいてオンラ
イン状態にて行う。テストパケットは、図2に示すよう
に、コード部21、送信先アドレス部22、送信元アド
レス部23、リタン回数部24、及び、メッセージ部2
5により構成される。コード部21には、自パケットが
テストパケットであることを示す予め定められたコード
が記録される。送信先アドレス22にはテストパケット
の送信先装置のアドレスが記録される。送信元アドレス
23にはテストパケットの送信元装置、すなわちデータ
集配信装置1のアドレスが記録される。リタン回数部2
4には、テストパケットを送信元装置に送り返す必要が
あるか否かを判定するための条件として、折り返し送信
される最大許可回数(以下、リタン回数と称する)が記
録される。このリタン回数は、受信される度に“1”ず
つ減算されるようになっている。なお、最初にテストパ
ケットが送信される場合は、リタン回数に奇数が設定さ
れる。
【0021】メッセージ部25には、マンマシン装置2
のオペレータから指示されるメッセージ(キャラクタ情
報)が記録される。オペレータからのテストパケット送
信命令は、マンマシン装置2に受け付けられる。その
際、送信先装置のアドレス、リタン回数及びメッセージ
がオペレータによって指示される。送信先装置のアドレ
スの代わりに、使用する回線番号を指示するようにして
も良い。テストパケットの送信命令は、マンマシンI/
F17を介してテストパケット処理部13に送られる。
テストパケット処理部13は、指示された送信先装置の
アドレス等を用い、図2に示されるフォーマットのテス
トパケットを作成し、これをパケット交換部12に送
る。送信先装置のアドレスの代わりに回線番号がオペレ
ータから指示された場合は、指示された回線を介して接
続されている送信先装置のアドレスを求め、これを用い
てテストパケットを作成することになる。
【0022】パケット交換部12は、テストパケット処
理部13から送られたテストパケットと共に、このテス
トパケットを送信するために使用する回線番号を回線制
御部11へ送る。回線制御部11は、送られた回線番号
に対応する回線を用いてテストパケットを送信する。
【0023】〈テストパケットの受信処理〉いずれかの
回線を介して受信したテストパケットは、通常のパケッ
トと同様に、回線制御部11を介してパケット交換部1
2に送られる。パケット交換部12は、コード部21に
記録されているコードをもとに、受信したパケットがテ
ストパケットであることを確認する。このテストパケッ
トは、テストパケット処理部13へ送られる。
【0024】テストパケット処理部13は、テストパケ
ットのリタン回数部24に記録されているリタン回数に
基づいて送信元装置に対してこれを折り返し送信すべき
かどうかかを判定する。具体的には、リタン回数が
“0”か否かを判定し、“0”でない場合は、リタン回
数を“1”減算し、新たなリタン回数としてテストパケ
ットのリタン回数部24に記録する。新たなリタン回数
が記録されたテストパケットは、送信元装置に返信され
る。その際、テストパケットの送信先アドレス部22と
送信元アドレス部23に記録されているアドレスが入れ
替えられる。
【0025】リタン回数が“0”であった場合は、それ
が最終的に折り返されたテストパケットであることを意
味するので、折り返し送信を行わず、それを受信した時
刻、送信元アドレス部23に記録されているアドレス、
メッセージ部25に記録されているメッセージを記憶装
置16のテーブル16bに格納する。なお、テストパケ
ット処理部13は、オペレータの指示に応じてテーブル
16bに記録された情報をマンマシン装置2に出力する
こともできる。
【0026】次に、上記基本処理を応用した各種機能に
ついて説明する。 〈相手側のデータ集配信装置の正常性確認機能〉二つの
データ集配信装置を回線を通じて対向させ、テストパケ
ットを用いて他方のデータ集配信装置の正常性を確認す
る機能である。図3は、この機能の実行形態を示す説明
図である。ここでは、アドレス“a”で特定されるデー
タ集配信装置Aが、アドレス“b”で特定されるデータ
集配信装置Bの正常性を確認するためにテストパケット
を作成し、これをデータ集配信装置Bに送信する場合の
例を挙げる。
【0027】まず、データ集配信装置Aでテストパケッ
トを作成する。このテストパケットのコード部21に
は、そのパケットがテストパケットであることを示すコ
ードを設定する。送信先アドレス部22には“b”を設
定し、送信元アドレス部23には“a”を設定する。リ
タン回数部24には奇数、例えば“5”を設定する。ま
た、メッセージ部25に、このテストパケットがデータ
集配信装置Aにおいて処理される旨のメッセージを設定
する。データ集配信装置Aは、このテストパケットを作
成してデータ集配信装置Bに宛てて送信するとともに、
タイマによるカウントを開始する(ステップS101,
S102)。
【0028】テストパケットは、受信される度にリタン
回数が“1”ずつ減算されながら、リタン回数“0”の
テストパケットが受信されるまで、データ集配信装置
A,B間を送受信されることになるが、データ集配信装
置B、及び、データ集配信装置A,B間を結ぶ回線(以
下、「使用回線」)に異常が無い場合は、最終的にリタ
ン回数部24に“0”が設定された状態で、所定時間内
にデータ集配信装置Aに折り返し送信される(ステップ
S103:Yes)。タイマによるカウントは、その確認
のために行うものである。
【0029】データ集配信装置Aは、テストパケットを
送信してからリタン回数が“0”のテストパケットを受
信するまでの時間が所定時間内であった場合、データ集
配信装置B及び使用回線が正常状態にあると判定する
(ステップS104)。そして、送信元アドレス22に
記録されているアドレス“b”とメッセージ部25に記
録されているメッセージとを受信記録として記憶装置1
6のテーブル16bに格納する(ステップS105)。
なお、メッセージ部25には通常は所定のメッセージが
記録するが、本例のように、テストパケットが最終的に
それを作成したデータ集配信装置Aにおいて処理される
場合は、それを省略することができる。
【0030】リタン回数が“0”のテストパケットを所
定時間内にデータ集配信装置Bから受信できなかった場
合(ステップS103:No)は、データ集配信装置Bと
使用回線のいずれかが異常であると考えられるため、そ
の旨をデータ集配信装置Aに接続されているマンマシン
装置2に送り、オペレータに通知させる(ステップS1
06,S107)。
【0031】なお、データ集配信装置Bの側からデータ
集配信装置Aの運転状態の正常性を確認する場合も、上
記と同様の手順をとることになる。
【0032】〈保守運用機能〉次に、データ集配信装置
の運転状態をオンライン状態からオフライン状態に切り
替えて行う保守運用機能の詳細内容を、図4及び図5を
参照して説明する。図4は、この機能の実行手順図であ
り、図5は、記憶装置16に格納されているテーブル1
6aの一例を示した図である。
【0033】図5に示されているテーブル16aは、回
線番号31、回線#1〜回線#nを介してそれぞれ接続
された相手側装置(以下、「送信先装置」)のアドレス
32、送信元装置(データ集配信装置自身)のアドレス
33、リタン回数34、及び、メッセージ35を項目と
して、回線#1〜回線#n毎に割り当てられたアドレス
や数値が予め設定されている。例えば、回線#3につい
ては送信先装置のアドレス32に“add-3”、送信元装
置のアドレス33に“add-0”、リタン回数34に
“9”、メッセージ35に“オフラインへの切り替え操
作により回線をクローズします。”が設定される。な
お、以下の説明では、テーブル16aに記録されている
すべてのリタン回数34に奇数が設定されているものと
する。
【0034】オンライン状態からオフライン状態に切り
替えるための切替命令をオペレータから受け付けると
(ステップS201)、システム管理部14は、第1の
テストパケット作成命令をテストパケット処理部13に
送る。第1のテストパケット作成命令は、回線#1〜回
線#nを介して接続されているすべての送信先装置に対
して送られる複数のテストパケットであって、それぞれ
のリタン回数34に奇数が設定されたテストパケットの
作成指示である。
【0035】テストパケット処理部13は、この第1の
テストパケット作成命令に応じ、各送信先装置に対する
テストパケットをテーブル16aに従って作成する(ス
テップS202)。なお、前述したように、リタン回数
34に奇数が設定されているテストパケットは、最終的
にテストパケットを作成した装置、すなわち、データ集
配信装置1において処理される。従って、テストパケッ
ト処理部13は、ステップS202において作成するテ
ストパケットのメッセージ部25(図2参照)に、テー
ブル16aに記録されているメッセージ欄35を空欄の
ままにする。
【0036】作成されたすべてのテストパケットは、パ
ケット交換部12及び回線制御部11を介してアドレス
32によって特定される送信先装置に送信される(ステ
ップS203)。このとき、テストパケット処理部13
で、テストパケットを送信してからリタン回数34が
“0”のテストパケットを受信するまでの時間を送信先
装置毎にタイマで計測する。そして、所定時間内に(タ
イムアップ前に)、本来受信されるべきリタン回数34
の“0”のテストパケットが1つでも受信されなかった
場合、送信先装置または使用回線に異常が発生している
と判定し(ステップS204:No)、異常検出の事実
と、異常と思われる回線番号と、送信先装置とをシステ
ム管理部14に通知する。システム管理部14は、この
通知に応じ、データ集配信装置1のオフライン状態への
切替処理を中止し、その旨をマンマシン装置2のオペレ
ータに通知する(ステップS205)。
【0037】ステップS203において送信したすべて
のテストパケットが、タイムアップ前にリタン回数34
に“0”が設定されて返信された場合、テストパケット
処理部13は、自装置に接続されているすべての回線、
及び、これらの回線を介して接続されている送信先装置
のすべてが正常であると判断し、その旨をシステム管理
部14に通知する(ステップS204:Yes)。
【0038】システム管理部14は、この通知に応じ、
第2のテストパケット作成命令をテストパケット処理部
13に送る。第2のテストパケット作成命令は、回線#
1〜回線#nを介して接続されているすべての送信先装
置に対してそれぞれ送られる複数のテストパケットであ
って、リタン回数34に偶数が設定されたテストパケッ
トの作成指示である。テストパケット処理部13は、こ
の第2のテストパケット作成命令に応じ、各送信先装置
に対するテストパケットを作成する。具体的には、既に
ステップS202において作成した各テストパケットの
リタン回数34を“1”減算してリタン回数34を偶数
にするとともに、テーブル16aのメッセージ欄35に
記録されているメッセージ、すなわち“オフラインへの
切り替え操作により回線をクローズします。”をメッセ
ージ部25に設定することによりテストパケットを作成
する(ステップS206)。
【0039】なお、テストパケット処理部13におい
て、減算処理によってリタン回数34を偶数にするので
はなく、ステップS202において作成されたすべての
テストパケットのリタン回数34を“0”や“2”に固
定して設定するようにしても良い。
【0040】作成されたすべてのテストパケットは、パ
ケット交換部12及び回線制御部11を介してアドレス
32によって特定される送信先装置に送信される(ステ
ップS207)。送信されたテストパケットは、リタン
回数34が偶数であるため、最終的には、送信先装置に
よって処理されることになる。このため、テストパケッ
ト処理部13は、ステップS203の場合とは異なり、
テストパケットの送信に伴ったタイマのカウントは行わ
ない。また、相手側装置ではテストパケットが処理さ
れ、これにより、データ集配信装置1がオフライン状態
に切り替えられる旨が認識される。
【0041】リタン回数34が偶数であるテストパケッ
トがすべて送信された後、システム管理部14は、オフ
ライン状態への切り替えをパケット交換部12へ指示す
る。この指示に応じて、パケット交換部12は、回線制
御部11に全回線をクローズする指示を出す。回線制御
部11は、全回線#1〜#nを閉じ(ステップS20
8)、クローズの完了をパケット交換部12を介してシ
ステム管理部14へ通知する。システム管理部14は、
全回線のクローズ完了の通知を受けて、運転状態をオン
ライン状態からオフライン状態へと切替える(ステップ
S209)。
【0042】以上のようにして、データ集配信装置1の
状態がオンライン状態からオフライン状態に切り替えら
れる際に、全回線#1〜回線#nと各回線を介して接続
されている相手側装置の正常性を確認し、いずれか1つ
でも異常がある場合にはオフライン状態への切り替えを
中止するようにしたので、従来のように、オフライン状
態に切り替えることで異常発生の検出が遅れるという不
具合や、データ集配信装置1を再びオンライン状態に切
り替えた場合に発生する不具合を確実に回避できるよう
になる。
【0043】また、回線及び相手側装置の正常性が確認
された後に、データ集配信装置1がオフライン状態に切
り替えることをすべての相手側装置に通知するためのテ
ストパケットを作成して送信するようにしたので、各相
手側装置は、データ集配信装置1がオフライン状態に切
り替えられたことを確実に認識できるようになる。
【0044】なお、本実施形態では、図5に示されるテ
ーブル16aは、回線#1〜回線#nそれぞれに1つの
相手側装置が設けられていることを仮定として各種デー
タが記録されているがこれに限らない。すなわち、1つ
の回線を介して複数の相手側装置と通信可能な回線網で
あっても良い。但し、この場合には、通信可能な相手側
装置毎にテーブル16aにデータを記録する必要があ
る。
【0045】また、本実施形態では、リタン回数34に
奇数が設定されたテストパケットを変形して、リタン回
数34に偶数が設定されたテストパケットを作成してい
るがこれに限らない。例えば、リタン回数34に奇数が
設定されるテストパケットを作成するときと、リタン回
数34に偶数が設定されるテストパケットを作成すると
きとで、異なるテーブルを参照するように、予め別々の
テーブルを記憶装置16に設けても良い。
【0046】また、本実施形態では、データ集配信装置
1をオンライン状態からオフライン状態に切り替える場
合について詳細に説明したが、この切り替え方向とは逆
に、オフライン状態からオンライン状態に切り替える場
合にも本発明を適用することができる。この場合、オン
ライン状態に切り替えた後にステップS202〜S20
8の処理を実行するようにするのが好ましい。
【0047】さらに、本発明を適用するデータ集配信装
置の運転状態を、オンライン状態とオフライン状態のみ
でなく、他の運転状態間での切り替えに本発明を適用す
ることも可能である。
【0048】
【実施例】次に、本発明を適用したデータ通信システム
の実施例を図6及び図7を参照して説明する。図6は、
この実施例によるデータ通信システムの構成図であり、
回線網のノード装置としての信頼性を向上し、保守作業
の容易化を図るため、同じ機能を有する2系列のデータ
集配信装置100,200をデュアル配置してデータ通
信システムを構築している。すなわち、同じ相手側装置
に対し、それぞれ異なるデータ集配信装置100,20
0により通信できるようになっている。
【0049】各データ集配信装置100,200は、図
1に示されるデータ集配信装置1の各構成要素の他に、
データ集配信装置100,200間の整合性を確保する
ための通信を行う構成要素がそれぞれ設けられている。
データ集配信装置1と共通の構成要素群は、それぞれ基
本構成要素101,201としてまとめ、通信を行うた
めの構成要素はリンク部102,202として図示され
ている。データ集配信装置100,200のそれぞれに
は、マンマシン装置110,210が接続されている。
【0050】次に、この実施例において、データ集配信
装置100の運転状態をオンライン状態からオフライン
状態に切り替えて実行される保守運用機能の内容を図7
を参照して説明する。データ集配信装置100の運転状
態を切り替えるための切替命令は、マンマシン装置11
0で受け付けられた後、データ集配信装置100に送ら
れる(ステップS301)。データ集配信装置100の
システム管理部(図6の例では、基本構成部101に含
まれる)は、リンク部102を介してデータ集配信装置
200に、リタン回数が奇数のテストパケットの送信を
指示する。この指示は、データ集配信装置200のリン
ク部202によって受信され、同装置200のシステム
管理部(基本構成部201に含まれる)に送られる。
【0051】データ集配信装置200は、自装置に接続
されているすべての相手側装置のそれぞれに対して、リ
タン回数が奇数となるテストパケットを作成し、これを
回線を介して送信する(ステップS302)。テストパ
ケットの作成及び送信の処理動作は、先に説明した実施
形態の場合と同様となるので詳細な説明は省略する。所
定時間以内に、いずれかの相手側装置からリタン回数が
“0”のテストパケットを受信できなかった場合は、そ
の相手側装置または使用回線に異常が発生していると判
定し(ステップS303,No)、異常検出の旨と、その
回線番号と、相手側装置とをマンマシン装置210に通
知する。また、異常が検出された回線番号及び相手側装
置をリンク部202,102間の通信によりデータ集配
信装置100にも通知する(ステップS304)。
【0052】データ集配信装置100は、異常が検出さ
れた回線番号及び相手側装置をマンマシン装置110に
通知するとともに、オフライン状態への切替処理を中止
する(ステップS305)。
【0053】ステップS303において、送信したすべ
ての相手側装置からリタン回数が“0”のテストパケッ
トを受信した場合、データ集配信置200は、すべての
相手側装置と使用回線が正常であると判断し(ステップ
S303:Yes)、その旨をリンク部202,102間
の通信によりデータ集配信置100に通知する(ステッ
プS306)。
【0054】データ集配信装置100は、データ集配信
装置200による正常判断の通知に応じ、すべての相手
側装置に対し、リタン回数が奇数であるテストパケット
を作成し、これを回線を介して送信する(ステップS3
07)。このテストパケット作成及び送信の処理動作も
前述した実施形態の処理動作と同様であり、詳細な説明
は省略する。
【0055】データ集配信装置100は、所定の時間以
内にリタン回数が“0”のテストパケットが1つでも受
信されなかった場合、相手側装置または使用回線に異常
が発生していると判定し(ステップS308:No)、異
常検出の旨とともに、異常が検出された回線番号及び相
手側装置がマンマシン装置110に通知する(ステップ
S309)。データ集配信装置100は、異常が検出さ
れた回線番号及び相手側装置をマンマシン装置110に
通知するとともに、オフライン状態への切替処理を中止
する(ステップS305)。
【0056】データ集配信装置100において、すべて
の相手側装置と、このテストパケットの伝送に使用され
た回線が正常であると判断された場合(ステップS30
8;Yes)は、すべての相手側装置に対して、リタン回
数が偶数であるテストパケットを作成し、これらを回線
を介して送信する(ステップS310)。このテストパ
ケット作成及び送信の処理動作も前述した処理動作と同
様であるので詳細な説明は省略する。なお、リタン回数
が偶数であるテストパケットには、例えば、“データ集
配信システムを構成している1つのデータ集配信装置が
オフライン状態に切り替えられます。”のメッセージが
付加されている。このリタン回数が偶数のテストパケッ
トの送信後、データ集配信装置100では、すべての回
線を閉じ、オフライン状態に切り替える(ステップS3
11)。以降、データ集配信装置100が再びオンライ
ン状態に切り替えられるまで、データ集配信システムの
動作は、データ集配信装置200の動作によって維持さ
れる。このように、2系列のデータ集配信装置100,
200のいずれかをオフライン状態に切り替える際の保
守運用機能を適切に実行できるようになる。
【0057】以上の説明のとおり、本実施例では、デー
タ集配信装置200において相手側装置及び回線の正常
性を確認した後に、データ集配信装置100において同
様の確認処理が行われている。これにより、データ集配
信装置100がオフライン状態に切り替えられた後もオ
ンライン状態を維持するデータ集配信装置200におい
て、不具合が発生しないような保守が可能になる。
【0058】例えば、図6に示されるように、相手側装
置400に対してはデータ集配信装置200から正常性
判定用のテストパケットの送受信が行われ、データ集配
信装置100からは、正常性判定用のテストパケットの
送受信の他、オフライン状態への切り替え通知用のテス
トパケットの送信が行われる。
【0059】なお、以上の説明は一例であって、本発明
を実施する上で、各種変形が可能である。例えば、本実
施例では、データ集配信システムを構成する各データ集
配信装置にそれぞれ同一の相手側装置が接続されている
ものとして説明したが、異なる相手側装置が接続されて
いても勿論良い。また、本実施例では、各データ集配信
装置に異なる回線が接続される場合の例を示したが、共
通の回線を使用するようにしても良い。この場合、奇数
のテストパケットの作成及び送信は、いずれか一方のデ
ータ集配信装置において行うのみで良い。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、運転状態の切り替えに応じて適切な保守運用
機能を行うことができるという、特有の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ集配信装置の構成図。
【図2】データ集配信装置により作成されるテストパケ
ットのフォーマット例を示した説明図。
【図3】2系統のデータ集配信装置間でテストパケット
が送受信される様子を示した説明図。
【図4】本実施形態のデータ集配信装置において、オン
ライン状態からオフライン状態への切替命令に応じて実
行される保守運用機能の実行手順説明図。
【図5】本実施形態のデータ集配信装置の記憶装置に記
録されているテーブルの内容例を示した説明図。
【図6】本発明の一実施例に係る2系列のデータ集配信
システムの構成図。
【図7】本実施例において、一方のデータ集配信装置を
オンライン状態からオフライン状態への切り替える際に
実行される保守運用機能の実行手順説明図。
【符号の説明】
1 データ集配信装置 2 マンマシン装置 11 回線制御部 12 パケット交換部 13 テストパケット処理部 14 システム管理部 15 マンマシンI/F 16 記憶装置 100,200 データ集配信装置 101,201 基本構成部 102,202 リンク部 110,210 マンマシン装置 400 相手側装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA12 GA39 GB09 JJ15 JJ23 KK13 5B048 AA05 CC03 5B089 GA04 GA32 GA33 JB16 KA12 KB11 KC14 MC06 MC12 5K014 AA02 CA07 GA05 5K035 AA07 BB01 DD02 EE01 EE14 GG09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のテストデータを回線を通じて互い
    に折り返す手段を備えた一対の装置間において一方の装
    置の運転状態を変更する前に、当該一方の装置で前記テ
    ストデータの折り返し条件を設定し、このテストデータ
    を他方の装置に向けて送信するステップと、 前記設定した折り返し条件に従って折り返されたテスト
    データに基づいて前記他方の装置及び使用回線の異常の
    有無を判定し、異常がない場合に自装置の運転状態を変
    更する旨を前記他方の装置に通知するステップとを含
    み、 この通知を条件として前記変更を実行することを特徴と
    する、 回線を通じて接続された装置間の状態管理方法。
  2. 【請求項2】 前記運転状態の変更が、オンライン状態
    からオフライン状態への変更であり、前記通知を条件と
    して当該変更を実行することを特徴とする、 請求項1記載の状態管理方法。
  3. 【請求項3】 前記折り返し条件が前記テストデータに
    付加される折り返し回数であり、前記一方の装置及び他
    方の装置が、それぞれこのテストデータを折り返す際に
    当該折り返し回数を所定数だけ減算し、減算後の折り返
    し回数が所定値に達したテストデータに基づいて前記異
    常の有無を判定することを特徴とする、 請求項1または2記載の状態管理方法。
  4. 【請求項4】 前記折り返し回数を初期設定して送信し
    た後、当該折り返し回数が所定値に達したものを受信す
    るまでの時間を計測し、計測時間が所定時間内の場合に
    前記他方の装置及び使用回線を正常と判定することを特
    徴とする、 請求項3記載の状態管理方法。
  5. 【請求項5】 前記他方の装置がそれぞれ前記一方の装
    置と回線を介して接続された複数の装置であり、これら
    の装置の少なくとも一つに対して前記通知を行えない場
    合は前記変更の実行を保留することを特徴とする、 請求項1ないし4のいずれかの項記載の状態管理方法。
  6. 【請求項6】 回線を介して受信した所定のテストデー
    タを折り返す手段を備えた相手側装置との間でデータの
    送受信を行う装置であって、 自装置の運転状態を変更する運転状態変更手段と、 前記テストデータの折り返し条件を設定する条件設定手
    段と、 前記折り返し条件が設定されたテストデータを前記相手
    側装置に向けて送信した後、当該相手側装置から最終的
    に折り返されて受信するまでの時間を計測し、計測した
    時間が所定時間内のときに自装置の運転状態を変更する
    旨を当該相手側装置に通知する状態管理手段とを備え、 この通知を条件として前記運転状態変更手段が前記変更
    を行うことを特徴とする、データ集配信装置。
  7. 【請求項7】 前記相手側装置より受信したテストデー
    タを一定条件下で当該相手側装置宛てに折り返すデータ
    折り返し手段をさらに備え、前記テストデータを複数回
    折り返した後、前記最終的に折り返されて受信するまで
    の時間を計測することを特徴とする、 請求項6記載のデータ集配信装置。
  8. 【請求項8】 前記条件設定手段は、自装置及び前記相
    手側装置で折り返される度に更新され、更新後の値が所
    定値に達した時点で次の折り返しを終了させるための前
    記テストデータの折り返し回数を設定するものであるこ
    とを特徴とする、 請求項7記載のデータ集配信装置。
  9. 【請求項9】 前記条件設定手段は、最終的に折り返さ
    れたテストデータの受信先が自装置になるように前記折
    り返し回数を設定することを特徴とする、 請求項8記載のデータ集配信装置。
  10. 【請求項10】 それぞれ回線を介して通信装置が接続
    され、一方の運転状態がオンライン状態のときに他方の
    運転状態がオフライン状態となる第1データ集配信装置
    及び第2データ集配信装置を含み、 第1データ集配信装置は、 自装置の運転状態をオンライン状態からオフライン状態
    に変更する際に、第2データ集配信装置に接続されてい
    る回線と通信装置とが正常状態か否かを確認するととも
    に、自装置に接続されている回線と通信装置とが正常状
    態か否かを確認し、すべての回線及び通信装置が正常状
    態であることを確認したときに各通信装置に対して前記
    運転状態の変更を通知し、この通知を条件として当該変
    更を実行する制御手段を有することを特徴とする、デー
    タ通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008287573A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Ricoh Co Ltd データ処理装置及びその自己診断方法
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