JP7139865B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、風呂の排水栓を手動と自動で開閉する駆動部を備えた風呂装置に関する技術が開示されている。この技術では、風呂の湯張り中又は保温中に排水栓が開けられたことを検出すると、排水弁が自動で閉にされる。これにより、湯の大量流出を防止できるので、エネルギの無駄が防がれる。
また、給湯装置が備える機能として、自動水位調節機能が知られている。自動水位調節機能が設定されている場合、湯張り後に浴槽の水位が低下したとしても、自動で水位が調節される。
特開2000-121152号公報
上記の特許文献1の技術では、使用者が風呂の湯張り又は保温の機能を解除することを忘れて排水栓を意図的に開栓した場合に、排水弁が自動で閉にされてしまう。このため、上記の特許文献1の技術では、使用者の意図どおりの排水を実現することができない場合がある。
また、自動水位調節機能を備える給湯装置において、自動水位調節機能の設定を解除することを忘れて浴槽栓を開栓した場合、自動水位調節機能による足し湯によって湯の無駄使いが起きるおそれがある。このように、従来の技術では、浴槽の湯の状態を調節する機能を解除することを忘れて排水栓を意図的に開栓した場合の動作に課題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、浴槽栓の意図的な開栓時に、湯の無駄使いが起きることを防ぎつつ使用者の意図どおりの排水を実現することができる給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給湯装置は、浴槽の排水口を開閉する浴槽栓の開閉状態を検出する浴槽栓状態検出部と、浴槽の水位を設定水位に調節する調節動作を自動で行う自動水位調節機能の設定及び解除を制御する制御部と、を備え、制御部は、自動水位調節機能の設定中において浴槽栓状態検出部が浴槽栓の開状態を検出した場合、自動水位調節機能の設定を強制的に解除する機能解除処理を行うように構成され、制御部は、機能解除処理を行う場合、浴槽栓の開状態を検出してからの経過時間が予め規定された規定時間を超えてから機能解除処理を行うように構成されているものである。
また、本発明に係る給湯装置は、浴槽栓制御部からの動作指示に従い、浴槽の排水口を開閉する浴槽栓の開閉を行う浴槽栓駆動部と、浴槽栓制御部を介して浴槽栓の開閉状態を検出する浴槽栓状態検出部と、浴槽の水位を設定水位に調節する調節動作を自動で行う自動水位調節機能の設定及び解除を制御する制御部と、を備え、制御部は、自動水位調節機能の設定中において浴槽栓状態検出部が浴槽栓の開状態を検出した場合、自動水位調節機能の設定を強制的に解除する機能解除処理を行うように構成され、制御部は、機能解除処理を行う場合、浴槽栓の開状態を検出してからの経過時間が予め規定された規定時間を超えてから機能解除処理を行うように構成されているものである。
本発明の給湯装置によれば、浴槽栓の意図的な開栓時に、湯の無駄使いが起きることを防ぎつつ使用者の意図どおりの排水を実現することが可能となる。
実施の形態1における給湯装置としての貯湯式給湯機の構成図である。 実施の形態1のリモコンの構成を説明するための図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の沸き上げ運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の足し湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の保温運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における給湯装置としての貯湯式給湯機の構成図である。図1に示す貯湯式給湯機100は、貯湯タンクユニット1と、ヒートポンプサイクルを利用するように構成されたヒートポンプユニット60とを備えている。2つのユニット1、60は、ヒートポンプ入口配管41とヒートポンプ出口配管42とによって接続されている。また、貯湯タンクユニット1には、制御部70が内蔵されている。貯湯タンクユニット1およびヒートポンプユニット60が備える各種の弁類、ポンプ類等の作動は、これらと配線を介して接続された制御部70により制御される。以下、貯湯式給湯機100の各構成要素について説明する。
ヒートポンプユニット60は、貯湯タンクユニット1から導かれた低温水を加熱するための加熱手段として機能するものである。ヒートポンプユニット60は、圧縮機61、沸き上げ用熱交換器62、膨張弁63、空気熱交換器64を冷媒循環配管65にて環状に接続し、ヒートポンプサイクルを構成している。沸き上げ用熱交換器62は、ヒートポンプサイクルを構成する冷媒循環配管65を流れる冷媒と貯湯タンクユニット1から導かれた低温水との間で熱交換を行うためのものである。また、HP出口側サーミスタ66は、沸き上げ用熱交換器62で加熱した高温水の温度を検知するための温度センサであり、ヒートポンプ出口配管42に設けられている。ヒートポンプユニット60で高温水を得るためには、ヒートポンプサイクルは、冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。
一方、貯湯タンクユニット1には、以下の各種部品及び配管などが内蔵されている。貯湯タンク10は、湯水を貯留するためのものである。貯湯タンク10の下部には、市水を供給するための給水配管2が接続されている。貯湯タンク10の上部には、第1タンク上部配管43と第2タンク上部配管44とが接続されている。第2タンク上部配管44の途中には、貯留した湯水を給湯機外部へ供給するための給湯配管3が接続されている。尚、貯湯タンク10には、ヒートポンプユニット60を用いて加熱された高温水がタンク上部から流入するとともに、給水配管2を介して低温水をタンク下部から流入させることにより、タンク内の上部と下部で温度差が生じるように湯水が貯留される。また、貯湯タンク10の表面の上部および下部には、貯湯タンク10内の湯水の温度分布を検知するための残湯サーミスタ11、12がそれぞれ取り付けられている。これらの残湯サーミスタ11、12により取得された温度分布に基づいて、貯湯タンク10内の残湯量が把握され、ヒートポンプユニット60による貯湯タンク10内の湯水の沸き上げ運転の開始および停止などが制御される。
また、貯湯タンクユニット1内には、熱源ポンプ21および利用側熱交換器22が内蔵されている。熱源ポンプ21は、貯湯タンクユニット1内の後述する各種配管に湯水を循環させるためのポンプである。利用側熱交換器22は、貯湯タンク10又はヒートポンプユニット60から供給される高温水を利用して、2次側の加熱対象水を加熱するための熱交換器である。尚、本実施形態では、利用側熱交換器22の2次側の構成として、浴槽50内の水を循環させるふろ循環回路51が設けられている。ふろ循環回路51は、ふろ戻り配管56及びふろ往き配管57により構成されている。ふろ戻り配管56は、浴槽50の浴槽アダプタ80と利用側熱交換器22の入口側とを接続する。また、ふろ往き配管57は、利用側熱交換器22の出口側と浴槽アダプタ80とを接続する。ふろ戻り配管56の途中には、浴槽水を循環させるためのふろ循環ポンプ52と、浴槽50から出た浴槽水の水温を検出するための浴槽出口側サーミスタ53がそれぞれ設置されている。また、ふろ戻り配管56の途中には、ふろ循環回路51の水流の有無を検出する水流検知手段としてのフロースイッチ58と、浴槽50の水位を検出する水位検出手段としての水位センサ59と、がそれぞれ設置されている。
貯湯式給湯機100は、開閉スイッチ81と、浴槽栓82と、浴槽栓駆動部83と、を備えている。浴槽栓82は、浴槽50の排水口を開閉するための栓である。浴槽栓82は、浴槽栓駆動部83と機械的に接続されている。浴槽栓駆動部83は、浴槽栓82の開閉を行うためのアクチュエータを含んでいる。浴槽栓駆動部83は、自動浴槽栓制御部90と電気的に接続されている。浴槽栓駆動部83は、自動浴槽栓制御部90からの動作指示に従い浴槽栓82の開閉動作を行う。開閉スイッチ81は、浴槽栓駆動部83の動作と連動したスイッチである。開閉スイッチ81を操作することにより、浴槽栓82の開閉を手動で行うことができる。
自動浴槽栓制御部90は、制御部70と電気的に接続されている。制御部70は、浴槽栓状態検出部91と、浴槽栓動作指示部92と、を備えている。浴槽栓状態検出部91は、自動浴槽栓制御部90を介して浴槽栓82の開閉状態を検出する。浴槽栓動作指示部92は、自動浴槽栓制御部90を介して浴槽栓駆動部83へ動作指示を行う。
また、貯湯タンクユニット1は、ふろ給湯配管34と電磁弁35とを有している。ふろ給湯配管34は、第2タンク上部配管44と給湯配管3との接続部とふろ循環回路51のふろ戻り配管56とを接続している。電磁弁35は、ふろ給湯配管34の途中に配置されている。
ふろ給湯配管34の途中には、注水用微細気泡発生装置55が設置されている。注水用微細気泡発生装置55は、浴槽50への注水時に微細気泡を導入して配管内を洗浄する洗浄手段として機能する装置である。また、ふろ循環回路51のふろ戻り配管56には、循環用微細気泡発生装置54が設置されている。循環用微細気泡発生装置54は、浴槽水の循環時に微細気泡を導入して配管内を洗浄する洗浄手段として機能する装置である。なお、注水用微細気泡発生装置55及び循環用微細気泡発生装置54は、微細気泡を発生させるための公知の構造を採用することができる。
次に、貯湯タンクユニット1が備える弁類および配管類について説明する。貯湯タンクユニット1は、第1三方弁31、第2三方弁32、および四方弁33を有している。第1三方弁31及び第2三方弁32は、湯水が流入する2つの入口であるaポート及びbポートと、湯水が流出する1つの出口であるcポートとを有する流路切替手段である。第1三方弁31及び第2三方弁32は、aポートもしくはbポートのどちらかから湯水が流入するように湯水の経路を切り替え可能に構成されている。四方弁33は、湯水が流入する2つの入口であるbポート及びcポートと、湯水が流出する2つの出口であるaポート及びdポートとを有する流路切替手段である。四方弁33は、3つの経路、すなわち、c-a経路、c-d経路、およびb-a経路の間で流路形態を切り替え可能に構成されている。
また、貯湯タンクユニット1は、タンク下部配管40、上記ヒートポンプ入口配管41、上記ヒートポンプ出口配管42、上記第1タンク上部配管43、上記第2タンク上部配管44、タンク戻し配管45、利用側熱交換器1次側入口配管46、利用側熱交換器1次側出口配管47、バイパス配管48、及びタンク上部戻し配管49を有している。
より具体的には、タンク下部配管40は、貯湯タンク10の下部と第2三方弁32のaポートとを接続する流路である。また、ヒートポンプ入口配管41は、第2三方弁32のcポートとヒートポンプユニット60の入口側とを接続する流路である。また、ヒートポンプ出口配管42は、ヒートポンプユニット60の出口側と四方弁33のcポートとを接続する流路である。また、タンク上部戻し配管49は、四方弁33のdポートと第1三方弁31のbポートとを接続する流路である。第1タンク上部配管43は、貯湯タンク10の上部と第1三方弁31のaポートとを接続する流路である。第2タンク上部配管44は、貯湯タンク10の上部とタンク上部戻し配管49の途中とを接続する流路である。そして、タンク戻し配管45は、四方弁33のaポートと貯湯タンク10の中央部から下部の間に設けられた戻し口とを接続する流路である。また、利用側熱交換器1次側入口配管46は、第1三方弁31のcポートと利用側熱交換器22の1次側入口とを接続する流路である。また、利用側熱交換器1次側出口配管47は、利用側熱交換器22の1次側出口と第2三方弁32のbポートとを接続する流路である。更に、バイパス配管48は、ヒートポンプ入口配管41における熱源ポンプ21の出口側の部位と四方弁33のbポートとを接続する流路である。尚、上記熱源ポンプ21は、ヒートポンプ入口配管41上におけるバイパス配管48との接続部と第2三方弁32との間に設置されている。
実施の形態1の貯湯式給湯機100は、リモコン71を備えている。リモコン71は、例えば浴室又は台所等に設置されるものであり、通信線を介して制御部70と接続されている。図2は、実施の形態1のリモコンの構成を説明するための図である。この図に示すように、リモコン71には、表示部72と、操作部73と、音声出力部74が設けられている。表示部72は、貯湯式給湯機100の各種状態を表示するためのものであり、例えば液晶のディスプレイによって構成されている。操作部73は、貯湯式給湯機100の各種制御を操作するためのものであり、複数のボタンにより構成されている。音声出力部74は、貯湯式給湯機100の各種状態を音声によって報知するためのものであり、スピーカーにより構成されている。使用者は、操作部73を操作することにより、後述する沸き上げ運転、足し湯運転、及び保温運転等を行うことができる。
実施の形態1の貯湯式給湯機100では、以下の図3から図5に示す運転状態に応じて第1三方弁31、第2三方弁32及び四方弁33を制御して、貯湯タンクユニット1内の湯水の流路を切り替えて使用するようになっている。図3は、実施の形態1の貯湯式給湯機の沸き上げ運転時の回路構成図である。制御部70は、沸き上げ運転を実行する機能を備えている。なお、ここでいう沸き上げ運転とは、ヒートポンプユニット60を利用して貯湯タンク10内の水を沸き上げる運転のことである。この沸き上げ運転時には、第2三方弁32は、aポートとcポートとが連通しbポートが閉状態となるように制御される。これにより、タンク下部配管40とヒートポンプ入口配管41とが連通するとともに、利用側熱交換器1次側出口配管47側を閉として利用側熱交換器22からの流路が遮断される。また、沸き上げ運転時には、四方弁33は、cポートとdポートとが連通しaポートとbポートとが閉状態となるように制御される。これにより、ヒートポンプ出口配管42とタンク上部戻し配管49とが連通するとともに、タンク戻し配管45側を閉として貯湯タンク10の下部への流路が遮断される。また、沸き上げ運転時には、第1三方弁31は、aポートとcポートとが連通しbポートが閉状態となるように制御される。これにより、第1タンク上部配管43と利用側熱交換器1次側入口配管46とが連通するとともに、タンク上部戻し配管49側を閉として利用側熱交換器22への流路が遮断される。
沸き上げ運転は、上記のように第1三方弁31、第2三方弁32、および四方弁33が制御された状態で、熱源ポンプ21とヒートポンプユニット60の運転を開始することにより実行される。その結果、貯湯タンク10の下部から流出する低温の水は、タンク下部配管40、第2三方弁32、熱源ポンプ21およびヒートポンプ入口配管41を経由してヒートポンプユニット60に導かれる。そして、ヒートポンプユニット60に流入した低温の水は、沸き上げ用熱交換器62において加熱されて高温の水となる。加熱された高温の水は、ヒートポンプ出口配管42、四方弁33、タンク上部戻し配管49及び第2タンク上部配管44を経由して、貯湯タンク10の上部から当該貯湯タンク10内に流入し蓄積される。このような沸き上げ運転が実行されることで、貯湯タンク10の内部では、上層部から高温水が貯えられていき、この高温水層が徐々に厚くなる。貯湯タンク10内に貯えられた高温の湯は、例えば浴槽50への湯張りに使用される。
実施の形態1の貯湯式給湯機100は、その特徴的な機能として、自動水位調節機能を有している。ここでの自動水位調節機能は、浴槽50への湯張り完了後、浴槽50内の湯の水位及び水温を調節する調節動作を自動で行う機能である。自動水位調節機能は、湯張りの完了後に自動で設定され、設定された時間の経過後に自動で解除される。また、自動水位調節機能は、リモコン71の操作部73を操作することによって機能の設定及び解除を任意のタイミングで行うこともできる。自動水位調節機能が設定されると、制御部70は、浴槽50内の水位及び水温を監視し、足し湯運転及び保温運転を実行する。
足し湯運転は、浴槽50内の湯が少なくなった場合に自動で設定水位まで湯を足す運転である。図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機の足し湯運転時の回路構成図である。この足し湯運転は、水位センサ59によって検出される浴槽50の水位が設定水位から規定高さ(例えば5cm)以上下がった場合に、電磁弁35を開くことで開始される。足し湯運転の実行中は、第2タンク上部配管44、ふろ給湯配管34からふろ循環回路51を経由して浴槽50へと貯湯タンク10内の湯が注水される。これにより、貯湯タンク10内の高温の湯がふろ給湯配管34及びふろ循環回路51を流通して浴槽50内へと供給される。そして、水位センサ59によって検出される浴槽50の水位が設定水位に達すると、電磁弁35が閉じられる。
保温運転は、浴槽50内の湯の水温が低くなった場合に、浴槽50内の湯の温度を自動で設定温度まで上げる運転である。図5は、実施の形態1の貯湯式給湯機の保温運転時の回路構成図である。保温運転は、浴槽出口側サーミスタ53により検出された浴槽50の湯の水温が設定水温から規定水温以上下がった場合に開始される。保温運転では、第1三方弁31は、aポートとcポートとが連通しbポートが閉状態となるように制御される。第2三方弁32は、bポートとcポートとが連通しaポートが閉状態となるように制御される。そして、四方弁33は、aポートとbポートとが連通しcポートとdポートとが閉状態となるように制御される。保温運転は、上記のように第1三方弁31、第2三方弁32、および四方弁33が制御された状態で、熱源ポンプ21とふろ循環ポンプ52の運転を開始することにより実行される。その結果、利用側熱交換器22では、貯湯タンク10の上部から流出する高温の水と浴槽50から流出する低温の水との間で熱交換が行われる。このような保温運転が実行されることで、浴槽50内の湯の水温が徐々に上昇する。そして、浴槽出口側サーミスタ53により検出される浴槽50の湯の水温が設定水温に達すると、熱源ポンプ21とふろ循環ポンプ52の運転が停止される。
次に、実施の形態1の貯湯式給湯機100の特徴的動作について説明する。一般的に、使用者は、入浴中に自動水位調節機能を設定している。しかし、設定した使用者と浴槽の水の排水を行う最終入浴者が同一人物ではない場合も多く、このため、使用者が入浴後に浴槽の水の排水を行う場合、設定されていた自動水位調節機能を解除することを忘れて浴槽栓82を開栓してしまうことが考えられる。この場合、浴槽50の水位の低下によって足し湯運転が自動で開始されてしまい、湯の無駄使いが起きてしまう。
そこで、本実施の形態の貯湯式給湯機100では、以下のフローチャートに沿って自動水位調節機能の解除又は継続を行うことにより、使用者の意図どおりに排水を行うとともに湯の無駄使いを防ぐことを可能としている。以下、フローチャートに沿って制御部70によって実行される制御の具体的処理について説明する。
図6は、実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される制御ルーチンのフローチャートである。なお、図6に示す制御ルーチンは、貯湯式給湯機100の湯張り完了後に自動水位調節機能が自動で設定された場合、又は使用者が手動で自動水位調節機能を設定した場合に実行される。
図6に示す制御ルーチンのステップS1では、前回浴槽栓状態の初期値が「閉」として記憶される。次のステップS2では、自動水位調節機能の解除指示が出されたか否かが判定される。ここでの自動水位調節機能の解除指示には、リモコン71の操作部73からの手動での解除指示の他、時間経過に伴う自動での解除指示も含む。ステップS2の処理において、判定の成立が認められた場合にはステップS3の処理に移行し、判定の成立が認められない場合にはステップS4の処理に移行する。
ステップS3では、使用者の意図どおりに自動水位調節機能が強制的に解除される。以下の説明では、ステップS3において行われる処理を「機能解除処理」と称する。ステップS3の処理が完了すると、本ルーチンは終了される。
ステップS4では、浴槽栓状態検出部91によって検出される浴槽栓状態が「開」状態であるかが判定される。その結果、判定の成立が認められた場合、自動水位調節機能の継続中に浴槽栓82が開いていると判断されて、次のステップS5に移行する。
ステップS5では、現在の浴槽栓状態が「開」であるため、前回浴槽栓状態が「開」に更新される。次のステップS6では、調節動作としての足し湯運転又は保温運転が動作中である場合に、これらの動作が一時的に停止される。以下の説明では、ステップS6において行われる処理を「一時停止処理」と称する。次のステップS7では、浴槽栓状態が「開」とされてからの経過時間が予め規定された規定時間を超えたか否かが判定される。ここでの規定時間は、浴槽栓82が意図的に開栓されたことを確実に判断可能な時間として、例えば5秒に規定されている。
ステップS7の処理の結果、判定の成立が認められない場合、経過時間が規定時間を超える前に自動水位調節機能が解除される又は浴槽栓状態が「閉」となる可能性があると判断される。この場合、処理はステップS2に戻り、自動水位調節機能の解除指示が出されたか否かが再度判定される。一方、ステップS7の処理の結果、判定の成立が認められた場合、使用者が自動水位調節機能を解除し忘れた状態で排水を始めたと判断することができる。この場合、処理はステップS3に移行して、機能解除処理が行われる。
一方、ステップS4の処理の結果、判定の成立が認められない場合、自動水位調節機能の継続中に浴槽栓82が閉じていると判断されて、次のステップS8に移行する。ステップS8では、前回浴槽栓状態が「開」であるか否かが判定される。その結果、判定の成立が認められた場合には、浴槽栓82の開栓は、ノイズ又は子供のいたずら等による一時的な開栓であったと判断することができる。この場合、処理は次のステップS9に移行する。一方、ステップS8の処理において、判定の成立が認められない場合には、浴槽栓82が閉じられているため、自動水位調節機能を継続しても問題ないと判断することができる。この場合、処理は後述するステップS13へと移行する。
ステップS9では、現在の浴槽栓状態が「閉」であるため、前回浴槽栓状態が「閉」に更新される。次のステップS10では、水位センサ59によって浴槽50の水位が検出される。次のステップS11では、検出された水位が規定高さ(例えば5cm)以上低下しているか否かが判定される。その結果、判定の成立が認められた場合にはステップS12に移行し、判定の成立が認められない場合にはステップS12をスキップしてステップS13へと移行する。
ステップS12では、足し湯運転が実行される。以下の説明では、ステップS12において行われる処理を「足し湯処理」と称する。これにより、浴槽50の水位は設定水位まで上昇する。次のステップS13では、自動水位調整機能の設定が継続される。以下の説明では、ステップS13において行われる処理を「機能継続処理」と称する。ステップS13において機能継続処理が行われると、ステップS2の処理に移行する。
以上説明したように、実施の形態1の貯湯式給湯機100によれば、自動水位調節機能の設定中に浴槽栓82を開栓した場合に、自動水位調節機能が自動で解除される。これにより、浴槽栓82の意図的な開栓時に、足し湯運転が行われて湯の無駄使いが起きることを防ぎつつ使用者の意図どおりの排水を実現することができる
また、実施の形態1の貯湯式給湯機100によれば、自動水位調節機能の設定中に浴槽栓82の開栓が検出された場合に、動作中の足し湯運転及び保温運転が一時的に停止される。これにより、排水中における湯及びエネルギの無駄使いを逸早く抑制することが可能となる。
また、実施の形態1の貯湯式給湯機100によれば、自動水位調節機能の設定中における浴槽栓82の開栓からの経過時間が規定時間を超えるまでは自動水位調節機能が解除されない。これにより、いたずら等による一時的な誤開栓の場合に自動水位調節機能が解除されてしまうことを防ぐことができる。
また、実施の形態1の貯湯式給湯機100によれば、経過時間が規定時間を超える前に浴槽栓82が閉栓された場合、自動水位機能が継続される。これにより、意図しない開栓による排水に気付いて浴槽栓82を閉栓したような場合に、自動水位機能が解除されてしまうことを防ぐことができる。また、浴槽栓82を閉栓後は、浴槽50の水位に応じて足し湯処理が行われるので、意図しない排水によって低下した水位を設定水位へと戻すことができる。
ところで、上述した実施の形態1の貯湯式給湯機100は、以下のように変形した態様を含んで構成されていてもよい。
上述した実施の形態1の貯湯式給湯機100では、リモコン71の表示部72による文字ガイダンス、又はリモコン71の音声出力部74からの音声ガイダンス等によって、使用者に貯湯式給湯機100の状態を報知する報知機能を備えていてもよい。
例えば、報知機能は、上記ステップS4の処理によって浴槽栓82の開状態が検出された場合に、機能解除処理に関連する情報として、「開栓に伴い自動水位調節機能を解除する」旨のガイダンスを使用者に報知するように構成されていてもよい。これにより、浴槽栓82が使用者の意図に反して開栓状態になっている場合に、使用者に対して閉栓を効果的に促すことが可能となる。
また、報知機能は、上記ステップS6の処理が実行された場合に、一時停止処理に関連する情報として、「浴槽栓82の開栓が検出されたことによりこれらの運転が停止された」旨のガイダンスを使用者に報知するように構成されていてもよい。これにより、自動水位調節機能が停止した原因を使用者に効果的に伝えることが可能となる。
また、報知機能は、上記ステップS8の処理が実行された場合に、機能継続処理に関連する情報として、「浴槽栓82の閉栓が検出されたことにより自動水位調節機能を継続する」旨のガイダンスを使用者に報知するように構成されていてもよい。これにより、自動水位調節機能が継続されることを使用者に効果的に伝えることが可能となる。
制御部70は、リモコン71の操作部73から使用者が規定時間を任意に設定する第1設定部としての機能を含んで構成されていてもよい。
制御部70は、リモコン71の操作部73から使用者が機能解除処理の許可及び禁止を任意に設定する第2設定部としての機能を含んで構成されていてもよい。
また、リモコンの操作部73を用いて、浴槽栓82が開状態になってから自動水位調節機能を解除するまで規定時間を、使用者が任意に設定可能としてもよい。
また、自動水位調節機能は、足し湯運転及び保温運転に限られない。すなわち、自動水位調節機能は、浴槽50に注水して水温を下げる注水機能、高温のお湯を浴槽50に追加する高温さし湯機能、浴槽50の残り湯を循環してふろ戻り配管56及びふろ往き配管57を洗浄する循環洗浄機能、残り湯を循環して熱回収を行うふろ熱回収機能など、浴槽水の循環又は浴槽50への給湯に関する種々の機能を含んでいてもよい。
また、上述した実施の形態1の貯湯式給湯機100では、自動水位調節機能の設定中に浴槽栓82が開栓された場合、規定時間の経過を待たずに機能解除処理を行ってもよい。この場合、制御部70は、図6に示す制御ルーチンにおいて、ステップS4の処理の判定の成立が認められた場合に、ステップS3に移行して機能解除処理を行うようにすればよい。
1 貯湯タンクユニット、 2 給水配管、 3 給湯配管、 10 貯湯タンク、 11 残湯サーミスタ、 21 熱源ポンプ、 22 利用側熱交換器、 31 第1三方弁、 32 第2三方弁、 33 四方弁、 34 ふろ給湯配管、 35 電磁弁、 40 タンク下部配管、 41 ヒートポンプ入口配管、 42 ヒートポンプ出口配管、 43 第1タンク上部配管、 44 第2タンク上部配管、 45 タンク戻し配管、 46 利用側熱交換器1次側入口配管、 47 利用側熱交換器1次側出口配管、 48 バイパス配管、 49 タンク上部戻し配管、 50 浴槽、 51 ふろ循環回路、 52 ふろ循環ポンプ、 53 浴槽出口側サーミスタ、 54 循環用微細気泡発生装置、 55 注水用微細気泡発生装置、 56 ふろ戻り配管、 57 ふろ往き配管、 58 フロースイッチ、 59 水位センサ、 60 ヒートポンプユニット、 61 圧縮機、 62 沸き上げ用熱交換器、 63 膨張弁、 64 空気熱交換器、 65 冷媒循環配管、 66 出口側サーミスタ、 70 制御部、 71 リモコン、 72 表示部、 73 操作部、 74 音声出力部、 81 開閉スイッチ、 82 浴槽栓、 83 浴槽栓駆動部、 90 自動浴槽栓制御部、 91 浴槽栓状態検出部、 92 浴槽栓動作指示部、 100 貯湯式給湯機

Claims (10)

  1. 浴槽の排水口を開閉する浴槽栓の開閉状態を検出する浴槽栓状態検出部と、
    前記浴槽の水位を設定水位に調節する調節動作を自動で行う自動水位調節機能の設定及び解除を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記自動水位調節機能の設定中において前記浴槽栓状態検出部が前記浴槽栓の開状態を検出した場合、前記自動水位調節機能の設定を強制的に解除する機能解除処理を行うように構成され、
    前記制御部は、
    前記機能解除処理を行う場合、前記浴槽栓の開状態を検出してからの経過時間が予め規定された規定時間を超えてから前記機能解除処理を行うように構成されていること特徴とする給湯装置。
  2. 浴槽栓制御部からの動作指示に従い、浴槽の排水口を開閉する浴槽栓の開閉を行う浴槽栓駆動部と、
    前記浴槽栓制御部を介して前記浴槽栓の開閉状態を検出する浴槽栓状態検出部と、
    前記浴槽の水位を設定水位に調節する調節動作を自動で行う自動水位調節機能の設定及び解除を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記自動水位調節機能の設定中において前記浴槽栓状態検出部が前記浴槽栓の開状態を検出した場合、前記自動水位調節機能の設定を強制的に解除する機能解除処理を行うように構成され
    前記制御部は、
    前記機能解除処理を行う場合、前記浴槽栓の開状態を検出してからの経過時間が予め規定された規定時間を超えてから前記機能解除処理を行うように構成されていることを特徴とする給湯装置。
  3. 前記制御部は、前記浴槽栓の開状態を検出した場合、前記機能解除処理に関連する情報を報知するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の給湯装置。
  4. 前記制御部は、前記経過時間が前記規定時間を超える前に前記浴槽栓の閉状態を検出した場合、前記機能解除処理を行わずに前記自動水位調節機能の設定を継続する機能継続処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の給湯装置。
  5. 前記制御部は、前記機能継続処理を実行する場合、前記機能継続処理の実行に関連する情報を報知するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の給湯装置。
  6. 前記制御部は、前記経過時間が前記規定時間を超える前に前記浴槽栓の閉状態を検出した場合、前記機能継続処理に先立って、前記浴槽の水位を検出し、前記水位に応じて前記浴槽に湯を足す足し湯処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の給湯装置。
  7. 前記制御部は、前記浴槽栓の開状態を検出したときに前記自動水位調節機能による前記調節動作が行われている場合、前記調節動作を一時的に停止する一時停止処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の給湯装置。
  8. 前記制御部は、前記一時停止処理を実行する場合、前記一時停止処理に関連する情報を報知するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の給湯装置。
  9. 前記制御部は、前記規定時間を任意に設定するための第1設定部を更に含むことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の給湯装置。
  10. 前記制御部は、前記機能解除処理の許可及び禁止を任意に設定するための第2設定部を更に含むことを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の給湯装置。
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