JPH0352473Y2 - - Google Patents

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JPH0352473Y2
JPH0352473Y2 JP4063786U JP4063786U JPH0352473Y2 JP H0352473 Y2 JPH0352473 Y2 JP H0352473Y2 JP 4063786 U JP4063786 U JP 4063786U JP 4063786 U JP4063786 U JP 4063786U JP H0352473 Y2 JPH0352473 Y2 JP H0352473Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出
装置に関する。
(従来の技術) 実開昭59−133919号公報 第3図に示すように、浴槽51に連通管52を
介して連通した給水槽53に、給湯機54から給
水管55を介して給水するように構成し、給水槽
53に、入浴に適したレベル(入浴時の通常貯水
量)にまで給水されたことを検出する水位検知器
(ボールタツプ)56を設け、そのレベルまでの
給水検出により、給水管55に設けた電磁弁57
を閉じて給水を自動停止する。
特開昭59−74453号公報 ボールタツプの代わりに、水圧センサを用いた
もの。
上記両従来例のいずれにおいても、閉栓忘れや
不十分な閉栓などによつて発生する水洩れを検知
する場合、一般に、ボールタツプ56や水圧セン
サ等による水位検知が設定時間以上経過しても行
なわれないときに水洩れと判断して給水を停止す
るようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、水洩れ判断時までの給水量が多くて
無駄である。殊に、給湯タイプの場合、燃費ある
いは電力消費量が大になつて不経済である。
即ち、例えば、通常時の貯水量が200の浴槽
に対し、通常の浴槽への給水時に給水量を10/
分から20/分まで調節可能な給水装置によつて
給水する場合で考察すれば、最小給水量(10/
分)の場合に確実に200の給水を行なうために、
設定時間として20分以上にする必要がある。その
結果、閉栓忘れの状態で、最大給水量(20/
分)で給水したとすると、水洩れを検知するまで
に、 20×20(分)=400 以上の水または湯を無駄に排出してまうこととな
る。
また、貯湯タイプ(電気温水器等)の場合、更
に、閉栓後に改めて給湯を行なつても、残量が少
なくなつていて、湯切れとなり、入浴できなくな
ることすらあつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、給水量の少ない段階で水洩れを検知
して、水洩れに起因する水や湯の無駄な使用を回
避して経済性を向上し、かつ、湯の場合には燃費
あるいは電力消費量の節減を図つて、経済性をよ
り一層向上できるようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出装
置は、このような目的を達成するために、 浴槽内に水または湯を供給する給水装置と、 浴槽内に入浴時の通常貯水量よりも少ない量の
水または湯が貯えられたことを検知して感知信号
を出力する貯水量センサと、 給水開始後設定時間経過するまでに、前記貯水
量センサから感知信号が出力されないときに、前
記給水装置の給水を自動的に停止する止水手段と
を備えて構成する。
(作用) 確実に閉栓されていると、給水開始後設定時間
が経過するまでに貯水量センサが感知信号を出力
し、その後、本来的な入浴時の通常貯水量の検知
により、給水装置の給水を停止して、入浴時に必
要な所定量の水または湯を得ることができる。
一方、閉栓忘れなどによつて水洩れを発生して
いると、給水開始後設定時間が経過しても貯水量
センサから感知信号が出力されず、それにより止
水手段が作動して給水装置の給水を停止し、水洩
れによる必要以上の水または湯の排出を回避でき
る。
(実施例) 以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。第1図は、本考案の実施例に係る
自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出装置を示す全
体概略縦断面図である。この図において、1は浴
槽であり、この浴槽1に排水管2が接続されると
ともに、横側壁1aの所定箇所にレベル検出用凹
部3が付設されている。
4は湯を供給する給水装置であり、給湯機5
と、その給湯機5に接続された給湯管6と、その
給湯管6に介装された電磁弁7とが備えられてい
る。
前記レベル検出用凹部3は、浴槽1の横側壁1
aの低位箇所に設けられ、その内部に、水位セン
サとしての正特性サーミスタ8(ポジスタ)が設
けられ、浴槽1内に入浴時の通常貯水量の30%の
湯が供給されたときに、水や湯等の液との接触に
より、空気と接触しているときよりも抵抗が小に
なることを利用して、浴槽1内に入浴時の通常貯
水量の30%の湯が貯えられたことを検知して感知
信号を出力するように構成されている。
9は止水手段であつて、制御部10とタイマ1
1と設定器12とが備えられ、給湯開始後設定時
間経過するまでに、前記正特性サーミスタ8から
感知信号が出力されないときに、前記給水装置4
の給湯を自動的に停止するようになつており、次
に、詳述する。
即ち、給水装置4による給湯開始に伴ない、給
湯開始信号がタイマ11に入力され、タイマ11
が作動するとともに、その給湯開始信号を制御部
10に入力する。
前記正特性サーミスタ8からの信号と設定器1
2からの信号とが制御部10に入力されていて、
制御部10では、設定器12で設定された時間以
内に水位センサ8から感知信号が入力されたかど
うかを判別する。
その判別の結果、設定時間以内に正特性サーミ
スタ8から感知信号が入力されなかつたときに
は、前記給水装置4に給湯停止信号を出力し、電
磁弁7を閉じて給湯を自動停止するとともに、リ
セツト信号を出力してタイマ11をリセツトす
る。
一方、判別の結果、設定時間以内に正特性サー
ミスタ8から感知信号が入力されたときには、前
記給水装置4に給湯停止信号を出力せず、給湯を
継続して行なう。このとき、制御部10では、給
湯開始信号入力時から感知信号入力時までの時間
差と、予め設定されている正特性サーミスタ8が
検知するのに必要な貯湯量とに基づき、入浴時の
通常貯水量を給湯するのに要する時間を比例計算
によつて算出し、その算出時間になつたことを検
出して前記給水装置4に給湯停止信号を出力し、
電磁弁7を閉じて給湯を自動停止するとともに、
リセツト信号を出力してタイマ11をリセツトす
るようになつている。
これらの構成により、閉栓忘れ等によつて水洩
れを発生していても、例えば、正特性サーミスタ
8により、浴槽1内に60の湯が貯えられたとき
に感知信号を出力するように設定しておけば、前
述のように、給水装置4による給湯が10/分か
ら20/分で行なわれるとして、設定時間を6分
程度にすれば良く、この結果、水洩れが発生して
いる状態で最大給湯量である20/分で給湯した
としても、最大で20×6(分)=120の湯を排
出するだけで済むこととなるのである。
この実施例では、浴槽1内に入浴時の通常貯水
量の湯が貯えられたことを、低位に設けた正特性
サーミスタ8自体を利用して検知するように構成
し、別途、通常貯水量の湯が貯えられたことを検
出するセンサを設けずに済み、構成を簡略化でき
ているが、本考案としては、通常貯水量の湯が貯
えられたことを検出する専用のセンサを設けるも
のでも良い。
第2図は、他の実施例を示す概略縦断面図であ
り、浴槽1の底部に連通接続した排水管2の途中
箇所に電磁操作型排水弁13を介装し、かつ、浴
槽1底部と排水弁13との間にくぼみ部14を設
け、そのくぼみ部14に、前記水位センサとして
の正特性サーミスタ8に代えて水圧センサ15を
用い、正特性サーミスタ8と同様に、浴槽1内に
入浴時の通常貯水量よりも少ない量の水または湯
が貯えられたことを水圧により検知して感知信号
を出力するようにしたものである。他の構成は、
先の実施例と同じである。
前記浴槽1内に入浴時の通常貯水量よりも少な
い量の水または湯が貯えられたことを水圧により
検知して感知信号を出力するセンサとしては、正
特性サーミスタ8に限らず、例えば、浴槽1に連
通管を介して低位箇所に配置した水槽を連通接続
し、水槽の内部にフロート弁を設け、浴槽1内に
入浴時の通常貯水量の30%の湯が供給されたとき
に、フロート弁が最上部に上昇して水槽を密閉す
るように構成し、そして、フロート弁のフロート
弁体に、それが最上部まで上昇したことを検知し
て感知信号を出力する水位センサを連係すると
か、浴槽1と同じ高さまで連通管を延ばし、その
連通管の低位所定箇所に光学センサを設けるよう
にするなど各種の変形が可能であり、そのような
水位センサや前記水圧センサ15など、要する
に、浴槽1内に入浴時の通常貯水量よりも少ない
量の水または湯が貯えられたことを検知して感知
信号を出力するものであれば、各種のセンサが採
用でき、それらをして、給水量センサ8,15と
総称する。
前記給水量センサ8,15により感知信号を出
力する給水量の設定としては、上述実施例のよう
に、浴槽1内に入浴時の通常貯水量の30%の湯が
貯えられたことを検知して感知信号を出力するよ
うに設定する場合に限らず、通常貯水量の15%か
ら50%の湯が貯えられたことを検知して感知信号
を出力するように設定するときに、給水装置4か
らの給湯に伴なう跳ね返りによつて給水量センサ
8,15が不測に感知信号を出力することを回避
でき、また、水洩れ時における節約を好適に図れ
る利点を有しているが、本考案としては、浴槽1
内に入浴時の通常貯水量よりも少ない量の水また
は湯が貯えられたことを検知して感知信号を出力
するように設定するものであれば良い。
上記実施例では、給湯機5から湯を供給するも
のを示しているが、この給湯機5としては、電気
温水器のような貯湯槽タイプや、ガス加熱装置を
付設した加熱給湯タイプ、更には、追い焚き用の
熱交換器を備えるものなど各種のものが採用で
き、また、例えば、浴槽1用の加熱装置を備え、
浴槽1には水を供給するようなものにも適用でき
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、水洩れ発生時
において、その水洩れを早期に検知でき、水洩れ
検知までの給水量が少なくなり、水や湯の無駄な
使用を回避できて経済性を向上でき、かつ、湯の
場合には燃費あるいは電力消費量の節減をも図つ
て、経済性をより一層向上でき、また、たとえ貯
湯タイプであつても、水洩れ検知後、残量が十分
確保され、改めて湯を供給して入浴でき、実用面
での効果が多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る自動給水装置
付き浴槽の水洩れ検出装置を示す全体概略縦断面
図、第2図は、他の実施例を示す概略縦断面図、
第3図は、従来例を示す概略縦断面図である。 1…浴槽、4…給水装置、8…給水量センサと
しての水位センサ(正特性サーミスタ)、15…
給水量センサとしての水圧センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 浴槽1内に水または湯を供給する給水装置4
    と、 浴槽1内に入浴時の通常貯水量よりも少ない
    量の水または湯が貯えられたことを検知して感
    知信号を出力する貯水量センサ8,15と、 給水開始後設定時間経過するまでに、前記貯
    水量センサ8,15から感知信号が出力されな
    いときに、前記給水装置4の給水を自動的に停
    止する止水手段9とを備えた自動給水装置付き
    浴槽の水洩れ検出装置。 (2) 前記貯水量センサ8,15が、浴槽1内に入
    浴時の通常貯水量の15%〜50%の水または湯が
    貯えられたことを検知して感知信号を出力する
    ものである前記実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出装
    置。 (3) 前記貯水量センサが水位センサ8である前記
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に
    記載の自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出装
    置。 (4) 前記貯水量センサが水圧センサ15である前
    記実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    に記載の自動給水装置付き浴槽の水洩れ検出装
    置。
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JP2000309966A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Noritz Corp 排水栓装置

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JP2958971B2 (ja) * 1989-05-16 1999-10-06 松下電器産業株式会社 風呂給湯装置

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JP2000309966A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Noritz Corp 排水栓装置

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