JPH0371763A - 遠隔局交換機の交替試験方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、親局交換機の制御下で従属して運転している
遠隔局交換機を交替するときの遠隔局交換機の交替試験
方式に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の交換システムを構成する遠隔局交換機の交
替試験方式は、新規の遠隔局交換機単独によるシステム
試験ならびに人手による接線試験によって実施されてい
た。すなわち加入者回線を新規の遠隔局交換機に収容す
るための断路器に、加入者のかわυに加入者回線擬似発
着信試験機が接線され、民間伝送路の替わシに擬似局間
伝送路が、更に伝送路には親局交換機のかわシに擬似交
換機が終端徴続される。そこで擬似交換機が自動又は手
動によう新規の遠隔局交換機に制御情報の送信および応
答情報の受信による情報送受信試験を実施すると共に、
加入者回線擬似発着信試験機による呼処理が遠隔局交換
機を介して擬似交換機で交換する呼処理試験で実施され
ることによう新規の遠隔局交換機のシステム試験が実行
されていた。

ｉた、現在の遠隔局交換機の加入者回路から新規の違棉
；斗局交換機の加入者回路への加入者回線の断路器によ
る切替は、遠隔局交換機への切替と同時に一斉に実施さ
れる。従って断路器と加入者回路との接続誤シ、または
接続漏れは呼処理の中断又は誤接続を招くため接続試験
が事前に実施される。但し新規の遠隔局交換機への切替
以前は断路器によシ、加入者回線は現在の加入者回路に
接続され、新規の加入者回路とは切離されている。

このため通常、嵌続試験は目視による局内の工事台帳シ
よび加入者台帳との付き合せ試験のみか、または夜間等
のトラヒックの低い時間帯に一瞬だけ加入者回線と新規
の加入者回路を嶺続してその導通を検査する導通試験と
の併用によって実施されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の遠隔局交換機の交替試験方式は、新規の
遠隔局交換機の廻妙に擬似試験機を接続した交換システ
ムを構築して実施されるようになっていたので、新規遠
隔局交換機のノ・−ドウエア構成は出荷以前の工場社内
試験のノ・−ドウエア構成と特に相違がなく、現局試験
で特に新たなノ・−ドウエア障害の発見は期待出来ず、
筐た本来現局試験にて実施すべき稼働中の親局交換機と
の整合性、特に局毎に可変する局データ、加入者データ
との整合性について新規遠隔局交換機の確認が出来ず、
加入者回線の断路器にかける接続試験が人手によって実
施されるために多くの時間を費やすと共に人為的誤シの
混入が発生し易く、更にこのような残存した障害が新規
の遠隔局交換機への切替後に発見された場合、加入者へ
の呼処理の中断・誤接続を招くと共に最悪な状態ではシ
ステムダウンに発展する可能性すらあるという多くの問
題点があった。

本発明の目的は上記問題点を解決した遠隔局交換機の交
替試験方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による遠隔局交換機の交替試験方式は、親局交換
機の制御のもとで従属して運転する遠隔局交換機を交替
するときの遠隔局交換機の交替試験方式において、交替
される従来遠隔局交換機が加入者回線の一つを選択して
引込む引込スイッチと、選択して引込壕れた加入者回線
に接続し加入者電話機のかわシに発呼するとともに所定
の試験用加入者回線情報を発信する試験装置とを有する
と共に、加入者電話機に対応する新規・従来両遠隔局交
換機の加入者回路同志を接続して加入者電話機への加入
者回線を切離すジャンパ端子を遠隔局に有し、且つ親局
交換機が前記試験装置に試験呼の発信を指示するととも
に新規・従来両遠隔局交換機それぞれの経路に分岐して
局間伝送路を経由し回線回路で受信する所定の二つの加
入者回線情報を取込んで比較し正常を判断する比較装置
を有する。

〔作用〕

上述の手段による遠隔局交換機の交替試験方式は、親局
交換機から試験呼の発呼指示があったとき、引込スイッ
チが選択した一つの従来遠隔局交換機の加入者回線へ発
呼するので、この加入者回線とジャンパ端子で接続され
る新規遠隔局交換機の加入者回線へも同時発呼すること
になシ、両遠隔局交換機が同一呼を二つの伝送路を介し
て親局交換機へ接続し、回線回路を監視する比較装置が
試験結果を報告できる。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図である
。第１図に釦いて従来遠隔局交換機１１よび新規遠隔局
交換機２は親局交換機３に局間伝送路４，５にようそれ
ぞれ接続され、且つ加入者電話機６に加入者回線７をジ
ャンパ端子８を介して接続する。遠隔局交換機１，２は
それぞれ、加入者回線７を収容する加入者回＆１０．２
０加入者回路１０．２０を介した加入者回線金トラヒッ
りに合せて集線する集線スイッチ１１，２１、集線スイ
ッチ１１．２１の出力を局間伝送路４，５へ接続する回
線回路１２，２２、並びに遠隔局交換機１，２を集中制
御する遠隔制御装置１３．２３を有し、従来の遠隔局交
換機１は更に加入者回線７を引込んで一つを選択する引
込スイッチ１４および試験装置１５を有する。一方、親
局交換機３は交換スイッチ３０．中央制御する制御装置
３１゜局間伝送路４．５を収容接続する回線回路３２＞
よび回線回路３２から所定の加入者回線情報を受信して
比較する比較装置３３を有する。

次に本実施例にかける交替試験方式の動作概要を述べる
。制御装置３１は保守者からの要求に基つき遠隔局交換
機１，２の試験を行なうためのプログラムを有している
。制御装置３１は最初に遠隔制御装置１３を介して加入
者回線７を試験装置１５に引込むための引込スイッチ１
４を駆動する。

次に制御装置３１は加入者電話機６にかわシ、試験装置
１５から発呼させる。この加入者の発呼信号は加入者回
路１０を介して遠隔制御装置１３に伝えられる。遠隔制
御装置１３１３は加入者回線１０毎に割シ付られた番号
によシ加入者回線７を特定し、その加入者回線情報を局
間伝送路を介して親局交換機３へ伝達する。一方、加入
者の発呼信号はｆｉ’ｉｊじようにジャンパ端子８を介
して新規遠隔局交換機２の加入者回路２０．遠隔制御装
置２３に路３２を監視し二つの遠隔局交換機１，２から
送られて来た加入者回線情報を受信して比較判断を行な
い、その結果を制御装置３１へ送る。制御装置３１は比
較結果をタイプライタ等の印字装置へ出力するか、筐た
はメモリ内に記憶すると共に、次の加入者回線の試験の
ため試験装置１５と引込スイッチ１４とを解放復旧させ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、従来遠隔局交換機に加入
者電話機のかわシの試験装置、加入者回線を引込む引込
スイッチ、更に遠隔局が加入者回線を新規遠隔局交換機
へ接続するジャンパ端子を有し、親局交換機の制御で加
入者回線情報を遠隔局交換機を経由して親局へ転送する
とき二つの遠隔局交換機からの加入者回線情報を受信し
て比較する比較装置を親局交換機が有することにより、
従来遠隔局交換機から新規遠隔局交換機へ交替する際の
加入者回線付替工事の良否および新規遠隔局交換機の加
入者回線の状態監視機能の確認ができると共に、これら
の判断が自動的に行なえるため大幅な工数の低減がはか
れるとともに人為的部分が排除され且つ残存障害が発見
できる効果がある。

引込スイッチ、１５・・・試験装置、３０・・・交換ス
イッチ、３１・・・制御装置、３３・・・比較装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　親局交換機の制御のもとで従属して運転する遠隔局交
   換機を交替するときの遠隔局交換機の交替試験方式にお
   いて、交替される従来遠隔局交換機が加入者回線の一つ
   を選択して引込む引込スイッチと、選択して引込まれた
   加入者回線に接続し加入者電話機のかわりに発呼すると
   ともに所定の試験用加入者回線情報を発信する試験装置
   とを有すると共に、加入者電話機に対応する新規・従来
   両遠隔局交換機の加入者回路同志を接続して加入者電話
   機への加入者回線を切離すジャンパ端子を遠隔局に有し
   、且つ親局交換機が前記試験装置に試験呼の発信を指示
   するとともに新規・従来両遠隔局交換機それぞれの経路
   に分岐して局間伝送路を経由し回線回路で受信する所定
   の二つの加入者回線情報を取込んで比較し正常を判断す
   る比較装置を有することを特徴とする遠隔局交換機の交
   替試験方式。