JPH11101500A - 給湯装置の洗浄方法及びその装置 - Google Patents

給湯装置の洗浄方法及びその装置

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JPH11101500A
JPH11101500A JP9263965A JP26396597A JPH11101500A JP H11101500 A JPH11101500 A JP H11101500A JP 9263965 A JP9263965 A JP 9263965A JP 26396597 A JP26396597 A JP 26396597A JP H11101500 A JPH11101500 A JP H11101500A
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Hisashi Karasawa
久 唐沢
Kaoru Katayama
馨 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、所望するときに配管内の洗浄ができ
て節水を図る。 【解決手段】洗浄スイッチ45が操作されると、湯張り
判断部47で浴槽30内に温水が張られているか否かを
判断し、浴槽30内に温水が張られていれば、第1の洗
浄部48により循環ポンプ34を所定期間運転して浴槽
30内の温水を各循環用配管28、29を通して循環さ
せ、この後に各循環用配管28、29に水道水又は湯を
流して充満させる、又は浴槽30内に温水が張られてい
なければ、第2の洗浄部49により各循環用配管28、
29に水道水又は湯を流して充満させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯タンク内で沸
き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給す
るときの配管を兼ねた浴槽内の湯水を循環流通させる循
環用配管内を洗浄する給湯装置の洗浄方法及びその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はかかる給湯装置の概略構成図であ
る。この給湯装置は、給湯タンク1内のヒータ2への通
電を制御して給湯タンク1内の水を沸き上げ動作し、こ
の湯と水道水とを電動ミキシングバルブ3を通して混合
することにより所望温度の温水にし、この温水を大気開
放弁4から保温ヒータ5の配設された行き配管6を通し
て浴槽7に供給するものとなっている。
【0003】又、循環ポンプ8は、浴槽7内に張られた
湯を戻り配管9から行き配管6を通して浴槽7に循環さ
せ、このときに保温ヒータ5の加熱により設定温度に保
たせるものである。
【0004】なお、このような給湯装置では、給湯タン
ク1内の水の沸き上げや給湯の動作制御を行う本体制御
回路(マイクロコンピュータを搭載した本体プリント基
板:本体PC基板)10を備えている。
【0005】そして、この本体PC板10に対して複数
のコントローラ、例えば浴室リモートコントローラ(以
下、浴室リモコンと省略する)11とサブリモートコン
トローラ(以下、サブリモコンと省略する)12とが各
リモコンケーブル13、14を介して接続され、自動湯
張りや湯温調節、湯量調節などの操作設定をこれら浴室
リモコン11やサブリモコン12で行うようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記給湯装
置では、各配管6、9内や構成部品内部の湯垢等の汚れ
は、循環ポンプ8により温水や水を循環させている最中
には殆ど付着しないが、一旦、各配管6、9等内の循環
を停止して温水や水を滞留させたまま放置すると、温水
や水に含まれる汚れ分が沈殿し、各配管6、9内や構成
部品内部に付着する。そして、この付着物が増えると、
湯張り時や保温時に付着物が剥離されて浴槽7の循環金
具7aから浴槽内に吐き出される。
【0007】このような配管内の付着物を洗浄する方法
として、例えば特開平6−169853号公報に記載さ
れている技術がある。この洗浄方法は、例えば浴槽7内
の水位が循環金具7aよりも下降したことを確認して風
呂の使用が終わったことを検出し、配管6、9に洗浄用
の湯もしくは水を流して洗浄するものである。
【0008】しかしながら、この洗浄方法では、浴槽7
内の水位が循環金具7aよりも下降すると、その都度、
配管6、9に洗浄用の湯もしくは水を流して洗浄するも
のであるから、浴槽7に湯水が張られているままでの洗
浄ができない。例えば、入浴後の湯水を掃除や洗濯に用
いる場合などに備えて浴槽7に残した状態では、洗浄が
できないことに加え、付着が進む問題があるので、節水
の目的で上記湯水を有効利用する場合には、不合理なも
のとなる。又、洗浄を要求しないときにも湯もしくは水
が流され、節水するには問題がある。
【0009】そこで本発明は、入浴後の洗濯等に湯水を
有効利用でき、所望するときに配管内の洗浄ができて節
水が図れる給湯装置の洗浄方法及びその装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、給湯
タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として
浴槽に供給し、かつ浴槽に張られた温水を循環ポンプの
運転により循環用配管を通して循環させる給湯装置にお
いて、配管に対する洗浄の指示があると、浴槽内に温水
が張られているか否かを判断する第1のステップと、こ
の第1のステップの判断の結果、浴槽内に温水が張られ
ていれば、循環ポンプを所定期間運転して浴槽内の温水
を循環用配管を通して循環させ、この後に循環用配管に
水道水又は給湯タンクから湯を流して浴槽の汚染水など
を放出させて新たな湯水を残留させる第2のステップ
と、第1のステップの判断の結果、浴槽内に温水が張ら
れていなければ、循環用配管に水道水又は給湯タンクか
ら湯を流して汚染水などを放出させて新たな湯水を残留
させる第3のステップと、を有する給湯装置の洗浄方法
である。
【0011】請求項2によれば、請求項1記載の給湯装
置の洗浄方法において、循環用配管に水道水又は給湯タ
ンクから湯を交互に流す。請求項3によれば、給湯タン
ク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽
に供給し、かつ浴槽に張られた温水を循環ポンプの運転
により循環用配管を通して循環させる給湯装置におい
て、洗浄スイッチと、洗浄スイッチが操作されたときに
浴槽内に温水が張られているか否かを判断する湯張り判
断手段と、この湯張り判断手段の判断の結果、浴槽内に
温水が張られていれば、循環ポンプを所定期間運転して
浴槽内の温水を循環用配管を通して循環させ、この後に
循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して新た
な湯水を残留させる第1の洗浄手段と、湯張り判断手段
の判断の結果、浴槽内に温水が張られていなければ、循
環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して新たな
湯水を残留させる第2の洗浄手段と、を備えた給湯装置
の洗浄装置である。請求項4によれば、請求項3記載の
給湯装置の洗浄装置において、循環用配管に水道水又は
給湯タンクから湯を交互に流す第3の洗浄手段を付加し
た。
【0012】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の一実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は給湯装置の洗
浄装置の構成図である。給湯装置本体20には、2本の
給湯タンク21、22が配管により直列接続されて備え
られている。これら給湯タンク21、22の底部には、
それぞれヒータが配置されている。なお、これら給湯タ
ンク21、22は、1本の給湯タンクを用いてもよい。
【0013】これら給湯タンク21、22のうち一方の
給湯タンク21には、コック23、減圧弁24を通して
給水が行われるようになっており、他方の給湯タンク2
2には、電動ミキシングバルブ25が接続されている。
【0014】この電動ミキシングバルブ25は、上記の
如く給湯タンク22と接続されるとともに、コック23
を介して減圧弁24と接続され、給湯タンク22からの
湯量と給水量とをそれぞれ調節し混合して、所望温度の
温水を供給する機能を有している。
【0015】又、この電動ミキシングバルブ25には、
大気開放弁26及びこれに内蔵された給水電磁弁27が
接続され、さらに2系統に分岐した各循環用配管28、
29を介して浴槽30に接続されている。
【0016】これら各循環用配管28、29のうち一方
の循環用配管28には、保温ヒータ31が配設されると
とともに、サーミスタ32、リミッター33が設けられ
ている。
【0017】又、他方の循環用配管29には、循環ポン
プ34及び電動二方弁35が設けられるとともに、水位
センサ36が配設されている。一方、本体PC板40
は、プリント基板上にマイクロコンピュータや各電子部
品を搭載したもので、給湯装置本体20内に設けられて
いる。
【0018】この本体PC板40は、各給湯タンク2
1、22内の各ヒータへの通電制御を行って沸き上げ動
作や電動ミキシングバルブ25を動作させて給湯の動作
を行う機能を有するもので、この本体PC板40には、
各リモコンケーブル41、42を介して浴室リモコン4
3、サブリモコン44が接続されている。
【0019】これら浴室リモコン43及びサブリモコン
44は、給湯タンク21、22内の沸き上げ動作の操作
設定などを行うものとなっており、このうち浴室リモコ
ン43は浴室に設けられ、サブリモコン44はユーザの
所望する部屋、例えばキッチンルームに設けられる。
【0020】浴室リモコン43は、マイクロコンピュー
タを搭載し、各種スイッチ例えば洗浄スイッチ45をは
じめ、自動湯張りスイッチ、湯温調節スイッチ、湯量調
節スイッチなどの操作内容を本体PC板40に送信する
とともに、本体PC板40との間で交信し、液晶表示器
に洗浄表示、湯量表示、湯温表示、自動湯張り表示など
を行う機能を有している。
【0021】一方、サブリモコン44は、マイクロコン
ピュータを搭載し、各種スイッチ例えば湯温調節ボタ
ン、自動湯張り/保温ボタンなどの操作内容を本体PC
板40に送信するとともに、本体PC板40との間で交
信し、液晶表示器に湯切表示、自動湯張り表示、設定温
度表示、残湯量表示などを行う機能を有している。
【0022】上記本体PC板40は、マイクロコンピュ
ータの動作により給湯制御部46、湯張り判断部47、
第1の洗浄部48、第2の洗浄部49及び第3の洗浄部
50の各機能を有している。
【0023】給湯制御部46は、自動湯張り運転や自動
保温運転、自動足し湯運転などの動作制御を行うもの
で、このうち自動湯張り運転は、電動ミキシングバルブ
25を浴室又はサブリモコン43、44で予め設定され
た温度に湯の温度を調節し、大気開放弁26に内蔵され
た給水電磁弁27を開放して保温ヒータ31を経由し、
給湯タンク21、22内の湯を浴槽30に供給し、この
とき電動二方弁35を開放して水位センサ36で浴槽3
0内の圧力変化を測定し、予め設定された水位まで給湯
を継続し、設定水位に達したら給湯を停止するものであ
る。
【0024】又、給湯制御部46は、自動湯張り運転が
終了した後、電動二方弁35を開放して循環ポンプ34
を運転開始し、この循環ポンプ34の運転によって湯張
り直後の浴槽30内の湯温をサーミスタ32により測定
し、設定温度に対しての温度差を確認し、温度差が大き
い場合には、翌日の湯張り温度を自動的に補正して設定
温度に近付ける機能も有するものである。
【0025】又、自動保温運転は、自動湯張り運転後、
一定時間例えば10分ごとに浴槽30の湯温をサーミス
タ32により測定し、設定温度以下になっている場合に
は保温ヒータ31に通電を行って、浴槽30の湯温を設
定温度に保温するものである。
【0026】湯張り判断部47は、洗浄スイッチ45が
操作されたときに浴槽30内に温水が張られているか否
かを水位センサ36の水位信号に基づいて判断する機能
を有している。
【0027】すなわち、水位センサ36は、浴槽30の
循環金具30aと湯面との差圧から浴槽30内の水位を
検出してその水位信号を出力するので、湯張り判断部4
7は、水位センサ36からの水位信号から浴槽30内に
温水が張られているか否かを判断する。
【0028】第1の洗浄部48は、湯張り判断部47の
判断の結果、浴槽30内に温水が張られていれば、循環
ポンプ34を所定期間、例えば2分間運転して浴槽30
内の温水を各循環用配管29、28を通して循環させ、
この後に減圧弁24、コック23、電動ミキシングバル
ブ25及び給水電磁弁27を開放し、各循環用配管2
8、29に水道水を流して付着物等の汚染された汚れを
押し流して新たな水道水を給水充満させる機能を有して
いる。
【0029】なお、水道水の代わりに、電動ミキシング
バルブ25を開放し、給湯タンク21、22から湯を各
循環用配管28、29に流して給水充満させてもよい。
第2の洗浄部49は、湯張り判断部47の判断の結果、
浴槽30内に温水が張られていなければ、循環ポンプ3
4を運転せずに、減圧弁24、コック23、電動ミキシ
ングバルブ25及び給水電磁弁27を開放し、各循環用
配管28、29に水道水を流して内部の付着物や循環残
留湯水を放出させて新たな湯水を給水充満させる機能を
有している。
【0030】なお、この場合も水道水の代わりに、電動
ミキシングバルブ25を開放し、給湯タンク21、22
から湯を各循環用配管28、29に流して充満させても
よい。
【0031】第3の洗浄部50は、水道水の代わりに、
減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及
び給水電磁弁27を開放して各循環用配管28、29に
水道水を流す動作と、電動ミキシングバルブ25を給湯
側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配
管28、29に流す動作とを交互に行う機能を有してい
る。
【0032】なお、第3の洗浄部50は、浴室又はサブ
リモコン43、44、本体PC板40に設けられる洗浄
選択スイッチ等により選択されて動作するものとなって
いる。
【0033】次に上記の如く構成された洗浄装置の作用
について図2の示す洗浄フローチャートに従って説明す
る。ユーザが洗浄の必要な任意のときに浴室リモコン4
3にある洗浄スイッチ45を操作すると、湯張り判断部
47は、ステップ#1において、洗浄スイッチ45の操
作を検出し、ステップ#2に移って水位センサ36の水
位信号を入力し、この水位信号に基づいて浴槽30内に
温水が張られているか否かを判断する。
【0034】この判断の結果、浴槽30内に温水が張ら
れていれば、第1の洗浄部48は、ステップ#3からス
テップ#4に移り、循環ポンプ34を所定期間、例えば
2分間運転する。
【0035】この循環ポンプ34の運転により浴槽30
内の温水は、循環用配管29から循環用配管28を通し
て浴槽30に戻るという経路で循環する。この後、循環
ポンプ34の運転が例えば2分間行われると、この循環
運転を停止させ、第1の洗浄部48は、ステップ#5に
移り、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ
25及び給水電磁弁27を開放する。
【0036】これにより、各循環用配管28、29に
は、水道水が流れ込んで前述と同様に内部に残留する湯
水を放出させて新たなに給水された水道水が給水充満す
る。なお、水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ2
5を給水側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各
循環用配管28、29に流して充満させてもよい。
【0037】一方、上記ステップ#3における浴槽30
内に温水が張られているか否かの判断の結果、浴槽30
内に温水が張られていなければ、ステップ#6に移って
第2の洗浄部49により洗浄を行う。
【0038】この第2の洗浄部49は、循環ポンプ34
を運転せずに、減圧弁24、コック23、電動ミキシン
グバルブ25及び給水電磁弁27を開放する。これによ
り、各循環用配管28、29には、水道水が流れ込んで
汚染残留水が放出されて新たな水道水が給水充満する。
なお、水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ25を
給湯側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環
用配管28、29に流して充満させてもよい。
【0039】なお、浴室又はサブリモコン43、44、
本体PC板40に設けられる洗浄選択スイッチ等により
第3の洗浄部50の洗浄動作が選択されると、各循環用
配管28、29に水道水を流し込んで充満させる動作に
代わり、第3の洗浄部50は、水道水の代わりに、減圧
弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給
水電磁弁27を開放して各循環用配管28、29に水道
水を流す動作と、電動ミキシングバルブ25を開放し、
給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29
に流す動作とを交互に行う。
【0040】このように上記一実施の形態においては、
洗浄スイッチ45が操作されると、浴槽30内に温水が
張られているか否かを判断し、浴槽30内に温水が張ら
れていれば、循環ポンプ34を所定期間運転して浴槽3
0内の温水を各循環用配管28、29を通して循環さ
せ、この後に各循環用配管28、29に水道水又は湯を
流して汚染残留水を放出させながら新たな湯水を充満さ
せる、又は浴槽30内に温水が張られていなければ、各
循環用配管28、29に水道水又は湯を流して充満させ
るようにしたので、洗浄を必要とする任意のときに洗浄
スイッチ45を操作して洗浄ができ、洗浄が必要でない
ときに不必要に温水や水道水を流すことなく、節水を図
ることができる。
【0041】又、浴槽30内に温水が張られているか否
かに応じて洗浄の方法を選択するので、浴槽30内に温
水の有無に応じて無駄なくかつ節水を図りながら各循環
用配管28、29の洗浄ができ、入浴後の浴槽30の湯
水を節水を目的に有効利用でき利便性も向上する。
【0042】そのうえ、洗浄スイッチ45を操作して洗
浄するときに、浴槽30内に洗剤を投入して予備洗浄を
行うこともでき、浴槽30や各循環用配管28、29内
の洗浄効果をより高めることができる。そして、最後に
は各循環用配管28、29内に水道水又は湯が流される
ので、このときに洗剤成分も流される。
【0043】さらに、各循環用配管28、29に水道水
と給湯タンク21、22から湯とを交互に循環させれ
ば、各循環用配管28、29の付着物に対しても洗浄効
果をさらにアップすることができる。
【0044】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通り変形してもよい。例えば、水
道水を各循環用配管28、29に供給する経路として
は、例えば図3に示すように給水配管51から電動ミキ
シングバルブ25と給水電磁弁27とを連結する配管5
2にバイパス配管53を設け、このバイパス配管53に
バルブ540を設ける構成にしてもよい。
【0045】このように構成すれば、バルブ54、電動
ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放するこ
とにより、各循環用配管28、29に水道水が流れ込ん
で充満する。
【0046】この場合、減圧弁24に水道水を流せば、
この減圧弁24により水道水の流速が遅くなるが、この
減圧弁24を流さずに直接給水電磁弁27側に水道水を
流すので、水道水の流速を減速せずに各循環用配管2
8、29に流し込むことができる。
【0047】従って、各循環用配管28、29に水道水
と給湯タンク21、22から湯とを交互に循環させる場
合には、水道水の流速が減速されずに各循環用配管2
8、29に流し込むので、洗浄効果をアップできる。
【0048】又、洗浄スイッチ45は、浴室リモコン4
2に設けるのみでなく、サブリモコン44や給湯装置本
体20に設けるようにしてもよい。又、上記洗浄動作
は、例えば自動運転をオフすることにより毎日自動的に
行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1、
2によれば、浴槽内の湯張り湯水の有無に拘りなく、所
望するときに配管内の洗浄ができて節水が図れる給湯装
置の洗浄方法を提供できる。
【0050】又、本発明の請求項2によれば、洗浄効果
をアップできる給湯装置の洗浄方法を提供できる。又、
本発明の請求項3、4によれば、所望するときに配管内
の洗浄ができて入浴後の浴槽湯水の有効利用と洗浄湯水
との節水が図れる給湯装置の洗浄装置を提供できる。
又、本発明の請求項4によれば、洗浄効果をアップでき
る給湯装置の洗浄装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる給湯装置の洗浄装置の一実施の
形態を示す構成図。
【図2】同洗浄装置の洗浄フローチャート。
【図3】水道水を循環用配管に供給する配管の変形例を
示す構成図。
【図4】従来の給湯装置の概略構成図。
【符号の説明】
20…給湯装置本体、 21,22…給湯タンク、 24…減圧弁、 25…電動ミキシングバルブ、 27…給水電磁弁、 28,29…循環用配管、 30…浴槽、 31…保温ヒータ、 34…循環ポンプ、 40…本体PC板、 43…浴室リモコン、 44…サブリモコン、 45…洗浄スイッチ、 47…湯張り判断部、 48…第1の洗浄部、 49…第2の洗浄部、 50…第3の洗浄部、 53…バイパス配管、 54…バルブ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水と
    を混合し温水として浴槽に供給し、かつ前記浴槽に張ら
    れた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して
    循環させる給湯装置において、 前記配管に対する洗浄の指示があると、前記浴槽内に温
    水が張られているか否かを判断する第1のステップと、 この第1のステップの判断の結果、前記浴槽内に温水が
    張られていれば、前記循環ポンプを所定期間運転して前
    記浴槽内の温水を前記循環用配管を通して循環させ、こ
    の後に前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから
    湯を流して前記浴槽の汚染水を放出して新たなる湯水を
    残留させる第2のステップと、 前記第1のステップの判断の結果、前記浴槽内に温水が
    張られていなければ、前記循環用配管に水道水又は前記
    給湯タンクから湯を流して汚染水などを放出させて新た
    なる湯水を残留させる第3のステップと、を有すること
    を特徴とする給湯装置の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記循環用配管に水道水又は前記給湯タ
    ンクから湯を交互に流すことを特徴とする請求項1記載
    の給湯装置の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水と
    を混合し温水として浴槽に供給し、かつ前記浴槽に張ら
    れた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して
    循環させる給湯装置において、 洗浄スイッチと、 前記洗浄スイッチが操作されたときに前記浴槽内に温水
    が張られているか否かを判断する湯張り判断手段と、 この湯張り判断手段の判断の結果、前記浴槽内に温水が
    張られていれば、前記循環ポンプを所定期間運転して前
    記浴槽内の温水を前記循環用配管を通して循環させ、こ
    の後に前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから
    湯を流して新たなる湯水を残留させる第1の洗浄手段
    と、 前記湯張り判断手段の判断の結果、前記浴槽内に温水が
    張られていなければ、前記循環用配管に水道水又は前記
    給湯タンクから湯を流して新たなる湯水を残留させる第
    2の洗浄手段と、を具備したことを特徴とする給湯装置
    の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記循環用配管に水道水又は前記給湯タ
    ンクから湯を交互に流す第3の洗浄手段を付加したこと
    を特徴とする請求項3記載の給湯装置の洗浄装置。
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