JP4456178B2 - 焙煎麦、それを用いた麦茶ティーバッグ及び焙煎麦の製造方法 - Google Patents

焙煎麦、それを用いた麦茶ティーバッグ及び焙煎麦の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、麦茶抽出用の焙煎麦、特にティーバッグに適した焙煎麦及びその製造方法に関する。
麦茶は、原料となる大麦を焙煎し、焙煎した大麦をそのまま又は粉砕して抽出した飲料である。
近年では、バッグ内に焙煎大麦の粉砕物を封入し、お湯又は水などで抽出できるようにした「ティーバッグ麦茶」が普及している。このような「ティーバッグ麦茶」は、バッグに内包できる量が制限され、さらにはお湯又は水などで簡単に抽出するものであるため、これにより抽出した麦茶は、熱湯で充分に時間をかけて煮出す場合に比べて、香り、味、色などが劣るものであった。
そこで、「ティーバッグ麦茶」にしても、香り、味、色などに優れた麦茶を抽出できる大麦の焙煎方法などが開発されている。例えば、原料の大麦を蒸してから2回に分けて焙煎する製造方法(下記特許文献1参照)、焙煎した後、焦げを防止するため急速に冷却処理を施した色付け用大麦と、浅い焙煎処理を施した風味付け用大麦とを混合する製造方法(下記特許文献2参照)、散水を伴いながら加熱温度を調整し、焦がすことなく焙煎する製造方法(下記特許文献3参照)などがある。
特開2000−245411号公報 特開平6−46808号公報 特開平9−65861号公報
トップの香り(インパクト)を強くするためには焙煎を強く(深く)することが一般的に行われているが、焙煎を強くすると独特の焙煎香(煙臭・燻臭・焦げ臭)が発生したり、エグ味、苦味が発生したりしていた。一方、甘みやコクを持たせるためには焙煎を弱くし、原料本来の甘味やコクを残すことが行われている。
これら両方の特徴を合わせ持たせるために、上記特許文献2に記載のように、別工程で製造した焙煎の強弱品をブレンドすることなどが行われているが、このような製造方法は、焙煎の強弱品を製造する工程やブレンドする工程を必要とし、生産効率の劣るものであった。
そこで、本発明の目的は、香りや甘み及びコクなどに優れた麦茶を抽出できる焙煎麦を提供することにあり、さらには、複数種類の焙煎麦をブレンドしなくても焙煎のみにより香りや甘み及びコクなどに優れた麦茶を抽出できる焙煎麦を製造する方法を提供することにある。
本発明の焙煎麦は、1粒当たりの測定空隙値が1.5mL〜2.5mLであることを特徴とするものである。
このような焙煎麦は、香りや甘み及びコクなどに優れた麦茶を抽出することができる。これは、麦の中が膨らみ硬く締まった状態になり、表面から内部まで均等に焙煎されたものに近づくためであると思われる。
本発明の焙煎麦の製造方法は、少なくとも、一次焙煎工程と二次焙煎工程との間に麦の品温を5秒以内に60〜130℃の温度差で急冷する急冷工程を含むことを特徴とする。
このように、2回焙煎する焙煎麦の製造方法において、一次焙煎工程と二次焙煎工程との間に急冷工程を加えることにより、香りや甘み及びコクに優れた麦茶を抽出できる焙煎麦を製造することができる。
実施例1の焙煎麦の断面図を示した写真である。 比較例1の焙煎麦の断面図を示した写真である。 比較例2の焙煎麦の断面図を示した写真である。 比較例3の焙煎麦の断面図を示した写真である。 ろ水度を測定するためのろ水試験機を示した概略断面図である。
以下、本発明を、好適な一実施形態に基づいて説明する。但し、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態の焙煎麦は、測定空隙値が1.5mL〜2.5mL、好ましくは1.7mL〜2.3mL、さらに好ましくは1.8mL〜2.2mLであることを特徴とするものである。
本発明において使用する麦は、二条種、六条種などの品種や、殻付、殻なしを問わずいずれも使用することができる。
本発明でいう測定空隙値は、以下のようにして算出することができる。
麦1粒の重量X(g)を測定し、次に、使用する麦の100g当たりのかさ比重(ml/100g)を測定し、1g当たりのかさ比重Y(ml/g)を算出した。そして、以下の計算式(1)より、1粒当たりのみかけ容積Z(ml/粒)を算出する。
Z=(X×Y) ・・・(1)
そして、焙煎した麦の長径の中間点を垂直に切断し、その断面の全体の面積Aと内部にある空隙の面積Bとを算出する。面積A及び面積Bの算出は、パーソナルコンピュータなどを用い、図1に示すように、断面写真の麦の周囲(○印)と空隙の周囲(星印)をプロットして範囲を定めることにより行うことができる。具体的には、商品名「BSD8000」というソフトで画像処理をし、空隙の面積を測定できる。
そして、以下の計算式(2)より測定空隙値Cを算出することができる。
C=(B/A)×100×Z ・・・(2)
上記測定空隙値は、焙煎麦を3粒以上、好ましくは5粒以上ランダムに選び、算出するのが好ましい。
本発明の焙煎麦は、1粒当たりの硬さが、1.7kg〜2.3kg、特に1.9kg〜2.1kgであるのが好ましい。
硬さがこの範囲であれば、麦の中が膨らみ硬く締まった状態になり、表面から内部まで均等に焙煎されたものである。1.7kg未満であると甘味・コクが乏しくなり、2.3kgを超えるとトップの香りが弱くなる。
この硬さは、焙煎麦1粒を金属板間に挟み込み、荷重をかけていき、破裂音がした際の荷重を計測することにより測定することができる。
本発明の焙煎麦は、ホール品(未粉砕品)のL値と粉砕品のL値との差が6.5以下、特に6.0以下であるのが好ましい。
L値の差がこの範囲であれば、焙煎ムラが少なく、焙煎の香ばしさと甘味を備えた麦茶を抽出できる。6.5を超えると、甘味・コクと香ばしさを兼ね備えることが難しくなる。
このL値の差は、例えば、焙煎麦ホール品を、測定セルに封入し、色差計(具体的には、日本電色工業(株)製、日本電色SE−2000など)にて測定したL値と、焙煎麦ホール品10gを、ハンドミル(具体的には、ラボミキサーLM−1など)で3秒間粉砕し、それを測定セルに均等に封入し、色差計にて測定したL値との差を算出することにより求めることができる。
本発明の焙煎麦は、例えば、一次焙煎工程、急冷工程、二次焙煎工程、緩慢冷却工程を経ることにより製造することができる。急冷工程、緩慢冷却工程は、両工程を有するのが好ましいが、急冷工程のみ行う製法でもよい。
一次焙煎工程は、回転ドラム式媒体焙煎窯などを用いて焙煎を行う工程であり、特に限定するものではないが、焙煎温度225℃〜290℃、好ましくは235℃〜260℃で60℃〜120秒間、好ましくは80秒〜100秒間焙煎するのがよい。225℃以上であると麦が膨大しやすく、290℃以下だと、二次焙煎でより安定的となる。また60秒以上だと、内部まで熱がとおり、120秒以下であれば、焙煎ムラが発生しづらくなる。
一次焙煎工程の前に、使用する麦に蒸気噴霧処理をして、麦の含水量を14%〜30%、好ましくは20%〜28%にするとともに体積を1%〜20%膨大させておくのがよい。蒸気噴霧処理は、例えば、蒸気噴霧時間5秒〜60秒、蒸気流量20kg/hr〜60kg/hrで行うことができる。麦の含水率が14%以上だとコゲが発生しづらく、30%以下であれば、焙煎ムラが発生しづらくなる。
急冷工程は、麦の品温を5秒以内に60℃〜130℃、好ましくは80℃〜90℃の温度差で冷却する工程であり、例えば、一次焙煎をした麦に、水又は温水或いは蒸気を噴霧したり、液体窒素などの冷気を噴霧したりすることにより行うことができ、噴霧する水などの量や噴霧する冷気の量を調整することにより所定の温度まで下げることができる。5秒以内に冷却することにより、理想的な空隙を得ることが出来、130℃以内の温度差の時に香味もより良好となる。
急冷工程を行う前の麦のL値(色調)は30〜80、特に40〜75であるのが好ましく、香ばしく甘い麦茶を得ることができる。
二次焙煎工程は、特に限定するものではないが、焙煎温度250℃〜300℃、好ましくは265℃〜290℃で60秒〜120秒間、好ましくは80秒〜100秒間焙煎するのがよい。250℃以上であれば、香ばしさを有し、300℃以下であれば、安定した焙煎麦を得ることができる。
緩慢冷却工程は、麦の品温を16秒〜120秒間、好ましくは27秒〜60秒間、80℃〜140℃内に滞留する工程であり、例えば、二次焙煎をした麦を冷却装置のコンベアに移し、コンベアのスピードを調整するとともに、冷却ファンなどを調整したり、調温した気体を噴霧したりすることにより、麦の品温及び滞留時間を調整することができる。16秒〜120秒であると、甘み及びコクが増し、香味も安定する。
緩慢冷却工程を行う前の麦のL値(色調)は15〜65、特に20〜40であるのが好ましい。15以上であれば苦味が少なく、65以下であれば香ばしさがある。
なお、上記L値は、例えば、焙煎麦10gをハンドミル(具体的には、ラボミキサーLM−1など)で20秒間粉砕し、それをセルに入れ、セル内で均等に混合した後、色差計(具体的には、日本電色工業(株)製、日本電色SE−2000など)にて測定することができる。
このように製造した焙煎麦は、従来と比較して内部の空隙が大きく締まっており、これを用いて抽出した麦茶は、香りや甘み及びコクに優れたものである。特に、ティーバッグなどに用いた場合、従来よりも官能面で優れ、少量でも香りや甘み及びコクを出すことができ、廃棄物の低減に寄与することができる。また、本発明の製造方法は、焙煎の強弱品をブレンドする工程がないので生産効率を上げることができる。
焙煎麦の製造装置として、麦のL値が30〜80になるように一次焙煎を行う一次焙煎室、麦のL値が15〜65になるように二次焙煎を行う二次焙煎室を備え、或いは、焙煎温度225〜290℃、60〜120秒の一次焙煎を行う一次焙煎室、焙煎温度250〜300℃、60〜120秒の二次焙煎を行う二次焙煎室を備え、これらの一次焙煎室出口付近又は一次焙煎室外に、急冷を行うための液体又は気体の噴霧装置を備えたものを形成しておけば、上記製法を用いた焙煎麦を容易に製造することができる。
上記焙煎麦の製造装置は、さらに、原料の麦を蒸気噴霧処理して、麦の含水量を14%〜30%にするとともに体積を1%〜20%膨大させる蒸気噴霧処理室を備えることが好ましい。
前記焙煎麦又はこれを粉砕したもの(粉砕物)を、フィルターに封入し、ティーバックにすることができる。前記焙煎麦又はこの粉砕物を封入したティーバッグは、熱水、常温水又は冷水のいずれでも抽出することができる。また、焙煎麦又はこの粉砕物は、これらの抽出を妨げない限りにおいては、あらゆるフィルターに封入することができる。しかし、効率的な抽出、すなわち抽出効率の向上性や短時間での抽出を可能にするためには、内容物である焙煎麦に適したフィルターを選択するのがより好ましい。
例えば、素材のろ水度が2.0秒〜25.0秒、中でも7.0秒〜24.0秒であるフィルターが好ましい。
ろ水度は、下記実施例内で示した方法などにより測定することができる。
前記焙煎麦或いはこの粉砕物を、お湯などで抽出して麦茶を製造し、これを容器に充填して容器詰麦茶飲料にすることができる。麦茶の抽出は、従来の製法で行なうことがきる。充填する容器は、特に限定するものではなく、例えばプラスチック製ボトル(所謂ペットボトル)、スチール、アルミなどの金属缶、ビン、紙容器などを用いることができ、特に、ペットボトルなどの透明容器等を好ましく用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。但し、本発明は、この実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
原料となる大麦に蒸気噴霧処理を施して含有水分量が約25重量%になるように調整し、この大麦を回転ドラム式媒体焙煎窯に投入し、焙煎温度255℃で90秒間の一次焙煎を行った。その後、0.17L/分の割合で水をシャワー状に噴霧し、瞬間的(約1秒)に温度を90℃下げ、麦の品温が165℃になるように急冷した。続いて、焙煎温度を280℃で90秒間の二次焙煎を行い、この焙煎した大麦を、冷却装置のコンベアに移し、麦の品温が80〜140℃の温度域に47秒間滞留するように冷却ファン及びコンベアの速度を調整して緩慢冷却をし、焙煎麦を製造した。
このように製造した焙煎麦の100gのカサ比重を測定した。また、任意に5粒選び出し、それぞれの重量を測定するとともに、焙煎麦の長径の中間点を垂直に切断して測定空隙値を算出した。その結果を表1に示し、断面の写真を図1に示す。
また、表中に示す硬さは、横河電機(株)製の硬度計(型番:FUDOH RHEO METER RT−2010J−CW)を用い、T−SPEEDが6mm/min、STROKEは10mm、BASE LINEは60に設定し、焙煎麦1粒を、金属板の測定台に載せ、測定台を上昇させて上方にある金属板とで挟み込み、焙煎麦の破裂音が聞こえた時点で測定台の上昇を停止し、その時点の数値を読み取ることにより硬さを測定した(以下の比較例も同様)。
(比較例1)
原料となる大麦に蒸気噴霧処理をして含有水分量が約25重量%になるように調整し、この大麦を回転ドラム式媒体焙煎窯に投入し、焙煎温度255℃で90秒間の一次焙煎を行った。続いて、焙煎温度を280℃、90秒間の二次焙煎を行い、焙煎した大麦を、冷却装置のコンベアに移し、麦の品温が80〜140℃の温度域に13秒間滞留するように冷却ファン及びコンベアの速度を調整し、焙煎麦を製造した。
このように製造した焙煎麦の100gのカサ比重を測定した。また、任意に5粒選び出し、それぞれの重量を測定するとともに、略中心を切断して測定空隙値を算出した。その結果を表2に示し、断面の写真を図2に示す。
(比較例2)
市販品である(株)はくばく製「丸粒麦茶」30g×12袋入りを用いて、この焙煎麦の100gのカサ比重を測定した。また、任意に5粒選び出し、それぞれの重量を測定するとともに、略中心を切断して測定空隙値を算出した。その結果を表3に示し、断面の写真を図3に示す。
(比較例3)
市販品である加藤産業(株)製「むぎ茶ティーバック」50袋+2袋入りを用い、この焙煎麦の100gのカサ比重を測定した。そして、焙煎麦の粉砕品の中からホール品(全粒品)を選別して、任意に3粒選び出し、それぞれの重量を測定するとともに、略中心を切断して測定空隙値を算出した。その結果を表4に示し、断面の写真を図4に示す。
(比較例4)
市販品である小川産業株式会社製「つぶまる」を用いて、下記評価試験を行った。
(官能評価)
実施例1及び比較例1〜4の焙煎麦をそれぞれ2g粉砕し、200ccの沸騰水で1〜2分間抽出した後、粉砕物を目開き0.5mmの金網を用いて掬い取り、抽出液(麦茶)と粉砕物とに分離し、実施例1及び比較例1〜4の焙煎麦から得た抽出液(麦茶)を、それぞれ麦茶1〜5とした。
この麦茶1〜5を飲用し、香ばしさ、甘み、コクについて官能評価を行った。
官能評価は、パネラーに香ばしさ、甘み、コクについてそれぞれ評価してもらい、強く感じられる◎、感じられる○、やや感じられる△、ほとんど感じられない×として評価してもらった。なお、パネラーは官能の訓練を受けた者5人で行い、一番多い評価を下記表5に記した。また、甘み、香ばしさ、コクの各評価で一番多い評価を、麦茶1〜5の総合評価とした。
(官能評価結果)
麦茶1は、全ての項目で◎であった。しかし、麦茶2〜5は、香ばしさ、甘み、コクが、麦茶1に比べると弱く、総合的に満足できるものではなかった。
これは、実施例1の焙煎麦は、表1〜4に示した測定空隙値からわかるように、内部空隙が大きく均一に焙煎されているため、その焙煎麦から抽出された麦茶1は、香ばしさ、甘み、コクが優れているものと思われる。
(限界荷重)
実施例1及び比較例1〜3の焙煎麦を用いて、以下のように、限界荷重を測定した。
実施例1及び比較例1〜3の焙煎麦のホール品を、それぞれ長径方向及び短径方向に垂直にカットして略4等分し、その1/4のカット品を盤上に載せた。その盤上のカット品に上方からくさび型のプランジャーを押し当て、20mm/分の速度でプランジャーをカット品が破断するまで下降させていき、その際の最大荷重を限界荷重として計測した。
この測定には、株式会社イマダ製のデジタルフォースゲージ「DPX−5TR」を用いて行った。
この測定を、それぞれ30個について行った。その結果を下記表6に示す。
(限界荷重結果)
実施例1の焙煎麦は、標準偏差が小さく、また、最大値と最小値の差も小さく、限界荷重が均一であり、焙煎が均一であることが確認された。
一方、比較例1〜3の焙煎麦は、標準偏差や最大値と最小値の差が大きく、焙煎にムラがあることが確認された。
(L値の差)
実施例1及び比較例1,2,4の焙煎麦を用いて、L値の差を測定した。
実施例1及び比較例1,2,4の焙煎麦のホール品を、それぞれ5g計量し、これをそれぞれ測定セルに封入して色差計(日本電色工業(株)製、日本電色SE−2000)にてL値を測定し、この値をホール品のL値とした。
次に、実施例1及び比較例1,2,4の焙煎麦ホール品を、それぞれ10g計量し、これをそれぞれハンドミル(ラボミキサーLM−1)で3秒間粉砕し、この粉砕品を24メッシュの篩で篩分け、篩分けた24メッシュ以下の粉砕品を3g計り取り、これを測定セルに均一になるように封入して色差計(日本電色工業(株)製、日本電色SE−2000)にてL値を測定し、この値を粉砕品のL値とした。また、ホール品のL値と粉砕品のL値とから差を算出し、L値の差を求めた。その結果を下記表7に示す。
(L値の差結果)
実施例1の焙煎麦は、L値の差が小さく、一方、比較例1,2,4は、L値の差が大きいことが確認された。
この結果から、実施例1の焙煎麦は、L値の差が小さく、均一に焙煎できており、香ばしさ、甘み、コクが優れていると思われる。
L値の差は、実施例1及び比較例1,2,4の値から検討すると6.5以下が好ましいものと判断される。
(急冷工程)
次に、急冷工程において、どの温度差が適切であるのかを調べた。
実施例1の製法に対して、急冷工程における温度差を下記表8に示すように変更して製造した焙煎麦2gを粉砕し、200ccの沸騰水で1〜2分間抽出した。目開き0.5mmの金網を用いて、粉砕物と抽出液を分離し、この抽出液を飲用し、甘み、コク、香ばしさの官能評価を上記官能評価と同様に行った。この結果を、下記表8に示す。
(緩慢冷却工程)
次に、緩慢冷却工程において、麦の品温が140〜80℃の温度域に何秒滞留するのが適切であるのかを調べた。
実施例1の製法に対して、緩慢冷却工程における滞留時間を下記表9に示すように変更して製造した焙煎麦2gを粉砕し、200ccの沸騰水で1〜2分間抽出した。目開き0.5mmの金網を用い、粉砕物と抽出液を分離し、この抽出液を飲用し、甘み、コク、香ばしさの官能評価を上記官能評価と同様に行った。この結果を、下記表9に示す。
(結果)
急冷工程では、60〜130℃下げることにより、焙煎による甘み、コク、香ばしさが増幅されて濃度感が上がった。一方、緩慢冷却工程では、麦の品温が140〜80℃の温度域に16〜120秒間滞留することで、焙煎による甘み、コク、香ばしさが増すことがわかった。
急冷する温度の下げ幅を60〜130℃内のいずれかに設定し、麦が品温140〜80℃の温度域に滞留する時間を各表に示した秒数に設定して、さらに試験を行った。
この際、官能評価は、ろ水度17.5秒のヒートシール紙のフィルターを用いて10cm×9cmのティーバッグを作製し、各条件で焙煎した麦を粉砕し、それを10gずつ詰めた。
そのティーバッグを常温の水道水1000mlに浸して、2時間静置した後、ティーバッグを10回上下に振った後、液より取り出し、抽出液(麦茶)を作製した。その液を常温で飲用し、官能評価を行なった。
評価は、甘み、香ばしさ、コクについて評価し、強く感じられる◎、感じられる○、やや感じられる△、ほとんど感じられない×として評価してもらった。なお、パネラーは官能の訓練を受けたもの5人で行い、一番多い評価を下記表5に記した。また、甘み、香ばしさ、コクの各評価で一番多い評価を、実施例1及び比較例1〜4の総合評価とした。
この結果を、下記表10〜15に示す。
表10〜15に示すように、急冷の下げ幅が80〜90℃、140〜80℃の温度域に27〜60秒間滞留したものが甘みとコクが増幅され、濃度感が最も良好なものであった。
<ティーバッグの作製>
下記ティーバッグ1〜5を作製し、これを用いて官能評価を行なった。
(ティーバッグ1)
実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を坪量21.2g/m、ろ水度17.5秒のヒートシール紙フィルター(日本製紙パピリア(株)製)に封入し、10cm×9cmのティーバッグ1を作製した。
(ティーバッグ2)
実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を坪量21.5g/m、ろ水度26.5秒のヒートシール紙フィルター(日本製紙パピリア(株)製)に封入し、10cm×9cmのティーバッグ2を作製した。
(ティーバッグ3)
実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を坪量19.1g/m、ろ水度2.4秒のヒートシール不織布フィルター(大紀商事(株)製)に封入し、10cm×9cmのティーバッグ3を作製した。
(ティーバッグ4)
実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を坪量24.1g/m、ろ水度1.8秒のナイロン紗メッシュ(不双産業(株)製)に封入し、10cm×9cmのティーバッグ4を作製した。
(ティーバッグ5)
実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を坪量16.8g/m、ろ水度11.1秒のヒートシール紙フィルター(日本製紙パピリア(株)製)に封入し、10cm×9cmのティーバッグ5を作製した。
(透気度)
透気度は、ガーレー試験機法(JIS P 8117)にて測定し、フィルターを20枚重ね、空気100mlが透気する秒数を測定した。
(坪量)
坪量は、フィルターを5cm四方にカットして、重量を測定し計算にて求めた。
(ろ水度)
ろ水度は、図5に示する水試験機を使用して行った。まず、測定サンプルを20℃の水で完全に濡らし、気泡を抱き込まないように注意して8枚重ねでサンプルホルダーにセットする。次に排水口を塞ぎ、シリンダー部の上部刻線を越えるまで、20℃に調整した水を注ぐ。そして、排水口を開放しシリンダー内の水面が上部刻線を通過してから下部刻線を通過するまでの時間(秒)をストップウオッチで測定した。
(官能評価)
官能評価は、各ティーバッグを、それぞれ常温の水道水1000mlに浸して、冷蔵庫(5℃)で一晩静置した後、ティーバッグを10回上下に振ったのち水より取り出し、その抽出液を飲用して行った。
評価は、一般のパネラー10人で行い、10点法とし、甘み、香ばしさ、コク、ごく強く感じられる10点、感じられない1点として、それぞれを10段階で評価し、後味については、非常に良い10点、非常に悪い1点として10段階で評価し、雑味については、ごく強く感じられる1点、感じられない10点として10段階で評価してもらった。これら評価を平均化した上で四捨五入した値を下記表16に示す。また、総合評価は、各評価を合計し、50〜47点「◎」、46〜43点「○」、42〜39点「△」、38点以下「×」として評価した。
また、「フィルターなし」として、実施例1の焙煎麦10gをグラインダーで粉砕し、この粉砕物を常温の水道水1000mlに浸して、冷蔵庫(5℃)で一晩静置した後、粉砕物を目開き0.5mmの金網を用いて掬い取り、その抽出液を飲用して、上記と同様の官能評価を行った。
(結果)
ろ水度が17.5秒、11.1秒のヒートシール紙フィルターを用いたティーバッグ1、5と、2.4秒の不織布フィルターを用いたティーバッグ3では、やや過抽出の条件にもかかわらず、雑味もほとんど感じられず、後味もよく、より香味の優れた麦茶になった。
よって、ろ水度2.0秒〜25.0秒のフィルターを用いて、本発明の焙煎麦或いはその粉砕物を封入し、ティーバッグとすることで、直接抽出するよりもさらに美味しい麦茶が作れることが確認できた。

Claims (15)

  1. 1粒当たりの測定空隙値が1.5mL〜2.5mLである焙煎麦。
  2. 硬さが1.7kg〜2.3kgである請求項1に記載の焙煎麦。
  3. ホール品のL値と粉砕品のL値との差が6.5以下である請求項1又は2に記載の焙煎麦。
  4. 少なくとも、一次焙煎工程と二次焙煎工程との間に麦の品温を5秒以内に60℃〜130℃の温度差で急冷する急冷工程を含む焙煎麦の製造方法。
  5. 二次焙煎工程の後に麦の品温を80℃〜140℃の間に16秒〜120秒間滞留する緩慢冷却工程を含む請求項4に記載の焙煎麦の製造方法。
  6. 前記一次焙煎工程は、焙煎温度225℃〜290℃で60秒〜120秒間焙煎する工程であり、前記二次焙煎工程は、焙煎温度250℃〜300℃で60秒〜120秒間焙煎する工程である請求項4又は5に記載の焙煎麦の製造方法。
  7. 前記一次焙煎工程の前に、原料の麦を蒸気噴霧処理して、麦の含水量を14%〜30%にするとともに体積を1%〜20%膨大させる工程を含む請求項4〜6のいずれかに記載の焙煎麦の製造方法。
  8. 前記急冷工程を行う前の麦のL値が30〜80、前記緩慢冷却工程を行う前のL値が15〜65である請求項4〜7のいずれかに記載の焙煎麦の製造方法。
  9. 請求項1〜3のいずれかに記載の焙煎麦又は該焙煎麦の粉砕物をフィルターに封入したティーバッグ。
  10. 請求項4〜8のいずれかに記載の製造方法で得られた焙煎麦又は該焙煎麦の粉砕物をフィルターに封入したティーバッグ。
  11. フィルターのろ水度が2.0秒〜25.0秒の物性値を持つ請求項9又は10に記載のティーバッグ。
  12. 請求項1〜3のいずれかに記載の焙煎麦から抽出した麦茶を充填した容器詰麦茶飲料。
  13. 請求項4〜8のいずれかに記載の製造方法で得られた焙煎麦から抽出した麦茶を充填した容器詰麦茶飲料。
  14. 焙煎温度225℃〜290℃、60秒〜120秒の一次焙煎を行う一次焙煎室、焙煎温度250℃〜300℃、60秒〜120秒の二次焙煎を行う二次焙煎室を備え、一次焙煎室出口付近又は一次焙煎室外に、急冷を行うための液体又は気体の噴霧装置を備えた焙煎麦の製造装置。
  15. さらに、原料の麦を蒸気噴霧処理して、麦の含水量を14%〜30%にするとともに体積を1%〜20%膨大させる蒸気噴霧処理室を備えた請求項14に記載の焙煎麦の製造装置。
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