JP2021124253A - 給湯システム - Google Patents

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一樹 池田
Kazuki Ikeda
一樹 池田
智樹 坂上
Tomoki Sakanoue
智樹 坂上
翔登 平
Shoto Taira
翔登 平
謙介 松尾
Kensuke Matsuo
謙介 松尾
史郎 風間
Shiro Kazama
史郎 風間
雅彦 飯島
Masahiko Iijima
雅彦 飯島
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Abstract

【課題】最終入浴者による浴室及び脱衣所の使用が完了するまで、浴水と浴室と脱衣室との温度差を低減した状態を維持する。
【解決手段】本開示の給湯システムは、浴槽と、浴槽が設置された浴室の暖房を行う浴室暖房機と、浴室に隣接する脱衣所の暖房を行う脱衣所暖房機と、浴槽の湯水の水位と温度とを維持するふろ自動運転の動作を制御すると共に、浴室暖房機と脱衣所暖房機との動作を制御する制御装置とを備える。制御装置は、ふろ自動運転の終了後、第1基準時間が経過した後に、浴室暖房機及び脱衣所暖房機の運転を停止する連携運転を行うように構成されている。
【選択図】図2

Description

本開示は、給湯システムに関する。
特許文献1には、風呂装置と宅内設備とを連携させて制御する宅内設備制御システムが開示されている。具体的に、このシステムは、例えば、カラン、シャワー、及び、浴槽等の風呂装置の使用状態の過去の検知結果から、入浴パターンを分類して記憶する。また、このシステムは、脱衣所等の宅内設備の動作状態を、入浴パターンに対応させて記憶している。そして風呂装置が使用されると、宅内設備の動作状態が、センサの検知結果に応じて特定される入浴パターンに対応する動作状態となるように制御される。
特開2017−67411号公報
急激な温度変化によって人体に負担がかかるヒートショックと呼ばれる現象が知られている。ここで入浴時における浴水、浴室、及び、脱衣室間の温度差は、ヒートショック現象を引き起こす要因となり得るため、低減されることが望ましい。特許文献1に記載の制御によれば、入浴パターンに対応させて、浴室及び脱衣室の暖房を制御することができ、これにより浴水、浴室、及び、脱衣室の温度差を低減した環境を整えることができると考えられる。
しかし、特許文献1の制御を利用した場合、ユーザーの入浴パターンが通常からずれた場合に、浴室及び脱衣室の暖房の動作状態が適切なものとはならず、浴水と脱衣室と浴室との温度差が、却って大きくなる虞がある。この点で、特許文献1の制御の利用には改善の余地が残る。
本開示は以上のような課題を解決するためになされたもので、最終入浴者であることを検出して、最終入浴者による浴室及び脱衣所の使用が完了するまで、浴水と浴室と脱衣室との温度差を低減した状態を維持できるように改良された給湯システムを提供することを目的とする。
本開示の給湯システムは、浴槽と、浴槽が設置された浴室の暖房を行う浴室暖房機と、浴室に隣接する脱衣所の暖房を行う脱衣所暖房機と、浴槽の湯水の水位と温度とを維持するふろ自動運転の動作を制御すると共に、浴室暖房機と脱衣所暖房機との動作を制御する制御装置とを備える。制御装置は、ふろ自動運転の終了後、第1基準時間が経過した後に、浴室暖房機及び脱衣所暖房機の運転を停止する連携運転を行うように構成されている。
最終入浴者の入浴終了はふろ自動運転の終了により予想することができる。本開示の給湯システムによれば、予想される最終入浴者の入浴終了後一定の時間が経過するまでの間、浴水、浴室、及び、脱衣所の温度差を低減した状態を維持することができる。
本開示の実施の形態1に係る給湯システムの構成を示す図である。 本開示の実施の形態1に係る給湯システムの連携運転の制御動作を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態1に係る給湯システムのリモコン装置による報知例を示す図である。 本開示の実施の形態1に係る給湯システムのリモコン装置による報知例を示す図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本開示の実施の形態1に係る給湯システムの構成を模式的に示す図である。給湯システムは、貯湯式給湯機35を備えている。貯湯式給湯機35は、タンクユニット33と、HP(ヒートポンプ)ユニット7と、リモコン装置44とを備えている。HPユニット7とタンクユニット33とは、HP往き配管14とHP戻り配管15と図示しない電気配線とを介して接続されている。
HPユニット7は、タンクユニット33が備える貯湯タンク8から導かれた低温水を加熱するための加熱手段として機能する。HPユニット7は、圧縮機1、水冷媒熱交換器3、膨張弁4、空気熱交換器6を冷媒配管5にて環状に接続し、ヒートポンプサイクルを構成している。水冷媒熱交換器3は、冷媒配管5を流れる冷媒とタンクユニット33から導かれた低温水との間で熱交換を行うためのものである。
貯湯タンク8は、湯水を貯留するためのものである。貯湯タンク8の下部に設けられた水導入口8aには、第3給水配管9cが接続されている。水道等の水源から供給される水は、減圧弁31で所定圧力に調圧された上で、第3給水配管9cを通って貯湯タンク8内に流入する。貯湯タンク8の上部に設けられた温水導入出口8dには、給湯配管21と、送湯配管13とが接続されている。
貯湯タンク8には、HPユニット7を用いて加熱された高温湯が温水導入出口8dから流入するとともに、第3給水配管9cからの低温水が水導入口8aから流入することにより、上下で温度差が生じるように湯水が貯留される。貯湯タンク8の表面には、複数の貯湯温度センサ42、43が高さを変えて取り付けられている。これら貯湯温度センサ42、43で貯湯タンク8内の湯水の温度分布を検出することにより、貯湯タンク8内の残湯量及び蓄熱量が把握され、HPユニット7による貯湯タンク8内の湯水の沸上運転の開始、停止などが制御される。
タンクユニット33内には、熱源ポンプ12及びふろ用熱交換器20が内蔵されている。熱源ポンプ12は各種配管に湯水を循環させるためのポンプであり、HP往き配管14上に設けられている。
ふろ用熱交換器20は、貯湯タンク8又はHPユニット7から供給される高温湯を利用して、2次側の加熱対象水(例えば、浴水や暖房用水など)を加熱するための熱交換器である。温水導入配管20aは、送湯配管13の途中から分岐し、ふろ用熱交換器20の1次側入口に接続される。ふろ用熱交換器20の2次側の流路の一端は、ふろ往き配管27を介して、他端は、ふろ戻り配管28を介して、それぞれ浴槽30の浴槽アダプタ84に接続されている。
ふろ往き配管27の途中には、ふろ用熱交換器20から出た湯水の温度を検出するためのふろ往き温度センサ37が設置されている。ふろ戻り配管28の途中には、浴水を循環させるためのふろ循環ポンプ29と、浴槽30から出た浴水の温度を検出するためのふろ戻り温度センサ38が設置されている。また浴槽30の底部には、自動排水栓80が備えられている。自動排水栓80には排水管83が接続されるとともに、排水される浴水の温度を検出するための排水栓温度センサ81が設置されている。
タンクユニット33内には、三方弁11と、四方弁18とが設けられている。三方弁11は、湯水が流入するa、bポートと、湯水が流出するcポートとを有する流路切替手段である。四方弁18は、湯水が流入するb、cポートと、湯水が流出するa、dポートとを有する流路切替手段である。
貯湯タンク8の下部の水導出口8bは、水導出口配管10により、三方弁11のaポートに接続されている。ふろ用熱交換器20の一次側の出口は、温水導出配管20bを介して、三方弁11のbポートに接続されている。三方弁11のcポートは、HP往き配管14により、水冷媒熱交換器3の入水口に接続されている。
水冷媒熱交換器3の出湯口は、HP戻り配管15により、四方弁18のcポートに接続されている。四方弁18のaポートは、第1バイパス配管16により、貯湯タンク8の中央部から下部の間に設けられた温水導入口8cに接続されている。四方弁18のbポートは、第2バイパス配管17により、HP往き配管14の熱源ポンプ12よりも下流側の部分に接続されている。四方弁18のdポートは、送湯配管13により、貯湯タンク8上部の温水導入出口8dに接続されている。
タンクユニット33は、更に、第1給水配管9a、第2給水配管9b、給湯用混合弁22、ふろ用混合弁23、第1給湯配管24、及び、第2給湯配管25を有している。第1給水配管9aの一端は水道等の水源に接続され、第1給水配管9aの他端には減圧弁31を介して第2給水配管9b及び第3給水配管9cが接続されている。第2給水配管9bは、途中から分岐してそれぞれ給湯用混合弁22とふろ用混合弁23とに接続されている。また、貯湯タンク8内に貯留された湯を貯湯式給湯機35の外部へ供給するための給湯配管21は、途中から分岐してそれぞれ給湯用混合弁22とふろ用混合弁23とに接続されている。
給湯用混合弁22及びふろ用混合弁23は、給湯配管21から供給される高温湯と、第2給水配管9bから供給される低温水との流量比を調整することにより、ユーザーがリモコン装置44にて設定した設定温度の湯を生成し、第1給湯配管24及び第2給湯配管25にそれぞれ流入させる。給湯用混合弁22で温度調整された湯は、第1給湯配管24から給湯栓34を経由して、ユーザーが使用するシャワーやカラン等の蛇口50に供給される。さらに、第1給湯配管24には、水の流れを検出するための給湯用流水センサ51が設置されている。
第2給湯配管25の途中には、第2給湯配管25を開閉するふろ用電磁弁26と、第2給湯配管25を通る湯の流量を検出するふろ用流量センサ45とが設けられている。ふろ用混合弁23で設定温度に調整された湯は、第2給湯配管25から、ふろ用流量センサ45、ふろ用電磁弁26、ふろ往き配管27を経て浴槽30に供給される。
リモコン装置44は、ユーザーインターフェースの例である。また、リモコン装置44には、貯湯式給湯機35の運転に関する状態等の情報を表示する表示部、ユーザーが操作するスイッチ等の操作部、スピーカ、マイク等が搭載されている。リモコン装置44の操作部は、運転動作指令及び各種設定値の変更などに関するユーザーの操作を受け付ける。リモコン装置44の表示部は、ユーザーに情報を報知する報知手段としての機能を有する。本実施の形態におけるリモコン装置44は、表示部を報知手段として備えるが、変形例として、例えば音声案内装置のような他の報知手段を備えてもよい。
図1の給湯システムは、更に、バス乾燥機90と脱衣所暖房機91とを備えている。バス乾燥機90は、浴槽30と同じ浴室に設置されていて、浴室を暖房することができる浴室暖房機として機能する。脱衣所暖房機91は、浴室に隣接する脱衣所に設置されていて、脱衣所を暖房する脱衣所暖房機として機能する。
また、タンクユニット33には、制御部36が内蔵されている。制御部36は、例えば、少なくとも一つのメモリと少なくとも一つのプロセッサとを有するマイクロコンピュータを備える。制御部36には、貯湯式給湯機35に設置された上述の各種センサが接続されている。また制御部36には、浴槽30の自動排水栓80が通信線82を介して接続されており、制御部36は、自動排水栓80の開閉状態を検知することができる。また制御部36は、三方弁11、四方弁18等の各種弁類、及び熱源ポンプ12等のポンプ類が電気的に接続されている。制御部36とリモコン装置44とは、相互に通信可能に接続されている。更に、バス乾燥機90及び脱衣所暖房機91は、有線又は無線で相互に通信可能な状態で制御部36に電気的に接続されている。制御部36は、日時を管理するタイマー機能を有している。
制御部36は、貯湯式給湯機35の運転を制御する制御手段に相当する。制御部36は、各種センサから取得した給湯システムの各機器の運転状態に関する情報及びリモコン装置44等により設定された運転指令等に基づいて、各種弁類、ポンプ類を制御することで貯湯式給湯機35の運転と、バス乾燥機90及び脱衣所暖房機91の運転とを制御する。また、制御部36は、給湯システムの各機器の状態に関する情報を、リモコン装置44に表示させる。
本実施の形態に係る制御部36は、ふろ自動運転を実行すると共に、ふろ自動運転と連携して、バス乾燥機90と脱衣所暖房機91との運転を制御する連携運転を実行する。ふろ自動運転では、設定された水温及び湯量で、浴槽30に自動で湯はりをし、その湯量と湯温が維持される。また、連携運転では、ふろ自動運転の開始指令と同時に、あるいは、ふろ自動運転の開始から所定時間の経過後、バス乾燥機90及び脱衣所暖房機91が自動的にONとされ暖房が開始される。ただし、バス乾燥機90及び脱衣所暖房機91をONとする動作については、連携運転で行わず、ユーザーがONとする構成としてもよい。
図2は、ふろ自動運転開始後の連携運転の制御動作を示すフローチャートである。図2に示されるように、ステップS1では、リモコン装置44にバス乾燥機90と脱衣所暖房機91の動作状態が表示される。具体的に、バス乾燥機90及び脱衣所暖房機91が正常であれば、動作状態として暖房のON又はOFF状態が表示される。またバス乾燥機90又は脱衣所暖房機91に異常がある場合には、その旨が表示される。図3に、リモコン装置44の表示部に表示される異常時の報知の例を示す。図3の例では、表示部には、「バス乾燥機に異常があります。ヒートショックに注意してください」との表示44аが表示される。これにより、ユーザーは、浴室及び脱衣所の暖房状態、及び、異常の有無を認識することができる。
次に、ステップS2に進み、現在、ふろ自動運転の実行中であるか否かが判別される。ステップS2で、ふろ自動運転中であると判別された場合には、今回の処理は終了とされる。一方、ステップS2でふろ自動運転中ではないと判別された場合、最終入浴者の入浴が終了したことが予想される。この場合、次に、ステップS3に進む。
ステップS3では、連携運転の許可中であるか否かが判別される。連携運転を許可するか、禁止するかは、ユーザーがリモコン装置44の操作部からの操作により設定することができる。ステップS3で連携運転が不許可(即ち、禁止中)であると判別された場合には、今回の処理は終了とされる。一方、ステップS3で連携運転が許可されていると判別された場合には、次に、ステップS4に進む。
ステップS4では、ふろ自動運転終了後の経過時間が、第1基準時間に達したか否かが判別される。第1基準時間は、ふろ自動運転がOFFとされた後、バス乾燥機90と脱衣所暖房機91がOFFされるまでの時間の設定値あり、初期の段階では、予め一定の時間(例えば5分程度)に設定され、制御部36に記憶されている。また、この第1基準時間は、リモコン装置44の操作部からの操作により、ユーザーが適宜、変更することができる。
ステップS4でふろ自動運転の停止後、第1基準時間が経過していないと判別された場合には、処理はステップS4に戻され、第1基準時間が経過するまで、ステップS4の時間経過の判別処理が繰り返し実行される。一方、ステップS4で第1基準時間が経過したと判別された場合には、ステップS5に進む。ステップS5では、バス乾燥機90の暖房機能がOFFとされ、浴室の暖房が停止される。
次に、ステップS6に進み、バス乾燥機90を停止した時点からの経過時間が、第2基準時間に達したか否かが判別される。第2基準時間は、ふろ自動運転停止後、脱衣所暖房機91の運転が停止されるまでの時間の設定値であり、初期の段階では、予め一定の時間(例えば5分程度)に設定され、制御部36に記憶されている。第2基準時間は、リモコン装置44の操作部からの操作により、ユーザーが適宜、変更することができる。
ステップS6で、第2基準時間が経過していないと判別された場合には、処理は、ステップS6に戻され、第2基準時間が経過するまで、ステップS6の時間経過の判別処理が繰り返し実行される。ステップS6で、第2基準時間が経過したと判別された場合、次に、ステップS7に進み、脱衣所暖房機91がOFFとされ、脱衣所の暖房が停止される。
次に、ステップS8に進み、バス乾燥機90が停止中か否かが判別される。バス乾燥機90が停止中と判別された場合には、ステップS9に進み、脱衣所暖房機91が停止中であるか否かが判別される。脱衣所暖房機91が停止中であると判別された場合には、ステップS10に進み、リモコン装置44により、暖房が停止された旨が報知される。これにより、ユーザーは、設定どおりに浴室及び脱衣所の暖房が停止されたことを容易に確認することができる。その後、今回の処理は終了とされる。
また、ステップS8でバス乾燥機90が停止されていないと判別された場合、ステップS11に進み、リモコン装置44により、バス乾燥機90に異常があり、停止されないことが報知される。図4に、リモコン装置44の表示部に表示される報知の例を示す。図4の例では、表示部には、「バス乾燥機に異常があり、バス乾燥機が停止されていません」との表示44bが表示される。同様に、ステップS9で脱衣所暖房機91がOFFとされていないと判別された場合、次に、ステップS12に進み、リモコン装置44により、脱衣所暖房機91に異常があり、停止されないことが報知される。その後、今回の処理は終了とされる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御部36は、ふろ自動運転の停止に連携して、停止から所定の時間が経過するまで、浴室及び脱衣所の暖房状態を維持した後、各暖房機を停止させる。これにより、最終入浴者の入浴後まで浴室及び脱衣所を適切な温度に維持することができ、浴水、浴室、及び、脱衣所の温度差を低減することができる。
なお、本実施の形態では、ふろ運転停止後第1基準時間が経過したタイミングで、まずバス乾燥機90が停止とされ、その後、更に、第2基準時間が経過したタイミングで脱衣所暖房機91が停止される構成について説明した。このように浴室と脱衣所との暖房停止のタイミングをずらすことで、浴室及び脱衣所環境を、実際の給湯システムの使用状態に適した、より快適なものとすることができる。しかしながら、本開示の給湯システムはこれに限られず、ふろ運転停止後、基準時間が経過したタイミングで、バス乾燥機90と脱衣所暖房機91を同時に停止させる構成としてもよい。これによっても、最終入浴者の入浴の終了まで、浴室と脱衣所との暖房状態を維持することができ、ヒートショックの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、バス乾燥機90を停止させる基準となる第1及び第2基準時間を、ユーザーが設定できる構成について説明した。入浴後の浴室滞在時間及び脱衣所の滞在時間は、ユーザーにより異なるため、第1及び第2基準時間の変更を可能な構成とすることで、ユーザーにとってより快適で、エネルギーの無駄の少ない連携運転を行うことができる。しかし、本開示の給湯システムは、このような構成に限るものではなく、第1及び第2基準時間の両方又は何れか一方が、予め固定値として設定され変更できないものであってもよい。
また、本実施の形態では、ユーザーが、連携運転を許可するか禁止するかを設定できる構成について説明した。これにより例えば、暖房をしなくても室内温度が高く浴水との温度差が小さい場合など、暖房が不要と判断されるようなときに、ユーザーが適宜連携運転を禁止することができる。これにより不要な暖房によるエネルギーの無駄を抑制することができる。ただし、本開示の給湯システムは、この構成に限定されず、連携運転の許可又は禁止に関する設定ができない構成であってもよい。
また、本実施の形態では、バス乾燥機90又は脱衣所暖房機91に異常がある場合、ユーザーに報知される構成について説明した。これにより、ユーザーが早い段階でバス乾燥機90又は脱衣所暖房機の異常を認識することができ、無駄なエネルギーの使用を低減することができると共に、温度差が発生することによるヒートショックの発生に注意することができる。ここでの報知の方法は、図3及び図4に示す表示44a又は44bのような報知に限られず、音声ガイダンス等による報知、あるいは、スマートホン等への通知により異常を報知する構成としてもよい。また、本開示に係る貯湯式給湯機35は、このように異常を報知する構成を有さないものであってもよい。
1 圧縮機、 3 水冷媒熱交換器、 4 膨張弁、 5 冷媒配管、 6 空気熱交換器、 7 HPユニット、 8 貯湯タンク、 8a 水導入口、 8b 水導出口、 8c 温水導入口、 8d 温水導入出口、 9a 第1給水配管、 9b 第2給水配管、 9c 第3給水配管、 10 水導出口配管、 11 三方弁、 12 熱源ポンプ、 13 送湯配管、 14 HP往き配管、 15 HP戻り配管、 16 第1バイパス配管、 17 第2バイパス配管、 18 四方弁、 20 ふろ用熱交換器、 20a 温水導入配管、 20b 温水導出配管、 21 給湯配管、 22 給湯用混合弁、 23 ふろ用混合弁、 24 第1給湯配管、 25 第2給湯配管、 26 ふろ用電磁弁、 27 ふろ往き配管、 28 ふろ戻り配管、 29 ふろ循環ポンプ、 30 浴槽、 31 減圧弁、 33 タンクユニット、 34 給湯栓、 35 貯湯式給湯機、 36 制御部、 37 ふろ往き温度センサ、 38 ふろ戻り温度センサ、 42、43 貯湯温度センサ、 44 リモコン装置、 45 ふろ用流量センサ、 50 蛇口、 51 給湯用流水センサ、 80 自動排水栓、 81 排水栓温度センサ、 82 通信線、 83 排水管、 84 浴槽アダプタ、 90 バス乾燥機、 91 脱衣所暖房機

Claims (7)

  1. 浴槽と、
    前記浴槽が設置された浴室の暖房を行う浴室暖房機と、
    前記浴室に隣接する脱衣所の暖房を行う脱衣所暖房機と、
    前記浴槽の湯水の水位と温度とを維持するふろ自動運転の動作を制御すると共に、前記浴室暖房機と前記脱衣所暖房機との動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記ふろ自動運転の終了後、第1基準時間が経過した後に、前記浴室暖房機及び前記脱衣所暖房機の運転を停止する連携運転を行うように構成されている、
    ことを特徴とする給湯システム。
  2. ユーザーが前記第1基準時間を設定できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記制御装置は、前記連携運転では、前記浴室暖房機の運転を停止した後、第2基準時間が経過した後に前記脱衣所暖房機の運転を停止するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯システム。
  4. ユーザーが、前記第2基準時間を設定できるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の給湯システム。
  5. 前記給湯システムは、ユーザーが前記連携運転の実行を許可又は禁止を設定できるように構成され、
    前記制御装置は、前記連携運転の実行の禁止が設定されている場合には、前記連携運転を行わないように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の給湯システム。
  6. 前記給湯システムの動作状態を報知する報知手段を、更に備え、
    前記制御装置は、前記連携運転で、前記浴室暖房機の運転を停止するように制御しても前記浴室暖房機の運転が停止しないときは、前記報知手段により、前記浴室暖房機が停止できない状態にあることを報知するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の給湯システム。
  7. 前記給湯システムの動作状態を報知する報知手段を、更に備え、
    前記制御装置は、前記連携運転で、前記脱衣所暖房機の運転を停止するように制御しても、前記脱衣所暖房機の運転が停止しないときは、前記報知手段により、前記脱衣所暖房機が停止できない状態にあることを報知するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の給湯システム。
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