JP4433511B2 - 排水栓装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽に付設される排水栓の開閉を少なくとも電動で行う排水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動式の排水栓装置は、ユーザーによるスイッチ操作に基づいて排水栓を開閉するように構成されている。
【0003】
ところで、浴槽に対して湯水を供給する給湯器付き風呂釜などのような給湯装置では、給湯指令を受けると、浴槽の排水栓の開閉状態に関係なく、給湯動作を開始するようになっている。
【0004】
このような給湯装置に対して、例えば排水栓が開いていると、給湯しても湯水が垂れ流し状態になるので、いつまでたっても浴槽に湯水を貯溜することができないなど、給湯が無駄になってしまう。
【0005】
そこで、本願出願人は、給湯装置について給湯指令を受けたときに、排水栓が閉じているか否かを調べ、排水栓が開いている場合に、給湯動作を中止させるように構成することを考えた。しかし、このような対処では、給湯が無駄になることをユーザーに報知して、ユーザーにより排水栓装置をスイッチ操作して排水栓を閉じさせる必要があるなど、不十分であると言える。
【0006】
これに対して、本願出願人は、排水栓を電動で開閉する排水栓装置を使用するとともに、給湯装置について、給湯指令を受けたときに、まず、排水栓が開いているか否かを調べ、開いていると認識した場合に、給湯動作を中止せずに、排水栓装置の排水栓を閉じさせるように制御してから、給湯動作を行わせるようにする機能を持たせることを考えた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、給湯装置の側で排水栓装置を開閉制御させるには、給湯装置の制御部に対して上述したような機能を可能とするアプリケーションプログラムを付加させる必要があるとともに、給湯装置と排水栓装置とに対して信号送受用の配線ならびにインタフェースを付加させる必要があり、両者ともに価格が高くつくことが指摘される。
【0008】
このような事情に鑑み、本発明では、排水栓装置において、自身や給湯装置に過剰な構成を付加することなく、浴槽への給湯時に湯水が垂れ流し排水されてしまう無駄を回避することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる排水栓装置は、浴槽に付設される排水栓と、この排水栓を開閉する状態可変要素と、状態可変要素を動かす駆動要素と、排水栓開閉指令の入力に応答して駆動要素を電気的に制御する制御要素と、給湯装置による浴槽への給湯行為を認識する認識要素とを有し、前記制御要素は、前記認識要素で給湯行為を認識したときに、前記排水栓が開いていればそれを閉じるよう前記駆動要素を制御する自動閉栓処理を行い、前記認識要素は、浴槽の給湯経路に設置されて湯水通過を検知するセンサを含む。
また、請求項2の発明にかかる排水栓装置は、浴槽に付設される排水栓と、この排水栓を開閉する状態可変要素と、状態可変要素を動かす駆動要素と、排水栓開閉指令の入力に応答して駆動要素を電気的に制御する制御要素と、給湯装置による浴槽への給湯行為を認識する認識要素とを有し、前記制御要素は、前記認識要素で給湯行為を認識したときに、前記排水栓が開いていればそれを閉じるよう前記駆動要素を制御する自動閉栓処理を行い、前記認識要素は、浴槽の排水経路に設置されて湯水通過を検知する第1センサと、排水栓の開閉状態を検知する第2センサと、前記第2センサから開状態検知信号が入力されたときにその入力時点からの経過時間を計測する計時手段と、計時手段で計測した経過時間が所要時間を越えてから前記第1センサから検知信号が入力されたときのみ制御要素に対して給湯行為の認識を通知する対処手段とを含む。
【0011】
請求項3の発明にかかる排水栓装置は、上記請求項1または2の状態可変要素を、前記駆動要素により回転駆動される回転軸と、回転軸に固定されるカムと、カムの回転動作に連動して変位させられる可動体と、可動体の変位動作に連動して排水栓を開状態または閉状態にさせる動力伝達部材とを含むものとしている。
【0012】
請求項4の発明にかかる排水栓装置は、上記請求項1ないし3のいずれかの排水栓装置において、前記状態可変要素を動かす手動操作ボタンを有するものである。
【0016】
以上、要するに、本発明の排水栓装置では、電動式の構成とし、給湯装置と無関係に、浴槽への給湯行為を認識したときに、排水栓を自動的に閉じる自動閉栓処理を行うようにしている。これにより、従来例で説明したように給湯装置に余分な制御機能を付加したり、給湯装置と排水栓装置とに信号送受用の配線やインタフェースを付加したりせずに済んで、しかも、給湯の無駄を無くせる。
【0018】
また、請求項1の発明では、給湯行為を認識するために、給湯行為により起こる現象つまり給湯経路での湯水通過の有無を検知するようにしているから、認識要素の構成を簡素にできるようになる。
【0019】
また、請求項2の発明では、給湯行為を認識するために、給湯行為により起こりうる現象つまり浴槽からの排水の有無を検知するようにしたうえで、排水が、浴槽内の貯溜湯水を捨てることにより生じているのか、あるいは、給湯湯水の垂れ流しにより生じているのかを正確に識別できるようにしている。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3に本発明の一実施形態を示している。図1は、排水栓装置を使用した浴槽システムの構成図、図2は、排水栓装置の概略構成を示すブロック図、図3は、排水栓装置の各部の構造を示す断面図である。
【0021】
図1において、1は浴室、2は浴槽、3は給湯装置、4は給湯用リモコン、5は電源装置、6は排水栓装置である。
【0022】
給湯装置3は、浴室1の外部所要場所に設置されて、浴槽2の側壁から給湯管7を介して所要温度の湯水を供給するものである。ここでの給湯装置3は、一般的に周知の給湯器付き風呂釜などとするので、その詳細説明を省略する。
【0023】
給湯用リモコン4は、図示しないが、少なくとも給湯開始スイッチ、給湯停止スイッチ、温度調節スイッチなどを有しており、浴室1内の側壁パネル内面に設置されている。
【0024】
電源装置5は、上記給湯装置3、給湯用リモコン4ならびに下記排水栓装置6に対して個別に駆動電源を供給するものであり、浴室1の天井パネル外面に搭載されている。
【0025】
排水栓装置6は、浴槽2内に給湯装置3から供給される湯水を貯溜する場合や、浴槽2内の貯溜湯水を外部に排水する場合など必要に応じて、浴槽2の底面に接続される排水管8の開口を開閉するためのものである。
【0026】
この実施形態での排水栓装置6は、例えば本願出願人が既に特許出願した特開平10−212747号公報に示す排水栓装置と同じであるので、必要最小限の説明にとどめる。
【0027】
すなわち、排水栓装置6は、図2および図3に示すように、排水栓10と、状態可変機構20と、制御部30とを備え、排水栓10の開閉を電動および手動により選択的に行える構成になっている。
【0028】
排水栓10は、浴槽2に接続される排水管8の開口に付設されており、弁座11と、弁体12と、支持軸13と、スラストロック機構14とを有している。弁座11は、排水管8の浴槽2側開口端に取り付けられている。弁体12は、弁座11に対して接離可能に設けられている。支持軸13は、弁体12の中心に固定されている。スラストロック機構14は、支持軸13の下端に付設されていて、弁体12を開状態および閉状態に保持する機能を有している。
【0029】
状態可変機構20は、排水栓10を開閉させるものであり、円筒形のケース21と、手動操作ボタン22と、可動体としての支持筒23と、コイルバネ24と、円板状のカム25と、動力伝達部材としてのワイヤ26と、駆動要素としてのステッピングモータ27とを有している。前述のケース21は、浴槽2の上部フランジ2aに吊り下げ状態で取り付けられている。手動操作ボタン22は、ケース21の上部開口に上下変位可能に嵌入されており、その下面の中心には、操作軸28が取り付けられている。支持筒23は、手動操作ボタン22の上下変位動作に連動して上下変位させられるものである。コイルバネ24は、支持筒23を常時上向きに弾発付勢するものである。カム25は、ケース21に対して回動可能に支持される回転軸29に対して偏心された状態で固定されており、回転軸29と一体的に回動して前記支持筒23を下降変位させるものである。ワイヤ26は、長手方向に剛性を有する線状体からなり、ケース21の下端と排水栓10のスラストロック機構14との間に架設されていて、支持筒23の上下変位動作に連動して排水栓10の支持軸13を上下変位させるものである。ステッピングモータ27は、回転軸29を回動させるものである。
【0030】
制御部30は、マイクロコンピュータからなり、上記状態可変機構20のステッピングモータ27の動作を制御するものである。
【0031】
ところで、上記状態可変機構20には、排水栓10の開閉状態を検知するために利用されるセンサ40が設けられている。このセンサ40は、近接スイッチ41と磁石42とからなる。近接スイッチ41はケース21に、また、磁石42は支持筒23にそれぞれ取り付けられている。動作としては、手動操作ボタン22が押し下げられるかあるいはカム25が回動させられることによって支持筒23が下降させられたときに磁石42が近接スイッチ41に対して近接することになり、近接スイッチ41が制御部30に対して下降検知信号を出力するようになっている。そして、制御部30は、下降検知信号が入力されるごとに、排水栓10の開閉状態認識用のフラグを「0」→「1」あるいは「1」→「0」に変更し、「0」の場合には開状態、「1」の場合には閉状態であると認識するようになっている。但し、制御部30は、排水栓装置6の設置時に前記フラグの初期値を「0」とするようになっている。したがって、排水栓装置6を設置した後で、下降検知信号が入力されると、排水栓10が閉状態になったと認識し、続いて下降検知信号が入力されると、排水栓10が開状態になったと認識することになる。
【0032】
次に、上述した排水栓装置6の動作について説明する。
【0033】
すなわち、排水栓10の弁体12が開いている状態で、手動操作ボタン22を押し下げると、支持筒23が下降させられてワイヤ26がケース21の外部へ所要量突出することになり、このワイヤ26によって排水栓10のスラストロック機構14がロック解除状態になるので、弁体12の支持軸13が下降させられることになり、弁体12が弁座11に当接して排水管8を閉塞する。
【0034】
このように弁体12を閉じた状態で、手動操作ボタン22が押し下げられると、支持筒23が下降させられてワイヤ26がケース21の外部へ所要量突出することになり、このワイヤ26によって排水栓10のスラストロック機構14がロック状態になるので、弁体12の支持軸13が上昇させられることになり、弁体12が弁座11から離れて排水管8を開放する。
【0035】
なお、図示省略の電動操作スイッチがオン操作されると、このオン信号が制御部30に入力され、制御部30がステッピングモータ27を駆動することにより回転軸29およびカム25を偏心回転させるので、それにより支持筒23が下降されることになり、上記と同様に弁体12が下降されて排水管8を閉塞する。また、前述の電動操作スイッチがオフ操作されると、同様に、ステッピングモータ27により、弁体12が上昇されて排水管8を開放する。
【0036】
この実施形態では、上述した排水栓装置6について、給湯装置3から浴槽2への給湯行為を認識したときに自動的にステッピングモータ27を駆動して排水栓10を閉じる自動閉栓処理を行うようにしていることに特徴がある。
【0037】
具体的に、制御部30の内部メモリに、自動閉栓処理を実行するアプリケーションプログラムを書き込んでいる。
【0038】
また、この制御部30で給湯行為を認識できるようにするために、給湯管7内の湯水通過を検知するとともに検知信号を制御部30に対して出力するセンサ50を利用している。このセンサ50としては、例えば単位時間当たりの通過水量を検知する羽根車式水量センサやサーミスタ式水量センサの他、通過水圧を検知する水流スイッチや水圧センサなどが用いられる。
【0039】
次に、上記制御部30の自動閉栓処理について詳しく説明する。
【0040】
すなわち、給湯装置3による給湯が行われると、給湯検知用のセンサ50がこれを検知して検知信号を制御部30に入力する。
【0041】
これにより、制御部30は、まず、排水栓10が閉じているか否かを判定する。この判定は、制御部30の内部メモリに記憶してある上述した開閉状態認識用のフラグが「1」であるか否かを調べることにより行われる。
【0042】
ここで、排水栓10が開いていると判定すると、ステッピングモータ27を駆動して排水栓10を閉じさせる。これにより、浴槽2内に給湯装置3から供給される湯水が貯溜されることになる。
【0043】
一方、排水栓10が閉じていると判定すると、ステッピングモータ27を駆動せずに、排水栓10を現状のまま維持する。
【0044】
以上説明したように、排水栓装置6の排水栓10が開いている状況で給湯装置3から浴槽2に給湯を行わせるようにしても、排水栓装置6が排水栓10を自動的に閉じるようにしているから、給湯装置3から供給される湯水を浴槽2に対して貯溜させることができるようになる。したがって、ユーザーは、浴槽2への給湯を行うにあたって、排水栓10が閉じていることを目視確認する必要がなく、使い勝手がよくなることになる。
【0045】
しかも、上述した排水栓装置6は、給湯装置3との間の信号送受なしに独立して排水栓10の自動閉栓処理を行うから、従来のように給湯装置3に特殊なアプリケーションプログラムを付加したり、あるいは排水栓装置6と給湯装置3との両方に信号送受用の配線、インタフェースを付加したりする必要が一切無くなるので、無駄を省けるとともに、給湯装置3の機種や仕様とは無関係に、浴槽2に対して単独で設置できるようになり、実用性において使い勝手が良好となる。
【0046】
なお、本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0047】
(1) 上記実施形態において、給湯装置3について浴槽2から浴槽水を取り出して加熱する追焚機能を有するものであってもよい。その場合、図4に示すように、給湯装置3と浴槽2とは上記給湯管7に対応する循環戻り管9Aおよび循環取り出し管9Bを介して連結される。この場合、給湯検知用のセンサ50の設置について、上記給湯管7に対応する循環戻り管9Aに設置すればよい。但し、給湯時に循環戻り管9Aと循環取り出し管9Bとの両方から湯水を供給させるようにしたものであれば、給湯検知用のセンサ50の設置はいずれでもよい。
【0048】
(2) 上記実施形態では、給湯検知用のセンサ50を、給湯装置3から浴槽2への給湯管7などの給湯経路に設置するようにしているが、図5に示すように、排水管8に対して設置してもよい。但し、その場合、排水管8の湯水通過について、浴槽2内の貯溜湯水を排水する場合と、空の浴槽2に対する給湯湯水が垂れ流し排水される場合とがあるために、それらを正確に識別する必要がある。そこで、排水栓装置6の制御部30について、前述した給湯検知用のセンサ50から出力された検知信号が入力されたときに、次のような形態で給湯行為の有無判定を行うようにするのが好ましい。つまり、制御部30では、排水栓10を開いたとき、その時点からの時間経過を内部タイマにより計測し、この計測時間が予め定めた所要時間(5〜10分)を経過するまでの期間において給湯検知用のセンサ50から入力される検知信号を無視し、所要時間が経過した後で、給湯検知用のセンサ50から検知信号が入力されたときに、排水栓10を閉じるようにする。このようにすれば、排水栓10の閉塞要否判定を正確に行うことができるようになる。
【0049】
(3) 上記実施形態では、電動兼手動式の排水栓装置6を用いているが、それについては、電動式の排水栓装置を用いることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1ないし4の発明の排水栓装置では、排水栓が開いている状況で給湯装置から浴槽へ給湯を行わせるようにしても、給湯装置とは無関係に独立して排水栓を自動的に閉じるようにしているから、給湯装置から供給される湯水を浴槽に対して貯溜させることができるようになる。したがって、ユーザーは、浴槽への給湯を行うにあたって、排水栓が閉じていることを目視確認する必要がなく、使い勝手がよくなることになる。
【0051】
しかも、このような排水栓装置では、給湯装置との間の信号送受なしに自動閉栓処理を独立して行うようにしているから、従来のように給湯装置に特殊なアプリケーションプログラムを付加したり、あるいは排水栓装置と給湯装置との両方に信号送受用の配線、インタフェースを付加したりする必要が一切無くなるので、無駄を省けるとともに、さらに給湯装置の機種や仕様に関係なく、単独で設置できるようになり、実用性において使い勝手が良好となる。
【0053】
また、請求項1の発明では、給湯行為を認識するために、給湯行為により起こる現象つまり給湯経路での湯水通過の有無を検知するようにしているから、認識要素の構成を簡素にできるようになる。
【0054】
また、請求項2の発明では、給湯行為を認識するために、給湯行為により起こりうる現象つまり浴槽からの排水の有無を検知するようにしたうえで、排水が、浴槽内の貯溜湯水を捨てることにより生じているのか、あるいは、給湯湯水の垂れ流しにより生じているのかを正確に見分けるようにしているから、自動閉栓処理において排水栓を間違って閉じることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る排水栓装置を使用した浴槽システムの構成図
【図2】図1中の排水栓装置の概略構成を示すブロック図
【図3】図1中の排水栓装置の各部の構造を示す断面図
【図4】図1の浴槽システムの変形例を示す構成図
【図5】図1の浴槽システムの変形例を示す構成図
【符号の説明】
2 浴槽
3 給湯装置
6 排水栓装置
7 給湯管
8 排水管
10 排水栓装置の排水栓
12 排水栓の弁体
13 弁体の支持軸
14 スラストロック機構
20 排水栓装置の状態可変機構
22 状態可変機構の手動操作ボタン
26 状態可変機構のワイヤ
27 状態可変機構のステッピングモータ
30 制御部
40 排水栓状態検知用のセンサ
50 給湯検知用のセンサ
Claims (4)
- 浴槽に付設される排水栓と、この排水栓を開閉する状態可変要素と、状態可変要素を動かす駆動要素と、排水栓開閉指令の入力に応答して駆動要素を電気的に制御する制御要素と、給湯装置による浴槽への給湯行為を認識する認識要素とを有し、
前記制御要素は、前記認識要素で給湯行為を認識したときに、前記排水栓が開いていればそれを閉じるよう前記駆動要素を制御する自動閉栓処理を行い、
前記認識要素は、浴槽の給湯経路に設置されて湯水通過を検知するセンサを含む、ことを特徴とする排水栓装置。 - 浴槽に付設される排水栓と、この排水栓を開閉する状態可変要素と、状態可変要素を動かす駆動要素と、排水栓開閉指令の入力に応答して駆動要素を電気的に制御する制御要素と、給湯装置による浴槽への給湯行為を認識する認識要素とを有し、
前記制御要素は、前記認識要素で給湯行為を認識したときに、前記排水栓が開いていればそれを閉じるよう前記駆動要素を制御する自動閉栓処理を行い、
前記認識要素は、浴槽の排水経路に設置されて湯水通過を検知する第1センサと、排水栓の開閉状態を検知する第2センサと、前記第2センサから開状態検知信号が入力されたときにその入力時点からの経過時間を計測する計時手段と、計時手段で計測した経過時間が所要時間を越えてから前記第1センサから検知信号が入力されたときのみ制御要素に対して給湯行為の認識を通知する対処手段とを含む、ことを特徴とする排水栓装置。 - 請求項1または2の排水栓装置において、
前記状態可変要素は、前記駆動要素により回転駆動される回転軸と、回転軸に固定されるカムと、カムの回転動作に連動して変位させられる可動体と、可動体の変位動作に連動して排水栓を開状態または閉状態にさせる動力伝達部材とを含む、ことを特徴とする排水栓装置。 - 請求項1ないし3のいずれかの排水栓装置において、
前記状態可変要素を動かす手動操作ボタンを有する、ことを特徴とする排水栓装置。
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