JP2006317017A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタが機能するような状態でも、湯張り操作をするだけで、浴槽に対して自動的に湯張りできる給湯装置を提供する。
【解決手段】浴槽への湯張り時に、給水電磁弁を開放させ、供給路を通じて浴槽アダプタから浴槽内に湯を供給する。浴槽への湯張り時に、誤操作で高温湯を浴槽に供給した場合、浴槽アダプタが遮断状態となり、高温湯が浴槽に流出するのを防止する。浴槽アダプタの遮断状態で、給水電磁弁を開放させても、流量センサが湯の流れを検知しなければ、給水電磁弁を一旦閉じて供給路を遮断した後に、給水電磁弁を再度開放させる。給水電磁弁を一旦閉じて供給路を遮断すれば、給水電磁弁の開放で浴槽アダプタに加わっていた給水圧力を解除し、浴槽アダプタの遮断状態を解除する機会を作る。浴槽アダプタの遮断状態を解除し、給水電磁弁を再度開放させれば、浴槽に対して自動的に湯張りできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽に湯を供給して湯張りする給湯装置に関する。
従来、例えば貯湯タンクに沸き上げた高温湯を貯湯し、この貯湯タンクから取り出した高温湯を利用して給湯場所に給湯するようにした給湯装置では、浴槽に湯を湯張りする自動湯張り機能を有する給湯装置がある。
この自動湯張り機能を有する給湯装置では、リモコンに設けられた自動湯張り用のボタンを操作することにより、給湯装置側から浴槽に接続される供給路の給水電磁弁を開き、ミキシングバルブで貯湯タンクから取り出した高温湯と水とを混合して設定温度の湯として供給路を通じて浴槽に供給し、浴槽に湯張りしている。
また、利用者の好みに応じて浴槽の湯の温度を高くする場合に、浴槽に例えば60〜80℃の高温湯を所定量供給する高温差し湯の機能を備えているものもある。この高温差し湯用のボタンもリモコンに設けられている。
また、浴槽には、供給路を通じて供給される湯を浴槽に流出させる浴槽アダプタが設置されている。この浴槽アダプタには、高温湯遮断機能を有するものがあり、浴槽に湯張りされている状態で高温差し湯をする場合には高温湯が浴槽に流出するのを許容するが、誤操作によって浴槽に湯張りされていない状態で高温湯が浴槽に流出する場合には高温湯の流出を遮断する。このとき、リモコンで浴槽アダプタが遮断状態となったことを報知するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−347295号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、浴槽への給湯時に、浴槽に湯張りされていない状態で、リモコンの高温差し湯用のボタンを誤操作したために、浴槽アダプタが遮断状態となった場合において、この浴槽アダプタの遮断状態が解除されていないときに、リモコンの自動湯張り用のボタンを操作して湯張り動作を開始し、給水電磁弁を開放すると、浴槽アダプタに給水圧力が加わるため、浴槽アダプタの温度が下がっても、浴槽アダプタの遮断状態が解除されなくってしまい、浴槽に湯張りできない問題がある。
また、浴槽アダプタの温度が下がり、浴槽アダプタの遮断状態が解除された場合において、供給路内の浴槽アダプタの遮断動作が発生してしまう温度の高温湯が残っていれば、リモコンの自動湯張り用のボタンを操作して湯張り動作を開始しても、供給路内の高温湯が浴槽アダプタに流れるために、浴槽アダプタが遮断状態になってしまう。そして、自動湯張りを継続したままにしておくと、浴槽アダプタに給水圧力が加わるため、供給路内の高温湯の温度が下がっても、浴槽アダプタの遮断状態が解除されなくなってしまい、浴槽に湯張りできない問題がある。
このように浴槽に湯張りできなくなった場合には、一度湯張りを停止させて浴槽アダプタに給水圧力がかからないようにし、浴槽アダプタの温度および供給路内の高温湯の温度が下がるのを待ってから再度湯張り操作するか、浴槽に浴槽アダプタが水没するまで水を入れ、足し湯機能によって供給路内の高温湯を浴槽に流した後、浴槽の水を抜いてから再度湯張り操作するが、このような人為的な操作を必要とし、手間がかかる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタが機能するような状態でも、湯張り操作をするだけで、浴槽に対して自動的に湯張りできる給湯装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の給湯装置は、湯を供給する給湯部、この給湯部から浴槽に湯を供給する供給路、この供給路を開閉する開閉弁を有する給湯手段と、前記給湯路を通じて供給される湯を前記浴槽に流出させるとともに、前記浴槽に湯張りされていない状態で予め設定された温度より高い高温湯が前記浴槽に流出するときに高温湯の流出を遮断する高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタと、前記供給路を通じて前記浴槽に供給する湯の流量を検知する流量センサと、前記浴槽への湯張り時に、前記開閉弁を開放させ、この開閉弁を開放させても前記流量センサが湯の流れを検知しないときには、前記開閉弁を一旦閉じて前記供給路を遮断した後に開閉弁を再度開放させる制御手段とを具備しているものである。
請求項2記載の給湯装置は、請求項1記載の給湯装置において、制御手段は、浴槽への湯張り時に、開閉弁を再度開放して流量センサが湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、前記開閉弁を一旦閉じて供給路を遮断した後に開閉弁を再度開放させる動作を繰り返すものである。
請求項1記載の給湯装置によれば、浴槽への湯張り時に、例えば誤操作によって浴槽に湯張りされていない状態で高温湯を浴槽に供給してしまって高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタが遮断状態となった場合でも、湯張り操作をするだけで、開閉弁を開放させ、流量センサが湯の流れを検知しなければ開閉弁を一旦閉じて供給路を遮断することにより、開閉弁の開放によって浴槽アダプタに加わっていた給水圧力を解除して浴槽アダプタの遮断状態を解除する機会を作り、浴槽アダプタの遮断状態が解除されれば開閉弁を再度開放させることにより、浴槽に対して自動的に湯張りできる。
請求項2記載の給湯装置によれば、請求項1記載の給湯装置の効果に加えて、浴槽への湯張り時に、開閉弁を再度開放して流量センサが湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、開閉弁を一旦閉じて供給路を遮断した後に開閉弁を再度開放させる動作を繰り返すことにより、浴槽アダプタの遮断状態を確実に解除できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図3に示すように、給湯装置11は、本体ユニット12を備え、浴槽13に自動湯張りする自動湯張り機能および浴槽13に湯張りされた湯を保温する自動保温機能などを有している。
本体ユニット12内には沸き上げられた湯を貯湯するとともに貯湯した湯を供給する給湯部としての貯湯タンク21が配設されている。この貯湯タンク21は先止押上式の給湯方式が採用されており、この貯湯タンク21の下部には水道管などの給水源に配管される給水管22が減圧弁23を介して接続され、貯湯タンク21の上部には湯を給湯する給湯管24が接続されている。そして、給湯管24の先端側で管路が開かれることにより、貯湯タンク21の下部にかかる給水圧力により貯湯タンク21内の湯を押し上げて給湯管24から出湯する。また、貯湯タンク21内に湯を沸き上げて貯湯させる沸上手段としては、貯湯タンク21内に配置するヒータや、大気の熱を集熱するヒートポンプユニットなどが用いられる。
給水管22および給湯管24はミキシングバルブ31に接続されている。このミキシングバルブ31は給水管22からの水と給湯管24からの湯とを混合して予め設定されている給湯設定温度の湯を給湯する。
ミキシングバルブ31から台所や浴槽のシャワーなどに給湯するための給湯配管32には、湯の流量を検知する給湯流量センサ33および湯の温度を検知する給湯温度センサ34が配設されている。
ミキシングバルブ31から浴槽13に給湯するための給湯配管35はホッパ36が接続され、このホッパ36には、給湯配管35を開閉する開閉弁としての給水電磁弁37、湯の流量を検知する流量センサ38、貯湯タンク21側から浴槽13側への湯の流れを許容し反対の流れを止める逆止弁39が配設されている。
ホッパ36の下流側である給湯配管35の先端は、浴槽13に接続された循環配管40に三方弁41を介して接続されている。
循環配管40は、浴槽13に設置される浴槽アダプタ42に接続された往き配管43および戻り配管44を有している。往き配管43には浴槽13に湯張りされた浴槽湯の水位を検知する圧力センサである水位センサ45が配設され、また、戻り配管44には、浴槽湯の温度を検知するサーミスタ46、浴槽湯を循環させる循環ポンプ47、浴槽湯の循環を検知するフロースイッチ48、浴槽湯を加熱する保温ヒータ49が配設されている。
浴槽アダプタ42は、浴槽13に湯張りされている状態で高温差し湯をする場合には高温湯が浴槽13に流出するのを許容するが、浴槽13に湯張りされていない状態で高温湯が浴槽13に流出する場合には高温湯の流出を遮断する高温湯遮断機能を有している。すなわち、浴槽アダプタ42には湯が流出する水路(流出口)が設けられ、この水路を開閉する弁を例えば形状記憶合金ばねやダイヤフラムなどの温度感応体で支持し、浴槽13に湯張りされている状態で水路から高温湯が浴槽13に流出しても温度感応体は感応せず、浴槽13に湯張りされていない状態で水路から高温湯が浴槽13に流出する場合には高温湯が温度感応体に触れて弁で水路を閉鎖して水路からの高温湯の流出を遮断する。なお、遮断とは、完全な遮断と少しだけ湯が流れでる遮断とを含む。
三方弁41は、給湯配管35側を閉止して往き配管43および戻り配管44での循環路を開く切換状態と、給湯配管35と往き配管43および戻り配管44の一方または両方とを接続して貯湯タンク21内の湯を浴槽13に供給する供給路50を開く切換状態とに切り換える。
そして、本体ユニット12や浴槽13に接続された供給路50などで、浴槽13に湯を給湯する給湯手段51が構成されている。
また、浴室にはリモコン61が設置される。このリモコン61は、図4に示すように、リモコン本体62、このリモコン本体62に配置された表示部63および操作部64を備えている。表示部63では、設定温度、時刻、運転状況、エラー情報などを表示する。操作部64には、設定温度の湯および水位で浴槽13に自動湯はりするふろ自動ボタン65、例えば60〜80℃の高温湯を所定量供給する高温差し湯ボタン66などを含む各種のボタンが配置されている。
また、図3に示すように、給湯装置11は、この給湯装置11を制御する制御手段71を備えている。この制御手段71は、浴槽13への湯張り時に、給水電磁弁37を開放させ、この給水電磁弁37を開放させてから所定時間(例えば3分程度)経過後も流量センサ38が湯の流れを検知しないときには、給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を一定時間遮断した後に給水電磁弁37を再度開放させる機能、さらに、給水電磁弁37を再度開放して流量センサ38が湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断した後に給水電磁弁37を再度開放させる動作を所定時間(例えば3分程度)毎に繰り返す機能を有している。給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断する一定時間は、給水圧力がかからなくなることで浴槽アダプタ42の遮断状態が解除するのに必要な時間であって例えば5〜30秒程度としている。
次に、給湯装置11の作用を説明する。
浴槽13に湯張りする場合には、リモコン61のふろ自動ボタン65を操作することにより、制御手段71の制御による自動湯張り動作を開始し、三方弁41で給湯配管35と循環配管40とを接続して供給路50を形成した後、給水電磁弁37を開き、リモコン61で設定されている浴槽給湯用の設定温度にミキシングバルブ31で調整した湯を供給路50を通じて浴槽アダプタ42から浴槽13に給湯する。
そして、湯張り動作中は、流量センサ38の動作を監視し、流量センサ38が動作していれば、流量センサ38が正常であるとともに浴槽アダプタ42が開いているものと判断できる。流量センサ38による流量検知に基づいて浴槽13に給湯した給湯量を監視し、設定量の湯を給湯したら湯張り完了したものとして給水電磁弁37を閉じ、自動湯張り動作を完了する。
また、浴槽13に湯張りした状態において、浴槽13内の浴槽湯を循環配管40に循環させ、サーミスタ46で温度を監視し、検知した温度が設定温度より低下していれば保温ヒータ49で浴槽湯を加熱し、浴槽湯を設定温度に保つ。
また、浴槽13に湯張りした状態において、利用者の好みに応じて浴槽13の湯の温度を高くする場合に、リモコン61の高温差し湯ボタン66を操作することにより、給水電磁弁37を開き、ミキシングバルブ31で調整した例えば60〜80℃の高温湯を浴槽13に所定量供給する。このとき、高温湯が供給路50を通じて浴槽アダプタ42から流出するが、浴槽13に湯張りされている状態では浴槽アダプタ42の高温湯遮断機能によって高温湯の流出を遮断することはない。
また、浴槽13に湯張りしようとして、リモコン61のふろ自動ボタン65ではなく、誤って高温差し湯ボタン66を操作してしまった場合、給水電磁弁37を開き、ミキシングバルブ31で調整した高温湯が供給路50を通じて浴槽アダプタ42から流出するが、この浴槽アダプタ42の高温湯遮断機能によって水路の弁が閉じて高温湯の流出を遮断する。浴槽アダプタ42が遮断状態となれば、給水電磁弁37を開いていても流量センサ38が停止状態にあるため、リモコン61でエラー表示をする。
誤操作に気が付き、リモコン61の高温差し湯ボタン66を再度操作して高温差し湯を解除し、リモコン61のふろ自動ボタン65を操作することにより、図1に示すように、制御手段71の制御による自動湯張り動作を開始する。
自動湯張り動作の開始直後に、浴槽アダプタ42が遮断状態にある場合、給水電磁弁37を開いても、湯が浴槽13に流出せず、流量センサ38が停止状態にあり、浴槽アダプタ42には給水圧力がかかる。
時間経過によって、浴槽アダプタ42の温度が遮断状態を解除する温度まで低下しても、浴槽アダプタ42に給水圧力がかかっているため、浴槽アダプタ42の水路は閉じた状態に保持される。
給水電磁弁37を開放させてから所定時間(例えば3分以内)経過後も流量センサ38が動作しないときには、給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断し、浴槽アダプタ42にかかる給水圧力を解除する。給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断してから、例えば5〜30秒程度の一定時間経過した後、給水電磁弁37を再度開放させる。
この給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断し、浴槽アダプタ42に給水圧力がかからなくしている間に、浴槽アダプタ42の温度が遮断状態を解除する温度まで低下していれば、浴槽アダプタ42は遮断状態を解除する。そのため、給水電磁弁37を再度開放させることにより、リモコン61で設定されている浴槽給湯用の設定温度にミキシングバルブ31で調整した湯を供給路50を通じて浴槽アダプタ42から浴槽13に給湯する。
このとき、供給路50内の湯の温度も浴槽アダプタ42の遮断状態を解除する温度まで低下していれば、そのまま浴槽13への給湯を継続し、上述した通常時と同様に、流量センサ38による流量検知に基づいて浴槽13に給湯した給湯量を監視し、設定量の湯を給湯したら湯張り完了したものとして給水電磁弁37を閉じ、自動湯張り動作を完了する。
また、図2に示すように、供給路50内の高温湯の温度が浴槽アダプタ42の遮断状態を解除する温度まで低下していなかった場合には、供給路50内の高温湯が浴槽アダプタ42から流出するため、この浴槽アダプタ42の高温湯遮断機能によって水路の弁が閉じて高温湯の流出を再度遮断する。
この浴槽アダプタ42が遮断状態を一旦解除した後に再度遮断状態となることで、給水電磁弁37を開いていても、湯が浴槽13に流出せず、流量センサ38が一旦動作した後に再度停止状態となるとともに、浴槽アダプタ42にも一旦給水圧力がかからなくなった後に再度給水圧力がかかる。
給水電磁弁37を再度開放して流量センサ38が湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、上述した給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断した後に給水電磁弁37を再度開放させる動作を繰り返す。
なお、所定時間毎であって例えば3分毎に、流量センサ38が停止状態にあれば、リモコン61でエラー表示をする。
そして、供給路50内の高温湯が浴槽13に全て流出するか、供給路50内の高温湯の温度が浴槽アダプタ42の遮断状態を解除する温度まで低下すれば、給水電磁弁37を再度開放させたときに、浴槽アダプタ42の遮断状態を解除した状態を保持する。そのため、リモコン61で設定されている浴槽給湯用の設定温度にミキシングバルブ31で調整した湯を供給路50を通じて浴槽アダプタ42から浴槽13に給湯し、上述した通常時と同様に、流量センサ38による流量検知に基づいて浴槽13に給湯した給湯量を監視し、設定量の湯を給湯したら湯張り完了したものとして給水電磁弁37を閉じ、自動湯張り動作を完了する。
このように、浴槽13への湯張り時に、誤操作によって浴槽13に湯張りされていない状態で高温湯を浴槽13に供給してしまって高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタ42が遮断状態となった場合でも、湯張り操作をするだけで、給水電磁弁37を開放させ、流量センサ38が湯の流れを検知しなければ給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断することにより、給水電磁弁37の開放によって浴槽アダプタ42に加わっていた給水圧力を解除して浴槽アダプタ42の遮断状態を解除する機会を作り、浴槽アダプタ42の遮断状態が解除されれば給水電磁弁37を再度開放させることにより、浴槽13に対して自動的に湯張りできる。
浴槽13への湯張り時に、給水電磁弁37を再度開放して流量センサ38が湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、給水電磁弁37を一旦閉じて供給路50を遮断した後に給水電磁弁37を再度開放させる動作を繰り返すことにより、浴槽アダプタ42の遮断状態を確実に解除できる。
なお、流量センサ38の故障時には、所定時間毎であって例えば3分毎に、流量センサ38が停止状態にあれば、リモコン61で流量センサ38の動作を確認できないエラー表示をし、最終的にある時間であって例えば12分経過後に、流量センサ38の動作を確認できないエラー表示から部品故障のエラー表示に切り換え、給水電磁弁37を閉じて湯張り動作を終了する。このとき、流量センサの動作を確認できない状態でも、給水電磁弁37を閉じて湯張り動作を終了するまでの間は湯が浴槽13に流れるため、例えば毎分15Lの湯が流れていれば、15L×12分=180Lの湯を浴槽13に湯張りすることになり、流量センサ38の故障時でもとりあえず浴槽13に湯張りすることができる。
また、前記実施の形態の給湯装置11では、循環配管40や保温ヒータ49などを設けて保温機能を備えていたが、この保温機能を備えず、つまり循環配管40や保温ヒータ49などを備えず、ホッパ36から浴槽13の浴槽アダプタ42に1本の配管を接続し、保温機能以外の自動湯張りや高温差し湯などの機能を備えた給湯装置にも適用できる。
また、給湯部としては、ヒータやヒートポンプユニットで沸き上げた湯を貯湯する貯湯タンク21などに限らず、例えばガス湯沸し器などを用いることもできる。
本発明の一実施の形態を示す給湯装置の浴槽アダプタの遮断状態の解除動作および湯張り動作のタイミングチャートである。 同上給湯装置の浴槽アダプタの遮断状態の解除動作および湯張り動作の他の場合を示すタイミングチャートである。 同上給湯装置の構成図である。 同上給湯装置のリモコンの正面図である。
符号の説明
11 給湯装置
13 浴槽
21 給湯部としての貯湯タンク
37 開閉弁としての給水電磁弁
38 流量センサ
42 浴槽アダプタ
50 供給路
51 給湯手段
71 制御手段

Claims (2)

  1. 湯を供給する給湯部、この給湯部から浴槽に湯を供給する供給路、この供給路を開閉する開閉弁を有する給湯手段と、
    前記給湯路を通じて供給される湯を前記浴槽に流出させるとともに、前記浴槽に湯張りされていない状態で予め設定された温度より高い高温湯が前記浴槽に流出するときに高温湯の流出を遮断する高温湯遮断機能を有する浴槽アダプタと、
    前記供給路を通じて前記浴槽に供給する湯の流量を検知する流量センサと、
    前記浴槽への湯張り時に、前記開閉弁を開放させ、この開閉弁を開放させても前記流量センサが湯の流れを検知しないときには、前記開閉弁を一旦閉じて前記供給路を遮断した後に開閉弁を再度開放させる制御手段と
    を具備していることを特徴とする給湯装置。
  2. 制御手段は、浴槽への湯張り時に、開閉弁を再度開放して流量センサが湯の流れを一旦検知しても再度検知しなくなったときには、前記開閉弁を一旦閉じて供給路を遮断した後に開閉弁を再度開放させる動作を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
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JP2020046166A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 リンナイ株式会社 風呂装置

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