JP2661434B2 - 電力系統用監視制御装置 - Google Patents
電力系統用監視制御装置Info
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- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/16—Electric power substations
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
力系統用監視制御装置に係わり、特に、設備の増設及び
改修作業時に確認試験を実施するのに好適な電力系統用
監視制御装置に関する。
は、平成3年電気学会全国大会 シンポジウム(S.1
6)に記載が有り、構内伝送路として光LANを応用し
た装置の紹介及びLANの同期方式をダミーフレームの
制御により新規増設回線はシステム全体に影響されず改
修可能である旨の説明は有るが、監視制御システム全体
を考慮した、増設・改修時の確認機能処理及び回路技術
に関する公知例はない。
統用監視制御装置は、一般的に第8図のようなシステム
構成となっており、設備は回線単位に主回路機器24と
PT,CT25及び保護装置26より成り、監視制御装
置は、この回線単位に、各設備の制御情報を信号10
(下り情報)により主回路機器24及び保護装置26の
機能活殺スイッチ等の制御を行う。また、各設備よりの
状態信号及び故障表示情報を信号11(上り情報)によ
り、計測値及び故障内容の監視を行う。さらに、各回線
毎の監視制御を集中して全設備の監視制御を行う集中監
視制御装置4が設けられる。前記、集中監視制御装置4
は、電気所単独に運転監視するもので有り、運転に当っ
ては、電気所単位に運転員が必要となることより不経済
的であるため現在は、複数の電気所を系統制御所9より
一括運転監視を行うため、遠方監視制御装置7を設置し
通信装置8を介し遠方運転を行っているのが一般的であ
る。また、遠方監視制御装置7と集中監視制御装置4の
運転切替については43Rスイッチ18の「遠方」「直
接」の切替により必要に応じて実施される。
設備の増設,改修時には、遠方制御運転を継続したまま
で、改修及び確認試験を行うことがシステム的に最良の
方法で有り、本発明の目的は、この機能を備えた、電力
系統用監視制御装置を供給することに有る。
方法として、図2〜図3の方法が考えられていた。
回線単位制御装置2−nと集中監視制御装置4を予備の
構内伝送路3′と接続(PC1とPC3を切離しPC1
とPC2を接続、P1とP2を切離しP1とP3を接
続)するもので有り、増設,改修回線以外は、通常の構
内伝送路3に接続されて遠方制御運転が可能で有る。図
3は、増設,改修を行う設備1−n及び回線単位制御装
置2−nを集中監視制御装置4相当を模擬した模擬装置
27と接続(P1とP2を切離しP1とP3を接続)す
るもので有り、増設,改修回線以外は、通常の構内伝送
路3に接続されて遠方制御運転が可能で有る。しかし、
図2及び図3の方式によれば、下記点で問題が有る。
置27が必要となり経済的に好ましくない。
ーブルを取外し又は、継ぎ替えを行う必要が有り、作業
量が増大する。また、誤切替による運転中の設備への影
響を与えるケース,増設及び改修内容が、他回線の共通
部に与える影響を確認出来ないケースが有る。
し、従来装置を大幅変更することなく、増設及び改修内
容の確認試験を可能とした電力系統用監視制御装置を提
供することにある。
め、本発明は電力系統の主回路設備毎に分散配置された
保護装置の監視制御機能を有する回線単位制御装置と、
回線単位制御装置と構内伝送を行うネットワークを介し
て接続される集中監視制御装置と、 複数の回線単位制御
装置の統括運転監視を前記ネットワークを介して行う遠
方監視制御装置とにより構成される電力系統用監視制御
装置において、 回線単位制御装置は遠方監視制御装置か
らの制御信号が伝達されていても、集中監視制御装置か
らの試験信号が入力された場合に、保護装置の異常状態
を優先的に検出する異常検出回路と、 異常検出回路から
の出力を接続されているネットワークを介して集中監視
制御装置に伝達する返信回路とを備えたようにしたもの
である。
備の増設及び改修時に遠方制御運転を継続したままで集
中監視制御装置が管理している電気所内の構内伝送ネッ
トワークの確認試験を行うことが出来るようになり、こ
のため遠方監視制御装置とそれぞれの回線単位制御装置
との間で信号伝送試験を行わなくても監視制御装置全体
としてのネットワークの安定性を保つことが可能にな
る。
し説明する。
ける集中監視制御装置4は、電気所における全設備の被
制御機器を監視制御するため、CRT画面5及びオペレ
ータコンソール6(OPC)より構成されている。
発明の処理フロー図を示す。この図でモード設定S2
は、オペレータコンソール6に設けられたモード設定ス
イッチの条件を意味する。43Rスイッチ18が「遠
方」運転中で有ってもモード設定S2が「試験」モード
で有れば選択,制御指令を構内伝送路(S3〜S11)
へ出力する。操作は選択と操作の2挙動操作としてお
り、選択信号S4を構内伝送路3へ送信し、回線単位制
御装置2よりの選択信号応答S5を受信し、正常で有れ
ば制御処理S8へ、受信内容が異常で有れば受信内容と
異常内容をCRTS7へ表示し選択を復帰する。次に制
御信号S9を構内伝送路3へ送信し、回線単位制御装置
2よりの制御信号応答S10を受信し、正常で有れば次
の処理S13へ、受信内容が異常で有れば受信内容と異
常内容をCRTS13へ表示し選択を復帰する。
ド設定条件処理S2は、選択及び制御処理に入る前で行
われ、全設備の被制御機器に対して選択指令が送出され
るものとする。被制御機器状態表示(SV),故障表示
(30F)S14処理は、43Rスイッチ18が「遠
方」中で有っても、CRT画面5へは表示の更新及び記
録を行っており、警報出力S15がされていないため、
モード設定S17が「試験」で有れば警報出力S15を
行うものとする。計測処理S18については、43Rス
イッチ18が「直接」「遠方」に関係なく計測内容を更
新表示するように処理している。
明の回路図を示す。
「直接」の条件は、集中監視制御装置4又は、遠方監視
制御装置7より必要に応じ各回線単位制御装置2へ伝送
される。遠方監視制御装置7及び集中監視制御装置4よ
りの選択信号は、局,群,個別とに符号化したコードで
受信される。遠方監視制御装置7又は、集中監視制御装
置4のいづれの受信信号を受信するかは、信号13及び
信号14の内容で選択される。
は、信号14により遠方監視制御装置7の受信データを
選択するが、強制設定ユニット12の端子T1およびT
2が設定有りで43TLスイッチ19が「試験」モード
時には、集中監視制御装置4よりの受信データを取込む
ようにする。また、選択信号20は、多重選択及び不合
理性をチェックする異常検出回路21を通り、選択内容
の正常,異常の判別及び選択信号の返信データを信号1
5,16により返信する。信号15は、集中制御装置4
への返信で有り、信号16は遠方監視制御装置7への返
信を示す。
4よりの選択信号20は異常検出回路21を通り正常で
有れば被制御機器に応じたリレーA〜nのいづれか1つ
が動作する。次に、遠方監視制御装置7及び集中監視制
御装置4より制御指令が送信されると制御指令22に合
ったCL又は、OPのリレーが動作し、設備1−(1)
〜(n)における被制御機器へ制御回路17を介して制
御指令が出力される。また、設備1−(1)〜(n)に
おける被制御機器状態表示(SV),故障表示(30
F)11,計測情報23はそのまま、構内伝送路3へ出
力される。
設及び改修時に遠方制御運転を継続したままで現地確認
試験を行う方法を説明する。
スイッチ18が「遠方」で有るが、モード設定S2及び
S17は「試験」モードとなっている。一方、図5にお
ける増設及び改修を行う設備の回線単位制御装置2は、
43Rスイッチ18が「遠方」で有るが、強制設定ユニ
ット12の端子T1及びT2が設定有りで43TLスイ
ッチが「試験」モードとなっており集中監視制御装置4
側の選択内容を受信するモードとなっている。ここで集
中監視制御装置4より、試験回線の被制御機器を選択す
ると回線単位制御装置2はこの選択情報20を受信し、
異常検出回路2により正常受信を確認した後に信号15
により集中監視制御装置へ対し選択内容が正常で有る
旨、選択信号の返信データ15を送る。この返信データ
15をもとに集中監視制御装置4では、S6で受信内容
が正常と判定し制御処理S8へ入り被制御機器の制御を
行い確認試験を終了する。尚、この時、試験回線以外の
回線単位制御装置2は、強制設定ユニット12の設定及
び43TLスイッチは「平常」モードのため、集中監視
制御装置4より試験回線以外の回線を選択した場合、図
5、異常検出回路21により異常受信を確認した後に信
号15により集中監視制御装置へ対し選択内容が異常で
有る旨、選択信号の返信データ15を送る。この返信デ
ータ15をもとに集中監視制御装置4では、S6で受信
内容が異常と判定し受信内容と異常表示内容をCRTへ
表示S7し選択を復帰する。この確認を全設備について
順次に実施すれば増設及び改修内容が他回線の共通部に
与える影響の有無についても確認出来る。また、遠方監
視制御装置7よりの試験方法は、構内伝送路の伝送部が
共通のため、遠方監視制御装置7よりのデータ送・受信
内容が正しいという判定で良いため、確認試験時間は、
極端に短縮可能となる。
の処理フロー図を示す、図4は、オペレータコンソール
6に設けられたモード設定スイッチの条件を「試験」モ
ードに切替えて内部の必要処理フロー先頭S2でモード
判定を行い全回線共通処理を行っているのに対し、図6
は、CRT画面5からの入力又は、オペレータコンソー
ル6からの入力により試験回線の設定S48〜S49を
行い、選択及び制御処理において43Rスイッチ18が
「遠方」で有っても試験回線の設定S31が「有」れ
ば、その設定回線のみの選択及び制御処理(S32〜S
41)を行う方式である。しかし、本方式では、 試験回線設定処理(S48〜S49)が新たに必要
となりソフト処理量が多くなる。
置4のソフト改修も実施した際、設定回線のみの選択及
び制御処理(S32〜S41)となるため、その改修内
容が、他回線の選択及び制御機能(S21〜S30)へ
影響を与えていないことの確認試験が難しい。
が優れていることが判る。
回路図を示す。
20の選択処理において回路及び処理のシンプル化を行
う目的で、選択信号の受信回路20を、遠方監視制御装
置用と集中監視制御装置用に完全に分離を行った回路で
有る、しかし、本回路では、 構内伝送路3における伝送フォーマットへ遠方監視
制御装置7と、集中監視制御装置4よりのそれぞれの選
択制御ポジションを分ける必要が有る。
に分けたため、遠方監視制御装置7と回線単位制御装置
2との組合せ試験は、集中監視制御装置4における確認
試験時間とほぼ同じ時間が必要となる。
多くなる。
方が優れていることが判る。
ば、設備の増設及び改修時に遠方制御運転を継続したま
まで集中監視制御装置が管理している電気所内の構内伝
送ネットワークの確認試験を行うことが出来るようにな
り、このため遠方監視制御装置とそれぞれの回線単位制
御装置との間で信号伝送試験を行わなくても監視制御装
置全体としてのネットワークの安定性を保つことが可能
になるという効果がある。
図。
図。
図。
の図である。
…集中監視制御装置、5…CRT、6…OPC(オペレ
ータコンソール)、7…遠方監視制御装置、8…通信装
置、9…系統制御所、10…制御情報及び信号、11…
状態表示信号(SV)及び故障表示信号(30F)、1
2…強制設定ユニット、13…受信データ選択信号(集
中監視制御装置)、14…受信データ選択信号(遠方監
視制御装置)、15…返信信号(集中監視制御装置)、
16…返信信号(遠方監視制御装置)、17…制御回
路、18…43R(制御権切替スイッチ)、19…43T
L(スイッチ)、20…制御情報(局,群,個)、21
…異常検出回路、22…制御指令、23…計測情報、2
4…主回路機器、25…PT・CT、26…保護装置、
27…模擬装置、A 〜n ・CL・OP…補助リレ
ー、T1・T2…端子、P …コネクタ、S1〜S4
9…ソフト処理。
Claims (1)
- 【請求項1】電力系統の主回路設備毎に分散配置された
保護装置の監視制御機能を有する回線単位制御装置と、 該回線単位制御装置と構内伝送を行うネットワークを介
して接続される集中監視制御装置と、 複数の回線単位制御装置の統括運転監視を前記ネットワ
ークを介して行う遠方監視制御装置とにより構成される
電力系統用監視制御装置において、 前記回線単位制御装置は前記遠方監視制御装置からの制
御信号が伝達されていても、前記集中監視制御装置から
の試験信号が入力された場合に、保護装置の異常状態を
優先的に検出する異常検出回路と、 該異常検出回路からの出力を接続されているネットワー
クを介して前記集中監視制御装置に伝達する返信回路と
を備えたことを特徴とする電力系統用監視制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241690A JP2661434B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電力系統用監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241690A JP2661434B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電力系統用監視制御装置 |
Publications (2)
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JPH0583886A JPH0583886A (ja) | 1993-04-02 |
JP2661434B2 true JP2661434B2 (ja) | 1997-10-08 |
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ID=17078072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241690A Expired - Fee Related JP2661434B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電力系統用監視制御装置 |
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP4575347B2 (ja) * | 2001-02-09 | 2010-11-04 | 株式会社東芝 | 変電機器保護制御システム |
JP4575480B2 (ja) * | 2001-02-09 | 2010-11-04 | 株式会社東芝 | 変電機器保護制御システム |
JP4656963B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2011-03-23 | 中国電力株式会社 | 集中監視制御システムの試験方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600746B2 (ja) * | 1988-01-12 | 1997-04-16 | 株式会社明電舎 | 環線系統保護継電装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241690A patent/JP2661434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0583886A (ja) | 1993-04-02 |
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