JPH0820107B2 - 自動風呂装置 - Google Patents

自動風呂装置

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JPH0820107B2
JPH0820107B2 JP4197756A JP19775692A JPH0820107B2 JP H0820107 B2 JPH0820107 B2 JP H0820107B2 JP 4197756 A JP4197756 A JP 4197756A JP 19775692 A JP19775692 A JP 19775692A JP H0820107 B2 JPH0820107 B2 JP H0820107B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】湯又は水を浴槽の設定水位まで落
とし込む自動風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽設定水位まで浴槽に湯水を落
とし込む自動湯張りを行い、自動湯張り終了後に浴槽設
定水位より水位が下がった場合に浴槽設定水位まで補水
を行わせるものの例として特開平3−79950号があ
る。該例においては、浴槽設定水位までの自動湯張り終
了後も水位の監視を行い、半導体圧力センサの出力が設
定水位に相当する出力から所定値以上低下した状態が所
定時間続くと、浴槽への補水動作を開始して再度浴槽設
定水位まで湯を落とし込むものであった。
【0003】尚、本願発明の明細書中においては、自動
湯張りとは浴槽設定水位まで湯水を落とし込むことであ
り、補水とは自動湯張り終了後に浴槽水位が浴槽設定水
位より低下した場合に浴槽設定水位まで再度湯水を落と
し込むことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来例では、自動湯張りにおける浴槽設定水位よりも低下
した場合には、必ず設定水位まで補水動作が行われて浴
槽設定水位を保持するようにしているが、使用者が入浴
後に排水栓を抜いた場合には対応できていなかった。
【0005】つまり、使用者が排水栓を抜いて浴槽水を
排水しようとしているにもかかわらず、半導体圧力セン
サにより水位の監視が行われているので、浴槽への補水
動作が必ず行われ、浴槽水が排水されないという欠点を
有していた。また、前述の従来例以外の自動風呂装置に
おいても、排水栓を抜いたか否かを水位センサにより正
確に判断して補水動作を行わせないとする具体的な発明
及び考案はなされていなかった。
【0006】そこで本発明においては、浴槽設定水位ま
で自動湯張りを行った後も水位センサによる水位監視を
行い、水位が減少した場合に使用者が浴槽水排水を行っ
ているか否かを判断できる自動風呂装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ポンプにより浴槽の浴湯を強制循環させる
風呂回路と、風呂回路には浴槽水位を検出する水位セン
サと、風呂回路に接続される落とし込み給湯回路とを有
する風呂装置において、浴槽設定水位まで自動湯張りを
行い、自動湯張り終了後も水位センサによる水位監視を
行い、水位低下を検知した時に水位センサの検出値にお
ける単位時間当たりの減少量が一定量でなければ補水動
作を行わせ、水位センサの検出値における単位時間当た
りの減少量が一定量であれば補水動作を行わせない制御
装置を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】前記自動風呂装置において、浴槽設定水位まで
の自動湯張り終了後も水位センサによる水位監視を行
い、水位低下を検知した時に水位センサの検出値におけ
る単位時間当たりの減少量が一定量でなければ補水動作
を行わせ、水位センサの検出値における単位時間当たり
の減少量が一定量であれば浴槽水排水であると判断して
補水動作を行わせないので、浴槽水排水時には排水が確
実に行われると共に無駄な水量を落とし込まず、水道代
・ガス代の節約にもなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の自動風呂装置の構成図であ
る。1は自動風呂装置であり、市水からの入水は主水路
2を通り、主水路2に配した熱交換器3により加熱され
て台所等の他栓へ出湯されている。
【0010】熱交換器3はバーナ5によって加熱され、
バーナ5へのガス量は比例弁6により可変制御される。
尚、4は主水路2内に設けたサーミスタであり、熱交換
器3により加熱された湯温を検出している。
【0011】主水路2はサーミスタ4より下流側で落と
し込み給湯回路7を分岐し、落とし込み給湯回路7は風
呂回路9に接続されている。落とし込み給湯回路7内に
は開閉式の電磁弁8が配され、開とすることにより浴槽
15へ湯水を落とし込み可能としている。
【0012】風呂回路9には上流側より、浴槽水位を検
出する水位センサ10、浴槽湯水を循環させるポンプ1
1、浴槽湯水を加熱する熱交換器12、浴槽湯水温度を
検出するサーミスタ13がそれぞれ順に配されており、
風呂回路9はバスアダプター14を介して浴槽15に接
続されている。
【0013】前記熱交換器12はバーナ16によって加
熱され、バーナ16へのガス量は比例弁17により可変
制御されている。
【0014】18は前述のポンプ、比例弁等を制御させ
るためのコントローラであり、上記したサーミスタや水
位センサの検出値も入力されている。また、コントロー
ラ18はリモコン19に接続されており、自動湯張りス
イッチ20をONとして浴槽自動湯張りが行われ、浴槽
湯温設定スイッチ21に示す湯温まで浴槽湯水が加熱さ
れるのである。22は自動湯張りにおける浴槽水位を設
定する設定水位スイッチである。
【0015】図2は、本発明の制御の内容を示すシーケ
ンス図である。自動湯張りスイッチ20がONされると
電磁弁8を開として自動湯張りがスタートし(S1)、
次に水位センサ10の検出値が設定水位Lsを示すPs
になったか否かを判定する(S2)。尚、浴槽水位と水
位センサ10の検出値との関係は後述する図3の説明で
詳述する。
【0016】設定水位となれば自動湯張りは終了とする
が、水位センサによる水位監視は継続され、保温運転を
スタートさせる(S3)。ここで保温運転とは、一定時
間ごと(例えば15分ごと)にポンプ11をONとして
浴槽湯水を循環させ、サーミスタ13の検出値が浴槽湯
温設定スイッチ21により設定した温度未満であれば設
定温度になるまでバーナ16に点火して浴槽湯水を加熱
させることである。
【0017】次にステップ4にて浴槽水位が浴槽設定水
位より減少しているか否かを判定し、つまり水位センサ
10の検出値が浴槽設定水位を示すPsより小か否かを
判定し、浴槽設定水位より実際の水位が減少してなけれ
ば前述した保温運転を継続する。実際の水位が浴槽設定
水位より減少していれば、ステップ5へ進行する。
【0018】ステップ5においては、水位センサ10の
検出値において、一定の割合で水位が減少しているか否
かを判定する。一定の割合とはどのようなものであるか
を図4を用いて説明する。図4は、浴槽湯水排水時にお
ける水位センサの検出値Pと浴槽湯水排水がスタートし
てからの時間tとの関係を示した図であり、水位センサ
の検出値Pを縦軸にとり、時間tを横軸にとっている。
Psは浴槽設定水位における水位センサの検出値であ
り、PB A はバスアダプター14の上部に水位が達した
場合の水位センサの検出値であり、P1 は浴槽水位がバ
スアダプター14より下部の場合の水位センサの検出値
である。
【0019】つまり、浴槽排水時には単位時間当たりに
つき一定流量で排水されるので、一定時間Δtをとり、
一定時間Δt当たりの水位センサ10の検出値の減少量
がΔPであって、このΔPとΔtの相関関係が継続すれ
ば一定の割合で水位が減少しているとし、浴槽湯水の排
水が行われていると判断するのである。
【0020】ステップ5にて、浴槽水位減少の割合が一
定でなければ、使用者が浴槽湯水を入浴中に用いている
とみなして補水をスタートさせる(S8)。ここで補水
とは、再度設定水位まで湯水を落とし込むことである。
浴槽水位減少の割合が一定であれば、設定水位より水位
が減少しはじめたときからの時間が、前述のΔtより大
の一定時間が経過したか否かを判定し(S6)、該一定
時間を経過すれば保温及び補水を終了させ(S7)、こ
れ以上補水や保温は行われない。
【0021】図3は、浴槽15の底面からの水位Lと水
位センサ10の検出値Pとの関係を示す図である。L1
, L2 はバスアダプター14より低位置の水位を示
し、LBA はバスアダプター14の上部の水位であり、
Lsは浴槽設定水位であり、LMA X は浴槽最大水位で
ある。
【0022】P1 は浴槽残水位がバスアダプター14よ
り下部の場合の水位センサ10の検出値であり、PB A
は水位LB A の時の水位センサ10の検出値であり、P
sは浴槽設定水位Ls の時の水位センサ10の検出値で
あり、PM A X は浴槽最大水位LM A X の時の水位セン
サ10の検出値である。つまり、バスアダプター14の
上部の水位LB A となると水位センサ10の検出値がP
1 からPB A となって増加し、以後は水位Lに比例して
水位センサ10の検出値が増加し、自動湯張りにおける
浴槽設定水位LS に対応する水位センサ10の検出値、
つまりPS になれば自動湯張りを終了させるのである。
【0023】要するに本発明では、設定水位まで自動湯
張りを行った後も水位センサによって水位監視を行い、
設定水位よりも浴槽水位が減少した場合には単位時間当
たりの水位減少量を求め、その単位時間当たりの水位減
少量が一定であり、かつ水位減少量が一定である状態が
一定時間継続すると使用者が排水栓を抜いたとみなして
補水動作を行わせないようにしたので、排水栓を抜いた
にもかかわらず浴槽湯水が排出されないという不便さが
なくなり、使用者の利便性が向上するとともに水道代も
節約できるのである。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、浴槽設定水まで自
動湯張りを行い、自動湯張り終了後も水位センサによる
水位監視を行い、水位低下を検知した時に水位センサの
検出値における単位時間当たりの減少量が一定量でなけ
れば補水動作を行わせ、水位センサの検出値における単
位時間当たりの減少量が一定であれば補水動作を行わ
せない制御装置を有する構成としたので、浴槽湯水排水
時には排水が確実に行われると共に、浴槽へ余分な水量
が落とし込まれることなく、水道代・ガス代も節約で
き、使用者の利便性が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動風呂装置の構成を示した図であ
る。
【図2】本発明の制御の内容を示すシーケンス図であ
る。
【図3】浴槽の水位Lと水位センサの検出値Pとの関係
を示した図である。
【図4】水位センサの検出値Pと時間tとの関係を示し
た図である。
【符号の説明】
1 自動風呂装置 7 落とし込み給湯回路 9 風呂回路 10 水位センサ 11 ポンプ 15 浴槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプにより浴槽の浴湯を強制循環させ
    る風呂回路と、風呂回路には浴槽水位を検出する水位セ
    ンサと、風呂回路に接続される落とし込み給湯回路とを
    有する風呂装置において、浴槽設定水位まで自動湯張り
    を行い、自動湯張り終了後も水位センサによる水位監視
    を行い、水位低下を検知した時に水位センサの検出値に
    おける単位時間当たりの減少量が一定量でなければ補水
    動作を行わせ、水位センサの検出値における単位時間当
    たりの減少量が一定量であれば補水動作を行わせない
    御装置を有することを特徴とする自動風呂装置。
JP4197756A 1992-06-30 1992-06-30 自動風呂装置 Expired - Fee Related JPH0820107B2 (ja)

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JP7139865B2 (ja) * 2018-10-17 2022-09-21 三菱電機株式会社 給湯装置
JP7176984B2 (ja) * 2019-03-19 2022-11-22 株式会社コロナ 風呂給湯装置

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