JPH0633302Y2 - 自動給湯風呂装置 - Google Patents
自動給湯風呂装置Info
- Publication number
- JPH0633302Y2 JPH0633302Y2 JP15535188U JP15535188U JPH0633302Y2 JP H0633302 Y2 JPH0633302 Y2 JP H0633302Y2 JP 15535188 U JP15535188 U JP 15535188U JP 15535188 U JP15535188 U JP 15535188U JP H0633302 Y2 JPH0633302 Y2 JP H0633302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- circulation
- bathtub
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動給湯風呂装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、浴槽に接続された風呂循環加熱路に圧力セン
サを設け、浴槽内の水位に応じて水圧が変化することを
利用して浴槽水位を検出し、設定した水位で浴槽への給
湯を停止するようにした自動給湯風呂装置が知られてい
る。
サを設け、浴槽内の水位に応じて水圧が変化することを
利用して浴槽水位を検出し、設定した水位で浴槽への給
湯を停止するようにした自動給湯風呂装置が知られてい
る。
この従来のものでは、浴槽への給湯開始と同時にタイマ
もしくは水量積算計を作動させ、一定時間が経過したり
もしくは一定水量が流れたりしても浴槽水位が設定水位
に達しないときには給湯を停止するようにしてあり、浴
槽栓(排水栓)を閉め忘れて自動給湯のスイッチを入れ
た場合でも自動停止できるようにしていた。
もしくは水量積算計を作動させ、一定時間が経過したり
もしくは一定水量が流れたりしても浴槽水位が設定水位
に達しないときには給湯を停止するようにしてあり、浴
槽栓(排水栓)を閉め忘れて自動給湯のスイッチを入れ
た場合でも自動停止できるようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、タイマによるものでは、給水圧によって
流量が変わるため、低水圧の設置現場に対応するために
タイマ時間を長く設定すると、高水圧で水の出方が多い
設置場所では浴槽栓を忘れた場合は停止するまでの間に
多量の水が排出されてしまうという問題点を有してい
た。又、水量積算計によるものでは、浴槽の大きさによ
って総流量が変わるため、大型浴槽に対応するために設
定積算流量を大型浴槽の設定水位に見合った総流量に設
定すると、小型浴槽の設置現場では浴槽栓を忘れた場合
は停止するまでの間に多量の水が排出されたしまうとい
う問題点を有していた。
流量が変わるため、低水圧の設置現場に対応するために
タイマ時間を長く設定すると、高水圧で水の出方が多い
設置場所では浴槽栓を忘れた場合は停止するまでの間に
多量の水が排出されてしまうという問題点を有してい
た。又、水量積算計によるものでは、浴槽の大きさによ
って総流量が変わるため、大型浴槽に対応するために設
定積算流量を大型浴槽の設定水位に見合った総流量に設
定すると、小型浴槽の設置現場では浴槽栓を忘れた場合
は停止するまでの間に多量の水が排出されたしまうとい
う問題点を有していた。
本考案は上記従来の問題点を解決し、給水圧や浴槽容量
に左右されずに大きな無駄を生じることなく浴槽栓の閉
め忘れを検知することができる自動給湯風呂装置の提供
を目的としている。
に左右されずに大きな無駄を生じることなく浴槽栓の閉
め忘れを検知することができる自動給湯風呂装置の提供
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成させるために本考案の自動給湯風呂装
置は次のような構成としている。即ち、給湯器から循環
回路を介して浴槽に給湯し、循環回路に設けた圧力セン
サにて浴槽水位を検出し、設定水位で浴槽への給湯を停
止させるものにおいて、浴槽への給湯量を検出する水量
センサと、自動給湯開始後ポンプを駆動して循環可能か
否かを判定する循環判定手段と、循環不可の時に給湯積
算量が循環必要水位量を越えた場合に自動給湯を停止さ
せる自動運転停止手段とを設けている。
置は次のような構成としている。即ち、給湯器から循環
回路を介して浴槽に給湯し、循環回路に設けた圧力セン
サにて浴槽水位を検出し、設定水位で浴槽への給湯を停
止させるものにおいて、浴槽への給湯量を検出する水量
センサと、自動給湯開始後ポンプを駆動して循環可能か
否かを判定する循環判定手段と、循環不可の時に給湯積
算量が循環必要水位量を越えた場合に自動給湯を停止さ
せる自動運転停止手段とを設けている。
(作用) 浴槽への給湯量を検出する水量センサと、自動給湯開始
後ポンプを駆動して循環可能か否かを判定する循環判定
手段と、給湯積算量が所定量越えても循環不可の時に自
動給湯を停止させる自動運転停止手段を設けてあるの
で、所定量としても循環不可のときには浴槽栓忘れと判
断して自動給湯を停止する。この結果、無駄になる湯水
は浴槽の設定水位に相当する水量に比べてはるかに少な
い浴槽水の循環判定に要する水量で済み、湯水の無駄を
少なくすることができる。
後ポンプを駆動して循環可能か否かを判定する循環判定
手段と、給湯積算量が所定量越えても循環不可の時に自
動給湯を停止させる自動運転停止手段を設けてあるの
で、所定量としても循環不可のときには浴槽栓忘れと判
断して自動給湯を停止する。この結果、無駄になる湯水
は浴槽の設定水位に相当する水量に比べてはるかに少な
い浴槽水の循環判定に要する水量で済み、湯水の無駄を
少なくすることができる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。第1図におい
て、自動給湯風呂装置本体(1)は給湯用加熱器(2)及び風
呂用加熱器(3)を内蔵し、給湯用加熱器(2)から給湯栓
(4)に接続する給湯管(20)と分岐して風呂給湯管(21)を
設け、該風呂給湯管(21)を大気開放のタンク(5)に臨ま
せ、タンク(5)は風呂用加熱器(3)と浴槽(6)との間に形
成される風呂循環加熱路(7)に電動の三方弁(8)を介して
接続している。(9)はポンプ、(10)は水流スイッチや流
量センサ等の水流検出手段、(11)はサーミスタ等の湯温
検出手段、(12)は圧力センサである。(13)はポンプ(9)
の吐出側から分岐して圧力センサ(12)を設けている方の
配管(7A)に接続するバイパス路であり、バイパス電磁弁
(14)を介設している。(22)は前記風呂給湯管(21)に設け
た水量センサ、(23)は電動の水量調節弁、(24)は風呂給
湯用の電磁弁である。水量調節弁(23)はタンク(5)内に
設けたフロートスイッチ(51)の状態に応じて流量を制御
するものである。(15)は当該自動給湯風呂装置の諸機能
を制御する制御手段であり、(16)は該制御手段(15)と信
号線で連絡されるリモコンである。リモコン(16)は水位
設定スイッチ(18)、湯温設定スイッチ(19)、自動給湯ス
イッチ(25)等を備える。
て、自動給湯風呂装置本体(1)は給湯用加熱器(2)及び風
呂用加熱器(3)を内蔵し、給湯用加熱器(2)から給湯栓
(4)に接続する給湯管(20)と分岐して風呂給湯管(21)を
設け、該風呂給湯管(21)を大気開放のタンク(5)に臨ま
せ、タンク(5)は風呂用加熱器(3)と浴槽(6)との間に形
成される風呂循環加熱路(7)に電動の三方弁(8)を介して
接続している。(9)はポンプ、(10)は水流スイッチや流
量センサ等の水流検出手段、(11)はサーミスタ等の湯温
検出手段、(12)は圧力センサである。(13)はポンプ(9)
の吐出側から分岐して圧力センサ(12)を設けている方の
配管(7A)に接続するバイパス路であり、バイパス電磁弁
(14)を介設している。(22)は前記風呂給湯管(21)に設け
た水量センサ、(23)は電動の水量調節弁、(24)は風呂給
湯用の電磁弁である。水量調節弁(23)はタンク(5)内に
設けたフロートスイッチ(51)の状態に応じて流量を制御
するものである。(15)は当該自動給湯風呂装置の諸機能
を制御する制御手段であり、(16)は該制御手段(15)と信
号線で連絡されるリモコンである。リモコン(16)は水位
設定スイッチ(18)、湯温設定スイッチ(19)、自動給湯ス
イッチ(25)等を備える。
第2図は制御手段(15)の要部の制御ブロック図であり、
自動給湯スイッチ(25)の信号を受けて、循環可能である
循環必要水位量より小さく、予め定められた流量である
規定流量だけ給湯するよう電磁弁(24)を開閉させる規定
流量給湯制御手段(30)と、自動給湯開始後ポンプを駆動
して循環可能か否かを判定する循環判定手段(31)と、給
湯積算量が所定量を越えても循環不可の時に自動給湯を
停止させる自動運転停止手段(32)と、循環可の時に設定
水位まで給湯を行う水位制御手段(33)とが設けられてい
る。
自動給湯スイッチ(25)の信号を受けて、循環可能である
循環必要水位量より小さく、予め定められた流量である
規定流量だけ給湯するよう電磁弁(24)を開閉させる規定
流量給湯制御手段(30)と、自動給湯開始後ポンプを駆動
して循環可能か否かを判定する循環判定手段(31)と、給
湯積算量が所定量を越えても循環不可の時に自動給湯を
停止させる自動運転停止手段(32)と、循環可の時に設定
水位まで給湯を行う水位制御手段(33)とが設けられてい
る。
循環判定手段(31)は、規定流量制御手段(30)の信号を受
けてポンプを駆動させるポンプ駆動制御回路(34)と、ポ
ンプ駆動時に水流スイッチ(10)からの信号を受けて循環
水流の有無を判定する循環判定回路(35)とよりなる。
けてポンプを駆動させるポンプ駆動制御回路(34)と、ポ
ンプ駆動時に水流スイッチ(10)からの信号を受けて循環
水流の有無を判定する循環判定回路(35)とよりなる。
自動運転停止手段(32)は、循環判定回路(35)が水流な
し、つまり循環不可と判定した場合に、水量センサ(22)
がカウントした給湯積算量と、循環必要水位量である第
1の所定量V1とを比較する第1流量比較回路(36)と、第
1流量比較回路(36)から給湯積算量が所定量V1を越えた
という信号を受けてリモコン(16)に異常表示を行う異常
表示回路(37)と、異常表示と同時に自動運転を停止させ
る自動運転停止回路(38)とよりなる。
し、つまり循環不可と判定した場合に、水量センサ(22)
がカウントした給湯積算量と、循環必要水位量である第
1の所定量V1とを比較する第1流量比較回路(36)と、第
1流量比較回路(36)から給湯積算量が所定量V1を越えた
という信号を受けてリモコン(16)に異常表示を行う異常
表示回路(37)と、異常表示と同時に自動運転を停止させ
る自動運転停止回路(38)とよりなる。
第1の所定量(循環必要水位量)V1は、大型浴槽の循環
判定に必要な水位量にあらかじめ設定してある。
判定に必要な水位量にあらかじめ設定してある。
この循環判定に要する水量は、浴槽の循環金具までの容
量であるため、入浴に適する浴槽の設定水位量よりもは
るかに少ない水量である。
量であるため、入浴に適する浴槽の設定水位量よりもは
るかに少ない水量である。
水位制御手段(33)は、循環判定回路(35)が水流あり、つ
まり循環可と判定した場合に、水量センサ(22)がカウン
トした給湯積算量と第2の所定量V2とを比較する第2流
量比較回路(39)と第2流量比較回路(39)から給湯積算量
が所定量V2未満という信号を受けると、水位設定スイッ
チ(18)と圧力センサ(12)の出力とを比較する水位比較回
路(40)と、水位比較回路(40)が設定水位未満出力を出し
た場合に連続給湯を行う連続給湯制御回路(41)と、水位
比較回路(40)が設定水位以上出力を出した場合に自動給
湯を終了させる自動給湯終了回路(42)とよりなる。
まり循環可と判定した場合に、水量センサ(22)がカウン
トした給湯積算量と第2の所定量V2とを比較する第2流
量比較回路(39)と第2流量比較回路(39)から給湯積算量
が所定量V2未満という信号を受けると、水位設定スイッ
チ(18)と圧力センサ(12)の出力とを比較する水位比較回
路(40)と、水位比較回路(40)が設定水位未満出力を出し
た場合に連続給湯を行う連続給湯制御回路(41)と、水位
比較回路(40)が設定水位以上出力を出した場合に自動給
湯を終了させる自動給湯終了回路(42)とよりなる。
次に上記構成における作用について説明する。自動給湯
スイッチ(25)を入力すると積算カウンタがクリアされ、
電磁弁(24)が開成されて自動給湯が開始されると同時に
水量センサ(22)にて検出した給湯量の積算を開始する。
給湯の最初にバイパス電磁弁(14)を開いて圧力センサ(1
2)側の配管(7A)にも湯を流して落とし込み給湯する。こ
の時、一度に大量の湯を浴槽に落とし込むと浴槽(特に
小型の浴槽の場合)から溢れる恐れがあるから、落とし
込み給湯の際は比較的少量の給湯を繰り返して行ってい
くものであり、1回の給湯には予め定められた規定流
量、例えば第1の所定量(循環必要水位量)V1の1/N
(Nは自然数)に定められた規定流量を繰り返して給湯
する。上記規定流量の第1回目が給湯されると、電磁弁
(24)を閉じ三方弁(8)を循環側に切り換え、ポンプ駆動
制御回路(34)がポンプ(9)を駆動して循環判定回路(35)
が循環の可否を判定する。循環不可の場合は、第1流量
比較回路(36)が給湯積算量と第1の所定量V1とを比較
し、給湯積算量が所定量V1未満の場合は規定流量の第2
回目を給湯し、規定流量の第2回目が給湯されると、電
磁弁(24)を閉じ三方弁(8)を循環側に切り換えて循環判
定回路(35)が循環の可否を判定し、循環不可の場合は、
第1流量比較回路(36)が、2回の規定流量の和である給
湯積算量と第1の所定量V1とを比較する。この規定流量
毎の給湯動作を繰り返し、循環不可の状態が継続して規
定流量の和である給湯積算量が第1の所定量V1を越えた
時、即ち循環が可能になるべき水位量である第1の所定
量V1だけ給湯しても循環可能にならない時は浴槽栓を閉
め忘れたものと判定し、異常表示回路(37)がリモコン(1
6)に異常表示を行うと共に、自動運転停止回路(38)が電
磁弁(24)を閉じて自動給湯運転を完全に停止させる。浴
槽栓が確実に閉められている場合は、給湯積算量が所定
量V1に達するまでに循環可能と判定される。ところで、
循環判定は水流スイッチ(10)のON-OFF信号で行っている
ため、ゴミカミ等により水流スイッチ(10)が故障してい
て水流有りの信号を出していることが考えられる。本実
施例ではここで給湯積算量と第2の所定量V2とを第2流
量比較回路(39)で比較するようにしている。そして給湯
積算量が所定量に達していない時は、水位比較回路(40)
で圧力センサ(12)の値と設定値とを比較し、現在の水位
の状況を調べる。そしてまだ設定水位に達していないと
きは、バイパス電磁弁(14)を閉じ、配管(7A)で浴槽(6)
内の水位に基づく圧力を圧力センサ(12)で検出しながら
他方の配管を通して浴槽(6)に給湯を行うよう連続給湯
制御回路(41)が制御を行う。そして第2の所定量V2に達
するまでに圧力センサ(12)が設定水位になったことを検
出すれば、自動給湯終了回路(42)が電磁弁(24)を閉じ、
自動給湯を終了させると共に、次の追い焚き等のシーケ
ンスに移行させる。ところが設定水位になるまでに給湯
積算量が所定量V2に達すると浴槽栓が忘れられ、かつ水
流スイッチ(10)が故障と判断し、異常表示回路(37)にリ
モコン(16)へ異常表示させ、自動運転停止回路(42)に自
動給湯を停止させる。
スイッチ(25)を入力すると積算カウンタがクリアされ、
電磁弁(24)が開成されて自動給湯が開始されると同時に
水量センサ(22)にて検出した給湯量の積算を開始する。
給湯の最初にバイパス電磁弁(14)を開いて圧力センサ(1
2)側の配管(7A)にも湯を流して落とし込み給湯する。こ
の時、一度に大量の湯を浴槽に落とし込むと浴槽(特に
小型の浴槽の場合)から溢れる恐れがあるから、落とし
込み給湯の際は比較的少量の給湯を繰り返して行ってい
くものであり、1回の給湯には予め定められた規定流
量、例えば第1の所定量(循環必要水位量)V1の1/N
(Nは自然数)に定められた規定流量を繰り返して給湯
する。上記規定流量の第1回目が給湯されると、電磁弁
(24)を閉じ三方弁(8)を循環側に切り換え、ポンプ駆動
制御回路(34)がポンプ(9)を駆動して循環判定回路(35)
が循環の可否を判定する。循環不可の場合は、第1流量
比較回路(36)が給湯積算量と第1の所定量V1とを比較
し、給湯積算量が所定量V1未満の場合は規定流量の第2
回目を給湯し、規定流量の第2回目が給湯されると、電
磁弁(24)を閉じ三方弁(8)を循環側に切り換えて循環判
定回路(35)が循環の可否を判定し、循環不可の場合は、
第1流量比較回路(36)が、2回の規定流量の和である給
湯積算量と第1の所定量V1とを比較する。この規定流量
毎の給湯動作を繰り返し、循環不可の状態が継続して規
定流量の和である給湯積算量が第1の所定量V1を越えた
時、即ち循環が可能になるべき水位量である第1の所定
量V1だけ給湯しても循環可能にならない時は浴槽栓を閉
め忘れたものと判定し、異常表示回路(37)がリモコン(1
6)に異常表示を行うと共に、自動運転停止回路(38)が電
磁弁(24)を閉じて自動給湯運転を完全に停止させる。浴
槽栓が確実に閉められている場合は、給湯積算量が所定
量V1に達するまでに循環可能と判定される。ところで、
循環判定は水流スイッチ(10)のON-OFF信号で行っている
ため、ゴミカミ等により水流スイッチ(10)が故障してい
て水流有りの信号を出していることが考えられる。本実
施例ではここで給湯積算量と第2の所定量V2とを第2流
量比較回路(39)で比較するようにしている。そして給湯
積算量が所定量に達していない時は、水位比較回路(40)
で圧力センサ(12)の値と設定値とを比較し、現在の水位
の状況を調べる。そしてまだ設定水位に達していないと
きは、バイパス電磁弁(14)を閉じ、配管(7A)で浴槽(6)
内の水位に基づく圧力を圧力センサ(12)で検出しながら
他方の配管を通して浴槽(6)に給湯を行うよう連続給湯
制御回路(41)が制御を行う。そして第2の所定量V2に達
するまでに圧力センサ(12)が設定水位になったことを検
出すれば、自動給湯終了回路(42)が電磁弁(24)を閉じ、
自動給湯を終了させると共に、次の追い焚き等のシーケ
ンスに移行させる。ところが設定水位になるまでに給湯
積算量が所定量V2に達すると浴槽栓が忘れられ、かつ水
流スイッチ(10)が故障と判断し、異常表示回路(37)にリ
モコン(16)へ異常表示させ、自動運転停止回路(42)に自
動給湯を停止させる。
尚、第1の所定量V1は循環判定に必要な水位程度に設定
しておけばよく、第2の所定量V2は、大型浴槽に対応し
た入浴に適する設定水量に設定するとよい。
しておけばよく、第2の所定量V2は、大型浴槽に対応し
た入浴に適する設定水量に設定するとよい。
又、自動給湯の開始は、循環判定から始まるようにして
もよい。
もよい。
(考案の効果) 以上のように本考案は、自動給湯開始後に循環判定を行
い、所定量給湯しても循環不可のときには浴槽栓忘れと
して自動給湯を停止するようにしたので、浴槽栓忘れに
より無駄になる湯は循環判定に要する水量で済み、従来
のような設定水位に相当する水量に比べて少量で済み、
湯水の無駄を少なくすることができる。
い、所定量給湯しても循環不可のときには浴槽栓忘れと
して自動給湯を停止するようにしたので、浴槽栓忘れに
より無駄になる湯は循環判定に要する水量で済み、従来
のような設定水位に相当する水量に比べて少量で済み、
湯水の無駄を少なくすることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す自動給湯風呂装置の全
体構成図、第2図は同実施例の要部の制御ブロック図で
ある。 (2)……給湯用加熱器 (6)……浴槽 (7)……循環回路 (9)……ポンプ (10)……水流スイッチ (12)……圧力センサ (22)……水量センサ (31)……循環判定手段 (32)……自動運転停止手段
体構成図、第2図は同実施例の要部の制御ブロック図で
ある。 (2)……給湯用加熱器 (6)……浴槽 (7)……循環回路 (9)……ポンプ (10)……水流スイッチ (12)……圧力センサ (22)……水量センサ (31)……循環判定手段 (32)……自動運転停止手段
Claims (1)
- 【請求項1】給湯器から循環回路を介して浴槽に給湯
し、循環回路に設けた圧力センサにて浴槽水位を検出
し、設定水位で浴槽への給湯を停止させるものにおい
て、浴槽への給湯量を検出する水量センサと、自動給湯
開始後ポンプを駆動して循環可能か否かを判定する循環
判定手段と、循環不可の時に給湯積算量が循環必要水位
量を越えた場合に自動給湯を停止させる自動運転停止手
段とを設けたことを特徴とする自動給湯風呂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15535188U JPH0633302Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動給湯風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15535188U JPH0633302Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動給湯風呂装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273551U JPH0273551U (ja) | 1990-06-05 |
JPH0633302Y2 true JPH0633302Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31432903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15535188U Expired - Lifetime JPH0633302Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動給湯風呂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633302Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3482277B2 (ja) * | 1995-08-24 | 2003-12-22 | 東京瓦斯株式会社 | 給湯器 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP15535188U patent/JPH0633302Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0273551U (ja) | 1990-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0478900B2 (ja) | ||
JPH0633302Y2 (ja) | 自動給湯風呂装置 | |
JPH01225859A (ja) | 自動給湯風呂装置 | |
JPH0413563Y2 (ja) | ||
JP3145900B2 (ja) | 風呂給湯ユニット | |
JP3580187B2 (ja) | 自動風呂装置 | |
JPH0399159A (ja) | 自動風呂装置の湯張り制御方法 | |
JP3128350B2 (ja) | 給湯風呂装置 | |
JP3691534B2 (ja) | 風呂装置の湯張り注湯制御方法 | |
JP3610565B2 (ja) | フロ落とし込み装置 | |
JPH02203149A (ja) | 全自動風呂装置の浴槽湯温制御方法 | |
JPH0443658Y2 (ja) | ||
JPH0343536Y2 (ja) | ||
JP3824753B2 (ja) | 湯張り機能付き燃焼機器 | |
JPH083388B2 (ja) | 浴槽用循環装置の制御方法 | |
JP2574136B2 (ja) | 浴槽の水位制御方法 | |
JP2766498B2 (ja) | 給湯器付自動風呂装置の湯張り制御方法 | |
JPH01219444A (ja) | 自動給湯風呂装置 | |
JPH06174299A (ja) | 給湯装置 | |
JP2001041565A (ja) | 自動風呂装置 | |
JPH0435658B2 (ja) | ||
JPH0527550U (ja) | 風呂給湯機能付給湯器 | |
JPH02219953A (ja) | 水位検知装置 | |
JPH08233368A (ja) | 給湯機付ふろがま | |
JPH10103776A (ja) | 給湯装置 |