JP4436564B2 - 印刷機において制御されないパウダー拡散を防止する方法と装置 - Google Patents
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Description
本発明は、印刷機において制御されないパウダー拡散を防止するための方法と装置に関する。本発明は特に、枚葉紙印刷機で印刷された枚葉紙を枚葉紙搬送装置によって枚葉紙排紙装置を通過させて枚葉紙積重ねパイルの上へ搬送し、このときにパウダーを散布し、余剰のパウダーの制御されない拡散を防止する方法、ならびに印刷された枚葉紙を枚葉紙積重ねパイルの上に搬送する枚葉紙搬送装置と、印刷された枚葉紙にパウダーを散布する散布装置とを取り囲む、枚葉紙印刷機の枚葉紙排紙装置のケーシングの内部でパウダーの制御されない拡散を防止する装置に関する。さらに本発明は枚葉紙印刷機のための枚葉紙排紙装置、およびこのような種類の装置を備えた枚葉紙印刷機に関する。
【0002】
比較的大きい規模の枚葉紙オフセット印刷機で枚葉紙オフセット印刷をするとき、片面または両面に印刷された枚葉紙は印刷機の印刷ユニットを通過した後、通常、用紙排紙装置または枚葉紙排紙装置のチェーンコンベヤによって、すなわち排紙装置くわえづめ装置または枚葉紙くわえづめによって連結された2本の平行なチェーンをもつチェーンコンベヤによって引き取られ、枚葉紙排紙装置と印刷機の印刷ユニットとを包囲するケーシングの内部で枚葉紙パイルの上に搬送され、引き続いてこの枚葉紙パイルの上で上下に積み重ねられる。枚葉紙を上下に積み重ねるときには印刷インキがまだ完全に乾いていないため、市場に出ている大抵の枚葉紙オフセット印刷機ではパイルに積み重ねる前にそれぞれの枚葉紙の少なくとも一方の表面に、枚葉紙の印刷された部分に付着して枚葉紙パイルで枚葉紙が堆積つまりくっつくのを防ぐパウダーが散布される。パウダーとしては通常、微粉状の澱粉あるいはその他の粉末状の澱粉製品が用いられる。パウダーを塗布するのに用いられるのはいわゆるパウダー装置やその他の散布装置であって、これは通常、枚葉紙を搬送する前進走行している搬送車間部と、チェーンコンベヤの後退走行している緩み車間部との間の中間スペースに配置されており、チェーンコンベヤの下側に位置する搬送車間部の上を通って搬送されている枚葉紙に上側からパウダーを散布する。
【0003】
多くの部数を刷るための高速の枚葉紙オフセット印刷機、たとえばハイデルベルガー・ドゥルックマシーネン・アーゲー社からハイデルベルグ・スピードマスターの名称で販売されている枚葉紙オフセット印刷機などは、通常、より多数の枚葉紙を積み重ねることができるように高積みパイル式枚葉紙排紙装置を備えている。このような種類の枚葉紙排紙装置ではチェーンコンベヤの搬送車間部はまず上方に斜めに延びてから、印刷された枚葉紙を枚葉紙積重ねパイルの上でリリースする前に水平方向で揃えるために水平状態へと方向転換する。散布装置はそこに通常搬送車間部の斜めの部分区間の上側端部の直前で、この搬送車間部とチェーンコンベヤの緩み車間部との間の中間スペースに配置されている。
【0004】
このような種類の枚葉紙オフセット印刷機を運転する場合、枚葉紙へ散布するのに本来必要な量よりも著しく多いパウダーが消費されることが判明している。それと同時に、枚葉紙排紙装置を取り巻く周囲空気はパウダー粒子の引き起こすきわめて高い塵含有量を有しており、それに対して枚葉紙排紙装置のケーシングの内部では運動している部分と運動していない部分にいっそう多くのパウダー堆積が形成される。部分的にはパウダーの霧と呼んでも差し支えないほどの周囲空気中の高い塵含有量は操作員によってきわめて不快なものと感じられ、その一方でケーシング内部の特に運動している部分へのパウダー堆積は、清掃作業や保守作業が頻繁になるために磨耗が増大し機械の停止時間が長くなるという結果をもたらす。
【0005】
パウダーに起因する周囲空気中の塵負荷、および枚葉紙排紙装置のケーシング内でのパウダー堆積の原因を解明するために本出願人が行った研究では、従来のオフセット印刷機の枚葉紙排紙装置で大規模に空気渦が発生していることが判明している。この空気渦の特に原因となっているのは、枚葉紙排紙装置の緩み車間部と搬送車間部のそれぞれ上側と下側で運動する枚葉紙くわえづめとチェーンの吸引作用によって空気がそれぞれの車間部の運動方向に引きさらわれ、搬送車間部に案内されている印刷済み枚葉紙がはためき、もしくは傾斜状態から水平状態に方向転換するときに枚葉紙の後縁部が上方に揺さぶられる(いわゆるホイップ効果またはフラッグ効果)ことであり、ならびに枚葉紙を案内板の上で無接触にガイドするためにいわゆる枚葉紙案内板から空気が下方から枚葉紙に向かって噴射されるが、このときにその空気の一部が隣接する枚葉紙と枚葉紙の間や枚葉紙の脇を通りすぎて上方に流れてしまうことである。
【0006】
こうした空気渦のためにパウダー散布装置から出たパウダーの大部分は渦を巻き、空気とともに連れ去られてしまうので、期待したようにはパウダー散布装置のすぐ下で被印刷体の表面にパウダーが到達しない。そうなる代わりにパウダーは空気流によって、特に枚葉紙排紙装置の両方の車間部に沿った空気流によって枚葉紙排紙装置の内部空間全体に分散されてしまう。このことは、運動する部分の磨耗の増大や枚葉紙排紙装置を清掃するための停止時間が長くなるばかりでなく、渦を巻くパウダーはさらに枚葉紙排紙装置のあらゆる開口部を通って、特に枚葉紙出口やケーシングの上側にある換気格子を通って周囲に出てくるので操作員の邪魔にもなる。
【0007】
周囲空気の高い塵負荷を低減させ、余剰パウダーによって引き起こされるその他の問題を取り除くため、米国特許出願明細書5,265,563には、空気を清浄化するためにパウダー負荷空気を上方へ緩み車間部を貫通して吸引する役目をする、枚葉紙パイルと枚葉紙出口の上側に配置されたフード型吸込装置が提案されている。しかしながらパウダー負荷された空気の一部は緩み車間部を通過するときにこの緩み車間部の吸引作用で引きさらわれ、印刷機の方向へ緩み車間部に沿って流れてしまう。
【0008】
さらに、ドイツ特許出願公開明細書DE4207118A1には、ケーシング内部で搬送車間部の上にあるパウダー散布装置の付近に、余剰パウダーを吸引することによりその制御されない拡散を防止する装置が設けられている枚葉紙印刷機の枚葉紙排紙装置が開示されている。このような種類の装置は出されたパウダーの大部分を即座に再び吸い込むが、このことはしばしば操作員がパウダー供給量を増やすためにいっそう多量のパウダーが消費されるという結果につながる。それに対し、ケーシング内部での空気吸引作用によるパウダー拡散の問題は解決されていない。
【0009】
さらに、ドイツ特許出願公告明細書2148757に開示されている印刷機の枚葉紙排紙装置では枚葉紙コンベヤの緩み車間部の上側水平方向の部分区間に沿って洗浄装置が設けられており、この洗浄装置はケーシングとこのケーシング内に配置された複数のブラシと吸引装置とを有していて、ブラシによってチェーンおよびくわえづめシステムから掃き出したパウダーを吸い込む。しかし同明細書では緩み車間部の吸引作用によって引きさらわれるパウダー負荷空気によるパウダー拡散の問題が認識されていないばかりか、ここに記載されている洗浄装置は印刷機の方向にパウダー負荷空気が運ばれるのを防ぐのにも適していない。なぜなら洗浄装置のケーシングと枚葉紙排紙装置の隣接する各壁部との間にも、ブラシの両側のケーシング内部にも、緩み車間部の運動経路に沿ってパウダー負荷空気が通り抜けるのを可能にする開かれた広い流動断面積が存在しているからである。
【0010】
上記を前提として本発明の目的は、後から取付可能な、および/または工場で取り付けられた冒頭に述べた種類の装置であって、印刷作業中に印刷機の周囲の塵負荷の低減を可能にするとともにケーシング内部でのパウダー堆積の形成を大幅に防ぐ装置を提供することである。
【0011】
この目的は本発明によれば、方法については付属の請求項1、装置については請求項14、ならびに枚葉紙排紙装置ないし枚葉紙オフセット印刷機については請求項31および32に記載されている構成要件の組み合わせによって達成される。それによれば、枚葉紙排紙装置のケーシング内で枚葉紙搬送装置の緩み車間部であって、枚葉紙搬送装置を構成するチェーンコンベヤのチェーンの、駆動チェーンホイールから始まって印刷機の方向に運動する上側の部分である緩み車間部に沿って印刷機の方向に進むパウダー負荷空気流の、一緒に運ばれているパウダーが印刷機の方向へ運ばれるのを防止するために、枚葉紙排紙装置の自由端と印刷機の間の少なくとも1つの中断箇所で、パウダー負荷されていない空気が、緩み車間部をその運動方向に対して横向きに通って流れるケーシング内に供給され、 ケーシングの上側の壁部と、ケーシングの側壁と、緩み車間部の下側、かつチェーンコンベヤのチェーンの、枚葉紙を搬送する下側の部分である搬送車間部の上側に配置されてケーシングの内のり幅全体にわたって延びている隔壁として作用する装置とにはさまれた流動経路が、印刷機の方へパウダー負荷空気が通り過ぎるのを防ぐために遮断される。
【0012】
つまり本発明では、緩み車間部の運動経路に沿って存在しているそれぞれの流動経路であってこれを通ってパウダー負荷空気が枚葉紙排紙装置の自由端から印刷機へ流れることのできる流動経路が、排紙装置の自由端と印刷機の間の少なくとも1つの箇所で遮断され、それによって印刷機の方向に進む空気流の形成を防ぐとともにこの空気流で印刷機へパウダーが運ばれるのを防ぐことが意図されている。
【0013】
本発明のさらに別の有利な態様によれば、空気流が枚葉紙排紙装置の自由端のできるだけ近くで中断され、すなわち合目的的には枚葉紙排紙装置の上側の水平な部分で、有利には必要な装置のための十分なスペースがある枚葉紙積重ねパイルのための昇降機構の駆動軸の上側で中断される。そのうえこの駆動軸は非常に低速で回転するので、装置の一部のための台架または支持体としての役目をうまく果たす。
【0014】
空気流の中断は空気圧式および/または機械的な手段で行うことができるが、これら二つの組み合わせが有利である。空気圧式の手段で中断をする場合、有利には、ケーシングの上側の壁部と、ケーシングの両方の側壁と、緩み車間部と搬送車間部にはさまれた中間スペースに配置された隔壁等の間でのパウダー負荷空気の通り抜けを妨げるのに十分な広さと奥行きのある、緩み車間部を貫通する空気カーテンまたは空気流によって流動経路が遮断されるように、中断箇所の空気をケーシングから吸い込み、および/または清潔な、つまりパウダーを負荷されていない空気を枚葉紙排紙装置のケーシング内に供給する。
【0015】
そのために空気流を中断する役目をする装置は、有利には、周囲から吸い込んだパウダー負荷されていない空気を、この空気が緩み車間部をその運動方向に対して横向きに垂直方向で流動するようにケーシング内に導く空気供給装置であり、および/または緩み車間部の運動方向に対して横向きに、有利には空気供給装置に向かい合うように空気を流動経路から吸引して、導入された空気の少なくとも一部を搬送装置のチェーンと枚葉紙くわえづめから振り落とされたパウダーとともに流動経路を通り抜けた後に吸引するとともに合目的的には運ばれているパウダーのための後置された分離器で洗浄する空気吸引装置である。
【0016】
供給される空気は、有利には振り落とされたパウダーを重力方向に排出するために、上側からケーシングに導き入れられて緩み車間部の下方で吸引される。しかしながら、逆の構成も同様に考えられる。
【0017】
空気カーテンができるだけ妨げられずに形成されるのを保証するため、有利には緩み車間部の運動方向で見て空気供給装置の手前に複数のブラシが設けられており、これらのブラシは存在している流動経路の全幅にわたって延びるとともに、その毛は上側と下側から緩み車間部の運動経路に突入してそこで互いに接触または重なり合い、そのようにして流動経路をその高さ全体にわたっても個々の枚葉紙くわえづめの間で遮断すると同時に、枚葉紙くわえづめとチェーンを付着しているパウダーから洗浄する。
【0018】
チェーンコンベヤで運ばれてから後に振動等によって放出されたパウダーが枚葉紙排紙装置のケーシング内に堆積し、特に印刷機の最後の印刷ステーションの付近では敏感な構成部材の磨耗が増大したり、印刷品質が低下することにつながる場合があるので、チェーンと枚葉紙くわえづめの洗浄はパウダー拡散の防止にとって同様に重要である。
【0019】
本発明の格別に有利な態様によれば、ブラシ対の背後で周囲または大気の空気が上方から緩み車間部を貫通して枚葉紙排紙装置のケーシング内に吹き込まれ、吹き込まれた空気の少なくとも一部が緩み車間部の下側で再び吸引されるので、ブラシを貫通して通り抜けたパウダー負荷空気が上方から供給される空気によって下方へ引きさらわれて、緩み車間部の下側で、ブラシによってチェーンコンベヤから除去されたパウダーおよび/または空気の吹き込みによって振り落とされたパウダーとともに吸い込まれる。
【0020】
本発明のさらに別の有利な態様では、中断箇所の領域で、または緩み車間部の運動方向に見てその後方で、パウダー負荷されていない空気が外部からケーシング内に供給されることが意図されている。それにより、緩み車間部の運動方向で見て中断箇所の後方で、ひいては前記領域におけるパウダー負荷空気の吸引につながる可能性のある負圧が生成されることが防止される。これの代りにまたはこれに追加して、中断箇所の領域での空気供給および場合により空気吸込を、供給された空気量が吸い込まれる空気量よりも多くなるように調整し、それによって負圧の生成を回避することもできる。
【0021】
さらに、パウダー負荷されていない空気を供給することで、緩み車間部で生成される空気吸引を利用して、この空気を場合により隔壁としても作用する吸込・空気偏向装置の上側で方向転換させられた吹き込まれた空気とともに散布装置の上側を通して印刷機の方向へ導くこともできる。するとこのパウダー負荷されていない空気は散布装置と緩み車間との間で、ならびに散布装置と印刷機との間で、印刷機の近辺までパウダーが拡散するのを防止するエアクッションを形成することになる。
【0022】
さらに、このエアクッションの下面には空気渦が形成されることになり、この空気渦の下面では清浄空気が排紙装置の自由端の方向へ戻るように流動する。このことはひいては散布装置と吸込装置との間で舞いあがったパウダーの一部が、吸込装置の後縁部にある1つまたは複数の吸引開口部に誘導されることを惹起し、そこでパウダーを吸い込むことができる。それに対して散布装置と印刷機の間では清浄空気が渦の下面で散布装置の方向へ戻るように流動し、それによって舞いあがったパウダーは印刷済み枚葉紙のすぐ上側で排紙装置の自由端の方向へ押されることになる。驚くべきことに、それによって枚葉紙の両面へのより均等な散布を達成することができたのである。
【0023】
図面の図1に概略的に描かれている2色刷り枚葉紙オフセット印刷機2では、枚葉紙が自動式の枚葉紙供給部4によって順次、印刷機2の給紙装置6に配置されている用紙パイル8から第1の印刷ユニット12の給紙胴10に引き渡され、次いで第1の印刷ユニット12および場合により第2の印刷ユニット14を通して搬送されて、枚葉紙の片面または両面に1色または2色の印刷が施される。
【0024】
第2の印刷ユニット14の圧胴16から、印刷機2の枚葉紙排紙装置22のチェーンコンベヤ20の排紙装置くわえづめ装置18が印刷済みの枚葉紙を引取り、枚葉紙排紙装置22のケーシング24を通して枚葉紙積重ねパイル26の上までこれを搬送し、次いでこの上で枚葉紙を上下に積み重ねる。チェーンコンベヤ20は基本的には、枚葉紙くわえづめとも呼ばれるくわえづめ装置18によって規則的な間隔で連結され、対向する側方のガイドレール28(図3)で案内されている2本の平行なチェーン(図示せず)で構成されている。チェーンコンベヤ20は枚葉紙を搬送する下側の搬送車間部(前進走行する装置)30を有しており、この搬送車間部は排紙ドラム32の両チェーンホイール31から始まって斜め上方に向かって運動し、次いで水平状態に方向転換してから、枚葉紙排紙装置22の自由端にある2つの駆動チェーンホイール34まで達している。チェーンコンベヤの上側の緩み車間部(後退走行する装置)36はチェーンホイール34から始まって水平方向に印刷機2の方向に運動してから、斜め下方に向かって方向転換して排紙ドラム32まで連れ戻される。
【0025】
枚葉紙くわえづめ18に引き渡された後、それぞれの枚葉紙は無接触で搬送車間部30の運動方向で枚葉紙案内板38を通って側方に位置調節可能な弓型案内ファン40のそばを非接触に通過し、その下方に配置されている枚葉紙ブレーキ42の上を通され、次いで枚葉紙排紙装置22のケーシング24の水平方向の部分区間の下面にある枚葉紙出口44に到達する。ここでくわえづめ18の側から枚葉紙ブレーキ42に引き渡されて制動をかけられた枚葉紙は、出口44の上に配置されている複数の排紙装置送風機46によって下方に向かって枚葉紙積重ねパイル26の上に吹きつけられる。枚葉紙積重ねパイルは、枚葉紙供給部の速度と同期してパイル26を降下させる昇降機構48の上に置かれている。
【0026】
チェーンコンベヤ20の傾斜した部分区間の上側端部の付近で搬送車間部30が水平状態に方向転換する直前のところで、搬送車間部の上側にパウダー装置50が搬送車間部30と緩み車間部36の間の中間スペースに配置されている。パウダー装置52は、搬送車間部30の枚葉紙くわえづめ18で保持された印刷で湿っている枚葉紙の上面に微粉状の澱粉パウダーを散布して、引き続いて上下に積み重ねられたときに枚葉紙がくっつく(付着する)のを防止する。パウダー装置50は基本的には、チェーンコンベヤ20の運動方向に対して横向きに中間スペース52を通って延び、下面に複数のパウダー出口スリットを有しているパイプ54で構成されている。澱粉パウダーはパイプ54と結合されている送風機(図示せず)によって供給され、このときの調量は印刷される面の大きさとインキ濃度に依存している。ただしこの場合、印刷された枚葉紙だけでなくチェーンコンベヤ20のチェーンや枚葉紙くわえづめ18もパウダーを散布される。
【0027】
チェーンコンベヤ20で運ばれる枚葉紙は、搬送車間部30の運動方向に見てパウダー装置50の直後に傾斜状態から水平状態へ方向転換する。このとき、すでに冒頭で述べたホイップ効果またはフラッグ効果が働き、すなわち枚葉紙1の後側の縁部が上下に揺れたりはためいたりする。このことがひいては、パウダー装置50から出されるパウダーが外に出た直後に激しく舞い上がることにつながる。こうして舞い上がったパウダーはチェーンコンベヤ20の吸引作用に捉えられ、吸引作用で引き起こされるチェーンコンベヤ20の運動方向に進む空気流によって運ばれていく。
【0028】
舞い上がったパウダーが枚葉紙排紙装置22のケーシング24の内部で、特に緩み車間部36の運動経路に沿って印刷機2の方向に拡散するのを防ぎ、ケーシング24の開口部から出るパウダー量を減らし、パウダーを散布されたチェーンコンベヤ20のチェーンや枚葉紙くわえづめ18を洗浄するために、搬送車間部30の運動方向に見てパウダー装置50の後方には、上方から緩み車間部36を貫通して清浄空気で負荷可能な組み合わされた吸込・空気偏向槽56が、搬送車間部30と緩み車間部36の間の中間スペース52に配置されている。パウダー負荷されていない清浄空気の供給は、パウダー吸込・空気偏向槽56の上側でノズル箱58の領域で閉じられているケーシング24の上側壁に挿入されていて清浄空気を下方に向けて吹き出し、それにより印刷機の方向に進むパウダー負荷空気流を中断して、この空気で運ばれるパウダーが印刷機の方向に運ばれるのを防ぐノズル箱58によって行われる。
【0029】
パウダー吸込・空気偏向槽56とノズル箱58は搬送車間部30が水平状態に方向転換する部位の後方に配置されており、これらは図1と図2に示す実施例では搬送車間部30の運動方向で見て枚葉紙出口44およびその上に取り付けられた排紙装置送風機46の手前に配置されているが、それに対して短縮化された枚葉紙排紙装置22を備える図3に示す実施例ではこれらのすぐ上に設けられている。
【0030】
いずれの場合でも吸込・空気偏向槽56は、緩み車間部36と搬送車間部36の間の中間スペース52に配置されて横向きに延びる昇降機構48の駆動軸60によって支持されている。
【0031】
図3,4および5にもっともよく描かれているように、吸込・空気偏向槽56は基本的には薄壁の平坦なケーシング62で構成されている。このケーシング62は、緩み車間部36側方の案内部の下側で枚葉紙排紙装置22のケーシング24の内のり幅全体にわたって延びており、搬送車間部に沿って進む流動経路とその上に配置された緩み車間部36の運動経路との間の連続的な隔壁を形成している。この隔壁はその延び全体にわたって上方から下方へ、またその逆方向に空気が通り抜けるのを妨げる。
【0032】
ケーシング62は、チェーンコンベヤ20の運動方向で複数回にわたり折曲された上側のケーシング壁64を有しているので、間に配置された隆起部68によって互いに分離された2つの浅い窪み66が形成されている。上側のケーシング壁64はさらに、互いに間隔をおいて配置された吸引スリット70の列を備えている。互いに隣接する吸引スリット70の中央の列はそれぞれ窪み66のもっとも低い位置に設けられているのに対し、外側の列はケーシング62のそれぞれ対向する外側縁のすぐ近くに配置されている。それぞれのスリット列はケーシング62の内部に配置された吸引通路72によって、外側縁に配置されているそれぞれ1つの吸引接続パイプ74と接続されている。吸引接続パイプ74はそれぞれ吸い込まれる空気量と生成される負圧とを制御するための方向・圧力制御弁を介して吸引ファンと接続されており、この吸引ファンの前には、遠心機と細目フィルタ(図示せず)を備えた塵分離機が配置されている。吸引スリット70の列のうち、パウダー装置50の側の外側縁にあるスリット70がもっとも強く負圧を負荷される。
【0033】
上側のケーシング64の上面にはさらにケーシング62の内のり幅全体にわたって延びる洗浄ブラシ76が取り付けられており、この場合、上方を向いていて緩み車間部36の運動方向にやや折り曲げられている洗浄ブラシの毛78は緩み車間部36の運動経路まで延びている。洗浄ブラシ76は、ケーシング62を越えて進んでいくチェーンコンベヤ20の緩み車間部36が最初に上を通過する窪み66に設けられている。
【0034】
ケーシング62はさらに、両方の窪み60の間かつ上側のケーシング壁64の隆起部68の下側で上方に向かって窪んでいる逆U字型の断面をもつ湾入部82を備えた、下側のケーシング壁80を有している。この湾入部82の領域でケーシング壁80は、緩み車間部36と搬送車間部30の間に配置され、上面がケーシング62を支持している横向きに延びる駆動軸60を包囲している。低速で回転する駆動軸60と下側のケーシング壁80との摩擦を少なくするため、下側のケーシング壁は湾入部82の領域にテフロンコーティングを備えている。
【0035】
すなわち吸込・空気偏向槽56は駆動軸60に支持されているので、その姿勢を保つためには、チェーンコンベヤ20の対向する側壁に少数の取付ねじで取り付けるだけですむ。
【0036】
図5から図7にもっともよく示されているように、空気供給装置としての役目をするノズル箱58は、緩み車間部36の方を向いていて多数の空気出口ノズル86がある平坦な下面を備えている浅い金属ケーシングで構成されており、この空気出口ノズルによって、ノズル箱58の下側を通過するチェーンコンベヤ20の枚葉紙くわえづめ18に空気を吹きつけることができる。この空気出口ノズル86は平行な列に配置されており、そのうち中央の列は、吸込・空気偏向槽56の上面にある隆起部68のちょうど上に位置している。
【0037】
平坦な下面に隣接している、ノズル箱58の狭いほうの下側部分の縁部88は斜めに傾斜しているとともにその細い端面に、チェーンコンベヤ20のチェーンへ吹きつける役目をするそれぞれ1列のノズル開口部90を備えている。ノズル箱58の広いほうの上側部分は周囲を延びる肩部を備えており、この肩部の細い端面はチェーン排紙装置の側壁の上に載っている。肩部の下面にはブラシ92が取り付けられており、その毛94は下方に向かって緩み車間部36の経路にまで延びている。ブラシ92はやはりチェーン排紙装置ないしケーシング24の内のり幅全体にわたって延びており、緩み車間部36の運動方向に見て吸込・空気偏向槽56のブラシ76の直後に配置されている。
【0038】
ノズル箱58ないしその周囲に配置されている閉じた上側のケーシング壁またはカバーと、緩み車間部36と搬送車間部30の間の中間スペースにある吸込・空気偏向槽56と、案内部28を支持する枚葉紙排紙装置22の両方の側壁とによって、ノズル箱58のの下方では、緩み車間部36の運動方向に対して横向きにブラシ76,92によって、およびノズル箱58から吸込・空気偏向槽56へと流れる空気カーテンによって完全に遮断された流動経路が制限されることになり、こうした流動経路の制限はパウダー負荷空気流が側方へ逸れるのを阻止する。
【0039】
ノズル箱58に1,5から3,5バールの圧力の圧縮空気を負荷することは、ノズル箱58の上面に設けられ、それぞれノズル列86の一部と連通する2つの空気供給接続パイプ96によって行われる。供給される空気量は、空気の一部だけを再び吸込・空気偏向槽56の吸引スリット70によって吸引することができるのに対して、それ以外の空気は吸込・空気偏向槽56の上面で印刷機の方向に偏向されるように設定される。
【0040】
印刷機2と枚葉紙排紙装置22が作動している間、この空気は1,5から2バールの比較的低い圧力で供給されるが、それに対して後続する枚葉紙排紙装置22の洗浄時には空気圧が3から3,5バールに上げられる。空気供給接続パイプ96に通じている空気供給配管(図示せず)にある距離調節弁は、周期的な空気供給を可能にし、ないしは両方の空気供給接続パイプ96の一方へ行うか両方いっぺんに行うかの選択的な空気供給、つまりノズル86の一方に行うかすべてのノズル86に行うかの選択的な空気供給を可能にする。
【0041】
ノズル箱58から下方に向けて噴射された空気はチェーンコンベヤ20の枚葉紙くわえづめ18とチェーンのそばを流れ、これらに清潔な清浄空気を吹きつけて、このとき付着しているパウダー粒子が下方に向けて一緒に運ばれていくので、パウダー粒子が緩み車間部36によって再び印刷機2の方向に運ばれることがない。それと同時に下方に流れる空気流は、閉じたケーシング上面と、枚葉紙排紙装置22の側壁と、吸込・空気偏向槽56とにはさまれた枚葉紙排紙装置22のこの領域で下側に、ブラシ76,92を通り抜けたパウダー負荷空気が緩み車間部36に沿って印刷機2の方向に流れるのを防止する遮断部を形成する。
【0042】
供給された空気の一部は洗い落としたパウダー粒子とともに、吸込・空気偏向槽56の上面にある両方の中央のスリット列の吸引スリット70によって、およびこれに付属する吸引通路72によって吸い込まれ、後置されている塵分離機で清浄化されるのに対し、図1に示す枚葉紙排紙装置22では残りの空気は槽56の上面で緩み車間部36の運動方向に方向転換させられ、このとき、この空気はパウダー装置50の上側を通過して印刷機の方向に流れる。それにより、パウダー装置50に隣接する吸込・空気偏向槽56の外側縁と、緩み車間部36の下側にあるパウダー装置50の上面との間には清浄空気クッションが形成され(図1に矢印で示す)、この清浄空気クッションはパウダー装置50を越えてチェーン排紙装置の傾斜した部分区間にまで延び、舞い上がったパウダーがこの方向に拡散するのを防止する。
【0043】
パウダー装置50と印刷機2に間には、エアクッションの、搬送車間部30の方を向いている下面に恐らく搬送車間部30の空気吸引作用によって空気渦が生成され、この空気渦は印刷済み枚葉紙のすぐ上で清浄空気流を排紙装置22の自由端の方向に方向転換させるという結果を生むとともに、パウダー装置50から出たパウダーを搬送車間部30の付近で印刷機2から離反するように搬送車間部30の方向転換部の方向に押圧する。それにより、ここでも舞い上がったパウダーの拡散が確実に防止され、パウダーはパウダー装置の付近に保たれる。
【0044】
パウダー装置50と、吸込・空気偏向槽56の隣接する外側縁に配置された吸引スリット70との間には、そこで生成される負圧のために同じく清浄空気渦が発生し、この清浄空気渦の下面では空気が同様に逆方向に槽56へ戻るように前方へ流れ、舞い上がったパウダーの一部を一緒に運んでいくので、槽56の隣接する外側縁にある吸引スリット70によってパウダーを吸い込むことができる。
【0045】
緩み車間部36に沿って空気流が中断されることにより印刷機側ではブラシ76,92によって負圧が発生する場合があり、この負圧の強さはノズル箱58によって供給される空気量に依存している。こうした負圧によってパウダー負荷空気がパウダー散布装置から吸い込まれるのを防ぐため、図2に示す枚葉紙排紙装置22ではケーシング24の傾斜した区間の上側端部には、ケーシング24の上側の壁に換気格子95が配置されており、この換気格子を通して枚葉紙排紙装置22の周囲からパウダー負荷されていない空気をケーシング24の内部に吸い込むことができる。吸い込まれた空気のもっとも多くの部分は緩み車間部36の吸引作用により緩み車間部に沿って印刷機2の方向へと運ばれるのに対し、空気のこれより少ない部分は空気の転轍機として作用する空気吸込管75の後方で下方に向かって流れ、印刷機側ではパウダー装置50に沿って下方に流れる。ノズル箱58によって吹き込まれた空気のうち、吸込・空気偏向槽56の上面で方向転換させられた部分はパウダー装置50の印刷機2と反対を向いた側で下方に流れ、このとき両方の空気流は同様に、パウダーをパウダー装置50から下方へ通過中の枚葉紙の表面に運び、パウダーの舞い上がりや拡散を防止するのに貢献する。
【0046】
吸込・空気偏向槽56の上に配置された空気を吹き込むためのノズル箱58と、その後方に間隔をおいて配置された空気流入開口部95との代わりに、吸込・空気偏向槽56の上側に配置された空気流入開口部(図示せず)を設けることもできる。緩み車間部36の下面での空気吸引により、この開口部を通ってパウダー負荷されていない空気が枚葉紙排紙装置22の周囲からケーシング24の内部に吸い込まれ、次いでこの空気は緩み車間部36の運動経路を通過して垂直方向に流れることになる。
【0047】
さらに追加的にブラシ76,92の手前で空気を吸い込むこともでき、それによって当該地点で発生する負圧により、ブラシ76,92の後方に供給された空気の少ない部分が前方に向かってブラシ76,92を通って吸い込まれる。さらにはブラシ76,92を省略し、緩み車間部36に沿って進む空気流を空気の供給および/または吸込だけによって中断することもできる。
【0048】
上述した方策によって特に、舞い上がったパウダーがチェーンコンベヤ20の吸引作用によって引きさらわれて、チェーンコンベヤの緩み車間部36の上と下で生成される空気流によって枚葉紙排紙装置22のケーシング24の内部で印刷機2の方向に運ばれることが防止される。パウダーの拡散は実質的にパウダー装置50の下部の領域と、その下を通過する印刷済み枚葉紙の上部の領域とに制限され、それによって一方ではパウダー消費量を著しく削減できるとともに、他方では周囲空気でもケーシング内部でも塵負荷が大幅に少なくなる。さらにパウダーが前記領域に制限されているので、枚葉紙が両面に印刷されている場合、表面と裏面への均等な散布状態を改善することができる。
【0049】
さらに、パウダー装置50の印刷機2の方を向いた側における搬送車間部30と緩み車間部36の間の清浄空気クッションは、この領域への継続的な清浄空気供給によって印刷インキの酸化による乾燥を促進する。
【0050】
そのうえ、空気を吹きかけることによってチェーンコンベヤ20のチェーンとガイドレール28が清潔かつ油脂で飽和した状態に保たれるので、パウダーに起因する磨耗を防ぐことができる。
【0051】
両方のブラシ76および92を利用することで、チェーンまたは枚葉紙くわえづめ18に強固に付着しているパウダー粒子やパウダー塊が掻き取られ、次いでこれを下方に向けて吸込・空気偏向槽56の窪み66に落し、中央の両方のスリット列の両方の吸引スリット70から吸い込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による枚葉紙オフセットの概略的な一部破断側面図である。
【図2】 図1に対して若干改変された枚葉紙排紙装置を示す一部破断拡大側面図である。
【図3】 ケーシングが取り外されていて空気供給装置のない、若干短かくされた本発明の枚葉紙排紙装置を示す斜視図である。
【図4】 上に図2と図3で示した組み合わされた吸込・空気偏向槽を上から見た平面図である。
【図5】 図4のV−V線に沿った吸込・空気偏向槽の断面図である。
【図6】 吸込・空気偏向槽の上に配置されたノズル箱を示す底面図である。
【図7】 図6のノズル箱の長手側面を示す図である。
【図8】 図6のノズル箱の端面を示す図である。
Claims (33)
- 印刷機で印刷された枚葉紙を枚葉紙搬送装置によって枚葉紙排紙装置を通過して枚葉紙積重ねパイルの上に搬送し、その際にパウダーを散布し、余剰パウダーの、制御されない拡散を防止する方法において、
前記枚葉紙排紙装置(22)のケーシング(24)の中で前記枚葉紙搬送装置(20)の緩み車間部(36)であって、前記枚葉紙搬送装置を構成するチェーンコンベヤ(20)のチェーンの、駆動チェーンホイール(34)から始まって前記印刷機の方向に運動する上側の部分である緩み車間部(36)に沿って印刷機(2)の方向に進むパウダー負荷空気流の、一緒に運ばれているパウダーが前記印刷機(2)の方向へ運ばれるのを防止するために、前記枚葉紙排紙装置(22)の自由端と該印刷機(2)の間の少なくとも1つの中断箇所で、パウダー負荷されていない空気が、前記緩み車間部をその運動方向に対して横向きに通って流れるように前記ケーシング内に供給され、
前記ケーシング(24)の上側の壁部と、前記ケーシングの側壁(24)と、前記緩み車間部(36)の下側、かつ前記チェーンコンベヤ(20)のチェーンの、前記枚葉紙を搬送する下側の部分である搬送車間部(30)の上側に配置されて前記ケーシングの内のり幅全体にわたって延びている隔壁として作用する装置(56)とにはさまれた流動経路が、前記印刷機の方へパウダー負荷空気が通り過ぎるのを防ぐために遮断される、
ことを特徴とする、印刷機において制御されないパウダー拡散を防止する方法。 - 前記空気流が前記枚葉紙排紙装置(22)の上側の水平方向の部分区間で中断される、請求項1記載の方法。
- 前記空気流が、前記枚葉紙積重ねパイル(26)のための昇降機構(48)の駆動軸(60)の上側で中断されることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
- 前記空気が上方から前記ケーシング内に供給されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記空気が、前記緩み車間部(36)の運動方向に見て、流動経路を少なくとも部分的に遮断するブラシ構造部(76,92)の後側に供給されることを特徴とする、請求項1または4記載の方法。
- 前記の供給される空気の少なくとも一部が前記印刷機(2)の方向に方向転換させられることを特徴とする、請求項1、4、5のいずれか1項記載の方法。
- 前記の方向転換させられた空気の少なくとも一部が、枚葉紙にパウダーを散布する散布装置(50)の上を通過して前記印刷機(2)の方向に誘導されることを特徴とする、請求項6記載の方法。
- 前記空気流を中断するために中断箇所の領域でパウダー負荷空気が吸い込まれることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
- 前記ケーシング内に供給される空気の少なくとも一部が前記緩み車間部を通り抜けた後に吸い込まれることを特徴とする、請求項8記載の方法。
- 空気が、前記ケーシング内に空気が供給される箇所に向かい合って吸い込まれることを特徴とする、請求項9記載の方法。
- パウダー負荷空気が、流動経路を少なくとも部分的に遮断するブラシ構造部(76,92)の周囲で吸い込まれることを特徴とする、請求項8から10までのいずれか1項記載の方法。
- 中断箇所の領域で、および/または前記緩み車間部(36)の運動方向に見てその後側で、空気が少なくとも1つの空気穴(95)を通して外部から前記ケーシング(24)内に吸い込まれることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
- 前記空気流が、流動経路を遮断するブラシ構造部(76,92)によって中断される、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
- 印刷された枚葉紙を枚葉紙積重ねパイルの上に搬送する枚葉紙搬送装置と印刷された枚葉紙にパウダーを散布する散布装置とを取り囲む枚葉紙印刷機の枚葉紙排紙装置のケーシングの内部での、パウダーの制御されない拡散を防止する装置において、
前記枚葉紙搬送装置(20)の緩み車間部(36)であって、前記枚葉紙搬送装置を構成するチェーンコンベヤ(20)のチェーンの、駆動チェーンホイール(34)から始まって前記印刷機の方向に運動する上側の部分である緩み車間部(36)に沿って印刷機(2)の方向へ進むパウダー負荷空気流を中断する装置(58)を備えており、該装置は前記枚葉紙排紙装置(22)の自由端と印刷機(2)との間の少なくとも1つの中断箇所に取付可能または取り付けられて、パウダー負荷されていない空気を、該空気が前記緩み車間部(36)をその運動方向に対して横向きに通って流れるように、前記ケーシング(24)内に供給する少なくとも1つの空気供給装置(58)を有し、
装置(56,76,92)が機械的手段によって前記ケーシング(24)の上側の壁部またはカバーと、前記ケーシング(24)の側壁と、前記緩み車間部(36)の下側、かつ前記チェーンコンベヤ(20)のチェーンの、前記枚葉紙を搬送する下側の部分である搬送車間部(30)の上側に配置されて前記ケーシングの内のり幅全体にわたって延びている隔壁として作用する装置(56)とにはさまれた流動経路を遮断して、該印刷機(2)の方へパウダー負荷空気が通り過ぎるのを防ぐ
ことを特徴とする、制御されないパウダー拡散を防止する装置。 - 前記装置(56,76,92)が、前記中断箇所の領域でパウダー負荷空気を吸い込む少なくとも1つの吸込装置(56)を有していることを特徴とする、請求項14記載の装置。
- 前記吸込装置(56)が前記空気供給装置(58)に対向して配置されているとともに、前記空気供給装置(58)によって前記ケーシング内に供給される空気の少なくとも一部をこれが前記緩み車間部(36)を通り抜けた後に吸い込むことを特徴とする、請求項15記載の装置。
- 前記吸込装置(56)と前記空気供給装置(58)が上下に配置されていることを特徴とする、請求項16記載の装置。
- 前記吸込装置(56)が前記緩み車間部(36)の下方に配置されているとともに、前記緩み車間部(36)の方を向いている上面に少なくとも1つの吸引開口部(70)を有していることを特徴とする、請求項15から17までのいずれか1項記載の装置。
- 前記空気供給装置(58)が前記緩み車間部(36)の進行方向に見て、流動経路を少なくとも部分的に遮断するブラシ構造部(76,92)の後側に配置されていることを特徴とする、請求項14から18までのいずれか1項記載の装置。
- 前記吸込装置(56)が、流動経路を少なくとも部分的に遮断するブラシ構造部(76,92)の周囲に配置されていることを特徴とする、請求項15から19までのいずれか1項記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)が、流動経路を遮断する前記ブラシ構造部(76,92)を有していることを特徴とする、請求項14から20までのいずれか1項記載の装置。
- 前記ブラシ構造部が少なくとも2つのブラシ(76,92)を有しており、その毛(78,94)は前記緩み車間部(36)の運動経路に重なり合っており、もしくは接触していることを特徴とする、請求項19から21までのいずれか1項記載の装置。
- 前記中断箇所の領域に、および/または前記緩み車間部(36)の運動方向に見てその後方に、前記ケーシング(24)の内部へのパウダー負荷されていない空気の吸引を可能にする少なくとも1つの空気穴(95)が配置されていることを特徴とする、請求項14から22までのいずれか1項記載の装置。
- 前記空気穴(95)が、前記緩み車間部(36)の上方で前記ケーシング(24)の上面に配置されていることを特徴とする、請求項23記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)の少なくとも一部が、前記枚葉紙搬送装置(20)の前記搬送車間部(30)の運動方向に見て前記散布装置(50)の後方に取付可能であり、もしくは取り付けられていることを特徴とする、請求項14から24までのいずれか1項記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)の少なくとも一部が前記枚葉紙排紙装置(22)の上側の水平方向の部分区間に取付可能であり、もしくは取り付けられていることを特徴とする、請求項14から24までのいずれか1項記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)の少なくとも一部が、印刷された枚葉紙を下方に向けて枚葉紙積重ねパイル(26)の上に吹きつける送風機ノズル装置または空気ノズル装置(46)の上方に取付可能であり、もしくは取り付けられていることを特徴とする、請求項14から26までのいずれか1項記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)の少なくとも一部が前記搬送車間部(30)の運動方向に見て、前記搬送車間部(30)が水平状態に方向転換している部位の後方に取付可能であり、もしくは取り付けられていることを特徴とする、請求項14から27までのいずれか1項記載の装置。
- 前記装置(76,92,58,56)の少なくとも一部が、前記中間スペース(52)を貫通する、枚葉紙積重ねパイル(26)のための昇降機構(48)の駆動軸(60)の上方ないし手前と後方に取付可能であり、もしくは取り付けられていることを特徴とする、請求項14から28までのいずれか1項記載の装置。
- 供給される空気の少なくとも一部を印刷機(2)の方向に誘導する、前記緩み車間部(36)の下方に取付可能もしくは取り付けられている偏向装置(56)を備えていることを特徴とする、請求項14から29までのいずれか1項記載の装置。
- ケーシングの内部に配置され、印刷された枚葉紙を枚葉紙積重ねパイルに搬送する搬送装置と、印刷された枚葉紙にパウダーを散布する散布装置とを備えている、枚葉紙印刷機のための枚葉紙排紙装置において、請求項14から30までのいずれか1項記載の装置を備えていることを特徴とする枚葉紙排紙装置。
- 枚葉紙印刷機において、請求項31記載の枚葉紙排紙装置を備えていることを特徴とする枚葉紙印刷機。
- 供給される空気および/または吸い込まれた空気を清浄化する装置を備えている、請求項32記載の枚葉紙印刷機。
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