JP3580187B2 - 自動風呂装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴槽への湯張りを自動的に行う自動風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の自動風呂装置のシステム構成図、図6はそのブロック図、図7は従来の自動風呂装置における湯張り制御方法のフローチャートである。
図5において、1は自動風呂装置本体であり、注湯回路2と追い焚き回路6と制御部16とで構成されている。注湯回路2には水と湯を混合する電動混合弁3と浴槽13への給湯量を検出する流量センサ4と注湯回路2を開閉する注湯開閉弁5が取り付けてある。追い焚き回路6は追い焚き往き配管6aと追い焚き戻り配管6bとからなり、追い焚き往き配管6aには保温ヒータ9、水位センサ10、フロースイッチ11、電動弁15が配置してあり、追い焚き戻り配管6bには循環ポンプ7と温度検出器8が配置されている。
【0003】
浴槽13には浴槽アダプタ14が取り付けてあり、追い焚き回路6と浴槽アダプタ14は風呂往き配管12aと風呂戻り配管12bで接続されている。また、各湯張り部品は制御部16で制御され、設定量等の入力は操作部17で行われ、表示部18に湯張りの設定温度や設定量が表示される。
【0004】
図6に示すように、制御部16は、操作部17から入力された設定温度や湯張り設定量と、流量センサ4、温度検出器8、水位センサ10、フロースイッチ11の検出値とに基づいて、電動混合弁3、注湯開閉弁5、電動弁15、循環ポンプ7、保温ヒータ9を制御し、表示部18に湯張りの温度や設定量を表示する。
【0005】
次に従来の風呂装置の湯張り動作について図7のフローチャートを用いて説明する。
操作部17の運転スイッチをONすることにより、ふろ湯張りを開始すると(S1)、電動混合弁3で水と湯を混ぜ注湯開閉弁5を開き(S2)、温度検出器8で給湯温度を検出し、注湯回路2から追い焚き回路6と風呂往配管12aと風呂戻り配管12bを介して浴槽アダプタ14より浴槽13に給湯する。
【0006】
流量センサ4で給湯量を検出し、設定量まで給湯すると(S3)、注湯開閉弁5を閉じる(S4)。次に、循環ポンプ7を運転し(S5)、フロースイッチ11で湯の循環の有無を検出し(S6)、フロースイッチ11がONすると浴槽13内に浴槽アダプタ14の取付け高さ以上に湯があると制御部16で判定して、循環ポンプ7の運転を停止し(S7)、ふろ湯張りを完了する(S8)。
【0007】
フロースイッチ11がOFFの場合は(S6)、浴槽13内に浴槽アダプタ14の取付け高さまで湯がないと制御部16で判定し、循環ポンプ7の運転を停止して(S9)、表示部18に湯張りエラー表示をする(S12)。この湯張りエラー表示は、ユーザーが浴槽13の排水栓の閉め忘れにより、浴槽13内の湯が排水されてしまい湯張り不具合が起こったことをユーザーに伝えている。したがって、湯張りエラー表示がされた後は、操作部17の「足し湯」等のボタンを押しても受け付けられず、一旦運転スイッチをOFFして再度ふろ湯張りを開始しない限り、湯張りはできない。
【0008】
ふろ湯張りが正常に完了した後は、一定時間、保温ヒータ9により浴槽13内の湯を保温し、また、電動弁15を動作させて、湯の水位低下を水位センサ10で検出すると自動足し湯する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動風呂装置は、浴槽13に設定量給湯後、循環ポンプ7を運転し、フロースイッチ11の動作で、浴槽13内に浴槽アダプタ14の高さまで湯があるか否かの検出をして湯張り不具合を判定しているので、湯張り設定量に対して浴槽13が大きい場合、浴槽アダプタ14の浴槽13への取付け高さが高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り量を少なく設定した場合等には、浴槽13の排水栓を閉じている場合であっても浴槽アダプタ14まで水位が達しないので、排水栓の閉じ忘れのために湯張り不具合が発生したと判断して、湯張りエラー表示をし、湯張りが停止してしまうという問題があった。この場合、特に自動風呂装置の設置直後には、ユーザーは浴槽の大きさや浴槽アダプタ14の取付け高さ等を認識していないことが多いため、なぜ排水栓を閉じているにもかかわらず充分な水位まで湯張りが行われずにエラー表示がされたのか、理解できない場合が多い。しかも、エラー表示がされた後は操作部17の「足し湯」等の操作が受け付けられなくなるため、自動風呂装置自体の故障ではないかと誤解する場合もある。
【0010】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、湯張り不具合の誤判断を防止することができる自動風呂装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る自動風呂装置は、混合された適温の湯を浴槽に給湯する注湯回路と、前記浴槽内の湯を浴槽外に循環させる循環回路と、給湯量を検出する給湯量検出手段と、前記循環回路に湯を循環させる循環ポンプと、前記循環回路内の湯の循環を検出する循環検出手段と、湯張りの設定温度や設定量を表示する表示部とを備え、湯張り設定量で給湯した後、前記循環ポンプを運転し、前記循環検出手段により湯の循環を検出できない場合は、所定量の追加給湯をすると共に、追加給湯した場合に、前記表示部に湯張り設定量が少ない旨の表示を行うようにしたものである。
【0012】
また、混合された適温の湯を浴槽に給湯する注湯回路と、前記浴槽内の湯を浴槽外に循環させる循環回路と、給湯量を検出する給湯量検出手段と、前記循環回路に湯を循環させる循環ポンプと、前記循環回路内の湯の循環を検出する循環検出手段と、湯張りの設定温度や設定量を表示する表示部とを備え、湯張り設定量で給湯した後、前記循環ポンプを運転し、前記循環検出手段により湯の循環を検出できない場合は、湯の循環を検出するまで、所定量の追加給湯を繰り返し、追加給湯した場合に、前記表示部に湯張り設定量が少ない旨の表示を行うようにしたものである。
【0013】
また、追加給湯量に制限を設けたものである。
さらに、湯張り設定量を追加給湯した後の給湯量に変更し、記憶するものである。
なお、下記の各実施の形態においては、流量センサ4が給湯量検出手段に相当し、追い焚き回路6が循環回路に相当し、フロースイッチ11が循環検出手段に相当する。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図1、図5、図6を用いて説明する。図1は、この実施の形態1における自動風呂装置の湯張り制御方法のフローチャートである。なお、図5及び図6は従来の自動風呂装置の構成図とシステム図として説明したが、この実施の形態1における自動風呂装置の構成も従来のものと同じであるため、説明を省略し、湯張り動作についてのみ説明する。
【0015】
ふろ湯張りを開始すると(S1)、電動混合弁3で水と湯を混ぜ注湯開閉弁5を開き(S2)、温度検出器8で給湯温度を検出し、注湯回路2から追い焚き回路6と風呂往配管12aと風呂戻り配管12bを介して浴槽アダプタ14より浴槽13に給湯する。流量センサ4で給湯量を検出し、湯張り設定量まで給湯すると(S3)、注湯開閉弁5を閉じる(S4)。
【0016】
次に、循環ポンプ7を運転し(S5)、フロースイッチ11で追い焚き回路6内の湯の循環の有無を検出し(S6)、フロースイッチ11がON、すなわち浴槽13内の湯が浴槽アダプタ14から追い焚き回路6内に入り循環していることを検出すると、制御部16は浴槽13内に浴槽アダプタ14の取付け高さ以上に湯があると判定し、循環ポンプ7の運転を停止して(S7)、ふろ湯張りを完了する(S8)。
【0017】
一方、フロースイッチ11がOFF、すなわち追い焚き回路6内の湯の循環を検出しない場合は(S6)、循環ポンプ7の運転を停止して(S9)、浴槽13に所定量(例えば、20〜40リットル)追加給湯した後(S10)、ふろ湯張りを完了する(S8)。所定量の湯を追加することにより、ユーザーが浴槽13の排水栓を閉じている場合には、浴槽13内の湯の水位が上がり、しかも、エラー表示をせず、その後も操作部17の操作を受け付けるため、必要であればユーザーが足し湯をすることもでき、使い勝手が良い。
【0018】
ふろ湯張りが正常に完了した後は一定時間、保温ヒータ9により浴槽13内の湯を保温し、また、電動弁15を動作させて、湯の水位低下を水位センサ10で検出すると自動足し湯する。
【0019】
なお、排水栓が閉じていることをセンサー等で確認してから追加給湯の動作を行うようにしても良く、そのようにすればお湯を無駄にすることがない。また、追加給湯をした場合には、湯張り完了後に、表示部18に湯張り設定量が少ない旨の表示をしても良く、このような表示をすれば、ユーザーに設定量の変更を促すことができ、次回以降の湯張り時に追加給湯をする必要がなくなる。
【0020】
このように、実施の形態1における自動風呂装置によれば、湯張り設定量で湯張りをした後、循環ポンプ7を運転し、湯の循環を検出できない場合は所定量の追加給湯をするので、湯張り設定量に対して浴槽13が大きい場合、浴槽アダプタ14の浴槽13への取付け高さが高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、湯張りエラー表示をすることなく、正常に湯張りを完了することができる。
【0021】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について図2、図5、図6を用いて説明する。図2は、この実施の形態2における自動風呂装置の湯張り制御方法のフローチャートである。なお、この実施の形態2における自動風呂装置の構成も、図5及び図6に示した上記従来の自動風呂装置と同じであるため説明を省略し、湯張り動作についてのみ説明する。
【0022】
ふろ湯張りを開始すると(S1)、電動混合弁3で水と湯を混ぜ注湯開閉弁5を開き(S2)、温度検出器8で給湯温度を検出し、注湯回路2から追い焚き回路6と風呂往配管12aと風呂戻り配管12bを介して浴槽アダプタ14より浴槽13に給湯する。流量センサ4で給湯量を検出し、設定量まで給湯すると(S3)、注湯開閉弁5を閉じる(S4)。なお、ここまでの動作は上記実施の形態1と同様である。
【0023】
次に、循環ポンプ7を運転し(S5)、フロースイッチ11で追い焚き回路6内の湯の循環を検出する(S6)。フロースイッチ11がOFFの場合は(S6)、循環ポンプ7を停止して(S9)、浴槽13に所定量(例えば10リットル)追加給湯し(S10)、再度循環ポンプ7を運転する(S5)。この時フロースイッチ11が依然OFFの場合には、循環ポンプ7を停止して(S9)、再度浴槽13に所定量追加給湯する(S10)。このように、フロースイッチ11で湯の循環を検出するまで、S5、S6、S9、S10の動作を繰り返す。ここで、排水栓が閉じていることをセンサー等で確認してからこの追加給湯の動作を行うようにしても良く、そのようにすればお湯を無駄にすることがない。
フロースイッチ11で湯の循環を検出すると(S6)、循環ポンプ7を停止し(S7)、ふろ湯張りを完了する(S8)。
【0024】
なお、上記実施の形態1と同様に、追加給湯をした場合、表示部18に湯張り設定量が少ない旨の表示をすれば、ユーザーに設定量の変更を促すことができ、次回以降の湯張り時に追加給湯をする必要がなくなる。
【0025】
このように、実施の形態2における自動風呂装置によれば、湯張り設定量で湯張りを停止した後、循環ポンプを運転し、湯の循環を検出できない場合は、所定量の追加給湯をし、湯の循環を検出するまで追加給湯を繰り返すので、湯張り設定量に対して浴槽13が大きい場合、浴槽アダプタ14の浴槽13への取付け高さが高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、浴槽の排水栓を閉じていれば確実に浴槽アダプタ14まで湯張りでき、湯張りエラー表示をすることなく、正常に湯張りを完了することができる。
【0026】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について図3、図5、図6を用いて説明する。図3は、この実施の形態3における自動風呂装置の湯張り制御方法のフローチャートである。なお、この実施の形態3における自動風呂装置の構成も、図5及び図6に示した上記従来の自動風呂装置と同じであるため説明を省略し、湯張り動作についてのみ説明する。
【0027】
ふろ湯張りを開始すると(S1)、電動混合弁3で水と湯を混ぜ注湯開閉弁5を開き(S2)、温度検出器8で給湯温度を検出し、注湯回路2から追い焚き回路6と風呂往配管12aと風呂戻り配管12bを介して浴槽アダプタ14より浴槽13に給湯する。流量センサ4で給湯量を検出し、設定量まで給湯すると(S3)、注湯開閉弁5を閉じる(S4)。次に、循環ポンプ7を運転し(S5)、フロースイッチ11で湯の循環を検出する(S6)。フロースイッチ11がOFFの場合は(S6)、循環ポンプ7を停止して(S9)、浴槽13に所定量(例えば10リットル)追加給湯する(S10)。なお、ここまでの動作は上記実施の形態2と同様である。
【0028】
この実施の形態3においては、制御部16に予め追加給湯の制限量を記憶させておき、追加給湯をした(S10)後、流量センサ4によって検出された追加給湯量がその制限量を超えたか否かを判断する(S11)。制限量以上の追加給湯がなければ、再度循環ポンプ7を運転して(S5)、フロースイッチ11で湯の循環を検出する(S6)。流量センサ4が制限量を検出するまで追加給湯を繰り返し、制限量を超えるまでにフロースイッチ11で湯の循環を検出した場合には(S6)、浴槽13内の水位が浴槽アダプタ14まで達したと判断して、循環ポンプ7を停止して(S7)湯張りを完了する(S8)。
【0029】
一方、フロースイッチ11で湯の循環を検出できないまま追加給湯量が制限量を超えた場合には(S11)、排水栓を閉じ忘れている可能性があるため、湯張りのエラー表示をして(S12)、湯張りを停止する。
【0030】
なお、上記の説明では、追加給湯量を流量センサ4によって検出するようにしたが、追加給湯の回数をカウントし、所定回数追加給湯を行っても湯の循環を検出できない場合にエラー表示をするようにしても良い。
【0031】
このように、実施の形態3における自動風呂装置によれば、湯張り設定量で湯張りした後、循環ポンプ7を運転し、湯の循環を検出できない場合は、湯の循環を検出するまで追加給湯を繰り返すので、湯張り設定量に対して浴槽13が大きい場合、浴槽アダプタ14の浴槽13への取付け高さが高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、浴槽の排水栓を閉じていれば、確実に浴槽アダプタ14まで湯張りでき、湯張りエラー表示をすることなく、正常に湯張りを完了することができる。さらに、追加給湯量に制限を設け、制限量以上追加給湯すると浴槽の排水栓閉じ忘れエラーを表示して湯張りを停止するので、ユーザーが浴槽の排水栓を閉じ忘れた場合には、追加給湯し過ぎて湯を無駄にすることがない。
【0032】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について図4、図5、図6を用いて説明する。図4は、この実施の形態4における自動風呂装置の湯張り制御方法のフローチャートである。なお、この実施の形態4における自動風呂装置の構成も、図5及び図6に示した上記従来の自動風呂装置と同じであるため説明を省略し、湯張り動作についてのみ説明する。
【0033】
ふろ湯張りを開始すると(S1)、電動混合弁3で水と湯を混ぜ注湯開閉弁5を開き(S2)、温度検出器8で給湯温度を検出し、注湯回路2から追い焚き回路6と風呂往配管12aと風呂戻り配管12bを介して浴槽アダプタ14より浴槽13に給湯する。流量センサ4で給湯量を検出し、設定量まで給湯すると(S3)、注湯開閉弁5を閉じる(S4)。
【0034】
次に、循環ポンプ7を運転し(S5)、フロースイッチ11で湯の循環を検水の循環を検出する(S6)。フロースイッチ11がOFFの場合は(S6)、循環ポンプ7を停止して(S9)、浴槽13に所定量(例えば10リットル)追加給湯し(S10)、再度循環ポンプ7を運転する(S5)。この時フロースイッチ11が依然OFFの場合には、循環ポンプ7を停止して(S9)、再度浴槽13に所定量追加給湯する(S10)。このように、フロースイッチ11で湯の循環を検出するまで、S5、S6、S9、S10の動作を繰り返す。なお、ここまでの動作は上記実施の形態2と同様である。
【0035】
フロースイッチ11で湯の循環を検出すると(S6)、循環ポンプ7を停止し(S7)、表示部18の湯張り設定量を追加給湯された後の給湯量に変更し(S13)、その変更後の設定量を記憶して(S14)、ふろ湯張りを完了する(S15)。次回以降の湯張りでは、変更後の湯張り設定量で湯張りをする。
なお、排水栓が閉じていることをセンサー等で確認してから追加給湯を行うようにしても良く、そのようにすればお湯の無駄を軽減することができる。
【0036】
このように、実施の形態4における自動風呂装置によれば、湯張り設定量で湯張りした後、循環ポンプを運転し、湯の循環を検出できない場合は、湯の循環を検出するまで追加給湯を繰り返すので、湯張り設定量に対して浴槽13が大きい場合、浴槽アダプタ14の浴槽13への取付け高さが高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、浴槽の排水栓を閉じていれば確実に浴槽アダプタ14まで湯張りでき、湯張りエラー表示をすることなく正常に湯張りを完了することができる。さらに、自動で湯張り設定量を変更し、変更された設定量を表示し、かつ記憶するので、次回以降の湯張り時にもユーザーが設定変更することなく、正常に湯張りを行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
この発明に係る自動風呂装置によれば、湯張り設定量に対して浴槽が大きい場合、浴槽と循環回路との接続位置が高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、湯張り不具合が発生したと誤判断することなく、正常に湯張りを完了することができる。
【0038】
また、循環回路内の湯の循環を検出するまで追加給湯を繰り返すので、湯張り設定量に対して浴槽が大きい場合、浴槽と循環回路との接続位置が高い場合、また、ユーザーが間違って湯張り設定量を少なく設定した場合であっても、浴槽の排水栓を閉じていれば確実に浴槽と循環回路との接続位置まで湯張りでき、湯張り不具合が発生したと誤判断することなく、正常に湯張りを完了することができる。
【0039】
また、追加給湯を繰り返す際に追加給湯量に制限を設けたので、浴槽の排水栓を閉じていれば確実に浴槽と循環回路との接続位置まで湯張りでき、湯張り不具合が発生したと誤判断することなく正常に湯張りを完了することができるとともに、排水栓を閉じていない場合には、湯の無駄を軽減できる。
【0040】
さらに、湯張り設定量を追加給湯した後の給湯量に変更し、記憶するので、湯張り不具合が発生したと誤判断することなく正常に湯張りを完了することができるとともに、次回以降の湯張り時にもユーザーが設定変更することなく、正常に湯張りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における自動風呂装置の湯張り動作を示すフローチャートである。
【図2】実施の形態2における自動風呂装置の湯張り動作を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態3における自動風呂装置の湯張り動作を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態4における自動風呂装置の湯張り動作を示すフローチャートである。
【図5】この発明および従来の自動風呂装置のシステム構成図である。
【図6】この発明および従来の自動風呂装置のブロック図である。
【図7】従来の自動風呂装置の湯張り動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
自動風呂装置本体、2 注湯回路、3 電動混合弁、4 流量センサ 、
5 注湯開閉弁、6 追い焚き回路、7 循環ポンプ、8 温度検出器、11 フロースイッチ、13 浴槽、14 浴槽アダプタ、15 電動弁、16 制御部、17操作部、18 表示部。
Claims (3)
- 混合された適温の湯を浴槽に給湯する注湯回路と、前記浴槽内の湯を浴槽外に循環させる循環回路と、給湯量を検出する給湯量検出手段と、前記循環回路に湯を循環させる循環ポンプと、前記循環回路内の湯の循環を検出する循環検出手段と、湯張りの設定温度や設定量を表示する表示部とを備え、湯張り設定量で給湯した後、前記循環ポンプを運転し、前記循環検出手段により湯の循環を検出できない場合は、所定量の追加給湯をすると共に、追加給湯した場合に、前記表示部に湯張り設定量が少ない旨の表示を行うことを特徴とする自動風呂装置。
- 混合された適温の湯を浴槽に給湯する注湯回路と、前記浴槽内の湯を浴槽外に循環させる循環回路と、給湯量を検出する給湯量検出手段と、前記循環回路に湯を循環させる循環ポンプと、前記循環回路内の湯の循環を検出する循環検出手段と、湯張りの設定温度や設定量を表示する表示部とを備え、湯張り設定量で給湯した後、前記循環ポンプを運転し、前記循環検出手段により湯の循環を検出できない場合は、湯の循環を検出するまで、所定量の追加給湯を繰り返し、追加給湯した場合に、前記表示部に湯張り設定量が少ない旨の表示を行うことを特徴とする自動風呂装置。
- 追加給湯量に制限を設けたことを特徴とする請求項2記載の自動風呂装置。
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